JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

雨の日にはジャズを聴く (4) ~ 別れはいつも雨に ~

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 今宵の雨の歌。1996年に、皮膚癌でわずか33歳の若さで夭折した歌姫、雨中に咲く孤高の花のような「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。

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 「エヴァ・キャシディ」。1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあ、これからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月に亡くなってしまった。

 さて、「エヴァ・キャシディ」が歌う雨の歌。最初は、「Early Morning Rain」。1960年代に活躍したカナダ出身のカントリー系のシンガー・ソングライター、「ゴードン・ライトフット/Gordon Lightfoot」の作品。「ピータ、ポール&マリー/Peter, Paul & Mary」、「ボブ・ディラン/Bob Dylan」、「ハリー・ベラフォンテ/Harry Belafonte」、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」など多くの歌手によってカバーされている。アルバムは、「イマジン/Imagine」(2002)から。

【 Early Morning Rain 】 by Gordon Lightfoot

「♪ In the early morning rain        早朝の雨の中
       with a dollar in my hand    わずばかりの金を握り締めて立っている
  And an aching in my heart         痛む心と
       and my pockets full of sand   砂を噛むような思いを胸に
  I’m a long way from home          家から遠く離れ
       and I miss my loved ones so   君を失った寂しさを噛み締めながら
  In the early morning rain         早朝の雨の中に佇んでいる
        with no place to go      ゆくところなんかどこにもありゃしない

  Out on runway number nine        9番スポットから滑走路に向かって 
       big seven-o-seven set to go    707が離陸の準備を始めた
  But I’m stuck here on the ground      でも俺は吹きすさぶ寒風の中
        where the cold winds blow    ここに立ちすくんでいる
  You can’t jump on a jet plane        君は貨物列車にでも乗るかのように
         like you can a freight train  飛行機に乗るなんてありえないと思いながら
  So I’d best be on my way           でもこれでいいんだ そう思いながら
          in the early morning rain  早朝の雨の中立ちすくんでいる
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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Imagine Import
Eva Cassidy
Blix Street


     
     

「Eva Cassidy – Early Morning Rain」

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 2曲目は、「Blue Eyes Crying in the Rain」。「雨の中で泣いている青い瞳の君」。別れに雨はつきもののようです。「フレッド・ローズ/Fred Rose」の手になるカントリーの名曲のひとつにも挙げられる曲。「ハンク・ウィリアムス/Hank Williams」などもカバーしていたが、「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」が1975年にアルムム、「Red Headed Stranger」で取り上げるやいなや大ヒットしたという。

【 Blue Eyes Crying in the Rain 】   by Fred Rose

「♪ In the twilight glow I see them    黄昏のなか 君の目を見ると
  Blue eyes cryin’ in the rain       雨の中で青い瞳が泣いている
  When we kissed goodbye and parted   キスをして別れを告げたからだ
  I knew we’d never meet again      もう二人は二度と会わないだろう

  Love is like a dyin’ ember        愛は燃え尽きようとしている
  Only memories remain          思い出だけが残るんだ
  Through the ages I’ll remember     何年も経ってから思い出すだろう
  Blue eyes cryin’ in the rain        君の青い瞳が雨に濡れていたことを

  Some day when we meet up yonder   いつかどこかで再び出会ったら
  We’ll stroll hand in hand again      手に手を取って歩こう
  In a land that knows no partin’      もう二度と別れることのない場所で
  Blue eyes cryin’ in the rain        雨に濡れていた君の青い瞳
  Blue eyes crying in the rain        雨に濡れていた君の青い瞳  ♪」

 アルバム、「Somewhere」(2008)から。

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Somewhere
Eva Cassidy
Blix Street


     
     

「Eva Cassidy – Blue Eyes Crying in the Rain」

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雨の日にはジャズを聴く (3)  ~ ピュアな雨音 ~

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 こんな雨の日の夜は、しっとりとした「大石学」のピュアなピアノ。

