JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

ついに年貢の納め時、仕方なくスマホに

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 定年退職してからは、外出先で調べなければいけない事や、緊急に対応しなければならない何かがあるわけでもなく、「PCとガラ携で十分、スマホは必要ない」とずっと抵抗してきたが、ついに年貢の納め時来たと、二人共スマホに買い変えた。変えた主な理由は、

1)長電話が好きな妻の友達は皆スマホ。ガラ携の妻と話すには1回5分以内の時間制約があるという。
2)妻の趣味のお仲間がこれまた皆スマホ。どうも同調圧力が掛かっているようだ。
3)大手スーパーの割引サービスが、紙媒体のダイレクト・メールから、スマホ・アプリに変更になるという予告が来た。

 など、妻からの圧力である。とは言いつつ、スマホの世の中になっていくのは間違いなく、時代についていくためにも、この辺が潮時かと決断。
   
 「多分初期設定や使い方できっと質問攻めにあうだろうな」と危惧していたが、一応私も工学部卒、私も使っていなければ、質問に答えることもできない。案の定、家に帰ってから妻からいろいろ聞かれても、残念ながら答えられない。簡単なマニュアルを見ながら、悪戦苦闘しつつ、なんとかアカウントの設定、一部機能を使うまでには至った。PCとは操作方法が全く違うことにかなり戸惑う。きっと、スイスイと使いこなしている息子か孫娘に聞いたほうが早いんだろうな。
    
 こうやって、GAFAだ、ビッグデータだのという、この先チラチラ見えるAIに操られる社会に取り込まれていくんだ。
    
 さて、今宵の曲、「The telephone song(Oh Telephone とも)」。リオデジャネイロ生まれ、ブラジルの作曲家、ソングライター、レコード・プロデューサー、ジャーナリストで一時、「エリス・レジーナ/Elis Regina」のパートナーだった、「ホナルド・ボスコリ/Ronaldo Bôscoli」の作詞・作曲。それに、「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」が英語詩をつけた。
  
【 The telephone song 】   By Ronaldo Bôscoli, Norman Gimbel & Roberto Menescal
    
「♪ Buzz! Buzz! Line is busy every time that I call  私が電話してもいつもお話中
  Buzz! He’s the longest talker I’ve ever known    なんて長電話なの 彼は
  Buzz! Buzz! I’ve been trying hard to reach him all day もう一日中かけ続けているわ
  Buzz! When I get him I’ll forget what to say 繋がった時には言おうとした事を忘れてしまっているわ

  Should I call the operator?        交換手に聞いてみようかしら
  Is the number that he gave me my own?  彼が番号を教えてくれたのは私だけかって
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
    
 可憐な声で電話をかけてくれるのは、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」。アルバムは、「To Brazil With Love/フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル 」(2011)から。


  
To Brazil With Love/フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル
Diana Panton/ダイアナ・パントン
MUZAK,Inc.


    
    

「Diana Panton -The telephone song」

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 大姉御、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」の円熟の電話も。アルバム「The Lady Wants to Know」(1994)に収録されていますが、ライブ映像で。


  
The Lady Wants to Know
Laura Fygi/ローラ・フィジィ
Mercury


    
    

「Laura Fygi – Oh Telephone」

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「Laura Fygi – Oh Telephone」


 次は、ロンドン生まれで、南アフリカ共和国で育ち、その後ニュー・ヨークに移り、「マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック」を卒業、ニュー・ヨークを拠点に活動しているという気鋭のボーカリスト&ソングライター、「ニッキー・シュライア/Nicky Schrire」のかける電話は、「Bless the Telephone」。アルバムは、「Space and Time」(2013)。
   
 彼女が、3人のピアニスト、「ファビアン・アルマザン/Fabian Almazan」、「ジェラルド・クレイトン/Gerald Clayton」、「ギル・ゴールドスタイン/Gil Goldstein」とそれぞれ4曲ずつ共演したヴォーカル&ピアノのデュオ・アルバム。アレンジはすべて「ニッキー・シュライア」が担当、プロデューサーは、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」等を手掛けた「マット・ピアソン/Matt Pierson」。透明感ある歌声とピアノのデュオ。親密でイノセントな空間。


   
Space & Time
Nicky Schrire/
Nicky Schrire Music


    
    

「Bless the Telephone(feat. Gerald Clayton) – Nicky Schrire」

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差し迫った問題ではありませんが ・・・

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思い立っていくつかの霊園を回ってみた。市が運営する霊園の募集があったのを機会に、自分の墓をどうするのか、差し迫った問題ではないが、終活の、またその先の話である。「墓など持たない」、「両親の眠っている故郷の墓に入る」、「今住んでいる地域に墓を持つ」と3つの選択肢があるのだが、決めかねているのが本音。とりあえず3番目の選択肢の検討を始めるべく、市営霊園や今流行りだという樹木葬を含む民間の霊園を回ってみた。いずれも足の便のことも考えなければならない高台にあったが、下から上がってくる風に吹かれながら、母親が好きでよく聴いていた歌を思い出した。

