JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(215) ~ 梅雨の気配 ~

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ショウブ
 梅雨の気配。蒸し暑く、すこし梅雨っぽい天気が続いている。梅雨がなくても困るのだが、爽やかな天気を満喫したあとのこの気候はやや不快。しかし曇り空に映える「ショウブ(菖蒲)」の鮮やかさ。「ホトトギス(杜鵑)」の鳴き声が聞こえたように思えた。

 「ほととぎす 待てど来鳴かず菖蒲草 玉に貫く日を いまだ遠みか」
                        (『万葉集』巻八・大伴家持)


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ウノハナ(ウツギ)4

 そして、 卯月(旧暦4月)に 咲くことから、別名、「ウノハナ(卯の花)」と呼ばれる「ウツギ(空木)」の白の鮮やかさ。唱歌「夏は来ぬ」を思い出す。

 「♪ 卯の花の 匂う垣根に 
         時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて 
                   忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ ♪」  
                       (作詞:佐々木信綱、作曲:小山作之助)

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 今宵は、夭折のディーヴァ、そのチャーミングな歌声と美貌に参ってしまう男性諸氏も多いという美人女性歌手、「べヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」が歌う夏の歌。たった6枚のLPを残して、1960年、28歳の若さで、寝たばこが原因のホテル火災で焼死したとされてきた悲劇の女性歌手。ジャケでお分かりのように「金髪、白人、美人」、かっての女性ジャズ・シンガーの人気の条件をすべて備えている。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年ニュージャージー州生まれ。シンガーを志したのは、1950年頃だという。「アニタ・オデイ/Anita O’Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」や「ジューン・クリスティ/June Christy」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」らより少し遅れて登場した歌手。しかし、私が彼女を知ったのは、そのずっと後、日本で彼女の復刻盤が出始めたころである。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンとなった。死因も死亡年月日も永らく分らなかったらしいが、1960年4月13日の夜、離婚した両親それぞれと、彼女のマネージャーに遺書を残し、許容量以上の睡眠薬と酒を服用して死の床についたという。そんなことを知った上で聴くと、歌の景色も違って見えてくる。

 彼女の歌う夏の歌、まずは、「サマー・ロマンス/A Summer Romance」。 アルバムは、「Sings for Playboys」(1957)から。

【 A Summer Romance 】  by Raymond Taylor, Lester Judson

「♪ A summer romance         あのひと夏の恋
  Hasn’t a ghost of a chance, I know  幻などではなかったわ
  But a summer romance        でもあの恋は
  Should have a chance to grow     実らなかったの

  September’s nearly over        もうすぐ九月も終わる
  The winter will be here        そして冬がやってくる
  There won’t be time         今年はもう時間が残されていないわ
  To live and laugh           生きて、笑い
  And love again this year        再び愛し合うための時間が

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

シングス・フォー・プレイボーイズ

ビヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック

「Beverly Kenney – A Summer Romance」

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 2曲目は、夏を迎える定番曲ですね。「過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer」。1946年の、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のヒット曲。「トニー・タンブレロ/Tony Tamburello」のピアノとのデュオで、彼女の初々しさが際立っているアルバム、「二人でお茶を/原題;Snuggled On Your Shoulder」(1954)から。

【 The Things We Did Last Summer 】 
      作詞: サミー・カーン/Sammy Cahn 作曲: ジューリー・スタイン/Jule Styne

「♪ The boat rides we would take,   二人で乗ったボート
    the moonlight on the lake    月が輝く湖だったね
  The way we danced         踊りながら歩いた道
    and hummed our fav’rite song  お気に入りの歌を口ずさんだね
  The things we did last summer    去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ

  The midway and the fun,       楽しかった遊園地での出来事
    the kewpie dolls we won      君はキューピー人形をとったね
  The bell I rang to prove        ベルの音量が
    that I was strong          僕の腕力の強さを証明したし
  The things we did last summer     去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
 

二人でお茶を+1(紙ジャケット仕様)

