JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(330) ~ 紅葉の多田神社へ、ひときわ目立つのは大きな銀杏の樹 ~

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 清和源氏発祥の地、紅葉の「多田神社」へと「ノギク(野菊)」、「サザンカ(山茶花)」、
「コウテイダリヤ(皇帝ダリヤ)」などが楽しめる道を歩く。我が家から25分くらいでしょうか、ちょっと汗ばむくらいのちょうどいい距離。由緒ある神社で、地域の紅葉の名所とあって、静謐な境内には、七五三詣で、我々と同じように紅葉を楽しむ人がちらほら。まだ十分に紅葉していない樹もあるが、苔の緑との対比が鮮やか。

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 その中でも、大きな「イチョウ(銀杏)」の黄色がひときわ目立つ。「水戸黄門」お手植えとか ・・・。

 さて、今宵の歌は、「Tall Trees in Georgia(ジョージアの大きな木)」 。「バフィ・セント=マリー/Buffy Sainte-Marie」の1968年の作品で、「I’m Gonna Be A Country Girl Again」というアルバムに収録されているという。

 この「バフィ・セント=マリー」というシンガー・ソングライター、映画「愛と青春の旅だち(原題:An Officer and a Gentleman)」の主題歌、「ジョー・コッカー/’Joe’ Cocker」と「ジェニファー・ウォーンズ/Jennifer Warnes」のデュエットで大ヒットした「Up Where We Belong(愛と青春の旅だち)」を作ったことや、映画「いちご白書(原題:The Strawberry Statement 」の挿入歌、「サークルゲーム/The Circle Game」を歌ったことで知られている。

【 Tall Trees in Georgia 】   by Buffy Sainte-Marie

「♪ Tall trees in Georgia,   ジョージアの高い木の林
   They grow so high    大きく育ったその木の影は
   They shade me so     わたしをすっぽりと覆うくらい
   And sadly walking     苦労して低木の茂みを抜けて   
   Through the thicket I go  やっとたどり着いたものだ  

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   When I was younger      私が若かった頃
   The boys all came around   たくさんの少年たちがわたしを取り囲んだ
   But now I’m older          しかし、大人になった今
   And they’ve all settled down  彼らは皆結婚して身を固めてしまった
   Control your mind my girl     もういい加減に覚悟しなさいよ   
   And give your heart to one     一人の男に絞りなさい
   For if you love all men         多くの男にうつつを抜かしても
   You’ll be surely left with none    結局、誰とも続かないよ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の歌唱で。1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズクラブ、亡くなる10ヵ月前となる1996年の1月3日に行った、ワシントンDCにあるジャズ・クラブ「Blues Alley」でのライブ、ファンにとっては歴史的とも言える最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」(2015)から。

 エヴァは8歳の頃、この歌が収録されている「バフィ・セント=マリー」のアルバムに夢中だったようで、ライブの中でも「幼い頃よく聴いていた曲」と紹介している。

Nightbird

Eva Cassidy / Imports


「Eva Cassidy – Tall Trees in Georgia」

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今年も出だしは上々

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 今日も昨日に続いての「クヌギ(椚、櫟)」の伐採。何せ、二窯分の窯木、約1,000本を用意せねばならないのである。週一の定例活動だけでは時間が足らないので、11月、12月だけは活動日数を増やしている。まあ大変といえば、大変であるが、好きなればこその活動なので苦にはならない。

 今年は平坦な場所での伐採作業で、いつもよりかなり負担は軽い。伐採、玉切り、バイタ作り、そして伐採した後の切り株には、台場クヌギに再生する新芽が出るようにと、切り口に防腐剤を丁寧に塗ってゆく。2日で8本の伐採、玉切りを終え、1/4窯ほどの窯木が準備できた。今年も出だしは上々、例年よりも安全に効率もよく、作業は順調に滑りだした。

