JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(210) ~ アンティーク・ショップの店先で ~

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クレマチス
 花好きには最高の季節になってきた。5月中旬、わが街では花好きたちが、自慢の庭を一般に公開する「オープン・ガーデン」も開かれる。いつものウォーキングの道筋にあるアンティーク・ショップ。 ここも一年を通じて、真冬でも店先に花が絶えることがない。きっとオーナーが花好きなんでしょう。込めた丹精が窺われる。

 さて、大型連休に突入した今宵は、「ポール・デスモンド/Paul Desmond」が「ジム・ホール/Jim Hall」とコラボしたアルバム、「ボッサ・アンティグア/Bossa Antigua」(1964)から。「アンティグア/ポルトガル語:Antigua=アンティーク/フランス語: antique」で、「ボッサ・ノヴァ/Bossa Nova(新しい傾向、新しい感覚という意味)」にかけたタイトルである。

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 「ポール・デスモンド」は、1924年サンフランシスコ出身のジャズ・サックス奏者、作曲家。ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人で、「デイヴ・ブルーベック・カルテット/The Dave Brubeck Quartet」に在籍時に作曲した「テイク・ファイヴ/Take Five」等で、日本でもジャズ・ファンにもよく知られている。

 一方、「ジム・ホール/Jim Hall」。1930年、ニューヨーク州バッファロー生まれのジャズ・ギタリスト。ジャズ・ギター界の巨匠で、「パット・メセニー/Pat Metheny」など多くのギタリストが、ジムからの影響を公言している。残念なことに二人とも鬼籍に入ってしまっている。

 「テイク・ファイヴ」の続編として、ふたりのコラボで作られたアルバムが、「テイク・テン/Take Ten」(1963)。「テイク・テン」の翌年録音されたのが、「ボッサ・アンティグア」。全編ボッサ・テイストに満ちたジャズ・ボッサの名盤。「ジム・ホール」とのコンビネーションには更に磨きがかかり、「夜は千の目を持つ/Night Has a Thousand Eyes」、あの「イパネマの娘/The Girl From Ipanema」へのトリビュート・ソングと思しき「東9丁目の女/The Girl From East 9th Street」等を快演。エバーグリーン、そして最高のBGM。

ボッサ・アンティグア

ポール・デスモンド / SMJ

「Paul Desmond / Bossa Antigua」

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「Paul Desmond ft. Jim Hall – The Girl From East 9th Street」

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「Paul Desmond & Jim Hall – Night has a thousand eyes」

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路傍の花、樹々の鳥(209) ~ バラの季節始まる ~

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モッコウバラ2
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 ウォーキングの道筋で、ひときわ目立つ白い花。「ナニワイバラ(浪花茨)」、あるいは「ナニワノイバラ(浪花野茨)」と呼ばれる「バラ」である。中国・台湾原産の常緑性の蔓バラ。幹も枝も蕾もも花茎も枝も、とにかくすべて鋭く細かいトゲに覆われている。江戸時代、宝永年間(1704~1711年)に中国から伝わり、大阪の植木屋が普及させたところから、「浪花」の名がついているらしい。

 そして生垣などに仕立ててよく見かけるのが、「モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)」。こちらはトゲがないので扱いやすく、一般的なバラよりも育てるのが簡単と言われているので、人気もあるようだ。白と黄色があり、白にはいい香りがあることから、「木香」の名の由来となったという。

 一般的なバラはまだまだ蕾。この連休が明ければ、ご近所の薔薇屋敷もバラ園も見頃となる。

 さて、「ROSE」とくれば、今宵の曲は、「酒とバラの日々/Days of Wine and Roses」でしょうか。 1962年制作、「ティファニーで朝食を/Breakfast at Tiffany’s」の「ブレイク・エドワーズ/Blake Edwards」監督、「ジャック・レモン/Jack Lemmon」、「リー・レミック/Lee Remick」主演で、アルコールに溺れてゆくカップルを描いたアメリカ映画、「酒とバラの日々」のテーマ曲でした。「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」作曲、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」作詞のこの曲はアカデミー歌曲賞のほか、グラミー賞各部門を総なめにした。高校生の頃観た映画で、印象に残っている映画の一つ。