ビヴァリー・ケニー / BounDEE by SSNW

「Beverly Kenney – The Things We Did Last Summer」

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会えなかったが ・・・

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 私のご近所、大阪府能勢町に、国の天然記念物に指定され、幹回り14m、高さ30m、推定樹齢千年以上という「大ケヤキ」がある。「野間の大けやき」と呼ばれ、大阪府下では一番、全国でも4番目の巨木だそうである。一本の木として立っている「ケヤキ(欅)」としては日本一だという。鎌倉時代には、もうこの地の神社のご神木とされていたらしいから、相当な古木であることに間違いない。

 その「大ケヤキ」が若葉に包まれる、この時期、「フクロウ(梟)」と「アオバズク(青葉木菟)」が営巣して、子育てをするために、この巨木を訪れることでも有名である。まず、最初に、「フクロウ」が子育てをし、雛が巣立ってから、その巣に「アオバズク」が入り、子育てをする。「フクロウ」の雛が巣立つまで、「アオバズク」は、追い出すこともなく、じっと見守って待っているという。毎年同じ洞に巣を作るので、いわば、「ホーム・シェアリング」、いや、「ネスト・シェアリング」というところか。

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 というわけで、久しぶりに「フクロウ」、「アオバズク」のツー・ショットが見られるかと、会いに行ってきた。巨木の下には多くのファンが、カメラをかまえて陣取っているが、私が行った時間帯は、どうも両者ともお出かけのようで、残念ながら、会うことはできなかった。「フクロウ」は真っ白な雛が孵っているいるという。「アオバズク」の子育ては6月中まで続くから、また来てみよう。写真は、ここで何年か前に撮った子育て中の「アオバズク」である。

 もう一部の田んぼには、水が張られ、田植えが済んでいた。きっと昔から、この近くの農民は、「フクロウ」や「アオバズク」の生態と農作業を同期させていたのでしょう。鮮やかな新緑が田に映る里の風景が拡がっていた。

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 わがクラブのシンボルマークでもある「フクロウ」。「松居慶子/Keiko Matsui 」の曲に、「Lake Of The White Owl」という曲がある。今宵はそれを ・・・。

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 「松居 慶子」は、日本のジャズ・ミュージシャンでピアニスト・キーボーディスト。1961年、東京生まれというから、結構なお年であるが、写真からはそれを感じない。5歳の頃からピアノを弾き始め、18歳で「ヤマハ・ミュージック・コミュニケーションズ」とアーティスト契約を結んだ。1987年に発表した自主制作アルバム、「水滴」が「ロサンゼルス・タイムズ」や音楽専門誌で絶賛され、アメリカの「スムース・ジャズ」界で中心的存在となる。以来、南カリフォルニアを本拠地にライブ活動を続けている。2001年、アルバム、「DEEP BLUE」が、日本人初の全米ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャートで1位になったことも記憶に残っている。

 あまり聴くこともなかったし、日本よりむしろアメリカで人気があるという印象だが、これぞスムース・ジャズというようなサウンドである。しかし、一貫して自然をテーマにし、単に美しいメロディーというだけではなく、ウィンダムヒルの音楽を思わせるところが、人気の秘密かも知れない。アルバム、「White Owl」(2003)から。

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White Owl
Keiko Matsui/松居慶子
Narada


    
    

「Keiko Matsui — Lake Of The White Owl」

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 フルアルバムはコチラ。
    

    

連休も終わって

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 連休も終わって街は元通りの生活を取り戻している。小学3年生くらいでしょうか、新学期も始まってから1ヶ月ちかく経ち、新しいクラスや学年にも慣れ、社会見学で地域の消防署を訪れているようだ。今月から、兵庫県の中学2年生は社会体験をする「トライやるウィーク」が始まり、山の公園にも来るので、そのうちの1日は「森林ボランティア体験」として、我々が指導をすることになっている。

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 さて、今宵の歌は、スタンダードから、「Teach Me Tonight(邦題:今夜教えて)」。歌姫は、「アレクシス・コール/Alexis Cole」。アルバムは、「Close Your Eyes」(2013)。

 「My heart belongs to daddy(私の心はパパのもの)」と同じ系統の歌で、ちょっと意味深でやばくて、色っぽい曲なので、お色気たっぷりに歌われることが多いようです。作詞「サミー・カーン/Sammy Cahn」と作曲「ジーン・ド・ポール/Gene De Paul」による1953年の作品。

