JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

もうひとつのお花見

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コンデジのためか、霞がかかっているためか、あまり写りが良くないが、全山を覆う「タムシバ(田虫葉、噛柴)」である。今日は妻は友達と京都へ花見に出かけたので、私は前回は、まだまだ咲き始めだったので、どうかなと思って、谷まで車を走らせてみた。満開とまではいかなかったが、かなりの絶景を見ることができた。

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「タムシバ」は、モクレン科モクレン属の落葉小高木で「コブシ(辛夷)」の仲間。花は「コブシ」によく似ているが、花びらがやや細くて小さいようだ。花の香りが群を抜いて良いところから、別名を「ニオイコブシ(匂辛夷)」といい、早春に白い六弁花を葉に先立って咲かせる。「コブシ」が花の下に葉が一枚ついているのに対し、「タムシバ」は花の下に葉がないので、見分けは容易である。この近辺の山には、「タムシバ」のほうが多く自生しているようだ。(参照拙ブログ「山一面を彩るモザイク。いったい何の花 ・・・ 」

写真のような光景が山並みに沿って何kmも続いている。この時期、桜と並んで、私のもうひとつの「お花見」である。

「菜の花や月は東に日は西に」。こんな句が浮かんでくる。江戸時代の画家でもあり、俳人でもある、「与謝蕪村」が詠んだ句。蕪村が、現在の六甲山系の摩耶山(まやさん)を訪れたときの句だという。たしか句碑をどこかで見たような覚えがある。春の空気感が見事に詠まれている。春うらら。空は茜色、山を覆うから一面の白い「田虫葉」の花、同時に見える月と太陽 ・・・。そんな光景がダブって見えてくる。

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さて今宵の歌。太陽と月が入れ替わっていますが、「East Of The Sun (And West Of The Moon)」。陽は東に、月は西 ・・・。歌うディーヴァは「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。アルバムは、デビュー5作目、「When I Look In Your Eyes」(1999)。今のダイアナには首を傾げたくなる思いもあるが、この頃のダイアナには、ぞっこんでしたね。

大変な金髪美人で、ピアノも上品で上手く、歌も上手い。そして、顔に似合わないその低いオヤジ声。そんなアンバランスな魅力もあって、そのデビューは衝撃的だった。「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」と結婚したときは、世の多くのファン同様がっかりしたものである。しかし、最近のアルバムを聴いていると、あのダイアナにあった「華」がない。そしてあの魅力的な「艶」も ・・・。「デビッド・フォスター/David Foster」プロデュースのストリングス・アレンジを取り込んだ最新アルバム、「ウォールフラワー/Wallflower」(2015)も、私にとっては消化不良であった。復活を是非とも期待したところ。

When I Look In Your Ey

Diana Krall / Unive

「Diana Krall – East Of The Sun (And West Of The Moon) 」

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春色の山里を歩く(2)

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私が住んでいる地域のごく近所の山あいにある小さな山里のウォーキング。その続き。花木を育てることを生業にしているだけあって、この時期、実に多くの花を見ることができる。まず、この近辺の山一面を飾る「ニオイコブシ(匂辛夷)」とも呼ばれている「タムシバ(田虫葉、噛柴)」。咲き始めたその白い花弁が実に清楚で綺麗である。後、数日もすれば山全体が、まるで水玉模様で覆われたようになる。

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山里を彩るそのほかの花は、芽吹く前に黄色い小さな花を枝に無数に付ける「ダンコウバイ(壇香梅)」。夜叉に見立てた黒い球果、枝から垂れ下がる尾状花序の雄花と穂状花序の雌花とが枝に同居している「ヤシャブシ(夜叉五倍子)」。最近は花粉症の原因として伐採の対象にもなっているという。

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そしてもう「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」が ・・・。この里で行う仏事に用いるため植栽されているのであろう「シキミ(樒、櫁、梻)」の花の淡黄色も清楚で可憐。しかし、花や葉、実、さらに根から茎にいたるまでの全てが毒成分を含むため要注意の木である。