 「千の風になって」。アメリカ合衆国で話題となった詩、「Do not stand at my grave and weep」に、2001年、「新井満」が、日本語に訳し、自ら曲を付けた。原詩の3行目、「I am a thousand winds that blow」から、「千の風になって」のタイトルがつけられたという。詩の原作者は、諸説あってまだ定まっていないらしい。

【 Do not stand at my grave and weep 】    作者不詳、作曲:新井満

「♪ Do not stand at my grave and weep,
  I am not there, I do not sleep.

  I am a thousand winds that blow.
  I am the diamond glint on snow.
  I am the sunlight on ripened grain.
  I am the gentle autumn rain.

  When you wake in the morning hush,
  I am the swift, uplifting rush
  Of quiet birds in circling flight.
  I am the soft starlight at night.

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 ニュージーランド、クライストチャーチ出身の歌手、「ヘイリー・ウェステンラ/Hayley Westenra」の歌唱。16歳で日本CDデビューを果たしたヘイリーの1stアルバム「純~21歳の出会い」(2013)から

純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス/Hayley sings Japanese songs
ヘイリー・ウェステンラ/Hayley Westenra
UNIVERSAL CLASSICS


   
   

「Hayley Westenra - Do not stand at my grave and weep(千の風になって)」

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 「新井満」自身の歌唱も。      
     
【 千の風になって 】    訳詩、作曲:新井満

「♪ 私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません 眠ってなんかいません

  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹き渡っています

  秋には光になって 畑にふりそそぐ
  冬はダイヤのように きらめく雪になる
  朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
  夜は星になって あなたを見守る

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
 
  

「千の風になって ~ 新井満」
  
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その齢でもまだ勉強ですか?

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 連休明けは、川西市が主催する「高齢者大学 りんどう学園」の開講式から始まった。いわゆる生涯教育の一環であるが、誘われて今年から私も受講することになった。市が昭和59年から行っている生涯教育で、今年は36回目だそうだ。基本的には、「文芸学科」・「自然学科」・「わがまち学科」・「歴史学科(古代・考古学)」・「ことば学科」・「水墨画学科」の6学科を年16回、2年間にわたって受講する。その他に1年間11回だけの一般教養講座があり、私はそちらを受講することになっている。人気の学科は定員の2倍を超える応募があったという。今年は、7学科、1、2年生あわせて290名でスタートする。開講式のあと、早速、大阪府立大学教授、「田中宗博」氏による『説話をどう語るか ~「宇治拾遺物語」独自説話の方法~』という第1回目の講義がスタートした。

 NHK-TVの人気キャラ、「チコちゃん」によると、「大人が時間を短く感じるのは、子供の頃に比べて、ときめきが少ないから」だそうだ。この受講を通じて、新鮮さや驚き、学ぶことや成長することの楽しさを、この齢になっても感じることができれば、流れていく時間を多少は長く充実して感じることができるかもしれない。そう思いながら、居眠りすることもなく、興味深く講義を聴くことができた。人生100年時代、これからもますますシニアの学びの場、生涯教育のマーケットは拡大していくに違いない。

 さて今宵の曲。「What Are You Doing for the Rest of Your Life ?/邦題:これからの人生」。これからもますます元気で365連休を重ねていくすべてのシニアの皆さんへ贈ります。この歌は、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」作曲、「アランとマリリン・バーグマン/Alan Bergman and Marilyn Bergman」夫妻が作詞した曲で、私は見てませんが、1969年の映画「The Happy Ending」に使われた。

【 What Are You Doing for the Rest of Your Life 】 
                    by Alan Bergman and Marilyn Bergman , Michel Legrand

「♪ What are you doing the rest of your life?  あなたはこれからの人生をどう過ごすの?
  North and South and East and West of your life あなたの人生を取り巻く色々のことについてもよ
  I have only one request of your life      たった一つお願いがあるんだけど、
  That you spend it all with me       それはこれからもずっと一緒に過ごして欲しいってこと

  All the seasons and the times of your days  どの季節も、どの日々も、
  All the nickels and the dimes of your days  日々の中で起こるつまらない些細なことも
  Let the reasons and the rhymes of your days  日々の中で起こる変化やその理由も
  All begin and end with me       すべて一緒に始まり、そして終わるようにしてほしいの

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」


     
 この歌を歌っているアーティストは沢山いるが、二組のデュオで。

 まずボーカル。おしどり夫婦ですね、私は「ステイシー・ケント/Stacey Kent」が、どのアルバムでも寄り添っている彼女の最愛のパートナー、「ジム・トリンソン/Jim Tomlinson」が、彼の名義でリリースしたアルバム「The Lyric」(2006)の中で唄っているの歌唱がお気に入りである。