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酒とバラの日々 [DVD]
ジャック・レモン 、リー・レミック (出演)、ブレイク・エドワーズ (監督)
ワーナー・ホーム・ビデオ

  
  
    
    

【 Days of Wine and Roses 】   by Henry Mancini Johnny Mercer

「♪ The days of wine and roses  酒とバラの日々は
  Laugh and run away      笑いながら去っていく
  Like a child at play       まるで遊びに夢中の子供のように
  Through a meadow land    草地を走り抜け
  Toward the closing door    閉じようとしているドアに向かう子供のように
  A door marked “nevermore”   「二度と繰り返さない」と刻まれたドア
  That wasn’t there before    今までそんなことが書いてなかったドアへ向かって

  The lonely night discloses    孤独な夜が告白するのは
  Just a passing breeze      ちょうど吹き抜ける風が
  Filled with memories       運んでくる思い出
  Of the golden smile        輝いた微笑みに満ちた思い出
  That introduced me to      その微笑みが私を
  The days of wine and roses and you 酒とバラと、そしてあなたの日々へと誘った

  ・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 カバーがありすぎて選択に迷います。まず、ボーカルからということで、「アジアの癒し姫」と私が呼んでいる「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」。アルバムは、「Autumn Leaves: The Songs of Johnny Mercer」(2000)から。

Autumn Leaves

Jacintha / Fim [1st Impression]

「Days of Wine & Roses – Jacintha」

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 続いて、フリューゲル・ホーンの名手、「アートファーマー/Art Farmer」の「インターアクション/Interaction」(1963)から。

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Interaction
アート・ファーマー/Art Farmer
Rhino

    
    

「The Days Of Wine And Roses – Art Farmer」

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 北欧・スウェーデンのピアニスト、「ベント・エゲルブラダ/Berndt Egerbladh」。そのトリオが1988年に録音し、ファンの間では、長く「幻の名盤」と称されてきた一枚がある。そのジャケットのデザインから、「子供」と呼ばれてきた「A Boy Full Of Thoughts」から。

A BOY FULL OF THOUGHTS

ベント・エゲルブラダ・トリオ / 澤野工房

「The Days Of Wine And Roses ー Berndt Egerbladh Trio」

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 もうひとつ、「薔薇」と聞くと私にとって忘れられない曲がある。「ペリー・コモ/Perry Como」の「バラの刺青/The Rose Tattoo」。初めて聞いたのは、中学生だったか高校生の頃だったか。その甘美なメロディと妖しい響きを持つ歌のタイトルにいたく心惹かれ、歌詞を暗記し、辞書を引いて訳したことを覚えている。こちらも観てはいないが、「テネシー・ウィリアムズ/Tennessee Williams」が、彼の戯曲、「欲望という名の電車」を彼自身で脚色し、1955年映画化した「ダニエル・マン/Daniel Mann」監督の「バラの刺青/原題:The Rose Tattoo」のテーマ音楽である。

【 The Rose Tattoo/バラの刺青 】
           作曲;Harry Warren 作詞;Jack Brooks

「♪ He wore the rose tattoo,            薔薇の刺青を肌に纏う男がいた
   To prove his love was true . . .         彼の愛の証のためにと
   But hearts can lie, so why deny,         しかし心は移ろい、愛は嘘に変わる    
   That roses fade and love can die . . .      薔薇は色褪せ、愛も死んだ

   She’ll wait her whole life through,       生涯をかけ彼を待つ女がいた
   Like fools an’ dreamer’s do . . .         現実を見失った夢追い人のように
   She’ll go on carrying for one who’s wearing,  彼女はずっと心に描き続ける
   The rose . . . the rose tattoo . . .        薔薇の刺青を纏う男を ・・・  ♪」

