JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

山のいたずら書き、犯人は誰?

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森の自然観察路に設けられたウッド・デッキに表面を擦ったような妙な模様のいたずら書き。さて、これは? 目撃者がいないので確証はないのだが、衆目の一致するところ、犯人は「イノシシ(猪)」。この山にも生息していますが、ほとんど昼間は姿を見せない。生態もよくわかっていないらしいが、基本的に何でも食べる雑食性で、枯葉が堆積した地面や腐った切り株を掘り返して、ミミズ、昆虫、ネズミ、ヘビなどの餌を漁った痕があちこちにあり、また、いわゆる「ヌタ場」、泥のある水たまりで、泥に体をこすりつけて転げ回る、いわゆる「ぬたうち」を行った痕跡があることで、何頭かのイノシシが生息しているがわかる。そんなイノシシ、嗅覚は犬並みに優れているらしく、あちこちを鼻をこすりつけて嗅ぎ回る習性もあるとか。虫などはいないだろうに、何を嗅ぎまわったかはわからないが、その痕であろう。まっ、遊びの山からの「ラブレター」とでも思っておきましょうか。

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ということで、今宵の曲は、「ラヴレター/Love Letters」。洋楽が好きになり始めた10代のころ、そのタイトルに胸ときめかせて、必死に英語の辞書を繰ったものです。私は観ていませんが、1945年(相当古いですね)の映画、「ラブ・レター/Love Lettersの主題歌。書く事が苦手なある兵士が、恋人への手紙を友人に書いてもらった、その友人が恋人と恋に落ちてしまったという映画だという。作詞、「ハリー・ヘイマン/Harry Heyman」。作曲、「ビクター・ヤング/Victor Young」。

「♪ Love letters straight from your heart
    あなたの心のこもったラブレター
   Keep us so near while apart          
     遠く離れているなんて感じない
   I’m not alone in the night            
     夜も寂しくなんてないわ
   When I can have all the love you write  
     あなたが綴った愛の言葉があるから

   I memorize every line
     一言も忘れずに覚えているわ              
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

10代の頃、憧れを抱いたシンガーと、すっかりいいオジサンになってからのそれを比べるため、ふたりの美女シンガーで聴いてみましょうか。ひとりは、その美しさに単純に憧れを抱いた「ジュリー・ロンドン/Julie London」。もうひとりは、オヤジ声とちょっと翳のある美貌に魅了された「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。

「ジュリー・ロンドン」。1926年9月、アメリカ生まれの女優、歌手。その美貌を評価され、映画女優としてデビューしたが、女優としては恵まれずに下積み時代を過ごしたという。本格的なジャズ・シンガーとしてのキャリアをスタートさせのが、1955年のデビュー・アルバム「彼女の名はジュリー/Julie Is Her Name」。その中のシングル・カット、「Cry Me a River」が大ヒットし、一躍スター歌手に。その後は、歌手だけでなく映画女優としての活躍など、その美貌と「スモーキー・ヴォイス」とも呼ばれていた彼女の「ハスキー・ボイス」は一世を風靡するほどの人気を呼んだのはご承知のとうりでしょう。

ジュリー・ロンドン

ジュリー・ロンドン / EMIミュージック・ジャパン

「JULIE LONDON – Love Letters」

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そして、「ダイアナ・クラール」。1964年11月、カナダ生まれの女性ジャズ・ピアニスト&歌手。1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人と言われている。1995年に「オンリー・トラスト・ユア・ハート/Only Trust Your Heart」でメジャー・レーベル・デビューするなり、一躍脚光を浴び、高い人気と評価を獲得した。

リリースされるアルバムが次々とヒットしたが、「ラブレター」が収録されている第6作目のアルバム、「The Look Of Love」(2001)が最大のヒット・アルバムとなり、カナダでは70万枚、アメリカでは160万枚のセールスを記録したという。この辺りが人気の最もピークであった時期かもしれない。10枚余のCDアルバム、DVDなどをリリースしているが、全世界での総発売枚数は1600万枚におよぶという。この辺が「最も成功したJAZZ歌手と言われるゆえんであろう。

2003年にイギリス生まれのミュージシャン、「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」と結婚。2004年には、アルバム、「The Girl in the Other Room」、2006年には、「From This Moment On」をリリースしたが、今ひとつ。2006年には双子の男の子を出産し、産休へと入ってしまった。復帰後のアルバムもクラールらしさが抑えられ、私にとっては不満で、本当のカムバックが望まれるところである。

