JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(208) ~ひっそりと陰に咲く~

Tags: , ,

ポピー、ヒナゲシ、アマポーラ、虞美人草
 お向かいの家のガスメータのある窪みに、ひっそりと紅い「ポピー/poppy」が咲いている。ヨーロッパ原産のケシ科の一年草。この花は、いろいろな名前で呼ばれることが多い花でもある。「ヒナゲシ(雛芥子、雛罌粟)」、「グビジンソウ(虞美人草)」、「コクリコ(フランス語: Coquelicot)」、「アマポーラ (スペイン語:Amapola) 」などなど。恥ずかしながら私は、全部別々の花と思っていた時期もあった。

 今宵の曲、もうお分かりですね、「アマポーラ/Amapola)」。スペイン出身の作曲家、「ホセ・ラカジェ/Joseph LaCalle」が1924年に発表したポップ・ミュージック。

【 Amapola 】

「♪ Amapola, lindisima amapola,     ひなげしよ 美しきひなげしよ
  Será siempre mi alma tuya sola.    いつも僕の心は君だけのもの
  Yo te quiero, amada niña mia,     君を愛している 僕の愛しい君
  Igual que ama la flor la luz del día.   花が太陽の光を愛するように

  ・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・ ♪」 (訳はNET参照)

GA

 さて今宵、歌う名花一輪、「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」。1972年、ブエノスアイレス生まれ。デビュー・アルバムのジョビンのカバー集「ベレーザ:ジョビンに捧ぐ」が大ヒットしたボサノバ・ユニット、「ベレーザ/Beleza」のリード・ヴォーカル。ユニットとはいうが、実質は一人ユニットであったようである。

 1999年、初のソロ・アルバムが、「Wanting」をリリース。彼女の最大の魅力であるシルキー・タッチの歌声、ボサ・ノヴァ、ジャズ、サルサ、クンビア、ボンバ、レゲエ、ジャズファンク、タンゴ等々、多くのジャンルを見事にブレンドさせ自分のカラーにしてしまう生まれつきの才能、作曲のセンスを世に知らしめることとなった。 そして、「Beleza」時代をオマージュするも、新しいガブリエラをアピールするかのように、全編ボッサで綴ったアルバムが 「ボッサ・ベレーザ/Bossa Beleza」(2008)。

ボッサ・ベレーザ

ガブリエラ・アンダース / ビクターエンタテインメント

「Amapola ー Beleza(Gabriela Anders)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 ピアノ・トリオでも聴いてみましょうか。ノルウェイのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」率いるトリオ。1975年、ノルウェイ生まれ。「ピンク・フロイド/Pink Floyd」に最初に音楽的影響を受けたがクラシックへ。しかし、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いてジャズの世界に入ったという。デビュー・アルバムは、2001年リリースの「What Are You Doing The Rest Of Your Life」。バラードにもその冴えを見せるアルバムは、トリオとしては第5作、「To The Little Radio」(2006)。   

トゥー・ザ・リトル・ラジオ

ヘルゲ・リエン・トリオ / ディスク・ユニオン

「Amapola – Helge Lien Trio」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

b0102572_141711

 もうひとりの奏でる名花一輪は、「寺井尚子」。1988年プロ・デビュー以来、デビュー30周年を迎えたJAZZバイオリニスト。ヨーロッパの「ステファン・グラッペリ/Stéphane Grappelli」の例はあるにしろ、異色の楽器を日本JAZZ界に持ち込み、新分野を切り開いた功績は大きい。アルバム15作、「小さな花~アマポーラ/Petite Fleur-Amapola」(2008)は、従来のジャズのスイング感をバイオリンで表現するというスタイルを少し変え、アルバム表題の2曲のほか、有名曲の旋律の美しさをしっとりと聞かせるというスタイルになっている。

 「頭の中で、突然アマポーラのメロディが鳴ったんです。常に核になる曲からイメージを膨らませて、流れを組み立てるので、アマポーラの強さのせいでバラードが増え、旋律重視のアルバムになってしまった」と彼女は語っている。

b0102572_1473895

     
小さな花~アマポーラ
寺井尚子 /
EMIミュージック・ジャパン

      
      

「Naoko Terai – Amapola」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

   

路傍の花、樹々の鳥(207) ~ まち山に咲く ~

Tags: , ,

DSC_1025
DSC_1014
DSC_1022
b0102572_230585a
 ほの暗い急斜面の林一面に広がるように、真っ白な「ツツジ(躑躅)」が、群落となって咲いている。「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」である。