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 そんな歌が収録されているこのアルバム、なんせリリース元は、「ヴィーナス・レコード」ですから、期待通りのグラビア風ジャケット。「ジョン・ディ・マルチーノ/John Di Martino」のピアノ・トリオをバックに、ベタベタしない上品なお色気を漂わせながら、これまた期待通りに歌います。

 しかし、1976年、ニューヨーク生まれの彼女、音楽一家に育ち、高度な音楽教育も受けたが、なんと「ウエスト・ポイント米陸軍士官学校/United States Military Academy at West Point」出で、階級は 「Staff Sergeant (2 等軍曹)」という軍隊の経験があることも、びっくりです。

【 Teach Me Tonight 】  by Sammy Cahn / Gene De Paul

「♪ Did you say I got a lot to learn?     「もっとたくさん学ばないとね」と言ったわね
  Well don’t think I’m trying not to learn?   学ぶ気がないなんて思わないでね
  Since this is the perfect spot to learn,    学ぶには今ここがパーフェクトな場所だから
  Teach me tonight.              今夜教えてネ

  Starting with the ABC of it         まずはABCから始めて
  Right down to the XYZ of it         最後のXYZまで徹底的にネ
  Help me solve the mystery of it,      謎が解けるまで
  Teach me tonight              今夜教えてネ

  The sky is blackbord high above you    空が黒板のように広がっているわ
  If a shooting star goes by,         もし流れ星が流れたら
  I’ll use that star to write “I love you”     その流れ星で、「I love you」と
  A thousand times across the sky      1000回も空に書くわ

  One thing isn’t very clear my love     でも、まだはっきりしないことが一つあるの
  Should the teacher stand so near my love 先生、そんなに近づいてきちゃっていいの?
  Graduation’s almost here my love      卒業はもう間近かしら
  Teach me tonight.              今夜教えてネ           ♪
   
   
 やはり、ヤバイですね、これは ・・・。

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クローズ・ユア・アイズ
アレクシス・コール
ヴィーナスレコード


      


「Teach Me Tonight – Alexis Cole」

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路傍の花、樹々の鳥(214) ~ 生垣の王道は躑躅 ~

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 生垣の王道、人気No1は、やはり「ツツジ(躑躅)」なのでしょうか。ウォーキングの道筋には、いろとりどりの躑躅が豪華絢爛に咲き誇っている。

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 ジャズ・ボーカルの王道もスタンダードということで、今宵のアルバムは、誰もが知っているスタンダード・ラヴ・ソング集。歌うディーヴァは、クールでエレガントな歌声と絶妙のピアノ・プレイで弾き語る「キャロル・ウェルスマン/Carol Welsman」。女性ヴォーカル王国、カナダにあって、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」と並び、人気、実力を兼ね備え、カナダを代表するシンガー&ピアニスト。「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」が絶賛し、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」が惚れ込んだいう彼女が、20曲のスタンダード・ラヴ・ソングを弾き語るのは、「ディス・イズ・キャロル – ラヴ・ソング20/This is CAROL Love Song 20」。録音は、2016年8月、ロサンゼルス。

 「キャロル・ウェルスマン」。1960年、カナダのトロント生まれ。祖父はトロント・シンフォニー・オーケストラの創設者、母はピアノの教師、父はサックスやクラリネットを吹くという音楽一家に育つ。高校時代にクラシック・ピアノ、ダブル・ベース、ヴァイオリンを勉強するが、その後ジャズに興味を持ち、1980年にボストンの「バークレー音楽院」へ入りピアノを専攻、ジャズの道へ踏み出した。

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 20曲のうち、6曲にゲストとしてデュオ参加しているのは、サウダージ感溢れるまろやかな歌声とギターで魅了するブラジリアン・シンガー&ギタリストは、このブログでも何回か取り上げたことがある「ポリーニョ・ガルシア/paulinho garcia」。

 1948年、ブラジル生まれ。9歳の頃から地元のラジオで歌う。10代の頃は、ドラムを叩き、後にベースに転向、ベース奏者、アレンジャー、作曲家としてブラジルで活躍。その後、1979年に渡米、アメリカのシカゴで活躍していたバンドでベース奏者として1991年までプレイ。1991年からギターを主楽器として自己のバンド「Jazzmineiro」を結成、1996年に発表したCDは、アメリカの新聞や音楽誌で高い評価を得たという。