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Diana Krall / Umvd Labels

「Diana Krall – Love Letters」

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20年近く続くボランティア活動に ・・・

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新しいボランティア活動に参加してからちょうど1ヶ月たった。地域の子供たちに遊びを教える、3世代交流のボランティア活動が解消してから2年程経った。森の手入れ、炭焼き、公園でのいろいろなイベント、小学校の生徒たちの自然体験学習の支援など、現在主にしている森の手入れのボランティア活動も結構忙しいのであるが、それとかぶずに、自分の住んでいる街でなにかボランティア活は自由、体を動かすなどの理由から、地域の除草活動をするボランティアに参加することにした。

このボランティア・クラブは、我が団地の自治会の一組織として、平成9年(1997年)に発足したというから、かれこれ20年近くの歴史がある。きっかけはその2年前に起こった阪神淡路大震災だった。行政はそれにかかりきりで街の美観まで到底手がまわらず、荒れ放題だったという。見かねた住民が自治会として行政を補完するという形で始めたという。当初は、数人でスタート、「仕事」と誤解されていた住民も多く、心無い言葉も投げかけられたこともあるらしい。そんなことから、今は自治会のボランティア活動グループであることがはっきりわかるように、ユニフォームのベストやキャップなどを着用している。

6,000世帯、16,000人の大団地の街路樹が植えられているいくつかの幹線通りの除草が作業である。今は、自分たちの街の美観は、自分たちで保とうと、真夏と真冬を除いて、週1回、2時間程度、年間27週で計画的に除草を行っている。現在30人程度の会員であるが、やはり高齢化が課題のようで、私なんぞハナタレ小僧。80歳を超えて活動しておられる方も何人もいるから驚きである。20年近く続いているこの活動、市からも先駆的ボランティア活動として表彰もされたという。

やってみて、意外に思ったことがある。一つは犬の糞、そしてタバコの吸殻。思っていたよりははるかに少ないのにはびっくりした。我が団地、意外とマナーがいいのか、それとも目立つ幹線道路にはしないのか ・・・。若手と期待されている70歳寸前の私。どこまで続きますやら ・・・。無心に草を抜く。

近くの小学校、こちらは一心に運動会の練習。老若、対照的なわが街の風景 ・・・。

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「十五夜」、「十六夜(いざよい)」、「スーパー・ムーン」 ・・・。月のロマンティックな余韻が残る今宵のピアノは、「ケニー・ドリュー/Kenny Drew」の「Moonlit Desert/月の砂漠」

「ケニー・ドリュー」は、1928年生まれ。アメリカ、ニューヨーク出身のハード・バップ・ピアニストの一人。そのメロディアス、かつ優しいタッチで、ヨーロッパ及び日本で人気を集めたピアニスト。1950年代には、「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」や「ミルト・ジャクソン/Milt Jackson」等と共演。また、バンド・リーダーとして「ブルーノート」と契約するが、本国アメリカでは、なかなか高い評価を得られなかったという。

1961年にパリに渡り、1964年からデンマークのコペンハーゲンに活動の拠点を移し、以来デンマーク人ベーシスト、「ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン/Niels-Henning Ørsted Pedersen」を生涯の演奏のパートナーとする。1993年にコペンハーゲンで死去し、同地に埋葬された。

そのリリカルなタッチ、流麗なメロディは、欧州ジャズピアノの薫りが強く漂う。そんなためか、日本のレコード会社の企画によるアルバムが多く、その水彩画風の洒落たジャケットとともに人気を集めた。

ムーンリット・デザート(月の砂漠)(紙ジャケット仕様)

ケニー・ドリュー・トリオ / BMGインターナショナル

「MOONLIT DESERT - KENNY DREW TRIO」

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十六夜の月を観る

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昨日9月27日は、旧暦8月15日。いわゆる「十五夜」、「中秋の名月」である。今日28日は、「十六夜(いざよい)」。そして今年、月が地球にもっとも近づくため一番大きく見える満月、「スーパームーン」だという。すこし雲が多かったが、山の端に大きな月が昇ってきた。今年はススキもお団子もなしで昇る月に見入っていた。そして、日本では観測できないが、欧米やアフリカでは「皆既月食」も起こるという。そういえば、2011年12月10日に皆既月食を見ましたね。(参照拙ブログ「皆既月食」