ベスト・オブ・ペリー・コモ

ペリー・コモ / BMG JAPAN

「Perry Como ー The Rose Tattoo バラの刺青」

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甘い香りに包まれて

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 今日のちょこっとドライブ、ちょこドラは宝塚の「長谷(ながたに)牡丹園」へ。我が家から車で30分ほどのところ。現在、約5,000平米の敷地に約100種・約2,300株の牡丹が植えられている。宝塚は花卉(かき)植木産業で有名なところで約1,000年の歴史があるという。そして宝塚と牡丹の歴史は古く、江戸時代から日本各地に薬用、観賞用として牡丹の苗が送られたという。また明治33年(1900年)にフランスのパリで開催された万国博覧会にも宝塚市より牡丹50種250株が出展されたそうである。これらの歴史をうけ、宝塚市は全国の牡丹にゆかりのある地より、里帰り牡丹や文化交流を目的とした牡丹を提供していただき、平成13年、宝塚市北部の長谷地域に宝塚長谷牡丹園を整備した。

 いや、咲き誇る見事な大輪の「ボタン(牡丹)」。そして、その甘い香り。我が家の牡丹とは大違い。やっぱり手がかかっているんでしょう。傍らの茶店でコーヒを飲みながら、しばし時を忘れる・・・。

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 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」。古来、美人を喩える華麗な花、牡丹。今宵の歌姫は「イヴォンヌ・ウォルター/Yvonne Walter」。「アン・バートン/Ann Burton」や「リタ・ライス/Rita Reys」といった女性ジャズ・シンガーを生んだオランダの女性ジャズ・シンガー。彼女が歌うのは、亡くなって今年で29年になる「アン・バートン」の代表作、「バラード・アンド・バートン/Ballads And Burton」と「ブルー・バートン/Blue Burton」を中心にした選曲で、トリビュート・アルバム、「ビター・スウィート~アン・バートンに捧ぐ/Bitter Sweet (Remembering Ann)」(2014)。

 アンはスモール・コンボの演奏で、バラードを歌うのが好きだったというが、同じことがイヴォンヌにも言えるようだ。遅咲きのところなどもよく似ている。「セビン・トドロフ/Sabin Todorov」のエレガントなピアノ・タッチも秀逸で、秋にとは言わず、春の夜長にもじっくりと聞きたい大人の為のジャズ・ヴォーカル・アルバム。

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Bitter Sweet (Remembering Ann)
Yvonne Walter
Adasong

     
    

 残念ながら、YOUTUBEにアップされていませんので、未聴ですが、「ロブ・ヴァン・クリーヴェルド/Rob van Kreeveld」らをバックに、一番影響を受けたという「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」へ捧げたという日本デビュー・アルバム、「I Wish I Knew (Yvonne Walter Sings the Coltrane Ballads) 」(2009)から。

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アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー~シングス・ザ・コルトレーン・バラッズ/I Wish I Knew (Yvonne Walter Sings the Coltrane Ballads)
イヴォンヌ・ウォルター/Yvonne Walter
ミューザック

    
   

「Yvonne Walter & Rob van Kreeveld trio – You Don’t Know What Love Is」

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「Yvonne Walter & Rob van Kreeveld trio – Autum Leaves」

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雨中に咲く

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コデマリ
オダマキ
アマドコロ
 時折、小雨が混じるすっきりしない天気。玄関脇の猫の額ほどの小さな庭。そこに季節を感じさせる花が咲く。「ボタン(牡丹)」、「コデマリ(小手毬)」。まだ蕾の「オダマキ(苧環)」、食べごろはすぎ、「スズラン(鈴蘭)」に似た花をつける「アマドコロ(甘野老)」。

 さて、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」のアルバムに、「シーズンズ~美しい季節/原題:Solstice / Equinox」(2017)というアルバムがある。「Solstice」というのは、天文学でいう太陽の至(し)、すなわち、「夏至(summer solstice)」、「冬至(winter solstice)」のことである。一方、「Equinox」とは、昼夜の時間が同じ、「春分(spring equinox)」、「秋分(autumnal equinox )」のことで、四季おりおりの情景をテーマにしたアルバムである。

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 「ダイアナ・パントン」。「ホリー・コール/Holly Cole」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」に続く、カナディアン・ディーヴァ。オンタリオ州・ハミルトンに生まれで、カナダ・ジャズ界の重鎮、このアルバムのプロデュースをし、ピアノでサポートもしている「ドン・トンプソン/Don Thompson」に見出され、2005年に「Yesterday Perhaps」でアルバム・デビュー。その後、日本でも人気急上昇している。

