JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

盂蘭盆会に聴いてみた夭折のシンガー  ~カレン・ダルトン~

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ひところより大分減ったと言われるが、うるさいほどに鳴いている。「アブラゼミ(油蟬)」である。「アブラゼミ」という名前の由来は、鳴き声が油を鍋で熱したときに撥ねる「ジリジリ」という音に似ているため、「油が撥ねる音の様に鳴く蝉」から「油蝉(アブラゼミ)」と名付けられたとされている。ウォーキングする耳に一際際立って飛び込んでくるその鳴き声。

セミの寿命は地上に出てから、1週間くらいと短命の代表のように言われてきたが、実際にはもっと長く生きるようだ。羽化後、天敵(鳥やカマキリ、人間など)に襲われなければ、3週間~1ヶ月程度だそうで、幼虫として地下での生活をする期間は3-17年(アブラゼミは6年)に達し、短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつという。(Wikipedia参照)

俗説である短命という蝉の寿命になぞらえるわけではないが、お盆近くになると、時々早世の女性シンガーを聴き、彼女らを偲んでブログを書く。 (参照拙ブログ「夭折のミューズたち ~盂蘭盆に偲ぶ~」「早逝のシンガー・ソングライターが誘う癒しの世界」 など)
 
Karen Dalton
 
さて、今回は聴いてみたのは、たまたまYOUTUBEで知ったフォーク・シンガー、「カレン・ダルトン/Karen Dalton」。やや甲高いハスキーなかすれた声 ・・・。「そのバックボーンに何かある」と直感するほど特徴的な声である。調べてみると、エキセントリックな行動と、アルコール、麻薬漬けの生活を送り、商業的な成功もおさめることなく、たった2枚のアルバムを残して、最後はホームレスのような生活を送って、55歳の若さで死去したという。しかし、12弦ギターとバンジョーを弾きこなし、「ボブ・ディラン/Bob Dylan」の自伝には、「彼女は僕の一番好きな女性ブルースシンガーだ。・・・ ビリー・ホリデーのような声を持ち、ジミー・リードのようにギターを弾き、そのスタイルを貫いていた」と記述されているという。そして、彼女の死後10数年たってから、やっと評価され、未発表音源を収録した盤が発売された。

Karen_Dalton
 
「カレン・ダルトン」。1938年7月19日にオクラホマ州で生まれ育つ。母親は純粋のチェロキー族であるというから、写真からもそんな感じが窺えるように、ネイティブ・アメリカンの血を強く引いている。1,000キロの道のりを真冬に徒歩で強制移住させられたという悲劇の部族チェロキー族の血を ・・・。1960年代初頭のNY、グリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンに、突然彗星のごとく登場したという。彼女はソングライターというよりも、トラディショナルやフォーク・ソングを自分の色や世界に作り替え、そのオリジナルな世界で聴く人を魅了した。、そんなことから、ジャズシンガーの「ニーナ・シモン/Nina Simone」や「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」等と並べて語られることも多い。
 
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寡黙で、繊細な雰囲気を持つ彼女は、「フレッド・ニール/Fred Neil」や「ボブ・ディラン」等、当時のフォーク・シーンのトップ・アーティストをたちまち虜にしたが、彼女は極端に人前に出る事を恥ずかしがる繊細な性格だったため、ファースト・アルバムは、「フレッド・ ニール」のアルバムを制作する際に、スタジオで行われたセッションをこっそり録音して制作しなければならない程だったという。そんな性格のためか、商業的には成功することなく、1980年後半には悲惨な生活を送り、アルコール中毒と薬物漬けになって、たった名盤2枚を残して、1993年、ニューヨークで死去した。1969年、「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best」と、1971年、「In My Own Time」の2枚 ・・・。(Wikipedia など参照)

「フレッド・二ール」のカヴァーで始まるファースト・アルバム、「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best」は、弾き語り。この時代にありがちな反戦歌などを声高に歌うのではなく、色濃く反映されているのは、彼女の生活体験に深く根ざしているように思える独自のブルースと言ってもいいような世界。

It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best

Karen Dalton / Megaphone

聴いてみましょうか、ただひたすら迫害され続けたインディアンの末裔が歌う静謐でブルージーな歌声を ・・・。フルアルバムがアップされていました。

「Karen Dalton – It’s So Hard to Tell Who’s Going to Love You the Best (Full Album)」
 