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秋から冬にかけては、何かと月や星に関する話題が多くなる季節でもある。そんな中新譜紹介として舞い込んできた情報が、この9月から10月にかけて日本コンサート・ツアーを行う予定のピアノ・トリオ、「ウォルター・ラング・トリオ/Walter Lang Trio」の「澤野工房」からの新アルバム「Moonlight Echoes」。そういえば、まだ聴く機会を得ていないが、「澤野工房」でのデビュー・アルバムは、「Starlight Reflection」(2013年)。YOUTUBEなどで調べてみたら、タイトルもロマンチック、ジャケットも同じような感じで、「星」に続いて「月」をテーマにした続編といった印象である。

リーダーの「ウォルター・ラング」は、1961年生まれのドイツ出身のピアニスト。トリオを組むベースの「トーマス・マークッソン/Thomas Markusson」はスウェーデン出身、ドラムの「セバスティアン・メルク/Sebastian Merk」は同じドイツ出身。幼少の頃は、祖父や父のアコーディオン、ピアノ演奏といった音楽的環境に恵まれた家庭に育ち、9歳でピアノの練習を始めたという。その後、ボストンの「バークリー音楽学校」で、ピアノや作曲を学び、ヨーロッパへ帰って活躍している。

MOONLIGHT ECHOES

ウォルター・ラング・トリオ / 澤野工房

STARLIGHT REFLECTIONS

ウォルター・ラング・トリオ / 澤野工房

それぞれ秋冬の夜空の情景を切り取った曲が並んでいるが、残念なことにYOUTUBEにはアップされていない。新アルバムに関しては、ラング本人と思われるサンプラーの投稿があるのでアップしておきましょう。

「Walter Lang Trio - Moonlight Echoes」

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私が「ウォルター・ラング」を知ったのは、ドイツを代表するジャズ・シンガー、「リザ・ヴァーラント/Lisa Wahlandt」のアルバム。(参照拙ブログ「三九郎の記憶」) そして紹介されて聴いたトリオ・アルバムが、「M&I Records」からリリースされた「THE SOUND OF A RAINBOW」(2005)であった。

The sound of a rainbow

ウォルター・ラング・トリオ / M&I

「チャーリー・ヘイデン/」の曲としてよく知られている「First song」。メンバーは変わって、「ニコラス・サイス/Nicolas Thys(b)」、「リック・ホランダー/Rick Hollander(ds)」

「walter lang trio -First song」

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路傍の花、樹々の鳥(94 ) ~ 炎天の夏を懐かしむように ~

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私はずっと「炎天の花」と認識していたが、まるで季節の流れに抵抗するかのように「フヨウ(芙蓉)」の花が満開である。朝晩の涼しさからすると、その花の勢い、まるで「炎天の夏」を懐かしむようだ。中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生し、日本では関東地方以南で観賞用に栽培されるという。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。

しかしそれでも、秋は確実に色濃くなってきている。ウォーキングの帰り、家に入ろうと思ったら、まだ羽化して間もないと思われる、小型で色も初々しい「ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)」が壁に留まっていた。

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さて、今宵の秋の詩。情緒豊かな「ビロードの声」と呼ばれたバリトン・ヴォイスを持つ「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」が、歌心溢れる「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」のテナー・サックスと共演した傑作アルバム、「John Coltrane & Johnny Hartman」から、「オータム・セレナーデ/Autumn Serenade」を聴いてみましょうか。


【 Autumn Serenade 】
               作詞: サミー・ギャロップ Sammy Gallop
               作曲:ピーター・デ・ロウズ Peter DeRose (1945)

「♪ Thru the trees comes autumn with her serenade.
              木々の間を通り抜け、秋が彼女のセレナーデに乗ってやってきた。
   Melodies the sweetest music ever played.
              そのメロディが甘さは初めて聴くほど
   Autumn kisses we knew are beautiful souvenirs.
              僕達が知っている秋のくちづけは、季節の美しい記念品。
    As I pause to recall the leaves seem to fall like tears.
              歩みを止めて思い出すのは、涙のようにとめどもなく散ってゆく枯葉