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 「大石学」。1963年、横浜生まれのジャズピアノ・キーボードプレイヤー、編曲家。「ヤマハ ネム音楽院」卒業後、プロとしての活動をはじめる。「阿川泰子」、「松山千春」、「野口五郎」等のレコーディング・コンサートツアーに参加しつつキャリアを積んだという。私が知っているだけでも、「レディ・キム/Lady Kim」、「ケイコ・リー」、「伊藤君子」、「石野見幸」、「土岐麻子」などとのレコーディングやステージに、アレンジャー、歌伴として参加している。

 1997年に初リーダー・アルバム「Tears Rained Down」をリリース。2002年、「イーストワークス・エンターティメント(ewe)」より、「大石学トリオ」の1st「PAITED DESERT」を発表、以後2005年までの間に、トータルでは7枚のアルバムを発表している。 また、2010年からは、澤野工房から、「Water Mirror」「Gift」「ETERNAL」などをリリース。その澄み切った音色と、静寂の「間(ま)」の絶妙なバランスにいつも魅かれてしまう。

 ソロ・アルバム、「Water Mirror」に収録されている、「After The Rain」。彼自身の言葉によると、「WATER MIRROR=明鏡止水」だという。「ただただ、美しい音を出そう」という一念で奏でたその美しい響きが、鏡のように磨き上げられたような水面を波紋のように拡がっていく。

 アルバムからのアップがありませんでしたので、兵庫県神戸市出身のジャズサックス奏者で、歌手の「土岐麻子」は長女である、サックス奏者「土岐英史」との演奏で。

WATER MIRROR

マナブ・オオイシ / 澤野工房



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NIGHT CRUISE
Toki Hidefumi 土岐英史
Fun House


    
    

「Hidefumi Toki & Manabu Ohishi – After The Rain」

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 もうひとつのお気に入りの演奏は、「Continous Rain」。澤野からの「WISH」(2010)に収録されている。パーソネルは、「Manabu Ohishi/大石学 (piano)」、「ジャン・フィリップ・ヴィレ/Jean-Philippe Viret (bass)」、「シモン・グーベル/Simon Goubert (drums) 」。

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WISH
マナブ・オオイシ・トリオ
澤野工房


     
     

 YOUTUBEにアップされていませんでしたので、YOUTUBEで見つけた別のトリオのアルバム、「ティアーズ・レインド・ダウン~雨/Tears rained down」(1997)。から。パーソネルは、「Manabu Ohishi/大石学(p) 」、「 Yasushi Yoneki/米木康志(b) 」、「Koichi Inoue/井上功一(ds)」。

ティアーズ・レインド・ダウン~雨

大石学トリオ / トライエム

「Manabu Ohoishi – Continous Rain」

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 そのほかにも、2017年に自主制作のピアノ・ソロ・アルバム、「雨音/War Dance」がリリースされていますが、未だ聴き得ていません。
     

      

雨の日にはジャズを聴く (2) ~ あの夜の雨は ~

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 デビュー当時からずっと気にかかり、注目してきたシンガー・ソングライターがいる。「メロディ・ガルドー/Melody Gardot 」。彼女の作る歌は、静かでクールな中に熱いソウルの感じられ、聴く人の心に響く。そんな彼女の歌に、「The Rain」という曲がある。今宵は、この歌をじっくりと聴く。アルバムは、2作目「マイ・オンリー・スリル/My One and Only Thrill」(2009)。

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「メロディ・ガルドー」。1985年生まれ、フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター。16歳の頃、ピアノ・バーでアルバイトとして歌い始めたという。しかし、19歳の時、自転車で帰宅途中、交通事故に遭い、背骨を含む数箇所の複雑骨折、神経、頭も怪我をするなどの瀕死の重傷を負い、一年間寝たきりの生活を余儀なくされ、しかも生涯後遺症として背負った視覚過敏より、サングラスを手放せなくなる。リハビリとして医者に音楽セラピーを勧められ、曲を書き始める。病室でみずから録音した6曲入りのEP、「SOME LESSONS:The Bedroom Sessions」を2006年に発表。