 少し前に取り上げた、私の団地内にある「エドヒガン(江戸彼岸)」で知られている「猪名川(いながわ)」の「溪のサクラ」を挟んで、対岸にすっぽりと開発から取り残されているエリアがある。「猪名川」に注ぐ「虫生川(むしゅうがわ)」の渓谷。周りは昭和40年代に開発された大規模住宅団地であるが、その川沿いだけはどこに迷い込んだのかと思うほどの渓谷で、自然が手付かずになっているだけでなく、周りが住宅地のため、鹿や猪の食害にもあっていない。そんな住宅地と隣合っている山は、「さとやま(里山)」に対して、「まちやま(街山)」と呼ばれている。

 その「まちやま(街山)」に自生し、群落となって咲いているのが、「シロバナウンゼンツツジ」。伊豆半島、紀伊半島南部、六甲山はこの「ツツジ」の三大自生地であるが、「六甲山」はすべて白い花の「シロバナウンゼンツツジ」であるという。「ウンゼン」と名がついているが、「雲仙岳」には全く自生しておらず、この「ツツジ」の名の由来ははっきりしないらしい。

DSC_0999

 この渓谷の手入れをし守っているのが、団地住民を中心としたボランティア・グループ、「虫生川周辺の自然を守る会」。マムシ谷と呼ばれ、不法投棄やツル、ササの繁茂、枯れ倒木などで暗く誰も寄り付かなかった場所を、作業道を作り、植生調査をし、間伐をして、多様性が維持できるように変えた。この期間限定で、川西五木ともなっている「シロバナウンゼンツツジ」を公開している。この前見た、「カタクリ」の群落と同じように、初めて見る、そして息を呑むような光景であった。街中にもこんな自然が残されている。ボランティア・グループに脱帽。

 さて、「town」にちなんだ今宵の曲は、古い古い、そして懐かしい曲。「It’s a Lonesome Old Town」。元々は、1930年に「ハリー・トビアス/ Harry Tobias」と「チャールス・キスコ/Charles Kisco」が、共同で作詞・作曲し、大ヒットしたたスタンダード・ナンバーだという。その後、「レス・ポール&メリー・フォード/Les Paul & Mary Ford」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」などのカバーでも知られ、息の長いポップスとして、いまだに人々の記憶に残っているようだ。

 私が知ったのは、洋楽に目覚めた高校生の頃。1961年に、邦題を「白い夜霧のブルース」として、「ビリー・ヴォーン楽団/Billy Vaughn & His Orchestra」、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「ブレンダ・リー/Brenda Lee」などのカバーで再び大ヒット。マイナーの曲で抒情性があれば、なんにでも「・・・ブルース」と邦題が付けられていた時代。日本において、「ブルース」という音楽を誤解させた元凶の一曲でもある。そうそう、この頃「松尾和子」もこの歌を歌っていた記憶がある。

【 It’s a Lonesome Old Town 】  by Harry Tobias & Charles Kisco

「♪ It’s a lonesome old town,        ここは寂しい古い街
    When you’re not around       あなたがもういないから
  I’m lonely, as I can be          やっぱり一人ぼっち         
  I never knew how much I’d miss you,  こんなに寂しくなるなんて思ってもみなかった
  But now I can plainly see.        でも今はっきりとわかったんだ
  It’s a lonesome old town,         ここは寂しい古い街
     when you’re not around,       あなたがもういないから
  How I wish you’d come back to me    あなたは帰ってきてくれるのだろうか

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 これらの曲にミスリードされたシニア世代の音楽感覚からすると、ブルースといえば、やはりむせび泣くようなサックスでしょう。ということで最初は「エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio」に、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」のサックスが絶妙に絡むコラボ・アルバム、「煙が目にしみる/Smoke Gets In Your Eyes」(2002)から。

煙が目にしみる

エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン / ヴィーナス・レコード

「Eddie Higgins Quartet – It’s A Lonesome Old Town」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、「スティング/Sting」の歌唱でも。この作品でアカデミー主演男優賞を受賞した「ニコラス・ケイジ/Nicolas Cage」主演の映画、「Leaving Las Vegas」(1996)のサウンド・トラックから。ジャズ感覚あふれる「スティング」の歌唱が記憶に残っている。

21XTWVSJV7L

     
リービング・ラスベガス [DVD]
ニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー、マイク・フィッギス (監督)
パイオニアLDC


    
    

414YKRHBZRL

    
Leaving Las Vegas Soundtrack
Sting、Don Henley、Mike Figgis
Ark 21


    
    

「Sting – It’s a Lonesome Old Town」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 泣き節サックスの曲をもう一つ。「It’s the Talk of the Town」。「ヒューストン・パーソン/Houston Person」の演奏で、ご贔屓のコンピ・アルバム、「Jazz For A Rainy Afternoon」(1998)から。

Jazz for a Rainy Afternoon

Various Artists / 32. Jazz Records


   

「It’s the Talk of the Town – Houston Person (Jazz For A Rainy Afternoon)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

    

