JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

火のない所に煙は立たず

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今年一番の厳寒。小雪が舞う中でのウォーキング。道筋に煙突が立っているお宅をいくつか見かける。しかし、厳しい寒さになっても、煙が上がってるのを見たことがない。こちらの煙突のお宅は暖炉でしょうか。そういえば、バブル時代の新築戸建の家では、応接間を設え、暖炉、シャンデリア、ピアノなどを置くことに人気があったと記憶している。庭に薪など積んでいないところを見ると、もうインテリアとしてだけの存在なのでしょうか。もっとも、暖炉で薪を焚いたら、煙くてかなわないでしょうが ・・・。

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こちらは、最近人気が高いという薪ストーブの煙突。ここも煙が上がっているのを見たことがない。最近は薪ストーブの性能も上がっているので、あまり煙が出ないかもしれないが ・・・。憧れの強い薪ストーブは、自分で割らないにしても、ひと冬分の薪を調達し、それを最低でも1年間は乾燥させ、使用時は火を絶やさないように薪を焼べなければならない。その労力と時間と保管場所の確保、また、1束500円程度という薪代も、ひと冬となると大変なようだ。さらに住宅街では、煙や臭いなどのご近所トラブルに気を遣わなくてはならない。もっとも最近は自動で燃料が供給され、排気が無色透明になるペレット式もあるようだが、薪の燃える迫力、色、雰囲気、ストーリー性は薪ストーブには及ばないという。しかし、いろいろ考えても、年金生活者たる高齢者、薪ストーブはあこがれの中にとどめておくのが良さそうである。

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さて、「♪ ・・・ You’d be so nice by the fire ・・・」。超有名なスタンダード、「You’d be so nice to come home to(帰ってくれたら嬉しいわ)」のワン・フレーズである。今宵は、この曲を聴きましょうか。「ニューヨークのため息」と評された「ヘレン・メリル/Helen Merrill」の歌唱が超有名で、私も何年か前、彼女のラスト・コンサートで聴いたことがある。(参照拙ブログ「最後のため息 ~ヘレン・メリル ラスト・コンサート~ 」

しかし、へそまがりの私、今宵はメリルとは別の歌唱、演奏で ・・・。まずは、「サラ・マッケンジー/Sarah Mckenzie」。最近、パリに移ったようであるが、オーストラリア、メルボルンを拠点に活躍するピアノ弾き語りの女性歌手である。25歳の時のデビュー作、「Don’t Tempt Me」(2010)から。

Don’t Tempt Me

Sarah Mckenzie / ABC Music Oz

「Sarah McKenzie – You’d Be So Nice To Come Home To」

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そして、ベテラン、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。人気ジャズ・コーラス・グループの「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」で、ソプラノ・パートを担当し、近年はソロでの活躍も著しいシンガー。アルバム、「Talk of the Town」(2003)から。

Talk of the Town

Cheryl Bentyne / Telarc

「You’d Be So Nice To Come Home To – Cheryl Bentyne」

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私の一番好きだったギタリスト、故「ジム・ホール/Jim Hall」。ヒット・アルバム、「アランフェス協奏曲/CONCIERTO」から。

アランフェス協奏曲

ジム・ホール / キングレコード

「YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO - JIM HALL」

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最後は「男歌」で締めましょうか。「チェット・ベイカー/Chet Baker」。亡くなる一年前の1987年の6月14日に、東京の昭和女子大学の人見記念講堂での最終公演のDVD、「Chet Baker Live in Tokyo」(1987)から。このDVDは10年以上も前になるだろうか、当時北京にはほとんどなかったジャズ・クラブで求めたもので、聴くとチェットが大好きという暗い顔をしたマスターを思い出す。(参照拙ブログ  「Red Hot Jazz ~久しぶりの北京CD爵士倶楽部で~ 」「中国JAZZY紀行(3) ~北京CD爵士倶楽部~ 」

Chet Baker Live in Tokyo [DVD] [Import]

Chet Baker / Hudson Street

「CHET BAKER – You’d Be So Nice To Come Home To」

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長尾連山の林の中を「太子の冷泉」まで歩く

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朝日新聞の地方版の記事に興味を持ち、やってきたのは、「宝塚自然休養林」。1370余年の寺暦を誇り、子授け観音で有名な「中山寺」の北、長尾連山に広がる林野庁の管轄の国有林で、標高80m~478m、面積252haもの市街地背景林。そこを流れる川に水が噴き上がる不思議な岩があるというので、ウォーキングがてら遊びに。