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セカンド・アルバムはトラディショナルに加え、「パーシー・スレッジ/Percy Sledge」の「男が女を愛する時」や「ザ・バンド/The Band」の「In a Station」のカバーなど。ストリングスなどを含むバンドがサポートしています。

In My Own Time

Karen Dalton / Light in the Attic



これもフル・アルバムがアップされていました。

「Karen Dalton – In My Own Time (Full Album)」
 
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うどん屋の二階で「浜田真理子」を聴く

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今日は私の住んでいる川西市にあるうどん屋、「絹延橋うどん研究所」の2階での「浜田真理子」のコンサート。題して「初めての真理子さん ~浜田真理子入門~」。この少し変わった屋号を持つうどん屋さんを知ったのは3年ほど前であった。(参照拙ブログ「こだわる理由」) そして、このコンサートに出かけたのは、そこの所長(店主)、永尾さんからブログに、「浜田真理子さんのコンサートを開きますがいかがですか」というコメントを頂いたからである。人の縁というのは不思議なもので、私は彼女がブレイクするきっかけとなったTBSのドキュメンタリー、「情熱大陸」(2004年)を見て以来のファンであったのだ。(参照拙ブログ「松江・宍道湖のほとりから~浜田真理子の世界」「化学反応」、「ひそやかに唄う ・・・ ~浜田真理子~」 など)
 

 
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このうどん屋の二階が、その名もズバリ、カフェ・ライブハウス「うどん屋の2階」となっていて、店主のオヤジの好みというか、マイナーかもしれないが、みんなにぜひ聞いて欲しいアーティストを迎えて、コンサートを開いているという。今回の「浜田真理子」さんが24回目のライブ。50人も入れば、もう一杯になるスペース。店主の奥さんが30年ほど前に買ってもらったという小ぶりのアップライト・ピアノが置いてある。このピアノ、当時のピアノ・ブームのなかで、「ヤマハ」を退職したピアノ職人さんたちが興したブランド、「天竜楽器・エテルナ」製らしく、結構いい音がする。

さて、5時半開演、夕暮れも始まるという頃、人一人やっと通ることができる椅子の間を抜けて「浜田真理子」さん登場。そうとう前であるが、前回の大阪でのステージの時は背中の中くらいまである長い髪であった。またそれが彼女が醸し出す空間や、決してそれほど明るくはない歌の内容と不思議なほど調和していた。しかし、ショートカットである。随分と明るく若々しい印象を感じる。そして、ステージ。お客さんとの距離は1mもないかもしれないような濃密な空間の中で始まった。

暮れなずむ五月山、高速道路のヘッドライト、もう1週間もすれば満開の桜並木の猪名川、ジョギングや散歩を楽しむ人たちが行き交う堤防 ・・・。そんな光景を窓越しに見ながら、「浜田真理子」の歌を聴く。こんな空間を物語の借景としながら、彼女の世界が拡がっていく ・・・。

【演目】 (初めて聴いた曲もあるため間違っているかもしれません)
1. この恋をすてたら  2. 港が見える丘 3. 教訓Ⅰ 4.スプーン  5. LOVE YOU LONG  
6. 君に捧げるラブソング 7. はためいて  (休憩)
8. 春の嵐の夜(?) 9. ミシン 10. あの娘がくれたブルース~星の流れに 11. さつきの憂鬱(?) 12. あなたなしで(?) 13. Tresure 14. ケサラ
【アンコール】
1. 水の都に雨が降る  2. 胸の小箱

最後に次は「入門編」でなく、「初級編」を ・・・。そんな彼女の言葉に期待とコンサートの余韻を抱いて、久しぶりに電車に乗った。

最新アルバムは、「But Beautiful」。4年振りとなる5枚目のオリジナル・アルバムである。ライブでの定番曲をピアノ弾き語りでまとめるという今までのアルバムの作り方を変えて、今回は、書き下ろし曲を中心に、「大友良英」らのサポートを受けながら、共につくりあげたという新しい「浜田真理子の世界」。
 

 

But Beautiful

浜田真理子 / 美音堂

そのアルバムから、この日も歌われた「ミシン」。ピアノの弾き語りもそれはそれで味わい深い歌唱であった。

「ミシン-浜田真理子」

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また、資生堂のCM曲として注目された、「Love You Long」。
  

