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60歳過ぎたら聴きたい歌 (94) ~ For Once In My Life ~

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ナニワノイバラ

この時期、遠くから見てもよく目立つ大きな白い花がある。「ナニワイバラ(浪花茨)」あるいは「ナニワノイバラ(浪花野茨)」である。中国・台湾原産の常緑性の蔓バラ。花の大きさは、8~10cmくらいあるでしょうか、大輪の花を咲かせる。幹も枝も蕾もも花茎も枝も、とにかくすべて鋭く細かいトゲに覆われている。まるで近づくなと警告しているようだ。江戸時代(宝永年間1704~1711年)に中国から伝わり、大阪の植木屋が普及させたところから、「浪花」の名がついているらしい。

さて、4月25日は、107人の死者をだしたJR福知山線脱線事故から11年目の日。私の三男が乗っていたが、運良く最後車両のため、かすり傷ですんだ。大変なことになっていても不思議ではなかった。何が生死を分けたのか。首都圏へ就職したが帰ってきて、今は神戸の会社で働いている。私にも三男にもこんな経験は、生まれて初めて、人生で一度のことであった。しかし、誰一人としてこの事故の刑事責任を負うことがないなんてどう考えてもおかしい。

botann

熊本大地震。大変な災害であることが、だんだんと明らかになってきた。速やかな復興を願わざるを得ない。与党は、衆参ダブル選挙は断念したという。当たり前でしょう。いろいろの防災対策、備え、心構え ・・・、識者はいろいろと語るが、実際のところ生死を分けたものは、人知の及ばないところかもしれない。そんな気がする。阪神淡路大震災。あんな揺れも生まれて初めての経験であった。

定年後、この歳になっても人生初めてということも多く経験している。ウォーキング、桜めぐり、花や木の名前を覚えること、森林ボランティア、炭焼き、MRI/CT、エドヒガン、ブログ ・・・ 。この歳になっても、根は初物好き、初めてのことはMRIでも興味津々。

shakuyaku

久しぶりの、「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ/For Once In My Life」。「生まれて初めて」、「人生でたった一度の」などという意味のスタンダード・ナンバー。この曲は、「ロナルド・ミラー/Ron Miller」作詞、「オーランド・マーデン/Orlando Murden」作曲で、1965年に作られた曲である。1966年に「トニー・ベネット/Tony Bennett」が歌ってヒットし、1968年には「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」が歌ったものが、やはり大ヒットした。「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「サミー・デイヴィス・ジュニア/Sammy Davis Jr.」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」、「ナンシー・ウイルソン/Nancy Wilson」といった名だたる実力派ジャズ・シンガーに歌われ、すっかり代表的なスタンダード・ナンバーになっている。

【 For Once In My Life 】  作詞:Ronald Miller 作曲:Orlando Murden 

「♪ For once in my life             生まれて初めて巡り会えた
   I have someone who needs me   僕を必要とする人に
   Someone I’ve needed so long    ずっと探し求めていたんだ

   For once, unafraid,             もう今までのように怖くはない
   I can go where life leads me      どんな人生が待っていようと
   And somehow I know I’ll be strong  なぜか強くなれる気がする

   For once I can touch             生まれて初めて触れることができた
   what my heart used to dream of   いつも心のなかで夢見ていたものに
   Long before I knew             ずっと前からね
   Someone warm like you          君のように温かい人なら
   Would make my dreams come true  きっと僕の夢を叶えてくれる

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   For once, I can say,              生まれて初めてはっきり言える
   this is mine,                    この愛は僕のもの
   you can’t take it                 君でさえも奪うことなんかできない
   As long as I know I have love,       僕が愛してるかぎりは
   I can make it                   僕はこの愛をきっと実らせて見せるよ
   For once in my life,               生まれて初めて巡り会えたんだ
   I have someone who needs me      僕を必要としてくれる人に    ♪」

最初は、コンテンポラリーで最も活きのいい男性歌手、「マイケル・ブーブレ/Michael Buble」。若い時のシナトラを彷彿とさせるものがある。イケメン、歌のうまさ、しかもオシャレ。三拍子揃った「マイケル・ブーブレ」のデビューアルバム、「Michael Bublé」(2003)。プロデュースは、あの「デイヴィット・フォスター/David Foster」。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Michael Buble – For Once in My Life」

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この曲、音域の広い曲なので、どちらかというと張りのある絶唱型のシンガー向きで、ソフトでハスキーなシンガーには向いていないので、ほとんど歌っていないという。そんなことはないでしょう、それは偏見でしょうと、思い出したのがスウェーデン美女シンガーの「スス・フォン・アーン/Suss von Ahn」が歌うボッサ・テイストの「For Once in My Life」。「Feel Sweden」というボッサのコンピ・アルバムに入っていたのだが、これがいたく気にいっていた。

フィール・スウェーデン-ボサ・ノヴァ・コンピレーション-

(オムニバス) / インディペンデントレーベル



syaharani

YOUTUBEを探しても見つからないので、同じボッサ・テイストで舞うように軽やかに歌う女性シンガーをアップしておきます。これがなんとインドネシアで最も人気のJAZZディーヴァだという、「シャハラニ/Syaharani」。これが、まさに人生はじめて聴くインドネシアの ジャズ・シンガー。
  
本名、「Saira Syaharani Ibrahim」。1971年生まれ、東ジャワのMalang出身。「Rani」という愛称で呼ばれている彼女は、3枚のジャズ・ソロ・アルバムをリリースしているようだ。

Love

Syaharani /

「Syaharani – For Once In My Life」

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