JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

虫愛でる爺は  ~遠い昔の記憶から~

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 遊びの山のワークショップ。網戸にしっかりしがみついているのは、バッタ目キリギリス科の「ウマオイ(馬追)」。「ハヤシノウマオイ(林の馬追)」、「ハタケノウマオイ(畑の馬追)」と二種類あるようだが、いずれも、鳴き声が、馬子が馬を追う声のように聞こえることから名づけられたという。この「ウマオイ」、その命を終える時が来たようだ。

 子供の頃は、家の近くのどこでも見かけた虫。「ウマオイ」という名より、その鳴き声に由来して、「スィッチョ」という名で呼んでいた。けっこう肉食系の虫なので、虫かごにいれ、他の小昆虫を食べる様や、同じかごの中で、共食いする様を観察するという残酷な遊びも子供の頃はしていた。虫愛でる爺の遠い昔の記憶から ・・・。

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 さて、「スィッチョ」を見て、思い出したのは、「こおろぎのサンバ」。そして、晩秋の夜更けに聴きたくなるのは、男の哀歌、フォルクローレ。南アメリカの音楽を代表する音楽、フォルクローレの最高の巨匠と讃えられ、「歩く大地」と呼ばれたのは、「アタウアルパ・ユパンキ/Atahualpa Yupanqui」。

 牛車、月、こおろぎ、雨、種蒔き、子守唄、風、祈り、夜、光、雪、太陽・・・・・。生活の全てが歌の対象となるフォルクローレの世界。スペイン語など全くわからないのに、そんな世界を代表する「アタウアルパ・ユパンキ」のラテンの哀愁に心奪われたのは、自作のラジオ受信機で聴く音楽に目覚めた中学生の時であった。

 1908年、アルゼンチン、ブエノス・アイレス州の田舎町生まれ。子供の頃家にあった一本のギターにとりこになった彼に、父親はギターを習わせてくれたという。しかし、父を早くに亡くした彼は独力で歩み始め、農夫、肉体労働者から新聞記者、学校の先生、時にはギタリスト、旅芸人といういろいろな仕事を経験した。そして、アルゼンチン全土をくまなく放浪した彼の体なかに、各地の人と暮らした生活に根ざすフォルクローレが、音楽地図として蓄えられていった。1929年、「インディオの小径/Caminito del indio」でデビューし、次第にギタリスト&歌手として頭角を現していくが、1950年代には、その活動が反政府的と目されて、フランスへの亡命を余儀なくされたこともある。私が彼を知ったのはその頃であろうか。「歩く大地」と呼ばれたユパンキ、1992年、84歳でこの世を去った。

 たった一枚持っているベスト・アルバム。その中で歌われる歌の題名や歌詞を見ると、古き日本、日本の民謡に通づるような懐かしさを覚えてしまう。何枚もアルバムが出ているが、この一枚で十分にアルゼンチンの草原に吹きわたる風や、牛を追うインディオの姿が脳裏に鮮やかに浮かび、インディオの魂が聴こえてくる。

ベスト・ナウ

アクワルパ・ユパンキ / EMIミュージック・ジャパン

 「アタウアルパ・ユパンキ」、まずギター演奏で「こおろぎのサンバ/Zamba Del Grillo」から。

「Atahualpa Yupanqui – Zamba Del Grillo」

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 代表作が「ツクマンの月/Luna tucumana」。「ツクマン」とは、アルゼンチンの地方都市、「サン・ミゲル・デ・ツクマン/San Miguel de Tucumán」のことである。

【 ツクマンの月 】   作詞・作曲 アクワルパ・ユパンキ

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・

   Perdido en las cerrazones      お前が雲にすっぽり隠れてしまったら
   quién sabe, vidita, por dónde andaré ?  私は道に迷ってしまう
   Mas cuando salga la luna     もし月が出たら
   cantaré, cantaré,          私は歌うとしようか
   a mi Tucumán querido,      愛するツクマンに届けと
   cantaré, cantaré, cantaré.    私は歌う、私は歌う、私は歌うのだ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   En algo nos parecemos      お前と私はどこか似ている
   luna de la soledad,          一人ぽっちの孤独の月よ
   yo voy andando y cantando     私は歌いながら人生を歩んでゆく
   que es mi modo de alumbrar     これが私の光りかたなのだ   ♪」

