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庭先の愛の語らい 

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 庭先の「ヤツデ(八つ手)」の葉に見つけたのは、「アブ(虻・蝱)」の番(つがい)。「八つ手」というが、普通は、7つまたは9つ(奇数)に裂けており、8つに裂けることは稀だという。「○○ハエ(蝿)」という名の「アブ」、「○○アブ」という名の「ハエ」があって、言葉には厳密な分類の概念などがないようで、単に見た目の感じで使い分けられたものであるという。「虻蜂取らず」なんてことわざもあるが、今年も「虫めづる爺」の好奇心はまだまだ健在。


 さて、今宵のアルバムは、イタリア出身の、「ちょいワル」風ピアニスト、「ステファノ・ボラーニ/Stefano Bollani」の「愛の語らい/Falando de amor」(2003)。
   
 1972年、ミラノ生まれというから円熟の47歳。もともと歌手になることを夢見てピアノを始めたというが、プロ・デビューはなんと若干15歳。イタリア独特の雰囲気というか、隠せないラテンの気質というか、「恋唄」やバラードのプレイにはそれが随所に表れるような気がする。2002年10月に発売されるやいなや話題となったのが、日本デビュー盤「ヴォラーレ/Volare」。
  
 カンツォーネやポピュラー・ソングを中心にした選曲で、低音でささやくかのように、口説くかのように弾き語るアルバム、「けれど恋は/Ma L’Amore No」(2004)や、イタリア・ジャズを代表する大御所トランペッター、「エンリコ・ラヴァ/Enrico Rava」とのデュオ・アルバム、「The Third Man」(2007)など、彼の音楽の幅の広さ。その後のクラッシックからポップ、ロック、ジャズにわたる多様なジャンルのミュージシャンとのアルバムやコンサートにおけるコラボレーションには目を見張るものがある。


 さて、「愛の語らい」。表題曲を始めとする「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」曲集であるが、軽快でノリのいいといった、いかにもといったボサノヴァ・アルバムではない。ちょっとひねったアレンジの硬派のJAZZテイストに溢れている。しかし、アルバム・タイトル曲をはじめ、「君なしではいられない」、「アンジェラ」、「ルイーザ」、「ガブリエラ」、「もっと愛の歌を」といったスタンダード・ボッサではない選曲を見ると、まるで「A.C.ジョビンに捧げるイタリア式恋愛術」といったサブ・タイトルをつけてもいいと思う感じ。サポートは、「アレス・タヴォラッツイ/Ares Tavolazzi (bass)」、「ウォルター・パオリ/Walter Paoli (drums)」


   
愛の語らい/Falando de amor
ステファノ・ボラーニ・トリオ/Stefano Bollani Trio
ヴィーナス・レコード


     
     

 「白と黒のポートレイト//Retrato em Branco e Preto」、「ガブリエラ/Tema de Amor de Gabriela」、「アンジェラ/Angela」を。

「Stefano Bollani – Retrato em Branco e Preto」

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「Tema de Amor de Gabriela -Stefano Bollani Trio」

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「Angela – Stefano Bollani」

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