JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(330) ~ 紅葉の多田神社へ、ひときわ目立つのは大きな銀杏の樹 ~

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 清和源氏発祥の地、紅葉の「多田神社」へと「ノギク(野菊)」、「サザンカ(山茶花)」、
「コウテイダリヤ(皇帝ダリヤ)」などが楽しめる道を歩く。我が家から25分くらいでしょうか、ちょっと汗ばむくらいのちょうどいい距離。由緒ある神社で、地域の紅葉の名所とあって、静謐な境内には、七五三詣で、我々と同じように紅葉を楽しむ人がちらほら。まだ十分に紅葉していない樹もあるが、苔の緑との対比が鮮やか。

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 その中でも、大きな「イチョウ(銀杏)」の黄色がひときわ目立つ。「水戸黄門」お手植えとか ・・・。

 さて、今宵の歌は、「Tall Trees in Georgia(ジョージアの大きな木)」 。「バフィ・セント=マリー/Buffy Sainte-Marie」の1968年の作品で、「I’m Gonna Be A Country Girl Again」というアルバムに収録されているという。

 この「バフィ・セント=マリー」というシンガー・ソングライター、映画「愛と青春の旅だち(原題:An Officer and a Gentleman)」の主題歌、「ジョー・コッカー/’Joe’ Cocker」と「ジェニファー・ウォーンズ/Jennifer Warnes」のデュエットで大ヒットした「Up Where We Belong(愛と青春の旅だち)」を作ったことや、映画「いちご白書(原題:The Strawberry Statement 」の挿入歌、「サークルゲーム/The Circle Game」を歌ったことで知られている。

【 Tall Trees in Georgia 】   by Buffy Sainte-Marie

「♪ Tall trees in Georgia,   ジョージアの高い木の林
   They grow so high    大きく育ったその木の影は
   They shade me so     わたしをすっぽりと覆うくらい
   And sadly walking     苦労して低木の茂みを抜けて   
   Through the thicket I go  やっとたどり着いたものだ  

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   When I was younger      私が若かった頃
   The boys all came around   たくさんの少年たちがわたしを取り囲んだ
   But now I’m older          しかし、大人になった今
   And they’ve all settled down  彼らは皆結婚して身を固めてしまった
   Control your mind my girl     もういい加減に覚悟しなさいよ   
   And give your heart to one     一人の男に絞りなさい
   For if you love all men         多くの男にうつつを抜かしても
   You’ll be surely left with none    結局、誰とも続かないよ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の歌唱で。1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズクラブ、亡くなる10ヵ月前となる1996年の1月3日に行った、ワシントンDCにあるジャズ・クラブ「Blues Alley」でのライブ、ファンにとっては歴史的とも言える最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」(2015)から。

 エヴァは8歳の頃、この歌が収録されている「バフィ・セント=マリー」のアルバムに夢中だったようで、ライブの中でも「幼い頃よく聴いていた曲」と紹介している。

Nightbird

Eva Cassidy / Imports


「Eva Cassidy – Tall Trees in Georgia」

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路傍の花、樹々の鳥(229) ~ 常緑樹なのに?? ~

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 時々行く伊丹の大型ショッピングモール。所用のついでに買い物と昼食のため寄ってみた。日課のウォーキングはこの近辺でと周辺を歩くことに。前を流れる川沿いの公園の紅葉が見事。その中で、紅葉がひときわ目立つ木には、いくつも実がなっている。青い葉をみると「ソヨゴ」によく似ているが ・・・。「ソヨゴ」は、「冬青」とも書くように、冬でも美しい濃い緑の葉が魅力の常緑樹のはず。確信はないが、もし「ソヨゴ」だったら、枯れているわけでもないのに、こんなに紅葉しているのを見るのは初めて。何の木か分からないというのが正直なところ。ウォーキングを続けて猪名川べりを歩く。轟音で顔を上げると、伊丹空港から飛立ったジェット機が雲の中に消えていった。