「Atahualpa yupanqui ― Luna tucumana」

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 これも、代表曲のひとつ、「私は光になりたい/Quiero Ser Luz」。若くして世を去った音楽家の遺作のサンバをユパンキが世に出したという。

「 ♪ 午後の半ばを過ぎると   私には死がやってくる
    私は影になりたくない   私は光になりたい
    そして、そのままとどまりたい  ・・・・・・・・ ♪」

           (「私は光になりたい」 ダニエル・レゲーラ作詞作曲 訳者不詳)


「Atahualpa Yupanqui ー quiero ser luz」

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古い革ジャンパーを着て

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 寒波襲来。冬物を出していたら、40年ほど前の出張時、NYで買った仔牛の革ジャンパーに目がいった。あまり着る機会がなかったが、気に入っていたので、ずっと捨てきれないでいたものである。革ジャンパー。今は、フリースやダウンにとって替わられ、あまり、いやほとんど見かけなくなった。革ジャンが定番ファッションといえば、「藤岡弘、」くらいであろうか。しかし、私たちシニア男性にとっては、アウトローの象徴のような憧れのファッションで、日活、東映などのアウトロー・ヒーローたちは、皆革ジャンだった印象がある。

 しかし、革ジャン&ブルージーンが、ファッションとして一世を風靡したルーツは、「ジェームズ・ディーン/James Dean」ではないだろうか。和製「ジェームズ・ディーン」と呼ばれた「赤木圭一郎」もそのファッションをことさらに踏襲していた印象がある。それと、大ヒットした「アダモ(サルヴァトール・アダモ)/Salvatore Adamo」のシャンソン、「ブルージーンと革ジャンパー/En Blue-Jeans Et Blouson DCuir」(1963)の影響も大きかったように思える。

 とにかくダウンに比べ、重いし、伸縮性も悪く、防寒効果もイマイチ。妻はいい歳をしてというが、着ずに置いとくのももったいない。すこしブカブカになってしまい、「Old Fashion」と言われるかもしれないが、とにかく着て、外に出てみよう。でも、ジーンズは流行りの「あったかジーンズ」で ・・・。

 「ちょいワルオヤジ」風??? この言葉ももう死語でしょうね。

 懐かしの「アダモ」の歌、「ブルージーンと革ジャンパー」を。

「アダモ ー ブルージーンと革ジャンパー / En Blue-Jeans Et Blouson DCuir」

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 「ジェームズ・ディーン/James Dean」似で売り出したジャズメンは、「チェット・ベイカー/Chet Baker」。人気絶頂だった1955年に24歳という若さで不慮の死を遂げた永遠のスター、「ジェームス・ディーン」の伝記映画、「ジェームス・ディーン物語/The James Dean Story」(1957)のサウンド・トラックを、ジャズ界の「ジェームス・ディーン」と呼ばれたチェットがジャズにアレンジしたアルバムがある。「バド・シャンク/Bud Shank」、「ジョニー・マンデル楽団/Johnny Mandel Orchestra」とコラボした「The James Dean Story」(1958)。ディーン、1931年生まれ、そしてチェットは、1929年生まれ。ほとんど観ましたかねえ、「ジェームズ・ディーン」の映画は ・・・。

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ジェームス・ディーン・ストーリー
チェット・ベイカー、バド・シャンク
ユニバーサル ミュージック


  
   

「Chet Baker & Bud Shank with Johnny Mandel Orchestra – Jimmy’s Theme」

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「Chet Baker & Bud Shank ー Lost Love」

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路傍の花、樹々の鳥(188) ~ 眼福はご近所の紅葉で ~

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 我が団地にある公園。真っ盛りの紅葉に親子連れが見入っていた。「眼福」という言葉があるが、まさにそれ。ご近所の紅葉に大満足。

 いまさらの定番ですが、今宵はやはり「枯葉/Autumn Leaves」。聴かないことにはすまないようです。「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」、「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」、ふたりの対照的な歌唱で ・・・。

 1996年に残念にも悪性黒色腫(皮膚癌の一種)でわずか33歳で亡くなったアメリカの歌手、「エヴァ・キャシディ」。その歌唱は、いまでもわたしを揺らす。ワシントンDCにある老舗ジャズ・ディナー&ナイト・クラブ「Blues Alley」でのライブ・アルバム、「Live at Blues Alley」、最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」から。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music

