JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

わが街の紅葉が好き

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 公園、ウォーキングの道筋、多田神社、遊びの山 ・・・、今いたるところで紅葉が美しいわが街。

 秋の歌。今宵は、「Autumn In New York(ニューヨークの秋)」。「そこで生まれて育ったわけでなないが、NYは私を受け容れてくれる。やっぱり大好き この街が一番」。そんな想いにあふれた曲。

 作詞・作曲は、「ヴァーノン・デューク/Vernon Duke」。ロシア貴族の御曹司だったが、ロシア革命を逃れ、合衆国に家族で亡命、ガーシュインの勧めでポピュラー音楽の世界に入ったという。そんな彼が、1934年、ミュージカル・ショー、「Thumbs Up!」のために作曲した曲の中の1曲で、13年後、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のレコーディングによりヒットした。

【 Autumn in New York(ニューヨークの秋) 】  by Vernon Duke

「♪ Autumn in New York         ニューヨークの秋
   Why does it seem so inviting    どうしてこんなに魅力的なんだ
   Autumn in New York        ニューヨークの秋
   It spells the thrill of first-nighting  まるで初日の幕が開くようにワクワクする

   Glittering crowds and shimmering clouds きらびやかな人びと、キラキラ光る雲
   In canyons of steel          摩天楼の谷間に漂うそれらを見ると
   They’re making me feel – I’m home  ああ、我が家に帰ってきたんだと実感する

   ・・・・・・・・・・・・・・・・

   Lovers that bless the dark      夜の闇に感謝し     
   On benches in Central Park     セントラルパークのベンチに座る恋人たち
   It’s autumn in New York       それこそがニューヨークの秋
   It’s good to live it again        やっぱりこの街が一番 ♪」

 随分昔に、ニューヨークを訪れたとき、ちょうど「ニューヨーク・シティ・マラソン」に出くわしたことがある。もう数時間以上前に先頭はゴールインしたが、摩天楼に明かりが灯る夕暮れ近くなっても、タイムなどはまったく関係なく、ゴールの「セントラルパーク」に笑顔で帰ってくる多くのランナーたち。そんな光景を見て、この人たちは、この街を走ることが本当に好きなんだと感じたことを思い出した。

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 さて、「ニューヨークの秋」。歌う歌姫は、「キャロリン・レンハート/Carolyn Leonhart」。1971年、ニューヨーク生まれのジャズ・ボーカリスト。父は、ベーシストとして名高い「ジェイ・レンハート/Jay Leonhart」。音楽一家に育ったため、早くからその音楽的才能の開花を期待されていたという。高校で音楽教育を受け、ゴスペル・コーラス・グループで歌い、ジャズへの傾倒を深めていった。やがて、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」の「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」に見出され、2002年、日本のレコード会社、「キングレコード」から自信名義のアルバム、「Autumn in New York」でデビューを果たした。

 ニューヨークの秋

 キャロリン・レンハート、 デヴィッド・マシューズ・トリオ キングレコード

「Carolyn Lenhart – Autumn in New York」

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 「歌モノを奏でたらこの人」と定評のあるのが、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」。彼のトリオでの演奏を。アルバムは、「Live at Village Vanguard」(2007)から。

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Live at the Village Vanguard
ビル・チャーラップ/Bill Charlap Trio
Blue Note Records


      
        
   

「Autumn In New York – Bill Charlap Trio」

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埴生の宿の秋も楽し

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フジバカマ
コムラサキ
 色鮮やかな「フジバカマ(藤袴)」、「コムラサキ(小紫)」。埴生の宿の秋も楽し ・・・。

 今宵の曲は、「埴生の宿」。日本では「埴生の宿」として知られるこの歌、原題は「Home, Sweet Home(ホーム、スイート・ホーム)」というイングランド民謡。民謡というが、アメリカの「ジョン・ハワード・ペイン/John Howard Payne」が作詞、作曲は、イギリスの「ヘンリー・ローリー・ビショップ/Henry Rowley Bishop」。1823年に作詞・作曲され、同年初演のオペラ「ミラノの乙女クラリ/Clari, Maid of Milan」の中で歌われたという。

【 埴生の宿 (Home, Sweet Home) 】  
              作詞:J. H. Payne、作曲:H. R. Bishop、日本語詞:里見義