 今宵の曲、「イブニング・イン・ザ・パーク/Evening in the Park」。「ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio」のアルバム、「Impressions/パリ北駅着、印象」(1988)から。

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 私にとって、「ケニー・ドリュー/Kenny Drew」は、アメリカ出身のジャズ・ピアニストであるが、「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」と並んで、ヨーロッパ・ジャズ・ピアノへの鳥羽口を開いてくれたアーティストである。ジャズ・プロデューサーの「木全 信(きまた・まこと)」氏がプロデュースした水彩画風のジャケット、メロディを重視し、優しいタッチの演奏は、アメリカン・ジャズには感じられなかった新鮮さを感じ、美メロが好きな軟弱なJAZZファンである私は、夢中になって行ったような気がする。

「ケニー・ドリュー」は、ハード・バップ・ピアニストの一人で、ニューヨーク出身であるが、アメリカを出て、ヨーロッパに活動の場所を移したジャズ・ミュージシャンのひとり。「バド・パウエル」、「デクスター・ゴードン」、「デューク・ジョーダン」、「マル・ウォルドロン」などもそうである。1961年にフランスに移住、64年からはデンマーク、コペンハーゲンで「ニールス・ペデルセン/Niels Pedersen」らとトリオを結成し、活動の本拠地にした。黒人ジャズメンにとって、人種差別のあるアメリカより、自由な空気が流れ、活気あふれるヨーロッパのジャズ・シーンの方が、はるかに居心地がよかったのであろう。

 今風に言えば、ヨーロピアン・スムース・ジャズ・ピアノというところか・・・・。しかし、単なる心地よさだけではない、ヨーロッパを感じさせる透明感のある演奏が人気を呼んだのであろう。

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パリ北駅着、印象/Impressions
ケニー・ドリュー・トリオ
エムアンドアイカンパニー


       
       
    


「Kenny Drew Trio / Evening in the Park」

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わが街の紅葉が好き

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 公園、ウォーキングの道筋、多田神社、遊びの山 ・・・、今いたるところで紅葉が美しいわが街。

 秋の歌。今宵は、「Autumn In New York(ニューヨークの秋)」。「そこで生まれて育ったわけでなないが、NYは私を受け容れてくれる。やっぱり大好き この街が一番」。そんな想いにあふれた曲。

 作詞・作曲は、「ヴァーノン・デューク/Vernon Duke」。ロシア貴族の御曹司だったが、ロシア革命を逃れ、合衆国に家族で亡命、ガーシュインの勧めでポピュラー音楽の世界に入ったという。そんな彼が、1934年、ミュージカル・ショー、「Thumbs Up!」のために作曲した曲の中の1曲で、13年後、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のレコーディングによりヒットした。

【 Autumn in New York(ニューヨークの秋) 】  by Vernon Duke

「♪ Autumn in New York         ニューヨークの秋
   Why does it seem so inviting    どうしてこんなに魅力的なんだ
   Autumn in New York        ニューヨークの秋
   It spells the thrill of first-nighting  まるで初日の幕が開くようにワクワクする

   Glittering crowds and shimmering clouds きらびやかな人びと、キラキラ光る雲
   In canyons of steel          摩天楼の谷間に漂うそれらを見ると
   They’re making me feel – I’m home  ああ、我が家に帰ってきたんだと実感する

   ・・・・・・・・・・・・・・・・

   Lovers that bless the dark      夜の闇に感謝し     
   On benches in Central Park     セントラルパークのベンチに座る恋人たち
   It’s autumn in New York       それこそがニューヨークの秋
   It’s good to live it again        やっぱりこの街が一番 ♪」