最後のサクラに

Tags: , ,

ウワミズザクラ2
ウワミズザクラ5
 「ウワミズザクラ(上溝桜)」。ブラシのような形をし、ちょっと桜には見えないのだが、れっきとした桜。今年は集中的に凝縮して咲いたので、あっという間に終わってしまった桜の季節だが、いつもならこの山で、「エドヒガン(江戸彼岸)」に始まり、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」と続く桜の季節が一段落し、ひと呼吸おいてGWの前に咲き出す。季節最後の桜である。このあとは、新緑と「ツツジ(躑躅)」の季節を経て、「エゴノキ(別名;チシャノキ/萵苣の木、ロクロギ/轆轤木)」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」の季節へと移っていく。

Carmen+McRae

 今宵の曲、「The Last Time for Love」。大御所の一人、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」です。

 1920年、米国ニューヨーク生まれ。女性ジャズ・シンガー、ピアニスト。「ベニー・カーター/Benny Carter」、「カウント・ベイシー/William “Count” Basie」のバンド専属歌手を経て。50年代前半にソロ歌手として独立、多くのレーベルから作品を発表。主として「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」から大きな影響を受けながらも、歌詞の世界を深く理解した独自の語り口を確立した。「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」と並ぶ三大ジャズ歌手の一人。1994年、74歳で死去。(Wikipediaなど)

 アルバムは、「As Time Goes By: Live at the Dug」(1973)。これは73年来日したとき、新宿「ダグ/the Dug」で行った傑作ライヴ・アルバム。全曲が弾き語りで、寛いだジャズ・クラブの雰囲気の中でジャズ・ヴォーカルの真髄を聴かせる。

【 The Last Time for Love 】   by Carmen Mcrae

「♪ It’s the last time for love          きっとこれが最後の恋ね
  I swear by all stars in heaven above      天国のすべての星に誓うわ
  You took my heart              あなたは私の心を奪ったけれど
        and now it’s breaking in two    今それをずたずたにしようとしている
  I’ve been such a fool for you         愚かしいほどあなたに夢中だったのに

  It’s the last time for bliss           きっとこれが最後の幸せね
  I gave my soul for nothing less than a kiss   キスはもとより全霊を捧げてきたけど
  The things we planned are           私たちの間のことはすべて
          all so meaningless now      いま無意味になったのね
  But I get along somehow           でも私はなんとかやっていくわ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・   ♪」

51qfWrgF3AL

    
アズ・タイム・ゴーズ・バイ/As Time Goes By: Live at the Dug
カーメン・マクレエ/Carmen McRae
ビクターエンタテインメント


    
    

「The Last Time for Love – Carmen McRae」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

   

今年は食べ頃を逃さずに

Tags: , , ,

ナルコラン(アマドコロ)
ナルコラン(アマドコロ)2a
ナルコラン(アマドコロ)3
 何年か前、ご近所からいただいた「アマドコロ(甘野老)」 の新芽が育ってきた。「ナルコラン(鳴子蘭)」という流通名で呼ばれることもある。少しややこしいのだが、「ナルコユリ(鳴子百合)」という姿がそっくりで、見ただけでは判断が付きにくい植物もあり、混同されやすいという。茎を触ってみると、角張って引っかかりがあるのが、「アマドコロ」、丸く引っかかりのないのが、「ナルコラン」、見分けるポイントだという。実際には、「アマドコロ(ナルコラン)=ナルコユリ」として、流通している場合も多いようである。

 さて、この「アマドコロ」、山野に自生する落葉性の多年草で、名前の由来は、太い根茎の形が「トコロ(野老)(ヤマノイモとも)」に似ていて、甘みがあることによるという。春先に出てくる若芽は、豆類やアスパラガスにも似た風味と甘みがあり、とても美味しい山菜だという。

DSCN0038
 頂いたときは、「スズラン(鈴蘭)」に似た花の観賞用で、まさか「食べると美味しい」とは思いもよらなかった。山菜好きの私、そのことを昨年知ったのだが、そのときは、若芽どころかもう花が咲いて、食する時期を逸してしまった。

 今年はちゃんと食べ頃を逃さずに、食べようと思い、数は少ないが、早速採ってみた。さっと茹でた「アマドコロ」が、食卓に上がってきた。たしかに、やや苦味が有り、言われてみれば、アスパラガスにも似た風味と甘みがある。簡単に株分けして増やせるらしいので、少し増やしてみようと思う。

 さて、今宵の曲、「The Sweetest Sounds」。「甘い調べ」という邦題が付いている。1962年のブロードウェイ・ミュージカル、「No Strings」の挿入歌で、「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」作詞・作曲による。その後、「リチャード・ロジャース & オスカー・ハマースタイン2世/Oscar Hammerstein II」による唯一のテレビ・ミュージカル、1957年に放映されたテレビ・ミュージカル、「シンデレラ/Cinderella」でも使用されたという。