 その後、フィラデルフィアを中心にフェスやライヴにも出演し、静かな中に熱いハートの感じられる彼女の音楽はたちまち評判となり、2006年にインディーズからリリースしたアルバムも話題となり、やがて、ユニバーサルと契約し、「Worrisome Heart(意味;くよくよする心)/邦題;夜と朝の間で」が世界デビュー・アルバムとして2008年8月にリリースされた。

 類稀なる才能の持ち主として絶賛された彼女、ビジネス・ウィーク誌は評していわく、「トム・ウェイツの詩に出会ったビリー・ホリディ・・・、或いはニーナ・シモン、初期のリッキー・リー・ジョーンズ、コール・ポーターの洗練さすら思い起こさせる・・・。」 

 このアルバム、ボーナス・トラックを含む全13曲は、「虹の彼方に」を除いて、すべて「メロディ・ガルドー」自身の作品。壮大なストリングスをバックに、ジャズやブルーズなどの音楽ジャンルの壁を軽々と超え、歌い上げる。

【 The Rain 】 by Jesse Harris / Melody Gardot

「♪ The rain, the rain           雨、雨
  Rain came down in sheets that night  雨はあの夜のシーツにも落ちてきた
  And you and I stared out to the left and to the right  私たちは驚いて右往左往したね
  Rain came down and cursed,            雨が私たちを呪い
          seemed to laugh at us       嘲笑っているようにも思えたんだ
  Still daylight                  まだ昼間なのにと

  The clouds, the clouds          雲、雲
  Clouds raced all across the autumn sky  雲は秋の空を駆け抜けるように流れていった
  And you and I fumbled for         私たちはどうやって別れようかと
        a way to say goodbye     お互いに手探りをしていたね
  Strangers weren’t we           でも私たちはもう見知らぬ他人にはなれない
  Scared to look into each other’s eyes?  怯えながらお互いの瞳の中を見つめ合った

  Strangers weren’t we           でも私たちはもう見知らぬ他人にはなれない
  Scared to look into each other’s eyes?  怯えながらお互いの瞳の中を見つめ合った ♪」

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My One and Only Thrill

Melody Gardot / UCJ



      
     

「Melody Gardot – The Rain」

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雨の日にはジャズを聴く (1)  ~ 最後はまた雨ね ~

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 「雨の日と月曜日はジャズを聴く」。 「レイニー・アフタヌーン」。そんな「雨」と「ジャズ」を結びつけたタイトルのコンピ・アルバムがいくつもあるほど、雨の日にはジャズが似合うかもしれない。「雨ジャズ」。そんなカテゴリーもあるようだ。「雨の日にはジャズを聴く」と題して、すこし「雨ジャズ」を続けてみます。

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 「雨ジャズ」といえば、私は真っ先に、「アン・バートン/Ann Burton」の「Here’s That Rainy Day」が頭に浮かびます。就職してからしばらく音楽やJAZZから離れていた時期があったが、それを引き戻し、女性ジャズ・ボーカルの魅力に目覚めさせてくれたのが、「アン・バートン」の2枚のLP、「ブルー・バートン/Blue Burton」(1967)、「バラード・アンド・バートン/Ballads & Burton」(1969)であった。「ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ/The Louis Van Dyke Trio」をバックにしっとりと歌う大人の雰囲気に聴き惚れ、女性ジャズ・ボーカルを聴き始めたのである。

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 「アン・バートン/Ann Burton」は、1933年、オランダのアムステルダムの生まれ。プロ歌手になってから、ある日、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」のレコードを聴いて感動し、ホリディのように自分自身の歌の世界を持ち、それを歌っていこうと決心したという。厳しい難しい道を歩みだし、経済的には恵まれなかったが、自身の納得できる歌だけを歌っていた。1989年惜しくも死去。 享年56歳であった。死して29年、いまだに人気のある女性ボーカル。

 この時期になると決まって聴くのが、彼女の歌う「雨ジャズ」の定番曲、「Here’s That Rainy Day」。「失恋した日には決まって雨が降る」、そんな意味でしょうか。1953年、作詞「ジョニー・バーク/Johnny Burke」、作曲「ジミー・ヴァン・ヒューゼン/Jimmy Van Heusen」。