 これから12月いっぱい続く、この伐採作業。これからも天候にも恵まれるよう、そして怪我なく安全にはかどっていくことを願って、みんなで「Knock On Wood」、木を叩いてみようか。

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 ということで、今宵の曲は、「ノック・オン・ウッド/Knock On Wood(木を叩く)」です。辞書を引いてみると、慣用句で、いつまでも運が続くように願ったり、不吉を追い払う魔除けのおまじないのようなものだという。

 そこで1966年のヒット曲。「エディ・フロイド/Eddie Floyd」、「スティーブ・クロッパー/Steve Cropper」作詞・作曲です。「君みたいないい女を失いたくないから、周りにある木製品を叩いて、この幸運が続くことを祈る」という意味の歌。

【 Knock On Wood 】  by Steve Cropper, Eddie Floyd

「♪ I don’t want to lose you, this good thing お前のようないい女を失いたくない
  That I got ’cause if I do          せっかくモノにできたお前を失ったら
  I will surely                きっと俺は
  Surely lose a lot              全てを失ってしまう
  ’Cause your love is better         お前の愛が一番さ
  Than any love I know           俺が知っているどんな愛よりもいい

  It’s like thunder, lightning         まるで雷、稲光のようだ
  The way you love me is frightening    お前の愛しかたは恐ろしいくらいだぜ
  You better knock, knock on wood, baby  幸運が続くまじないをしたほうがいいかな

  Baby                 ベイビー
  I’m not superstitious about ya    俺は迷信を信じているわけじゃないんだ 
  But I can’t take no chance      でも、やっと手にしたチャンスは手放せない
  You got me spinnin’, baby      お前のことでクラクラするほどのてんてこ舞いさ 
  You know I’m in a trance       そうさ、俺はもう有頂天
  ’Cause your love is better       お前の愛が一番さ
  Than any love I know         俺が知っているどんな愛よりもいい

  It’s like thunder, lightning       まるで雷、稲光のようだ
  The way you love me is frightening   お前の愛しかたは恐ろしいくらいだぜ
  You better knock, knock on wood, baby 幸運が続くまじないをしようぜ、ベイビー

  Baby
  You better knock, knock on wood, baby
  You better knock, knock on wood, baby
  You better knock, knock knock, knock, knock

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 オリジナルの「エディ・フロイド/Eddie Floyd」から。ジャケットは木樵姿。我々にうってつけのアルバム、「Knock on Wood」(1967)から。

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Knock on Wood
エディ・フロイド/Eddie Floyd
Atlantic


        
       

      
「Knock on Wood – Eddie Floyd」

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 この歌は、ソウル、R&Bの名曲ですが、少し垢抜けして都会的に歌っているのが、「マイケル・ボルトン/Michael Bolton」。アルバム、「Timeless (The Classics) 」(1992)から。

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Timeless: The Classics
マイケル・ボルトン/Michael Bolton
Sony


        
        

     
「Michael Bolton - Knock On Wood」

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 「エリック・クラプトン/Eric Clapton」の熱唱も聴いておきましょうか。「フィル・コリンズ/Phil Collins」がプロデューサーとして名を連ねているアルバム、「Behind The Sun」(1985)から。

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ビハインド・ザ・サン/Behind The Sun
エリック・クラプトン/Eric Clapton
ワーナーミュージック・ジャパン


        
       

      
「Eric Clapton – Knock on Wood」

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さあ! クヌギを伐採して窯木づくり、炭焼き準備が始動

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 まだちょっと先の話しであるが、年明けから始まる今年度の炭焼き。その炭の材料となる「クヌギ(櫟、椚)」の伐採が今年も始まった。我々のクラブが炭焼きを受託するようになってから、7回目の伐採、私は早いもので9回目である。