【 The Sweetest Sounds 】

「♪ The sweetest sounds I’ll ever hear,  私が今まで聴いたことのないような甘美な調べは
  Are still inside my head!        いまは頭の中だけで響いている
  The kindest words I’ll ever know,   わたしが聴いたことのないような優しい言葉を
  Are waiting to be said!         いちど聴いてみたい

  The most entrancing sight of all,    見たこともないうっとりするような光景を
  Is yet for me to see!           いちど見てみたい
  And the dearest love in all the world,   この世の最高の愛が
  Is waiting somewhere for me,       どこかで私を待っている
  Is waiting somewhere,          きっとどこかで
  Somewhere for me!            きっと私を

  ・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪

MI0003710861
 カバーする歌姫は、「イーディ・ゴーメ/Eydie Gorme」。同じく歌手の、「スティーブ・ローレンス/Steve Lawrence」とのおしどりぶりでよく知られていた。

 1963年に、大ヒットしたアルバム、「Blame It on the Bossa Nova/邦題;恋はボサノバ」にこの曲は収録されている。このアルバムには、ブラジルの「ジャルマ・フェヘイラ/Djalma Ferreira」が1959年に作曲したボサノヴァの曲、「リカード/Recado」に英語の歌をつけ、いまではジャズのスタンダード・ナンバーとしてすっかり定着している「ザ・ギフト(リカード・ボサノヴァ)/The Gift(Recado Bossa Nova)」も収録されている。

Blame It on the Bossa Nova

Eydie Gorme / GL Music


「Eydie Gorme – The Sweetest Sounds」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 演奏でも聴いてみましょうか。「コールマン・ホーキンス/Coleman Hawkins」。

91weWRT2gWL__SL1500_

    
Prestige Profiles
コールマン・ホーキンス/ Coleman Hawkins
Prestige


     
    

「The Sweetest Sounds ー Coleman Hawkins」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

    

路傍の花、樹々の鳥(206) ~ 続・サクラのあとは ・・・ ~

Tags: , , , , ,

ヤエザクラ
 「エドヒガン(江戸彼岸)」、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」など主だった桜はほとんど散ってしまった。とは言え、ワンテンポ遅れて咲き出した「ヤエザクラ(八重桜)」の手鞠が艶やか。

ハナモモ2
ミツマタ
ドウダンツツジ
リキュウバイ2
ライラック(リラ)?2
 「ハナモモ(花桃)」、「ミツマタ(三椏)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」。「リキュウバイ(利休梅)」でしょうか、鮮やかな白。「リラ(仏語:Lilas)」とも呼ばれる「ライラック(英語: Lilac)」。 和名は「ムラサキハシドイ(紫丁香花)」も鮮やか。こんな花たちが、今ウォーキングの路傍を彩っている。

b0102572_17202573

 さて、今宵の曲、「スイート・メモリー/Sweet Memories」。そうです「松田聖子」のカバーです。歌姫は、1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手、「オリビア(・オン)/Olivia (Ong)/中国語名:王 俪婷」。

 2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、そんな日本での活動時代に残されたアルバムの一つが、「A Girl Meets Bossanova 2」(2006)。日本デビュー・アルバムの「A Girl Meets Bossanova」(2005)に続く第2弾。

 すこしハスキーがかった声に、ロリータ・テイストが加わり ・・・。そうなると、これは私の守備範囲とも言える。リラックスしたなかにも、絶妙のテンションが感じられ、それが心地良さを醸し出すのであろう。特にこの「スイート・メモリー/Sweet Memories」のカバーは、オリジナルの歌唱よりこちらのほうが ・・・と思わせるほどなかなかいい。「Jazzy、Not Jazz」ではあるが、極上のボッサBGMといっていいだろう。

【 SWEET MEMORIES 】   作詞:松本隆  作曲:大村雅朗

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Don’t kiss me baby we can never be
   So don’t add more pain
   Please don’t hurt me again
   I have spent so many nights
   Thinking of you longing for your touch
   I have once loved you so much

   あの頃は若過ぎて
   悪戯に傷つけあった二人
   色褪せた哀しみも今は
   遠い記憶 Sweet memories  

   失った夢だけが
   美しく見えるのは何故かしら
   過ぎ去った優しさも今は
   甘い記憶 Sweet memories       ♪」
     
     

a girl meets BossaNova 2

OLIVIA / インディペンデントレーベル

「Sweet Memories – Olivia Ong」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 ひょっとしてノックダウンされた方のために、フルアルバムもアップされていました。

「Olivia Ong – A Girl Meets Bossanova 2 [Full Album] 」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

    

     

このうえもなく甘い香りに包まれて

Tags: , ,

フジ中山寺4
フジ中山寺2
フジ中山寺3
フジ中山寺5
フジ中山寺6
シャガ
 比較的ご近所にある「フジ(藤)」の名所といえば、隣町、宝塚の名刹、「中山寺」の梅林の上にある公園。例年なら4月下旬から5月上旬が見頃であるが、今年は春の足が速いし、団地内の公園にある藤も見頃となってきたので、出かけてみた。

