JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

その数と美しさに圧倒される

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 開通したばかりの新名神高速と中国道、若狭・舞鶴道を使っての片道1時間ほどの小ドライブ。目的地は、兵庫県丹波市氷上町清住にある「カタクリ」の群生地、「かたくり園」。紫紅色の絨毯を敷き詰めたよう。これだけの数の「カタクリ」を見たのは初めて。その数と息を呑むような美しさに圧倒された。

 「カタクリ(片栗)」は、ユリ科カタクリ属に属する多年草。古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。東北や北海道の山中に多く生えるが、これだけ群生するのは珍しく、ここ氷上町はは南限とも言われており、関西最大、日本でも有数のカタクリ群生地だという。

 早春に地上に芽を出すが、花が咲いたあとは、葉や茎は枯れてしまう。地上に姿を現す期間は4-5週間程度、また花が地上に咲くのは、早春の2週間程度と短いため、時期を逃さず見ることが難しい。そして、雨や曇りの日には蕾のままの姿で、晴れた日にしかその開花した可憐な姿を見る事が出来ないという。時期も天候にも恵まれ、車を走らせて、見にきた甲斐があった。

 他界した母親が好きだった花で、実家の庭にも薄紫色の「カタクリ」の花が咲いていた。そんな母のことをちょっと思い出した。   

 「もののふの 八十乙女(やそおとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花」                                (大伴家持 万葉集・巻18)

 750年(天平勝宝2年)3月2日、大伴家持が越中の国司として、いまの富山県を訪問した際に、詠んだ歌だという。

今宵の曲は、美メロと参りましょうか。ノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」。もう何回もこのブログで取り上げているピアニスト。曲は、「そこに存在する」という意味でしょうか、「Being There」。トリオで同タイトルのアルバムがあるが、そのには、収録されていません。2009年10月のアンサンブルでのライブのようです。

「Tord Gustavsen Ensemble ー Being There」

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 アルバム、「Being There」(2007)からは、美メロの極み、「At Home」。

Being There

Tord Gustavsen Trio / ECM

「At Home – Tord Gustavsen Trio」

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路傍の花、樹々の鳥(203) ~ つばめを見かけた日 ~

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 商店街で今年初めて「ツバメ(燕)」を見かけた。番(つがい)である。忙しそうに飛び回っている所を見ると、巣作りが始まったようだ。燕、やはり春を感じる鳥のひとつ。

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 「スティーブ・スワロー/Steve Swallow」というジャズ・ベーシストがいる。ウッド・ベースではなくエレキ・ベース弾き、しかも、ピッキングによる奏法である。そんなところに興味を感じたベーシスト。

 1940年生まれ。1958年頃からベースを始め、エール大学で作曲を学んだ後、「ポール・ブレイ/Paul Bley」、「スティーブ・キューン/Steve Kuhn」、「アート・ファーマー/Art Farmer」らと共演したという。

 1970年代に入ると、「ゲイリー・バートン/Gary Burton」、1970年代末には、「ジョン・スコフィールド/John Scofield」、1980年代に入ると、女流ピアニスト、「カーラ・ブレイ/Carla Bley」のバンドに参加し、現在も精力的に活動している。

 そんな彼のデュエット・アルバムで知ったのが、「カーラ・ブレイ」。1936年生まれのジャズ・ピアニスト、作曲家。恋人同志かと思わせるような、カーラとスワローの姿が印象的なジャケット。アルバム、タイトルもそのまんまの、「Duets」(1988)であった。

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Duets
スティーブ・スワロウ&カーラ・ブレイ/Steve Swallow & Carla Bley
Ecm Records


   
    

 「カーラ・ブレイ」。アカデミズムとは無縁で、ほとんど独学で音楽やジャズを学んだ彼女。独特の色彩感覚を生み出す作曲家としての豊かな才能の一方、女性らしい繊細でわかりやすいメロディーを紡ぎだすピアニストとしての才能も素晴らしい。

  YOUTUBEで見つけたそんな曲が「Lawns」。元々は、アルバム、「Sextet」に収録されている曲だが、「スティーブ・スワロウ」とのデュエットでアップされていた。優しい気持ちになれる癒しのデュエット。

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Sextet
カーラ・ブレイ
Ecm


       

    
 
