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記憶の中の月(3) ~ 美化された異国の月 ~ 

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アラブ首長国連邦(UAE)ドバイへの出張は定年間近な2005年8月であった。ドバイはアラビア半島からペルシャ湾に角のように突き出たところに位置している砂漠と石油の国UAEの第2の中心都市。出張に行く前は近代的な開発が急ピッチで進んでいるとは聞いていたし、そこへの商談、プレゼンが出張の目的でもあったのだが、私の頭の中は、広大な砂漠、そこにかかる月、幻想的なモスク、キャラバン ・・・といった写真(すべてNETより拝借)のような異国情緒たっぷりの美化されたイメージで占められていた。

しかし、行って驚いたのは二つ。一つは、摂氏50度にもなろうかという気温。外はまるでドライヤーを四六時中当てられているような感じ。もう一つは街の景観。世界一の高層ビル(2012年当時)である「ブルジュ・ハリファ」は建設予定で、まだなかったが、道の両側には高層ビルが林立し、ペルシャ湾に面するリゾートエリアには、高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」や海の中のリゾート別荘地、「パーム・アイランド」や「ザ・ワールド」、「ジュメイラ・アイランズ」といった人工島群が建設されていた。街中には、東京ドームが23個入ってしまう世界最大級の広さの「ドバイモール」や人工スキー場、海水を淡水化して芝を養生している砂漠の中のゴルフ場。まるで、最新技術を駆使したアーティフィシャルな巨大都市、SF小説や映画を見ているような未来都市、という印象であった。

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日中は暑くて、ちょっとの距離でも車以外では戸外に出ることはできない。気温が30度台に下がる夜9時頃になると、やっとキャナル(運河)沿いを散策する人々がでてくる。巨大な高層ビルの間の僅かな空間に見える月。イメージしていた幻想的な月とは全く違ったが、アラブ風の衣装に包まれて周りを行き交う人々の中に身を置くと、遠い異国へきたという実感がひしと湧いたことを覚えている。

さて、ドバイに、なんと三日月の形をした「クレセント・ムーン・タワー」が建設予定という情報があります。現在どこまで建築計画が進んでいるのかはわかりませんが、もし完成すれば、まさに「砂漠の月」。(写真は完成予想図、NETより)

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ドバイ市内では「砂漠の月」は見ることができませんでしたが、帰りのフライトはドバイ発が夜の便。離陸するとすぐに窓の外には砂漠の上にかかる大きな月が ・・・。やっとイメージに近い月を見ることができたので、大満足して眠りについた。

そんな「記憶の中の月」、今宵はまず、「ムーン・アンド・サンド/Moon & Sand」。おなじみの曲ですね。「チェット・ベイカー/Chet Baker」の亡くなる直前のドキュメンタリー映画、「レッツ・ゲット・ロスト/Let’s Get Lost」のオリジナル・サウンドトラック・アルバムから。

レッツ・ゲット・ロスト〜オリジナル・サウンドトラック

チェット・ベイカー / SMJ

「Chet Baker – moon & sand」

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2曲目は、日本の歌曲をジャズアレンジした「月の砂漠/Moonlit Desert」。「ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio」のアルバム、「クレオパトラの夢/Cleopatra’s Dream」から ・・・。ストリングスをバックに演奏された、ズバリ、アルバム・タイトルのものもリリースされています。

クレオパトラの夢

ケニー・ドリュー・トリオ / M&I

ムーンリット・デザート(月の砂漠)(紙ジャケット仕様)

ケニー・ドリュー・トリオ / BMGインターナショナル

「Moonlit Desert - Kenny Drew Trio」

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