 今年3月に梅を楽しんだ梅林を、斜面いっぱいに咲いている「シャガ(射干、著莪、胡蝶花)」を見ながら登っていく。すると、この上もなく甘い蜜の香りが、見えないうちから漂ってくる。「藤」の香り。こんなに香りが強い「藤」は初めてである。ここの「白藤」は特に香りが強いという。長さ50~60mあろうかと思われる藤棚には、「白藤」が満開。「紫藤」も咲き始めている。「藤」をゆっくり見、香りを楽しみながら持参したコーヒーを飲む。こんなひと時を、「甘やかな時間、甘い生活」、「la dolce vita/ドルチェ・ヴィータ」とでも呼んでみようか。

896a8da527641936d268d53de0e5fd4b

 「甘い生活/原題:La dolce vita」は、1960年に公開された、「フェデリコ・フェリーニ/Federico Fellini」監督のイタリア映画。1950年代後半のローマの豪奢で退廃的な上流階級の生態やアバンチュール、社会を生きる上で指針やモラルを失った現代人の不毛な生き方を、「マルチェロ・マストロヤンニ/Marcello Mastroianni」の退廃的な生活を通じて描く。世界中の映画賞を総なめにした映画であるが、観たのは、たしか高校の名画鑑賞会。こんな映画を高校生に見せる高校って、今考えるとすこし変わっていると思うが、正直いってあまりにも難解で、「マルチェロ・マストロヤンニ」と黒いドレスの「アニタ・エクバーグ/Anita Ekberg」がトレヴィの泉で戯れるシーン、そのアニタの豊かな肉体と美しさしか記憶に残らなった。

 今宵の曲は、「甘い生活のテーマ/Tema da la dolce vita」。ヨーロッパ期待のイケメン・ピアニスト、「ステファノ・ボラーニ/Stefano Bollani」。イタリアン・ソングを集めたアルバム、「日本デビュー盤」、「ヴォラーレ/Volare」(2003)から。

b0102572_2252972

 1972年、ミラノ生まれというから円熟の46歳。そのアルバムには、イタリア独特の雰囲気というか、隠せないラテンの気質が横溢している。ピアノだけではなく、カンツォーネやポピュラー・ソングを中心にした選曲で、低音でささやくかのように、口説くかのように弾き語るアルバム、「けれど恋は/Ma L’Amore No」(2004)や、イタリア・ジャズを代表する大御所トランペッター、「エンリコ・ラヴァ/Enrico Rava」とのデュオ・アルバム、「The Third Man」(2007)など、その活躍のレパートリーも広がっている。

51geH2Eqk9L__SS500

        
ヴォラーレ/Volare
ステファノ・ボラーニ・トリオ/Stefano Bollani Trio
ヴィーナスレコード


     
    

「Tema da ‘La dolce vita’ ー Stefano Bollani」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 「EJT」こと「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」のベスト・アルバムに、「ドルチェ・ヴィータ~甘やかな時間/la dolce vita~The Best Of European Jazz Trio」(2005)というアルバムがある。そのアルバムから、バッハの「ラルゴ/Largo」を。

 ドルチェ・ヴィータ(甘やかな時間)~ザ・ベスト・オブ・EJT~
 ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / / エムアンドアイカンパニー

   
    
「European Jazz Trio – Largo (Bach) 」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そういえば、イタリアを旅した時、フィレンツエで「La dolce vita」というジャズ・クラブを探して行ってはみたものの、店の前は怪しげな若者がたむろし、出演バンドもジャズではなく、ロック・バンドだったので、入らずに帰ってきたことを思い出した。
    

    

ポスト桜、山の主役、脇役は ・・・

Tags: , , ,

b0102572_1813160
b0102572_1814672
ハナカイドウ
ザイフリボク
クロモジ (3)
 いつも桜の後は、ひと呼吸おいて山の主役ががらっと変わるのだが、今年は並行して競演状態。といっても、ポスト桜の主役は、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」。そして従うように、バラ科でリンゴと同属の「ハナカイドウ(花海棠)」、やはりバラ科で別名、「シデザクラ(紙垂桜、四手桜)」とも呼ばれる「ザイフリボク(采振り木)」と続く。

 そして地味な脇役が、「クロモジ(黒文字)」。花のあと茂ってくる若葉を煎じて「黒文字茶」を喫するのが、我が家の楽しみとなっている。

image-original

 今宵もフランス女優、歌の共演の続き。「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」から。

 唇をへの字に曲げ、にこりともしない悪女役。当てもなくパリをさまよう「死刑台のエレベーター/原題;仏:Ascenseur pour l’échafaud」のシーンに流れた「マイルス・ディビス/Miles Davis」のJAZZとともに、強烈な印象を残した彼女。そして、フランスを代表する映画監督、「フランソワ・トリュフォー/François Roland Truffaut」監督の奔放な愛し方しか知らない女をめぐる二人の男を描く「突然炎のごとく/原題;Jules et Jim 」(1961) 。

