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台風直撃の日は ・・・

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 先々週の台風20号に続いて、21号が近畿地方直撃、今度は、ほぼど真ん中のストライク・コース。神戸に再上陸後、我が地域付近を台風の中心が通過した。20号に比べ、かなり強い台風という予報だったので、こんな日は早々に買い物を済ませ、読書、音楽か、海外TVドラマ三昧と決め込んでいた。学校は休み、企業も交通機関の運休を受け、早々に休みを決めたとあって、開店直後にも関わらず、スーパーは朝から結構な数の買い物客。10時頃には、市内の一部の地域に「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されたいうメールもあり、今回は、心構えも準備万端。やがて昼過ぎから風、雨足ともに強くなり、午後2時過ぎにピークを迎えたが、それもたった10分程度。関空やら大阪では風の被害が大き方らしいが、我が地域では、全くの拍子抜けであった。それにしても今年はよく来ます。 

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 じっくりと読んだ朝の朝刊。シャンソンの大御所、「シャルル・アズナヴール/Charles Aznavour」が、94歳で来日、2日間のコンサートをこなすという記事。1924年生まれ、94歳ですよ!! いままで1400曲以上のシャンソンを書く傍ら、俳優としても大いに活躍し、「フランソワ・トリュフォー/François Truffaut」のヌーヴェル・ヴァーグ映画の名作、「ピアニストを撃て/原題;Tirez sur le pianiste」(1960)などに60本以上の映画に出演しているという。その秘訣は何なんでしょうね。

 ジャズ好きの私にとっても、もう残念なことに二人共鬼籍に入ってしまった、「アンリ・サルヴァドール/Henri Salvador」、「ピエール・バルー/Pierre Barouh」とならんで、気にかかる存在だった男性シャンソン歌手である。1960年代から70年代にかけて、日本で起こった「シャンソン・ブーム」の立役者でもあり、「帰り来ぬ青春/Hier encore 」、「ラ・ボエーム/La bohême」、「哀しみのヴェニス/Que c’est triste Venise」、「世界の果て/Emmenez-moi」、「コメディアン/Les comédiens」、「イザベル/Isabelle」など、多くの曲に日本語の訳詞がつき、多くの日本人シンガーによって、いわゆる「シャンソン喫茶」でよく歌われた。

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 私の思い出となる彼の曲は、「忘れじのおもかげ」という邦題がつけられた、「She」。最初は、イギリスのTVドラマのために作られたというが、その後、「ジュリア・ロバーツ /Julia Roberts」、「ヒュー・グラント/Hugh Grant」主演の映画、「ノッティング・ヒルの恋人/原題;Notting Hill」(1999)の主題歌として、「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」がカバーし、リバイバル・ヒットした。その映画「ノッティング・ヒルの恋人」を、妻とヨーロッパへ向かう機内で観て、この曲を知った。ベタな甘い歌詞が綴られた曲であるが、秋の気配が近づくと、年甲斐もなく聴きたくなるラヴ・ソングでもある。

【 She 】  作詞;Herbert Kretzmer 作曲;Charles Aznavour

「♪ She may be the face I can’t forget    きっと忘れない彼女の表情
  The trace of pleasure or regret       彼女は愛の喜び、それとも後悔の軌跡
  May be my treasure or the price I have to pay  彼女は僕の宝物、それとも代償
  She may be the song the summer sings   彼女は夏が奏でる詩
  May be the chill the autumn brings      彼女は秋が運んでくる涼やかな風
  May be a hundred different things   彼女は一日のなかで起こるたくさんの出来事の
  Within the measure of a day         優劣を決めてくれる   

  She may be the beauty or the beast    彼女は美女、それとも野獣
  May be the famine or the feast        彼女は飢え、それともご馳走
  May turn each day into a heaven or a hell  彼女次第で毎日が天国にも地獄にもなる
  She may be the mirror of my dream      彼女は僕の夢を映す鏡
  The smile reflected in a stream        彼女は小川のせせらぎに映った微笑
  She may not be                でもひょっとしたら
       what she may seem inside her shell   彼女は見かけとは違うかもしれない

       ・・・・・・・・・・・

  She may be the reason I survive  彼女は僕が辛くても負けずに生きていける理由
  The Why and when for I’m alive    僕が生きている理由そのもの
  The one I’ll care for through      これまで何年もの間様々な起伏を乗りこえて
        the rough in many years      彼女を見守ってきた
  Me,I’ll take her laughter and her tears  時に彼女を笑わせ、時には泣かせ
  And make them all my souvenirs     それが今はたくさんの思い出になっている
  For where she goes I’ve got to be    たとえ彼女がどこへ行こうと僕はついていこう
  The meaning of my life is she,she,she  僕の人生の意味は、彼女、そう彼女だから ♪」
  
   

 ノッティングヒルの恋人 [DVD]

 トレヴァー・ジョーンズ / 松竹
   

 ベスト・オブ・エルヴィス・コステロ

 エルヴィス・コステロ / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

「Elvis Costello ー She」

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 そして、この来日がもう最後であろうといわれている、大御所「シャルル・アズナブール」も聴いてみたいですね。ベスト・アルバム、「Greatest Hits」(2001)。
   

 グレイテスト・ヒッツ・フォー・ジャパン

 シャルル・アズナブール / EMIミュージック・ジャパン

 映像は、カーネギーホールでのライブのようです。


「She – Charles Aznavour」

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 そして、JAZZYな演奏と歌唱も ・・・。

 ピアノ・ソロで美しいメロディを紡ぎだすのは神戸出身の「小曽根真」。ピアノによる「She」もロマンチックで流麗でうっとりするほど美しい。ソロからオーケストラまで最近の活躍を集めたベスト・アルバム「バラード」(2008)から。

 バラード

 小曽根真 / ユニバーサル ミュージック クラシック

「小曽根真 ー She」

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 フリューゲル・ホーンの若手の名手でありながら、その甘い声とマスクで女性に人気があるという「TOKU」。最近は、「カレン・ソウザ/Karen Souza」などとも共演している。 なんのCMだったか忘れたが、TVCFでも彼が歌うこの曲が使われていたとおもう。アルバムは、「Love Again」(2008)。

 ラヴ・アゲイン

 TOKU / SMJ(SME)(M)


「She - トク/TOKU」

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2 Responses to “台風直撃の日は ・・・”


  1. 風呂井戸(photofloyd)
    on 9月 6th, 2018
    @ 10:10 PM

     私はアルバム一枚をトータルに作品として見たい方でして、その為オムニバス盤、ベスト盤って若干敬遠する方なのですが・・・この小曽根真のアルバムは、このところ最近盤が無いため、ちょっと空間を埋めようと実は先日このベスト盤「Ballads」をやむなく購入しましたが・・・それがバラツド好きの私であって、結構納得して聴いているという始末です(笑い)。ついでにもう過去のアルバムに近い「Wizard of Ozone」まで買ってしまいました。


  2. 大屋地 爵士
    on 9月 7th, 2018
    @ 10:04 AM

    風呂井戸さん  そうでしたか。小曽根真は神戸出身、最近亡くなってしまったが、父親の実も関西では著名なジャズピアニスト。そんなこともあって、彼のコンサート、ライブには何回か行きました。大石学とならんで、好きな日本人ピアニストです。

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