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七五三や安産祈願で参詣客でいまだ賑わう「中山寺」の境内を抜け、梅の名所として有名な「中山観音公園」の梅林の脇を流れる「足洗川」に沿って、この季節、紅葉の美しさを楽しみながら、緩やかな上りを進んでいく。途中何人かのハイカーに場所を聞いたが、ほとんど知らなかった。里山放置林の常で、広葉樹、「クマザサ(熊笹)」、「ウラジロ(裏白)」などが、なすがままに生い茂っている。それでも手入れをする人たちがいるようで、そこここで間伐が行われ、登山道も整備されている。
 
標識に従って、「夫婦岩展望所」ではなく、「山頂展望所」を目指し、途中から「足洗川」の沢沿い登ること約30分。鉄の枠に間伐材を詰め込んで作った堰堤、「第3号鋼製自在枠谷止」を越えるとすぐ左手の沢にその岩はあった。赤茶けた岩の小さな穴から一筋の水が噴出している。写真の写りが悪くわかりにくいかもしれないが、高さ2mくらいであろうか、ピューっと噴出している。大規模な噴水とは比べ物にならないが、「小便小僧」を思い出させ、なかなか不思議で可愛らしい。「聖徳太子」が創設したとされている中山寺にちなんで「太子の冷泉」と名付けた標識が建っていた。きっと霊験あらたかなパワースポットであろうか。(クリックすると参照動画へ 朝日新聞記事より

記事によると、温泉などではなく、上流で地中にしみ込んだ沢水や地下水が、地中で圧力を受け、穴から噴き出しているもので、そう珍しい現象ではないという。お目当ての岩にたどり着いて、しばらく噴水を楽しむ。霊験があったのか、なかったのか。まっ、それはどうでも ・・・。片道2km弱。適度な汗をかいた後、ゆっくりと家路に。

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ブログをかきながら、YOUTUBEで「ティエリー・ラング/Thierry Lang」の演奏をずっと流していたら、聴こえてきたのは、ノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」の「At Home」。「Changing Places」(2003)、「The Ground」(2004)に続くECMからリリースのトリオ3部作の最後を飾る「Being There」(2007)に収められ、私が彼を知ることとなった記念すべき最初の曲。「ティエリー・ラング」と同じカテゴリーのオススメということでしょう。これぞ霊験か。しばらく聴いていると、夜の闇の中で静かに散りゆく紅葉のイメージが頭に浮かんだ。「もののあわれ」、「無常の美」に通ずるものがあるのかもしれない。パーソネルは、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen – piano」、「ハラルド・ヨンセン/Harald Johnsen – double bass」、「ジャール・ヴェスペスタッド/Jarle Vespestad – drums」。

この曲も何回か取り上げているが、飽きもせずに聴いている。

Being There

Tord Gustavsen Trio / ECM

「At Home – Tord Gustavsen Trio」

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変りゆく風景、変わらない自然

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久しぶりに雲一つない上天気。妻が最寄り駅から4つ先の日生中央まで歩こうと提案。しばらくこのコースは歩いていなかったが、10年ほど前は季節の変わり目によく歩いたコースである。6~7kmくらいか、1時間半ぐらいのウォーキング・コースである。

私が住んでいる団地の北側では、現在の名神、中国道の渋滞緩和のために建設される新名神高速道路の工事が終盤に差し掛かっている。本来は来年3月完成の予定であったが、橋脚の落下事故の影響で1年ほど完成が延びるらしい。地域の風景を一変させる高速道路建設現場を通り過ぎ、老舗のゴルフ場、「鳴尾ゴルフ倶楽部」へと通ずる道へと入っていく。私はゴルフはしないので縁のないところではあるが、21年ほど前の阪神淡路大震災の時、1ヶ月以上都市ガスの供給が途絶えたが、震災直後、このゴルフ場が風呂を地域住民に開放してくれたため、家族で世話になったことがある。ありがたかったな。

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やがて道は車も通ることができない細い山道となり、左手には「つるやオープン」開催で知られる「山の原ゴルフクラブ」のコース、右手には「鳴尾ゴルフ倶楽部」のコースに挟まれながらしばらく歩く。秋ではあるが、左右に広がるグリーンの鮮やかさが目に映る。そして、季節の花、「サザンカ(山茶花)」が咲き誇る。「プラタナス」でしょうか、紅葉も始まりだした。ここの自然は少しも変わっていない。

結構体力もついたのでしょうか、10年前に比べ、しんどかったという感じもせずに日生中央に着き、ショッピング・モールで弁当も買って、オープンカフェで昼食。帰りは最寄駅まで電車で10分。帰りはあっという間。

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さて今宵は、「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」です。人気ア・カペラ・ユニット、「ザ・リアル・グループ/The Real Group」の元リード・シンガーで、北欧一美しい声の持ち主とか、北欧一美しいソプラノの持ち主といわれている。