 
「Love You Long-浜田真理子」
 

 
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早逝のシンガー・ソングライターが誘う癒しの世界

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何年か前に故郷・松本で買い求めた「七夕人形」を、今年も飾った。松本の七夕は、旧暦で行われる。短冊を笹や竹につるして飾る一般的な「七夕飾り」と共に、男女一対の木製や和紙製で作られた「七夕人形」を軒下につるしてお祝いをするのである。この「七夕人形」を飾る風習は、江戸時代から今に伝えられている風習で、お雛様や五月人形と同じように、赤ちゃんの誕生の初節句に、その健やかな成長を祈って贈られる人形である。(参照拙ブログ「ふるさとエレジー(2) ~七夕人形がつなぐ想い~」) 孫娘が生まれると分かった年の七夕から、毎年、新暦のこの日から旧暦まで、この故郷の人形を飾ることにしている。

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盆も近づくこの時期になると、不幸にして願いかなわず、早逝してしまった女性ジャズ・シンガーを思い出す。「べヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」、ノルウェイの「ラドカ・トネフ/Radka Toneff」などが浮かんでくる。そんな歌手ほど癒し系の様な気がする。「ジュディ・シル/Judee Sill」も、シンガー・ソングライターではあるが、そんな一人である。

「ジュディ・シル」。私と同世代の、1944年生まれのアメリカのシンガー・ソングライター。1970年代初頭のわずかな間だけ、音楽シーンに浮上したが、1979年に薬物の過剰摂取によって、35歳の若さで他界。それまでにリリースしたアルバムは、たった2枚である。彼女は、子供の頃に親兄弟と死別、養父のDVで家出、放浪を繰り返し、10代で結婚したが、すぐ離婚。その後、ドラッグや犯罪に手を染めて刑務所行きというお決まりの転落コースをたどったうえで、ついにコカインの過剰摂取により1979年11月に死亡。その彼女の歌にスポットライトが当たったのは、今世紀になってのことだという。

死後、未発表の音源などで構成され、リリースされたアルバムなどもいくつかあるが、生前にリリースされたオリジナルの2枚こそが、彼女の生き様やアイデンティティを雄弁に語っている。1971年発表のファースト・アルバム「ジュディ・シル/Judee Sill」と、2年後にリリースされた、「ハート・フード/Heart Food」の2枚である。

これらのアルバムからは、ヒッピー・ジェネレーションの典型的ともいえるような波乱の青春時代を送り、挙句の果てに悲惨な死を遂げた彼女の人生からは、全く想像できないような穏やかで優しく、信仰心に溢れた「癒しの世界」が見えてくる。きっと彼女は現在の不道徳で穏やかならざる自分と、それとは全く違う本質的な自分がよくわかっていたのでしょう。だからこそ、本質的な自分が生きたい世界を、歌に託して表現したのでしょう。
 
ミステリアスな「モダン・フォーク系シンガー・ソングライター」と称された、「ジュディ・シル」が1971年に発表したファースト・アルバム。長い間、幻の名盤と言われたが、2013年デジタル・リマスタリング盤として再発売。私もこの盤で初めて彼女を知った。

ジュディ・シル

ジュディ・シル / ワーナーミュージック・ジャパン

「Judee Sill – Lady-O」

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1973年発表したセカンド・アルバム「Heart Food」。彼女のやさしい歌声とやわらかで純粋な音の世界は、40年後のいまなお、人々を「癒しの世界」へといざなう。

ハート・フード

ジュディ・シル / ワーナーミュージック・ジャパン

セカンド・アルバムから「the kiss」をライブで ・・・。

「JUDEE SILL – the kiss – Live 1973」

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今もひそやかに唄い続ける ・・・ ~エヴァ・キャシディ~

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今日は、朝から年に二回ほどある地域の「クリーンアップ作戦」の日。この日は、地域が一斉に総出で、自分の家の周辺や公園の掃除を行うのである。我が家の担当は近所の公園。行ってみると、前の日は大雨のため、たっぷりと水を含んだ枯葉が絨毯のように積もっている。40人ほどのご近所の皆さんと一緒に40分ほどかけて落ち葉掻きを終えた。しかし、水を含んでいるため、落ち葉をかき集めるのも容易ではない。地面や草にへばりつくのである。結構厄介な作業であった。

そういえば、定年後の爺さんたちのことを、払っても払ってもまとわりついてくるので、「濡れ落ち葉」などと世の奥さま方から揶揄されたこともありましたね。また「われも・・族」とも ・・・。定年後、6年半経過したが、私は「濡れ落ち葉」や「われも・・族」にはなっていないだろうという自信はしっかりとありますが ・・・。