Nightbird

Eva Cassidy / Imports

「Eva Cassidy – Autumn Leaves」

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 アジアの癒し姫と名付けたのは、「ジャシンサ」。やはり情感あふれる哀切の歌唱。SACD/CDハイブリッド仕様の高音質で、彼女の歌唱が吐息が感じられるほどの臨場感で迫ってくる。

Autumn Leaves

Jacintha / Fim [1st Impression]

「Jacintha – Autumn Leaves」

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お母さん! もっとしっかりしつけなさい

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 今日もクヌギの伐採作業。鹿除けネットに仔鹿が絡んでいるのを見つけた。体長60~70cm位であろうか、多分今年生まれた仔鹿である。頭部に角が生えかけているから牡の仔鹿。少し離れた林の中から心配そうに見守る母鹿の姿。伐採作業のため、一部ネットを開放しているのでそこから入り込んだが、我々が作業を始めたので、逃げようとして、慣れない仔鹿がネットに絡まったものと思われる。

 首をネットの間に突っ込んでしまい、どうやっても抜けずに、もがいている。息が上がってしまい、時々休んで不安げにこちらを見ている。このまま、暴れたら、首に絡まり窒息するか、足を骨折するか、いずれにしても死んでしまう。仕方がないので、ネットをカッターで切って逃がすと、安心したように、親子で連れ立って、林の中へと消えていった。

 母鹿よ! しっかりしつけなさい! もっとしっかり教えなさい、我が子に。 ここへ迷い込んだら、ネットに絡まり大変危険だと。クヌギの再生林には入り込むなと。それが我々との共存への道である。

 ということで、今宵の曲は、「Teach Me Tonight(邦題:今夜教えて)」。「My heart belongs to daddy(私の心はパパのもの)」と同じ系統の歌で、ちょっと意味深でやばくて、色っぽい曲なので、お色気たっぷりに歌われることが多いようです。作詞「サミー・カーン/Sammy Cahn」と作曲「ジーン・ド・ポール/Gene De Paul」による1953年の作品。

【 Teach Me Tonight 】  by Sammy Cahn / Gene De Paul

「♪ Did you say I got a lot to learn?     「もっとたくさん学ばないとね」と言ったわね
  Well don’t think I’m trying not to learn?   学ぶ気がないなんて思わないでね
  Since this is the perfect spot to learn,    学ぶには今ここがパーフェクトな場所だから
  Teach me tonight.              今夜教えてネ

  Starting with the ABC of it         まずはABCから始めて
  Right down to the XYZ of it         最後のXYZまで徹底的にネ
  Help me solve the mystery of it,      謎が解けるまで
  Teach me tonight              今夜教えてネ

  The sky is blackbord high above you    空が黒板のように広がっているわ
  If a shooting star goes by,         もし流れ星が流れたら
  I’ll use that star to write “I love you”     その流れ星で、「I love you」と
  A thousand times across the sky      1000回も空に書くわ

  One thing isn’t very clear my love     でも、まだはっきりしないことが一つあるの
  Should the teacher stand so near my love 先生、そんなに近づいてきちゃっていいの?
  Graduation’s almost here my love      卒業はもう間近かしら
  Teach me tonight.              今夜教えてネ           ♪」
   
   
 いや、ヤバイですね、この歌は。「君子、危うきになんとやら」でしょう。これは ・・・。

 まずは、「ニコール・ヘンリー/Nicole Henry」。アルバムは、「Teach Me Tonight」(2005)。叙情あふれる演奏を聴かせる、「エディ・ヒギンズ・トリオ/」をバックにして、ソウルフルに歌うところから。

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 米ペンシルベニア出身のジャズ歌手。教会や学校のコーラス隊で歌い始め、6歳の時にはチェロを習ったという。マイアミ大学芸術学部を卒業後、女優・モデルとして活躍する傍らクラブでR&B歌手としての活動を行ない、その後ジャズ界へと移行。2004年発表のデビュー・アルバム、「The Nearness of You」が、年間トップ・セラー・アルバムとなり、一躍脚光を浴びる。その後は、マイアミを拠点にシンガーとしてはもちろん、女優、モデルとしても活躍を続けているが、2013年には「ソウル・トレイン賞」で「最優秀トラディショナル・ジャズ・パフォーマンス賞」を受賞し、そのダイナミックな歌唱力にますます磨きがかかったようだ。