こんなふうに谷間の小さな里をゆっくりと散策。気分も天気も上々。実に気持ちがいい。

こんな曲がありました。「ウォーム・ヴァレー/Warm Valley」。こんな里の情景を表しているのでしょう。「デューク・エリントン/Duke Ellington」のアルト・サックスをフューチャーした曲で、彼はオレゴンの美しい山並みを想い出して作ったという。アルト・サックスの「ポール・デスモンド/Paul Desmond」のアルバム、「Pure Desmond」から。その他のパーソネルは、「エド・ビッカート/Ed Bickert – Guitar」、「ロン・カーター/Ron Carter – Bass」、「コニー・ケイ/Connie Kay – Drums」。

Pure Desmond

Paul Desmond / Sony Jazz

「Paul Desmond with Ed Bickert – Warm Valley」

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春色の山里を歩く(1)

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私が住んでいる川西市と宝塚市の境、ごく近所の山あいに、造林や花木を育てることを生業としている小さな山里がある。少し寒いが天気は上々。今日のウォーキングは、その里を散策してみようと思い立った。たぶんもういろいろな花木が花を咲かせ、目を楽しませてくれるだろうと思ったからである。

そしてもうひとつの目的は、「コブシ(辛夷)」の仲間で、この付近の全山を覆うように咲く、「ニオイコブシ(匂辛夷)」とも呼ばれている「タムシバ(田虫葉、噛柴)」が、そろそろ見頃ではないだろうかと思ったからである。

近くの団地に車を置いて、30分ほど歩くとその里へと到着する。山裾や農家の庭先にはもう春の色がいっぱい。「コブシ(辛夷)」、「サンシュユ(山茱萸)」、「桜」などが百花繚乱状態、目にも鮮やかである。いつも山一面にまるでまだら模様となって咲く「タムシバ」は、まだポツリポツリ。見頃となるには、まだ数日ほどかかりそうだ。そのころもう一度来てみよう。

ここの山は、現在も日常の生活や仕事に利用されてる。まさに「活きている里山」そのものの風景である。

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それでは、今宵は尋常ならざる「目ヂカラ」を持つ大姉御、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」。曲はカントリーですが、見事にカサンドラ風にアレンジして歌い上げた、「レッド・リバー・バレー/Red River Valley(赤い川の谷間)」。アルバムは、「Thunderbird」から。

「カサンドラ・ウィルソン」は、偉大なヴォーカリストであることは言うまでもないが、ジャズから、ブルースやポップスにまで、そのジャンルを広げ、現在のクロス・オーバーのスター達の先駆けとなったことも忘れてはならない。そんな彼女の一面がよく出ているのが、このアルバム、「Thunderbird」である。

「Red River Valley」は、フォークソングでアメリカ西部開拓時代の甘く切ないラブソング。歌詞の中では、西部開拓時代の白人とインディアンの女性の恋が描かれる。カリフォルニアのゴールドラッシュで、一攫千金を夢見て未開の地を旅する白人の一行が、赤い河の谷間に近いインディアンの村に立ち寄った。そしてある白人男性はネイティブ・アメリカンの女性が恋に落ちる。やがてやってきた旅立ちの日、ネイティブ・アメリカンの女性は、去っていく白人男性を想い、切ない恋心を歌いあげる。そんな内容です。

「♪ From this valley they say you are going,  谷間を去っていくあなた
   We will miss your bright eyes and sweet smile, 輝く瞳と笑顔が恋しい
   For they say you are taking the sunshine, あなたは私たちの道を一時照らす
   Which has brightened our pathways a while.  太陽を運んできた  

   Come and sit by my side if you love me;  愛しているなら私のそばにいて
   Do not hasten to bid me adieu,    まだお別れなんか言いたくないわ
   But remember the Red River Valley,  忘れないで、この赤い河の谷間にいた
   And the girl that has loved you so true.   あなたを愛していた女の子がいたことを

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

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Cassandra Wilson / Blue Note Records


 

「Red River Valley - Cassandra Wilson」

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春の速度を感じるのは

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庭で育てている「エドヒガン(江戸彼岸)」の実生苗が、日を追うごとに成長している。一昨年の6月、遊びの山で採取した種をプランターへ直播きして、実生苗として育てている苗である。やがて無事に成長したら山に返そうと思っている。