1966年、ストックホルム生まれ。声楽の教師を母に、王立オペラの主席フルート奏者を父にもち、幼少から歌とピアノを、12歳からはハープを習う。1984年に王立音楽アカデミーに入学すると同時に、学友と「ザ・リアル・グループ」を結成。その後グループから独立し、ソロ活動へ。古き佳き時代のアメリカン・ジャズ・スタンダードへのオマージュとして制作された、2007年のデビュー・アルバム、「アイム・オールド・ファッションド/I´m Old Fashioned 」が、その美しいソプラノ・ヴォーカルとオーケストレーションで話題を呼んだ。(参照拙ブログ「スエーデン美女シンガー図鑑(その8) ~マルガリータ・ベンクトソン~ 」など)

アイム・オールド・ファッションド

マルガリータ・ベンクトソン / スパイス・オブ・ライフ

「マルガリータ・ベンクトソン」、7年振りの新アルバムは秋にふさわしい珠玉のバラード集。スウェーデンを代表するピアニストの一人、しなやかなタッチで人気の高い「マティアス・アルゴットソン/Mathias Algotsson」を迎えてのアルバム、「バラッズ/Ballads」。美しいソプラノで、スタンダードの名曲の数々を歌い上げる。

バラード

マルガリータ・ベンクトソン・ウイズ・スペシャル・ゲスト・マティアス・アルゴットソン / Savvy/Spice of Life

新アルバムからのアップがまだありませんので、「I´m Old Fashioned」に収録されているスタンダード、「Someone to watch over me(邦題は、やさしき伴侶を)」をライブで。

「Someone to watch over me – Margareta bengtson」

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山の吊り橋ゃ ~ 一庫大路次川に沿って ~

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上天気。いつも山遊びでお世話になっている「一庫(ひとくら)公園」を取り囲む「一庫ダム」。そのダム湖、「知明(ちみょう)湖」にそそぐ川の一つ、「一庫大路次(ひとくらおおろじ)川」に沿って上流に向かってウォーキングをしてみることにした。お目当ての目的地は、「龍化渓谷」にかかる「龍化吊り橋」。車では訪れたことがあるが、歩いては初めてである。

湖畔の駐車場に車を置き、川沿いの平坦な道を歩き始める。このあたりは、春は桜、秋は紅葉と景色も楽しめる道であるが、まだ紅葉には程遠い。真っ赤な「桜橋」を過ぎると、対岸を走る丹波地方への国道173号線とはちがって、ほとんど車も通らないので、ゆったりと安全で静かにウォーキングを楽しめる。

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「ナラガシワ(楢柏)」でしょうか、大きな「どんぐり」が鈴なりに、また自生する柿も赤く色付いている。ダム湖では、ブルー・ギルやブラックバス釣りが盛んで、渓流では鮎、アマゴ釣りが楽しめるので釣り人も見かけた。45分ほど歩くと、ダム湖も終わり、岩の間を急な流れが走る「龍化渓谷」が始まる。対岸にダムが出来る前の旧国道のトンネルと、その上にできた川沿い遊歩道のための新しいトンネルを見ると、もう目的地、「龍化吊り橋」である。

駐車場より往復1時間半。気候も良くてあまり汗ばむこともなく快適ウォーキングであった。「♪ 山の吊橋ゃ どなたがとおる ・・・ ♪」。「春日八郎」の歌だったでしょうか。

さて、今宵の曲は、「ブリッジ/The Bridges」。JAZZでは「ソニー・ロリンズ/Sonny Rollins」の同名のアルバム、「The Bridge/橋」(1962年)が有名であるが、取り上げるのは、ブラジルを代表するシンガー・ソングライター、「ミルトン・ナシメント/Milton Nascimento」の曲で、彼の名を一躍世界的に有名にした「The Bridge/橋」。橋を自分の人生になぞらえた傑作。今、私も自分の渡ってきた橋を振り返って見、そして、これからわたっていく橋を思い描く。そんな英語詩の「Bridges」が、私は好きである。

「♪ I have crossed a thousands bridges  私はいくつもの橋を渡ってきた 
   in my search for something real    真実を求めて 
   There are great suspension bridges  くもの巣のような
   made like spider webs of steel      大きな鋼の吊り橋も 
   There are tiny wooden trestles      小さな丸太の橋も
   and there are bridges made of stone  そして石造りの橋も 
   I have always been a stranger       旅する私はいつも異邦人で
   and I’ve always been alone          いつも孤独だった 

   There’s a bridge to tomorrow        明日に繋がる橋がある 
   There’s a bridge from the past       過去から繋がっている橋がある 
   There’s a bridge made of sorrow     終わってほしいと祈りながら渡る
   that I pray will not last             悲しみの橋もある