  / ティーチ・ミー・トゥナイト ニコル・ヘンリー・ウィズ・エディ・ヒギンズ・トリオ /   ニコル・ヘンリー エディ・ヒギンズ・トリオ / ヴィーナスレコード

  
「Nicole Henry – Teach Me Tonight」

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 さて、次は、「アレクシス・コール/Alexis Cole」。アルバムは、「Close Your Eyes」(2013)。なんせリリースは、「ヴィーナス・レコード」。ジャケットからして期待させますが、「ジョン・ディ・マルチーノ/John Di Martino」のピアノ・トリオをバックに、期待通りに歌います。1976年、ニュー・ヨーク生まれで、音楽一家に育ち、高度な音楽教育も受けたが、「ウェスト・ポイント士官学校」で、階級は 「Staff Sergeant (2 等軍曹)」という、軍隊の経験があることも、びっくりです。

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クローズ・ユア・アイズ
アレクシス・コール
ヴィーナスレコード


  

「Teach Me Tonight – Alexis Cole」

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冬に向けて始まった弱肉強食の世界

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 来春始まる炭焼きの窯木にする「クヌギ(椚、櫟)」の伐採を続けている。伐採をしていて、妙なものが目に入ってきた。「ヤマカガシ(山楝蛇)」と思われる蛇の死骸である。高さ7~8mはあろうと思われるクヌギの天辺付近である。体長30cmほどであるから幼体とも思われるが、こんな天辺まで登るのは不思議である。多分、「カラス(烏、鴉)」か「モズ(百舌鳥)」、「イヌワシ(犬鷲)」、「ノスリ(鵟)」などの猛禽類に捕食され、置かれたものであろう。冬に備えて始まったいわゆる「百舌の早贄(はやにえ)」に類するこの森の弱肉強食の世界を垣間見た。

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 さて今宵、冬を少し先取りして、かって一世を風靡したブラスロックの雄、「ブラッド、スウェット&ティアーズ/Blood, Sweat & Tears (BS&T)」のバラードから、「Sometimes In Winter」。ロック・サウンドに、Jazzyなホーン・セクションを配し、新風を吹き込んだ「BS&T」。1969年に発表されたセカンド・アルバム、「Blood, Sweat & Tears」から。

 このアルバムは、1969年グラミー賞の最優秀アルバムを受賞し、彼らはブラス・ロックの中心的バンドとなった。しかしながら、ボーカルの「クレイトン・トーマス/David Clayton-Thomas」のふるまいにプレイヤーの多くが反発、バンドはまもなく瓦解してしまった。

 バンド名の「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(Blood, Sweat & Tears)」という言葉は、「ジョニー・キャッシュ/Johnny Cash」の曲名をそのまま拝借したものらしく、さらに、1940年にドイツとの戦いを鼓舞する「ウィンストン・チャーチル/Sir Winston Leonard Spencer-Churchill」首相の名言、「Blood, toil, tears, and sweat(血と苦労と涙と汗しか与えることができません)」に基づいた命名であるという。

Blood, Sweat & Tears

Blood,Sweat & Tears / Sony

【 Sometimes In Winter 】   by Blood, Sweat & Tears

「♪ Sometimes in Winter          冬のある日に
   I gaze into the streets          とある通りをじっと見つめていた
   And walk through snow and city sleet   そして雪とみぞれ混じりの街を歩いて
   Behind your room             君の部屋の近くまで行った

   Sometimes in Winter          冬のある日に
   Forgotten memories           君との思い出を忘れしまった
   Remember you behind the trees     ヒューヒューと枯葉を鳴らす木
   With leaves that cried          その傍らで君を思い出そうとしていた

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

「Blood Sweat and Tears – Sometimes In Winter」

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わが街を代表する木、台場クヌギの大貫禄

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 街の中心部の再開発がすすみ、そこに大きな公園がオープンした。オープンを記念する祭りが開かれているということで出かけてみた。