   
The Lyric
Jim Tomlinson & Stacey Kent/ジム・トムリンソン & ステイシー・ケント
Parlophone (Wea)


    
     

「Jim Tomlinson & Stacey Kent – What Are You Doing The Rest Of Your Life」

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 そして、イタリアのロマン派ピアニストで、最近注目されている「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」とロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)から。

 「デュオノミクス」と読むんでしょうか、ブログ友からのおすすめアルバム。「ミケーレ・ディ・トロ」は初めて知りましたが、「ユーリ・ゴロウベフ」は、2016年12月の「Hyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバル2016 アトリエ澤野スペシャル」で「ロベルト・オルサー/Roberto Olzer」のライブで初めて聴いた。その無骨で太い指から繰り出される音は、メロディアスで、ダイナミックで、しかも凄まじい早弾き。これはリズム・セクション、サポートという域を超えていると驚嘆したことを覚えている。1972年ロシア・モスクワ生まれで、「チャイコフスキー音楽院」でクラシックを学び、やがてイタリアに活動拠点を移し、ジャズに転向したというが、その正確なピッチと想像力に富んだインプロヴィゼーションの技量はイタリア・ジャズ界で引く手あまただという。

Duonomics
Michele Di Toro & Yuri Goloubev/ミケーレ・ディ・トロ&ユーリ・ゴロウベフ
Caligola


      
      

「What Are You Doing the Rest of Your Life? – Michele Di Toro & Yuri Goloubev」

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やっと10連休が終わった

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 やっと10連休が終わった。「終わってくれた」というのが正直な感想。昔から「ゴールデン・ウィーク」というのが、好きでなかった。「早く終わってくれ」とさえ思っていた。

 というのも、まだ現役で子供も小さかった頃、私は5連休だが、学校は暦通りで飛び石連休。それでも家族サービス、どこかへ出かけなくてはならず、覚悟していたとは言え、渋滞、人ごみで大変な目に何回もあった。そして、夏のボーナス前のこの時期、入学、新学期、卒業、いろいろな税金、昇給精算は6月ということもあって一番お金のない時期でもあった。なんとかお金をかけずに、渋滞、人ごみを避けて楽しむ術はないかといつも頭を悩ませていたような気がする。定年後は、その答えは簡単に見つかった。この時期、遠出はしないことである。なんせ、こちとら、2009年に完全リタイヤしてから、365連休を10年間続けている休日消化のプロである。いまは花の季節、ウォーキングを含め、楽しむ場所はご近所にいくつもある。

 そうやって、ここ10数年GWをやり過ごしてきたが、今年は10連休、「どうなることやら」と思ったが、孫の初節句などもあり、いつもどおり遠出はしないので、人ごみや渋滞に巻き込まれることもなく、穏やかに10連休が終わった。一斉に休む祝日・休日より、欧州のバケイションのように、都合がいい時に自由に休める有給休暇を5連休、10連休などに義務化したほうが、子供の夏休みなどに合わせられて、もっと使い勝手がいいのにといつも思うのだが、なかなかそうもいかないんでしょうね ・・・。世のお父さん、お母さん方本当にご苦労さんです。


 今宵の曲、1963年、カナダ生まれの「ホリー・コール/Holly Cole」の歌唱から、休日にちなんだ2曲を。「Everyday will be like a holiday(毎日が休日のようになるかも)」、「Your Mind Is On Vacation(心はもうバケーション)」。オーソドックスなスタンダードを自分の世界に変え、一幕の芝居を見るような、そんなアルバム作りをするという印象を持つ女性ボーカルと評価している、私ご贔屓の歌手。

 1986年に、ドラムレスの「ホリー・コール・トリオ」を結成。しかし、1987年、トリオでの初ライヴの前日、交通事故により顎の骨を砕き、歌手としては再起不能とまで言われた。その後、血の滲むような努力で怪我を克服し、1989年にデビューした苦労人でもある。

【 Everyday will be like a holiday 】   by William Bell, Booker T. Jones

「♪ Everyday will be like a holiday  毎日が休日のようになる
   When my baby             あの娘が帰ってきたら
   When my baby comes home   あの娘が帰ってきたら

   Now she’s been gone         今は離れていても
   For such a long time          長い間離れていても
   Ever since she’s been gone     離れてしまってからも
   She been on my mind         あの娘は僕の心の中にずっと

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・    ♪」  

 収録アルバムは、「ベッドでタバコを吸わないで/Don’t Smoke in Bed」(1993)ですが、「the Montreal International Jazz Festival」でのライブをアップしておきます。「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli (g)」がフューチャーされています。