「♪ 埴生の宿も わが宿
    玉のよそい うらやまじ
      のどかなりや 春のそら
        花はあるじ 鳥は友
          おお わが宿よ たのしとも たのもしや  ♪」

 今は亡き母が好んで聴いていたのが、「鮫島有美子」。母にプレゼントしたこともあるアルバムから。もう当分は行けなくなるであろう父母の墓参りにこの月末に行ってこようと思っている。

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庭の千草~イギリス民謡集
鮫島有美子
日本コロムビア


       
       

  
「埴生の宿 ー 鮫島有美子」

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 さて、ピアノでは、和ジャズの美メロ・ピアニスト、「寺村容子」。「寺村容子」といえば、かの「寺嶋靖国」氏の「寺嶋レコード」、「ジャズは哀愁とガッツ」という、寺嶋イズムを表現するリーダー・ピアニストに成長した感がある。「Home Sweet Home」、そのセカンド・アルバム、「ザ・ソング/The Song」(2013)に、テイク1、テイク2が収録されている。

 「寺村容子」。神奈川県出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。大学までは、クラシック音楽を学んだが、ジャズや、ブルースのサウンドに興味を持ち、 ジャズ・ピアノは独学だという。デビュー、セカンド・アルバム、ジャンルを問わない、そしてよく知っている美メロ曲が満載。EJTのような趣も感じられ、いつまでも聴いていたいと思わせるように心地よく響く。パーソネルは、「寺村容子 (ピアノ) 」、「新岡 誠(ベース)」、「諸田 富男(ドラム)」。

 残念ながら、YOUTUBEにアップされていないので(アルバム・ページでさわりだけ聞けます)、代わりに同アルバムから「シャレード/Charade」を ・・・。 

THE SONG ザ・ソング

寺村容子トリオ / 寺島レコード

「Charade – Yoko Teramura (寺村容子トリオ) 」

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20th Anniversary  ~ 紅葉の中で迎えた開園20周年 ~

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 今日は、我々が活動フィールドとしている「兵庫県立一庫公園」が平成10年(2008年)に仮オープンしてから20年、その開園20周年記念イベントの日。

 プログラムは、里山シンポジウムとパネル・ディスカッション、公園のシンボルでもある「クヌギ(椚、櫟)」を原材料とする一庫炭(菊炭)をつかった地元の高校の茶道部のお茶会、子供たちを対象とした秋の虫観察会、そして各活動団体の展示など多彩。幸いなことに朝から快晴。少し暑いくらいの上天気。そして園内の紅葉はほぼ見頃。そんなこともあって、公園は、家族連れ、老人施設からのお年寄りなど多くの人で賑わった。

 我々のクラブでは、活動の紹介。私はパネラーとして、パネル・ディスカッションに参加。ナラ枯れ対策活動とその効果を紹介、そしてこの公園の多様性豊かな自然、里山を、子供たちや地域にどう伝え、学びの場として活用していくかというテーマで話し合った。他のクラブ員は、園内里山ツアー、炭焼き窯見学、のこぎり体験、薪割り体験などのイベントで来園者の案内。

 一口に20年というが、私がこの公園でボランテイアを始めてからまだ8年。開園当時は間伐などの森の手入れやクヌギを伐採しての炭焼きなど、県の許可を取るのに先人は相当苦労したと聞いている。これから何年ボランティアを続けられるか分からないが、この活動が、新しい仲間によってずっと続けられて欲しいし、今の子供たちに引き継がれていってほしい。こんな事を思いながら、パネル・ディスカッションに参加した。

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 さて、この時期の定番アルバムは、「ウィンダム・ヒル・レコード/Windham Hill Records」よりリリースされた、アメリカのピアニスト、「ジョージ・ウィンストン/George Winston」のピアノ・ソロ・アルバム、「オータム/Autumn」(1980年)。「環境音楽」、「ヒーリング・ミュージック」、「イージーリスニング」と言ってしまえばそれまでだが、エバーグリーンな魅力をもつ良質のBGM。この「Autumn」発売20周年を記念して、ボーナス・トラック「Too Much Between Us 」をつけて、リリースされたのが、「20th Anniversary Edition」。