ところで、「春の速度」って、皆さんは何で実感するのでします? 桜前線の北上?チューリップの葉の伸び具合? 私は、「エドヒガン」の実生苗の成長のスピード。一番上の写真が、直近の3月23日の状態。一人前にしっかりと葉が茂り出している。中段が、葉が出始めたころの3月14日の状態。そして下段が、冬を乗り越えて、新芽が顔を出した、2月下旬、2月22日に撮影した苗の状態である。

前回トライした育苗は、やっと冬を越して芽を出した途端に、霜にやられて全滅させてしまった苦い経験がある。今回は同じ轍は踏むまいと、慎重に育てた結果、2年目の今年、嬉しいことに、1年目の冬を越した30数鉢、枯れずに全てが順調に育っている。まさに「春の速度」と植物の生命力を実感できる瞬間。 (参照拙ブログ「もう若葉が ・・・ 」「冬を乗り越えて」

「エドヒガン」の寿命は、数百年とも千年とも言われている。日本全国にある長寿の名物桜は、ほとんどが「エドヒガン」だと言われている。この苗も山に帰って、いつか大きな桜の森に育つ事を願っている。

そんな願いを込めて、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」の「ノルウェイの森」を聴いてみましょうか。「ビートルズ」ナンバーとしておなじみですね。アルバムは、「ファンタジスタ/Fantasista」から。

ファンタジスタ

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / M&I

「Norwegian Wood – European Jazz Trio」

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さくら階段を登って

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日課にしているウォーキング。いつものコースの最初の関門は、この階段である。66段。途中に大きな枝ぶりの桜があり、その横を上がっていく。この時期、「桜坂」ならぬ「さくら階段」とでも呼びましょうか。桜は、「ソメイヨシノ(染井吉野)」ではないかと思うのですが、ご覧の写真のように、周りの桜は全く開花していないのに、何故かこの桜だけは、1週間近く早く開花する。年によっては、秋に開花することもある。そんなことから、「おとぼけ桜」と勝手に呼んで、何回かこのブログにも登場している。

ほぼ毎日登っているこの階段、途中で休むことなく一気に上り切ることを、当面の健康と体力維持ができていることの指標としている。さすがに最近は駆け上るというわけには行かないが、今のところそう息切れもなく 一気に登ることができているので、まだまだ体力は大きくは衰えていないと、妙な自信につながっている。

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さて、今宵の一曲は、インストゥルメンタル、「ウォーク・ドント・ラン/Walk, Don’t Run(急がば回れ)」。1955年に、アメリカのジャズ・ギタリスト、「ジョニー・スミス/Johnny Smith」 が作曲し、録音したインストゥルメンタル曲。スタンダード・ナンバーといっていいでしょう。その後、1957年に、「チェット・アトキンス/Chet Atkins」がヒットさせ、さらに、1960年、シアトルを中心に活動するインストゥルメンタル・ロック・バンドであった「ザ・ベンチャーズ/the Ventures」が、サーフ・ロックのシングル盤としてアレンジしたこの曲をリリースし、たちまち大ヒット曲となった。多分みなさんと同じように、私が知ったのはこのベンチャーズ・バージョンであった。

まずは、オリジナル、「ジョニー・スミス」の演奏から。少し古めかしいが、JAZZYです。

Walk Don’t Run

Johnny Smith / Blue Note Records

「Johnny Smith - Walk, Don’t Run!」

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そして、「チェット・アトキンス/Chet Atkins」。アメリカのギタリスト。基本的にはカントリー・ミュージシャンだが、ジャズやブルースからの影響も吸収し、また、かれのギャロッピング奏法は。後のロック・ギタリスト(「ジョージ・ハリスン/George Harrison」、「スティーヴ・ハウ/Steve Howe」等)にも大きな影響を与えたという。生涯において、13作品でグラミー賞を受賞し、1993年にはグラミー賞の生涯功労賞も受賞した。これはもうレジェンドでしょう。

Guitar Legend: Rca Years

Chet Atkins / Buddha

「Chet Atkins, from Solo Sessions “Walk Don’t Run”」

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No Trouble On The Mountain

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今日の定例活動日。2月の中旬から続けてきた、「エドヒガン」群落周辺の伐採などの整備を終えた。同じ公園内の別の群落の一部では、もう開花が始まっている。(写真) どうにか間に合った。まだ咲き始めであるが、1年ぶりに見る「エドヒガン」、やはり美しい。今日整備を終えた群落も、あと一週間のうちには間違いなく開花を迎えるであろう。そうすれば、この遊びの山も一気に春へ。