 随分昔に、ニューヨークを訪れたとき、ちょうど「ニューヨーク・シティ・マラソン」に出くわしたことがある。もう数時間以上前に先頭はゴールインしたが、摩天楼に明かりが灯る夕暮れ近くなっても、タイムなどはまったく関係なく、ゴールの「セントラルパーク」に笑顔で帰ってくる多くのランナーたち。そんな光景を見て、この人たちは、この街を走ることが本当に好きなんだと感じたことを思い出した。

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 さて、「ニューヨークの秋」。歌う歌姫は、「キャロリン・レンハート/Carolyn Leonhart」。1971年、ニューヨーク生まれのジャズ・ボーカリスト。父は、ベーシストとして名高い「ジェイ・レンハート/Jay Leonhart」。音楽一家に育ったため、早くからその音楽的才能の開花を期待されていたという。高校で音楽教育を受け、ゴスペル・コーラス・グループで歌い、ジャズへの傾倒を深めていった。やがて、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」の「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」に見出され、2002年、日本のレコード会社、「キングレコード」から自信名義のアルバム、「Autumn in New York」でデビューを果たした。

 ニューヨークの秋

 キャロリン・レンハート、 デヴィッド・マシューズ・トリオ キングレコード

「Carolyn Lenhart – Autumn in New York」

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 「歌モノを奏でたらこの人」と定評のあるのが、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」。彼のトリオでの演奏を。アルバムは、「Live at Village Vanguard」(2007)から。

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Live at the Village Vanguard
ビル・チャーラップ/Bill Charlap Trio
Blue Note Records


      
        
   

「Autumn In New York – Bill Charlap Trio」

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あちらこちらで文化祭やイベントが ・・・

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 11月3日は文化の日。週末、我々の地域でも、あちらこちらで地域の文化祭やイベントが行われている。我が団地では、2日間にわたって、「グリーンフェスタ」。お隣り、猪名川町では、「いながわまつり」。森林ボランティアの活動フィールド近辺では、「黒川里山まつり」。午前中、買い物がてらちょっと会場の自治会館を覗いてみたが、絵画、書道、写真、盆栽、手芸、菊作りなど、多方面の趣味の分野で、住民の力作が多く展示され、訪れる人も多く、活気にあふれていた。この文化祭、高齢化、マンネリ化など多くの問題も抱えているが、趣味が高齢者の仲間作りに繋がり、展示のイベントが人集めに繋がり、地域の交流の場になればいい。

 「taste」には、「味、味質、風味、一口、味見、ちょっとした経験、気味」といった意味の他に、「し好、趣味、審美眼、センス」という意味もある。そこで、今宵の曲、「蜜の味/A Taste Of Honey」。「リック・マーロウ /Ric Marlow」作詞、「ボビー・スコット/Bobby Scott」作曲で、1960年に上演された同名のブロードウェイ・ミュージカルのために作られたという。

【 A Taste Of Honey 】  by Ric Marlow , Bobby Scott

「♪ Cold winds may blow   冷たい風が
  Over icy seas        厳寒の海を渡って吹いてきたら
  I’ll take with me      君を温暖の地に
  The warmth         連れて行こう

  A taste of honey      蜜の味
  A taste much sweeter   その味は
  Than wine         ワインより甘い

  ・・・・・・・・・・・・・・    

  I will return        きっと
  I will return        きっと
  I’ll come back       帰ってくるよ
  For the honey       あの蜜の味と
  And you          君のために  ♪」
   

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 多くのミュージシャンがカバーし、「ビートルズ/The Beatles」もこの曲を取り上げているが、なんといっても、1965年、「ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス/Herb Alpert & The Tijuana Brass」のカバーが大ヒットとなり、同年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得した。

 今宵は、スピリチュアル・ヴォイスで、独自のR&B/ブルースの世界を創り上げている歌手、私ご贔屓の「リズ・ライト/Liz Wright」の歌唱から。「カサンドラ・ウイルソン/Cassandra Wilson」の後継者なんてささやきもあるようだが ・・・。