 このアルバム、「移り行く季節と変わらぬ私の想い」というキャッチが添えられているが、初の2管編成による四季への思いを歌った、シックでジャジーなアルバム。この人の歌声は、本当に優しくスウィートで人の心を癒す。

 全13曲。「They Say It’s Spring」から3曲が春に、「That Sunday, That Summer」から4曲が夏、「9月の雨/September in the Rain」から3曲が秋、そして「Cloudy Morning」からエンディング、「By the Fireside」まで3曲が冬で構成されている。スタンダードに、知られざる名曲を混じえ情感豊かに歌い上げる。

 ライナーに曰く、『「バルバラ/Barbara」の「Septembre」は、“Queljolitemps(なんと美しい季節)”というフレーズを歌詞に置き、移ろう季節の中で、自然が変化したり、恋人たちの気持ちが揺れ動いたりする様子を描いた曲。転調するメロディーが静かに響きわたる。』

 短いプロモーション・ビデオしかYOUTUBEにはアップされていないが、「They Say It’s Spring ~ La Fin Des Vacances ~ ‘Tis Autumn ~ I Like Snow」の四季の歌のメドレーを。

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シーズンズ~美しい季節/Solstice / Equinox
ダイアナ・パントン/Diana Panton
MUZAK/fab.


    
   

「Diana Panton – Solstice / Equinox」

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 彼女の癒しの歌声を ・・・・。「ビートルズ/The Beatles」の「And I Love Him」。アルバムは、「フェリシダージ~わたしが愛したブラジル/To Brazil With Love」(2011)から。

フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル

ダイアナ・パントン(vo) / MUZAK,INC.

「Diana Panton – And I Love Him」

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新緑に包まれながらクヌギ苗を植える

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 今、目にしみるような新緑に山は包まれている。今日の山作業はクヌギ苗100本を植樹。毎年1、2月に、この地域の伝統文化である菊炭、それを焼く炭焼き技術を伝承するための炭焼きを行っているが、その材料「クヌギ(櫟、椚)」は、公園内にあるかっては里山だったクヌギ林から伐採している。先人の知恵で、クヌギは一旦、伐採をしても、新芽が生えてきて、7~8年ほどで程よい太さまで成長する。従って、ほぼ10年サイクルで伐採を繰り返せば(輪伐という)、絶えることなく炭材が供給できることになる。このように育てたクヌギを「台場クヌギ」と呼ぶが、伐採年によってクヌギの成長が異なるため、遠くから見ると、まるでパッチワークのように見えるのはそのためである。そして、このクヌギ林は、近隣の小学生のための里山体験教室の教材としても使われので、毎年多くの子供たちが公園を訪れる。

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 しかし、近年鹿の食害によって若芽が育たず、クヌギが全滅するという危機を迎えている。そのために、3年ほど前から、丸坊主になったクヌギ林に、CSRの一環としてクヌギ苗の提供を行っている「住友ゴム工業㈱」さんから提供を受けた苗を植え、保護用のシェルターで覆い、鹿の侵入防止のためのネットを張り巡らし、クヌギ林の再生を図っている。今日も急な斜面で慎重に体のバランスをとながら、踏ん張って汗だくになり、100本のクヌギ苗を植えた。明日はあちこちの筋肉が悲鳴を上げるだろう。今年が植樹3年計画の最終年。これから10年後、私がまだ森林ボランティアや炭焼きを続けられているかどうかは分からないが、きっと誰かが引き継いでいてくれることを信じながら、そのことを願いながら、仲間と一緒に苗を植える。

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 さて、4月もあとわずか。今宵も「April in Paris(パリの四月)」を続編。まずは、このブログに何度も登場している「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。

 1963年生まれ。アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。名門ウェズリアン大学で文学を専攻、卒業後バークリー音楽大学に入学。バークリー音楽卒業後は、L.A.を拠点として活動する女性ジャズシンガー。1998年のデビュー以降、10枚のアルバム発表、2度のグラミー賞「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」にノミネートされた経験を持つという。ライブ活動をする傍ら、南カリフォルニア大学やロスアンゼルス・ミュージック・アカデミーで指導を行なっている。あの「グレッチェン・パラート/Gretchen Parlato」も「ティアニー・サットン」に師事した一人という。