2時間ほど経って、ウォーキングの帰り道、先ほどの公園をのぞいてみたら、もうすっかり元の木阿弥。あれほどきれいに掃除をした地面には、もう色づいた落ち葉が積もっていた。この季節、これも仕方ないでしょう。

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生前にリリースされたアルバムは、たった一枚。死後のリリースも含めても、本人が残したアルバムがたった3枚、しかし、その素晴らしい歌唱力がゆえに、死後に人気があがり、いまだにそれが続いているという女性シンガーがいる。1996年に残念にも悪性黒色腫(皮膚癌の一種)でわずか33歳で亡くなったアメリカの歌手、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」である。

1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、「チャック・ブラウン/Chuck Brown」のヴォーカリストに推薦される一方、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあこれからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月2日に亡くなってしまった。

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「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」で検索をすれば、10数枚のアルバムがラインナップされてくる。しかし、リリースを予定していたと言われるのは、生前の1枚を除いて、「Live At Blues Alley(96)」、「Eva By Heart(97)」の2作だけだとか ・・・。残りのアルバムは、音楽パートナーや遺族などによって、残された音源から編集し、死後にニュー・アルバムとして、リリースされたものである。そして、何と最新のリリースは、死後15年の節目、2011年に出された「Simply Eva」である。

いまもなお、人の心の中でひそやかに生き続けている彼女のピュアな声への想いが、死してもなお新しいアルバムをリリースを望み、そのアルバムが、さらなるファンを獲得し、その心を癒しているのである。もちろん私が彼女を知ったのも没後10年ほど経った頃。死してもなおファンが増え続ける ・・・。一人の歌手の持つ「歌のチカラ」。こういう歌手を知ると、使い捨て、消耗品、ビジネスの手段となってしまった感のある団体様全盛の今の日本の音楽シーンがまったくつまらなく見えてくる ・・・。

Simply Eva

Eva Cassidy / Blix Street

そんな中から、秋の夜に聴くにふさわしい一枚を選ぶのなら、「Live at Blues Alley」でしょうか。行ったことはありませんが、1965年に創業したワシントンDCにある老舗ジャズ・ディナー&ナイト・クラブ「Blues Alley」でのライブ。1996年1月2日、 この日に「Blues Alley」でのライブを行ったが、その年の11月に彼女は突然の如く旅立ってしまったのである。なんというピュアで躍動感にあふれた声であろうか ・・・。もうリアルタイムで聴くことはかなわないが、彼女のこの声に魅せられてしまった私は、いまだに彼女の新譜(?)がリリースされると買い求めてしまうのである。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music

「枯葉」。私はボーカルでは「エヴァ」と「ジャシンサ」の歌うこの「枯葉」が甲乙つけがたいほど好きなのです。

「Eva Cassidy – Autumn Leaves (Live at Blues Alley)」

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全部ではありませんが、「Blues Alley」でのこの「枯葉」を含む、10曲、45分のステージの模様もYOUTUBEにアップされていますので、さらにご覧になりたい方はどうぞ。フォーク、カントリー、ジャズ、ブルース、ソウル、POPS ・・・・、カテゴライズできないピュア・ヴォイスの魅力。
 
「Eva Cassidy – Live at Blues Alley」
1.What a wonderful world 2.Cheek to cheek 3.People Get Ready 4.You’ve Change
5.Time after Time 6.Honeysuckle Rose 7.Autumn Leaves 8.Stormy Monday 9.Tall Trees in Georgia 10.Somewhere over the Rainbow

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ひそやかなボサノヴァ唄い ~吉田慶子~

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(写真はHPより)

ほとんど無名といっていいアーティストかも知れません。秋もすっかり深まった今宵に聴くのにオススメは、ひそやかなボサノヴァ唄い、「吉田慶子」。

5年ほど前だったろうか、偶然CDショップで見つけた1枚のCDが彼女を知るきっかけであった。 その時も、これほどの「ボサノヴァ唄い」が日本にいたのかと舌を巻くほどの強い印象を持ったことを覚えている。そのアルバムは、「COMO A PLANTA ~ひそやかなボサノヴァ」。

ライナーノーツによれば、東京都出身。現在、福島県在住だという。幼少の頃からクラシック・ピアノを始め、ブラジル音楽、特にボサノヴァに魅せられてからは、ピアノをギターに持ちかえ活動を開始。2000年には、なんと単独でブラジルに渡り、半年程の滞在中に現地でレコーディング。それを、2001年にファースト・アルバムの「愛しいひと 〜bem querer」を発表。そして、メジャー・デビューとなった2作目が、私との最初の出会いとなったアルバム「コモ・ア・プランタ~ひそやかなボサノヴァ」(2007年)であった。