 「ウィンダム・ヒル・レコード」は、1976年にギタリストの「ウィリアム・アッカーマン/William Ackerman」と彼の前妻、「アン・ロビンソン/Ann Robinson」により創設されたレコード・レーベルで、その聴きやすさと音楽性は、「ヒーリング・ミュージック」として一時期世界を席巻した。「ジョージ・ウィンストン」の「オータム」は、ピアノ・ソロアルバムとしては異例のヒットを遂げ、世界的に「ウィンダム・ヒル・サウンド」を流行させた。

 「Autumn」(オリジナル)のフル・アルバムをアップしておきましょう。オリジナルの前半3曲が、9月(September)、後半4曲が10月(Octorber)の曲とされている。

1.Colors/Dance(カラーズ/ダンス) 2.Woods(森) 3.Longing/Love(あこがれ/愛) 4.Road(道) 5.Moon(月) 6.Sea(海) 7.Stars(星)

 「Colors/Dance」は、モンタナ州ビリングスとマイルスシティの、秋の「カエデ(楓)」や「ハコヤナギ(箱柳)」にインスピレーションを受けた曲とされ、「Longing/Love」は、TVの天気予報のBGMやトヨタのCMソングとしても使われた曲で、ウィンストン自身は「秋の季節に感銘を受けた曲」と語っているという。

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Autumn [20th Anniversary Edition]
George Winston
Windham Hill Records/BMG JAPAN


        
   
          

「George Winston: Autumn – Full Album」

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 ボーナストラックの「Too much between us」。
       
「George Winston ー Too much between us」

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勝ったのか、負けたのか ・・・

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セイタカアワダチソウ&ススキ
 ご近所の空き地。ここでは、「ススキ(芒、薄)」vs「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」の熾烈なテリトリー争いが繰り広げられている。何年か前までは、「ススキ」が優勢であったが、最近では逆転して、「セイダカアワダチソウ」が勝っているようだ。

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 アメリカの中間選挙。開票の結果、上院は共和党、下院は民主党がそれぞれ多数派となった。その後の分析や論評を見ていても、実のところ、トランプが勝ったのか、負けたのか、よくわからない。一昨年の大統領選でも、その後の言動でも感じていることが、これが米国の大統領の言葉かと思うような、不安、憎悪、恐怖心、猜疑心を増長し、アメリカ分断をことさら煽るようなヘイトスピーチに近い言動にへきへきしていたが、中間選挙でも、「勝つためには手段を選ばず」といった選挙戦が展開された。

 トランプが勝ったか、負けたのか容易に判断はつかないが、大統領選、中間選挙を通じ、アメリカ分断をことさら煽るような戦略が、2年後の再び大統領選に勝つための方程式と確信したに違いないトランプは、ますます過激な発言、政策で、アメリカの分断を加速していくように思えてならない。

 かって、僕らの憧れだった、あのきらきらしたアメリカはどこへ行ってしまったのだろう。もう訪れてみたいとは全く思わない。ただ、希望は今回の中間選挙で、危機感を感じた若者層の投票が増え、18~29歳では67%が民主党、というより反トランプ陣営に投票し、下院の勝利につながったという。

 「奇妙な果実/Strange Fruit」という歌がある。1930年に「ルイス・アレン/Lewis Allan」によって書かれ、1939年からは、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」のレパートリーとした、有名なアメリカの人種差別を告発する歌である。題名や歌詞の「奇妙な果実」とは、木にぶら下がる黒人の死体のことである。作られてから90年近くたった今日、吊るされているのは、アメリカの理想、民主主義のようにも思える。

【 Strange Fruit 】   作詞 / 作曲 Lewis Allan

「♪ Southern trees bear a strange fruit       南部の木には、奇妙な実が成る
  Blood on the leaves and blood at the root    葉には血を流れ、根にまで血が滴る
  Black bodies swingin’ in the Southern breeze   黒い体は南部の風に揺れている
  Strange fruit hangin’ from the poplar trees  奇妙な果実がポプラの木に吊るされている

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・     ♪」

 目ヂカラ姉御、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」、1995年のヒット・アルバム、「New Moon Daughter」でも歌っていますが、最新アルバム、「Coming Forth By Day」(2015)からの歌唱。このアルバムは、伝説的ジャズ・ボーカリスト、「ビリー・ホリディ(1915年4月生まれ)」の生誕100年を記念して制作されたという。

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COMING FORTH BY DAY
カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson
COLUM


      
       

   
   
「Cassandra Wilson – Strange Fruit」

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 そして、やはり「ビリー・ホリディ」の歌唱も ・・・。

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奇妙な果実
ビリー・ホリディ
ユニバーサル ミュージック クラシック