 アルバムは、「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」のカヴァー集、「After Blue 」 (2013)から。その歌唱力の確かさは、聴けばすぐに分かる。音程といい、ピッチの確かさといい、まったく危なげなく歌いこなす。まさに職人芸、玄人好みの歌い手といえる。

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After Blue
ティアニー・サットン/Tierney Sutton
Varese Sarabande


          


「April in Paris – Tierney Sutton」

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 粋で優しい音色、ソロ・ギター・プレイは、「ジョー・パス/Joe Pass」。アルバム、「アンフォゲッタブル/Unforgettable」(1998)から。

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Unforgettable
ジョー・パス/Joe Pass
Pablo


        

「Joe Pass – April In Paris」

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遅ればせながら冥福を祈ろう

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 ここ1年近くになるでしょうか、森林ボランティアの山作業、イベントや、桜や花の追っかけなどで忙しく、新譜やアーティストの動向等のチェックを怠っていた。しばらくぶりにチェックをしてみると、びっくりするような悲しいニュースに出くわした。

 オーストラリアを代表する人気シンガー、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」が、去年、2017年8月7日にシドニーの病院で死去したというのである。いや、全く知らなかった。まだ私よりだいぶ若く、そんな年ではないと思っていたのに ・・・。享年62歳だという。

 その優しい歌声ゆえ、私が「ほっこりおばさん」と呼んでいる「ジャネット・サイデル」。彼女のことは、このブログでも随分と取り上げている。最初の登場は2006年8月29日、「我が心のミューズたち(1)~ジャネット・サイデル~」。以来、最も取り上げた女性シンガーであろう。現役時代、北新地にあった私の隠れ家的ジャズ・バーに訪れていたことを知って、地団駄踏んだのも思い出の一つ。

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 彼女を知るきっかけとなった、「マイアミ・ビーチ・ルンバ/Miami Beach Rhumba」を聴いて、遅ればせながら冥福を祈ろう。

 合掌 ・・・・。

アート・オブ・ラウンジ~マイアミ・ビーチ・ルンバ

ジャネット・サイデルインディペンデントレーベル

「Janet Seidel - Miami Beach Rhumba」

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リニューアルされた伊丹空港でジェット機を眺める

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 大阪空港(伊丹)がリニューアルしたというんで、ちょっと寄ってみた。たしかにお店も増え、かなり賑わっていたが、羽田に比べると、やはりしょぼいというのは否めない。お茶をしながら、行き交う人々を見ていて、現役時代を思い出した。年間150回ほど搭乗したこともあったし、よく妻に伊丹まで送り迎えをしてもらっていた。チェック・インや搭乗方法なども進化してきているので、きっと今乗ったら戸惑うかも知れない。(写真はNETより拝借)

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 さて、今宵の曲、「ジェット機のサンバ/Samba do Avião/Song of the Jet」。言わずと知れた「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の代表曲。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロの「ガレオン空港/Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro/Galeão」をイメージして書かれたという。たしか、その後、この空港は、「アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港/Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro/Galeão – Antônio Carlos Jobim」という名に変わった。

 ポルトガル語、英語、いろいろなカバーがあるが、歌詞を読むと、まるで「リオ・デ・ジャネイロ」のPRソング。「霧のサンフランシスコ、思い出のサンフランシスコ/I Left My Heart In San Francisco」という有名な曲があるが、そんな感じだろうか。ポルトガル語、英語、歌詞にさわりをあげてみた。

【 Samba do Avião/Song of the Jet 】 by Antonio Carlos Jobim

「♪ Minha alma canta,      心が歌っている
  Vejo o Rio de Janeiro,     リオ・デ・ジャネイロが見えてきた
  Estou morrendo de saudade.  懐かさがこみ上げてくる
  Rio, teu mar, praias sem fim,  リオ、その海、果てしなく続く浜辺
  Rio, você foi feito pra mim.   リオ 私の街