   Silver stars were clining to an autumn sky.  
                    秋の夜空には星々が銀色に輝いていた
   Love was ours until October wandered by.   
                    でも、二人の愛は十月がやってくるまでだった
   Let the years come and go,               
                     新しい年がやってきて、やがて去っても
   I’ll still feel the glow that time can not fade   
                     時はいまでも僕からは消し去ることができないでいる
   When I hear that lovely autumn serenade   
               あの可愛らしい秋のセレナーデを初めて聴いた時の熱い想いを ♪」

John Coltrane & Johnny Hartman

John Coltrane / Impulse


「Coltrane & Hartman – Autumn Serenade」

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フル・アルバムは、「John Coltrane and Johnny Hartman」 (ここをクリック)

Track Listings
1. They Say It’s Wonderful 00:00
2. Dedicated to You 05:21
3. My One and Only Love 10:54
4. Lush Life 15:51
5. You Are Too Beautiful 21:21
6. Autumn Serenade 26:58

 

路傍の花、樹々の鳥(93) ~ 秋明菊の哀愁 ~

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9月~10月の秋まっさかりな時期に開花するのが、「シュウメイギク(秋明菊)」。名前通りの季節の花である。中国から古い昔に日本に入ってきた帰化植物で、名前に「キク(菊)」が付いているが、「キク(菊)」の仲間ではなく、「アネモネ」の仲間だという。この花は、季節のせいか、すこしメランコリーな気分を掻き立てる。

「シュウメイギク」が咲くウォーキングの道筋にはためく「新蕎麦」の幟。胃袋に秋が来たと感じさせる街の風景である。これはまた食べに行かなくてはなるまい。私には「新蕎麦」であるが、野鳥には彼らが大好きな「ピラカンサ」が、枝を埋めるほどにいっぱいの実をつけだしている。「ピラカンサ」とは、「トキワサンザシ」属の種類の総称で、日本では「トキワサンザシ(常盤山樝子)」、「タチバナモドキ(橘擬)」などが多く栽培されており、これらを「ピラカンサ」と呼んでいるという。 (Wikipedia)

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さて、メランコリーなムードになりがちな秋の宵に、こんな曲、「オルモスト・ブルー/Almost Blue」なんぞいかがでしょうか。前々回取り上げた「チェット・ベイカー/Chet Baker」の歌唱。

この曲は、今は「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の旦那である「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」によって作られ、1982年のコステロのアルバム、「Imperial Bedroom」に収録されている。彼の弁によると、この歌は「チェットベイカー」の歌唱による「The Thrill Is Gone」にインスパイアされて作った曲であるという。

それを聞いて、チェットは事実上最後のスタジオ録音となったアルバム、「Let’s Get Lost」(1988)で取り上げ、アンサー・ソングというか、コステロのリスペクトに応えた。そして、同年、滞在先のアムステルダムのホテルの窓から転落死してしまった。 チェットの生涯については拙ブログ「60歳過ぎたら聴きたい歌(55) 終わりなき闇 ~チェット・ベイカー/My Funny Valentine ~」を参照して下さい。

【 Almost blue 】     作詞作曲;Elvis Costello

「♪  Almost blue                      ほとんどブルー
   Almost doing things we used to do      いつも同じことの繰り返し
   There’s a girl here and she’s almost you  横に女の子がいるけど、君とほとんど同じ
   Almost all the things that you promised with your eyes
                             君の眼が俺に約束したことのほとんど全部が
   I see in hers too                    彼女の眼の中にも見える
   Now your eyes are red from crying      いま君の眼は赤く泣きはらしているだろうが

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    Almost you                        ほとんど君
   Almost me                         ほとんど俺
   Almost blue                        ほとんどブルー   ♪」

Let’S Get Lost

Chet Baker / RCA Victor Europe

チェットの切々たる哀愁の歌唱と演奏。

「Chet Baker – Almost blue」

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小雨の中で「カシノナガキクイムシ」を数える

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びっしりとシートにくっついているのは「カシノナガキクイムシ」である。今日の山遊び、我が森の天敵、「ナラ枯れ」の原因となる「カシノナガキクイムシ(以下カシナガ)」対策の検証ということで、小雨の中、粘着シート(写真右 アース製薬「カシナガホイホイ」)を剥ぎ、「カシナガ」の数を数える。