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今この山での主役の花は、芽吹く前に黄色い小さな花を枝に無数に付ける「ダンコウバイ(壇香梅)」。種子に強い香りがするので、この名がついているが、今はまだ花だけなので香りはほとんどしない。もうひとつの主役は、山一面にその強い香りが漂っている「ヒサカキ(非榊)」。こちらは、常緑広葉樹で、生命力も強く、我々の森の維持管理のための伐採の対象となっている木。

花が咲き出し、香りに満ちている山は、平和で、安らぎそのもの。

さて、今宵の一曲は、ソウル・ミュージックから。「No Trouble On The Mountain」。地上にはトラブルや悲惨さに満ちているが、主よ、 山では安らぎが得られるのでしょうか。そんな意味の歌でしょうか。

【 No Trouble On The Mountain 】

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
   I see love all over the flowers,      すべての花に愛を感じ
   I hear a song from the buzzing bee   蜂の羽音に音楽を感じる
   and peace is all around me         私の周りは全て平和に満ちているが
   but there’s no peace for you and me.  私とあなたには平和は訪れていない

   Lord, there ain’t no trouble on the mountain no  主よ、山には安らぎがあるんですか
   and that’s where I wanna go                だから私は山に登りたい
   but I just can’t rest on the mountain top でもきっと頂きに登っても安らぎはないでしょう
   when there’s trouble down here below.      下界に禍が続く限り

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

最初は、ソウル・オルガンの名手「リチャード・グルーブ・ホームズ/Richard “Groove” Holmes」のアルバム、「New Groove」(1974)から。

ニュー・グルーヴ

リチャード・グルーブ・ホームズ / Pヴァインレコード

女性ヴォーカルをフィーチャーしたJAZZYなソウル、「No Trouble On The Mountain」。いや、最高にカッコ良いですね。

「Richard Groove Holmes - No Trouble on the mountain」

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二人目は、イタリアが誇るソウル海坊主、「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」。これまたイタリアの活きの良さが売りのコンボ、「ハイ・ファイヴ・クインテット/The High Five Quintet」とのコラボ・アルバム、「Handful Of Soul」(2006)から。

Handful Of Soul

Mario Biondi & The High Five Quintet /

「Mario Biondi – No Trouble On The Mountain」

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路傍の花、樹々の鳥(110)  ~ 帰ってきたらもう ・・・ ~

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東京での結婚式、その直前の風邪引きを含めると、一週間ぶりくらいであろうか、久しぶりのウォーキングである。ちょっと見なかっただけなのに、道筋の「コブシ(辛夷)」は満開、そしてご近所で一番に咲く早咲きの「サクラ」も、もう咲き始めていた。

これからの時期のウォーキングは、ますます楽しくなり、足取りも少し速く軽やかになっていくのである。

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さて今宵の歌姫。最近教えてもらったイタリア注目の若手ジャズ・シンガーという、「キアラ・パンカルディ/Chiara Pancaldi」。アルバム・タイトルは、こんな季節のウォーキングに因んで「I Walk A Little Faster」。「ちょっと早足で ・・・」とでも訳しましょうか。かって、「キアラ・シヴェロ/Chiara Civello」という、これもイタリア出身の美人シンガー・ソングライターを紹介したことがあるが、彼女とは別人。イタリアでは、「キアラ」という名前、響きがいいので、女性の名前に用いられるのでは ・・・。「クリスタル」の意味だそうだ。(参照拙ブログ「路傍の花、樹々の鳥(55) ~ まだまだ遠い春への準備 ~ 」

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キャリアなどはよくわかりません。1982年、イタリア、ボローニャの生まれだというから、34歳。クラシックからジャズ、ブラジル音楽からインド音楽まであらゆる種類の音楽が好きで、特にジャズとブラジル音楽の影響を受けているという。「シェイラ・ジョーダン/Sheila Jordan」、「ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini」、「ハロルド・メイバーン/Harold Mabern」など、多くのミュージシャンと接する中で次第にボーカルのセンスと才能が磨かれていった。2012年リリースの「The Song Is You」でデビュー。