Don’t Smoke in Bed
Holly Cole Trio/ホリー・コール・トリオ
Blue Note Records


    
    

     
「Holly Cole Trio – Everyday Will Be Like a Holiday」

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 次の曲、「Your Mind is on Vacation」は、最新作、「HOLLY」(2018)から。


   
Holly
Holly Cole/ホリー・コール
Imports


     
    

「Your Mind Is On Vacation – Holly Cole」

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家族を見守ってきた桜も今は ・・・

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 大人の手でふた抱えもありそうな、多分「ソメイヨシノ(染井吉野)」と思われる桜の大木の根切りをしている。ブロック塀を壊しての作業である。桜の根が伸びてすぎて、塀を壊しそうになっているからであろう。その作業を見守るご高齢の家人。

 「ソメイヨシノ」。その寿命は60年とも言われている。近隣の団地の桜の名所ともなっている桜並木。その「ソメイヨシノ」も団地が出来てから50年近く経ち、朽ちて倒木の恐れがあるというので、一部で伐採が始まっている。「ソメイヨシノ」はクローンなので、戦後多く植えられた、日本全国の「ソメイヨシノ」に寿命が近づいている。この桜の大木も、この団地が開発されてから50年ほど前、家を建てるときに、庭に大きく育った桜を移植したのであろう。この桜は、ずっと家族の成長や歴史を見守ってきたのだ。そろそろ寿命が近づいたとは言え、根切りを見守っていた家人の想いが伝わってくる。

 しかし、この桜、枝が電線を超えて歩道に張り出しているし、夏から秋にかけて大量の葉を撒き散らす。いずれは伐採が必要だろうが、伐採しようとすれば、この太さである。ここまで育ってしまうと、とても一筋縄ではいかない。プロの庭師に頼んで、重機で支えるなど、慎重に伐採する必要がある。とにかく大ごとになり、費用も相当かかるだろう。

 結論から言うと、庭木に愛着があり、伐るに忍びないことはよく分かるのだが、市街地や住宅団地ならば、とくにあまり大きくならないうちに、早めに伐採をすることである。私もここ2年ぐらい知り合いに頼まれて、庭木を何本か伐ってあげたし、我が家でも大きくならないよう定期的に伐っている。桜と言わず、大きくなりすぎた庭木、空家問題とともに、今後高齢者にとって負担となる大きな問題になるだろう。そして、寿命が来ている桜、公園の桜でも伐採には住民の反対があるという。古来「桜」といえば、「ヤマザクラ/山桜」であった。桜偏重、とくに150年ほどの歴史しかない「ソメイヨシノ」偏重を考え直す時期かもしれない

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 さて、今宵のピアノ、「アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio」のライブ録音盤、「Live From The Inside Out」。寺島レコードから、ソロ・アルバム、「オーガスティン/Augustine」と同時にリリースされたもの。実は、レビューをみると「ノイズが入っていて興ざめ」という酷評があり、躊躇していたアルバム。ブログ友の勧めもあり、聴いてみたが、全くの杞憂であった。歳をとって聴力が衰えてきたせいか、私の再生装置が高級ではないためか、正直言ってノイズなど全く気にならなかった。むしろ今まで聴いてきたガラティのアルバムの中で5本の指に入るといっていい。ライナー・ノーツによると、ピアノの弦の上に紙を置いて、あえて出している音だという

 元来、私は音楽は想像力で聴くものと思っているから、オーディオ装置やアナログ/ディジタルにもほとんど執着はない。ただし、シニア世代、物(CD)を所有するという価値観をなかなか捨てきれないでいる。そんな意味では、人に樹木の伐採など語る資格はないかもしれない。いずれにしても、このCDを聴いて、ガラティへの執着は一層強くなってしまった。

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Live From The Inside Out/ライブ・フロム・ザ・インサイド・アウト(ライブ録音盤)
Alessandro Galati Trio/アレッサンドロ・ガラティ・トリオ
寺島レコード


     
      

 まだYOUTUBEにはアップされていません。同じ寺島レコードからリリースされた、前作、「シェイズ・オブ・サウンズ/Shades of Sounds」(2018)から、「You’ll Walk In The Field」を。

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Shades of Sounds/シェイズ・オブ・サウンズ
アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio
寺島レコード


      
          

    
「Alessandro Galati Trio – You’ll Walk In The Field」

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今年も孫娘からチョコをもらって喜ぶが ・・・

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 孫娘がバレンタインのチョコレートを持ってやってきた。クリスマス、ハロウィン、母の日など私の子供の頃には祝うこともしなかった洋風の習慣。バレンタインもその一つ。商業主義に乗せられていることは十二分承知しているし、多分もらわなかったとしても、全くどうってことなないと思うが、実際、孫もらってみると嬉しい。でも業界に上手く乗せられて、単純に喜んでいてもいいのだろうかという思いも ・・・。かってこの時期に、アメリカに出張していたとき、同行していたスコットランド人に、「もうバレンタインのカード用意した?」と聞かれた。日本では、女性から男性にチョコレートを贈ることが習わしと理解されているようだが、欧米では、夫婦、恋人同士で、カードやプレゼントを交換し合うことで、チョコを贈るということではないようである。そう言われて、その時限りであったが、アメリカで、妻へのカードを買ったことを記憶している。