 近年はポーランドのシンガー、「グラジーナ・アウグスチク/Grazyna Auguscik」と世界中をツアーしている。グラジーナとの共演アルバム、「ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ/The Beatles Nova」、ソロ・アルバム「ひとり~プレイズ・スタンダード/Beautiful Love」がある。(参照拙ブログ、「母の日の花届く」 「秋桜一輪、初秋のボッサ」 など)

 「Love Song 20」。このアルバムは、きっとシニアの洋楽、POPS好き、JAZZ好きの方なら、ほとんどご存知で懐かしい曲ばかりが収録されていると思う。懐かしさが凝縮され、なにか自分の洋楽、POPSの歴史を振り返るような思いすら感じる。

【収録曲】
1. Skylark
2. いそしぎ/The Shadow Of Your Smile
3. 哀しみのクラウン/Send In The Crowns
4. スマイル/Smile
5. It Had To Be You
6. シェルブールの雨傘/I Will Wait For You
7. やさしき伴侶を/Someone to Watch Over Me
8. Teach Me Tonight
9. 枯葉/Autumn Leaves
10. Corcovado
11. Danny Boy
12. 遥かなる影/Close To You
13. イパネマの娘/The Girl From Ipanema
14. ベサメ・ムーチョ/Besame Mucho
15. 魅せられて/Bewitched
16. 黒いオルフェ/Maha De Carnaval
17. ジャニー・ギター/Johnny Guitar
18. My Foolish Heart
19. ある恋の物語/Hisoria De Un Amor
20. My Funny Valentine

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ディス・イズ・キャロル – ラヴ・ソング20/This is CAROL Love Song 20
キャロル・ウェルスマン/Carol Welsman
MUZAK,INC.


    
    

 YOUTUBEにアップされていませんので、別のピアノ・ソロ・アルバム、「For You」からですが ・・・。

「Carol Welsman – Skylark」

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「Carol Welsman – Close To You」

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路傍の花、樹々の鳥(213) ~ 花づくりの王道 ~

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 育てるのが大変らしいが、花の女王は「バラ(薔薇)」だという。この時期、ウォーキンをしていると、「薔薇屋敷」と呼んでもいいような丹精込めた薔薇が咲く家を見かける。絢爛な形といい、香りといい、艶やかな色といい、まさに花作りの王道にふさわしい。

 ジャズの王道といえば、スタンダードでしょうか。そして、ピアノ・トリオ。この黄金週間、イタリアの美メロピアニスト、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」がスタンダードに魂を込めた最新作2作に聞き惚れていた。いずれもこだわりでは定評のある日本の2レ-ベルからのリリースである。パーソネルは、いずれも最近の鉄板トリオ、「Alessandro Galati – piano」、「ガブリエル・エヴァンジェリスタ/Gabriele Evangelista – bass」、「ステファーノ・タンボリーノ/Stefano Tamborrino – drums」。

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 「アレッサンドロ・ガラティ」。1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」を敬愛し、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせる抒情派ピアニストである。6歳でクラシック・ピアノを始め、後にジャズに強い興味を持ち、イタリアの著名なベーシスト兼ビッグバンドのアレンジャー、「ブルーノ・トマソ/Bruno Tommaso」に師事、ジャズ・オーケストラの編曲・作曲を修得したという。ずっと聴き続けているが、独特の詩情と哀愁を持ち、これほど内省的で微妙な感情を表現できるピアニストとして稀有の存在である。

 まずは、「OUTER GOLD, INNER LORD. 」。前作、「Cold Sand」と同じ、「澤野工房」からのリリース。オリジナルであることに徹してきたガラティに、敢えて全曲スタンダード・ナンバーという「枷(かせ)」をはめたという。全編よく知られた曲ばかりであるが、今まで聴いたものとは全くイメージが違う。ガラティ流の美学が全編に込められている。ガラティが生み出した新しき「スタンダード・ソング・ブック」。

