JAZZYな生活

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路傍の花、樹々の鳥(97) ~ 青空に映える秋の花 ~

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青空に紫色の「メキシカン・セージ/Mexican sage」がよく映えている。この花は秋が深まり、日差しが短くなったなと思う頃に花を開く。 茎先に10~30センチくらいの穂状の花序(柄のない花を斜めに出し、唇形の花をつける。原産地はその名の通り、北米から中南米にかけた一帯だそうだ。ハーブの一種だが、葉を利用するよりは、もっぱら観賞用として楽しむことが多い。この花もまた秋ならばこその青空に映える花。

「セージ」といえばこんな歌がありましたね。「スカボロー・フェア/Scarborough Fair」。

「♪ Are you going to Scarborough Fair?    スカーバラの市へ行くのかい?
   Parsley, sage, rosemary and thyme,   パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
   Remember me to one who lives there, そこに住む女性に私を思い出すよう言ってくれ、
   For she once was a true love of mine.   彼女はかつて私の恋人だったから
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「スカボロー・フェア(スカーバラの市、Scarborough Fair)」、この歌は、元々はイギリスの伝統的バラードであるという。中世末期、当時ヨークシャー地方の北海沿岸の町、スカーバラはイギリス中の商人の重要な交易拠点だった。そこには道化師や手品師が集い、8月15日からは45日間の巨大な長期間の市が行われ、イギリス中や大陸から人々が交易のためにスカーバラへ集まったという。これがタイトルになっているのが、この歌、「Scarborough Fair(スカーバラの市)」である。「サイモン&ガーファンクル/Simon & Garfunkel」によって、一躍有名になった歌。

卒業-オリジナル・サウンドトラック

サイモン&ガーファンクル / Sony Music Direct

今宵は、「カーリー・サイモン/Carly Simon」の歌唱で聴いていただきましょうか。

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「カーリー・サイモン」。1945年生まれ。私とほぼ同じ。ニューヨーク出身で、裕福な家庭の子女として育った。1964年に姉のルーシーとフォーク・デュオの「サイモン・シスターズ/The Simon Sisters」を結成し、1971年にはソロ・デビューを果たし、その「幸福のノクターン/That’s The Way I’ve Always Heard It Should Be」がヒットし、同年のグラミー賞最優秀新人賞を受賞した。「ミック・ジャガー/Mick Jagger」などとも噂があったと記憶しているが、1972年には、「ジェームス・テイラー/James Taylor」と結婚し、2児をもうけたが、1983年に離婚。結構起伏のある人生を送っているようだ。

1989年には映画「ワーキング・ガール/Working Girl」の主題歌「ステップ・バイ・ステップ/Let the River Run」でアカデミー歌曲賞を受賞している。2005年にスタンダードのカバー集、「ムーンライト・セレナーデ(Moonlight Serenade)」(2005年)が全米7位を記録、そのあとも、「イントゥ・ホワイト/Into White(2007年)」、「ディス・カインド・オブ・ラヴ/This Kind of Love」(2008年)、「Never Been Gone」(2009年)と立て続けにリリースされるなど、まだまだ健在。

「スカボロー・フェア」は、その「Into White」から。すっかり成熟した大人になったカーリー。「ジェイムス・テイラー」との間にもうけたベン、サリーという二人の子どもも参加し、「ユーア・マイ・サンシャイン」、「オーバー・ザ・レインボー」、「マイ・ボニー」などのアメリカン・スタンダードと家族愛にあふれるアルバムを作り上げた。録音もプライベート・スタジオだったという。

Into White

Carly Simon / Sbme Special Mkts.