 1980年、米南部、ジョージア州生まれ。父は教会の牧師で、音楽監督を務め、母はオルガン奏者だったという。その影響で、幼少よりゴスペルに親しんできたため、彼女の音楽の原風景はゴスペルにあるという。ハイ・スクール時代は聖歌隊に参加、やがてブルース、ジャズに開眼する。アルバム、「ソルト/Salt」(2003)でデビュー。しかし寡作である。デビュー18年にしてわずか6作を数えるのみである。しかし、ゴスペルで培った深みと憂いのあるこの独特のスピリチュアルな世界観、ただものではない。もっともっと評価されていい歌手。

 「A Taste Of Honey」は、2ndアルバム、「ドリーミング・ワイド・アウェイク/Dreaming Wide Awake」(2005)に収録されている。本作ではオリジナル曲を始め様々なジャンルの音楽が取り上げられており、スピリチュアルな個性にくわえ、その奥にある暖かさも前面にでてきている。

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Dreaming Wide Awake
リズ・ライト/Lizz Wright
Verve Forecast


     
     

「Lizz Wright – A Taste of Honey」

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 そして、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。彼女もジャズ、ロック、POPSの壁を易々と乗り越え、独自の世界をつくるアーティストの一人。1955年シカゴ生まれ。今もシカゴを中心に音楽活動を続けているという。ジャズ・ピアニストで、シンガーで作曲家、しかもバンド・リーダーという多彩な才能の持ち主。そんな「パトリシア・バーバー」を含む、ピュアな美しい声の持ち主の歌姫5人のコンピ・アルバム、「Five Songbirds: A Reference Collection of Female Voices」(2004)から。はるか遠くから聞こえてくるような、えもいわれぬ静けさとエキゾシズムに満ちた歌唱。オリジナルのCDは「Cafe Blue」(1994)。

 Five Songbirds: A Reference Collection of Female Voices  

 Various / Fim



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Cafe Blue
パトリシア・バーバー/Patricia Barber
Premonition Records


      
      

「Patricia Barber – A Taste Of Honey」

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路傍の花、樹々の鳥(228) ~ 延喜式内神社へと続く小道を歩く ~

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 延喜式内神社へと続く小道を歩く。私が住んでいる団地が開発されるまえからの地道らしく、並行はしているが、国道からすこし離れているので、一体どこの山の中かと思われるような道である。

 「延喜式神名帳」に、『摂津国川辺郡 多太神社』とある式内社、「多太(たぶと)神社」。正式には、「ただ」であるが、近くにある清和源氏の祖、「源満仲(920頃~997)」が創建した「多田(ただ)神社(970創建)」と呼称が同じため、地元では「たぶと」と呼んで区別している。祭神は、「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」、「大鷦鷯尊(オオサザキノミコト=仁徳天皇)、「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」、伊弉冉尊(イザナミノミコト)」の四神というが詳細は分からないという。享保年間(1716~1736年)のころ、この社を「平野明神」と呼んでいたが、調査で、延喜式内社の「多太社」であることが判り、元文元年(1736年)に、寺社奉行「大岡越前守」によって古い社の由緒を失わないようにと社名を正し、「多太社」と刻んだ社号標石が建てられた。この標石は、今でも残っていて、市指定文化財となっている。

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 野仏。切通し。竹林。傍らの薮には、「ムカゴ(むかご・零余子・珠芽)」。「ムカゴ」は、「ナガイモ(長芋)」や自然薯などのヤマノイモ属の蔓になる肉芽の事で、秋になると「ヤマノイモ(山の芋)」の蔓の葉の付け根辺りに沢山付く。私はこれが大好物。採って、茹でて、今宵の食卓に。

 さて、今宵のピアノ。デンマークを拠点に活躍している新鋭ピアニスト、「サン・ビービー(ソレン・ベベ/Søren Bebe」率いる 「サン・ビービー・トリオ(ソレン・ベベ・トリオ)/Søren Bebe Trio」。曲は、「The Path to Somewhere」、アルバム、「Home」(2016)から。静謐、光と影、仄暗さ、硬質、清冽、優しさ、 ・・・、いろいろな印象で語られる北欧ジャズ・ピアノ。そんな言葉の系譜に連なるアーティスト。