「Carla Bley and Steve Swallow – Lawns」

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巣立ちの季節

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コジカ
 仔鹿が一心不乱に草を喰んでいる。去年生まれた仔鹿であろう。鹿の出産時期は5、6月。今年生まれる仔鹿のデビューも近い。鹿の食べる量は、1日に約3kgといわれる大食漢。採餌植物は1,000種を超えると言われている。もうしばらくすると、鹿との攻防も本格的に始まるのである。

 3月は卒業の季節。団地にある小学校、中学校、高校でも卒業式が行われ、多くの子が晴がましい笑顔で巣立ってゆく。

 今宵の曲は、「New Places, New Faces」。 「ジョー・サンプル/Joe Sample」のアルバム、「オアシス/Oasis」(1985)から。

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Oasis/オアシス
Joe Sample/ジョー・サンプル feat.レイラ・ハザウェイ
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「Joe Sample – NEW PLACES, NEW FACES」

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一庫公園 桜づくし

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 森林ボランティアの活動フィールドである兵庫県立「一庫公園」。市天然記念物に指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」群生林の整備を続けてきたが、お待ちかね「エドヒガン」をはじめとして、「ヤマザクラ(山桜)」、「オオシマザクラ(大島桜)」が、一斉に咲き出した。例年は開花の時期に時差があるのだが、厳冬が続いた後、一気に暖かくなったためか、百花繚乱、一斉に咲き誇りだした。やはり「桜」が咲かないことには ・・・。

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 今宵の曲、この百花繚乱に似合う曲、バッハの「G線上のアリア/Air on the G String」のジャズバージョンをいくつか。

 といえば、まっさきにこの人でしょう。「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」。

「ジャック・ルーシェ」は、1934年にフランス西部のアンジェで生まれ、15歳で「パリ音楽院」に入学したが、中退。その後、ジャズに魅せられ、「ジャクリーヌ・フランソワ/Jacqueline Francois」や「シャルル・アズナヴール/Charles Aznavour」等の伴奏を務める。その後、バッハ作品をジャズの表現の中に生かそうと、1959 年に初の「プレイ・バッハ」発表、大成功を収める。たしか第1集から第6集まで出されたが、1974年に病に倒れ、以後10年間はトリオの演奏活動を休止した。しかし、バッハ生誕300周年を翌年に控えた1984年、デジタル録音版の「デジタル・プレイ・バッハ」で見事にジャズのバッハ弾きのトップ・アーティストとしてカムバックした。初期の「Play Bach」に比べ、より流麗で、JAZZYに洗練されたアルバムになっている。まさに「バッハ弾き」の真骨頂が味わえる。

デジタル・プレイ・バッハ

ジャック・ルーシェ / キングレコード


「JACQUES LOUSSIER – Air On A G String (J.S.Bach) 1984」

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 さて、もうひとつのピアノ・トリオは、「トリオX・オブ・スウェーデン/Trio X of Sweden」。「レナート・シモンソン/Lennart Simonsson (p)」、「パー・ヨハンソン/ Per V Johansson (b,elb)」、「ヨアキム・エクバーグ/Joakim Ekberg (ds)」の3人によって、2002年に結成されたスウェーデンのピアノ・トリオである。

 そんな彼らが、これまでの成果を一枚に結実したというアルバムが、「トロイメライ/Traumerai」(2012)。そう、シューマンのトロイメライ、バッハのアリア、ベートーベンの月光 ラベルのボレロなど、クラシックの楽曲を彼らなりのプログレッシヴな方法で、ジャズ化した作品。ところどころ、e.s.tのような雰囲気も感じますが、やはり同じスウェーデン出身だからでしょうか、北欧ジャズ・ピアノ特有の乾いた空気と叙情性、ロマンティシズムを感じさせる。

 「トロイメライ/Traumerei」という言葉は、ドイツ語で、「白昼夢」、「幻想」、「夢想」を意味する言葉。たった一週間ほどの百花繚乱の桜の夢。

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Trio X Of Sweden /


「Trio X Of Sweden – Air ( J.S. Bach)  From Orchestral Suite No 3 BMW 1068」

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 最後は、「MJQ」こと、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet」。ホーンをどうアレンジするか ・・・。「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」の腕の見せどころ。パーソネルは、「ルー・ソロフ/Lew Soloff – trumpet」、「ジョージ・ヤング/George Young – truor sax」、「David Matthews – piano」、「チャーネット・モフェット/Charnett Maffett – bass」、「ヴィクター・ルイス/Victor Lewis – drums」。