「Carly Simon - Scarborough Fair」

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表題曲の「Into White」も ・・・。

「Carly Simon - Into White」

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「Quiet Evening」。このビデオは彼女の自宅で撮影されたそうだ。

「Carly Simon – Quiet Evening」

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こんなに切ない「You Are My Sunshine」は初めて聴いた。

「You Are My Sunshine – Carly Simon & Ben Taylor」

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色づき始めた紅葉、そしてちょっと気になる哀愁

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遊びの山の公園。一部の「イロハモミジ(いろは紅葉)」が色づき始めた。今日も紅葉の谷の手入れを急ぐ。

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YOUTUBEで曲を探していると、ちょっと気になる哀愁に出会うことがままある。今回出会ったのは、「シルヴァーナ・デルイージ/Silvana Deluigi」。初めて名前を聞く歌手である。

その眼ぢからがただものではない女性の動画に惹かれて聞いてみたら、そこから流れてきたのは、私がご贔屓とするアルゼンチンのフォルクローレの吟遊詩人、「アタウアルパ・ユパンキ/Atahualpa Yupanqui」の「ラ・ギタラ/La Guitarra」であった。「(参照拙ブログ「男唄に男が惚れて(2) ~アタウアルパ・ユパンキ インディオの魂を聴く ~」

「シルヴァーナ・デルイージ」。1960年、ブエノスアイレス生まれというからもう相当なベテラン。国立音楽院で声楽を学んだ後、1979年、19歳でミュージカル「ウェストサイド物語」のマリア役で、「プレジデンテ・アルヘアル劇場」の舞台に立つ。その後、1985年パリの国立演劇音楽院に学ぶため、フランスに移住。バンドネオン奏者の「フアン・ホセ・モサリーニ/Juan José Mosalini」に見出され、彼のトリオでタンゴを歌うようになり、以来ヨーロッパを中心に活躍しているという。1988年にパリで最初のソロ・ライブを行い、1989年にはドイツで彼女を主役にした短編映画、「タンゲーラ」が撮影され、その映画のサウンド・トラック・アルバム「Tanguera Woman in Tango」(1992)がデビュー・アルバムとなったという。

ややハスキーな声質、秘められた野太さや力強さがその奥に見てとれる。まさにタンゴ唄いとしての必要な資質。そしてなによりもあの眼ぢからに圧倒される。

Yo!

シルヴァーナ・デルィージ / イーストワークスエンタテインメント

「シルヴァーナ・デルイージ」が歌うユパンキの「ラ・ギタラ/La Guitarra」。

「Silvana Deluigi – La Guitarra」

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「シルヴァーナ・デルイージ」が歌うタンゴ、「ラ・クンパルシータ/La Cumparsita」。そこに、「ピアソラ/Astor Piazzolla」を感じる。

「Silvana Deluigi – La Cumparsita」

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こんな実をつける木を探して名前を書いてください

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「こんな実をつける木を探して名前を書いてください」 兵庫県がカリキュラムに組み込み、推進している「自然(里山)体験学習」、わが遊びの山でも「自然(里山)体験学習」のために多くの子供たちがやって来る。今日の私たちはそのサポート。近隣の小学校から、今日も100名ほどの子供たちがやってきた。カリキュラムは、ウォークラリーと木のコースター作り。この公園での里山に関連した問題を解きながら、精一杯遊んで、学ぶ。子供たちは、楽しかったと口々に言いながら帰っていった。じいさんたちはそれだけで満足。

さて、答えは上から、「クヌギ(椚、櫟)」、「ユズリハ(楪、交譲木または譲葉)」、「サンシュユ(山茱萸)」。

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さて、最近久しく聴いてなかった和の女性ジャズ・シンガーを今宵も引っ張り出して ・・・。

「グレース・マーヤ/Grace Mahya」。3歳からクラシック・ピアノ、ヴァイオリン、バレエを習いはじめ、4歳で初めてのピアノ・コンクール入賞。9歳でパリにピアノ留学と相当に恵まれた環境で育ったようだ。1997年にはドイツに留学。トップの成績で入学したドイツの「フライブルグ国立音楽大学」のピアノ部門卒業後、大学院に進学して音楽研究の研鑽を積む傍ら、コンサート活動を続ける。2003年に帰国後は、ジャズ&ブルースをルーツにするピアニスト兼シンガーとしてライヴ活動を国内でスタート。日本語、英語、ドイツ語、フランス語に堪能で、愛くるしいキュートなルックスと持ち前の親しみやすいキャラクターで、忽ち人気者となる。また、低音の魅力を発揮したセクシー・ハスキー・ヴォイスは多くのファンを魅了している。(Wikipediaなど参照)

2006年に発売されたファースト・アルバム、「The Look of Love」では、「Caravan」や「My Favorite Things」などのスタンダード・ソングから「My Way」、「Ribbon In the Skyなどのポップス曲まで幅広く取り上げた。