 現在二窯の炭を焼いているが、炭焼きには、長さ80cmに伐った窯木が、一窯あたり約500本必要とする。二窯焼くので約1,000本を超える窯木を11月、12月と2ヶ月かけて準備しなくてはならない。例年は、これを急斜面のクヌギ再生林で、全て人力で伐り出し、トラックで運べる周遊路まで、これも人力で降ろすのである。しかし、近年の鹿の食害により、「台場クヌギ」から新しい芽が育たないという危機的な状況が続いている。ここ3年は、苗の植樹をしているが、炭材として使えるまでに成長するには、まだ10年くらいの時を待たなければならないのである。 

 台場クヌギの林は、活きている里山の状態を見てもらうための教材、見本林としても、体験学習などで活用しているため、できるだけ残したい。そんな理由で、今年は再生林の台場クヌギは、できるだけ伐らず、再生林以外の場所の「クヌギ」の高木の伐採を主体的に伐採することにした。

 もちろん、公園の景観を損なわず、安全に伐り出せ、運べる場所の高木を選定しての作業である。初日の今日は、平坦で開けた場所での作業。例年のあの急斜面での重労働が嘘みたいである。「こんな楽をしていいのだろうか」とは仲間たちの感想。「まだちょっと先の話し」などと言っていられないほど、あっという間に近づいてくる。

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 秋はご贔屓のアーティストの新譜の季節。まずは、私が世界最高のベーシストと今も思っている、2014年に逝去した「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」が、生前、2007年に「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」とコラボしたライヴ音源が発掘され、デュオ・ライヴ・アルバム、「ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ/Long Ago and Far Away」としてリリースされた。

 2人の出会いは1993年に遡るという。「ジョシュア・レッドマン/Joshua Redman」のバンドで演奏していたメルドーをヘイデンが偶然見かけて、感銘を受けたのがきっかけだとか。その後、彼を加えたトリオでアルバムが何枚かリリースされているが、デュオでの演奏はこのアルバムに収録されたステージが初という。2007年11月にドイツのジャズ・フェスティヴァルの一環で、マンハイムの教会で開催されたステージを収録されたもの。

 とんがって突き刺さるような演奏は全くなく、全編フォークソングのように牧歌的といっていい印象。温泉にでも浸かりながら聴いていれば、そのまま眠りに落ちてしまいそうな心地よさ。そうかといって二人共、アメリカ出身のジャズメンである。ヨーロッパ的な雰囲気とはどこか違うアメリカの薫りがする演奏。

 そのアルバムの中から、「My Love And I 」を。

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ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ/LONG AGO and FAR AWAY
チャーリー・ヘイデン&ブラッド・メルドー/Charlie Haden & Brad Mehldau
ユニバーサル ミュージック


    
    

「Charlie Haden & Brad Mehldau – My Love And I」

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路傍の花、樹々の鳥(229) ~ 常緑樹なのに?? ~

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 時々行く伊丹の大型ショッピングモール。所用のついでに買い物と昼食のため寄ってみた。日課のウォーキングはこの近辺でと周辺を歩くことに。前を流れる川沿いの公園の紅葉が見事。その中で、紅葉がひときわ目立つ木には、いくつも実がなっている。青い葉をみると「ソヨゴ」によく似ているが ・・・。「ソヨゴ」は、「冬青」とも書くように、冬でも美しい濃い緑の葉が魅力の常緑樹のはず。確信はないが、もし「ソヨゴ」だったら、枯れているわけでもないのに、こんなに紅葉しているのを見るのは初めて。何の木か分からないというのが正直なところ。ウォーキングを続けて猪名川べりを歩く。轟音で顔を上げると、伊丹空港から飛立ったジェット機が雲の中に消えていった。

 今宵の曲、「イブニング・イン・ザ・パーク/Evening in the Park」。「ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio」のアルバム、「Impressions/パリ北駅着、印象」(1988)から。