このアルバムに収められている曲は、「ジョビン」、「モライス」、「カルロス・リラ」、「エデゥ・ロボ」などボサノバ黎明期の巨匠の曲、いわゆる古典的ボサノバである。ボサノバの本質とよくいわれるのが「サウダージ(郷愁)」。日本語でいえば、「郷愁」、「ふるさと」などという言葉から、我々の心に湧きあがってくる感情とでもいえばあたっているかもしれない。日本人で、「サウダージ」をこれほど心象風景として、表現できている「ボサノバ唄い」は他にいないと思っている。しばらくこのアルバムも聴いていなかったが、秋の深まりとともに、しばらくぶりに聴いてみたくなった。

福島に在住して、ラジオのパーソナリティを続けているというから、去年は大変な思いもしたであろう。しかし、土地に根差し、地元の皆さんを励ますという音楽活動を続けているようだ。そして、久しぶりにスピーカーの向こうから聴こえてくる歌声は、相変わらずのサウダージに溢れたプリミティヴなボサノバ。フェイク・ボッサやJAZZYにソフィスティケイテッドされたボサノヴァもいいが、そんなボサノヴァとは違って、一際新鮮に聴こえる。ひそやかなボサノバをひそやかに唄う、「吉田慶子」。

CDの帯にいわく。「ささやき声で始まって、ただ終わる美しいひととき」。 

コモ・ア・プランタ~ひそやかなボサノヴァ

吉田慶子 / オーマガトキ

「♪  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    あの日々 
     懐かしい思い出
      これも忘れずに伝えて
       私を眠りへといざなったのはあなた
         静かに暮らせるようにと

          決して          ♪」 (訳:国安真奈 ライナーノートより)
  

「Keico Yoshida - Nunca (決して)」   殆どYOUTUBEにアップされていませんが、幸いにもアップされていたこの動画も残念なことに歌が途中で終わってしまいますが ・・・。
 
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私が承知しているその他のアルバムは、自主制作デビューアルバム、「愛しい人/bem querer」(2000年ブラジル録音) 、ピアノとのデュオ「サンバ・カンソン/samba canção」(2007年)。HPのプロフィールによれば、ほかにもまだあるようである

愛しいひと bem querer

吉田慶子 / インポート・ミュージック・サービス

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サンバ・カンソン/吉田慶子/インディーズ レーベル
 
 

 
彼女のHPはコチラ    http://pub.ne.jp/bosaco/?navi_id=35823

ひそやかに息づく ・・・  ~ミリー・ヴァーノン~

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かって「向田邦子」が、そのエッセイ「水羊羹」で、『水羊羹に一番似合う』と評した女性シンガーがいる。「ミリー・ヴァーノン/Milli vernon」。アルバムは、「イントロデューシング/Introducing」。(参照拙ブログ「向田邦子の愛したJAZZ ~水羊羹にあうJAZZ~」

『水羊羹を食べる時のミュージックは、ミリ―ヴァーノンのSPRING IS HEARが一番合うように思います。この人は、1950年代にたった一枚のレコードを残して、それ以来、生きているのか、死んでいるのか、まったく消息のわからない美人歌手ですが、冷たいような、甘いような、けだるいような、生ぬくいような歌は水羊羹にぴったりに思います。』 (向田邦子;「眠る盃」)より
 
 
 

眠る盃

向田 邦子 / 講談社

「ビリー・ホリデイ」を髣髴とさせるグルーミーな唄声が魅力の謎の美人シンガーと評された、「ミリー・ヴァーノン」の「イントロデューシング」。「1950年代にたった1枚のレコードを残して、それ以来生きているのか死んだのか、まったく消息の分からない美人歌手」と向田邦子が書いた歌手。たしかに、今、Amazonで検索しても「イントロデューシング」を含めてもたった3枚のアルバムが出てくるだけ。

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アルバム「イントロデューシング」(1956年録音)は、以前NHK‐TVで「向田邦子」の特集をやった時に彼女の愛聴盤として紹介され、このアルバムの存在を知っていた。エッセイが発表された時も、TV放映があった時も、このアルバムを探すファンが数多くいたため、超レアものとして、とんでもない高値がついていたらしい。そして5年ほど前、復刻版がリリースされたということを報道で知り、やっと聞くことができたという次第。