 さて、バレンタイン・ディのプレゼントの定番が、チョコレートなら、曲の定番はあまりにも有名な「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」作曲、「ロレンツ・ハート/Lorenz Hart」作詞の 「マイ・ファニー・バレンタイン/My Funny Valentine」。そして、定番のアーティストは、「チェット・ベイカー/Chet Baker」でしょうが、ちょっと趣向を変えたカバーで、聴いてみましょうか。

 まずは、イケメン・トランペッター、「クリス・ボッティ/Chris Botti」から。アルバムは、「Thousand Kisses Deep」(2003)ですが、ここでは、「スティング/Sting」をフューチャーした、2005年12月のライブ映像で。動画に登場する女性は、「トゥルーディー・スタイラー/Trudi Styler」、イギリスの女優で「スティング」の奥さんだという。

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Thousand Kisses Deep
クリス・ボッティ/Chris Botti
Sony


      
     

「Chris Botti with Sting – My Funny Valentine」

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 ピアノを二人。「ダニーロ・レア/Danilo Rea」率いる「ドクター3/Doctor 3」のアルバム、「ブルー/Blue」(2007)と、もう巨匠と呼んでもいいでしょう、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」のアルバム、「パリジャンのポートレート/Parisian Portraits」(2007)から。

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Blue
Doctor 3
Via Veneto


     
     

「Danilo Rea/Doctor 3 – My funny Valentine」
  
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Parisian Portraits
エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ/Enrico Pieranunzi Trio
Egea


     
      

「My Funny Valentine – Enrico Pieranunzi」
 
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 最後は、いまや絶滅危惧種かもしれない男性ジャズ・ボーカル、「マット・ダスク/Matt Dusk」。アルバムはずばり、「My Funny Valentine: the Chet Baker Songbook」(2013)。

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My Funny Valentine, The Chet Baker Songbook
マット・ダスク/Matt Dusk
Rambling Records


     
      

「Matt Dusk – My Funny Valentine」
  
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ひと冬に一度くらいは、スタッドレス・タイヤの効用を実感しないと

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 梅の花の香りを楽しんでウォーキングした翌日、春が近づいたと思ったらまた一転、冬へと逆戻り。朝から雪が降っている。たしか今季3度目だろうか。私の住んでいる地域では、北摂地方でありながら、能勢や丹波と違って、ひと冬に雪が降るのはその程度。だから、ご近所でもスタッドレス・タイヤを履いている人はほとんどいないが、私は、炭焼きや故郷松本行きがあるので、用意万端で準備してある。しかし、スタッドレス・タイヤを履いていても、ほとんどが普通の道路。それではもったいなく、せめてひと冬に一度くらいは、その効用を実感しないと、なにか損した気分になる。去年は、炭焼き当日に大雪、その効用を実感した。さて、雪道。買い物に出かけようか ・・・。

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 今宵のピアノ演奏は、すこし暖かいピアノをということで、「ウラジミール・シャフラノフ・トリオ/Vladimir Shafranov Trio」のショパンの「ノクターン/Nocturne」。アルバム、「Easy To Love」(2007)から。

 「ウラジミール・シャフラノフ」といえば、ヨーロッパJAZZ紹介の草分けの関西のレーベル、「澤野工房」の看板ピアニストの一人である。1948年、レニングラード生まれ、現在はフィンランドに移住し、ヘルシンキを中心に活躍している円熟の欧州ジャズ・ピアノの中心人物。私も2010年、「ひょうごクリスマス・ジャズ・フェスティバル」で彼のコンサートを聴いている。そんな「ウラジミール・シャフラノフ」の名を高めたのが、「White Nights」。1990年録音、リリースされたあと廃盤となり、長い間幻の名盤とされたが、「寺島靖国」氏が取り上げたことで注目され、「澤野工房」から、1999年、復刻され、一躍日本でその名を知られるようになった。

 「Easy To Love」。とにかくよく歌うピアノである。まるで水が流れるように、小鳥が舞い遊ぶように、指が鍵盤を縦横に走る。ほどよく肩の力が抜けた感じが心地よく、そのスイング感とリリシズム、情熱的な演奏は極上のBGM。パーソネルは、「Vladimir Shafranov (piano)」、「ジョージ・ムラーツ/George Mraz (bass)」、「ビリー・ハート/Billy Hart (drums)」。