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 私にとって、「ケニー・ドリュー/Kenny Drew」は、アメリカ出身のジャズ・ピアニストであるが、「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」と並んで、ヨーロッパ・ジャズ・ピアノへの鳥羽口を開いてくれたアーティストである。ジャズ・プロデューサーの「木全 信(きまた・まこと)」氏がプロデュースした水彩画風のジャケット、メロディを重視し、優しいタッチの演奏は、アメリカン・ジャズには感じられなかった新鮮さを感じ、美メロが好きな軟弱なJAZZファンである私は、夢中になって行ったような気がする。

「ケニー・ドリュー」は、ハード・バップ・ピアニストの一人で、ニューヨーク出身であるが、アメリカを出て、ヨーロッパに活動の場所を移したジャズ・ミュージシャンのひとり。「バド・パウエル」、「デクスター・ゴードン」、「デューク・ジョーダン」、「マル・ウォルドロン」などもそうである。1961年にフランスに移住、64年からはデンマーク、コペンハーゲンで「ニールス・ペデルセン/Niels Pedersen」らとトリオを結成し、活動の本拠地にした。黒人ジャズメンにとって、人種差別のあるアメリカより、自由な空気が流れ、活気あふれるヨーロッパのジャズ・シーンの方が、はるかに居心地がよかったのであろう。

 今風に言えば、ヨーロピアン・スムース・ジャズ・ピアノというところか・・・・。しかし、単なる心地よさだけではない、ヨーロッパを感じさせる透明感のある演奏が人気を呼んだのであろう。

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パリ北駅着、印象/Impressions
ケニー・ドリュー・トリオ
エムアンドアイカンパニー


       
       
    


「Kenny Drew Trio / Evening in the Park」

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わが街の紅葉が好き

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 公園、ウォーキングの道筋、多田神社、遊びの山 ・・・、今いたるところで紅葉が美しいわが街。

 秋の歌。今宵は、「Autumn In New York(ニューヨークの秋)」。「そこで生まれて育ったわけでなないが、NYは私を受け容れてくれる。やっぱり大好き この街が一番」。そんな想いにあふれた曲。

 作詞・作曲は、「ヴァーノン・デューク/Vernon Duke」。ロシア貴族の御曹司だったが、ロシア革命を逃れ、合衆国に家族で亡命、ガーシュインの勧めでポピュラー音楽の世界に入ったという。そんな彼が、1934年、ミュージカル・ショー、「Thumbs Up!」のために作曲した曲の中の1曲で、13年後、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のレコーディングによりヒットした。

【 Autumn in New York(ニューヨークの秋) 】  by Vernon Duke

「♪ Autumn in New York         ニューヨークの秋
   Why does it seem so inviting    どうしてこんなに魅力的なんだ
   Autumn in New York        ニューヨークの秋
   It spells the thrill of first-nighting  まるで初日の幕が開くようにワクワクする

   Glittering crowds and shimmering clouds きらびやかな人びと、キラキラ光る雲
   In canyons of steel          摩天楼の谷間に漂うそれらを見ると
   They’re making me feel – I’m home  ああ、我が家に帰ってきたんだと実感する

   ・・・・・・・・・・・・・・・・

   Lovers that bless the dark      夜の闇に感謝し     
   On benches in Central Park     セントラルパークのベンチに座る恋人たち
   It’s autumn in New York       それこそがニューヨークの秋
   It’s good to live it again        やっぱりこの街が一番 ♪」

 随分昔に、ニューヨークを訪れたとき、ちょうど「ニューヨーク・シティ・マラソン」に出くわしたことがある。もう数時間以上前に先頭はゴールインしたが、摩天楼に明かりが灯る夕暮れ近くなっても、タイムなどはまったく関係なく、ゴールの「セントラルパーク」に笑顔で帰ってくる多くのランナーたち。そんな光景を見て、この人たちは、この街を走ることが本当に好きなんだと感じたことを思い出した。