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  How my heart is singing,     私の心が弾んでいる
  I see Rio de Janeiro.        リオ・デ・ジャネイロが見えてきたから
  My lonely longing days are over.  寂しい日々はこれで終わり
  Rio, my love there by the sea,   リオ、私の愛は海辺のこの街に
  Rio, my love waiting for me.    リオ、私の愛が待っている

  See the cable cars         グアナバラ湾の上をわたる
  that sway above the Bay of Guanabara. ケーブルカーから見ると
  Tiny sail boats far below         ヨットが眼下に小さく見える
  dance the samba as they go.       きっとサンバを踊りに向かう人々の船
  Shining Rio, there you lie,       そこにあるだけで輝いているリオ
  city of sun, of sea and sky,       太陽の街、海と空の街
  mountains of green rising so high.    そびえ立つ緑豊かな山まで
  Four minutes more,            4分ほど
  we’ll be there at the airport of Galeao.  ガレオン空港に着いたんだ
  Rio de Janeiro, Rio de Janeiro,     リオ・デ・ジャネイロ、リオ・デ・ジャネイロ
  Rio de Janeiro, Rio de Janeiro.      我が心のリオ・デ・ジャネイロ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

まずは、新しい音楽の創始者だったといっていい、「アントニオ・カルロス・ジョビン」。アルバムは、「The Wonderful World Of Antonio Carlos Jobim」 (1965)。

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Wonderful World of Jobim, Antonio Carlos Jobim
アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim
Warner Bros UK


     
     

「Antonio Carlos Jobim – Samba do Avião」

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 「トニー・ベネット/Tony Bennett」の英語バージョンでも聞いてみましょう。CBS時代の歌唱のベスト・アルバム、「If I ruled the world – Songs for the Jet Set」(1965)から。

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If I Ruled the World: Songs for the Jet Set
トニー・ベネット/Tony Bennett
Sony


    
    

「Tony Bennett – Song for the Jet (Samba Do Aviao) 」

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 軽快なハモンド・オルガンの演奏は、「ワルター・ワンダレイ/Walter Wanderley」。アルバムは、「サマー・サンバ/原題:Rain Forest」から。

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サマー・サンバ/Rain Forest
ワルター・ワンダレイ//Walter Wanderley
ユニバーサル ミュージック


    
   

「Walter Wanderley- Song Of The Jet」

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 ジェット機と聞くと私にはもう一つ忘れられない歌がある。「悲しみのジェット・プレーン/原題: Leaving on a Jet Plane」。「ジョン・デンバー/John Denver」が、作詞・作曲し、「ピーター・ポール&マリー/Peter, Paul and Mary」が、1967年にアルバム収録曲として発表、1969年のシングル・カットによって全米第1位に輝いたヒット曲。

 元々のタイトルは「Babe,I hate go(行きたくない)」でしたが、タイトルを変更して、大ヒットにつながった。当時はベトナム戦争真っ最中、恋人に別れを告げ、戦場に旅立つ若者の心境を歌った曲。日本では学生運動、70年安保闘争が激化。1969年、当時学生運動には背を向け、ノンポリだった私が就職した年だった。

【 Leaving on a Jet Plane 】  by John Denver

「♪ All my bags are packed I’m ready to go バッグに全部詰め、支度はできたから
  I’m standin’ here outside your door    君の家のドアの前に立っている
  I hate to wake you up to say goodbye  でも、さよならを言うために君を起こしたくない
  But the dawn is breakin’ it’s early morn  だんだん明るくなってきて夜があけだした
  The taxi’s waitin’ he’s blowin’ his horn   タクシーがホーンを鳴らし、僕を急かす
  Already I’m so lonesome I could die    もう死にたいほど僕は寂しくなっている

  So kiss me and smile for me       だから、キスして笑顔を見せてくれ
  Tell me that you’ll wait for me      ずっと待っていると言ってくれ
  Hold me like you’ll never let me go   絶対離さないって、そんな風に抱きしめてくれ 
  Cause I’m leavin’ on a jet plane     だってこれからジェット機に乗って遠くへ行く
  Don’t know when I’ll be back again   帰れるかどうかだってわからない
  Oh baby, I hate to go          ベイビー、本当は行きたくないんだ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 オリジナルの「ジョン・デンバー」、そして、「ピーター・ポール&マリー」で。

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Rhymes & Reasons
ジョン・デンバー/John Denver
Sbme Special Mkts.