     
      

        
「Billie Holiday-Strange fruit」

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赤い実を食べたら

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サンシュユ~カマツカ~ガマズミ~ソヨゴa
 「秋珊瑚」とも呼ばれる「サンシュユ(山茱萸)」によく似た赤い実は、「アオキ(青木)」でしょうか。公園には、「サンシュユ」の他にも、「カマツカ(鎌柄)」、「ガマズミ(莢蒾)」、「ソヨゴ(戦、冬青、具柄冬青)」など野鳥が好きそうな赤い実がいっぱい。 

 童謡、「赤い鳥小鳥」のフレーズが浮かぶ。

 「♪ 赤い鳥 小鳥   なぜなぜ赤い  赤い実を食べた ・・・   ♪」(北原白秋)

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 今日も台風21号で倒れた木の処理。これで知明山の山頂まで、一応安全に登れるようになった。山頂までのルートは3つあるが、残る一つのルートには、倒木が折り重なって、大変な状況になっている。処理にどれだけのマンパワーを必要とするのか、また我々で処理できるのか、ちょっと想定もつかないくらい。来週からは、年明けから始まる炭焼きに向けての、「クヌギ(櫟、椚)」の伐採、窯木の準備を始めなくてはならない。したがって今年の倒木処理作業はこれで終わり。

 ポカポカ陽気に思わず咲いてしまった「ハナカイドウ(花海棠)」。

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 果実は「Fruit」。そこで今宵の歌、「Salade De Fruits(フルーツサラダのうた)」。アコーディオン奏者、「リシャール・ガリアーノ/Richard Galliano」とフランスの国民的人気歌手だった「アンリ・サルヴァドール/Henri Salvador」がゲスト参加した「小野リサ/Lisa Ono」のフレンチ・ボッサ・アルバム、「Dans Mon Ile(ダン・モニール)」(2003)から。

言葉はわからなくとも、子供たちと歌うサビの部分が楽しい。

「♪ ・・・・・・・・・・
  Salade de fruits, jolie, jolie, jolie
  Tu plais à ton père, Tu plais à ta mère
  Salade fruits, jolie, jolie, jolie
  C’est toi le fruit de nos amours !
  Bonjour petit !          ♪」

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DANS MON ILE(ダン・モニール)
小野リサ
EMIミュージック・ジャパン


       
        

「Salade de Fruits – Lisa Ono」

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見事に熟した干し柿を頂く

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 知り合いから、自家製の干し柿を頂いた。自宅の庭で採れた柿を干したもの。これが滅法甘くて美味い。実は、毎年心待ちしている味である。何もない子供の頃、冬のお菓子、スウィーツといえば、干し柿だった。そんな古い記憶を思い出す。

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 思い出す干し柿の懐かしい甘さ。そこで今宵の歌、「スイート・メモリーズ/Sweet Memories」。「松田聖子」のカバー。歌姫は、「オリビア・オン/Olivia Ong/中国語名:王 俪婷」。1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手である。2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。

 日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、台湾に拠点を移して以後は、ボサノバやジャズのテイストを残しつつ、ポップ色を強め、中国語ポップスを多く歌うようになったという。ひそかに注目していただけに、ちょっと残念な気も。

そんな日本での活動時代に残されたアルバムの一つが、「A Girl Meets Bossanova 2」(2006)。日本デビュー・アルバムの「A Girl Meets Bossanova」(2005)に続く第2弾。「Jazzy、Not Jazz」ではあるが、極上のボッサBGMといっていいだろう。

 すこしハスキーがかった声に、ロリータ・テイストが加わり、リラックスしたなかにも、絶妙のテンションが感じられ、それが心地良さを醸し出し、この手の声が好きなオジサンにはたまらないだろう。アルバムラストの、この「スイート・メモリー/Sweet Memories」のカバーは、オリジナルの歌唱よりこちらのほうが ・・・と思わせるほどなかなかいい。

【 Sweet Memories 】  
       by 松本隆/Takashi Matsumoto(作詞)、大村雅朗/Masaaki Omura(作曲)

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  失った夢だけが
  美しく見えるのは何故かしら
  過ぎ去った優しさも今は
  甘い記憶 Sweet memories