ザ・ルック・オブ・ラヴ

グレース・マーヤ 河野啓三 小沼ようすけ 須藤満 仙道さおり 坂東慧 越田太郎丸 宮崎隆睦Village Records

「my favorite things - Grace Mahya」

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「Grace Mahya – The boulevard of broken dreams」

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2008年には本格的にボサノバに取り組んだ4枚目のアルバム、「The Girl from Ipanema」を発売。彼女の歌うボサノバ、独特のスモーキーな声の軽快に走る躍動感が、「ジャズになっている」と感じさせる。

イパネマの娘

グレース・マーヤ / Village Records(SME)(M)

この一曲だけがアップされていました。

「Grace Mahya – Recado Bossa Nova」

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猪名川沿いに ・・・

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秋晴れのいい天気である。野菜が安い特売日だというので、いつもの買い物兼ウォーキングは、いつもとコースを変えて、車の多い国道を避け、遠回りだがちょっと離れたスーパーまで、猪名川沿いに歩いてみる。団地を後に、かっての地道を抜け、猪名川へと下る。ここまでくると、すこし汗ばんでくる。一瞬どこの渓谷へ来たのかと思うような場所もあり、すこし色付きだした木々の葉が水面に映る。河川敷をゆっくりと歩く。快晴、開放感、せせらぎの音、鳥の鳴き声 ・・・。いつもと違うウォーキングの楽しみ。

途中では、秋祭り。「だんじり(山車)」と「みこし(神輿)」が町内を巡っていた。 「山車(だし)」を関西では、「だんじり」と呼ぶが、京都・祇園祭の影響か、繰りだすのは、「神輿」より「だんじり」の方が多いようだ。どんと焼き、夏祭り、盆踊り、地蔵盆、花火大会、秋祭り ・・・。関西では一般的にそうなのだが、私の住んでいる地域の周辺でも、地域に古くから根ざした「まつり」が結構多い。だんだん神輿の担ぎ手やだんじりの引手不足に悩んでいるとも聞く。「ハロウィン」も結構だが、商業主義に踊らされたイベントでなく、地域の歴史や文化に根ざした地元の「まつり」がもっと大事にされていい。

家から片道45分ほどの歩き。帰りは重い野菜を持っての登りである。

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さて、「川」にちなんだ曲を2曲ほど。いずれもブルージー、R&B色の強い曲である。最初の曲は、「Like a River」、歌うは韓国の人気JAZZ歌手、「ウン・サン/woongsan」である。

「ウンサン/Woong San」。彼女の実家が仏教の研究をしている家系だったことから、17歳から寺院で尼僧の修行に入るという特異な経歴を持つ。修行中に授かった法名、それが「Woong San(雄山)」であった。厳しい修行中のある日、無意識の中で自分が「歌」を口ずさんでいることに気づく。音楽への思いが捨てきれないと分かり、山を下り歌手への道を歩み始める。当時、選んだジャンルはロックであったが、友人から偶然に手渡された「ビリー・ホリデイ」のCDが、彼女の運命を大きく変えたという。そこからは、JAZZの世界に転向、数々のライブ、舞台、楽曲制作に積極的に臨み、日韓でファンを徐々に獲得していく。

ブルース感覚にあふれた中低音の声質。大胆さと繊細さを織り交ぜて表現される喜怒哀楽。音楽のルーツは「般若心経」だという。座禅を組み、経を唱える毎日。そんなある日、口慣れた「般若心経」にメロディーを付けてみた。「心のままに歌っていると、光が差すような気持ちになったんです。歌の世界に進みたいと直感しました」と話す。

Tomorrow

Woong San / ポニーキャニオン

「woongsan – Like a River」

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さて、もう一曲は、「Take Me To The River」。歌うは、33歳という若さで亡くなってしまった「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。この人もう何回も取り上げていますね。残されたたった一枚のライブ・アルバムにして最高傑作、「Live at Blues Alley」から。そのソウルフルな歌唱に圧倒される。

Live at Blues Alley

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「Take Me To The River – Eva Cassidy」

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我が庭の秋の定番は (その2)

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前回に続き、我が庭に咲く風情のある和名をもつ秋の花から ・・・・。