「向田邦子」は、生きているのか死んでいるのか分からないといったが、しっかりと生きているようだ。ライナー・ノーツによれば、1930年、ニューヨーク生まれらしい。とすれば、御年82歳。5歳の時から歌っていたというから、芸歴は長い。しかし、「なぜこれほどまでに寡作なのか?」という疑問については分からずじまいであった。

『水羊羹に合う』かどうかは別にしても、どの曲も、しっとりと、やや憂いを含んで、ムーディに、歌い上げている。「向田邦子」が、『水羊羹に一番あう』と評したのは、「スプリング・イズ・ヒア」。「恋人がいないから春が来ても心が弾まず、憂鬱なの」と、甘く、けだるく、しかし情感豊かに歌われる。全編を通じ、レトロだが、聴いたあとの後味がいいというか、どこか豊かな落ち着いた気持ちにさせてくれる。

いまも、ひそやかに息づいている「ミリー・ヴァーノン」。

イントロデューシング

ミリー・ヴァーノン / ミューザック

なんと!アルバム全曲がアップされていました。
「INTRODUCING - MILLIE VERNON」

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ひそやかに唄う ・・・ ~浜田真理子~

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肌寒くなり、月が煌々と冴えわたる季節になると決まって聴きたくなる歌手がいる。題して「ひそやかに唄う ・・・」。あまり目立ちはしないが、心がほあ~~んと暖かくなる、そんな歌手たちのアルバムに手を伸ばしたくなる季節である。

初回は、このブログでも何回か紹介した「浜田真理子」。(拙ブログ「松江・宍道湖のほとりから~浜田真理子の世界」「化学反応」「月観れば ・・・」など参照) TVドキュメンタリー番組「情熱大陸」で紹介されてからブレーク、一躍注目されるようになった。わたしも、何回かコンサートも聴きにいっているが、「愛、恋、純粋、純愛、永遠、死・・・・」など、少し照れくさくなるような言葉を紡いで醸し出す、深い静けさ、情念に満ちたあの独特の雰囲気は、多分コンサートでしか味わえないのではないだろうか。

 
 
ひそやかな心をひそやかに唄うシンガー・ソングライター、「浜田真理子」。

あなたへ

浜田真理子 / インディーズ・メーカー

変わったタイトルだなと一瞬違和感を感じるが、聴きだせばじわっと沁みてくる「あしくび」。

「♪ 私のあしくびを つかんだまま
   あなたはどこへ 行こうというのか
    返せ 私のこころを 置いてゆけ
     あなたに あげるつもりの
      こころでは なかったのだ
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「浜田真理子 あしくび (Live) 」

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オリジナルが主体であるが、時にはカバーにもその異彩を発揮する。オリジナルと全く違った世界が広がるいい例が、「阿久悠」作詞、作曲「浜圭介」の「街の灯り」。「人間万葉歌」の5枚のCDでは収まり切らなかったヒット曲&名曲の数々を収めた続編から。

続・人間万葉歌~阿久悠 作詞集

オムニバス / Vicctor Entertainment =music=

「街の灯り~Mr.Lonely 浜田真理子」

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そして、最新のアルバムは、初のカバーアルバム、「あなたの心に」(2012年3月リリース)。

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あなたの心に/浜田真理子/美音堂
 
 
 
 
 
 
 

コスプレ・クラールよ、何処へ行く

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「ダイアナ・クラール/Diana Krall」のファンである。大変な金髪美人で、ピアノも上品で上手く、歌も上手い。そして、顔に似合わないその低いオヤジ声。そんなアンバランスな魅力もあって、そのデビューは衝撃的だったといっていい。

「ダイアナ・クラール」、1964年11月16日カナダ生まれの女性ジャズ・ピアニスト&歌手。1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人と言われている。1995年に「オンリー・トラスト・ユア・ハート/Only Trust Your Heart」でメジャー・レーベル・デビューするなり、一躍脚光を浴び、高い人気と評価を獲得した。第6作のアルバム、「The Look Of Love」(2001が最大のヒットアルバムで、カナダでは70万枚、アメリカでは160万枚のセールスを記録したという。この辺りが人気の最もピークであった時期かもしれない。10枚余のCDアルバム、DVDなどをリリースしているが、全世界での総発売枚数は1600万枚におよぶという。この辺が「最も成功したJAZZ歌手と言われるゆえんであろう。

Diana Krall(2012,Press Photo,Glad Rag Doll)
 