今年5月末、「ナラ枯れ」対策として、被害木の「コナラ(小楢)」に巻いた粘着シートを、羽化が終わっているこの時期に剥ぎ、被害木の中で何匹くらいの「カシナガ」が孵化し、その飛散を止めることができたのか確認するための作業である。この日シートを剥いだら、体長約2~3mmの「カシナガ」が被害木あたり約1000匹くらい確認できた。(参照拙ブログ「こちらは空中戦 ~ 続・野生といたちごっこ ~」) この森は殺虫剤などを使うことはできないので、少し時間のかかる話であるが、これを繰り返していけば、被害の蔓延は防ぐことが出来るはず。そう思いつつ小雨の中、この小さな虫を数え、新たな被害木を探す。

ところで話は変わるが、シルバー・ウィーク、天候に恵まれ、キャンプやBBQも盛んだったようで、少しもったいないが、クヌギの炭でのBBQは最高に美味かったと息子からの報告。そうでしょう、そうでしょう ・・・。

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そんな話を聞いて、こんな曲を思い出した。「Autumn Fire」。オーストラリア出身のピアニスト、「クレイグ・シュナイダー/Craig Schneider」トリオの演奏で、年末リリースが恒例となった寺島氏のシリーズ、「Jazz Bar 2009」に取り上げられていました。「クレイグ・シュナイダー」は、1969年オーストラリア生まれ。8歳から10代でJAZZに出会う前は、クラシック・ピアノを学んでいたという。その後音楽学校に進み、演奏と作曲、編曲の修士課程を卒業したという。いくつかのコンテストで賞を取り、キャリアを積み、現在は英国で活動中という。

JAZZ BAR 2009(紙ジャケット仕様)

オムニバス / インディーズ・メーカー

Trio

Craig Schneider / Ceejay’s Music

アップ・テンポなリズム主体の演奏であるが、メロディアスな美旋律がかぶる。

「Autumn Fire - Craig Schneider」

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路傍の花、樹々の鳥(92) ~ 彼岸になれば ~

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秋を代表する花、「ハギ(萩)」が咲きだした。ご存知のように、「秋の七草」のひとつ。「ハギ」とは、マメ科ハギ属の総称で、園芸用としてよく知られ、宮城県に多く自生することからその名が付けられた、「ミヤギノハギ(宮城野萩)」が、ウォーキングの道筋でも多く見られる。

ところで、「春の七草」とは違い、眺めて楽しむ「秋の七草」は、「萩(はぎ)・尾花(おばな=すすき)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)」の七つで、私は「お好きな服は?」という語呂合わせで覚えている。そして、お彼岸に供える「おはぎ」は、この「萩」から由来しているという。

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お彼岸の頃に咲く花といえば、「ヒガンバナ(彼岸花)」。団地の中心部ではあまり見かけないが、外周道路や団地から一歩出た野辺の道などには、赤だけでなく白の「ヒガンバナ」も多く咲いている。繊細な飴細工を思わせるような花形だが、その赤は極めて妖艶。「マンジュシャゲ(曼珠沙華)は別名。

これらの花に主役の座を譲ってしまった炎天の花、「サルスベリ(百日紅)」。枝いっぱいの実と花が同居している。さてウォーキングの道筋、次の主役は、「シュウメイギク(秋明菊)」でしょうか。

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今宵は、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のピアノを加えた「チェット・ベイカー/Chet Baker」のトランペットで、「’Tis Autumn」なんぞを ・・・。白人モダン・ジャズを代表するプレイヤー、「チェット・ベイカー」と「ビル・エヴァンス」。50年代後半、彼らは共に「Riverside」レコードに所属し、2つのセッションで共演を果たした。その一枚が「チェット/Chet」。どちらかといえば不器用で、破天荒な人生を送った二人。「’Tis」は「It is」の省略語で、「秋ですね」というような意味でしょう。少し物悲しい演奏がふたりの人生にも、これから深まる秋にもふさわしいかも。

【 ’Tis Autumn 】        作詞作曲:Nemo Henry

「♪ Old Father Time checked, so there’d be no doubt, 
                 時の老人は、疑いを挟む余地がないほど確かめてから
  Called on the north wind to come on out,
                 北風さんに、来てくれるよう呼ぶんだ              
  Then cupped his hands, so proudly to shout,
                 両手でメガホンを作り、誇らしげに叫ぶんだ
  ”La-de-da, de-da-de-da, ’tis Autumn!”.
                 ”ラ・ディ・ダ、ディ・ダ・ディ・ダ、もう秋になったよお!」と

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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チェット・ベイカー / ユニバーサル ミュージック