    
    


「John Denver – Leaving on a Jet Plane」

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ヴェリー・ベスト・オブ
ピーター、ポール & マリー
ワーナーミュージック・ジャパン


    
    

「Peter Paul And Mary Alive “Live” Leaving On A Jet Plane」
 
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口に含めばもう夏の気分

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 静岡の親戚から大きな夏みかんがたくさん届いた。家のみかん山から採れたものとのこと。みずみずしく、ジューシーで、酸味と甘さが程よくバランスしている。一足先に口の中はもう夏。

 今宵の曲は、「オレンジ・エキスプレス/Orange Express」。「渡辺貞夫」である。「オレンジ郡/Orange County」は、アメリカ、カリフォルニア州南部の郡。「オレンジ・シティ/Orange City」は、フロリダ州オーランド近くの街。どちらも車で通過したことがある街。

 アルバムは、彼の代表作とも言える「オレンジ・エキスプレス/Orange Express」(1981)。もう37年も昔のアルバムであるが、ポップでメロディアスな音作りは、いまだに新鮮。盟友「デイヴ・グルーシン/Dave Grusin」とのコンビが頂点を迎えた大ヒット・アルバム。

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オレンジ・エクスプレス/Orange Express
渡辺貞夫
SMJ


      
      

「Sadao Watanabe – Orange Express」

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そろそろ山へ返そうか ・・・

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ハナミズキ2
アマドコロ(ナルコラン)
ウリハダカエデ2
 ご近所や団地の通りに植わっている「ハナミズキ(花水木)」が満開である。1915年、たしか桜のお礼にとアメリカから贈られたので、別名「アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師、山帽子)」とも呼ばれる。日本の桜のように、アメリカの東海岸に広く分布し、春の終わりに、開花が移動する模様は、「ハナミズキ前線」として、日本の桜前線のように報道されるという。

 我が家の「アマドコロ(甘野老)」。花を楽しむために残しておいた株に、「スズラン(鈴蘭)のような可憐な花が咲いた。そして、「ウリハダカエデ(瓜膚楓)」。山に返そうと鉢で育てていたが、今年、初めて開花に気がついた。樹皮は暗い青緑色の模様があり、この模様の色が、「マクワウリ(真桑瓜)」の未熟な実の色に似ていることから、その名があるというが、我が家のものは、まだ苗でよくわからない。花期は5月らしいが、房状の花を枝の先端から下垂させる。樹高は8-10mになるというから、そろそろ山へ返そうかと思う。

 さて、4月もあと1週間ほど。老いの身には本当に月日の経つのが早い。今宵の曲、「April in Paris(パリの4月)」。古い古いスタンダード。1932年のミュージカル、「ウォーク・ア・リトル・ファスター/Walk a Little Faster」で歌われ、大ヒットしたという。1952年には、「ドリス・デイ/Doris Day」主演で、「エイプリル・イン・パリ/April in Paris」として映画化され、彼女の歌により、日本でも有名な曲となった。作曲は、「バーノン・デューク/Vernon Duke」、作詞は、「虹の彼方に/Over The Rainbow」で知られる「エドガー・イップ・ハーバーグ/Edgar Yipsel “Yip” Harburg」。

【 April in Paris 】  by E. Y. Harburg / Vernon Duke

「♪ Till April in Paris, chestnuts in blossom  パリの四月、マロニエの花が咲き 
  Holiday tables under the trees      休日ともなればその木陰にはテーブルが並ぶ
  April in Paris, this is a feeling     パリの四月、誰も繰り返して味わったことのない
  That no one can ever reprise       この雰囲気、感覚

  I never knew the charm of spring    私はこれまで春の魅力を知らなかった
  I never met it face to face        そんな魅力に接したこともなかった
  I never knew my heart could sing   知らなかったわ、私の心がこんなに弾むなんて
  I never missed a warm embrace  暖かい抱擁がこんなに恋しいなんて思いもしなかった