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・                 ・・・・・・・・・・・・・・

    I can see him(her) in the distance     遥か遠く、川の向こう岸に佇む
    on the river’s other shore           あの人が見える
    And his(her) hands reach out longing  そして両手を差し伸べている
    as my owns have done before        かって私がそうしたように
    And I call across to tell him(her)       私は向こう岸の彼に呼びかけてみる 
    where I believe that bridge must lie    信じれば、きっとそこに橋はあると
                   
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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歌姫は私が日本最高のJAZZシンガーと思っている「伊藤君子」。かってコンサートで、大好きな歌の一つと語り、この歌を観客と一緒にハミングをした思い出もある。アルバム「Once You’ve been in Love/一度恋をしたら」(2004)は、「小曽根真」プロデュースにより、ビッグバンドをバックに歌う。スイングジャーナル誌ゴールドディスクに輝く傑作である。

Once You’ve been in Love

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

2007年の「Java Jazz Festival 2007」のライブより。


「Kimiko Itoh - Bridges live at Java Jazz Festival 2007」

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さて、もう一曲の「Bridge」つながりは、「Chelsea Bridge」(1941) 。「Chelsea Bridge」はロンドン・テムズ川に架かる橋であるが、「ビリー・ストレイホーン/Billy Strayhorn」によるJAZZのスタンダードでもある。「デューク・エリントン/Duke Ellington」、「ベン・ウェブスター/Ben Webster」、「ウィントン・マルサリス/Wynton Marsalis」、「キース・ジャレット/Keith Jarrett」、「トニー・ベネット/Tony Bennett」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」などそうそうたるJAZZレジェンドたちによって録音されている。

今宵は、泣かせのテナー、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」。アルバムは、「Nocturnes And Serenades」(2006)。

Nocturnes & Serenades

Scott Hamilton / Concord Records

「Chelsea Bridge – Scott Hamilton」

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いつもならここで終わるのですが、なんとなくウォーキングの余韻で聴きたくなった曲があります。1980年代に活躍したアメリカの女性シンガー・ソングライター、「カーラ・ボノフ/Karla Bonoff」が歌う、「悲しみの水辺/The Water Is Wide」。

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「カーラ・ボノフ」。1951年カリフォルニア生まれ。最初は、「リンダ・ロンシュタット/Linda Ronstadt」のバックコーラスを勤めていたらしいが1977年に自らの名前をタイトルにしたアルバム、「カーラ・ボノフ/Karla Bonoff」で自らも歌手デビューした。「ジェームス・テイラー/James Taylor」、「J.D.サウザー/John David Souther」、「グレン・フライ/Glenn Frey」など豪華ミュージシャンがサポートしたこのアルバムは、名盤として高い評価を受けた。

そして「悲しみの水辺」が収録されているセカンド・アルバム、「ささやく夜/Restless Nights」(1979年)が、その人気を決定付けた。静謐さや孤独感、寂寥感が前面に出て、それが日本でも多くのファンを獲得した理由でしょう。

16世紀頃から伝えられているスコットランド民謡が元歌だそうです。「悲しみの水辺/The Water Is Wide」。

【 The Water Is Wide 】

「♪ The water is wide, I can’t cross o’er   この海は広すぎて 私には渡れない  
   And neither have I wings to fly      飛んで渡る翼も持っていない
   Give me a boat that can carry two    だから二人して渡れる船を下さい
   And both shall row, my love and I    そうすれば愛する人と私で漕いで渡れるから

   Now love is gentle and love is kind     今、愛は優しく、今、愛は穏やか
   The sweetest flower when first it’s new  花は最初に開くときが一番甘く香るという
   but love grows old and waxes cold      愛もやがては輝きを失い
   and fades away like morning dew      朝露のように消えてしまうでしょう  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

ささやく夜

カーラ・ボノフ / SMJ

「The Water Is Wide(Traditional)with lyrics – Karla Bonoff」

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風の歌が聴こえる  ~風のミュージアム再訪~

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久しぶりに訪れた兵庫県三田市にある「有馬富士公園」。我が家から来る前45分程度のところにある。今日訪れたのは、178.2ha (全体計画面積416.3ha)もある広大な公園の北のエリア、休養ゾーンにある「風のミュージアム」。ここは、同市在住の彫刻家の「新宮 晋(すすむ)」氏によって寄贈された、風で動く彫刻たちが置かれた彫刻公園である。何回か来たことはあるが、前回、公園に来た時は、この公園で開催されたシンポジウムの時。見たいと思ったが、ほとんど時間もなく、また12月ということもあって、立ち寄ることができなかった。(参照拙ブログ「風に舞う彫刻たち」