「Chet Baker – ‘Tis Autumn」

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そして、前回も取り上げた我がミューズ、「ステイシー・ケント」。「チェット・ベイカー」とは雰囲気ががらりと変わり、寓話的なこの歌を、子供に語り聞かすような優しく愛らしい歌唱。サックスは、彼女のパートナーの「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。

The Boy Next Door

Stacey Kent / Candid

「Tis Autumn – Stacey kent」

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今日イチは草間弥生風ゾウさん

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8月はお休みしたので、我がクラブの主催のイベント「木工と手作りピザ」は、2ヶ月ぶり。そしてシルバー・ウィークとあって、事前に4家族を超える予約が入るほど。天気も上々とあって、当日は30人近い盛況であった。サンプルはあるものの、下手なアドバイスより子供たちの自由な発想にまかせている木工、今日一の作品はコレ!。ゾウの体一面に水玉模様を彩ってある。う~~ん、「草間弥生風ゾウさん」。作者の女の子によると、自分のTシャツに合わせて、ドット模様にしたという。なかなか可愛らしいじゃありませんか ・・・。

その他、イーゼル風写真立て、進撃の巨人、パトレイバー風アーマーなど、いつもながら子供の発想力に感心させられる。その発想力を大人になるまで大事に持っていて欲しいものですが ・・・。

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水玉模様とくれば、今宵の曲は、「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス/Polka Dots and Moonbeams」でしょう。邦題は、「月光と水玉」。まったく味も素っ気ない日本語タイトルですね。しかし、数多いスタンダード・ナンバーの中でもメロディの美しさは一、二を争うのではないでしょうか。1940年に、「ジミー・ヴァン・ヒューゼン/Jimmy Van Heusen」作曲、「ジョニー・バーク/Johnny Burke」作詞になるスタンダード中のスタンダード。「フランクシナトラ/Frank Sinatra」が、「トミー・ドーシー楽団/the Tommy Dorsey Orchestra」と最初にレコーディングしヒットさせたという。

今宵はシナトラではなく、まずは「ステイシー・ケント/Stacey Kent」で聴いていただきましょうか。

「ステイシー・ケント」。このブログの常連ボーカルで、数え切れないほど取り上げた我がミューズの一人。(参照拙ブログ「わが心のミューズたち(2) ステイシー・ケント」 などなど) 淡々と、しかし思いが伝わるように可愛らしく歌い上げる。初秋の宵にはふさわしにでは ・・・。

よくある「A boy meets a girl」ストーリーと言ってしまえばそれまでですが、偶然出会った男の子と女の子が、恋に落ち、やがて小さな家で二人で暮らすという、どこにでもあるハッピーなお話。

【 Polka Dots And Moonbeams 】
                 作曲;Jimmy Van Heusen 作詞;Johny Burke

「♪    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  A country dance was being held in a garden  庭で開かれていたあるダンスパーティ
  I felt a bump and heard an “Oh, beg your pardon” 
               誰かにぶつかったと思った途端、「ごめんなさい」という声が聞こえた
  Suddenly I saw polka dots and moonbeams  
               そこには月の光の中に水玉模様のドレスを着て
  All around a pug-nosed dream   
               夢かと思うような可愛い鼻をした女の子が立っていた

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ♪」

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Dreamsville
Stacey Kent
CD (2002/1/26)
キングレコード


「Stacey Kent – Polka Dots and Moonbeams」

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そして比類ない美しさを持つのは、「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans Trio」の演奏。’62年の録音で、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro」が自動車事故で亡くなった後に、「チャック・イスラエル/Chuck Israels」がベースで入ったトリオによるもの。ドラムは、「ポール・モチアン/Paul Motian」。全編静けさが漂う絶品のバラード集。

Moon Beams

Bill Evans / Ojc

「Polka Dots And Moonbeams – The Bill Evans Trio」

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じっとこっちを窺うのは ・・・

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森の中からじっとこちらを窺うのは「タヌキ(狸)」。毎年行っている「森の幼稚園」のウォーク・ラリーのひとこま。今年は、二つの幼稚園の園児90名ほどが集まった。小学校3、4年生と行う「自然体験学習」の雰囲気とはまた違って、可愛らしいし、そして喧しい。我々のお手伝いは、この山に住むいろいろな動物探しと、どんぐりなど木の実の採集。とはいえ、実際の野生動物などにお目にかかることはなかなか難しいので、イラストの看板を森の中に置いて、それを探してもらうという趣向。それともう一つ大事な仕事は、約100人分のご飯と豚汁の用意である。幼稚園児とはいえ、その食欲たるや旺盛で、5kgづつ二つの釜で10kgも炊いたご飯、大鍋に用意した豚汁、全て完食であった。午後からは笹舟を作り、丘の流れで遊び、広い芝生の広場を駆け巡る。前日の土砂降りとうってかわった青空。子供たちの喜ぶ姿を見るのは楽しい。少子化の中での「財(たから)」。無事に育ってくれますように ・・・。

