JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

妻、タブレット端末にハマる

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 妻がタブレット端末にハマっている。それまでは、何か調べたいことがあると、頼まれた私が都度PCで検索、調べていた。その頻度がだんだん多くなり、私のPC作業を中断するのもちょっと気が引けていたようである。といって、彼女、スマホやPCまでは持つ気もなかったので、我が家の無線LAN環境下なら、ランニング・コストはかからずに使えるので、私の提案で、アマゾンのタブレット端末を購入した。

 最初は戸惑っていたが、操作に慣れてくるに従って、俄然、好奇心も高じたようで調べる対象、興味も一気に広がった。もう私の助言なしに、自分で操作し、健康料理やレシピ、家庭菜園での野菜の栽培法などを調べている。いくつになっても、調べようとする意欲、調べるスキルをもつことはいいことに違いない。たまに電車に乗ると、妙齢のご婦人のほとんどがスマホに熱中している光景に出くわす。今まで、若年層がと思っていたが、意外と「ITビジネス」は、シニア、特に女性が底支えしているのかもしれない。

 「集中する、夢中になる」という意味の英語は、「concentrate」。そこで、今宵の曲、スタンダードの、「I Concentrate On You(あなたに夢中)」。1939年、「コール・ポーター/Cole Porter」の作詞・作曲になる曲で、「The Broadway Melody of 1949」というミュジカルで使われた曲だそうだ。

【 I Concentrate On You 】   by Cole Porter

「♪ Whenever skies look gray to me  空が灰色の雲に覆われると
  And trouble begins to brew,     それはトラブルの前兆
  Whenever the Winter winds become too strong, 冬の嵐が吹き荒れても平気
  I concentrate on you.         私はあなたに夢中なんだから

  When fortune cries “Nay! Nay!” to me  運命の女神が「だめだめ、止めなさい」と叫び
  And people declare “You’re through!”,  人々が「もう終わってしまったこと」と断じても
  Whenever the blues become my only song, ブルースだけが歌になったとしても構わない
  I concentrate on you.           私はあなたに夢中なんだから

  On your smile so sweet, so tender,    甘くて、優しいあなたの微笑みに包まれのは
  When at first your kiss I decline.      いやいやしながらした初めてのキス     
  On the light in your eyes when I surrender, あなたの瞳の中の煌きを見て身を委ね
  And once again our arms intertwine     そして、もう一度お互いに腕を絡めたの

  And so, when wise men say to me    賢者たちは言うでしょう
  That love’s young dream never comes true, 「若さゆえの恋は夢、絶対に叶わない」と
  To prove that even wise men can be wrong, そんな連中に間違っていること証明するわ
  I concentrate on you.           私はあなたに夢中なんだから  ♪」

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 さて、今宵は心地よいボッサ・テイストで。「ジム・トムリンソンとステイシー・ケント/Jim Tomlinson & Stacey Kent」のおしどりコンビのアルバム、「ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~/Brazilian Sketches」(2001)から。

 ステイシーはこの中で4曲ほど歌っているが、トムリンソンのサックスを中心としたバックによる上質なサポートを得て、ソフィスティケートされた極上のボッサ・サウンド世界を作り上げている。軽やかさ、心地よさ、癒し、まどろみ ・・・、良質なボッサに私が求める全てのものがここにある。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード

「I Concentrate On You – Jim Tomlinson & Stacey Kent」

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他人の畑が気になる?

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今年になって、妻が家庭菜園らしきものを始めだした。もちろん初心者である。しかし他人の畑の生育度や、設え、手入れの仕方が気になるらしく、ウォーキングをしていても、車にのっていても、同じように野菜を植えてある他人の庭や、貸し農園、プロの農家の畑にも目も足も止まるのである。写真は、近くの農家の「オクラ畑」。さすが、プロの育てている「オクラ」は全然違う。

それでも何かしらの手入れのヒントを得たらしく、「ちゃんと追肥や適葉せねば ・・・」などと専門用語をつぶやくから驚き。しばらくは、「〇〇のやさしい育て方」などというNET検索を頼まれる日がつづくであろう。

それにしても、この辺はのどかな田園風景であったが、近くを走る予定の新名神高速の工事によって、景色がすっかり変わってしまった。

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さて、真夏の夜、オリンピックを見るのに忙しく、なかなか音楽を聴けていないのだが、お気に入りのデュオ・アルバムをかけてみる。「チャーリー・ヘイデン&ケニーバロン/Charlie Haden and Kenny Barron」の「Night and the City」。