2003年にイギリス生まれのミュージシャン、「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」と結婚。2004年には、アルバム、「The Girl in the Other Room」、2006年には、「From This Moment On」をリリースしたが、このころからアルバムがマンネリ化したというか、段々つまらなくなってしまった。しかし、2006年には双子の男の子を出産し、産休へと入ってしまったのだ。3年後の2009年には、かってその艶っぽさで定評があったボサノバにフォーカスした12枚目のアルバム、「Quiet Nights」をリリースしたが、艶っぽさも瑞々しさも失われ、平凡なアルバムだったと言わざるを得なかった。

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そこで今回期待したのが、さらに3年を経てつい最近発売された「グラッド・ラグ・ドール/Glad Rag Doll」。夫である「エルヴィス・コステロ」の盟友、「T・ボーン・バーネット/T. Bone Burnett」をプロデューサーに迎え、1920年~1930年代の名曲を新しい息吹を吹き込む狙いで制作したという。そして、「その路線できましたか?」というようなジャケット。中身は、ラグタイム時代への回帰、あるいは復活を狙ったらしい意気込みは伝わってくるが、あのダイアナにあった「華」がない。そしてあの魅力的な「艶」も ・・・。新しさを追い求めるあまり、一番の本来的な「魅力」が生かされていないのだ。またしても期待を裏切られた平凡作と言わざるを得ない。

惹句には「心機一転の作品となるこれぞ女王の“新”骨頂」とあったが、落ち目の日本の女優や歌手もよくやる手で、なんとコスプレのグラビア風ジャケットに写真。これでは「女王の“新”骨頂」どころか、「女王様とお言い!」と間違えられてしまうではないだろうか。これだけのビッグネームに、いまさら「ジャケ買い狙い」はないでしょうが。わがコスプレ・ミューズは一体何処へ行ってしまうのだろうか・・・。ファンなるがゆえの心配。

Glad Rag Doll

Diana Krall / Verve

さわりだけを集めた「Tracks Preview」を ・・・。
「Diana Krall-Glad Rag Doll -Tracks Preview」

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待ち人来たらず

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私好みの美人で、「通ごのみ」というか、「玄人ごのみ」というか、地味ながらいぶし銀のような存在だが、抜群に歌が上手いのに寡作で、今も歌手活動を続けているのかどうかもよく分からない。そんな女性シンガーがいる。「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」。ドイツ人みたいな名前であるが、アメリカ・ウィスコンシン州出身で、グラミー賞にノミネートされたこともあるボーカリスト、ソングライター。音楽一家に育ち、8歳の時に音楽をはじめ、13歳ではもうプロとして歌っていたというから驚きである。カーラは高校と大学と音楽の勉強を続け、「エラ·フィッツジェラルド」、「サラ·ヴォーン」、「ジュリー·ロンドン」、「カウント·ベイシー」、「デイヴ·ブルーベック」、「シャーリー·ホーン」、「ナンシー·ウィルソン」、「マイルス·デイビス」などの影響を強く受けたと語る。大学では、音声言語病理学を勉強し、声の領域に特化した言語聴覚士の経験をプロ歌手としての活動を保つために生かしているという。カーラは1997年以来、サンフランシスコに住み、カリフォルニア州を中心に音楽活動、教育活動を続けているという。そんなことが、寡作でジャズシーンのメインステージになかなか登場してこない理由なのかもしれない。

Carla+Helmbrecht+Picture+4
 
デビュー・アルバムは、「One For My Baby」(1995)。そして第2作は、これが大分昔にAmazonでオススメされ、彼女の中では、私の最もお気に入りとなったアルバムなのだが、「Be Cool Be Kind」(2001)。このアルバムは、「国民にラジオで最も多くリクエストされたジャズ·レコード」として、グラミー賞3部門にノミネートを受けた。タイトル曲ほか、「風のささやき/The windmills of your mind」には私が聞き惚れてしまう。そしてあと一枚が、これが2004年にリリースされた最新作?なのだが、日本人ギタリスト「笹島昭夫/Akio Sasajima」とコラボした「Carla With Akio」のたった3枚のみ。もっともっと評価されてもいい歌手ではないだろうか。そしてもっともっと聴きたいのだ。

One for My Baby

Helmbrecht / Heart Music

Be Cool Be Kind

Carla HelmbrechtHeart Music

ヒアズ・トゥ・ラブ

カーラ・ウィズ・アキオ / エム アンド アイ カンパニー

「Here’s To Love」でコラボしたギタリスト、「Akio Sasajima」との新しいデュオ・プロジェクトによる新アルバムが2012年にリリースされるという情報もあるが、いまだにその気配はない。待ち人来たらず。しばらくは期待してじっと待たねばなるまい。