斑点のある美しい花びらが、「ホトトギス(杜鵑)」のおなかにある模様と似ているため、この名前がつけられたという、「ホトトギス(杜鵑草)」。ユニークな柄が毎年楽しませてくれる。

そして、植えた記憶はないのに、どこからか種が運ばれてきて居着いてしまったようで、淡紅色の花をつけるのが、「ハナカタバミ(花片喰)」。南アフリカ原産だが、江戸時代の末以降に鑑賞用として渡来し、その後四国、九州などで野生化しているらしい。「カタバミ」とは変わった名前だが、由来は、葉の一箇所、先端部が食べられたように欠けているところから、「片喰」と呼ばれるようになったという。

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さて、最近久しく聴いてなかった和の女性ジャズ・シンガーを今宵も引っ張り出して ・・・。オーガニック系、まったり系、癒し系などと評されている三人目は、「鈴木重子」。

透明感にあふれ、か細い感じはするが、ナチュラルなその声がボサノバにあうと思って聴きだしたシンガー。

1965年生まれ、静岡県浜松市出身。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、学生の頃は、合唱とバンド活動にいそしみ、東京大学在学中に、本格的にボサノヴァ、ジャズヴォーカルを学ぶ。ジャズクラブでの活動を続けながら、司法試験への挑戦するも挫折。「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」と、ヴォーカリストの道を選択。1995年、メジャーデビュー。そして、ニューヨークの名門ジャズクラブ、「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。一気に有名になった。以後、多くの作品を発表。最近は、さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、彼女なりのJAZZの新しい形を模索しているようにも見える。

初期のアルバム「ジャスト・ビサイド・ユー/Just Beside You」は、クラプトンの「Tears In Heaven」やビートルズ・ナンバーなどPOPS色の濃いアルバムながら、ボッサ・テイストの「Only Trust Your Heart」は、彼女特有のしなやかなタッチが光る。

ジャスト・ビサイド・ユー

鈴木重子 / BMGインターナショナル

「鈴木重子 ー Only Trust Your Heart」

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「鈴木重子」らしいといった評がぴったりはまる「フラジャイル/Fragile」。

クローズ・ユア・アイズ

鈴木重子 / BMGメディアジャパン

「鈴木重子/Shigeko Suzuki – Fragile」

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新しい境地を切り開いたといえるのは「とりのうた」。

マイ・ベスト・フレンズ

鈴木重子 / BMGインターナショナル

「とりのうた - Shigeko Suzuki」

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我が庭の秋の定番は

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我が家の狭き庭の秋の定番である。まず、「フジバカマ(藤袴)」。原産は中国ともいわれるが、秋の七草の一つ。万葉の昔から日本人に親しまれ、「源氏物語」にも登場する花。かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されているという。

「おなじ野の 露にやつるゝ藤袴 あはれはかけよか ことばかりも」
           (源氏物語より 夕霧が玉鬘に藤袴を差し出して詠いかける歌)

そんな「源氏物語」の作家「紫式部」ゆかりの「ムラサキシキブ(紫式部)」。この時期、美しい宝石のような実をつけるが、どうも実際のところは「コムラサキ(小紫)」ではないだろうか。

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女性に由来する和名の秋の花。先週に比べ、日差しが強くなり、すこし気温が上がってきた秋の日の午後。妻はお出かけ、久しぶりのひとりの時間。コーヒーを飲みながらと、久しく聴いてなかった日本の女性シンガーのアルバムを引っ張り出してきた。歌唱力も実力も十分ありながら、「Jazzy,not Jazz」と「Jazz」で揺れ動いているようにも思える日本の女性シンガーたちにエールを ・・・。

オーガニック系、まったり系、癒し系などと評されている何人かを ・・・。まず、「ヌーン/noon」。大阪生まれで、わが町にも住んだことがあるといっていた。デビュー・アルバム、「better than anything」(2003)、セカンド・アルバム「my fairy tale」(2004)から。