1996年にニューヨークのジャズ・クラブ、「イリジウム/Iridium」でライブ録音されたアルバム。「・・・・ 静かな緊張感、それにときおり高揚感を漂わせる音楽が生まれている。ここにあるのは、街中であれどこであれ夜ふけに耳を傾けるには最高の音楽だ。」

パーソネルは、「Kenny Barron (piano)」、「Charlie Haden (bass)」。

Night & The City

Charlie Haden / Polygram Records

 

そこからスタンダード3曲を ・・・。 (埋込みエラーがどうやらなおったようです)


「Charlie Haden and Kenny Barron – For Heaven’s Sake」

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「Charlie Haden and Kenny Barron – The Very Thought of You」

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「Body and Soul – Charlie Haden with Kenny Barron」

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種まき、育苗、そして収穫へと ・・・

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我が家のミニトマトが今年もだいぶ色付いて、朝の食卓に上がりだした。今年は、妻が家庭菜園づいたのか、「ゴーヤ」、「トマト」、「ミョウガ(茗荷)」、「シソ(紫蘇)」、「サンショウ(山椒)」、「パセリ」、「オクラ」などを次々と植えている。やがては食卓に ・・・。

私は私で、一昨年採取した苗は山の公園の育苗畑へと移植したので、新たに6月に採集した「エドヒガン(江戸彼岸)」の種を直植えした。秋には「ドングリ(団栗)」を採集して、「クヌギ(櫟、椚)」の苗を育ててねばならない。

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さて、今宵のディーヴァは、ノルウェイの悲劇の歌姫、「ラドカ・トネフ/Radka Toneff」。1952年オスロに生まれ、父はブルガリア人の民俗音楽歌手「トニ・トネフ」、母はノルウェイ人。そのためか、彼女の音楽にはPOPSやブルガリア民族音楽の影響が少なからずあるという。「オスロ音楽院」で学び、1975年には、夫となる「アリルド・アンデルセン/Arild Andersen(b)」らと「ラドカ・トネフ・クインテット/The Radka Toneff Quintet」を結成、1977年にはこのクインテットでアルバム・デビュー。生存中にはたった3枚のアルバムを残しただけで、1982年自死。理由はよくわかっていないが、わずか30歳という若さであった。

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彼女の遺作ともなるのが、「スティーヴ・ドブロゴス/Steve Dobrogosz」とのデュオで「フェアリー・テイルズ/Fairytales」(1982年)。このアルバムは、ノルウェイで5万枚のセールスを記録し、この年の「Norway’s best selling jazz record」に選ばれたという。

ガラス細工のように、触れれば壊れそうな「スティーヴ・ドブロゴス」の耽美的なピアノと、儚げで頼りなさそうに、ゆっくりと囁くように歌う「ラドカ・トネフ」の透明感ある歌声。思わず聴き入ってしまう。儚さ、凛々しさ、ひんやりとそして乾いた空気、ちょっぴり漂うアンニュイ ・・・。

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Radka Toneff / Odin

アルバム「フェアリー・テイルズ」の中から、2曲。まず、その透明感のある声が冴えわたる「Nature Boy」を。

「Nature Boy – Radka Toneff & Steve Dobrogosz」

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おなじみスタンダードの名曲、「My Funny Valentine」。ゆっくりと、そして囁くような歌唱が極めて印象的。そして、ドブロゴスのピアノの美しさも特筆もの。

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そして、悲劇的な死を遂げたほかのアーティストと同じように、死後相当経ったにもかかわらず、未発表の音源などによるアルバムが何枚かリリースされている。没後26年となる2008年12月には、リリースされたのが、未発表音源集、「バタフライ/Butterfly」。バンド・メンバーで、かつ良きパートナーでもあった「アリルド・アンデルセン」の選曲だという。放送局の音源やジャズ・フェスティバルでの録音などを集めたもので、「Black Coffee」、「My One And Only Love」などスタンダード、カバー曲「Antonio’s Song」、「It’s Been A Long Long Day」など全12曲に加え、ラドカ24歳時のTV出演時の瑞々しい映像2曲を収録。ラドカの特徴である透き通った声で、熱唱するでもなく、まるで語りかけるように、そして囁くように歌う特長がよく出ている。