 かって炭焼きが盛んだった黒川地区の「台場クヌギ」が、街を代表する木として、もうひとつの街を代表する木、「エドヒガン(江戸彼岸)」桜と並んで移植されていた。樹齢数十年、いや百年近くはあろうかという台場クヌギの老木。10年くらいのサイクルの輪伐を繰り返し、すっかり根元(台場)の部分が太くなり、貫禄と風格を感じさせる。それでもなお、若木を萌芽させ、育てていく生命力の強さ、懐の深さに感心する。こんな木を見て子供たちが何かを感じてくれれば ・・・。

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 さて、今宵は「ステイシー・ケント/Stacey Kent」の新アルバム、「アイ・ノウ・アイ・ドリーム/I Know I Dream」から。2015年発表の「テンダリー/Tenderly」以来2年ぶりの新作となるが、彼女の長年の夢だったというオーケストラとの共演を実現。美しいストリングス・サウンドをバックに、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の「ダブル・レインボウ/Double Rainbow」や「フォトグラフ/Photograph」、「セルジュ・ゲンスブール/Serge Gainsbourg」の「失われた恋/Les Amours Perdues」、「ニノ・フェレール/Nino Ferrari」の「マデュレイラ通り/La Rua Madureira」といった曲を、相変わらずのキュートな歌声で聴かせている。

 しかしなんて言っても、特筆すべきは、今年のノーベル文学賞受賞作家、「カズオ・イシグロ」氏が再び、詩を提供していることであろう。いずれも彼女のパートナーであるサックス奏者、「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」が作曲しているが、ブルーノートへの移籍後第一弾、「市街電車で朝食を/Breakfast On The Morning Train」(2007)では、表題曲と「アイス・ホテル/The Ice Hotel」、「I Wish I Could Go Travelling Again」、「So Romantic」の4曲を。「The Ice Hotel」は2008年に「インターナショナル・ソングライティング・コンペティション」のジャズ部門で最優秀楽曲賞を受賞している。

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 そして、「ドリーマー・イン・コンサート~ライヴ・イン・パリ/Dreamer In Concert」(2011)では、さらに、「Postcard Lovers」を、「チェンジング・ライツ/The Changing Lights」(2013)では、タイトル曲のほか、「The Summer We Crossed Europe In The Rain」、「Waiter,Oh Waiter」と3曲が提供されている。そして新作「I Know I Dream」では、日本の新幹線にインスパイアされたという「バレット・トレイン(新幹線)/Bullet Train」が提供され、「The Changing Lights」がオーケストラ・バ-ジョンで収録されている。彼らはもう10年ちかくのコラボである。

 「カズオ・イシグロ」氏のノーベル文学賞受賞に際して、「ステイシー・ケント」は次のようにコメントを寄せている。

 『 今日はきっと皆さんもこの素晴らしいニュースを耳にしたことでしょう。カズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞しました! とても胸躍る話です!!! とても興奮して、文章になりません。私はイシグロの大ファンでしたが、彼が私とジムのファンということで、BBCラジオ4で「無人島に持って行きたい作品」として、私たちの曲をかけてくれたことを知ったのは、ずっと後のことです。そのようにして私たちは出会い、友人になり、そこからトムリンソン/イシグロのソングライティング関係のすべてが始まりました。読んでくださって、そしてこのハッピーな、ハッピーなニュースを共有してくださってありがとうございます!!! (BARKS記事より拝借)』

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アイ・ノウ・アイ・ドリーム/ I Know I Dream
ステイシー・ケント/Stacey Kent

    
   
    

 まだ、アルバムがYOUTUBEにアップされていないので、前作でも紹介された「The Changing Lights」をライブ・バージョンで聴いてみましょうか。

【 The Changing Lights 】  by Kazuo Ishiguro/Jim Tomlinson

「♪ Were we leaving Rio         もうリオを離れて
  Or were we in New York?        ニューヨークについたのね
  I remember bossa nova on the breeze  そよ風に乗って聴こえるボサノバが恋しい

  We were in the back seat        広くはないタクシーの
  Of a cab we couldn’t afford        バックシートに二人で座り
  You were holding my old rucksack     あなたは膝の上に私の古いリュックを
             on your knees     抱えていた