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 さて、「ニューヨークの秋」。歌う歌姫は、「キャロリン・レンハート/Carolyn Leonhart」。1971年、ニューヨーク生まれのジャズ・ボーカリスト。父は、ベーシストとして名高い「ジェイ・レンハート/Jay Leonhart」。音楽一家に育ったため、早くからその音楽的才能の開花を期待されていたという。高校で音楽教育を受け、ゴスペル・コーラス・グループで歌い、ジャズへの傾倒を深めていった。やがて、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」の「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」に見出され、2002年、日本のレコード会社、「キングレコード」から自信名義のアルバム、「Autumn in New York」でデビューを果たした。

 ニューヨークの秋

 キャロリン・レンハート、 デヴィッド・マシューズ・トリオ キングレコード

「Carolyn Lenhart – Autumn in New York」

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 「歌モノを奏でたらこの人」と定評のあるのが、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」。彼のトリオでの演奏を。アルバムは、「Live at Village Vanguard」(2007)から。

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Live at the Village Vanguard
ビル・チャーラップ/Bill Charlap Trio
Blue Note Records


      
        
   

「Autumn In New York – Bill Charlap Trio」

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埴生の宿の秋も楽し

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フジバカマ
コムラサキ
 色鮮やかな「フジバカマ(藤袴)」、「コムラサキ(小紫)」。埴生の宿の秋も楽し ・・・。

 今宵の曲は、「埴生の宿」。日本では「埴生の宿」として知られるこの歌、原題は「Home, Sweet Home(ホーム、スイート・ホーム)」というイングランド民謡。民謡というが、アメリカの「ジョン・ハワード・ペイン/John Howard Payne」が作詞、作曲は、イギリスの「ヘンリー・ローリー・ビショップ/Henry Rowley Bishop」。1823年に作詞・作曲され、同年初演のオペラ「ミラノの乙女クラリ/Clari, Maid of Milan」の中で歌われたという。

【 埴生の宿 (Home, Sweet Home) 】  
              作詞:J. H. Payne、作曲:H. R. Bishop、日本語詞:里見義

「♪ 埴生の宿も わが宿
    玉のよそい うらやまじ
      のどかなりや 春のそら
        花はあるじ 鳥は友
          おお わが宿よ たのしとも たのもしや  ♪」

 今は亡き母が好んで聴いていたのが、「鮫島有美子」。母にプレゼントしたこともあるアルバムから。もう当分は行けなくなるであろう父母の墓参りにこの月末に行ってこようと思っている。

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庭の千草~イギリス民謡集
鮫島有美子
日本コロムビア


       
       

  
「埴生の宿 ー 鮫島有美子」

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 さて、ピアノでは、和ジャズの美メロ・ピアニスト、「寺村容子」。「寺村容子」といえば、かの「寺嶋靖国」氏の「寺嶋レコード」、「ジャズは哀愁とガッツ」という、寺嶋イズムを表現するリーダー・ピアニストに成長した感がある。「Home Sweet Home」、そのセカンド・アルバム、「ザ・ソング/The Song」(2013)に、テイク1、テイク2が収録されている。

 「寺村容子」。神奈川県出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。大学までは、クラシック音楽を学んだが、ジャズや、ブルースのサウンドに興味を持ち、 ジャズ・ピアノは独学だという。デビュー、セカンド・アルバム、ジャンルを問わない、そしてよく知っている美メロ曲が満載。EJTのような趣も感じられ、いつまでも聴いていたいと思わせるように心地よく響く。パーソネルは、「寺村容子 (ピアノ) 」、「新岡 誠(ベース)」、「諸田 富男(ドラム)」。

 残念ながら、YOUTUBEにアップされていないので(アルバム・ページでさわりだけ聞けます)、代わりに同アルバムから「シャレード/Charade」を ・・・。 

THE SONG ザ・ソング

寺村容子トリオ / 寺島レコード

「Charade – Yoko Teramura (寺村容子トリオ) 」

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20th Anniversary  ~ 紅葉の中で迎えた開園20周年 ~