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Radka Toneff / Curling Legs

この「ヨン・バルケ/John Balke」のピアノとの「アントニオの唄」はラテン・タッチでドブロゴスとはまた別の味。

「Antonio’s Song – Radka Toneff & John Balke」

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実りの夏へのスタート

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ウツギの実

なにかちゃんとした理由があるのでしょう、角がいっぱい出しているちょっとユーモラスな実。最近花が散ったばかりの「ウツギ(空木)」の仲間でしょうか。和名は、枝が中空になっていることからつけられたものである。また、別名は「ウノハナ(卯の花)」である。「♪ 卯の花の におう垣根に ほととぎす 早も来啼きて ・・・ ♪」。あの歌の「卯の花」である。これは、「卯月(陰暦4月)に花が咲く」ということからつけられた名であるという。

ゴーヤ

初夏は、実りの夏、秋へのスタートでもある。「ミョウガ(茗荷)」、「ゴーヤ(ニガウリとも)」、「ブルーベリー」、「ミニトマト」など、妻が我が家の庭に植え、せっせと世話をしていた食材?も、やっと芽が出たり、すくすくと育ったりもしている。そうそう今年の秋は、去年原木の「クヌギ(櫟、椚)」に、シイタケ菌を植えたので、「シイタケ(椎茸)」の収穫ができるはずである。実りを期待して ・・・。

さて、今宵の曲は、「BlueBerry Hill」。この曲は、1940年に発表されたポピュラー・ソングであるが、1950年代にヒットした、「ファッツ・ドミノ/Fats Domino」に代表されるロックンロール・バージョンが最も知られている。その他、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」、「リトル・リチャード/Little Richard」、「リッキー・ネルソン/Ricky Nelson」なども同じ頃カバーをしている。

マンス

今宵は、「ジュニア・マンス/Junior Mance」のピアノで。昔から好きなアメリカン・ジャズのピアニストであった。「ジュニア」という名前から、もっと若いと勝手に思っていたが、1928年10月生まれ、なんと88歳。訃報を聞かないからまだご存命でしょう、現役最長老ピアニストの一人である。たしか、「綾戸智恵」がニューヨークで暮らしていたとき、彼と親交があり、一緒に音楽活動もしたこともあったらしく、2010年に再会した彼とのライブ・アルバムをリリースしている。

さて、アルバムは、「グルーヴィン・ブルース/Groovin’ Blues」(2001)。「エリック・アレキサンダー/Eric Alexander」の泣かせのサックスに、マンスのピアノが絡む。ハーレムのブルース、黒人音楽の感触を色濃く残しながら、今のNYに生きるソウルフルなタッチのブルースはもちろん、叙情的なバラードまで、とても当時70歳を超えた爺さんの弾くピアノとは思われない。

グルーヴィン・ブルース

ジュニア・マンス・トリオ&エリック・アレキサンダー / エム アンド アイ カンパニー

「Junior Mance Trio & Eric Alexander – Blueberry Hill」

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天空の城へ連れて行って

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3週間ほど前、山の仲間と、天空の城「竹田城跡」、「志村喬記念館」、「生野銀山」を回る日帰りツアーをした。

「竹田城跡」の眺望が素晴らしかったので、妻にその話をしたところ、「私も連れて行って」と強いリクエストが ・・・ 。GWも終わり、人出も少なくなったことだし、あまり暑くならない天気のいい今日出かけようと思い立って、再び訪れてみた。この日も天気は上々。深まる新緑の山あいの中を2時間ほどのドライブで「山城の郷」に着く。ちょうどシャトルバスが出た直後だったので、駐車場に車をおいて、歩いて山城を目指すことにした。日頃のウォーキングの成果でしょう、大した汗もかかずに、40分ほどでしょうか、「天空の城」に到着。石垣の威容も、天守跡からの眺望は、今回も素晴らしく、妻は大満足。(雲海に浮かぶ写真はNETより拝借)

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「ヤマザクラ(山桜)」、「アオダモ(青梻)」などはとうに散ってしまっていたが、「タニウツギ(谷空木)」、「ホウノキ(朴の木)」 などが、そこここに咲いていて、ハイキング気分を高めてくれる。帰りは、「道の駅」で地元の産物を仕入れ、こちらも妻は大満足。