【 Here’s That Rainy Day 】

「♪ Maybe I should have saved   ちょっとくらいは残しておくべきだったかもしれない
   Those left over dreams     叶えられなかった夢を
   Funny, but here’s that rainy day 不思議ね、こんな日に限って雨が降る

  Here’s that rainy day they told me about 「人生雨の日だってある」と人は言う
  And I laughed at the thought      でも「そんなことってある?」と笑い飛ばしてきた
  That it might turn out this way     それが結局こんな結果を招いてしまったの

  Where is that worn-out wish   陳腐だと思って捨ててしまった 
  That I threw aside         あの想いはどこへ行ったの
  After it brought my lover near?  彼を間近に感じたのに捨ててしまったあの想いは

  Funny how love becomes a cold rainy day 不思議ね どんな恋も最後は冷たい雨になる
  Funny that rainy day is here         不思議ね 今度もまた雨ね ・・・ ♪」 
  
           

バラード・アンド・バートン

アン・バートン / SMJ

「Ann Burton – Here’s That Rainy Day」

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 「アン・バートン」には、「雨の日と月曜日は/Burton For Certain」というアルバムがある。3度目の来日の際に録音されたアルバムで、「カーペンターズ/Carpenters」が1971年に発表し、ヒットした曲が、アルバムタイトルになっている。このアルバムのデザイン、写真を手がけたのが、ジャズ写真家、「阿部克自」氏。デザインを手がけたレコードは7000枚を超すというが、惜しくも2008年9月に他界してしまった。最近のニュースで、「ビートルズ」が1966年6月、初来日したときの写真の撮影を委託され、その時の大量の未公開写真が発見されたと報じられていた。

  雨の日に聴く「アン・バートン」。2曲目は、二人を偲んで、「雨の日と月曜日は/Rainy Days And Mondays」。

【 Rainy Days And Mondays (雨の日と月曜日は)】
                  作詞・作曲 P.Williams/R.Nichols

「♪ Talking to myself and feeling old  独り言を呟いて、ちょっと老けたかなと感じる
   Sometimes I’d like to quit       もう終わりにしたいと思うけど
   Nothing ever seems to fit        自分らしいことも見つからなくて

   Hangin’ around,                ウロウロしたり、
        nothing to do but frown     しかめっ面しかすることがなくて
   Rainy days and Mondays          雨の日と月曜日は
        always get me down        いつも気が滅入るの

   What I’ve got they used to call the blues こんな感じを憂鬱(ブルース)というのね
   Nothing is really wrong           何かが間違っているわけじゃないんだけど
   Feeling like I don’t belong         なんとなく違和感があるの
  
   Walking around                 孤独なピエロみたいに
         some kind of lonely clown   ただ歩き回って
   Rainy days and Mondays          雨の日と月曜日は
         always get me down       いつも気が滅入るの

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・   ♪」

雨の日と月曜日は

アン・バートン / MUZAK,INC.

「Ann Burton - Rainy Days And Mondays」

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路傍の花、樹々の鳥(219) ~ 炎天の花 咲き始める ~

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ノウゼンカズラ
 ご近所の家の塀に伸びた蔓。その一本だけに「ノウゼンカズラ(凌霄花)」の真っ赤な花が咲いた。炎天の花。梅雨明けも間近いのだろうか。

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 最近、ブログ友の方から紹介され、即、私がはまってしまった女性ジャズ・シンガーがいる。「リン・スタンリー/Lyn Stanley」。

 ブルージーで、ジャジー、ノスタルジックなその声だけでなく、この「ノウゼンカズラ」のように、容姿も艶やかで、私のようなシニアのジャズ・ファンにとっては、「よっ! これぞ女性ジャズ・シンガー、女性ジャズ・ボーカル」と声をかけたくなるくらい。彼女は、アナログ・レコード、SA-CD、CD、ハイレゾ・ダウンロードなど、多様な音楽メディアのそれぞれの特徴を最大に引き出し、その音質、ミュージシャン、アレンジ、選曲などで世界中の熱狂的オーディオファンを魅了し、今、世界のオーディオシーンで最も人気を集めている歌手だという。