【 収録曲 】
01. Alone Together
02. Blue Monk
03. Caravan
04. Falling in Love with Love
05. Django
06. Sunny
07. Garota de Ipanema
08. How Deep Is the Ocean

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OUTER GOLD, INNER LORD.
アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio
澤野工房


    
    

「Alessandro Galati Trio ー CARAVAN」

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 サワリの試聴はコチラから。

 さて、「寺島レコード」からのリリースは、「Shades of Sounds」。「寺島靖国」+「アレッサンドロ・ガラティ」+「ステファノ・アメリオ/Stefano Amerio(サウンド・エンジニア)」のコラボによる三位一体で仕上げた美曲集とある。

 たしかに、私がガラティに魅せられ、求めて聴いてきたリリシズムのエッセンスが全てここにあるといってもいいくらいのアルバム。特にM1,M3は寺島氏が、ガラティのオリジナルと勘違いしたというくらい美しい。この美しい音色が奏でられたのは、「ファツィオリ/Fazioli」社のF-278だという。

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シェイズ・オブ・サウンズ/Shades of Sounds
アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio
寺島レコード


    
    

【 収録曲 】
1. After You Left
2. Stella By Starlight
3. You’ll Walk In The Field
4. Blue In Green
5. Coracao Vagabundo
6. Andre
7. The Two Lonely People
8. Nobody Else But Me
9. Moment’s Notice

サワリの試聴はコチラから。

 過去、彼のアルバムをいくつも聴いてきたが、その美しいメロディ・ラインは、私の心の琴線をかきたててきた。どれもが「私の泣けるピアノ・アルバム」といってもいいでしょう。これからも目が離せません。
    

   

路傍の花、樹々の鳥(212) ~ 花と蝶 ~

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 団地のあちこちで、「ツツジ(躑躅)」が見事な満開を迎えている。「ハナミズキ(花水木)」、「モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)」などとならんで、生垣に人気の低木。蝶が蜜を吸いにきたところをパチリ。

 さて、今宵の曲は、「森進一」ではありません。「ポール・デスモンド/Paul Desmond」。「不幸で良かった」なんて、自虐的なタイトルが付けられたアルバム、「Glad To Be Unhappy」(1964)から、「Poor Butterfly」。
    
 パーソネルは、「デスモンド(alto sax.)」の他、「ジム・ホール/Jim Hall(Guitar)」、「コニー・ケイ/Connie Kay(Drums)」、「ユージーン・ライト/Eugene Wright(Bass)」という「デイブ・ブルーベック・カルテット The Dave Brubeck Quartet 」と「モダン・ジャズ・カルテット (Modern Jazz Quartet) 」をミックスした手練れ。

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Glad to Be Unhappy
ポール・デスモンド/Paul Desmond
RCA Victor Europe


    
    

「Paul Desmond – Poor Butterfly」

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 同じアルバムから、「蜜の味/A Taste Of Honey」。
   
「Paul Desmond – A Taste Of Honey」

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May Day 青空に錦

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 一庫ダムに100匹ほどの鯉のぼりが翻る。毎年この時期の放水と併せてのイベント。団地の庭先にも、子供の成長を願って鯉のぼりが翻る。May Day。

 今宵の曲、私が一番ご贔屓のギタリスト、「ジム・ホール/Jim Hall」の「One Morning in May」。アルバム、「哀愁のマタドール/Commitment」(1976)から。アレンジが「ドン・セベスキー/Don Sebesky」のほか、「アート・ファーマー/Art Farmer(Flugelhorn)」、「ロン・カーター/Ron Carter(Bass)」、「テリー・クラーク/Terry Clarke(Drums)」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan(Piano)」などそうそうたるメンバーがサポート。

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哀愁のマタドール/Commitment
ジム・ホール/Jim Hall
ユニバーサル ミュージック クラシック


      
     

「One Morning In May – Jim Hall」

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路傍の花、樹々の鳥(211) ~ La Vie En Rose ~

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 路傍に咲く早咲の「バラ(薔薇)」一輪。「花の女王」と呼ばれるだけあって、たった一輪でも気品に満ちている。そんな人生でありたいと願ったことあったが ・・・。