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さて、今宵の曲は、仏映画 「スェーデンの城/Chateau en Suede」(1962制作、1964公開)の主題曲と参りましょう。「フランソワーズ・サガン/Francoise Sagan」の愛憎渦巻くドロドロの原作ドラマを、「ロジェ・ヴァディム/Roger Vadim」が演出したサスペンス・メロドラマ。音楽は、ジャズ・ピアニストの「レイモン・ル・セネシャル/Raymond le Senechal」が担当。出演は、イタリア人女優ですが、「太陽はひとりぼっち」の「モニカ・ヴィッティ/Monica Vitti」、「ジャン・クロード・ブリアリ/Jean-Claude Brialy」、ドイツ俳優、「クルト・ユルゲンス/Curd Jurgens」、「ジャン・ルイ・トランティニャン/Jean-Louis Trintignant」、「フランソワーズ・アルディー/Francoise Hardy」など、懐かしのそうそうたる顔ぶれ。

映画音楽としてのジャズ、いわゆる「シネ・ジャズ」は、「大運河/Sait-on Jamais」に始まるフランス音楽のお家芸。主題歌「スエーデンの城 (Chateau en Suede)」は、サウンド・トラックから。

スエーデンの城 [DVD]

東北新社

「Raymond le Senechal -  Chateau en Suede (スエーデンの城)」

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昔のお仲間が ・・・

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妻の昔の手芸仲間の作品展、「三人展」が開かれるという案内を頂き、開催されている近くのショッピングセンターのギャラリーに買い物がてら行ってみた。もうだいぶ前の話になるが、妻は6、7人のお仲間と手芸サークルを作って活動していた。数年前になるだろうか、いろいろな理由でそんな趣味からだんだん遠ざかってしまった。しかし、かってのお仲間の3人は、まだ活動を続けていたようだ。

人形作り、タティング・レース、キルト、パッチワーク ・・・。そうとうな数の作品が展示されている。もう子育てや家事からは解放されたとは言え、これだけの数の作品を、しかも人に見ていただける一定のレベルの出来栄えで作り続けていることに、感心する。会場には、若い女性も多く、地域に彼女たちの活動が根付いていることも感じさせた。

私としては、妻にもなにか生涯を通じての趣味を持っていて欲しいとは思うのだが、「また再開しては」とはなかなか言い難い ・・・。 

さて、「三人展」といえば、トリオということでしょう。トリオといえば、当然ピアノ・トリオですね。前回紹介したジャケットだけでなく、美しい絵画のような曲を奏でる「アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio」をここしばらく聴いている。

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アレッサンドロ・ガラティ・トリオ / BLUE GLEAM


「Alessandro Galati Trio – mary prayer」

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「Cubicq – Alessandro Galati Trio」

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我が家の味は健在

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私が知る限り、関西のどこの家庭にも、必ずと言っていいほど一家に一台あるものがある。それは、お好み焼き用のホットプレートとたこ焼き器である。そこで次男と孫、帰省中の三男とで、昔したように「お好み焼き」を食べようということになり、もう長い間使っていなかったホットプレートを引っ張り出してきた。たしか買った時には、結構な値段がしたと思うのだが、昔はこれが食べ盛りな男の子3人がいる5人家族の胃を満たすお好み焼きと焼きそばを作るのに大活躍したものである。まっ、十分に元は取れています。久しぶりのお好み焼と焼きそば、妻の作る我が家のその味は変わることなく、健在であった。「広島焼き」でも「もんじゃ焼き」でもなく、「お好み焼き」なのです関西人は ・・・。

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さて、お久しぶり歌姫は、オランダの歌姫「トレインチャ/Traincha(本名;Trijntje Oosterhuis)」を引っ張り出してきました。

1973年生まれの41歳。脂の乗り切ったベテランといっていいでしょう。教会音楽作詞家の父親と、ヴァイオリニストの母親に持つ音楽一家に育ち、10歳の頃から音楽を始めたという。ジャズ・サックス奏者の「キャンディ・ダルファー/Candy Dulfer」のバンドのボーカルも務めたが、やがて、ポップ・グループ、「トータル・タッチ/Total Touch」を結成、1996年にデビュー、ミリオン・セールスも記録し、着実にキャリアを重ね、4年間程活動したという。しかし彼女は、そのキャリアをあっさりと捨て、元来興味を持っていたソウル、ジャズの世界に進んでいった。
 
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ソロになってからは、数々のジャズやポップスのスターと共演を果たし、オランダでは大きな評価と人気を獲得した。その彼女の日本デビュー盤となったのが、大御所、「バートバカラック/Burt Bacharach」のソング・ブック、「The Look of Love ~Burt Bacharach Songbook」である。オーケストラをバックに時代を超えて輝き続けるバカラックの名曲の素晴らしい歌唱。

2008年には、「バート・バカラック・ソングブック」の第2弾となる「フール・スピーク・フォー・ラヴ/Who`ll Speak For Love ~ Burt Bacharach Songbook 2」をリリースしている。

The Look of Love..