 「リン・スタンリー」。ワシントン州タコマの生まれ。ブルガリアからの移民だった祖父はオペラ歌手、父親はジャズピアニストという音楽一家に育ったという。歌手としては、遅咲きで、最初は社交ダンサーとして、タイトルにも輝き、世界的に有名な存在だったという。

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 アルバム・デビューは、5年前の2013年。きっかけは、2010年にジャズ・ピアニスト、「ポール・スミス/Paul Smith」と、その妻のシンガーでボーカル・コーチ 、「アネット・ウォーレン/Annette Warren」によって見いだされたことだった。そのデビュー作、「Lost in Romance」は、話題を呼び、世界的な成功を収めたという。

 その彼女の第3作「Interludes」(2015)、第5作「The Moonlight Sessions Volume Two」(2017)と2枚のアルバムを聴き、若い頃、「アン・バートン/Ann Burton」に魅せられて、ジャズ・ボーカルを聴き始めた頃のあの興奮を久しぶりに思い出していた。

 ほとんどがいわゆるスタンダード。この心地よさはなんだろう。しばらく、家でも車でも耳を離せなくなりそうだ。

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Interludes
Lyn Stanley
CD Baby


     
     

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The Moonlight Sessions, Vol. Two
SACD
Lyn Stanley
CD Baby


      
     

 2枚のアルバムからはYOUTUBEにアップされていないので、2015年ファンクラブの招きで来日し、プライベート・イベントを行った時のハイライト動画をアップしておきます。

「Jazz Vocalist Lyn Stanley LIVE in Tokyo Japan」

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 すっかりはまってしまった私は、早くも、アルバム、第2作「Potions」を発注。到着が楽しみとなっている。その「Potions」から3曲を。

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Potions
Lyn Stanley
CD Baby


    
    

「Lyn Stanley – Cry Me a River」

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「Lyn Stanley – Lullaby of Birdland」

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「Lyn Stanley – Fly Me To The Moon」

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強いパパの腕、優しいママの指先

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 この日は、クラブが月一で開催している木工工作のイベントの日。「木を使ったかわいい動物やクラフト作り&竹パン」。加えて「父の日」である。梅雨の晴れ間とあって、朝から来園者が多く、朝10時には丘の駐車場ははや満車。木工教室の方も8家族を超える大盛況。

 ここぞとばかり木工を手伝う力強いパパの腕、パンを捏ねる優しいママの指先。子供たちは、魔法の手のように感じたかもしれない。立派な作品と美味しい竹パンができました。

 さて、今宵は「父の日」にちなんだ曲ということで、最初は、ハード・バップの曲で、ファンキーなマイナー・ブルース、「One For Daddy-O」。アルバムは、どのジャズ本にも名盤として紹介されている「キャノンボール・アダレイ/Cannonball Adderley」の「サムシン・エルス/Somethin’ Else」(1958)。ジャズのスタンダード中のスタンダードとされる「枯葉/Autumn Leaves」が収録されていることでも有名であるが、契約上の問題で、「マイルス・デイヴィス/」名義ではなく、「キャノンボール・アダレイ」名義とされたという。アダレイの弟、「ナット・アダレイ/Nat Adderley」によって書かれた曲で、シカゴの人気ディスク・ジョッキー、「タディ・オー・デイリー/Daddy-O Daylie」に捧げられているという。

Somethin’ Else

Cannonball Adderley / Blue Note

「Cannonball Adderley – One for Daddy-O」

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 お次は、イタリアが誇るソウル海坊主、「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」の「I’m Her Daddy」。1971年生まれ、イタリア シチリア島の出身。12歳から教会で歌い始め、ソウル・ミュージックを愛し、17歳の時には「レイ・チャールズ/Ray Charles」のイタリア公演の前座を任されるまでになったという。活きの良さが売りの人気のジャズ・コンボ「High Five Quintet」をバックに、6万枚を売上げた、デビュー・アルバム「Handful Of Soul」(2006)から。