 さて、「バラ」という言葉を含む歌で、「酒とバラの日々/Days of Wine and Roses」と知名度を二分する歌といえば、「ラ・ヴィ・アン・ローズ(バラ色の人生)/仏語:La Vie en Rose」でしょうか。「ラ・ヴィ・アン・ローズ」は、1946年の「エディット・ピアフ/Édith Piaf」の代表曲。ピアフ自身の作詞、「ルイギ/Pierre Louiguy」作曲。後に、「マック・デイヴィッド/Mack David」によって英語詞が作られた。

 今も心に残る映画に、2007年のピアフの伝記映画、「エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜/原題:La Vie en rose」。ピアフ自身の声に、主演の「マリオン・コティヤール/Marion Cotillard」が口パクで演技をするというものであったが、彼女の演技とピアフの声は、違和感どころか素晴らしくマッチングしていたのが今でも印象に残っている。(参照拙ブログ「バラ色の人生とは?  ~映画「エディット・ピアフ」によせて~」

【 La Vie en Rose 】  by Édith Piaf , Pierre Louiguy

「♪ Des yeux qui font baisser les miens  私をじっと見つめる目
  Un rire qui se perd sur sa bouche    唇にはかすかな微笑
  Voila le portrait sans retouche      まぎれもない彼の姿 
  De l’homme auquel j’appartiens     わたしが愛した人のポートレート

  Quand il me prend dans ses bras,    私を腕に抱きしめて
  Il me parle tout bas           彼がそっとささやく時
  Je vois la vie en rose,          私の人生はばら色になるの
  Il me dit des mots d’amour       愛の言葉で満たされた毎日
  Des mots de tous les jours,        私の中で何かが変わり
  Et ca m’fait quelque chose        私の心は彼でいっぱいになった
   ・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 映画のシーンから。

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組) 東宝

「Marion Cotillard ( Edith Piaf ) – La vie en rose」

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 数多くの歌唱があり選択に迷うが、まずは、その歌手人生の一時期をフランスに捧げた「ディー・ディー・ブリッジウォーター/Dee Dee Bridgewater」の個性的な歌唱から。全編フランス語で歌うアルバム、「J’ai Deux Amours(二つの愛)」(2005)から。

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J’Ai Deux Amours/フランスへのオマージュ
ディディ・ブリッジウォーター/Dee Dee Bridgewater
Sovereign Artists


   
   

「La vie en rose – Dee Dee Bridgewater」

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 シャンソンの雰囲気を漂わせながら歌うのは、「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」。「アフター・ダーク/After Dark」(2010)から。

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アフター・ダーク/After Dark
ヘイリー・ロレン/Halie Loren
ビクターエンタテインメント


   
   

「Halie Loren – La Vie En Rose」

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 英語詩でも聴いてみましょうか。端正な歌唱でスタンダードを歌う「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」のアルバム、「At Last」(2003)から。

【 La Vie en Rose 】   作詞:マック・ディヴィッド/Mack David

「♪ Hold me close and hold me fast  私を引き寄せ、強く抱きしめて
  The magic spell you cast      あなたが私にかける魔法の呪文
  This is la vie en rose        これこそがバラ色の人生

  When you kiss me heaven sighs  あなたがくちづけすると私は無上の吐息をもらし
  And tho I close my eyes      目を閉じてしまう
  I see la vie en rose         そこに見えるのはバラ色の人生
   ・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
                   

アット・ラスト

シンディ・ローパー/ソニーミュージックエンタテインメント

「Cyndi Lauper – La vie en rose」

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 さて、流麗なピアノは、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」。アルバム、「哀愁のリベルタンゴ/LIBERTANGO」(1999)から。

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哀愁のリベルタンゴ/LIBERTANGO
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio
ポニーキャニオン


    
    

「La Vie En Rose – European Jazz Trio」

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 学生時代に初めて聴いた懐かしのアルバム、「ゲイリー・マクファーランド/Gary McFarland」の「ソフト・サンバ/Soft Samba」(1965)。私は、元祖「フェイク・ボッサ」アルバムだと思っています。LP時代から、50年にわたって聴いている愛聴盤。