Trijintje Oosterhuis / Blue Note

「バカラック・ソングブック 1、2」を散りばめたライブ・コンサートの模様が、少し長いですが、YOUTUBEにアップされていました。

「Trijntje Oosterhuis ‐ Best Of Burt Bacharach Live Full Concert」  (左のYOUTUBE画面で、タイムチャートをクリックするとその曲へショートカットします)
 
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そして、かってアムステルダムにてステージを共にし、2009年9月に突然亡くなった「マイケル・ジャクソン/Michael Jackson」の報に大きな衝撃を受け、ギターの達人、「レオナルド・アムエドリスト/Leonardo Amuedo」とともに、彼女の好きなマイケル・ナンバーを歌ったカバー・アルバムが「Never Can Say Goodbye」(2010)。バカラックとは対照的に、ほぼ全編、ギターと歌だけで作られていて、自宅のスタジオで録音されたらしいが、そのアコースティックな音に、ロックのカバーではない彼女自身のマイケルへのリスペクトや世界観が込められている。彼女は、「これはトリビュート作品ではない。マイケルはトリビュートを必要としないから」と語っている。

ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ

トレインチャ / EMIミュージックジャパン

「Traincha(Trijntje Oosterhuis) – Never Can Say Goodbye」
 
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「Trijntje Oosterhuis – Rock With You」
 
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「Trijntje Oosterhuis – I’ll Be There」
 
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今年も拙いブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。良いお年をお迎えください。
 

 

子を守る母は強し   ~虫めづる爺いと婆の昆虫記~

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我が家の庭先の茂みにずっと住んでいる「バッタ(飛蝗)」がいる。最初に気がついたのは妻で、7月の下旬のころであった。そのときは、多分孵化したばかりの白い幼虫で、多分「カマドコウロギ(竈蟋蟀)」ではないかと考えていた。(参照拙ブログ「Comin’ Home Baby」) なかなか可愛らしく、すっかり妻のお気に入りとなってしまったようだ。その後、しばらく見かけなかったが、その幼虫がバッタであり、大きくなって同じ茂みに居着いているのに気が着いたのは、8月の末頃であった。

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外形もだいぶバッタらしくなってきていたが、健気にも、じっと枝にしがみついていて、飛ぶ気配も、跳ねる気配もない。ほとんど一日中動かずにいるところから、飛べないバッタ、「フキバッタ(蕗飛蝗)」の一種ではないかと、推定もした。(参照拙ブログ「飛べないバッタ ~虫めづる爺いの昆虫記~」) さてそうなると、我々夫婦は気になってしょうがない。この1ヶ月ちかく、一日何回となく、このバッタくんが、ちゃんといるか、別のところへ移動してはいないかを、チェックするようになってしまった。居心地がいいのか、天敵がいないのか、ずっと同じ茂みに居てくれているのである。最初は緑に近い保護色であったが、だんだん成長してくるにつれ、体長も倍ほどになり、色や模様もバッタらしくはっきりしてきた。よく見ると翅が長いので、これは、「フキバッタ(蕗飛蝗)」ではないようである。(写真;冒頭) 肢もすっかり逞しくなっている。それでも、飛ばないし跳ねもしないのである。それでは、「一体君は誰~れ?」というのが、我々夫婦の目下の懸案である。

今朝などは、「ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)」が近づいてきたり、天敵「カマキリ(螳螂、蟷螂)」がバッタくんを狙って近づいてきていた。妻は棒で必死にカマキリを撃退している。こうなってくると、もうすっかり「わが子扱い」である。子を守る母は強し、ひさしぶりの「いもたこなんきん」でした。それにしてもこのバッタくんの種類は??