 別れた女性の娘の父親が、その娘に寄せる歌。切なる思いが伝わってくる。

【 I’m Her Daddy 】 by Bill Withers

「♪ How do you do, Lucy?   ルーシー 元気かい
  You sure been hard to find  やっと探し当てたんだ
  I heard you had a daughter six years old  君に娘がいて6歳になるんだってね
  And I just can keep from crying    そう聞いたけど泣かないようにしているんだ

  Six years and Lucy    6歳の娘と君に
  Lord, have mercy     神様の恵みがありますように
  That’s a long time     長い時間だったね
  That’s a long time     本当に長い時間だったね

  Is she pretty? Has she grown?  可愛いんだろうね 大きくなったんだろうね
  Does she sleep well in a room of her own? 自分の部屋でちゃんと寝ているかい?
  Can I see her? Does she know   会えるだろうか? 僕が父親だってこと知っている?
  That I’m her daddy? I’m her daddy   僕が彼女の父親だってことを

  Did you give her love, love,     もちろん君は彼女に愛を与えているさ
      one of my pictures?       でも僕の写真はどうかな?
  Does she carry, yeah, yeah, picture with her? 彼女は僕の写真を離さずに持っている? 
  Does she show it to the baby sitter     ベビーシッターにも見せて
  And say, see that man, that’s my daddy  「これ私のパパよ」なんて言ったりして
  That’s my daddy, yeah           「これ私のパパよ」なんてね

  You should have told me, Lucy       そうだと言ってくれよ ルーシー
  You should have told me, Lucy       そうだと ・・・ 言ってくれ
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

Handful Of Soul

Mario Biondi & The High Five Quintet /


「Mario Biondi – I’m Her Daddy」

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今朝の地震に驚く

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ナツツバキ
 朝食を終え、朝ドラを見ようと思った矢先の地震。強い地震を感じたのと、携帯電話の緊急地震警報が鳴るのが同時であった。久しぶりの大きな揺れにびっくりした。TVの速報では、私の地域では震度5弱。結構な揺れであったが、23年前、阪神淡路大震災を経験している私は、揺れている最中も、「家具や本棚が揺れたり、ずれていないので、あの時より大したことはないな」と、比較的冷静に対応できた。余震も続いたが、家の内部も額がずれているくらいで被害と言えるものはないし、外周や周辺の家にもまったく被害らしきものも見当たらない。ゆっくりコーヒーを飲んで気を落ち着けてから、いつもの地域のボランティア活動へ向かうため、家を出た。途中「ナツツバキ(夏椿、沙羅)」の花が、清々しく目に映った。

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 さて、今宵の曲は、「I Feel the Earth Move」。シンガー・ソングライター、「キャロル・キング/Carol King」の出世作、「つづれおり/Tapestry」(1971)に収録されていた曲。歌うは、「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」。

 アラスカ生まれ。幼少期に、「エタ・ジョーンズ/Etta Jones」や「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」などを愛聴し、10代で「ダイアナ・クラ―ル/Diana Krall」に夢中になったという。2作目の「THEY OUGHTA WRITE A SONG(邦題:青い影)」が日本で大ヒットした。ジャズとニュー・ポップスを絶妙に融合した独特のスタイルのアルバム、「Simply Love」(2013)から。「足元の地面が動くと感じるほどあなたが好き ・・・」。

【 I Feel The Earth Move 】 by Carol King

「♪ I feel the earth move under my feet     足元の地面が動く気がするの
  I feel the sky tumbling down, tumbling down 空も崩れ落ちてくるような気がするの
  I feel my heart start to trembling       私のハートも震えだすの
  Whenever you’re around            あなたがそばにくるといつも

  Ooh, baby, when I see your face       おおベイビー、あなたの顔を見ると
  Mellow as the month of May          5月のようなメローな気になるの
  Oh, darling, I can’t stand it          おおダーリン、もう我慢できそうにないわ
  When you look at me that way         そんな風に見つめられると