 彼女も歌います。トリュフォー監督の映画、「突然炎のごとく」中で歌ったシーンをご記憶の方も多いのでは ・・・。あの映画の中で、ジャンヌが歌うシャンソンは、「つむじ風/Le Tourbillon」。撮影中に遊びでつくったものを、トリュフォーがその場で即興で映画に取り入れたものだという。 その「つむじ風」をアルバム・タイトルにして、シャンソン、ボサ・ノバ、ジャズ、ポップスを、けっして上手いとはいえないが、軽やかに歌うアルバムがあります。

つむじ風

ジャンヌ・モロー / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

「Jeanne Moreau - Le Tourbillon De La Vie (in Jules et Jim) 」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

lancel_cafe_03
 さて、「マリリン・モンロー/Marilyn Monroe」と並ぶ、「永遠のセクシードール」といえば、「ブリジット・バルドー/Brigitte Bardot」でしょうか。モンローの「MM」に対して、「BB(=べべ)」と呼ばれ、小悪魔イメージを売りにし、自由奔放に恋愛を楽しんだ恋多き女だったという。

 しかし、宝石やオートクチュールなどの華美な装飾品や贅沢品が大嫌いで、晩年は、動物愛護に注力し、特に毛皮には容赦なかった。そんなところに、ただの「恋多き女」ではなく、一本筋が通っていたようだ。彼女も歌います。20枚を超えるアルバムをリリースしているようだ。

R-2031557-1259789965_jpeg

      
La Madrague
Brigitte Bardot/ブリジッド・バルドー
Philips


       
       

「Brigitte Bardot – Tu veux ou tu veux pas」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

marie-laforet_13972_5220b932b3c79
 高校へ入学してすぐ名画鑑賞会で見たのが、ルネ・クレマン監督、「太陽がいっぱい/原題;Plein soleil 」(1960年)。サスペンス一杯のストーリーといい、「ニーノ・ロータ/Nino Rota」の哀切極まりない音楽といい、「アラン・ドロン/Alain Delon」の際立った二枚目ぶりといい、高校生の私がたちまち映画のとりこになってしまうには絶好の映画であった。しかし、私はその映画のヒロイン、吸い込まれるような眼をもち、実在感が希薄な夢路が描く絵のような女性の「マリー・ラフォレ/Marie Laforêt」に釘付けになってしまった。

 あの物憂げで儚気な表情と眼に惹かれ、彼女見たさに映画館に行ったので、ストーリーなどはよく覚えていないその映画は、「赤と青のブルース/原題;Saint-Tropez Blues(サントロペ・ブルース)」。

b0102572_17404787

    
赤と青のブルース [DVD]
出演: マリー・ラフォレ, ジャック・イジュラン
監督: マルセル・ムーシー
アイ・ヴィ・シー


       
      
     

b0102572_17415897

    
Les Vendanges De L’amour CD, Import
Marie Laforêt
Imports


     
    

「Marie Laforêt – Saint Tropez blues(赤と青のブルース)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
     

    

路傍の花、樹々の鳥(205) ~ サクラのあとは ・・・ ~

Tags: , , , ,

モモ
 春の来るのが遅かった分、桜は一足飛びに去っていってしまった。ひと呼吸遅れて主役争いをしている花たち。団地を見渡す山の中腹まで上がってみる。斜面に咲く「モモ(桃)」。長閑な景色そのものである。

ベニバナトキワマンサク
 「ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)」。毎年そのヒラヒラする紅い花弁が愛らしい。

ツタバウンラン
 こちらは個性的脇役、「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」。別名、「ツタカラクサ(蔦唐草)」、「ウンランカズラ(海蘭葛)」ともいう。ヨーロッパ原産であるが、広く日本に帰化している。薄い青紫色をしており、つる性で繁茂し、石垣などで垂れ下がる。初夏の花であるが、もう咲き始めている。

ボケ?
 「ボケ(木瓜)」でしょう。同じバラ科であるが、梅や桜、桃とも違って、5枚の花びらを、丸く壺のように重ねた独特の花。赤、白、桃色、いろいろの色がある。

ウグイスカグラ2
 淡いピンク色でラッパ状の小さな花を咲かせるのは「ウグイスカグラ(鶯神楽)」。遊びの山では見かけるが、これだけおおきな株は、この近所では珍しい。

ハナミズキ2
 「花水木通り」という名がついているくらい私の団地では馴染みの花、「ハナミズキ(花水木)」。いつもは桜の後、一呼吸おいてというところだが、もう満開のところも。桜のあと、主役、脇役入り乱れての花の競演が始まった。