広い芝生の中でひときわ目立つ美しい紫の実は、「サワフタギ(沢蓋木)」。こちらもこの時期、この山に実る美しい財(たから)のような木の実。

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さて、今宵の夜は、ほとんどが人のいない夜なんですが、遊びの山に出没する野生の動物たちを思い浮かべていたら、「夜は千の眼を持つ/The Night Has A Thousand Eyes」なんて曲が浮かびました。、「夜は千の眼を持つ」はスタンダード曲としてもおなじみ。私は観たことがありませんが、同名の映画(1948)のために書かれた歌のようです。サイケデリックなジャケットで話題となった「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」のアルバム「夜は千の眼を持つ」(1960)を記憶してます。

Coltrane’s Sound

John Coltrane / Atlantic / Wea



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今宵は、女性ボーカル、「シーネ・エイ/Sinne Eeg」で聴いてみます。

「シーネ・エイ」。1977年デンマーク生まれ。1997年20歳の時に、国立音楽アカデミーで音楽を学ぶ。2003年にデビュー、2007年にリリースした、全曲オリジナル楽曲に挑戦したセカンド・アルバム「Waiting for dawn」が、その年のデンマーク音楽賞/ジャズ・ボーカル部門賞を獲得したという。日本のジャズ界に大きな反響を巻き起こしたのは、第4作、「ブルーな予感」であった。バラードに彼女の力はいかんなく発揮されるが、バラード良し、軽快なスイングも良し、ルックスももちろん良しの北欧で期待される若手イチオシのシンガー。

「♪ Don’t whisper things to me you don’t mean. 
                     思ってもいないような言葉を囁かないで
   For words down deep inside can be seen by the night. 
                     夜はその言葉の奥にある嘘を見抜いてしまうから
   The night has a thousand eyes    
                     夜は千の眼を持っているから
   And it knows a truthful heart from one that lies.
                      その嘘から本当の心を悟ってしまうのよ  ♪」

シーネ・エイ

シーネ・エイ / ヴィレッジアゲインアソシエイション

「SINNE EEG - Night Has A Thousand Eyes~Comes Love」

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何年か後には ・・・

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小学校の校庭の片隅。「キバナコスモス(黄花秋桜)」の後を追うように、並んで「コスモス(秋桜)」が咲きだした。その傍らには生徒たちが育てている「ピーマン」や「シシトウ、シシトウガラシ(獅子唐辛子)」、「ミニトマト」などもある。モノを育てる苦労や収穫の喜びを少しでも感じてもらえれば ・・・。

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近づいた運動会の練習をしている。少子化の影響で練習している子も息子たちの頃と違い、めっきり少なくなった。1学年2クラス編成がやっとという。団地に二つある小学校の統合化も数年先に実施されるという。少子化の影響が現実味を帯び、実感となって迫ってきた。あと何年ウォーキングの途中で、いつも和まされてきた子供たちの元気な光景が見られるのだろうか ・・・。時代の流れとは言え、日本にとっては「人が財(たから)、子供が財」。日本の将来に大きな不安が迫っていることを実感せざるを得ない。

イージー・リスニング? いやいや、スムース・ジャズ? いやいや、和みのJAZZコンピ・アルバムから ・・・。「Jazz For Those Peaceful Moments」。サクソフォン奏者、「ソニー・スティット/Sonny Stitt」の「I’ll Be Seeing You」、「At Last」、トランペッター「ウッディ・ショウ/Woody Shaw」の「It Might As Well Be Spring」、ピアニストの「レッド・ガーランド/Red Garland」の「My Old Flame」などがリラックスして聴けます。

JAZZ FOR THOSE PEACEFUL MOMENTS

オムニバス / コロムビアミュージックエンタテインメント

1枚組の方のアルバムがフルでアップされていました。

「Jazz For Those Peaceful Moments」

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