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路傍の花、樹々の鳥(341) ~ 一気にいろんな花が ・・・ ~

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 この暖かさに誘われて、一気に咲き出した。「ユキヤナギ(雪柳)」、「ツツジ(躑躅)」、「モクレン(木蓮)」、「ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅)」、「レンギョウ(連翹)」、「トサミズキ(土佐水木)」・・・。 そして、「ソメイヨシノ(染井吉野)」。

 今宵の曲、「咲いた花はやがては散ってしまう。そんな僕たちの束の間の恋も ・・・」 そんなほろ苦い想いが込められた歌で1955年に作られた、「A Blossom Fell」。


 「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の歌唱が一番知られているでしょう。「花は散ってしまった」という意味なので、これからの時期にはふさわしくないかもしれないが、美しいメロディのせつない思いの曲である。「ハワード・バーンズ/Howard Barnes」、「ハロルド・コーネリアス/Harold Conelius」、「ドミニク・ジョン/Dominic John」によるこの歌、今宵、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「シモーネ/Simone Kopmajer」、「スー・レイニー/Sue Raney」の名花3人の競演で。

【 A Blossom Fell 】  by Howard Barnes, Harold Conelius, Dominic John

「♪ A blossom fell from off a tree  枝から花びらが散った
  It settled softly on the lips you turn to me 僕の方を振り向いた君の唇にそっと付いた
  The gypsies say and I know why ジプシーの言伝えにあるようにその訳を僕は知っている
  A falling blossom only touches lips that lie 散った花びらは嘘をついた唇に付くってね

  A blossom fell and very soon   花びらが散ってすぐに
  I saw you kissing someone new  君が別の人とキスをしているのを見てしまったんだ
  Beneath the moon         月の光の下で

  I thought you’d love me    君は僕を愛していると思っていた
  You said you love me      たしかそう言ったよね
  We planned together      二人一緒に夢も描いていたね
  To dream forever        永遠に続く夢を

  The dream has ended      でも夢は終わってしまった
  For true love died        まことの愛は死んでしまったから
  The day a blossom fell      花びらが散り
  And touched two lips that lied  嘘をついた唇に付いたあの日に ♪」

 まずは、欧州はオーストリア出身、2000年以降ニューヨークを中心に活動している新進女性ジャズ歌手「シモーネ/Simone」(本名はSimone Kopmajer)の日本デビュー第2作「ロマンス/Romanse」(2005)から。大人の色気を感じさせ、雰囲気のあるスタンダードを歌う女性ボーカル。


  

ムーンライト・セレナーデ
ロマンス
シモーネ ヴィーナスレコード


     
    
   


「Simone Kopmajer - A Blossom Fell」

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 カナダ出身。1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人といわれ、1999年から5度のグラミー賞を獲得している。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」へのオマージュ・アルバム、「All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio」から。

All for You
ダイアナ・クラール
Universal Jazz


    
    
    


「Diana Krall – A Blossom Fell」

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 ちょっとレトロになりますが、「スー・レイニー/Sue Raney」。1960年代に活躍した白人美人シンガーのひとり。大ヒットした2枚目のアルバム 「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」(1960)は、女性ジャズボーカルの名盤に必ず選ばれるほどの「スー・レイニー」の代名詞的アルバムとなっている。今年御年78歳、彼女はいまも現役として活躍しているとか。


     
      

雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day
スー・レイニー
ユニバーサル ミュージック

    
      
    

「Sue Raney – A Blossom Fell」

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2 Responses to “路傍の花、樹々の鳥(341) ~ 一気にいろんな花が ・・・ ~”


  1. 風呂井戸(photofloyd)
    on 3月 31st, 2019
    @ 4:16 PM

    花、花、花・・・・の春ですね。
    やつぱり「花」といえば、女性ヴォーカルですね。
    爵士さんのこのブログに登場した女性歌手は何人になりますかね。


  2. 大屋地 爵士
    on 4月 1st, 2019
    @ 3:34 PM

    風呂井戸(photofloyd)さん  男性ボーカル不作と言われて久しいですが、やっぱり女性ボーカルがいいですね。数えたことはありませんが、200人くらいでしょうか?

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