  Don’t kiss me baby we can never be
  So don’t add more pain
  Please don’t hurt me again
  I have spent so many nights
  Thinking of you longing for your touch
  I have once loved you so much

  あの頃は若過ぎて
  悪戯に傷つけあった二人
  色褪せた哀しみも今は
  遠い記憶 Sweet memories    ♪」

  

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 OLIVIA / インディペンデントレーベル


「Olivia Ong – Sweet Memories」

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 フルアルバムもアップされています。

「Olivia Ong – A Girl Meets Bossanova 2 [Full Album] 」

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紅葉の始まった公園で

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 紅葉が始まった。「クヌギ(椚、櫟)」や「イタヤカエデ(板屋楓)」は、もうとっくに色づいているが、主役の「イロハモミジ(いろは紅葉)」、公園で一番早く色づくのは、決まって駐車場脇のそれである。この日は、地域一帯のイベント、「黒川里山まつり」の一環で、クラブ主催の「ひとくら里山ツアー」。我々の活動フィールドである公園内の里山で、今も活用されている、炭窯、クヌギ林など、里山の営みを巡る園内ツアー。薪割り体験、のこぎり体験も。炭の販売はあっという間に完売となってしまった。

 今宵の曲、「ノルウェイの森/Norwegian Wood」。この曲がヒットした当時、「Norwegian Wood」って、「ノルウェイ産の木材」という意味。どうして「ノルウェイの森」という訳になるのか?などと論議を呼んだこともあった。歌詞を読むと、彼女の部屋の内装が「ノルウェイ産の木材」でされているという意味に取れる。

【 Norwegian Wood (This Bird Has Flown) 】  by John Lennon / Paul Mccartney

「♪ I once had a girl         昔、ナンパして付き合っていた女がいた
  Or should I say she once had me  いや、ナンパされたといったほうがいいのかな
  She showed me her room     彼女は僕に部屋を見せてくれた
  Isn’t it good Norwegian wood?    いいじゃない ノルウェイ産の白木の内装って

  She asked me to stay        彼女は泊まっていったらと言った
  And she told me to sit anywhere   どこでも好きなところに座ってとも
  So I looked around          そこで周りを見回すと
  And I noticed there wasn’t a chair   椅子なんかどこにもない

  I sat on a rug biding my time   仕方がないから絨毯の上に座ってチャンスを待っていた
  Drinking her wine            彼女が差し出したワインを飲み
  We talked until two and then she said  なんと夜中の2時までしゃべった
  ”It’s time for bed”            そこでやっと彼女は「ベッドの時間」と言った

  She told me she worked         しかし彼女は言った 朝から仕事なんだ
  In the morning and started to laugh   そう言って笑いだした
  I told her I didn’t          僕は次の日は何にもないと言ったがベッドに入れてもらえず
  And crawled off to sleep in the bath   結局、バスタブまで這っていって、寝る羽目になったんだ

  And when I awoke I was alone   次の朝、起きるともう彼女は出勤して、僕一人だった
  This bird had flown        せっかく手に入れた「鳥」が飛立ってしまったような癪な気分
  So I lit a fire             だから部屋に火をつけた
  Isn’t it good Norwegian wood?     よく燃えるんだ ノルウェイ産の木材って  ♪」

 さて、歌姫。前回に続いて、ジャズ、ロック、POPSの壁を易々と乗り越え、独自の世界をつくるアーティスト、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。この心象世界を歌った歌でも、独自の世界を構築している。YOUTUBEで見つけました。

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Live: A Fortnight in France
パトリシア・バーバー/ Patricia Barber
Blue Note Records


      
   
        

「Patricia Barber Quartet ー Norwegian Wood」

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あちらこちらで文化祭やイベントが ・・・

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 11月3日は文化の日。週末、我々の地域でも、あちらこちらで地域の文化祭やイベントが行われている。我が団地では、2日間にわたって、「グリーンフェスタ」。お隣り、猪名川町では、「いながわまつり」。森林ボランティアの活動フィールド近辺では、「黒川里山まつり」。午前中、買い物がてらちょっと会場の自治会館を覗いてみたが、絵画、書道、写真、盆栽、手芸、菊作りなど、多方面の趣味の分野で、住民の力作が多く展示され、訪れる人も多く、活気にあふれていた。この文化祭、高齢化、マンネリ化など多くの問題も抱えているが、趣味が高齢者の仲間作りに繋がり、展示のイベントが人集めに繋がり、地域の交流の場になればいい。