  You leaned towards your window     あなたは車の窓にもたれかかり
  To see the traffic up ahead         前方の車の流れを見ていた
  ”These commuters here,” you said   「この通勤する人たちは、まるで
  ”Could be the walking dead.”   ウォーキング・デッド(歩く死者)のようだ」と言った

  And we vowed to guard our dreams   そして私たちは夢を守りぬくことを誓いあった
  From all the storms that lay ahead    どんな嵐が行く手に横たわろうとも
  From the winds of fear and         恐れや年月、妥協といった     
       age and compromise             逆風が吹こうとも
  And we laughed about the hopelessness  そして多くの人々を取り巻く
  Of so many peoples lives          この希望が見えないこの状況を笑い飛ばした
  As we slowly moved towards        ゆっくりと前に進んでいけば
  The changing lights.            きっと光は変わると

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「Stacey Kent – The Changing Lights」

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 アルバムからその他の曲も ・・・。

「Stacey Kent – Double Rainbow」

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「Stacey Kent – To Say Goodbye (Official Music Video) 」

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夕暮れの都市美に見入る

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 久しぶりの梅田。一年ぶりのヨット部のOB会である。梅田の居酒屋に、10人ほどの仲間が集まった。寄り道をしようと少し早めに家を出て、阪急梅田駅からグランフロント大阪、そしてJR大阪駅を通り抜ける。この界隈、景観が最近大きく様変わりしたが、まだ私の土地勘は残っているとみえて、迷うこともなく飲み会の場所へとたどり着く。ちょうど夕暮れどき、グランフロント大阪のビル群が夕日に映える。こんな都会の美しい夕暮れを久しぶりに見た。そして駅へと足を急ぐビジネスマンたち。もうそのスピードや流れにもう、ついていけなくなっている。10年ほど前までは、あの群れのひとりだったのだ。1年ぶりに仲間と歓談、痛飲。

 今宵のピアノ。まだ馴染んではいないのだが、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のリリシズムを継ぎ、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」などからもリスペクトされ、現代最高峰のピアノの詩人とも囁かれる「フレッド・ハーシュ/Fred Hersch」を聴いてみる。

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 その名を聞いてはいたが、なぜか聴く機会のなかった「フレッド・ハーシュ」。『至高のソロ再び・・・現代最高峰のピアノの詩人フレッド・ハーシュ唯一無二の世界。ここでしか感じられない感動。ラストのビリー・ジョエルの楽曲は心を揺さぶってやまない名演!』そんなコピーに誘われて聴いてみました。

 1955年、オハイオ州シンシナティ生まれ。4歳の時にピアノを始め、両親から熱心な教育を受け、9歳ころからは作曲も始めたという。音楽的にはかなり早熟で、9歳から13歳まで理論、作曲、アナライズのレッスンを受ける。音楽学校に入学した15歳の時には、四声や対位法、様々なスタイルで作曲できるようになっていたという。1980年代にデビューし、ジャズの伝統とクラシックの語法を消化したピアノスタイル、ジャズ・スタンダードの再解釈などで人気を集め、若手のピアニストに大きな影響を与えたという。

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 2008年、HIVウィルスが脳に転移し、発作と2ヶ月間の昏睡状態に陥るが、死の淵を乗り越え、2010年のアルバム「Whirl」で完全復活を果たしたという。そのことによる彼の死生観が、その陰影あるタッチに深みを与え、感性を一層研ぎ澄ましたのではなかろうか。そんな心境が、アルバムに添えられている彼の言葉から読み取れる。

 『私は、もう40年以上、ジャズを演奏してきました。そして今、ピアノの前に座ったときの最良の心理状態は、「さあ、何が起こるのか、見てみよう!」という気分だと思うようになりました。・・・ 経験を積んできた今の私にとって、フレーズからフレーズへ身を任せ、ひたすら演奏するという自由が、非常に心地良く思えるようになったのです。』(フレッド・ハーシュ、寺井珠重訳)

 そんな彼の心根が感じ取れるでしょうか。聴いてみましょうか、「フレッド・ハーシュ」。夕暮れの都市美のように聴き入ってしまうかもしれません。

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Open Book/オープン・ブック [日本語帯・解説付]
Fred Hersch
Palmetto Records / King International

    
    
    