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noon / ビクターエンタテインメント

「noon – I’ll Never Fall In Love Again」

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noon / ビクターエンタテインメント

「Noon - So Far Away」

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二人目は、「アン・サリー/Ann Sally」。本名(旧姓)、「安 佐里」。1972年生まれ。名古屋市出身の歌手、シンガー・ソングライター。現役の内科医であり、2児の母親でもある。幼少時からピアノを習い音楽に親しみ、大学時代よりバンドで本格的に歌い始めた。卒業後も医師として働きながらライヴを重ね、2001年「Voyage」 でアルバムデビュー。2002年から3年間、ニューオリンズに医学研究のため留学、帰国後は医師としての勤務の傍ら、日本全国でライヴ活動を行い、2児の母となっても活動を続けている。

デビュー・アルバム、「Voyage」(2001年)から。

ヴォヤージュ

アン・サリー / ビデオアーツ・ミュージック

「Smile - Ann Sally」

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そして、「村上ゆき」。1971年生まれ。福岡県飯塚市出身の歌手、シンガーソングライター、ピアニスト。大学在学中より弾き語りを始め、ジャズ・ピアニスト&ボーカリストとして活動。 2004年9月に1stアルバム、「Both sides, now~青春の光と影」でデビュー。 また、現在まで、数多くのCMソングへの起用が多いことから、「おとなのCMソングNo.1歌姫」と名付けられたという。

そんなCMソングを中心に集めたカヴァー・アルバムが、「おんがえし」(2012年)。多分一度くらいは聴いたことがあるでしょう「積水ハウスの歌」、「ウィスキーがお好きでしょ」などが、「ヘブンズ・ヴォイス」とも称される優しい歌声と、高い演奏力のピアノによって弾き語られる。

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村上ゆき / ヤマハミュージックコミュニケーションズ

「ウィスキーがお好きでしょ  ー 村上ゆき」

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宣伝するつもりはありませんが、外せませんですね、「積水ハウスの歌」。

「積水ハウスの歌 CM柴犬編+50周年バージョン - 村上ゆき」

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紅葉のたよりを聞き、急いで ・・・

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紅葉のたよりが各地からちらほら聞こえてくる。今年は秋が急速に深まっているようだ。ところでわが「遊びの山」には、「出会いの谷」という紅葉の名所がある。湖畔の駐車場から山腹の公園へと続く長い階段の両側のモミジがそれは見事な真っ赤なトンネルをつくるのである。紅葉のたよりを聞いたからには、この紅葉が今年も一層鮮やかに見えるようにと、昨年から続けている手入れを急いで始めた。作業は、景観を邪魔する雑木の伐採や枝打ち、枝に絡み覆いかぶさる藤蔓(ふじづる)の除去などである。作業を終えた階段は、見違えるように見通しがよくなり、紅葉の見頃を迎えられそうである。

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そして、この谷にはもう一つの隠れ名所がある。「猪の沼田場(ヌタ場、ぬたば)」である。「沼田場」とは、イノシシなどの動物が、体に付いているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために、泥を浴びる場所のことである。私自身は実際にその行為は見たことがないのであるが、夜に現れて泥浴びをするという。「のたうちまわる」言葉があるが、これは「ぬたうちまわる」から変化したという。遊びの山にある野生動物の習性の痕跡の一つ。

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さて、今宵の女性ボーカル、久々の日本女性ボーカルで、「Akiko Osada/長田明子」。私にとっても、あまり馴染みのない歌手であったが、CDショップの店先で視聴して、ちょっと気にいって手に入れた一枚だったように記憶している。

ライナーノーツによると、1947年生まれ、私の一つ年下。「昭和音楽大学」の前身でオペラを学んだ後、レコード会社の制作部に勤務し、「小椋佳」、「上田正樹」など数多くのアーティストのレコーディング・ディレクターをつとめたという。1986年、ビッグバンドを結成し、専属ボーカリストとして音楽活動を始める傍ら、ヴォイス・トレーナーとしても活躍を続けていた。そんな彼女の夢が、ファンである「エディ・ヒギンス/Eddie Higgins」との共演、アルバム制作であったという。その夢が、1999年、52歳、ニューヨークでやっと実現した。

50を過ぎて夢を実現した彼女に拍手を送りたいが、昼間は、晴れたらウォーキングに山遊び、そして炭焼き。そして、夜と雨が降ったらJAZZ、読書、映画三昧にブログ書き。現役時代漠然と思い描いていたそんな私の生活が定着したのは、60を過ぎて半ばの頃であった。