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 2004年にデンマークの「Royal Academy Of Music」を卒業、2006年から「アンダース・モーゲンセン/Anders Mogensen(drums)」、「ニールス・ライド/Niels Ryde(electric Bass)とトリオを結成。「ア・ソング・フォー・ユー/A Song For You」(2012年1月録音)で日本デビュー。「Home」 (2016)。前作からは、ベーシストが、エレクトリック・ベースの「ニールス・ライド」から、ウッド・ベースの「カスパー・タゲル/Kasper Tagel」に変わっている。確かに、エレキベースよりウッドの方がビービーのピアノとは響きあう印象である。ECMレーベルでも知られているオスロの「レインボウ・スタジオ/Rainbow Studio」で録音された本作アルバムは、全曲ビービーの作曲で、彼自身が最高のアルバムと称しているという。

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Home (feat. Søren Bebe, Anders Mogensen, Kasper Tagel)
Søren Bebe Trio/サン・ビービー・トリオ
From Out Here Music


         
          

「The Path to Somewhere ー Søren Bebe Trio」

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路傍の花、樹々の鳥(227) ~ 団地を抜けた小道では ~

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 いつもとウォーキングのコースを変えて、団地を出ると、延喜式にも記載されているという古い神社、「多太神社」の脇を通る古い道をゆく。団地とはがらっと雰囲気が変わり、タイムスリップしたような古い古道の面影が残されている。そして路傍には雑草も交えて色とりどりの花が ・・・。「セイダカアワダチソウ(背高泡立草)」、「ガーベラ」でしょうか。

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 ハロウィンも近づいたようで ・・・。

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 7月にはいつも楽しませてくれる「ハンゲショウ(半夏生)」の場所には、「ホトトギス(杜鵑草)」が一面に。我が家にも咲くが、これだけ一面に群生するのも珍しい。

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 お地蔵さんとハロウィンが同居する小道。このお地蔵さんには、いつも花が絶えない。8月には「地蔵盆」も行われており、地域に根付いている素朴な信仰心が窺われる。

 さて、今宵の曲、「So Many Stars」。あの「セルジオ・メンデス/Sérgio Mendes」の1967年のボッサで、「マリリン・バーグマン&アラン・バーグマン/Marilyn Bergman & Alan Bergman」夫妻が英語詩をつけたもの。

【 So Many Stars 】  by Sérgio Mendes, Marilyn Bergman, Alan Bergman

「♪ The dawn is filled with dreams       夢いっぱいの夜明け
  So many dreams which one is mine    きっと私のもあるはず
  One must be right for me         きっとその一つは私の夢

  Which dream of all the dreams      この夢の中のどれだろうか
  When there’s a dream for every star   ひとつひとつの星に夢が宿るのは何時
  And there are oh so many stars      こんなにもいっぱいの星が輝く 
  So many stars               いっぱいの星が

  The wind is filled with songs        歌いっぱいの風
  So many songs which one is mine     きっと私のもあるはず
  One must be right for me         きっとその一つは私の歌

  Which song of all the songs        この歌の中のどれだろうか 
  When there’s a song for every star     ひとつひとつの星に歌が芽生えるのは何時 
  And there are oh so many stars,       こんなにもいっぱいの星が輝く
  so many stars               いっぱいの星が

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 3人の歌姫の競演。まずは、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の可憐な歌唱から。アルバムは、「ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた/If the Moon Turns Green… 」(2007)。

 ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた

 ダイアナ・パントン / MUZAK/fab.