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G線上のアリア/Air on the G String
マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet
テイチクエンタテインメント


     
     

「Manhattan Jazz Quintet - Air on the G string」

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「えんとつ町のプペル 光る絵本展」を観る

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 「えんとつ町のプペル 光る絵本展 in 兵庫川西」を見てきた。たしか2年ほど前、話題になった絵本。作者は、私の住む住宅団地に隣接する地区の出身で、お笑いコンビ、「キングコング」の「西野亮廣(にしの あきひろ)」さん。彼は、次男、三男も卒業したご近所にある高校の卒業生でもある。

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 場所は、天禄元年(970)に創建され、源満仲、頼光、頼信、頼義、義家を祀り、源氏発祥の地である、「多田神社、政所殿」。春休みとあって、子供連れが多く、待ち行列が出来るほど。最初はちょっとミスマッチングな印象もあったが、彼の育った団地に隣接している事を考えれば、いい選択だったのではないかと思う。

 まるまる一冊分の原画を樹脂版にプリントし、裏から照明を当て、ブラックライトに浮かぶ文を読みながら、プペルの世界に浸るという企画。初めて見たが、その実力はお笑い芸人の片手間などという域をはるかに超えている。ストーリーもさる事ながら、精密かつ詩情あふれる町の描写は、「宮崎駿」にも通ずるものを感じた。久しぶりの展覧会。いい企画であった。

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えんとつ町のプペル
にしの あきひろ
幻冬舎


    
   

 「えんとつ町のプペル」は次のサイトで読むことができます。

  大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)

 YOUTUBEに、「えんとつ町のプペル」の歌がアップされていました。

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ロザリーナ
ロザリーナ
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「えんとつ町のプペル - 大王とロザリーナ」

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庭先で凛と咲く

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 我が家の庭先に今年も咲いた「ツバキ(椿)」の花。この家に引っ越して来た25年前に願いを込めて植えた木である。いつもは4月に咲くのだが、今年は少し早く咲いた。かって手入れをおろそかにして、「チャドクガ(茶毒蛾)」が大量に発生をし、大変な目にあったこともあるが、その凛とした赤が、毎年目を楽しませてくれる。やはり「木」偏に「春」である。

 スコットランド民謡として歌い継がれている歌に、「My Love is Like a Red Red Rose(我が恋人は紅き薔薇)」という歌がある。今宵の歌に選んでみた。33歳の若さで夭折した歌姫、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の秀逸な歌唱。死後いくつかリリースされたアルバムの一つ、「Somewhere」(2008)から。

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 「エヴァ・キャシディ」。1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあこれからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月2日に亡くなってしまった。

 「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」で検索をすれば、10数枚のアルバムがラインナップされてくる。しかし、リリースを予定していたと言われるのは、生前の1枚を除いて、「Live At Blues Alley(96)」、「Eva By Heart(97)」の2作だけだとか ・・・。残りのアルバムは、音楽パートナーや遺族などによって、残された音源から編集し、死後にニュー・アルバムとして、リリースされたものである。いまもなお、人の心の中でひそやかに生き続けている彼女のピュアな声への想いが、死してもなお新しいアルバムをリリースを望み、そのアルバムが、さらなるファンを獲得し、その心を癒しているのである。

 そんな彼女の、まさに凛とした歌唱が「My Love is Like a Red Red Rose(我が恋人は紅き薔薇)」。

【 My Love Is Like A Red Red Rose 】   Scottish Traditional

「♪ My love’s like a red, red rose  僕の恋人は赤い薔薇のよう
  That’s newly sprung in June;   いつも6月になると咲く赤い薔薇のよう

  My love is like a melody     僕の恋人は美しいメロディのよう
  So sweetly play’d in tune     この上なく甘美なメロディのよう

  As fair art thou, my bonnie lass   なんて美しく麗しい君
  So deep in love am I;         私は深く恋に落ちてゆく
  And I will love thee still, my dear   これからもずっと君を愛していく
  Though all the seas gone dry     海がすべて干上がろうとも

