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家族が集まり、祝い膳を囲む

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正月
 関西在住の次男家族、三男が集まり、正月の祝い膳を囲む。今年は戌年、私は歳男。強がり半分であるが、そんなに老いたという実感はまだない。親父が他界した歳には、まだ14年もある。まだまだ何かできそうだし、何かをしたい。そんな充実した一年、家族が安寧で健やかな一年を祈念して、みんなで乾杯。

 さて、新春の歌姫は、「アガ・ザリアン/Aga Zaryan」。ポーランド出身。ポーランドの歌姫といえば、大のご贔屓の「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」が思い浮かぶが、ここ数年トップの座を占める若きジャズ歌姫が、「アガ・ザリヤン」であるという。

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 1976年、ポーランドの首都ワルシャワ生まれ。父親はクラシック・ピアニスト、母親は英語教師であり作家で、彼女は幼い頃から両親とともにヨーロッパ中を広く旅し、イギリスのマンチェスターの小学校にも通学したという。クラシック音楽とともに、アガの両親は、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」、「ウェザー・リポート/Weather Report」、「ジミ・ヘンドリックス/Jimi Hendrix」、「ボブ・マーリー/Bob Marley」、「ビートルズ/The Beatles」などのポップス・アーティストの音楽にも、小さい頃から親しむ機会を与えたという。やがて、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」や「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」を聴き、アガはヴォーカリストになることを決意、その道へと進んだ。2010年3月に発売された「Looking Walking Being」がデビュー・アルバム。

 「アガ・ザリヤン」本人による歌詞や、哲学的な米国詩人「デニーズ・レヴァトフ/Denise Levertov」の詩で綴られたアルバムで、ジャズだけでなく、ボサノバ、サンバ、アフリカン・リズム、ジャズ・ロックなどのサウンドがちりばめられたアルバムで、2010年、ポーランド国内で最も売れたジャズ・アルバムとなったという。

 今、ジャズが熱いというポーランド。「アナ・マリア・ヨペック」と共に、ポーランドを代表する現代感覚溢れる女性シンガーとして、更に世界から注目される存在。「Looking Walking Being」から、「For the New Year, 1981」を ・・・。

 前回取り上げた「カレン・ソウサ/Karen Souza」の歌う「New Year’s Day」のオリジナルは、アイルランドのロックバンド、「U2」が1983年に発表したアルバム「WAR(闘)」に収録され、ポーランド民主化運動に捧げられたもの。それに続く今回のこの歌のタイトルの「1981年」は、ポーランド民主化運動のなかで、非合法化された「連帯」を合法化した民主化の出発点とも言える年。「For the New Year, 1981」は、これらのことを踏まえたうえでの曲のタイトルであり、内容であろうと思われ、アガがこの歌に込めた心意気が感じられる。

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Looking Walking Being
Aga Zaryan
EMIミュージックジャパン


    
    

【  For the New Year, 1981 】   Lyrics: Denise Levertov; Music: David Doruzka

「♪ I have a small grain of hope -   私はささやかな希望を抱いている
  one small crystal that gleams    その透明な結晶から澄んだ色を光らせる
  clear colours out of transparency.   小さな水晶のかけらのような

  I need more.             もっと欲しい

  I break off a fragment to send you.  その水晶を割ってかけらをあなたに届けたい

  Please take             どうぞ受け取ってね
  this grain of a grain of hope     このささやかな希望のそのまたかけらを
  so that mine won’t shrink.      そうしても、私の希望が小さくなることはないわ

  so that yours will grow.       そしてあなたの希望が大きくなるように

  Only so, by division,         ふたりで分け合うことで  
  will hope increase,          希望はさらに大きくなるの

  like a clump of irises,           株分けしないかぎり 
     which will cease to flower      やがては咲くのを止めてしまう 
  unless you distribute            群生するアイリスのように  
  the clustered roots, unlikely source -   複雑に絡みあう根っこ、
  clumsy and earth – covered        不格好で想像もできないような源
  of grace.                 そして気品に満ちた大地    ♪」

「Aga Zaryan – For The New Year , 1981」

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4 Responses to “家族が集まり、祝い膳を囲む”


  1. 風呂井戸(photofloyd)
    on 1月 3rd, 2018
    @ 9:28 PM

     明けましてお目出度う御座います
     今年もよろしくお願いします
     新年早々Aga Zaryanは嬉しいですね。ポーランド党の私としては大歓迎です。しかしこのAga Zaryan久しく新譜がないですね。私はポーランドに行った時仕入れたライブ・アルバム以降お目にかかっていないのでは?。
     とにかく彼女のポーランド最大の事件(悲劇)のワルシャワ蜂起を題材にしてのアルバム「Umiera piekno」(2006)は忘れられない一枚です。
     ポーランドと言う国は、「音楽」(あらゆる分野の)と言うものを評価し愛する国としては、今や他の追従を許さないほどですね。
     TBが出来ないので・・・・(参考に)http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/cat50849501/index.html


  2. 大屋地 爵士
    on 1月 4th, 2018
    @ 2:36 PM

    風呂井戸さん   こちらこそよろしくお願いいたします。ヨペックといい、ザリアンといい、ポーランドのアーティストは歌手も含めて、ナチス政権下での抑圧、抵抗、およびソビエト連邦共産主義下での抑圧に対し、すぐ忘れて過去のものにしてしまう我々日本人では想像もできないほど抵抗の歴史を心に刻みつけているようですね。


  3. ShiroYuki_Mot
    on 1月 5th, 2018
    @ 12:19 PM

    未だ、松の内なので、敢えて。
    私も参加させて下さい。
    歳男に 乾杯 !。


  4. 大屋地 爵士
    on 1月 5th, 2018
    @ 4:52 PM

    ShiroYuki_Mot さん  歳を取るごとに家族の存在が重みを増してきます。

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