「Diana Panton - So Many Stars」

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 「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」。アルバム、「サレンダー/Surrender」(2007)から。

 Surrender

 Jane Monheit / Concord Music Group

「Jane Monheit & Sergio Mendes – So Many Stars」

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 最後は、「ナタリー・コール/Natalie Cole」のアルバム、「Ask a Woman Who Knows」(2002)。動画は、アルバムリリース後、ロンドンで行われたライブ・パフォーマンスの模様を収録した同タイトルのDVD(2003)から。

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Ask a Woman Who Knows
ナタリー・コール/Natalie Cole
ユニバーサル ミュージック クラシック


          
         

「Natalie Cole – So Many Stars」

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路傍の花、樹々の鳥(226) ~ 青、白、赤、秋の風景 ~

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 樹々の鳥ではないが、頭上を轟音を轟かせて 自衛隊ヘリの編隊が飛んでいく。伊丹にある「中部方面隊創隊58周年記念行事(兵庫県伊丹駐屯地)」に向かうための編隊飛行のようだ。もう風物詩といってもいい毎年の年中行事である。そして、季節ですね、真っ白な「シュウメイギク(秋明菊)」、大量の真っ赤な実をつけた「ピラカンサス(サンザシ属の植物の総称で、日本では、タチバナモドキ/橘擬、トキワサンザシ/常盤山樝子などが栽植されている)」。

 今宵の曲、「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」の「青空/Blue Skies」。ボーカルは、ちょっと前の記事(参照拙ブログ 「天高く」)で歌詞とともに取り上げました。今回は、ピアノ演奏で。

 最初は、「北欧の貴公子」と呼ばれるスウェーデンのジャズ・ピアニスト、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」。アルバムは、「シャレード/Charade 」(2002)から。

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シャレード/Charade
ヤン・ラングレン・トリオ/Jan Lundgren Trio
エムアンドアイカンパニー/M&I


         
         

「Jan Lundgren Trio – Blue Skies」

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 歌ものを弾かせたらこの人と定評がある「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」。欧州ジャズとはまた違った雰囲気の「Blue Skies」が楽しめる。アルバムは、「夜のブルース/Blue in the Night」(2003)から。

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夜のブルース(紙ジャケット仕様) /Blue in the Night
ニューヨーク・トリオ/New York Trio
ヴィーナス・レコード


        
         

「New York Trio - Blue Skies」

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路傍の花、樹々の鳥(225) ~ お好きな服は? ~

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 咲きだした庭の「フジバカマ(藤袴)」。「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ ?(お好きな服は?)」。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方である。「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、当時は朝顔といわれていたという「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」のことで、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ次の2首の歌がその由来とされている。

「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花」 (万葉集・巻八 1537)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし)
                 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 (万葉集・巻八 1538)

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 秋の七草ではないが、「センニチコウ(千日紅)」もこの季節の印象的な花。花そのものではなく紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞(ほう)を楽しむ。苞とは、つぼみを包んでいた葉のことをいうが、「センニチコウ」のように、花弁や萼(がく)に見えるような植物もある。花名の「千日紅(センニチコウ)」は、百日咲き続けるといわれる「百日紅(サルスベリ)」よりも花期が長いとされることに由来するという。

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 さて、今宵の曲、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」と、ボーカルと演奏というJAZZ二刀流のはしり、「チェット・ベイカー/Chet Baker」のコラボで、「Fairy Flowers」。アルバムは、「ソフト・ジャーニー/Soft Journey」(1980)から。長らく廃盤になっていたが、エンリコの作品を多くリリースしているEGEA から復刻、再発したもの。1979年12月と1980年1月に分けて、ローマのスタジオで録音された。「チェット・ベイカー」の代名詞ともいえるような「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」も収録。

 
         

Soft Journey[輸入盤]

Chet Baker / Egea

「Chet Baker & Enrico Pieranunzi – Fairy Flowers」

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路傍の花、樹々の鳥(224) ~ 運動会の季節の花 ~

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キンモクセイ
 台風が近づいてくる前の秋晴れの一日。ウォーキングの道筋で、ひときわ強い芳香を放つのは、「キンモクセイ(金木犀)」。 子供の頃は、「秋の運動会の季節の花」と記憶していたように思う。

