JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(176) ~ つばめの記憶 ~

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 私の部屋から見える電線に、「ツバメ(燕)」がずっと留まって、羽を休めている。子供たちが巣立ち、子育てを終えた番(つがい)なのか。なにか我々夫婦にも似て、すこし感情移入。

 子供のころ、燕は、雀などと違って、稲や穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥であると教育され、燕をを殺したり、巣や雛に悪戯をしてはならないとしつけられてきた。そんな習慣が残っていて、いまでも近所の近くの商店街でも、アーケードなどに巣をつくる燕は大事にされてる。

 「ツバメ(燕)」古くは、「ツバクラメ」、あるいは「ツバクロ」と呼ばれたという。私の実家からは、北アルプスの標高2,763 mの山、「燕岳(つばくろだけ)」を遠望することができる。山名は、春の雪形が「ツバメ」に似ていることに由来するという。実は、中学2年、私が父親と最初に登った北アルプスの山が、その「燕岳」であった。(山の写真はNETより拝借)

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 「燕」の滑空する姿が飛行機にも似て好きであることから、今宵の曲は、オランダ出身のジャズ・ピアニスト、「ピム・ヤコブス/Pim Jacobs」。アルバムは、ピアノ・トリオの演奏で「カム・フライ・ウィズ・ミー/ Come Fly With Me」。1982年録音である。元来、車に乗ることも、飛行機に乗ることも好きで、ヨーロッパへの出張時、10数時間のフライトも、眼下を見ていれば、飽きなかった。そういえば、「飛燕」という戦闘機がありました。

 このアルバム、「ジャンボ機」がジャケットを飾り、軽快にスイングするピアノ・トリオの名盤とも呼ばれる一枚。引っ掛かったり、いやみなところが何一つなく、心地よいリズムに、安心して全身を委ねることができる。1934年生まれ、1996年に惜しくも他界したため、日本ではあまり知られることのなかったピアニストであったが、彼の奥さん、「リタ・ライス/Rita Reys」は、「アン・バートン/Ann Burton」と実力・人気を二分したオランダの歌姫であるはよく知られている。

 パーソネルは、「Pim Jacobs(Piano)」、「ルード・ヤコブス/Ruud Jacobs(Bass)」、「ピーター・イプマ/Peter Ypma(Drums)」。   

カム・フライ・ウィズ・ミー

ピム・ヤコブス・トリオ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Pim Jacobs – Come Fly With Me」

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二足も三足も早すぎる

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ノセグリ(ギンヨセ)

 道端に青々しい「イガ」を持つ「クリ(栗)」がいくつも落ちている。昨夜の雨風で落ちたものであるが、梅雨の前に花をつけたと思ったら、もう実も相当大きくなっている。この地域の名産、「能勢栗」である。ご近所には、庭に植えている家もけっこう多い。9月から10月にかけてが旬。秋の兆しと呼ぶには、まだ一足どころか、二足も三足も早すぎる。

イチジク

 こちらは妻が育てている「イチジク(無花果)」。やはり地域の特産物で、イチジク農家が市内のあちこちにあり、お盆の頃に市場に出回る。ワインやスィーツなどの加工品も名産にしようと市も力を入れている。妻は、「ジャムにする」と言っているが、さてそれほどの量が採れるのか ・・・。

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 今宵は、お久しぶり歌姫、「キアラ・シヴェロ/Chiara Civello」。ブログ友の記事に触発され、引っ張り出してきた。イタリア出身の美人シンガー・ソングライターである。「キアラ」という名前、響きがいい。イタリア語で「クリスタル」だそうだ。アコースティック・ギター、ピアノを弾きながら、アンニュイなヴォーカルを聴かせる。

 1975年、ローマ生まれ。幼少の頃、祖母からピアノを弾くように勧められる。その後、アコースティック・ギターも手にするが、いつしか歌うことに没頭するようになる。16歳で本格的に歌を始め、ローマにある音楽学校で音楽を学び、その後18歳で渡米し、ボストンの「バークリー音楽院」で奨学金を得、本格的にジャズを学んだ。