追記)この記事をアップした翌日、大きくなったバッタくんは、パートナーを求めてか、我が家の茂みから巣立ったようだ。妻、ちょっとがっかり。飛んで巣立ったのか、跳ねたのか、それに種類も最後まで分からずじまい。

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さて、今宵のボーカル、以前に何回もこのブログでも取り上げている「ジャヒンサ(ジャシンタ)/Jacintha」。久々の登場である。バッタ君への妻の入れ込み様を見たからというわけではないが、曲は「ダニー・ボーイ/Danny Boy」。

「ジャシンサ」。本名「Jacintha Abisheganaden」、1957年マレーシア生まれ。ピアノを弾き語る中国人の母と、クラシック・ギタリストでスリランカ人の父を持ち、シンガポールで活躍しているJAZZボーカリスト、女優。10代の頃にピアノとボーカルを学び、シンガポール国立大学を卒業した後、芝居と音楽の世界に入ったという。彼女の初めてのジャズ・アルバムは、1998年リリースの「Here’s To Ben – A Vocal Tribute To Ben Webster」であるが、その後も、「Autumn Leaves – The Songs of Johnny Mercer」(1999)、「Lush Life」(2002)、「Jacintha Is Her Name」(2003)、「Girl From Bossa Nova」(2004)、「Jacintha Goes To Hollywood」(2007)とコンスタントにアルバムを出していたが、最近はその消息を聞かないがどうしたんでしょう。

かって、このブログで、「アジアの癒し姫たち」と評したことがある「ジャシンサ」。日本ではあまり知られてはいない女性歌手であるが、私との出会いは、東京への出張の折、何気なく入ったCDショップで試聴したアルバムに聴き惚れてしまって以来である。SACD/CDハイブリッド仕様の録音の質の良さは、普通のCDデッキで聞いても特筆に値する。

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Jacintha / Fim [1st Impression]

「Jacintha – Danny Boy」

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半夏生に蛸を喰う

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7月2日は「半夏生」。「はんげしょう」と読む。七十二候の1つである「半夏生ず」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつて旧暦では夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日で、毎年7月2日頃にあたる。「半夏生ず(はんげしょうず)」とは、「半夏(からすびしゃく)」が生え始めるころという意味で、農家にとっては、この日までに田植えなどの農作業を終わらせる大事な節目の日とされている。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多いという。(Wikipediaより参照)

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そして、関西ではこの日に「蛸」を食べる習慣があるのです。

妻が最近よく読んでいる本がある。「白井 明大」著、「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」(東邦出版)。日本には、 一年を四等分した四季の他に、「立春」、「啓蟄」、「春分」、「立夏」、「夏至」 ・・・などの二十四等分した、二十四の「節気」、例えば「立春」では、「東風凍を解く(とうふうこおりをとく)」、「黄鶯睍睆く(うぐいすなく)」、「魚氷に上る(うおこおりにあがる)」と、さらにそれぞれの節気に三つの「候」、合計七十二もの「候」という季節の区分がある。「桃始めて笑う」、「虹始めて見(あらわ)る」など、七十二候は、季節それぞれの出来事を、そのまま名前にしているのである。そして、「七十二候」は田植えや稲刈りの時期など、農作業の目安になる農事暦でもあったのだ。

この本は、そんな「二十四節気、七十二候」を新暦に置き換えて、やさしく解説し、その季節と結びつく、旬の野菜や果物、魚、野鳥、草花、行事などを紹介しているのである。木の芽起こし、初がつお、土用のうなぎ、秋の七草、羽子板市、晦日正月、鶯の谷渡り、蛍狩り、半夏雨、十三夜、落ち葉焚き、ふろふき大根 ・・・・・ など美しい日本の四季を表現する美しい日本語。この本は、美しいイラストとともに、人が自然と結びつき、自然によりそいながら、季節の移ろいを細やかに感じ取って、生き生きと暮らせる知恵に満ちている。

日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―

白井 明大 / 東邦出版

この本、結構売れているらしいが、妻は妻で、今日は何の「候」で、これを喰わなければと喧しいこと。近くのスーパーへ行ったら、今日は「半夏生」だから、蛸を喰う日であると書いてあった。どうも、田に植えた苗が、蛸の足のようにしっかりと根付くようにとの願いを込めたものらしい。まさに「いもたこなんきん(芋・蛸・南京)」。たこ焼きを買ってきて、しっかりと喰いましたとも ・・・。そして初物の「はも(鱧)」も ・・・。