天気も上々、快適な日差し。風もそよ風。休日なのに、メインのエリアからは相当離れた所にあるためか、ほとんど人がいない。ちょっと坂を登って、開けた芝生の広場に出ると、「風のロンド」(下の写真)、「風の結晶」などと名付けられた、風や水の自然エネルギーで動く作品12点が動いている。風に踊っている。静かな自然の中で、音も出さずに、舞っているちょっと不思議な空間。ゆっくりと散策し、彫刻を見ながら時を過ごす。次回はこの地域のシンボルでもある「有馬富士」に登ってみよう思う。

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そういえば、「村上春樹」のデビュー作は、「風の歌を聴け」だったなあ ・・・。そんなことを思い出しながら帰路に着く。

はやり、この曲でしょうか。日本では「風のささやき/The Windmills Of Your Mind」というタイトルで知られる映画、「華麗なる賭け/The Thomas Crown Affair」(1968 )の主題歌。監督「ノーマン・ジュイソン/Norman Jewison」、主演「スティーブ・マックイーン/Steve McQueen」、「フェイ・ダナウェイ/Faye Dunaway」。犯罪映画ですが、映画館で見たその当時、フレッシュでオシャレな映像に痺れたものです。日本での公開は1968年。主題曲、「風のささやき」は、その年、アカデミー主題歌賞を受賞した。

作曲は、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」、英語詩の作詞は、「アラン・&マリリン・バーグマン/Alan Bergman and Marilyn Bergman」夫妻。歌い手は、イギリス出身の名優、「レックス・ハリソン/Rex Harrison」の息子の「ノエル・ハリソン/Noel Harrison」。 1999年には、「ピアース・ブロスナン/Pierce Brosnan」主演でリメイクされているが、その時の歌い手は、「スティング/Sting」だった。

【 The Windmills Of Your Mind 】

「♪ Round, like a circle in a spiral    回る、まるで渦巻きの渦のように
   Like a wheel within a wheel     まるで車輪の輪のように 
   Never ending or beginning       始まりも終わりもなく
   On an ever spinning wheel       回り続ける糸車のように
   Like a snowball down a mountain  山を転がって下る雪玉のように
   Or a carnival balloon            あるいはカーニバルの風船のように
   Like a carousel that’s turning     くるくる回る回転木馬のように
   Running rings around the moon    月の周りにあらわれる暈(かさ)のように
   Like a clock whose hands are sweeping  針がくるくる回る時計のように
   Past the minutes on its face        時は文字盤の上で進み
   And the world is like an apple       世界は宇宙の中で静かに回っている
   Whirling silently in space           一個のリンゴのようなもの
   Like the circles that you find         君が心に描いている
   In the windmills of your mind         風車の輪のように

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Like a circle in a spiral          まるで渦巻きの渦のように
   Like a wheel within a wheel      まるで車輪の輪のように 
   Never ending or beginning       始まりも終わりもなく
   On an ever spinning wheel       回り続ける糸車のように
   As the images unwind          まるでイメージが解きほぐされるように
   Like the circle that you find      君が心に描いている
   In the windmills of your mind     風車の輪のように      ♪」

多くの歌手がカバーしているし、それぞれ微妙に歌詞が異なるらしいが、今宵はふたりのディーヴァの歌唱を ・・・。
まずは、生まれ故郷、ミネソタ州ミネアポリスを本拠とし、世界中で活躍を続ける女性ヴォーカルで、どんな曲でも自分の世界に作りかえてしまう、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」。ここではこの歌を、ジプシー・スウィングの世界に染め上げている。一緒にスウィングするのは、「ホット・クラブ・オブ・スウェーデン/The Hot Club of Sweden」。
 

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Connie Evingson / CD Baby

「Connie Evingson & The Hot Club of Sweden – Windmills Of Your Mind」

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そしてオランダは、アムステルダム出身の大姉御、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」。旧知の仲の「ミシェル・ルグラン」とのコラボアルバム、「Watch What Happens – When Laula Fygi Meets Michel Legrand」(1997)から。「Et Si Demain」ではふたりのデュエットを披露している。

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Laura Fygi / Verve Forecast

「Laura Fygi – The Windmills Of Your Mind」

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そのいぶし銀のような演技を思い出しながら ~ 志村喬記念館を訪ねて ~

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天空の城、「竹田城」を後に「生野銀山」へと向かう。その鉱山の町、朝来市(あさご)生野町の街中に「志村喬記念館」はある。

「志村 喬(しむら たかし)」。1905年(明治38年)、朝来市(あさご)生野町生まれ。本名は「島崎 捷爾(しまざき しょうじ)」。父は三菱生野鉱業所の冶金技師であり、幼少期を生野鉱山の社宅(甲社宅)で過ごした。その鉱山幹部社員の社宅が、現在「朝来市旧生野鉱山職員宿舎」として保存されており、その一棟が記念館となっている。