  Till April in Paris            パリの四月
  Whom can I run to          このはやる思いはいったい誰に?
  What have you done to my heart   あなたは私のハートに何をしてくれたの? ♪」

 まずは、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」から。アルバムは、「Gypsy in My Soul 」(2004)。フランス語の歌いだし、ジプシー・ジャズ(ジプシー・スウィング)風のアレンジ、ミュゼット風のアコーディオン ・・・、パリ・ムード満載の歌唱。

Gypsy in My Soul

Connie Evingson / Minnehaha Music

「April in Paris – Connie Evingson」

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 さて、ピアノでも ・・・。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のソロで。

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Solo Sessions 1
ビル・エヴァンス/Bill Evans
Milestone


     
     

    
「Bill Evans – April in Paris」

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 かってイタリア・フィレンツエからパリへと旅したのは4月、フィレンツエの丘にも、セーヌ川河畔にも、桜によく似た花が満開だったことを思い出した。

初夏のような日差しの中でヨモギを摘む

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 妻の買い物に付き合ったあと、数10種、600本の「ボタン(牡丹)」を楽しむことができるというので、「尼崎市農業公園」に寄ってみる。「バラ(薔薇)」や「ハナショウブ(花菖蒲)」にはまだ早かったが、園内は見事な大輪の牡丹が咲き誇っていて、甘い香りが漂っている。初夏のような日差しの中、多くの人が楽しんでいた。

 帰路には、やはり妻のリクエストで、猪名川の河川敷で、「ヨモギ(蓬)」を摘む。自家製の「よもぎ餅(草餅)」が食べられるので、私も手伝わざるを得ない。独特の香りがあり、お灸の「もぐさ(艾)」の材料としても有名な「ヨモギ」、生薬として漢方では「ガイヨウ(艾葉)」と呼ばれ、万能薬として古来から重用されてきたという。

 食べられるのは、今年になって新しく出てきたみずみずしい黄緑色の新芽の部分。もうすこし早い時期に摘んだほうが良かったのだが、「色の濃い葉や茎はだめ」と妻からダメだしをされながら、結構な量を採集。それにしても、この陽気。「四季折々」なんて言葉の実感が薄れ、メリハリがなくなってゆく季節が気になる。そして早速の「よもぎ餅」。

 今宵の曲は、「インディアン・サマー/Indian Summer」。北米で、晩秋から初冬にかけて晴天が続き、日中は暖かく、夜間は冷えこむ特異な期間をいうらしい。日本の「小春日和(こはるびより)」にほぼ相当するという。季節は違うし、暖かいというレベルをはるかに超えているが、ここ数日は、「インディアン・サマー」のような天気である。

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 スムース・ジャズ系、イケメン・トランペッター、「クリス・ボッティ/Chris Botti」の肩のこらない演奏から。アルバムは、「Thousand Kisses Deep」(2003)。

 「クリス・ボッティ」は、1962年、アメリカオレゴン州ポートランド生まれ。若手とばかり思っていましたが、56歳、もう円熟の歳。幼少の頃より、クラシック・ピアノの講師であった母親の影響で、ピアノを弾き、10歳でトランペットを始めたという。「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」に影響され、トランペッターとしての道を進む決意をし、高校時代よりプロとして活動するようになり、大学卒業後は、ニューヨークに拠点を置き、ポップス/ロック系からジャズに至るまで多くのミュージシャンと共演している。

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Thousand Kisses Deep
クリス・ボッティ/Chris Botti
Sony


     
     

「Chris Botti – Indian Summer」

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 同名異曲であるが、私ご贔屓の ギタリスト、「ジム・ホール/Jim Hall」のアルバム、「哀愁のマタドール/Commitment」(1976)から。アレンジが「ドン・セベスキー/Don Sebesky」のほか、「アート・ファーマー/Art Farmer(Flugelhorn)」、「ロン・カーター/Ron Carter(Bass)」、「テリー・クラーク/Terry Clarke(Drums)」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan(Piano)」などそうそうたるメンバーがサポート。

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哀愁のマタドール/Commitment
ジム・ホール/Jim Hall
ユニバーサル ミュージック クラシック


     
     

「Indian Summer – Jim Hall」

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