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こんなことを綴っていたら、「和」のテイスト溢れる音楽を聴きたくなった。そこで探し出してきたのが、「芸能山城組」。「山城祥二」氏に率いられたパフォーマンス集団で、日本にブルガリアン・ヴォイスを広め、その後、ケチャのパファーマンスで有名になるなど、世界の民族音楽の多様性を知らしめた集団である。アニメ「アキラ」の音楽を担当した事でも知られている。最近はあまり話題にならなくなったが、一時期、「題名のない音楽会」などによく出ていた。そんな中で、「輪廻(りんね)交響楽」、「恐山」など、日本や仏教、神道をモチーフにしたアルバムもいくつかあるが、わらべ唄、声明、三味線音楽などを取り入れたアルバム、「やまと幻唱」の中で歌われた「合唱刈干切唄」が忘れられない。宮崎県高千穂地方の民謡で、茅(かや)を刈り取るときの仕事歌。日本の原風景が目に浮かぶようである。「幻唱」とあるように、もう幻想の中にしか存在しないかもしれない「ニッポン」のアイデンティティを音楽で表現したアルバム。

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芸能山城組/ビクターエンタテインメント
ASIN: B00004UWXR
 


 

ベスト・アルバム「芸能山城組入門」にも収録されている「合唱刈干切唄」。「芸能山城組 - 合唱刈干切唄」

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母の日近づく ・・・

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久しぶりの雨。春に降る雨には3種類あるそうだ。花に降る「紅雨」、新緑に降る「緑雨」、にわか雨の「白雨」。窓から見る今日の雨は、山の緑を煙らす「緑雨」か ・・・。

さて、毎年訪れる「母の日」。今年は5月の第2日曜日、5月12日である。我が家は、子供は男ばかりだったので、長じてからは誰も「母の日」なんて言いだすことも、まして祝うこともなかった。ところが次男が結婚してから状況が劇的に変わったのである。次男がお嫁さんにせかされてか、次男夫婦が毎年、「母の日」のプレゼントを持ってくるようになったのである。その結果、この時期になると、妙にそわそわしているのが妻である。今年も12日に来たいという電話があった。

バレンタイン同様、業界に踊らされていることは十分分かっていても、感謝の言葉やプレゼントを贈られるのは誰しもうれしいもの。きっと今年は、大分言葉を覚えてしっかりと話ができるようになってきた孫娘からプレゼントを渡されるのであろう。妻にとって、この日が最良の日になることは、間違いのないところ。さて、お次は6月16日、「父の日」か ・・・。

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ところで、「母の日」のプレゼントに、音楽を添えてと考えている方に、格好の曲があります。「愛」がテーマの歌が山ほどある中で、そのクリアで呪文のようなフレーズが耳に残っている曲があります。「エンヤ/Enya」の「アマランタイン/Amarantine」。

「エンヤ」。ケルト音楽をベースに独自の音楽を展開するアイルランド生まれの女性ミュージシャンで、今なお、生まれ故郷であるアイルランドでの活動を続け、各国でアルバムが発売され、世界的な人気を得ている。日本でも、この歌を含め、CMや番組のエンディングなどに彼女の曲が多用されているので聴いた方も多いであろう。

タイトルの「アマランタイン(Amarantine)」は、詩人が「永遠の花」を語る時に使う言葉だという。エンヤ曰く、「アマランタインと呼んだのは永遠性を込めてのことなの ・・・。」
ちなみに、母の日に贈られるピンクのカーネーションの花言葉は、 「感動」、「感謝」、「美しい仕草」だそうです。

アマランタイン

エンヤ / ワーナーミュージック・ジャパン

【 Amarantine (アマランタイン) 】   作詞・作曲;Roma Ryan, Enya,Nicky Ryan

「♪ You know when you give your love away  愛を人に贈ると 
   It opens your heart, everything is new    心が開かれて、すべてが新しくなる  
   And you know time will always find a way  そして時は、必ずそれが真実だと 
   To let your heart believe it’s true          あなたが信ずるように導いてくれる

   You know love is everything you say      あなたが口にする全てのものは愛
   A whisper, a word, promises you give     囁きも、言葉も、交わす約束も
   You feel it in the heartbeat of the day     あなたは一日の鼓動にそれを感じる
   You know this is the way love is          愛はそういうもの

   Amarantine、Amarantine、Amarantine      アマランタイン、・・・・・・・
   Love is. Love is. Love….                 愛はそういうもの ・・・・  ♪」

「Enya – Amarantine」
 
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