  Though all the seas gone dry, my dear  海がすべて干上がろうとも
  And the rocks melt with the sun;      太陽の熱で岩が溶けようとも
  I will love thee still my dear        これからもずっと君を愛していく
  Though the sands o’ life shall run     砂のごとく命がつきる日まで     

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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Somewhere
Eva Cassidy
Blix Street


     
      

「Eva Cassidy – My Love Is Like A Red, Red Rose」

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路傍の花、樹々の鳥(202) ~ 二番桜は彼岸桜 ~

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 ご近所の一番桜は、ウォーキングの道筋の庭先の桜。(参照拙ブログ 「路傍の花、樹々の鳥(199)~ ひとりぼっちで咲く ~」) しかし、私が待ち望んでいたのは、住宅地と量販店が並ぶ国道のすぐ近くにありながら、開発を免れ、そこだけが忘れられたような長閑な里山と畑の脇にひっそりと咲く「ヒガンザクラ(彼岸桜)」。二番桜。この住宅地に暮らしてから20数年になるが、数年前まではその存在に気がつかなかった。樹齢は分からないが、結構大きな木で地主の方に聞いたところ、「彼岸桜」と伝え聞いているという話だった。犬も歩けばなんとやら、うれしい発見もあるもの。

 今宵の曲、「You Make Me Feel Brand New」。「スタイリスティックス/The Stylistics」 の1974年のヒット曲。「誓い」とかいう邦題がついていた。「新しい日々をくれたあなた」とでも訳しておきましょうか。

【 You Make Me Feel Brand New 】  
             by Linda Diane Creed / Thomas Randolph Bell
 
「♪ My love               大好きな貴方
  I’ll never find the words, my love   言葉が見つからないわ
  To tell you how I feel, my love    どうやってこの想いを伝えたらいいの
  Mere words could not explain     言葉だけじゃ伝えることができないわ

  Precious love              大切なあなた
  You held my life within your hands   ずっとわたしをその手で包んでくれた
  Created everything I am        わたしが今あるのは
  You taught me how to live again    どう立ち直ったらいいか教えてくれたから

  Only you                あなただけよ
  Cared when I needed a friend      友達が必要な時に支えてくれたのは
  Believed in me through thick and thin  いつも変わらず私を信じてくれたのは
  This song is for you,            この歌をあなたに贈るわ
       filled with gratitude and love   感謝と愛を込めて

  God bless you              どうか神様のご加護がありますように
  You make me feel brand new       新しい人生をくれたあなたに
  For God blessed me with you      私とあなたに神様のご加護がありますように
  And you make me feel brand new     そしてあなたが新しい人生をくれたから
  I sing this song               この歌を歌うわ
    ’cause you make me feel brand new  新しい人生をくれたあなたのために
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・   ♪」

 今宵は、「ロバータ・フラック/Roberta Flack」で。

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 「ロバータ・フラック」。1937年ノース・カロライナ州出身のシンガーソングライター。もう81歳になるんですね。父はピアニスト、母はオルガニストという音楽一家に育った。15歳のときに黒人学生のピアノ・コンクールで優秀な成績を収め大学に進学、クラシック、声楽を学ぶ。大学を出た後は音楽教師やナイト・クラブでのピアノ演奏をしながらキャリアを積み、1969年にアトランティック・レコードからデビューした。

 1972年に「クリント・イーストウッド/Clint Eastwood」が初監督・主演したサスペンス映画「恐怖のメロディ/原題:Play Misty for Me」に使われた「The First Time Ever I Saw Your Face(愛は面影の中に)」が全米1位の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀レコード賞を受賞。続く1973年には「Killing Me Softly with His Song(やさしく歌って)」も全米1位の大ヒットを記録。これにより、グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門で受賞した。1974年、「Feel Like Makin’ Love(愛のためいき)」も全米1位を記録。

 アルバムは、「Set the Night to Music 」(1991)から。微かにハスキーさの残る独特の艶と透明感のある繊細な女性ボーカルが堪能できるアルバム。

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ナイト・トゥ・ミュージック/Set the Night to Music
ロバータ・フラック/Roberta Flack
イーストウエスト・ジャパン


       
      