 今宵は、歌うフランス女優。往年のフランス女優には、もちろん映画の中でも歌っているが、けっこう歌手としても味わい深い歌唱をする女優さんが多い。私が知っているだけでも、「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」、「ブリジッド・バルドー/Brigitte Bardot」、「カトリーヌ・ドヌーヴ/Catherine Deneuve」、「マリー・ラフォレ/Marie Laforêt」、「ミレーユ・ダルク/Mireille Darc」、「シャルロット・ゲンズブール /Charlotte Gainsbourg」などなど。

man-ray-catherine-deneuve2
 歌は人生を演ずる3分間の舞台。特にシャンソンは物語性が強く、ドラマチックであり、その歌手の生き方、歌い方、振りまで含めての歌唱力が評価される。そんな意味では、フランス映画女優にとって、シャンソンも映画とあまり次元の違わないもう一つの表現手段なのかも知れない。

 そんなフランス映画女優たちの歌を集めたオムニバスCDがある。「美しい人」。ここに集められた歌は、映画の演技同様、実にクオリティが高い。フランス語が分からないので、対訳でしか詩の深い世界にまでは入っていけないのだが、その音楽的な質の高さはよく分かる。

美しい人

オムニバス / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

 そんな中から、「ブリジッド・バルドー」と「カトリーヌ・ドヌーヴ」、「ジャンヌ・モロー」を。

「Brigitte Bardot ー La Madrague(ふたりの夏にさよなら)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Catherine Deneuve avec Serge Gainsbourg – Dieu est un fumeur de havanes(神様はハバナタバコが大好き)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Jeanne Moreau – Quelle histoire(なんて話!)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 この女優たちが好んで歌いたがるのが、「セルジュ・ゲンスブール/Serge Gainsbourg」の曲。先にあげた女優達に加え、歌手もですが、「ペトゥラ・クラーク/Petula Clark」、「アンナ・カリーナ/Anna Karina」、「ジュリエット・グレコ/Juliette Gréco」、 「ジジ・ジャンメール/Zizi Jeanmaire」、 「フランソワーズ・アルディ/Françoise Hardy」、こんなそうそうたる歌手や女優達が、ゲンスブールを歌っているのである。ドヌーヴの「神様はハバナタバコが大好き」もそう。

ゲンスブールを歌う女たち

オムニバス / ユニバーサル インターナショナル

 そんな中から、「ブリジッド・バルドー」とのデュエット、「ボニー&クライド」と、懐かしいですね、つい最近訃報に接した「フランス・ギャル/France Gall」の「夢見るシャンソン人形/Poupée de cire, poupée de son」を。

「Serge Gainsbourg & Brigitte Bardot – Bonnie And Clyde」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「France Gall – Poupée de cire, poupée de son」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

      

わが街のヒストリカル・パレード

Tags: , ,

巴御前
源満仲
DSC_0981
 4月8日。清和源氏発祥の地であるわが町では、「川西市源氏まつり」が行われた。この日、鎧、兜に身を固めた満仲、頼光、義家、頼朝など源氏ゆかりの武将たちや、馬上の巴御前、時代衣装を纏った静御前や少年少女武者、お稚児さんなどが、懐古行列を繰り広げる。昭和28年に「多田神社」のまつりとして始まり、今年で54回を数える。いつもは桜が満開の下を往くのであるが、今年は桜はほとんど散って、もう葉桜。京都の「葵祭」や「時代祭」に及ばないが、神社の境内では、弓の奉納射会や杖術の演舞、篠笛奉納演奏などもあり、それなりに楽しめる祭りである。

 毎年見ているわけではないが、今年は孫娘が、「稚児行列」に参加するとあって、見物に行った。保護者の方が多いと思われる稚児行列であったが、稚児姿がよく似合う可愛らしい孫娘もよく頑張って歩いた。

 4月のヒストリカル・パレードというと、かってイタリアを旅したとき、ルネッサンスの都、「花の都」という意味の、フィレンツェの大聖堂(ドウオーモ)の前で行われた、「イースター/Easter(復活祭)」のセレモニーとパレードを見たのを思い出す。

b0102572_17385815

「イースター・パレード」の終点が大聖堂で、ここでパレード最大のイベントが行われた。ルネッサンス当時の衣装に身を包んだ、鼓笛隊、旗手隊、騎士団などの隊列のあと、牛に引かれた山車(だし)が登場。鼓笛隊の演奏や、旗手によるパフォーマンスやらがあって、大聖堂の中から火縄を咥えた「白鳩」が飛んできて、山車に点火すると、山車は猛烈な煙と大音響の花火に包まれる。そのあとは、祝福を受けた卵や花が大観衆に与えられイベントは終了。予定もしていなかったこのイベントに遭遇し、ヨーロッパのキリスト教文化の一端に触れるとともに、華やかなルネッサンスの気分も味わえた旅だった。