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 バークリーを卒業後は、ニューヨークへ移住。そこでラテンとブラジル音楽に没頭し、作曲、演奏活動に明け暮れていた。その頃、シヴェロのバンド仲間が、「ポール・サイモン/Paul Simon」と仕事をするようになり、そんな関係で、「エリック・クラプトン/Eric Clapton」などもプロデュースした「ラス・タイトルマン/Russ Titelman」と出逢い、2005年「ラスト・クォーター・ムーン/Last quarter moon」でアルバム・デビューにすることになる。

 「ブラジル音楽に強く魅かれる」という彼女自身のピアノの弾き語りが心地よい。ソングライターとしての才能も窺え、アルバム中10作が自作であるが、ボサノヴァ・テイストのカバー曲も散りばめた洒落たアルバム。美人で歌がうまく当時は期待したが、カテゴリーが違う感じで、以来あまり聴くことはなかったが、あらためて聴いてみると、フレンチ・ボッサやジャズ・ボッサとも違う初々しさが感じられた。

ラスト・クォーター・ムーン

キアラ・シヴェロユニバーサルクラシック

 そのアルバムから、ボッサ・テイストの歌唱をいくつか。まず、「スザンヌ・ヴェガ/Suzanne Vega」のカバーから、「キャラメル/Caramel」。

「Caramel – Chiara Civello」

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 「オウトーノ/Outono(秋)」は、ボサノヴァ・シンガー「ホーザ・パッソス/Rosa Passos」の作品。

「Outono ー Chiara Civello」

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 日本版、ボーナス・トラックの「Beijo Partido(こわれたキス)」は、彼女お気に入りのブラジル人ギタリスト、「トニーニョ・オルタ/Tiniho Horta」の作品だそうだ。

「Chiara Civello – Beijo Partido」

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路傍の花、樹々の鳥(175) ~ なんとも涼しげな ~

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セイヨウニンジンボク2

 淡い青紫色の小さな花が穂状に咲いて、風に揺れている。なんともさわやかで涼しげである。「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」。原産地は南ヨーロッパから中央アジア。ハーブとして用いられる事が多く、「ニンジンボク」の名は、この葉が、「チョウセンニンジン(朝鮮人参)」に似ることに由来するという。

 今宵の曲、涼しげな後味の「Summer Wind」。「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」作詞、「ヘンリー・マイヤー/Henry Mayer」作曲で、1965年「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」に提供された曲。

【 Summer Wind 】

「♪ The summer wind,           夏の風よ
  Came blowin’ in from across the sea  海から心地よく吹いてくる
  It lingered there to touch your hair   僕と一緒に歩いている君の髪を 
  And walk with me            ずっとなびかせてながら 
  All summer long we sang a song,    ひと夏の間ずっと一緒に歌を歌い
  Then we strolled that golden sand    金色に輝く浜辺を散歩したね
  Two sweethearts and the summer wind  僕たち恋人ふたりと、そして夏の風
  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・    ♪」

 まずは、「マデリン・ペルー/Madeleine Peyroux」。 アルバム、「Half the Perfect World」(2006)から。

Half the Perfect World

Madeleine Peyroux / Ucj

「Summer Wind ー Madeleine Peyroux」

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 そして、好漢、「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé」。デビュー・アルバム、「Michael Bublé」(2003)から。昨年、9枚目のスタジオ・アルバム、「Nobody But Me」をリリースしたが、その後、3歳の息子ノア君が肝臓ガンを患っていることを公表。そのため残念ながら、現在は音楽活動を中断しているという。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Michael Buble ー Summer Wind」

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路傍の花、樹々の鳥(174) ~ 浜辺の思い出か? ~

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 「ハマボウ(浜朴あるいは黄槿)」が咲いている。いつも、7月に咲き出し、9月近くまで楽しませてくれる花である。ご近所ではこの他に見かけない花で、名前が分からず、たしか読者の方に名前を教えていただいた花である。

 アオイ科の落葉低木。西日本から韓国済州島、奄美大島まで分布し、内湾海岸に自生する「塩生植物」である。花の形は同属の「ハイビスカス」、「ムクゲ(木槿)」、「フヨウ(芙蓉)」等に似る。花は1日でしぼむが、毎日次々と黄色の花が開花する。種子は海水に浸っても死なずに浮遊し、海を通して分布を広げることができるという。(Wikipediaより)