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 今日は、我々が活動フィールドとしている「兵庫県立一庫公園」が平成10年(2008年)に仮オープンしてから20年、その開園20周年記念イベントの日。

 プログラムは、里山シンポジウムとパネル・ディスカッション、公園のシンボルでもある「クヌギ(椚、櫟)」を原材料とする一庫炭(菊炭)をつかった地元の高校の茶道部のお茶会、子供たちを対象とした秋の虫観察会、そして各活動団体の展示など多彩。幸いなことに朝から快晴。少し暑いくらいの上天気。そして園内の紅葉はほぼ見頃。そんなこともあって、公園は、家族連れ、老人施設からのお年寄りなど多くの人で賑わった。

 我々のクラブでは、活動の紹介。私はパネラーとして、パネル・ディスカッションに参加。ナラ枯れ対策活動とその効果を紹介、そしてこの公園の多様性豊かな自然、里山を、子供たちや地域にどう伝え、学びの場として活用していくかというテーマで話し合った。他のクラブ員は、園内里山ツアー、炭焼き窯見学、のこぎり体験、薪割り体験などのイベントで来園者の案内。

 一口に20年というが、私がこの公園でボランテイアを始めてからまだ8年。開園当時は間伐などの森の手入れやクヌギを伐採しての炭焼きなど、県の許可を取るのに先人は相当苦労したと聞いている。これから何年ボランティアを続けられるか分からないが、この活動が、新しい仲間によってずっと続けられて欲しいし、今の子供たちに引き継がれていってほしい。こんな事を思いながら、パネル・ディスカッションに参加した。

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 さて、この時期の定番アルバムは、「ウィンダム・ヒル・レコード/Windham Hill Records」よりリリースされた、アメリカのピアニスト、「ジョージ・ウィンストン/George Winston」のピアノ・ソロ・アルバム、「オータム/Autumn」(1980年)。「環境音楽」、「ヒーリング・ミュージック」、「イージーリスニング」と言ってしまえばそれまでだが、エバーグリーンな魅力をもつ良質のBGM。この「Autumn」発売20周年を記念して、ボーナス・トラック「Too Much Between Us 」をつけて、リリースされたのが、「20th Anniversary Edition」。

 「ウィンダム・ヒル・レコード」は、1976年にギタリストの「ウィリアム・アッカーマン/William Ackerman」と彼の前妻、「アン・ロビンソン/Ann Robinson」により創設されたレコード・レーベルで、その聴きやすさと音楽性は、「ヒーリング・ミュージック」として一時期世界を席巻した。「ジョージ・ウィンストン」の「オータム」は、ピアノ・ソロアルバムとしては異例のヒットを遂げ、世界的に「ウィンダム・ヒル・サウンド」を流行させた。

 「Autumn」(オリジナル)のフル・アルバムをアップしておきましょう。オリジナルの前半3曲が、9月(September)、後半4曲が10月(Octorber)の曲とされている。

1.Colors/Dance(カラーズ/ダンス) 2.Woods(森) 3.Longing/Love(あこがれ/愛) 4.Road(道) 5.Moon(月) 6.Sea(海) 7.Stars(星)

 「Colors/Dance」は、モンタナ州ビリングスとマイルスシティの、秋の「カエデ(楓)」や「ハコヤナギ(箱柳)」にインスピレーションを受けた曲とされ、「Longing/Love」は、TVの天気予報のBGMやトヨタのCMソングとしても使われた曲で、ウィンストン自身は「秋の季節に感銘を受けた曲」と語っているという。

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Autumn [20th Anniversary Edition]
George Winston
Windham Hill Records/BMG JAPAN


        
   
          

「George Winston: Autumn – Full Album」

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 ボーナストラックの「Too much between us」。
       