 そんな思い出から、今宵の曲は、「イースター・パレード/Easter Parade」。歌でも映画でもよく知られている。元々は、「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」作詞・作曲による歌で、ミュージカル 、「As Thousands Cheer」(1933年)のために書きおろされ、後に、「ビング・クロスビー/」、「フレッド・アステア/Fred Astaire」の主演映画「スウィング・ホテル/原題;Holiday Inn」(1942)のなかで、「ビング・クロスビー」が歌って有名になったという。その後、「フレッド・アステア」、「ジュディ・ガーランド/Judy Garland」主演のミュージカル映画、「イースター・パレード/Easter Parade」(1948)の主題歌として、「ジュディ・ガーランド」が歌い、映画も歌も大ヒットしたという。

 しかし、もうこんな歌を歌う歌手はいないでしょうね。きっと、ディズニー・ランドのパレードの歌としての方が知られているのでは ・・・。

【 Easter Parade 】   by Irving Berlin

「♪   verse  省略

  In your Easter bonnet,         きみのイースターの飾り帽子に、
        with all the frills upon it,     この飾りのフリルをいっぱいつければ
  You’ll be the grandest lady        君はイースターパレードで
         in the Easter parade.      町一番のレディになれる

  I’ll be all in clover             僕はきっと贅沢な気分になっちゃう
       and when they look you over,     みんなが君を見るからね
  I’ll be the proudest fellow          僕はイースターパレードで
        in the Easter parade.         一番鼻が高い男になれるんだ

  On the avenue, fifth avenue,          大通り、五番街では
        the photographers will snap us,    カメラマンたちが僕たちを撮る
  And you’ll find that you’re in the rotogravure. そして君はグラビアを飾るだろう

  Oh, I could write a sonnet            そうだ、僕は君の飾り帽子の
            about your Easter bonnet,   ソネット(十四行詩)を書こう
  And of the girl                   それとパレードに連れて行く
         I’m taking to the Easter parade.     女の子についてもね   ♪」

 最初は、「ビング・クロスビー」。そして、映画のシーンから、「フレッド・アステア & ジュディ・ガーランド」で。

「Bing Crosby – Easter Parade」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

71i09m152IL__SL1000_

    
イースター・パレード [DVD]
ジュディ・ガーランド, アン・ミラー フレッド・アステア (出演)
チャールズ・ウォルターズ (監督)
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント


     
     
    
      

「Judy Garland & Fred Astaire – Easter Parade (Easter Parade, 1948) 」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

    

路傍の花、樹々の鳥(204) ~3ショット、2ショット~

TAGS: None

モクレン&サクラ&ツツジ
紅白ウメ
 昨日の雨で、桜はすっかり散ってしまった。その前に見せた今年の春を象徴するような時間差なしの3ショット。「サクラ(桜)」、「モクレン(木蓮)」、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」の揃い咲き。そして、こちらも同じ一本の木に「紅白梅」の同時咲き。

 今宵の曲は、古い古いそして懐かしいスタンダード、「We’ll Be Together Again」。「また逢う日まで」なんて邦題がついていた。この曲は、1945年、作詞「フランキー・レーン/Frankie Laine」、作曲「カール・フィッシャー/Carl T. Fischer」によるスタンダード曲。「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」といった歌手ばかりでなく、「スタン・ゲッツ/Stan Getz」など多くのジャズ・プレイヤーに愛されたスタンダード曲である。

 今宵は、大御所、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」の歌唱から。アルバムは、オーケストラをバックにした「Like Someone In Love」(1957)から。

【 We’ll Be Together Again 】

「♪ No tears               泣かないで、
  No fears                怖がらないで、
  Remember there’s always tomorrow  必ず明日があるのだから
  So what if we have to part       離れ離れになったとしても
  We’ll be together again         きっと再び会えるから

  Your kiss                あなたのキス
  Your smile               あなたの微笑み
  Are memories I’ll treasure forever   私の永遠の宝物となる思い出よ
  So try thinking with your heart     思い描いてみて
  We’ll be together again         再び会えることを

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Some day                きっといつか
  Some way                なにかの縁で
  We both have a lifetime before us    お互いにこれから長い人生が待っているから
  For parting is never goodbye       離れたとしても、それはお別れじゃない
  We’ll be together again.         きっと再び会えるから   ♪」

51vyxf9jL3L__SX425_

   
Like Someone in Love
エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald
Polygram Records


     
     


「Ella Fitzgerald ー We’ll Be Together Again」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」の流麗なピアノで。アルバムは、「Dear Old Stockholm」(2002)。

41VZQKD0Q5L

     
懐かしのストックホルム~スイングジャーナル・リーダーズ・リクエスト~
エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio
ヴィーナス・レコード


     
     

「We Will Be Together Again – Eddie Higgins」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
     
     



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.