 家主の方が、ふるさとの浜辺の思い出にでもと植えたのでしょうか。「塩生植物」というが、海から離れたこんな内陸でも育つんですね。

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 さて梅雨も明けたという今宵、夏の定番曲の「クリス・レア/Chris Rea」は「オン・ザ・ビーチ/On The Beach」(1986)でしょうか。

 「クリス・レア」は、1951年生まれのイギリス出身のハスキー・ボイスというか、あの哀愁のダミ声とスライド・ギターで知られるシンガー・ソングライター。イギリスで長く活動し、アメリカ、日本などではほとんど知られていなかったが、日本では、車のCM曲として使用された、この「オン・ザ・ビーチ」で一躍人気に火が付いたという。私にとって、「オン・ザ・ビーチ」は、ずっと昔から、もっぱら夏の御用達曲 ・・・。

【 On The Beach 】

「♪  ・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・

  Underneath that moon lit sky         あの月明かりの空の下
   Takes me back to the place          もう一度、ぼくのよく知っている 
   That I know.                     あの場所へ連れて行ってくれよ
   Down on the beach.                あのビーチへ ・・・

   ・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

オン・ザ・ビーチ

クリス・レア / ワーナーミュージック・ジャパン

「ON THE BEACH – Chris Rea」

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路傍の花、樹々の鳥(172) ~ 覇王樹の花 ~

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 「サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)」の花の色が鮮やか。いつも思うのだが、「サボテン」って、名前からして、ちょっとこの世のものとは思えない不思議な植物。一般的な植物とは全く進化の系統が違うのではないかとすら思っている。針なのか刺なのか、葉なのか、枝なのか、幹なのか ・・・。「サボテン」の原産地は、南北のアメリカ大陸。その種類は、世界中に約5,000種以上も存在し、乾燥した気候に適応する独特の進化を遂げたとも言われ、その起源は、3,000万年前に遡るという。存在感がないようであるような、確かに不思議な植物。「♪ ほんの小さな出来事に愛は傷ついて ・・・♪」(作詞・作曲 財津和夫、唄 チューリップ 「サボテンの花」)。そんな歌があったことを思い出した。

 今宵は、そんな不思議な植物、「サボテン」のイメージ・ソング?、「Day Dream(白日夢)」。1941年にアメリカのジャズ・ピアニスト、「ビリー・ストレイホーン/Billy Strayhorn」と「デューク・エリントン/Duke Ellington」による作曲、「ジョン・ラ・タッチ/John La Touche」作詞の古い良き時代のスタンダード。内容は恋にうなされる女(男)の歌。

【 Day Dream 】
 
「♪ Day Dream        デイ・ドリーム(白昼夢)
  Why do you haunt me so?  なぜ私にとり憑くの
  Deep in a rosy glow      バラ色の輝きのその奥深く
  The face of my love you show  愛しい貴方の顔が浮かんでくるの

  Day Dream          デイ・ドリーム(白昼夢)
  I walk along on air       空中を浮遊していると
  Building a castle there      そこには大きなお城が現れる
  For me and my love to share   私と貴方が暮らすためのお城が

  Don’t know the time       時間の感覚もわかなくなって
  Lordy, I’m in a daze       主よ、もうもうろうとしてしまって
  Sun in the sky            空には太陽があるのに
  While I moon around, feeling hazy  うろつく間中、私は夕暮れのようにうすぼんやりと

  ・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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 まず、歌姫。「ジョー・スタッフォード/Jo Stafford」。1920年生まれ。2008年7月、L.A.の自宅にて死去。90歳。ポピュラー音楽出身の彼女の名を一躍不動のものにした最高傑作が「ジョー・プラス・ジャズ/Jo + Jazz」(1960)。幻の名盤といわれていたが、1986年に復刻された。気品と透明感のある声で、白人女性ジャズシンガーの描く一つの世界である。スイングジャーナル選定のゴールド・ディスクにも選ばれている一枚。