「George Winston ー Too much between us」

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勝ったのか、負けたのか ・・・

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 ご近所の空き地。ここでは、「ススキ(芒、薄)」vs「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」の熾烈なテリトリー争いが繰り広げられている。何年か前までは、「ススキ」が優勢であったが、最近では逆転して、「セイダカアワダチソウ」が勝っているようだ。

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 アメリカの中間選挙。開票の結果、上院は共和党、下院は民主党がそれぞれ多数派となった。その後の分析や論評を見ていても、実のところ、トランプが勝ったのか、負けたのか、よくわからない。一昨年の大統領選でも、その後の言動でも感じていることが、これが米国の大統領の言葉かと思うような、不安、憎悪、恐怖心、猜疑心を増長し、アメリカ分断をことさら煽るようなヘイトスピーチに近い言動にへきへきしていたが、中間選挙でも、「勝つためには手段を選ばず」といった選挙戦が展開された。

 トランプが勝ったか、負けたのか容易に判断はつかないが、大統領選、中間選挙を通じ、アメリカ分断をことさら煽るような戦略が、2年後の再び大統領選に勝つための方程式と確信したに違いないトランプは、ますます過激な発言、政策で、アメリカの分断を加速していくように思えてならない。

 かって、僕らの憧れだった、あのきらきらしたアメリカはどこへ行ってしまったのだろう。もう訪れてみたいとは全く思わない。ただ、希望は今回の中間選挙で、危機感を感じた若者層の投票が増え、18~29歳では67%が民主党、というより反トランプ陣営に投票し、下院の勝利につながったという。

 「奇妙な果実/Strange Fruit」という歌がある。1930年に「ルイス・アレン/Lewis Allan」によって書かれ、1939年からは、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」のレパートリーとした、有名なアメリカの人種差別を告発する歌である。題名や歌詞の「奇妙な果実」とは、木にぶら下がる黒人の死体のことである。作られてから90年近くたった今日、吊るされているのは、アメリカの理想、民主主義のようにも思える。

【 Strange Fruit 】   作詞 / 作曲 Lewis Allan

「♪ Southern trees bear a strange fruit       南部の木には、奇妙な実が成る
  Blood on the leaves and blood at the root    葉には血を流れ、根にまで血が滴る
  Black bodies swingin’ in the Southern breeze   黒い体は南部の風に揺れている
  Strange fruit hangin’ from the poplar trees  奇妙な果実がポプラの木に吊るされている

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・     ♪」

 目ヂカラ姉御、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」、1995年のヒット・アルバム、「New Moon Daughter」でも歌っていますが、最新アルバム、「Coming Forth By Day」(2015)からの歌唱。このアルバムは、伝説的ジャズ・ボーカリスト、「ビリー・ホリディ(1915年4月生まれ)」の生誕100年を記念して制作されたという。

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COMING FORTH BY DAY
カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson
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「Cassandra Wilson – Strange Fruit」

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 そして、やはり「ビリー・ホリディ」の歌唱も ・・・。

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奇妙な果実
ビリー・ホリディ
ユニバーサル ミュージック クラシック


     
      

        
「Billie Holiday-Strange fruit」

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赤い実を食べたら

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サンシュユ~カマツカ~ガマズミ~ソヨゴa
 「秋珊瑚」とも呼ばれる「サンシュユ(山茱萸)」によく似た赤い実は、「アオキ(青木)」でしょうか。公園には、「サンシュユ」の他にも、「カマツカ(鎌柄)」、「ガマズミ(莢蒾)」、「ソヨゴ(戦、冬青、具柄冬青)」など野鳥が好きそうな赤い実がいっぱい。 

 童謡、「赤い鳥小鳥」のフレーズが浮かぶ。

 「♪ 赤い鳥 小鳥   なぜなぜ赤い  赤い実を食べた ・・・   ♪」(北原白秋)