「Plainsong ー Fred Hersch」

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「Eronel – Fred Hersch」

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「山、笑う」 ご近所の紅葉狩りへ

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 紅葉が見頃。知られざる紅葉の名所、森林ボランティアの活動フィールドの一庫(ひとくら)公園から、麓のダム湖に注ぐ、一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)の渓谷沿いを歩いてみた。鮮やかな紅葉が目を奪う。まさに、「山、笑う」。有名な紅葉名所に行かなくても十分である。豊かな自然に恵まれたこの地に住んでいることを素直に喜ぶ。

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 ジャズとポップスの垣根をこえて活躍する、いわゆる「Jazzy,Not Jazz」の次世代を担う才能の一人と評されている、オーストラリアの女性ヴォーカリスト&コンポーザー、「ブリアーナ・カウリショウ/Briana Cowlishaw」の歌に、「The Mountains Changing Face」と言う歌がある。まさにこんな情景を表すタイトルである。

 あまり馴染みがない歌手だが、「グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato」や「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」などと比較される存在だという。アルバムは、「フィヨルド/Fjord」に収録。

 キャリアはよくわからないが、ニューヨークのプレイヤー達と制作したデビュー・アルバム、「When Fiction Comes to Life」(2011)は、オーストラリア国内賞で、「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」に選ばれたという。「フィヨルド/Fjord」は、3作目にして、同じくオーストラリアで活躍するピアニスト、「ギャヴィン・エイハーン/Gavin Ahearn」とのデュオ名義での発表。彼とは「The Wires Project 2013」というユニットを組んで活動しているようで、どうもその集大成のアルバムのようだ。全10曲のうち、ブリアーナによるオリジナル曲が3曲、ギャヴィンが1曲を提供、そして8曲がデュオ演奏。

 ブラジリアン、ジャズ・スタンダード、そしてビートルズのカバーを混じえ、端正なピアノ演奏だけをバックに可憐なブリアーナのヴォーカルが美しく響く静謐でリリカルな作品で、ノルウェイでの録音だという。そんな北欧の空気も感じさせる「ギャヴィン・エイハーン」のピアノに強く印象づけられた一枚。

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BRIANA COWLISHAW & GAVIN AHEARN / RIP CURL RECORDINGS / インパートメント

 本アルバムからYOUTUBEのアップはなかったが、ボーナスCDとしてつけられていた「ギャヴィン・エイハーン」とのユニット、「The Wires Project 2013」の「The Wires」をアップしておきます。

「The Wires – The Wires Project 2013」

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さすがに老いを感じてはきたが ・・・

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 一年ぶりのクヌギの伐採、玉切り作業。急斜面の上り下りで息が上がる。踏ん張れず、バランスを崩し尻餅をつく。チェーンソーや鋸を持つ手が重い。一年前に比べ、間違いなく体力は下がっている。ヘルメット着用、声かけやロープなどを使い、安全最優先で作業を行っているが、実質、約2時間の作業が集中力と体力の限度である。

 来園者や公園事務所の職員からは、お世辞半分に「お若いですね」と言われるが、仲間の最年長は79歳、若い人でも65歳、十分に高齢者である。さすがに皆んな老いてはきたが、顔はまだいきいきと輝いている。この活動、仲間の皆んなにとって、楽しさや健康、活力をもたらしてくれているが、それにもまして、多少は世の中に役立っているということが、モチベーションの源泉にもなっている。ゆっくりと時間をかければ、まだまだ続けられそうである。

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 さて、今宵も哀愁のラテン。わたしもまだまだ負けていられませんと思うのが、「オマーラ/Omara」。アメリカのJAZZギタリスト、「ライ・クーダー/Ry Cooder」とキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」のメンバーのひとりで、「コンパイ・セグンド/Compay Segundo」と並んで人気があり、いまだ現役で活躍している。

 有名になったきっかけは、「ライ・クーダー」が、キューバ音楽の伝説的なアーティストたちをドキュメンタリーとしてまとめた映画、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。今はもうすっかり老いてしまったが、彼らが150年の歴史のある「ソン」という伝統音楽を、その後のキューバ革命の荒波をくぐってを守り続けてきたことを描いたドキュメンタリーである。この映画がきっかけで90年代末に世界的なブームを巻き起こしたが、その当時で平均年齢は70歳代、今ではオリジナル・メンバーの大半はすでに他界しているという。