JO+JAZZ

ジョー・スタッフォード / SMJ

「Jo Stafford – Day Dream」

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 もう死語になってしまったが、「ちょいワル」ムードいっぱいのイタリア男の描く恋の世界を。ヨーロッパ期待のイケメン・ピアニスト。「ステファノ・ボラーニ/Stefano Bollani」。1972年、ミラノ生まれというからまだ45歳。脂の乗り切った頃か。もともと歌手になることを夢見てピアノを始めたというが、プロ・デビューはなんと若干15歳。イタリア独特の雰囲気というか、隠せないラテンの気質というか、「恋唄」やバラードのプレイにはそれが随所に表れるような気がする。トリオ・アルバム、「黒と褐色の幻想/Black And Tan Fantasy」から。

黒と褐色の幻想

ステファノ・ボラーニ・トリオ / ヴィーナスレコード

「Stefano Bollani – Day Dream」

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路傍の花、樹々の鳥(171) ~ 夢見る花 ~

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ネムノキa

 ウォーキング道筋の公園に多く見られる「ネムノキ(合歓木)」。別名、「ネム、ネブ」。和名の「ネム、ネブ」は、夜になると左右の小葉がぴたりと合わさって垂れ下がり(就眠運動)、その様子があたかも木が眠っているように見えることから、「眠りの木」、それが変化して「ねむの木」と呼ばれるようになったという。

 「加賀千代女」や「松尾芭蕉」、「与謝蕪村」といった有名な俳人が俳句の題材にしている。

   そのすがた人にうつすやねぶの花  加賀千代女

   象潟や雨に西施(せいし)がねぶの花  松尾芭蕉

   雨の日やまだきにくれてねむの花  与謝蕪村

 ということで、今宵の歌のお題は、「Dream」。「わたしを夢見て/Dream A Little Dream Of Me(仏:Les Yeux Ouverts)」を三人の歌姫でお楽しみいただきましょうか。この歌は、1931年という古い昔に、作曲「フェビアン・アンドレ/Fabian Andre」、「ウィルバー・シュバント/Wilbur Schwandt」、作詞「ガス・カーン/Gus Kahn」で作られた歌。多くの歌手にうたわれるスタンダードになっています。なぜかフランス語で歌われることも ・・・。

【 Dream A Little Dream Of Me 】

「♪ Stars shining bright above you       星はあなたのうえで輝き
   Night breezes seem to whisper I love you  夜の風は「愛してる」と囁くように歌う
  Birds singing in the sycamore tree      鳥たちはプラタナスの木の上で歌ってる
  Dream a little dream of me         夢を見てね、少しは私の夢を
   ・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 「エミリー・クレア・バーロウ/Emilie-Claire Barlow」の「The Very Thought Of You」(2007)から。

Very Thought of You

Emilie-Claire Barlow / Empress Music

「Les yeux ouverts- Emile-Claire Barlow」

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 「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」の「Simply love」(2013)から。

Simply Love

Halie Loren / Justin Time Records

「Halie Loren – Dream a little dream of me (Les yeux ouverts) 」

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 「ローラ・フィジー/Laura Fygi」の「Bewitched」(1993)から。

Bewitched

Laura Fygi / Polygram Records

「Dream A Little Dream – Laura Fygi」

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路傍の花、樹々の鳥(170) ~ 和の風情を楽しむ ~

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アサガオ

 ウォーキングの道筋にある小川の斜面に「アサガオ(朝顔)」が一面に咲いている。子供の頃よく見た懐かしい光景になにかホッとする。小学生の頃、夏休みの宿題で朝顔を育て、花の色を観察して、「メンデルの遺伝の法則」を学んだことを思い出す。

 さて、今宵は、古き和ジャズ風の雰囲気を ・・・。「星影の小径」。歌うは、私がJAZZを歌わせてみたいと思う歌手の一人、「ちあきなおみ」とシャンソン歌手「秋元順子」。

【 星影の小径 】  作詞/矢野 亮 作曲/利根一郎

「♪ 静かに 静かに 手をとり 手をとり
   あなたの 囁きは アカシヤの香りよ
   アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも
   夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ

   静かに 静かに じっとして じっとして
   私は散ってゆく アカシヤの花なの
   アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも
   いだかれて たたずみましょう 星影の小径よ    ♪」

「ちあきなおみ/星影の小径 秋元順子/星影の小径」

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路傍の花、樹々の鳥(169) ~ 半夏生を見て今年も明石の蛸を食べねばと思う ~

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 ウォーキングの道筋に、「ハンゲショウ(半夏生、半化粧)」が一面に咲いている。名前の由来は、旧暦の「二十四節気」の他に設けられた特別な暦日である「雑節」の「半夏生」の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して、片面(表面)だけが白く変化する様子から、「半化粧」とする説がある。後者の意味で、「カタシログサ(片白草)」とも呼ばれているという。
  
 「半夏生」。「七十二候」の1つである「半夏生ず」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつて旧暦では夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日で、毎年7月2日頃にあたる。「半夏生ず(はんげしょうず)」とは、「半夏(からすびしゃく)」が生え始めるころという意味で、農家にとっては、この日までに田植えなどの農作業を終わらせる大事な節目の日とされている。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多いという。(Wikipediaより参照)

 そして、関西地方では、理由はよくわからないが、「半夏生」の日に、「蛸」を食うという習慣があるようで、その日が近づくと、スーパーの魚売り場は、蛸が山と積まれている。今年もその日が近づいてきた。「蛸」といえば、それはもう「明石の蛸」でしょう。明石海峡の激しい潮流にもまれて身が締まっているということ。そして、明石海峡は稚ガニの宝庫。ごちそうのカニやエビを毎日食べていれば、そりゃ~美味いはず。

 ということで、今宵は、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」のアルバム、「潮流/Tide」(1970)から、タイトル曲を。「デオダート/Eumir Deodato」のアレンジによって生まれ変わったジョビンの名曲が満載。

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アントニオ・カルロス・ジョビン / ユニバーサル ミュージック

「Antonio Carlos Jobim - Tide」

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 フル・アルバムもアップされていました。

「Tom Jobim – Tide – 1970 – Full Album」

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路傍の花、樹々の鳥(168) ~ 炎天の花も咲く ~

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 炎天の花も咲きだした。「ナツツバキ(夏椿、沙羅)」である。仏教の聖樹である「娑羅樹(さらのき)」に擬せられ、この名がついたといわれる。ご近所の、兵庫県三田市にある「有馬富士公園」には、「ナツツバキ」の群落が自生している。花びらは5枚で白く、雄しべの花糸が黄色い。朝に開花し、夕方には落花する一日花であるという。母の詠みし歌 ・・・。

      見上ぐれば夏椿咲き夕映えの果の雲のゆる流るる
   

ムクゲ

 「ムクゲ(木槿)」。炎天を代表する花。茶道における夏の茶花としても欠かせない花だと聞く。そういえば、たしか、映画「利休にたずねよ」の一シーンにも「ムクゲ」が飾られていた。

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 今宵も、「アナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」の新譜「Minione」から。ラテンの哀愁、ヨーロッパの陰影の融合。

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Anna Maria Jopek / Gonzalo Rubalcaba / Universal

 「あなたを信じられない」。

「Nie Wierzę Ci – Anna Maria Jopek, Gonzalo Rubalcaba」

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 「最後の日曜日」。

「To Ostatnia Niedziela – Anna Maria Jopek, Gonzalo Rubalcaba」

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路傍の花、樹々の鳥(167) ~ 異国に咲く ~

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 結構馴染みがあるのに名前がわからない。調べてみたら、原産地は外国だったという花も多い。そんな花の一つが、「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」。「マツヨイグサ(待宵草)」の仲間で多年草。いかにも和風の名前。しかし、北米原産の帰化植物であり、ミズーリー州、テキサス州、それにメキシコが原産だという。名称の由来は、宵に咲く「ツキミソウ(月見草)」と違って、昼間にも開花していることによるという。