自然体、円熟味のあるヴォーカル。ヒギンズ率いるトリオの軽快なサポート。ジャズへの愛情あふれるスタンダード集、「マイ ロマンス/My Romance」。

マイ・ロマンス

エディ・ヒギンズ・トリオ・フィーチャリング・長田明子 / セレソン

「Eddie Higgins Trio Featuring Akiko Osada – East Of The Sun」

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ご近所のチャンピオン

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家の前の道路でシャドー・ボクシングをしている青年がいる。現役高校生プロボクサーの「丸田陽七太(まるたひなた)」選手である。たしか、小学校入学のころにはもうグローヴを手にしていたと思う。近くにあるボクシング・ジムに通い、小・中学時代に全国制覇を果たした。現在は通っている高校のボクシング部の主将を務めている。175センチの長身の右ボクサーで、アマ通算は27戦21勝(13KO)6敗。インターハイ2年連続準優勝のほか、13年アジアジュニア選手権ではL・バンタム級(52キロ)銅メダルを獲得しているという。その間ずっと彼を応援する家族のご苦労も目にしてきた。

小中学校時代、登下校時に顔を合わせると、いつもきちんと挨拶をする礼儀正しい少年。そんな彼がたくましい好青年に成長し、昨年プロテスト(スーパーバンタム級)合格、かなり有望視され、「福士蒼汰」似のイケメンということもあり、前からマスコミにもよく取り上げられていた。この11月にはプロデビュー戦が組まれている。対戦相手もWBC世界バンタム級13位の世界ランカーという。近い将来、ご近所から世界チャンピオンが誕生するかもしれない。頑張れ!陽七太君!

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さて、ボクサーをテーマにした曲と言えば、シニアには、「サイモンとガーファンクル/Simon & Garfunkel」の「ボクサー」か「アリス」の「チャンピオン」(1978)、そう映画「ロッキー/Rocky」(1976)のテーマあたりが定番でしょうか。今宵は「サイモンとガーファンクル」の「ボクサー/The Boxer」(1969年)。

「サイモンとガーファンクル」は、1960年代に活躍したアメリカ人の「ポール・サイモン/Paul Simon」と「アート・ガーファンクル/Art Garfunkel」によるポピュラー音楽デュオ。

ニューヨークの小学校時代からの親友だった、ポールとアートは、1957年に「トム&ジェリー」を結成。その後、2人は大学での学業に専念するが、1963年に再びコンビを組み、1964年にグループ名を「サイモン&ガーファンクル」と改めて、アルバム、「水曜の朝、午前3時/Wednesday Morning,3A.M.」でデビューした。しかし、発売初年度の売上が惨憺たるものであったので、ポールはヨーロッパ放浪の旅へ出てしまい、アートもデビュー前に通っていた大学院へと戻ってしまったが、プロデューサーの「トム・ウィルソン」が、アルバム収録曲「サウンド・オブ・サイレンス/The Sound of Silence」にエレキギターやドラムなどを別テイクで加えてシングル発売したところ、これが大ヒット。「サイモン&ガーファンクル」は、一躍人気フォークロック・デュオとなる。そして、その中のいくつかが、映画「卒業」に使われ、そのサウンドトラックLPは、グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞(映画・テレビ音楽)部門を受賞するとともに、世界で大ヒットを記録した。

映画「卒業(原題:The Graduate)」が日本で公開されたのは1968年。私は、大学卒業を翌年に控えた3年生の時であった。映画館で観たが、全編に流れる「サイモン&ガーファンクル」の音楽にそれまでのフォークやロックとは全く違う新鮮さを覚えたことを記憶している。

卒業-オリジナル・サウンドトラック

サイモン&ガーファンクル / Sony Music Direct

しかし、1970年発表のアルバム「明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water」の制作中に、ポールとアートの音楽に対する意見の違いが表面化し、「明日に架ける橋」は、全世界で売上が1,000万枚を超える大ヒットとなり、グラミー賞の最優秀レコード賞・最優秀アルバム賞を受賞したにも関わらず、このアルバムを最後に1970年に活動停止、2人はそれぞれのソロ活動に入った。しかし、それ以後も折に触れて2人で活動している。1990年にロックの殿堂入りを果たした。(Wikipedia参照)