  ・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Simply Love

Halie Loren / Justin Time Records

「Halie Loren – I feel the earth move」

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 あの「サンタナ/Santana」の曲、「哀愁のヨーロッパ/Europa」には、「Earth’s Cry Heaven’s Smile」という副題がついている。昔の人にとって地震は、大地が泣いている、叫んでいると思ったのでしょう。アルバム、「ムーン・フラワー/Moonflower」(1977)から。

ムーン・フラワー

サンタナ / Sony Music Direct

「Santana – Europa (Earth’s Cry Heaven’s Smile) 」

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父の日とやらで

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 五月の「母の日」に続く「父の日」とやらで、ドイツ・ビールと焼酎を下げて、次男家族がやってきた。正直言って、シャツやバッグなどよりもこれがありがたい。夕食に空けたドイツ・ビール。その苦味の中に、技術導入のため、最初の海外出張だったハイデルベルグの日々を思い出していた。1ヶ月くらい滞在していたが、昼食の社員食堂で、毎日、「飲み物はビールですか、りんごジュースですか?」と聞かれ、ドイツではビールは水代わりなんだということを実感した。

 ドイツのビールは麦芽、ホップ、水以外で作ってはならないという法律があるとか ・・・。おおきなビール会社はなく、いわゆる地ビール会社が、乱立しているという。ビールといっても、「Lager(ラガー)」 、「Pilsner(ピルスナー) 」、「Münchner(ミュンヒナー) 」、「Helles(ヘレス)」 、「Dunkel(ドゥンケル)」、「Bock(ボック)」 など10種類を優に超える種類があり、さらに各メーカーが、多彩多様な味を競っている。ミュンヘンのオクトーバー・フェステ、収穫ビール祭でいろんな種類のビールをがぶ飲みしたことも懐かしい思い出である。

 今宵のピアノは、前回に続いて、「ティエリー・ラング/Thierry Lang」のアルバム、「Private Garden」(1993年録音)から。「A Star to My Father」。

Private Garden

Thierry Lang Trio / Elephant

「Thierry Lang – A Star To My Father」

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初夏に咲く庭先の花

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アジサイ2
ユリ
テリハノバラ2
マユミ?
南側の陽あたりのいい場所は、妻の野菜に占拠されてしまったが、残された玄関脇や日当たりの悪い通路には、季節の花が咲いている。旬を迎えた定番の花、「アジサイ(紫陽花)」。鮮やかな大輪の「ユリ(百合)」。「テリハノイバラ(照葉野茨)」。花が散ってしまった「マユミ(檀、真弓、檀弓)」は、その特徴的な実が姿を見せている。

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 今宵のピアノは、アルバム、「Private Garden」(1993年録音)から。ベテランなのにキャリアについてほとんど情報はなく、1956年生まれのスイス・モントルー出身の作曲家、ジャズ・ピアニストで、フランスの芸術文化勲章を受章したということぐらいしか分からないピアニスト、「ティエリー・ラング/Thierry Lang」。

 そのピアノの音の美しさは格別で、まさしく私の好みのピアノ・トリオであるが、多くのアルバムが廃盤で流通がないらしく、大変高額な値がついているようです。

Private Garden

Thierry Lang Trio / Elephant

 アルバムでは7分20秒ですが、このYOUTUBE、なぜか6分20秒で、最後が切れています。


「Thierry Lang – Private Garden」

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 10年後に採録され、リリースされたのが、アルバム、「リフレクションズ/Reflections: Volume 1 」(2004)。

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Reflections: Volume 1
ティエリー・ラング/Thierry Lang
Blue Note


     
     

「Thierry Lang – Private Garden」

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花菖蒲に酔う

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 「ハナショウブ(花菖蒲)」が見頃だと聞いて、やってきたのは、お隣の池田市にある「水月公園」。閑静な住宅地にあって、そこだけがポッカリと空いた緑と水の豊富な広大な公園となっている。3月は梅でも有名だが、今は、「花菖蒲」。池には、友好都市である中国江蘇省蘇州市から贈られた、「斉芳亭(せいほうてい)」が水面に映え、中国情緒を醸し出している。やってきたのが、正解。今が見頃で、一面に咲く、その凛々しさ、美しさに釘付け。