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舞台俳優を経て映画俳優となり、昭和9年に銀幕デビュー。戦前は脇役として時代劇などで活躍。戦後も東宝を中心に数多くの作品に出演。生涯で出演した映画の本数は443本に上るという。黒澤明監督との出会いは、昭和18年。のちに黒澤作品には欠かせない俳優となり、「生きる」、「七人の侍」を始め、彼の監督作の殆どに出演している。最後の黒澤映画は、「影武者」である。そのいぶし銀と称された演技は、海外でも高い評価を受け、1961年(昭和36年)には黒澤の代理として「ベルリン映画祭」に出席、多くの欧米の映画人から祝辞を述べられたという。昭和57年(1982年)、永眠。享年76歳。

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「志村喬×黒澤明」。その作品のほとんどを私は観ている。癌にかかっていると悟り、余命いくばくもない官吏「渡辺勘治」を演じた「生きる」。ラスト近く自ら完成させた雪の公園でブランコに乗り、「ゴンドラの唄」を歌うシーン。野党に立ち向かう侍のリーダー、「島田勘兵衞」を演じた「七人の侍」の迫力あるアクションシーン。いずれもがはっきり脳裏に刻み込まれている。館内に陳列されているポスター、台本、遺品などで彼のシーンを思い出しながら、「生野銀山」へと車を向けた。

さて、今宵、名優「志村 喬」を偲んで、「七人の侍」」(1954)のテーマ」としましょうか。作曲は、「早坂文雄」。

「七人の侍のテーマ」

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天空の城へ

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今日の「おやじの遠足」は、天空の城、兵庫県朝来市にある「竹田城」。最近人気の城跡である。前々から同じ兵庫県にもあり、かねてから行きたいとは思っていた城跡。しかし、現役時代はなかなか機会を得ず、また定年後も、雲海に浮かぶ城跡を見ようと思っていたので、そのためには夜中車を走らさねばならず、二の足を踏んでいた。今回雲海はないが、いい機会でもあり、山の遊び仲間と共に訪れてみた。

思い立った理由のひとつは、足腰がまだ達者なうちに行っておこうと思ったこと。もう一つは、「降旗康男」監督、最後の主演作品となった「高倉健」の映画、「あなたへ」(2012)で、竹田城跡のシーンが強く印象に残っていたためである。「田中裕子」演ずる英二の妻洋子が、かって童謡歌手のころ、この城跡で、「宮沢賢治」の「星めぐりの歌」を歌うシーンがあった。妻亡きあと、「高倉健」演ずる英二が城跡を訪れて、亡き妻を偲ぶシーンも。「星めぐりの歌」、こんな歌でした。

「♪ あかいめだまの さそり
   ひろげた鷲の  つばさ
   あをいめだまの 小いぬ、
   ひかりのへびの とぐろ。
    ・・・・・・・・・・・・・・・     ♪」  (宮沢賢治)

「星めぐりの歌 映画「あなたへ」より」

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わが家から地道と高速を走ること2時間ほどで、麓のバスターミナルのある「山城の郷」へ着く。そこからシャトルバスで城跡登り口まで行き、あとは徒歩で登っていく。最後の石段だけはすこしきつかったが、あとは比較的平坦な道。山桜やアオダモ、ガマズミなどの花を見ながら登っていく。やがて、石垣が稜線のように見えてくる。頂上は天守台があった本丸、二の丸、三の丸など400m×100mほどの狭い「縄張り」。雲海ではないけど、天守台跡から見るその眺望は絶景そのものである。吹き上げてくる爽快な風といい、名残の山桜が残る里の見晴らしといい、山頂に連なる石垣といい、その360度広がるパノラマは素晴らしい。

晩秋の雲海に浮かび上がる標高353.7mの古城山(虎臥山)の山頂に築かれた、累々たる石垣群の威容を誇る日本屈指の山城。嘉吉三年(1443年)、戦国守護大名、「山名宗全」によって基礎が築かれ、太田垣氏がその後7代に渡って城主となったが、「織田信長」の命による「羽柴秀吉」の但馬攻めで天正八年(1580年)落城したという。この辺の事情は、NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」に描かれていた。

最後の城主「赤松広秀」が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われるが、この石垣は 安土城、大阪城、名古屋城、熊本城、姫路城など名だたる名城の基礎を築いた「穴太衆(あのうしゅう)」が積み上げた「野面積み」、別名「穴太積み」。400年経た今に残る石垣。重機などのない時代に、こんな高い急な斜面によく積んだものだと、当時の技術の高さに感心する。長年の念願がかなった「おやじの遠足」であった。家に帰って感想を話したところ、「私を連れてって」というリクエスト。さてさて ・・・。