 「taste」には、「味、味質、風味、一口、味見、ちょっとした経験、気味」といった意味の他に、「し好、趣味、審美眼、センス」という意味もある。そこで、今宵の曲、「蜜の味/A Taste Of Honey」。「リック・マーロウ /Ric Marlow」作詞、「ボビー・スコット/Bobby Scott」作曲で、1960年に上演された同名のブロードウェイ・ミュージカルのために作られたという。

【 A Taste Of Honey 】  by Ric Marlow , Bobby Scott

「♪ Cold winds may blow   冷たい風が
  Over icy seas        厳寒の海を渡って吹いてきたら
  I’ll take with me      君を温暖の地に
  The warmth         連れて行こう

  A taste of honey      蜜の味
  A taste much sweeter   その味は
  Than wine         ワインより甘い

  ・・・・・・・・・・・・・・    

  I will return        きっと
  I will return        きっと
  I’ll come back       帰ってくるよ
  For the honey       あの蜜の味と
  And you          君のために  ♪」
   

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 多くのミュージシャンがカバーし、「ビートルズ/The Beatles」もこの曲を取り上げているが、なんといっても、1965年、「ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス/Herb Alpert & The Tijuana Brass」のカバーが大ヒットとなり、同年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得した。

 今宵は、スピリチュアル・ヴォイスで、独自のR&B/ブルースの世界を創り上げている歌手、私ご贔屓の「リズ・ライト/Liz Wright」の歌唱から。「カサンドラ・ウイルソン/Cassandra Wilson」の後継者なんてささやきもあるようだが ・・・。

 1980年、米南部、ジョージア州生まれ。父は教会の牧師で、音楽監督を務め、母はオルガン奏者だったという。その影響で、幼少よりゴスペルに親しんできたため、彼女の音楽の原風景はゴスペルにあるという。ハイ・スクール時代は聖歌隊に参加、やがてブルース、ジャズに開眼する。アルバム、「ソルト/Salt」(2003)でデビュー。しかし寡作である。デビュー18年にしてわずか6作を数えるのみである。しかし、ゴスペルで培った深みと憂いのあるこの独特のスピリチュアルな世界観、ただものではない。もっともっと評価されていい歌手。

 「A Taste Of Honey」は、2ndアルバム、「ドリーミング・ワイド・アウェイク/Dreaming Wide Awake」(2005)に収録されている。本作ではオリジナル曲を始め様々なジャンルの音楽が取り上げられており、スピリチュアルな個性にくわえ、その奥にある暖かさも前面にでてきている。

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Dreaming Wide Awake
リズ・ライト/Lizz Wright
Verve Forecast


     
     

「Lizz Wright – A Taste of Honey」

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 そして、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。彼女もジャズ、ロック、POPSの壁を易々と乗り越え、独自の世界をつくるアーティストの一人。1955年シカゴ生まれ。今もシカゴを中心に音楽活動を続けているという。ジャズ・ピアニストで、シンガーで作曲家、しかもバンド・リーダーという多彩な才能の持ち主。そんな「パトリシア・バーバー」を含む、ピュアな美しい声の持ち主の歌姫5人のコンピ・アルバム、「Five Songbirds: A Reference Collection of Female Voices」(2004)から。はるか遠くから聞こえてくるような、えもいわれぬ静けさとエキゾシズムに満ちた歌唱。オリジナルのCDは「Cafe Blue」(1994)。

 Five Songbirds: A Reference Collection of Female Voices  

 Various / Fim



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Cafe Blue
パトリシア・バーバー/Patricia Barber
Premonition Records


      
      

「Patricia Barber – A Taste Of Honey」

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昇り竜のお銀逝く ~ 我が青春の銀幕ヒロイン ~

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 報道によると、映画「女賭博師」シリーズの「昇り竜のお銀」などで知られる女優の「江波杏子」さんが、先月27日に肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪のため亡くなったことが2日、分かった。76歳だったという。

 「黒澤明」、「熊井啓」、「野村芳太郎」作品などのほかは、あまり邦画は見なかった学生時代であったが、その不思議な美貌に惹かれて、「江波杏子」の出演作品はいくつか見た。(参照拙ブログ 「我が青春のシネマ・グラフィティ(12) ~ 江波杏子/女賭博師 ~ 」