 今宵の曲、「Can’t Take My Eyes Off You」。原題を直訳すると、「君から目をそらすことが出来ない」となるが、「君の瞳に恋してる」という邦題がついている。「フランキー・ヴァリ/Frankie Valli」が1967年に発表した楽曲であるが、数多くの歌手にカバーされているスタンダード・ナンバーとなっている。作詞・作曲は、「ボブ・クルー/Bob Crewe」と「ボブ・ゴーディ/Crewe/Bob Gaudio」。

【 Can’t Take My Eyes Off You 】 by Bob Crewe/Bob Gaudio

「♪ You’re just too good to be true  君は信じられないくらい素敵
  Can’t take my eyes off of you   僕は君から目が離せない
  You feel like heaven to touch   君に触れていると天国にいる気分
  I wanna hold you so much     だからもっと抱きしめていたい

  At long last love has arrived    長いあいだ待っていた恋がついに来た
  And I thank God I’m alive     生きていることを神様に感謝するよ
  You’re just too good to be true   本当に君は信じられないくらい素敵
  Can’t take my eyes off of you    僕は君から目が離せない

  Pardon the way that I stare     じっと見つめるのを許してくれ
  There’s nothing else to compare   比べるものなど何もない
  The sight of you makes me weak   じっと君を見ていると気弱になってしまう
  There are no words left to speak   しゃべる言葉も出てこない

  So if you feel like I feel        君も僕と同じことを感じているなら
  Please let me know that it’s real   これが夢でないことを分からせてくれ
  You’re just too good to be true    本当に君は信じられないくらい素敵
  Can’t take my eyes off of you     僕は君から目が離せない

  I love you, baby and if it’s quite alright   君が好き、もしそれでよかったら
  I need you, baby to warm the lonely nights  君が欲しい 寂しい夜を温めてくれ
  I love you, baby, trust in me when I say   君を愛している 僕の言葉を信じてくれ

  Oh, pretty baby, don’t bring me down I pray  がっかりさせないで 祈っている
  Oh, pretty baby, now that I’ve found you stay  ここにいてくれているってわかった
  Let me love you, baby, let me love you     愛したい ベイビー 君を愛したい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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 今宵の歌姫は久しぶりに、「シモーネ(シモーネ・コップマイヤー)/Simone (Kopmajer)」。アルバムは、「Nothing’s Gonna Change」 (2011)から。

 「シモーネ」。1981年生まれ、オーストリア出身のジャズシンガー。 両親がともに音楽教師という音楽一家。8歳でピアノを始め、12歳からは父親のバンドで歌っていたという。大学で音楽を学んだあと、2000年、アメリカに渡り、クラブで歌う仕事をスタート。それが、「ヴィーナス・レコード」の目にとまり、2003年「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」でデビュー。現在はオーストリア、アメリカ、両方で活動しているという。

最近は、器用貧乏というか、ヴィーナスの戦略に振り回されているというか、新機軸を狙ったのか、ハワイアンやクラシックなどの「Jazzy,Not Jazz」路線に流れてすぎているので、正直遠ざかってしまったが、初期の2作、「ムーンライト・セレナーデ」、「ロマンス/Romance」がナチュラルで初々しく、彼女らしさがもっとも出ているようで好きである。「ヴィーナス・レコード」から離れたためか、このアルバム、初期の初々しさが感じられる。

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Nothing’s Gonna Change
Simone Kopmajer
Hitman.co.,ltd


     

「Simone Kopmajer – Can’t Take My Eyes Off You」

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 アルバム全曲がアップされています。01. Nothing’s Gonna Change My Love For You/ 02. Home/03. How Deep Is Your Love?/04. Way Back Into Love/05. Can’t Take My Eye Off You/06. Just The Way You Are/07. We’re All Alone/08. I’ll Have To Say I Love You in a Song/09. Love Will Keep Us Alive/10. I’m Yours/11. When You Say Nothing At All/12. Top Of The World/13. How Do I Live?/14. Imagine

「SIMONE KOPMAJER ー Nothing’s Gonna Change」

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