「ボクサー/The Boxer」は、そのアルバム「明日に架ける橋」に収録されている曲である。

明日に架ける橋

サイモン&ガーファンクル / SMJ

「♪  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   I am older than I once was    僕は前より年をとったけど
   But younger than I’ll be       きっと若造のまんまだよ 
   That’s not unusual           それって普通じゃないけど    
   No, it isn’t strange           ちっとも変なんかじゃないよね  
   After changes upon changes    世の中が変化を重ねていっても
   We are more or less the same   僕らは少しも変わらない
   After changes                世の中が変わっても
   we are more or less the same    僕らは少しも変わらない

   Lie la lie …                    ラララ…

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   In the clearing stands a boxer    空き地に立つ一人のボクサー
   And a fighter by his trade       彼の仕事は闘うこと
   And he carries the reminders of ev’ry glove  彼を倒し切り刻んだグローブの
   That layed him down or cut him   一つ一つを心に刻んで生きている 

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                 ♪」

「Simon & Garfunkel – The Boxer」

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生まれた時からデジタル環境で

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先日のこと。妻の誕生日プレゼントを持ってきたもうすぐ5歳になる孫娘が目ざとく見つけたのは、私のタブレット端末。最近購入し、主に動画配信をTVで見るために使っている。その端末を手に取り、「YOUTUBEで『アイカツ!』が見たい」という。ほとんどわからないので、詳しくは説明できないが、「アイカツ!」とは、バンダイが発売するショッピング・センターなどに置かれたトレーディング・カード・アーケードゲーム機と、データカードダス(DCD)を使用した女児向けアーケードゲーム。キャッチコピーは「国民的アイドル・オーディション・ゲーム」といい、女の子の間では一大ブームとなっているらしい。それと関連したTV番組、DVD、動画配信、遊ぶためのカードが手に入れられるファッション、雑誌などもあって大きなマーケットになっているという。

孫娘は物心ついた時から、デジタルTV、スマホ、インターネット ・・・のデジタル環境が当たり前の時代に育っている。YOUTUBEで、「アイカツ!」なる動画を探して渡したら、あとはお手の物。私なんぞよりはるかにスムースにタブレット端末を操って遊んでいる。いやはや ・・・。

私の息子なども固定電話は持たない、新聞はとっていない、音楽も映画もすべて配信、本も電子書籍だそうだ。最近では仕事は除いてPCに触れることも少ないそうだ。こうなると私の理解の範疇を超えて、是非、功罪、良し悪しすらも軽々にコメントできない。このブログを始めた10年ほど前は、シニアを中心に、PCやインターネットに関するリテラシー(読み書き能力)の差、「デジタル・デバイド」について論じたことなど、まったくの隔世の感。「デジタル・デバイド」という言葉など、もう死語になってしまったのでは ・・・。

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さて、今宵の歌姫は、最近ほとんど聴いてなかった「オリビア・オン/Olivia Ong/中国語名:王 俪婷」。1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手である。2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。

日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、台湾に拠点を移して以後は、ボサノバやジャズのテイストを残しつつ、ポップ色を強め、中国語ポップスを多く歌うようになったという。ひそかに注目していただけに、ちょっと残念な気も。

そんな日本での活動時代に残されたアルバムの一つが、「A Girl Meets Bossanova 2」(2006)。日本デビュー・アルバムの「A Girl Meets Bossanova」(2005)に続く第2弾。

すこしハスキーがかった声に、ロリータ・テイストが加わり ・・・。そうなると、これは私の守備範囲とも言える。リラックスしたなかにも、絶妙のテンションが感じられ、それが心地良さを醸し出すのであろう。特にラストの「スイート・メモリー/Sweet Memories」のカバーは、オリジナルの歌唱よりこちらのほうが ・・・と思わせるほどなかなかいい。「Jazzy、Not Jazz」ではあるが、極上のボッサBGMといっていいだろう。
  

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OLIVIA / インディペンデントレーベル

「松田聖子」のカバーで「スイート・メモリー」。ちょっとノックダウンされる方も ・・・。


「Olivia Ong – Sweet Memories」

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おっと、ノックダウンされた方のために、フルアルバムもアップされていました。