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 今日も台風21号で倒れた木の処理。これで知明山の山頂まで、一応安全に登れるようになった。山頂までのルートは3つあるが、残る一つのルートには、倒木が折り重なって、大変な状況になっている。処理にどれだけのマンパワーを必要とするのか、また我々で処理できるのか、ちょっと想定もつかないくらい。来週からは、年明けから始まる炭焼きに向けての、「クヌギ(櫟、椚)」の伐採、窯木の準備を始めなくてはならない。したがって今年の倒木処理作業はこれで終わり。

 ポカポカ陽気に思わず咲いてしまった「ハナカイドウ(花海棠)」。

ハナカイドウ

 果実は「Fruit」。そこで今宵の歌、「Salade De Fruits(フルーツサラダのうた)」。アコーディオン奏者、「リシャール・ガリアーノ/Richard Galliano」とフランスの国民的人気歌手だった「アンリ・サルヴァドール/Henri Salvador」がゲスト参加した「小野リサ/Lisa Ono」のフレンチ・ボッサ・アルバム、「Dans Mon Ile(ダン・モニール)」(2003)から。

言葉はわからなくとも、子供たちと歌うサビの部分が楽しい。

「♪ ・・・・・・・・・・
  Salade de fruits, jolie, jolie, jolie
  Tu plais à ton père, Tu plais à ta mère
  Salade fruits, jolie, jolie, jolie
  C’est toi le fruit de nos amours !
  Bonjour petit !          ♪」

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DANS MON ILE(ダン・モニール)
小野リサ
EMIミュージック・ジャパン


       
        

「Salade de Fruits – Lisa Ono」

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見事に熟した干し柿を頂く

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 知り合いから、自家製の干し柿を頂いた。自宅の庭で採れた柿を干したもの。これが滅法甘くて美味い。実は、毎年心待ちしている味である。何もない子供の頃、冬のお菓子、スウィーツといえば、干し柿だった。そんな古い記憶を思い出す。

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 思い出す干し柿の懐かしい甘さ。そこで今宵の歌、「スイート・メモリーズ/Sweet Memories」。「松田聖子」のカバー。歌姫は、「オリビア・オン/Olivia Ong/中国語名:王 俪婷」。1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手である。2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。

 日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、台湾に拠点を移して以後は、ボサノバやジャズのテイストを残しつつ、ポップ色を強め、中国語ポップスを多く歌うようになったという。ひそかに注目していただけに、ちょっと残念な気も。

そんな日本での活動時代に残されたアルバムの一つが、「A Girl Meets Bossanova 2」(2006)。日本デビュー・アルバムの「A Girl Meets Bossanova」(2005)に続く第2弾。「Jazzy、Not Jazz」ではあるが、極上のボッサBGMといっていいだろう。

 すこしハスキーがかった声に、ロリータ・テイストが加わり、リラックスしたなかにも、絶妙のテンションが感じられ、それが心地良さを醸し出し、この手の声が好きなオジサンにはたまらないだろう。アルバムラストの、この「スイート・メモリー/Sweet Memories」のカバーは、オリジナルの歌唱よりこちらのほうが ・・・と思わせるほどなかなかいい。

【 Sweet Memories 】  
       by 松本隆/Takashi Matsumoto(作詞)、大村雅朗/Masaaki Omura(作曲)

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  失った夢だけが
  美しく見えるのは何故かしら
  過ぎ去った優しさも今は
  甘い記憶 Sweet memories

  Don’t kiss me baby we can never be
  So don’t add more pain
  Please don’t hurt me again
  I have spent so many nights
  Thinking of you longing for your touch
  I have once loved you so much

  あの頃は若過ぎて
  悪戯に傷つけあった二人
  色褪せた哀しみも今は
  遠い記憶 Sweet memories    ♪」

  

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 OLIVIA / インディペンデントレーベル


「Olivia Ong – Sweet Memories」

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 フルアルバムもアップされています。

「Olivia Ong – A Girl Meets Bossanova 2 [Full Album] 」

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