 ヤクザ映画全盛期、女賭博師シリーズ(1966年~1971年、大映)の「昇り竜のお銀」こと、「大滝銀子」役で、東映の緋牡丹博徒シリーズ、「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子役、藤純子(現在は富司純子)と人気を二分した。映画のストーリーなどはまったく覚えていないが、「お銀」というより、アンバランスで不思議な顔立ちのその美貌と、和服に包まれてはいたが、グラマラスな肢体を持つ、「江波杏子」その人自身のファンであったかもしれない。青臭い時代に夢中になった銀幕のヒロインがまた一人逝ってしまった。

 2016年に放送された神戸を舞台にした、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」にジャズ喫茶「ヨーソロー」の女主人、「大村すず」役で出演していた姿を見て、懐かしく思ったが、その朝ドラのジャズ喫茶のシーンでたびたび流れていた曲をもって彼女に捧げるとしよう。

 合掌 ・・・・。

 「ソニー・クラーク/Sonny Clark」の「クール・ストラッティン/Cool Struttin’」と「ブルー・マイナー/Blue Minor」。「脚ジャケ」として有名なアルバム、「Cool Struttin’」(1958)から。青臭かったあの頃、ジャズ喫茶で夢中になって聴いた曲でもある。

 パーソネルは、「Sonny Clark (Piano)」、「ジャッキー・マクリーン/Jackie McLean (Alto Saxophone)」、「アート・ファーマー/Art Farmer (Trumpet)」、「ポール・チェンバース/Paul Chambers (Bass)」、「フィリー・ジョー・ジョーンズ/Philly Joe Jones (Drums)」。

 クール・ストラッティン

 ソニー・クラーク / ユニバーサル ミュージック

「Sonny Clark – Cool Struttin’ 」

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「Sonny Clark – Blue Minor」

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虫との闘いは、やっと収束に向かっているようだ

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 今日の山作業は、今年の5~6月にナラ枯れ対策として被害木の巻いた粘着テープを剥がし、ナラ枯れの原因である「カシノナガキムシ」(左;雌 右;雄)の羽化状況を確認し、周辺に新たな被害木がないかを調べる作業。平成25年(2013年)10月に、最初の被害木を発見してから、毎年、春には対策として、消極策ではあるが、粘着テープを巻いて、木の中で羽化した「カシナガ」が飛散して新たな被害を生じないようにし、秋にその効果を確かめるということを繰り返し行って来た。広大な森全てにできるわけではないが、結果として、平成27年(2015年)の45本をピークに減少し、この日の確認では新たな被害木は6本であった。虫との闘いは、我々の5年間の努力の甲斐あって、やっと収束に向かっているようだ。一方、鹿との闘いは、まだ先が見えない。

 1960年代、「バトル」にちなんだ昔懐かしいジャズ喫茶での人気曲を2曲ほど。まず、「ジェリコの戦い/Joshua Fit the Battle of Jericho」。「コールマン・ホーキンス/Coleman Hawkins」です。このアルバムもジャズ喫茶でよくかかっていた記憶がある。アルバムは、「Hawkins! Alive! At The Village Gate」(1962)から。パーソネルは、「Coleman Hawkins (tenor sax)」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan (piano)」、「メジャー・ホーリー/Major Holley (bass)」、「エディー・ロック/Eddie Locke (drums)」。

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ジェリコの戦い+2
コールマン・ホーキンス/Coleman Hawkins
ユニバーサル ミュージック


     
      

「Coleman Hawkins Quartet at the Village Gate – Josuha Fit the Battle of Jericho」

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 次は、「ハービー・マン/Herbie Mann」。R&Bのヒット曲のカバー・アルバム、「メンフィス・アンダーグラウンド/Memphis Underground」(1969)から「リパブリック讃歌/Battle Hymn of the Republic」。今で言えば、「フュージョン」なんでしょう、当時は「ジャズ・ロック」って言ったと思う。「これがジャズ?」という向きもあったが、私は好きでしたね。就職して、LPレコードが買えるようになってから、すぐ買ったレコードである。「Hold On,I’m Comin’」における「ソニー・シャーロック/Sonny Sharrock」のなんともアナーキーなギター・ソロが印象的だった。

メンフィス・アンダーグラウンド

ハービー・マン / Warner Music Japan =music=


「Herbie Mann – Battle Hymn Of The Republic」

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