「おとなのいい女」の魅力にあふれる本格派であるが、残念なことに「幻の歌手」と言わざるを得ないほどの寡作ぶり。そんなことからYOUTUBEにもほとんどアップされていないが数少ない中から、「Be Cool Be Kind」に収録されている「The Touch Of Your Lips」を ・・・。いや、いいですね。

「Carla Helmbrecht - The Touch Of Your Lips」

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もう一人のグラミー賞歌手

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今年のグラミー賞は「アデル/Adele」」の独壇場であったことはご存知でしょう。(参照『「アデル」って誰?』)  しかし、私の好みとしては「イマイチ」というのが正直な感想であった。私はむしろ、同じイギリス出身、ソウル・R&B系歌手で、2008年の第50回グラミー賞で、最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など5部門を受賞した女性の方に魅かれたのである。それは、「エイミー・ワインハウス/Amy Winehouse」である。

彼女を知ったのは、今年のグラミー賞で、史上最高齢となる85歳で、3冠に輝いた御大「トニー・ベネット/Tony Bennett」のアルバム「デュエッツⅡ/Duets II」を聴いたからであった。なんと、「トニー・ベネット」のグラミー賞の受賞数のトータルは18回というのも驚きであるが、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」を受賞した曲は、「エイミー・ワインハウス」とデュエットした「ボディ・アンド・ソウル/Body And Soul」であったのだ。その個性的な容貌に加え、泥臭いが、ソウルフルで深みのあるハスキーな歌い口に魅かれてしまったのだ。

デュエッツII

トニー・ベネット / SMJ

まずは、そのデュエットを聴いていただこうか。ベネットの若々しさにも驚かされるが ・・・。

「Tony Bennett & Amy Winehouse – Body And Soul」

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「エイミー・ワインハウス」、1983年生まれ。2003年にアルバム「フランク/Frank」をリリースしてデビュー。英国内で67万枚を超えるヒットとなり、一躍トップスターの一人となる。2006年にリリースされた「バック・トゥ・ブラック/Back to Black」も高い評価を受け、全英で1位を記録した。そして、2008年の第50回グラミー賞で5部門を受賞したのである。弱冠25歳であった。そして、2011年7月、ロンドンにある自宅で遺体で発見された。27歳の若さであった。

その短い人生は破天荒、めちゃくちゃともいえるもので、薬物中毒やアルコール依存症などスキャンダルの繰り返しであり、グラミー賞受賞曲「リハブ/Rehab」は、リハビリ施設へ入所した自身の体験を元にしているという。当初は授賞式への参加を表明していたが、アメリカに入国する為に必要なビザ発行を拒否され、授賞式に出席できなかった。日頃酒を飲んで大暴れし、警察に連行されることも多かったという。2011年6月には、本格的な復帰を目指して行ったヨーロッパ・ツアー、ベオグラードの野外コンサートでは、泥酔し、まともに歌うこともできない状態で登場、歌を途中で何度も中断するなどしたため観客から痛烈なブーイングを浴びたという。(Wikipedia参照)

リハビリ施設への入退院などの繰り返すという、そんなハチャメチャな彼女であったが、あの「トニー・ベネット」がデュエットの相手に選んだのだから、その歌の実力は本物である。死因はまだはっきりしていないらしいが、多分お決まりのドラッグとアルコールを過剰摂取であろう。さすれば、「ジミ・ヘンドリックス」や「ジム・モリソン」、「ジャニス・ジョプリン」などが亡くなった、あの「27歳」であり、何か因縁めいたものを感じる。それにしても、欧米にはこんな破滅型のアーティストが多いような気もするが、このようなスキャンダラスなアーティストがグラミー賞受賞するなど、日本だったら考えられないと思うが、この辺が人格とその芸術性を分けて考える欧米社会の懐の深さか ・・・。

Back to Black

Amy Winehouse / Republic

彼女の死後、リリースされた未発表音源集。その強烈な個性はスタンダードやカバーを歌っても強力に発揮されている。「Lioness(雌ライオン)」というタイトルになっているが、そうだったんでしょう ・・・。

Lioness: Hidden Treasures

Amy Winehouse / Republic

グラミー賞受賞の2ndアルバム「Back To Black」からタイトル曲を。まるで彼女の死を暗示するかのようなPVである。

「Amy Winehouse – Back To Black」
 
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