やがて共演したピアニスト、「Cyrus Chestnut/サイラス・チェスナット」に認められ、New Yorkでのアルバム制作に誘われ、2013年9月、トリオのバックを受け録音、2ndアルバムとして2015年にリリースされたのが、「I Walk A Little Faster」。このアルバムは、ジャズ批評誌「ジャズオーディオ・ディスク大賞2015」ヴォーカル部門で見事金賞に輝いた。

「サイラス・チェスナット/Cyrus Chestnut(p)」、「ジョン・ウェバー/John Webber(b)」、「ジョー・ファンズワース/Joe Farnsworth(ds)」ら、New Yorkの手練のサポートを受け、全編スタンダードを、キアラが心を込めてしっとりとした歌いあげる。いや、これは発見だ。

I Walk a Little Faster

Chiara Pancaldi / Challenge

そんなアルバムから2曲ほど ・・・。さすが金賞を取るだけあって上手いし、心地いい響き。

「Chiara Pancaldi - I WALK A LITTLE FASTER」

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「WILD IS THE WIND – Chiara Pancaldi」

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東京スカイツリーを見ながら肩の荷が少し軽くなったと感じる

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長男の結婚式。我々夫婦は兵庫県、お相手の実家も静岡ということで、全て長男が自分たちで企画と手配をした。神前結婚が新婦の希望だったらしく、現在は一足先に台東区千束に居を構えているので、氏神様である「三社祭」でよく知られている「三社さま」こと、「浅草神社」で式を挙げることとなったようだ。「浅草寺」の開祖らを祀ったのが、「三社権現社」の始まりとされ、明治維新の神仏分離令により、名も「浅草神社」と改め、現在に至っているという。徳川三代将軍「家光」公によって寄進され、400年近く経った重要文化財の社殿で型どおりに無事婚儀を済ますことができた。浅草寺の境内にあるため、時節柄観光客も多く、フラッシュの的となった。

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こじんまりとしたごく内輪だけで、「東京スカイツリー」が見えるホテルでの披露宴。朝のうちは結構雨が降っていたが、午後には上がり、見えなかった「東京スカイツリー」もしっかり見えるようになった。堅苦しい祝辞やらバカ騒ぎも、過剰な演出も一切なく、地味かもしれないが、終始アットホームな雰囲気の中で宴を終えることができた。多分、スカイツリーを見る度に思い出すような、親にとっても忘れられない披露宴。

「結婚なんて絶対しない」といつも言っていたあの長男が ・・・。雨もすっかり上がり薄日が差し始めた窓の外。肩の荷が少し軽くなったとスカイツリーを見ながら正直感じた。

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そんな思いをいつまでも大事に持って欲しいと願って、新しきカップルに贈る歌は、1948年に作られた「コールポーター/Cole Porter」の代表作の一つで、スタンダードとしてもよく知られている「SO IN LOVE」。私の大好きなラブソングの一つでもある。歌姫は、最近教えてもらったカナダの美人ヴォーカリスト、「パスカル・ラボーレ/Pascale Lavoie」。アルバムは「moods」から。POP風の歌いっぷりで聴きやすく、ずっと車の中で流している。サクラの季節に似合うアルバムかも ・・・。

【 SO IN LOVE 】   
       作詞作曲;Cole Porter  

「♪ Strange dear, but true dear,  おかしな話だけれど本当のことよ
   When I’m close to you, dear,  あなたのそばにいると
   The stars fill the sky,       空にたくさんの星が満ちてくる
   So in love with you am I.    だってあなたに恋しているから

   Even without you,          あなたがいない時でも
   My arms fold about you,     あなたを抱きしめている感じ
   You know darling why,       なぜだかわかる?
   So in love with you am I.     だってあなたに恋しているから

   In love with the night mysterious,   恋に落ちた神秘的な夜
   The night when you first were there,  それは最初にあなたに出会った夜
   In love with my joy delirious,       恋に落ちる甘美な喜び
   When I knew that you could care,   それはあなたも私に恋していると知ったから

   So taunt me, and hurt me,        わたしを嘲り、傷つけられても
   Deceive me, desert me,          騙され、見捨てられても
   I’m yours, till I die…..           死ぬまで私はあなたのもの
   So in love…. So in love….         だって、だってこんなに
   So in love with you, my love… am I….   あなたに恋しているから ♪」