サボテン

 「サボテン(仙人掌、覇王樹)」。これはどう見てもアチラ産。「サボテン」は、サボテン科に属する植物の総称である。観賞用に多く育てられているので、名前も多そうである。夜咲いて朝しぼむ、一夜限りの「ゲッカビジン(月下美人)」という種類があるというが、この花は、昼間に咲いているので、違うようだ。それにしても「月下美人」、風情のある和名が付けられたもんだ。

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 そして、「コノテガシワ(側柏)」。葉が、冬は赤銅色に染まり、春になると、写真のような黄金色となるところから、結構生垣にしている家も多い。針葉樹だから、ヨーロッパ産と思ったら、韓国、中華人民共和国北部に分布する常緑針葉高木。雌雄異花で、雌花は淡紫緑色、雄花は黄褐色である。枝が直立する様子が、子供が手を上げる様子に似ていることから、「子の手柏」の名があるという。和名のつけ方が楽しい。

 かって日本にやってきては根付き、今は我々の目を楽しませてくれる異国の花。

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 ホーム・ソング・シリーズ、最後は「キャロル・キング/Carole King」でしめくくりましょうか。「 Home Again」。

 「キャロル・キング」。1942年生まれ。まさに我々と同世代の女性シンガーソングライター・作曲家。大学生時代に、「ポール・サイモン/Paul Simon」からデモ・テープの作り方を教わった彼女は、自分で作ったデモ・テープをレコード会社に売り込んだというが、何れも失敗に終わったという。

 1960年代には、当時の夫、「ジェリー・ゴフィン/Gerry Goffin」とのソングライター・コンビで、「Will You Love Me Tomorrow」など、後々まで歌い継がれている数々の作品を生み出した。
1970年代に入ってからは、シンガー・ソングライターとしての活動に本腰を入れ、1970年にアルバム「ライター/Writer」で再びソロ・デビュー。翌、1971年のソロ・アルバム「つづれおり(原題;Tapestry)」が大ヒット、グラミー賞でも4部門制覇し、現在まで約2200万枚を売り上げているという。2013年2月、長年の音楽界の功績によりグラミー賞の功労賞を受けた。

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 さすがに最近は、彼女のアルバムを聴くことはほとんどないが、たまに思い出して聴く程度。最近?の写真を見ると、いい歳のとり方をしているなと感じるし、「ロッド・スチュアート/Rod Stewart」、「ビー・ジーズ/Bee Gees」、「セリーヌ・ディオン/Celine Dion」らによるカバー・アルバム、「Carole King Tribute Tapestry Revisited」(1995)などを聴くと、多くのミュージシャンからリスペクトされていることがよくわかる。

 懐かしの名盤、「つづれおり(タペストリー)/Tapestry」。このアルバムに収められた数々の名曲は、すっかり日本にも馴染みの曲となり、POPSのエバー・グリーン、スタンダードとして根付いている。「Tapestry」から、「Home Again」。

【 Home Again 】  by Carole King

「♪ Sometimes I wonder            時々考えてしまう
    if I’m ever gonna make it home again  いつかあの家に帰る日が来るかどうか
  It’s so far and out of sight       それは遥か遠く、ぼんやりしているように思える
  I really need someone to talk to,     話し相手が欲しい
    and nobody else           そして
  Knows how to comfort me tonight    今夜私を癒してくれる人は誰もいない

  Snow is cold, rain is wet         冷たい雪 濡らす雨
  Chills my soul right to the marrow    その冷たさは私の魂を芯まで凍らす
  I won’t be happy till I see you alone again もう一度あなたに会うまでは幸せになれない
  Till I’m home again and feeling right    家に帰って、安らぎを感じるまでは

  Snow is cold, rain is wet          冷たい雪 濡らす雨
  Chills my soul right to the marrow     その冷たさは私の魂を芯まで凍らす
  I won’t be happy till I see you alone again もう一度あなたに会うまでは幸せになれない
  Till I’m home again and feeling right    家に帰って、安らぎを感じるまでは
  Till I’m home again and feeling right    そこが自分の居場所だと感じるまでは

  I wanna be home again and feeling right  家に帰りたい ほっとしたい  ♪」

 

TAPESTRY

CAROLE KING / EPIC

「Carole King – Home Again」

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