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EASY TO LOVE
ウラジミール・シャフラノフ・トリオ/Vladimir Shafranov Trio
澤野工房

     
EASY TO LOVE
ウラジミール・シャフラノフ・トリオ/Vladimir Shafranov Trio
澤野工房


        
       

「Vladimir Shafranov - Nocturne」
  
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未来は夢か悪夢か  ~ 新春妄想:「IoT」と「AI」が変える世界 ~

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 かって勤めていた会社の後輩からの年賀状に「IoT機器の開発を担当しています」とあった。正月で帰省したシステム機器のエンジニアリング会社で設計をしている三男に話を聞くと、「全社をあげて、AI、IoT機器の開発への取り組みめ」という大号令がかかっているという。
 AI:人工知能(Artificial Intelligence、AI)
 IoT:「Internet of Things」の略で、今までインターネットに接続されていなかったあらゆるモノが、
    インターネットに接続されることを意味する

 世界のレベルからかなり遅れているといわれていた日本がやっと本腰を上げ、国の政策として掲げたのが、総務省が平成27年9月、「IoT/ビッグデータ時代に向けた新たな情報通信政策の在り方」という情報通信審議会からの中間答申や、「平成29年版 情報通信白書」に盛られた政策だったろうか。

 しかし、もうすでに、「GAFA」に世界の情報通信インフラやビッグ・データは握られ、そこに日本の入る余地などなくなっているのが現状。「GAFA」は神にも擬せられるほどの力を持つようになったとも言われている。スマホをしない私でも、こうやってブログを綴ることをはじめとして、生活に必要な多くの情報や判断基準をNETからの情報に依存し、私の生活や趣味の一部すら彼らに把握されていると感じている。
 GAFA:グーグル(Google アップル(Apple) フェースブック(Facebook) アマゾン(Amazon)

 少し話は変わるが、カナダ司法省が12月1日、中国通信機器大手、「華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)」の副会長兼CFO(最高財務責任者)の「孟晩舟」容疑者を逮捕したというニュースが報じられた。背景には、4Gの100倍とも言われるほど超高速の通信を可能にし、生活のほとんどが「IoT」などを介して、ネットワークで接続され、そこに蓄積されたビッグデータからAIが判断する社会の到来に拍車をかけるという次世代の通信規格である5G(第5世代移動通信システム)の実用化が目の前に迫ってきた今、インターネットなどサイバー空間の主導権を中国企業または、その背後にいる中国政府に握らせまいとするアメリカ側の思惑があり、彼女の逮捕は、サイバー空間を支配しようと目論む中国の動きを阻止しようとするアメリカ政府の戦略の一環だという。

 この通信技術の飛躍的な進歩により、インフラ、医療、産業、サービス、教育、さらに個人の購買履歴や移動履歴、健康状態といったあらゆる分野の情報すべてが、GAFAを通じて記録され、蓄積されていくだろう。この通信インフラ、ビッグ・データを牛耳れば、今までの軍事とは違った側面で世界を支配できる「覇権」を手にすることができるのである。米中貿易戦争といい、きな臭くなってきたというのが、まず年頭に感じたこと。

 そして、この年末から正月にかけてに読んだ本は、「サピエンス全史」の作者、「ユヴァル・ノア・ハラリ/Yuval Noah Harari」の話題のベストセラー、「ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来」。

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ホモ・デウス 上/下: テクノロジーとサピエンスの未来
ユヴァル・ノア・ハラリ (著) 柴田裕之 (翻訳)
河出書房新社


     
      
     
       
       

 私たちはどこへ向かおうとしているのか。人工知能や遺伝子工学といったテクノロジーとホモ・サピエンスの能力が合体したとき、人類は何を求め、何のために生きるのか、そして世界に何が起きるのかというのが本書のテーマ。生物工学と情報工学の発達によって、世界の価値観が、人類をはじめとして、生物はただのアルゴリズムであり、人間至上主義から、AI、ネットワーク、コンピューターがすべてを把握し、人間の意志や経験よりも、データの方を信頼するデータ至上主義へ移行していき、資本主義や民主主義、自由主義は崩壊していくと著者は予見する。初夢は悪夢か ・・・。

 たしかに、もう現在、車の自動運転、AIによる人事評価、銀行にAIによる融資リスク判断、AIによる病気の診断等、そんな社会がすぐそこに来ているという事象はいくつも垣間見られる。すでに株式取引の8割はAIによるものだという。本書が予見するのは、コンピュータ・テクノロジーで世界を操るひと握りのエリートは自らを神(デウス)にアップグレードさせ、「ホモ・デウス」にするという未来である。人間の、個人のあらゆる行動や意思、選択を、すべてビッグ・データとAI(コンピュータ・アルゴリズム)が決めてくれる社会。そこでは個々の人間は、巨大なシステムにデータを提供するだけの、たんなる「IoT端末」のような存在に成り下がっていくかも知れないという恐ろしい予見。しかし、歴史学者であるハラリは、本書の中で未来は変えられると繰り返し呼びかけている。