Moods

Pascale Lavoie /

ボッサのこんなに速いテンポで、こんなに軽快に歌う「SO IN LOVE」は初めて聴いた。

「SO IN LOVE – Pascale Lavoie」

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江戸から平成までを感じる街歩き  ~ 浅草界隈にて ~

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今回の「おやじの遠足・街歩き」は、お江戸・浅草界隈。というのも長男の結婚式が「浅草神社」であったので、その前日、江戸情緒の残る浅草界隈と噂の「東京スカイツリー」近辺の街歩きである。

私にとって、「浅草」は実に55年ぶり。中学校3年生の修学旅行以来である。「東京タワー」、「浅草寺」、「松竹歌劇団(SKD)」のレビューを観た事など、今でも微かに記憶に残っている。ホテルにチェックインし、長男の新居を確認したあと、大した距離でもなかろうと、「スカイツリー」を目指して、「言問通り」を歩き始める。「浅草寺」の北側をかすめ、歓楽街ではない戦前の下町情緒を味わいながら、隅田川に架かる「言問橋」に差し掛かると、目の前に巨大な「東京スカイツリー」が ・・・。

多分長い待ち時間だろうと登ることは全く期待はしていなかったのだが、なんと30分の待ち時間で上まで登ることが出来るという。定年まで勤めた会社が建築に関係していたこともあり、せっかく来たのだからと、地上350m、展望デッキまで上がってみた。さすがに高い。曇のため富士山までは見通すことができなかったが、十分な眺望を楽しむことができた。

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「東京ソラマチ」をブラブラしたあと、しばしの休憩をとり、「浅草神社」を確かめるため、「浅草寺」へと向かう。もうすっかり夕暮れ。スカイツリーのライトアップが美しい。「雷門」でバスを降り、大方は閉店してたので、観光客もまばらな「仲見世」を通り抜け、美しくライトアップされた金堂、五重塔に江戸情緒を感じ、「ロック座」、大衆演劇「木馬館」など、かって隆盛を誇った昭和の歓楽街の雰囲気も味わいながら、ホテルへと帰る。

今宵の曲。選ぶとすれば、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」と、「ケニー・バロン/Kenny Barron」のデュオのライブ・アルバムにして名盤の、「Night & The City」(1996)でしょうか。録音は1996年9月20〜22日、場所は、私も1回だけ行ったことがある、ニューヨークのジャズクラブ「イリジウム/Iridium Jazz Club」。「・・・・ 静かな緊張感、それにときおり高揚感を漂わせる音楽が生まれている。ここにあるのは、街中であれどこであれ夜ふけに耳を傾けるには最高の音楽だ。」という評。

Night & The City

Charlie Haden / Polygram Records

その中から、今回の街歩きにふさわしい「トワイライト・ソング/Twilight Song」。そして春ですね、「Spring is here」を ・・・。

「Charlie Haden and Kenny Barron – Twilight Song」

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「Charlie haden & Kenny Barron - Spring is here (Night & The City live) 」

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路傍の花、樹々の鳥(109) ~ 一足早く ・・・ ~

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近所のホームセンターへ寄ったついでに、今はもう何もないが、かって寛政年間には24軒もの宿が存在したという、「平野温泉」の「温泉薬師堂」を訪れる。小さな御堂に薬師様が、石碑、石灯籠、お百度石と共にひっそりと安置されていた。そして帰り道、ちょっと早いのではと思ったが、どう見ても桜である。近くまで寄ってみてもほぼ満開。近くで農作業していたオバサンに聞いてみると、桜の名前は知らないが、いつもこの時期、お彼岸の前に咲くという。「ヒガンザクラ(彼岸桜)」か ・・・。私のご近所では、私が勝手に名付けている「おとぼけ桜」が一番早く開花する思っていたが、新しい発見。桜の時期になると、日本人に生まれた喜びを実感する。

さて今宵は、優美なピアノ・ソロで、「リッチー・バイラーク/Richard Beirach」。アルバム、「Hubris」から「Sunday Song」。 

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リッチー・バイラーク / ユニバーサル インターナショナル

「Sunday Song – Richie Beirach (Piano solo)」

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