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「城」がテーマの今宵のピアノは、まずは「スウェーデンの城/Chateau En Suede」。「ケニー・ドリュー/Kenny Drew」を選んでみました。メロディを重視したその端正なピアノと聴きやすさで日本でも人気のあったピアニスト。アメリカ人でありながら、人種差別問題に嫌気が差し、パリ、デンマークのコペンハーゲンに活動の拠点を移し、以来デンマーク人のベーシスト、「ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン/Niels-Henning Ørsted Pedersen」を生涯の演奏のパートナーとした。アメリカン・ジャズを全くと言っていいほど感じさせないそのタッチとリリシズムは私をヨーロッパ・ジャズ、とりわけピアノへと誘った一人でもある。

Recollections

Kenny -Trio- Drew / Timeless Holland

「Kenny Drew trio – Chateau en Suede」

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もうひとり、欧州ジャズピアノの巨匠からアップしておきましょうか。「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」。「Castle Of Solitude (孤独の城)」。アルバムは、「Dream Dance」。他のパーソネルは、鉄壁のレギュラー・トリオを組む「マーク・ジョンソン/Marc Johnson (b)」、「ジョーイ・バロン/Joey Baron (ds)」。

Dream Dance

Enrico Pieranunzi / Camjazz


「Enrico Pieranunzi – Castle of solitude」

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春色の山里を歩く(2)

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私が住んでいる地域のごく近所の山あいにある小さな山里のウォーキング。その続き。花木を育てることを生業にしているだけあって、この時期、実に多くの花を見ることができる。まず、この近辺の山一面を飾る「ニオイコブシ(匂辛夷)」とも呼ばれている「タムシバ(田虫葉、噛柴)」。咲き始めたその白い花弁が実に清楚で綺麗である。後、数日もすれば山全体が、まるで水玉模様で覆われたようになる。

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山里を彩るそのほかの花は、芽吹く前に黄色い小さな花を枝に無数に付ける「ダンコウバイ(壇香梅)」。夜叉に見立てた黒い球果、枝から垂れ下がる尾状花序の雄花と穂状花序の雌花とが枝に同居している「ヤシャブシ(夜叉五倍子)」。最近は花粉症の原因として伐採の対象にもなっているという。

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そしてもう「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」が ・・・。この里で行う仏事に用いるため植栽されているのであろう「シキミ(樒、櫁、梻)」の花の淡黄色も清楚で可憐。しかし、花や葉、実、さらに根から茎にいたるまでの全てが毒成分を含むため要注意の木である。

こんなふうに谷間の小さな里をゆっくりと散策。気分も天気も上々。実に気持ちがいい。

こんな曲がありました。「ウォーム・ヴァレー/Warm Valley」。こんな里の情景を表しているのでしょう。「デューク・エリントン/Duke Ellington」のアルト・サックスをフューチャーした曲で、彼はオレゴンの美しい山並みを想い出して作ったという。アルト・サックスの「ポール・デスモンド/Paul Desmond」のアルバム、「Pure Desmond」から。その他のパーソネルは、「エド・ビッカート/Ed Bickert – Guitar」、「ロン・カーター/Ron Carter – Bass」、「コニー・ケイ/Connie Kay – Drums」。

Pure Desmond

Paul Desmond / Sony Jazz

「Paul Desmond with Ed Bickert – Warm Valley」

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春色の山里を歩く(1)

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私が住んでいる川西市と宝塚市の境、ごく近所の山あいに、造林や花木を育てることを生業としている小さな山里がある。少し寒いが天気は上々。今日のウォーキングは、その里を散策してみようと思い立った。たぶんもういろいろな花木が花を咲かせ、目を楽しませてくれるだろうと思ったからである。

そしてもうひとつの目的は、「コブシ(辛夷)」の仲間で、この付近の全山を覆うように咲く、「ニオイコブシ(匂辛夷)」とも呼ばれている「タムシバ(田虫葉、噛柴)」が、そろそろ見頃ではないだろうかと思ったからである。

近くの団地に車を置いて、30分ほど歩くとその里へと到着する。山裾や農家の庭先にはもう春の色がいっぱい。「コブシ(辛夷)」、「サンシュユ(山茱萸)」、「桜」などが百花繚乱状態、目にも鮮やかである。いつも山一面にまるでまだら模様となって咲く「タムシバ」は、まだポツリポツリ。見頃となるには、まだ数日ほどかかりそうだ。そのころもう一度来てみよう。