 そういえば、「コンパイ・セグンド」、「オマーラ」のふたり、2015年、オバマ前米国大統領に招かれ、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が、ホワイトハウスで、演奏した時もパフォーマンスを披露した。(参照拙ブログ「ホワイトハウスに流れたカリブの熱風」「カリブから風が吹く」

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 「キューバの歌姫」と呼ばれる「オマーラ・ポルトゥオンド/Omara Portuondo」。1930年生まれと言うから、今年87歳である。老いてはいるが、輝きを失っていない魅力的な表情と素晴らしい歌唱力を持っている。その「オマーラ」が、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバーたちと作り上げたソロ・アルバムが、「オマーラ/Omara」。その切々たる哀愁に心が動かされる。
 
 前述のブログ記事からの再録ですが、「オマーラ」の哀切の歌唱を ・・・。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ・オマーラ

オマーラ・ポルトゥオンド / ワーナーミュージック・ジャパン

 「ベインテ・アニョス/Veinte años (20年の歳月)」 。

「Omara Portuondo – Veinte años」

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 「カンタ・ロ・センティメンタル/Canta lo sentimental (叙情歌)」

「Omara Portuondo – Canta lo sentimental」

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  フルアルバムはコチラ、  「Omara Portuondo (Full Album) 」 

    

里山の語り部としても

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 秋晴れの空の下、今日も台場クヌギの伐採。気温も、太陽も、わずかに吹いてくる風も、チェーンソーの唸る音も、心地よい。汗を拭うのは、久しぶりである。作業をしていると園内を散策している人から、「どうして木を伐っているんですか? 何の木ですか? どうするんですか? 皆伐しても大丈夫ですか?」などの質問を結構受ける。菊炭のこと、地域の伝統文化だった炭焼きのこと、台場クヌギのこと、そして里山と人々の暮らしのことなど ・・・。そんなことを来園者に丁寧に語るのも、森林ボランティアの重要な役目である。

 こんなに天気が良かった日の夜は、空気が澄んで、一段と月が綺麗。そんな夜に聴くのは、「大石学」のピュアなピアノ。

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 「大石学」。1963年、横浜生まれのジャズピアノ・キーボードプレイヤー、編曲家。「ヤマハ ネム音楽院」卒業後、プロとしての活動をはじめる。「阿川泰子」、「松山千春」、「野口五郎」等のレコーディング・コンサートツアーに参加しつつキャリアを積んだという。私が知っているだけでも、「レディ・キム/Lady Kim」、「ケイコ・リー」、「伊藤君子」、「石野見幸」、「土岐麻子」などとのレコーディングやステージに、アレンジャー、歌伴として参加している。

 1997年に初リーダー・アルバム「Tears Rained Down」をリリース。2002年、「イーストワークス・エンターティメント(ewe)」より、「大石学トリオ」の1st「PAITED DESERT」を発表、以後2005年までの間にトリオ名義で4枚、トータルでは7枚のアルバムをeweから発表している。 また、2010年からは、澤野工房から、「Water Mirror」「Gift」「ETERNAL」などをリリース。その澄み切った音色と、静寂の「間(ま)」の絶妙なバランスにいつも魅かれてしまう。

 アルバム、「Water Mirror」と「Eternal」に収録されている曲から、ソロのメドレー。静かで穏やかな夜を思わせる「Calm」、「Winter Waltz」。彼自身の言葉によると、「WATER MIRROR=明鏡止水」だという。「ただただ、美しい音を出そう」という一念で奏でたその美しい響きが、鏡のように磨き上げられたような水面を波紋のように拡がっていく。

WATER MIRROR

マナブ・オオイシ / 澤野工房

ETERNAL

マナブ・オオイシ・トリオ / 澤野工房

「Calm ~ Winter Waltz - 大石学」

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 アルバム、「TOSCA」からタイトル曲を。

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大石学 / インディペンデントレーベル

「TOSCA – 大石学」

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 ソロ・アルバム、「Water Mirror」に収録されている、「After The Rain」。アルバムからのアップがありませんでしたので、サックス奏者「土岐英史」との演奏で。

「Hidefumi Toki & Manabu Ohishi – After The Rain」

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