「Roberta Flack – YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」

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太陽の塔と私

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 1970年に開催された「大阪万博」のシンボル、芸術家の故「岡本太郎」氏が手がけた「太陽の塔」(大阪府吹田市)の内部公開が、3月19日(月)より、48年ぶりに始まった。(写真はNETより拝借)

 私が定年まで勤めた会社に入社したのは、1969年(昭和44年)。「大阪万博」開催の前の年であった。東大・安田講堂事件、東名高速道路全線開通、アメリカの宇宙船「アポロ11号」が人類初の月面着陸に成功 ・・・などがあった年。入社の動機の一つに、「翌年に万博」があるからという理由が心のどこかになかったと言ったら嘘になるかもしれない。

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 入社翌年の3月に万博がオープン。そのほかにも、日航機よど号ハイジャック事件、三島由紀夫と楯の会会員が自衛隊東部方面総監部に乱入などの事件があったのもこの年。

 大阪万博EXPO’70。会社の最寄駅から直通バスが出ていたので、休みの日以外も会社を終えてからよく行きました。あれほどの人と熱気。それ以後、あんな熱気に接したことは一度もない。その中で、いろいろな評価はあったが、あの「太陽の塔」の存在感は圧倒的だったと思う。
    
 万博後も、「エキスポランド」や「万博記念公園」、「国立民族学博物館」などによく出かけた。そして、現役終わりの頃は、「大阪モノレール」で通勤していたので、毎朝「太陽の塔」を車窓から眺めていた。2006年(平成18年)3月14日に定年を迎えたのだが、その日の朝も、「太陽の塔」を感慨深く眺めながら出勤したことを記憶している。今思うと、私の会社人生は、「太陽の塔」に始まり、「太陽の塔」で終わったといっても過言ではない。それほど「太陽の塔」は私の人生の傍らにあった。

 定年後も実家への帰省は中国道~名神~中央道を利用していたため、吹田JCTを過ぎて「太陽の塔」が見えてくると「ああ我が家に帰ってきた」という思いが強くしたものである。

  昨日通りかかった万博公園の桜はちらほらと咲き始めていた。

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 さて、今宵の曲は、「Something in the Air Between Us」。「私たちの間に芽生えた何か」とでも訳しましょうか。「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」のアルバム、「Make Someone Happy」(2007)から。

 「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」。ロシア・ウラル山脈出身で冷戦崩壊後の混乱の中、イスラエルに移住、そこで育ち、その後カナダへ。トロント大学生のときJAZZ歌手デビュー、現在はカナダ、アメリカを中心に活躍する若手イチオシ女性ボーカルの一人。

【 Something in the Air Between Us 】  by Marc Jordan / Steve Mackinnon

「♪ Sand and stars              砂と星々
  The secret life of planet mars       火星の秘密の人生
  Somewhere I can feel the sun       私が太陽を感じることができるならどこでも
  There’s something in the air between us  私たちの間で「何か」が芽生える

  Let it rain                 雨よ降れ
  Nothing ever stays the same       同じものなど何一つない
  Your tears are falling in my dreams    私の夢にあなたの涙が降り注げば  
  There’s something in the air between us  私たちの間で「何か」が芽生える

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  I want to be with you         あなたと一緒にいたい
  No matter where you are        あなたがどこにいようとも
  And when the cars and lights go by   車や光が通り過ぎる時
  I’ll shine there in your eyes       私はあなたの瞳の中で輝く
  Until the moon and stars collide     月と星々が衝突するまで
  Something in the air between us     私とあなたの間で「何か」が芽生える
  Something in the air between us     私たちの間で「何か」が芽生える
  Something in the air between us     きっと           ♪」

 ボッサ・テイストの軽いノリが心地よい。

Make Someone Happy

Sophie Milman / Linus

「Sophie Milman – Something In The Air Between Us」

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路傍の花、樹々の鳥(201) ~ この時とばかり一斉に・・・ ~

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ユキヤナギ
レンギョウ
 一転し、冷たい冬の雨になってしまったが、二日ほど続いたポカポカ陽気。この時とばかり、待ちかねたように一斉に咲き出したのは、「コブシ(辛夷)」、「ユキヤナギ(雪柳)」、「レンギョウ(連翹)」、「ウメ(梅)」、「シダレウメ(枝垂れ梅)」、「サンシュユ(山茱萸)」、「ジンチョウゲ(沈丁花)」などなど。これからウォーキングが楽しい季節になる。