ここの山は、現在も日常の生活や仕事に利用されてる。まさに「活きている里山」そのものの風景である。

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それでは、今宵は尋常ならざる「目ヂカラ」を持つ大姉御、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」。曲はカントリーですが、見事にカサンドラ風にアレンジして歌い上げた、「レッド・リバー・バレー/Red River Valley(赤い川の谷間)」。アルバムは、「Thunderbird」から。

「カサンドラ・ウィルソン」は、偉大なヴォーカリストであることは言うまでもないが、ジャズから、ブルースやポップスにまで、そのジャンルを広げ、現在のクロス・オーバーのスター達の先駆けとなったことも忘れてはならない。そんな彼女の一面がよく出ているのが、このアルバム、「Thunderbird」である。

「Red River Valley」は、フォークソングでアメリカ西部開拓時代の甘く切ないラブソング。歌詞の中では、西部開拓時代の白人とインディアンの女性の恋が描かれる。カリフォルニアのゴールドラッシュで、一攫千金を夢見て未開の地を旅する白人の一行が、赤い河の谷間に近いインディアンの村に立ち寄った。そしてある白人男性はネイティブ・アメリカンの女性が恋に落ちる。やがてやってきた旅立ちの日、ネイティブ・アメリカンの女性は、去っていく白人男性を想い、切ない恋心を歌いあげる。そんな内容です。

「♪ From this valley they say you are going,  谷間を去っていくあなた
   We will miss your bright eyes and sweet smile, 輝く瞳と笑顔が恋しい
   For they say you are taking the sunshine, あなたは私たちの道を一時照らす
   Which has brightened our pathways a while.  太陽を運んできた  

   Come and sit by my side if you love me;  愛しているなら私のそばにいて
   Do not hasten to bid me adieu,    まだお別れなんか言いたくないわ
   But remember the Red River Valley,  忘れないで、この赤い河の谷間にいた
   And the girl that has loved you so true.   あなたを愛していた女の子がいたことを

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

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Cassandra Wilson / Blue Note Records


 

「Red River Valley - Cassandra Wilson」

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江戸から平成までを感じる街歩き  ~ 浅草界隈にて ~

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今回の「おやじの遠足・街歩き」は、お江戸・浅草界隈。というのも長男の結婚式が「浅草神社」であったので、その前日、江戸情緒の残る浅草界隈と噂の「東京スカイツリー」近辺の街歩きである。

私にとって、「浅草」は実に55年ぶり。中学校3年生の修学旅行以来である。「東京タワー」、「浅草寺」、「松竹歌劇団(SKD)」のレビューを観た事など、今でも微かに記憶に残っている。ホテルにチェックインし、長男の新居を確認したあと、大した距離でもなかろうと、「スカイツリー」を目指して、「言問通り」を歩き始める。「浅草寺」の北側をかすめ、歓楽街ではない戦前の下町情緒を味わいながら、隅田川に架かる「言問橋」に差し掛かると、目の前に巨大な「東京スカイツリー」が ・・・。

多分長い待ち時間だろうと登ることは全く期待はしていなかったのだが、なんと30分の待ち時間で上まで登ることが出来るという。定年まで勤めた会社が建築に関係していたこともあり、せっかく来たのだからと、地上350m、展望デッキまで上がってみた。さすがに高い。曇のため富士山までは見通すことができなかったが、十分な眺望を楽しむことができた。

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「東京ソラマチ」をブラブラしたあと、しばしの休憩をとり、「浅草神社」を確かめるため、「浅草寺」へと向かう。もうすっかり夕暮れ。スカイツリーのライトアップが美しい。「雷門」でバスを降り、大方は閉店してたので、観光客もまばらな「仲見世」を通り抜け、美しくライトアップされた金堂、五重塔に江戸情緒を感じ、「ロック座」、大衆演劇「木馬館」など、かって隆盛を誇った昭和の歓楽街の雰囲気も味わいながら、ホテルへと帰る。

今宵の曲。選ぶとすれば、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」と、「ケニー・バロン/Kenny Barron」のデュオのライブ・アルバムにして名盤の、「Night & The City」(1996)でしょうか。録音は1996年9月20〜22日、場所は、私も1回だけ行ったことがある、ニューヨークのジャズクラブ「イリジウム/Iridium Jazz Club」。「・・・・ 静かな緊張感、それにときおり高揚感を漂わせる音楽が生まれている。ここにあるのは、街中であれどこであれ夜ふけに耳を傾けるには最高の音楽だ。」という評。

Night & The City

Charlie Haden / Polygram Records

その中から、今回の街歩きにふさわしい「トワイライト・ソング/Twilight Song」。そして春ですね、「Spring is here」を ・・・。

「Charlie Haden and Kenny Barron – Twilight Song」

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「Charlie haden & Kenny Barron - Spring is here (Night & The City live) 」

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