 NHK-BSで見たハーバード大学の「マイケル・サンデル白熱教室2018(5回シリーズ)」を一挙放映する新春特集。そのひとつのテーマが「AI」だった。前述のような未来について議論があった後、「マイケル・サンデル/Michael Sandel」が学生にした最後の質問は、「過去のあらゆるデータにもとづく完璧なアバター(仮想分身)、永遠に生きつづける自分や肉親のアバターを受け入れられるか?」。学生の答えは、「受け入れられない。ミスをして反省や挫折をしたり、肉親や友人の死に直面して嘆いたりしても、それを乗り越えてなお生きていくのが人間。AIによって永遠に生き続けるアバターなど受け入れることができない。」 全員が、その答えに賛成であった。

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 今宵の曲。「Change The World」。

 「ジョン・タートルトーブ/Jon Turteltaub」監督、「ジョン・トラボルタ/John Travolta」主演、1996年の映画「フェノミナン/原題;Phenomenon」のサウンド・トラックに収録された「エリック・クラプトン/Eric Clapton」が歌ったバージョンが、グラミー賞の最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞・最優秀ポップ男性ボーカル賞を受賞ことで、クラプトンの代表曲となった。

【 Change The World 】 by Gordon Kennedy / Wayne Kirkpatrick / Tommy Sims

「♪ If I could reach the stars  もし星に手が届くのなら
  Pull one down for you     君のために1つとってあげよう
  Shine it on my heart     それが僕の胸で輝くとき
  So you could see the truth   君は真実を知る事になる

  That this love I have inside   それは僕が心に秘めてるこの愛
  Is everything it seems      それが全てってことさ
  But for now I find        でも今はもうわかったんだ
  It’s only in my dreams     それは夢の中のことなんだと

  And I can change the world   もし僕が世界を変えることができたら
  I will be the sunlight in your universe  僕は君の宇宙の太陽となりたい
  You would think              そうなれば、
    my love was really something good  僕の愛が素晴らしいものだって分かるだろう
  Baby if I could change the world    ベイビー、僕が世界を変えることができたらな

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」
 

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チェンジ・ザ・ワールド /Change The World [Single, Maxi] 
エリック・クラプトン/Eric Clapton
ダブリューイーエー・ジャパン


        
          

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Clapton Chronicles: The Best of Eric Clapton
エリック・クラプトン/Eric Clapton
WEA


         
       

     
「Eric Clapton – Change The World (Live Video Version) 」

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こんなに明るくて ・・・

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 洗面所の照明器具の調子がおかしい。リビングのシーリング・ライトもだいぶ暗くなってきた。先日暗くなった照明器具の蛍光灯を替えた。高所作業、まだまだ大丈夫ではあるが、この先、だんだん蛍光灯の取替えもおぼつかなくなってくることは目に見えていると実感。省エネということもあるが、落下や転倒による怪我の方がむしろ心配。最近は、価格も相当安くなっているので、この際思い切って、寿命20年とも言われ、多分この先替えることが不要と思われるLED照明器具に替えようと決めた。順次替えていくつもりであるが、とりあえずリビング、洗面所、スタンドを替えた。

 元々、電設機器メーカーで働いていたので、この手の工事はおてのもの。だいぶ手先が不器用になってきているのを嘆きながらも、なんとか無事に工事を終えた。白熱電球、蛍光灯に比べ、発色や雰囲気はあまり違和感は感じなかったが、こんなに明るくていいのだろうかと思うくらい明るい。近い将来「陰翳礼讃」、「仄暗さ」、「翳り」なんて日本語はひょっとしたら、死語になっていくのではないかと思う。しかし、老眼がすすみ、手元が見えにくくなってきた私にとっては、ありがたい明るさではある。

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 大雪のニュースが流れている今宵の曲、「Snow + Light」。「色彩のピアニスト」ともよばれる「ダスティン・オハロラン/Dustin O’Halloran」のオリジナル。1971年生まれ、ベルリン在住のアメリカ人ピアニスト/作曲家で、「ソフィア・コッポラ/Sofia Coppola」監督の映画、「マリー・アントワネット/Marie-Antoinette」(2006年)への楽曲提供で注目を集めたピアニスト。

 その音色は、欧州ジャズといってもいいくらいアメリカン・ジャズの香りは全く感じない。「光」と名付けられたアルバム、「Lumiere」(2011)から。このアルバムに収録されている「Snow + Light」などの曲は、「ドレイク・ドレマス/Drake Doremus」監督の映画、「今日、キミに会えたら/原題:Like Crazy」や、「ダコタ・ファニング/Hannah Dakota Fanning」が主演した、「オル・パーカー/Ol Parker」監督の映画、「17歳のエンディングノート/原題:Before I Die」に使用された。