「Olivia Ong – A Girl Meets Bossanova 2 [Full Album] 」

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ついでに、第1弾のほうもフルアルバムをアップしておきましょう。

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Olivia / エス・トゥ・エス

「Olivia Ong – A Girl Meets Bossanova [Full Album]」

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昭和の匂いがする路地に迷い込む

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先日のこと。「エドヒガン」桜のシンポジウムの後、駅への道を歩いていたら、駅前の再開発からすっぽりと取り残されしまったのでしょう、まるで昭和にタイムスリップしたような路地を見つけた。何軒かの飲み屋、居酒屋が集まっている狭い路地。傾いたネオン、自転車、うろつく犬、立て付けの悪そうなドア、安い新建材の外装 ・・・・。学生時代や新入社員の時はいつもこんな感じの居酒屋で飲んでいたなあ。きっと夜になったたら、すべてが覆い隠され、きらびやかなパラダイスに変わるのだろう ・・・。

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「こんな路地に小さな JAZZ BAR があったらな」とも思う。そんなところで聴いてみたいJAZZボーカルは、「カラブリア・フォーティー/Calabria Foti」。寡聞にして、彼女のアルバムは一枚しか知らないのだが、なんとなくレトロな歌声に加え、その育ちの良さ、品のいい色気を感じさせる容姿は、かっての「ジュリー・ロンドン/Julie London」を思わせる。そんなアルバムは、「恋に過ごせし宵/A Lovely Way To Spend An Evening」。

「カラブリア・フォーティー」。ニューヨーク生まれ。音楽一家に育ち、幼い頃から回りには音楽があふれていたという。「家族でクラシックのコンサートやジャズクラブにもしょっちゅう行っていたし、初めて習った楽器はジャズギターとベースだった」と彼女は語る。12歳になる頃には、もう両親たちとホテルやナイトクラブのステージにたっていたともいう。「エラ・フィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「ペギー・リー/Peggy Lee」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「サミー・デイビス・ジュニア/Sammy Davis Jr.」 ・・・などの大物シンガーの歌をよく歌っていたというが、すでにどうすれば彼らと同じように観客の心を掴めるのかということを意識して歌っていたというから、末恐ろしい12歳であったようだ。やがて認められ、2005年、「When A Woman Loves A Man」でデビュー、それに続くセカンド・アルバムになったのが、「A Lovely Way To Spend An Evening(恋に過ごせし宵)」。

恋に過ごせし宵

カラブリア・フォーティー / キングレコード

情感豊かに優雅に歌うアルバム・タイトル曲、「A Lovely Way To Spend An Evening」。いまどき珍しいヴァースからの歌唱。

「Calabria Foti – A Lovely Way To Spend An Evening」

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「エドヒガン・シンポジウム」の記事で取り上げた「チェット・ベイカー/Chet Baker」の「The Touch Of Your Lips」を彼女で ・・・。

「Calabria Foti - The Touch Of Your Lips」

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こんな路地の小さな居酒屋、けっしてカラオケなどがない居酒屋。そこで流れていたらいいなと思うのが、昭和、レトロ、歌謡、恋歌 ・・・、そんなキーワードを強く感じるのがこの人、「浜田真理子」。島根県松江、宍道湖のほとりで音楽活動をもう30年近く続けている。(参照拙ブログ「松江・宍道湖のほとりから~浜田真理子の世界」) 2ヶ月ほど前の朝日新聞朝刊、「鷲田清一」氏の「折々のことば」にこんな彼女の歌が載っていた。

「♪ 出会ったのは なにかの ご縁ですね でもお別れも またご縁なのです ・・・・・・ さようなこと ならば さようならの ことば ♪」 (浜田真理子 胸の小箱)

この歌の収録アルバムは、今ではもう死語になっているかもしれない「道ならぬ恋」をテーマにした「夜も昼も」(2006年)。

夜も昼も

浜田真理子インディペンデントレーベル

「胸の小箱 [short ver.]-浜田真理子」

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「恋ごころ-浜田真理子」

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そして、アルバム「But Beautiful」(2013)もまた、昭和へのノスタルジーに溢れている。

But Beautiful

浜田真理子 / 美音堂

 



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