スノーフレーク

 あまり見かけませんが、園芸種の「スノーフレーク」でしょうか、白い花弁の先端の緑色の斑点が愛らしい。和名は春を待ちわびたように咲くところから、「オオマツユキソウ(大待雪草)」、またその形から、別名は「スズランスイセン(鈴蘭水仙)」というらしい。

 今宵の曲、「For Once in My Life」。「ロナルド・ミラー/Ronald N Miller」作詞、「オーランド・マーデン/Orland Murden」作曲で、1965年に作られた曲だという。1966年に「トニー・ベネット/Tony Bennett 」がバラードで歌って、そこそこヒットしたが、1968年アップ・テンポ曲にアレンジして歌った、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」のカバーが大ヒットし、今や「スティービー・ワンダー」の代表曲になっている。

【 For Once in My Life 】  by Ronald N Miller/Orland Murden

「♪ For once in my life           人生で初めて出会えた
      I have someone who needs me   私を必要としてくれる人に
  Someone I’ve needed so long      ずっと探し続けてきたその人に
  For once unafraid I can go where life leads me  初めて安心して人生を託せる
  Somehow I know I’ll be strong       そうすれば きっと強くなれるってわかる

  For once I can touch,            初めて触れることができる
      what my heart used to dream of   ずっと昔から
  Long before I knew             私の心がずっと夢見てきたもの
  Oh someone warm like you         そんな夢をかなえてくれるのが
  Would make my dream come true      君だなんて

  For once in my life             人生で初めてだ
       I won’t let sorrow hurt me     昔のように 
  Not like it’s hurt me before          傷つかなくてもいいなんて

  For once I have someone          初めてだ
        I know won’t desert me     わたしを見捨てない人に会えるなんて
  I’m not alone anymore           もう私はひとりぼっちじゃない

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 まずは、好漢、「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé」。2003年のデビュー・アルバム、「Michael Bublé」から。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Michael Buble – For Once in My Life」

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 そして、今年92歳になる大御所、「トニー・ベネット」と「マーク・アンソニー/Marc Anthony」のデュエット。三匹目のどじょうを狙ったベネットのデュエット・シリーズ第3弾 、「Viva Duets」(2012)から。

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Viva Duets
トニー・ベネット/Tony Bennett
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「Tony Bennett – For Once in My Life」

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路傍の花、樹々の鳥(200) ~ 薫りたつ ~

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 ウォーキング。香り立つ春の花。といえば、「ウメ(梅)」か「ジンチョウゲ(沈丁花)」。ご近所玄関脇に満開。やっぱり春です。

 ということで、今宵は、デンマークを拠点に活躍している新鋭ピアニスト、「サン・ビービー(ソレン・ベベ/Søren Bebe」率いるトリオの演奏で、「Luft/Air」。「Luft」はドイツ語で、「Air」は英語でいずれも「空気」。

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 「サン・ビービー」。2004年にデンマークの「Royal Academy Of Music」を卒業、2006年から「アンダース・モーゲンセン/Anders Mogensen(drums)」、「ニールス・ライド/Niels Ryde(electric Bass)とトリオを結成。初めて聴いてのが、端正で優しく、ロマンに溢れた一枚、「ア・ソング・フォー・ユー/A Song For You」(2012年1月録音)。一聴、すぐ惹き込まれた。新しき北欧ジャズ・ピアノ・トリオが、私のカテゴリーに加わった瞬間であった。

 今回の曲はアルバム、「サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン/Soren Bebe Trio Featuring Marc Johnson」(2013)から。アルバムのタイトル通り、1979年から1980年の死に至るまで「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の音楽性を支え、また1987年からは、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」のトリオ活動したベーシスト、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」との共演アルバム。アルバム・ジャケットのロゴとして象形化された文字は「EVA」。「Bill Evans」からデザインされたことは容易に想像できる。

 何度となく訪れた北欧の風景や印象が目に浮かぶような曲、「Luft/Air」 ・・・。

 サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン

サン・ビービー・トリオ / スパイス・オブ・ライフ

「Luft/Air - Soren Bebe Trio featuring Marc Johnson」

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