シオン

 野菊。もともと「野菊」と言う言葉は、野生の菊の総称で、特に「野菊」という草花があるわけではないという。 その野菊の代表格が、「シオン(紫苑)」。えらく優雅な名がつけられている。その「シオン」の栽培の歴史は古いらしく、「万葉集」には、別名の「オニノシコグサ(鬼の醜草)」、「古今和歌集」には「シオニ」、「枕草子」や「源氏物語」には「シオン」の名で登場するという。2m近く、低木と見間違うほど成長する草で、伸びた茎の先に薄紫色の可憐な花をたくさんつける。

 残念なことに、記事を書いている今日、29日は朝から雨。孫の運動会は延期となってしまった。

 さて、今宵の曲は「花」にちなんで、「Stone Flower」。「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の曲で、イージーリスニング・ジャズの分野を確立し、一世を風靡したCTIシリーズで1970年にリリースされた同タイトルのアルバムから。

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ストーン・フラワー/Stone Flower
アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim
キングレコード


       
       

    
「Antonio Carlos Jobim – Stone Flower」

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 「カルロス・サンタナ/Carlos Santana」がカバーしています。アルバム、「キャラバンサライ/Caravanserai」(1972)から。

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キャラバンサライ(紙ジャケット仕様)/Caravanserai
サンタナ/Carlos Santana
Sony Music Direct


         
        

    
「CARLOS SANTANA – Stone Flower」

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ゴージャス、ダリヤ園へ

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 買い物のついでに、「黒川ダリヤ園」へ。森林ボランティアの活動フィールド、「県立一庫公園」のすぐ近くにある。今年は、9月13日にオープンにオープンしたばかりで、満開とまではいかなかったが、ゴージャスな大輪から清楚な小輪、愛らしいポンポン咲きまで、多彩でゴージャスなダリヤが目を楽しませてくれた。

 平成13年に、同じ「川西」という名を持つ、山形県東置賜郡川西町から、「友好の証」として贈られた279株のダリアがその発端。翌年から市内で育て、少しずつ殖やしていき、平成17年に64種約1500株の花が咲く「黒川ダリヤ園」をオープン、それ以降、地元住民らの協力のもと育成を行い、今では約0.6ヘクタールの園内に約400種1100株のダリアが植えられている。「ダリヤ」は、日本には、江戸時代(1842年)にオランダ人によってもたらされ、花姿が「ボタン(牡丹)」に似ているため「テンジクボタン(天竺牡丹)と名づけられているという。

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 ゴージャスと聞いて、私の中ですぐに思い浮かぶのは、「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」でしょうか 。あでやか、大輪の花を思わせ、猫科、肉食系を感じさせるその印象的な目。

 1977年生まれ、40歳。油の乗り切った熟女シンガー。1998年、20歳にして「セロニアス・モンク・コンペティション」で第2位を獲得したことで、一躍注目を集め、2000年にデビュー。2003年と2005年にグラミー賞にノミネートされている実力派でもある。

 そんな艶やかぶりが味わえるのが、1934年オープン、ニューヨークのエリート達が集まる社交場として知れ渡っているという老舗のサパークラブ、「レインボー・ルーム」で、2002年9月に行われた、モンハイトのステージを記録したDVD、「Live at the Rainbow Room」(2003)。真紅のドレスで、あでやかに唄う様は、まさにゴージャス。もちろんCDもリリースされていますが、DVDがフルアルバムで、YOUTUBEにアップされています。

Live at the Rainbow Room(DVD)

JANE MONHEIT /


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Live at the Rainbow Room (CD)
ジェーン・モンハイト
Encoded Music


      
        

   
「Jane Monheit Live At The Rainbow Room (2003) 」

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