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Lumiere
ダスティン・オハロラン/Dustin O’Halloran
Fat Cat


        
         

     
「Snow + Light – Dustin O’Halloran」

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里山のカフェで裸電球を見ながら

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 「コスモス(秋桜)」が咲き乱れる里山の道をドライブ。10月は妻の誕生月、彼女のリクエストで里山カフェでランチ。「空からこんぺいとう」という、ちょっと変わった名前のカフェ。自宅やご近所で採れた食材をつかった5品の菜にご飯と味噌汁。これで900円というから、リーゾナブルな価格。限定15食くらいでしょうか、人気のランチらしくすぐ完売となるようだ。   

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 古民家を改装した手作り感いっぱいのカフェ。白熱灯の裸電球がぬくもりを感じさせる。しかし、省エネの掛け声で、照明器具はLEDへと移行のため、電球はすでに日本では生産終了、蛍光灯も大手は生産終了を表明している。たしかにLED照明は省エネである。メーカーとしては、生産効率やコストを考えれば、生産終了も仕方ないかもしれない。しかし、一方で古き良き時代のぬくもりを感じさせるインテリアとしての演出に裸電球は欠かせないも事実。ヨーロッパなどで部屋の照明に蛍光灯は見たこともない。大量に使われるハロウィンやクリスマスのイルミネーションならともかく、部屋の照明など、LEDに変えてもそう省エネ効果があるとも思えない。近い将来、お店などの商業インテリア用は残るかもしれないが、白熱灯が全部なくなってしまったら、「灯り」という言葉とともに、それが作り出す「ぬくもり」も失われてしまうのではないかと心配である。

 今宵の曲、「灯り」に係わる曲。まずスタンダードで、「The Lamp Is Low」。「灯りは暗く」という意味でしょうか。1930年代に、「ミッチェル・パリッシュ/Mitchell Parish」作詞、「ピーター・デ・ローズ/Peter de Rose」と「バート・シェフター/Bert Shefter」作曲によって作られたものだという。どこかで聞いたメロディだなと思っていたが、元々は、フランスの作曲家、「モーリス・ラヴェル/Maurice Ravel」が1899年に作曲した「亡き王女のためのパヴァーヌ/Pavane pour une infante défunte」であるという。ラヴェル没後の1939年に、ポピュラーソング化され、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」などの歌唱でヒットしたという。たしか「チェット・ベイカー/Chet Baker」は、「パヴァーヌ/Pavane」というタイトルで演奏している。

【 The Lamp Is Low 】  
         by Bert Shefter, Maurice Ravel, Mitchell Parish, Peter de Rose

「♪ Dream beside me in the midnight glow,   真夜中の光の翳に身を置く私
       the lamp Is low            傍らの灯りはほの暗い
  Dream and watch the shadows came and go,  数々の夢や影が頭をよぎる
       the lamp Is low              そして灯りはほの暗い
  While you linger in my arms,         私の腕の中にいるあなた
       my lips will sigh “I love you so”    「愛してる」と私はささやく
  Dream the sweetest dream will ever know  この上もない甘き夢の今宵
  Tonight the moon is high,            月は煌々と輝き
       the lamp Is low            灯りはほの暗い   ♪」

 懐かしの「ドリス・デイ/Doris Day」の歌唱から。アルバムは、「Day By Night」(1957)。

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Day By Night
ドリス・デイ/Doris Day
Tristar


        
        

「Doris Day — The Lamp Is Low」

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 もう一曲は、「Turn Out The Lamplight」。「灯りを消して」。お色気いっぱいのオランダの熟女シンガー「ローラ・フィジー/Laura Fygi」。アルバムは、「レイトリー/Turn Out The Lamplight」(1995)から。歌詞は、もうメロメロの甘い歌。

【 Turn Out The Lamplight 】    by R.Temperton

「♪ Turn out the lamplight       灯りを消して
   Sit by my side, love me tonight  私の横にすわって、今夜は愛して
   Turn out the lamplight       灯りを消して
   Let’s dream for a while       ひとときの夢を見ましょう
   Just you and I            あなたとわたし
     and we’ll let the world go spinning by  二人だけの世界に浸るの

   Comin’ home is always joy to me   家に来てくれたら、いつだって嬉しい
   Ain’t a place that I would rather be  それ以上の場所なんてないわ
   I need to see the heaven in your eyes あなたの眼に浮かぶ天国を見たいの

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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レイトリー/Turn Out the Lamplight
ローラ・フィジィ/Laura Fygi
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント


       
        


「Turn Out the Lamplight – Laura Fygi」

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