ソフト・サンバ

ゲイリー・マクファーランド / ユニバーサル ミュージック クラシック


  
「Gary McFarland – La vie en rose」

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路傍の花、樹々の鳥(210) ~ アンティーク・ショップの店先で ~

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クレマチス
 花好きには最高の季節になってきた。5月中旬、わが街では花好きたちが、自慢の庭を一般に公開する「オープン・ガーデン」も開かれる。いつものウォーキングの道筋にあるアンティーク・ショップ。 ここも一年を通じて、真冬でも店先に花が絶えることがない。きっとオーナーが花好きなんでしょう。込めた丹精が窺われる。

 さて、大型連休に突入した今宵は、「ポール・デスモンド/Paul Desmond」が「ジム・ホール/Jim Hall」とコラボしたアルバム、「ボッサ・アンティグア/Bossa Antigua」(1964)から。「アンティグア/ポルトガル語:Antigua=アンティーク/フランス語: antique」で、「ボッサ・ノヴァ/Bossa Nova(新しい傾向、新しい感覚という意味)」にかけたタイトルである。

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 「ポール・デスモンド」は、1924年サンフランシスコ出身のジャズ・サックス奏者、作曲家。ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人で、「デイヴ・ブルーベック・カルテット/The Dave Brubeck Quartet」に在籍時に作曲した「テイク・ファイヴ/Take Five」等で、日本でもジャズ・ファンにもよく知られている。

 一方、「ジム・ホール/Jim Hall」。1930年、ニューヨーク州バッファロー生まれのジャズ・ギタリスト。ジャズ・ギター界の巨匠で、「パット・メセニー/Pat Metheny」など多くのギタリストが、ジムからの影響を公言している。残念なことに二人とも鬼籍に入ってしまっている。

 「テイク・ファイヴ」の続編として、ふたりのコラボで作られたアルバムが、「テイク・テン/Take Ten」(1963)。「テイク・テン」の翌年録音されたのが、「ボッサ・アンティグア」。全編ボッサ・テイストに満ちたジャズ・ボッサの名盤。「ジム・ホール」とのコンビネーションには更に磨きがかかり、「夜は千の目を持つ/Night Has a Thousand Eyes」、あの「イパネマの娘/The Girl From Ipanema」へのトリビュート・ソングと思しき「東9丁目の女/The Girl From East 9th Street」等を快演。エバーグリーン、そして最高のBGM。

ボッサ・アンティグア

ポール・デスモンド / SMJ

「Paul Desmond / Bossa Antigua」

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「Paul Desmond ft. Jim Hall – The Girl From East 9th Street」

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「Paul Desmond & Jim Hall – Night has a thousand eyes」

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路傍の花、樹々の鳥(209) ~ バラの季節始まる ~

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ナニワノイバラ2
モッコウバラ2
モッコウバラ3
 ウォーキングの道筋で、ひときわ目立つ白い花。「ナニワイバラ(浪花茨)」、あるいは「ナニワノイバラ(浪花野茨)」と呼ばれる「バラ」である。中国・台湾原産の常緑性の蔓バラ。幹も枝も蕾もも花茎も枝も、とにかくすべて鋭く細かいトゲに覆われている。江戸時代、宝永年間(1704~1711年)に中国から伝わり、大阪の植木屋が普及させたところから、「浪花」の名がついているらしい。

 そして生垣などに仕立ててよく見かけるのが、「モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)」。こちらはトゲがないので扱いやすく、一般的なバラよりも育てるのが簡単と言われているので、人気もあるようだ。白と黄色があり、白にはいい香りがあることから、「木香」の名の由来となったという。

 一般的なバラはまだまだ蕾。この連休が明ければ、ご近所の薔薇屋敷もバラ園も見頃となる。

 さて、「ROSE」とくれば、今宵の曲は、「酒とバラの日々/Days of Wine and Roses」でしょうか。 1962年制作、「ティファニーで朝食を/Breakfast at Tiffany’s」の「ブレイク・エドワーズ/Blake Edwards」監督、「ジャック・レモン/Jack Lemmon」、「リー・レミック/Lee Remick」主演で、アルコールに溺れてゆくカップルを描いたアメリカ映画、「酒とバラの日々」のテーマ曲でした。「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」作曲、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」作詞のこの曲はアカデミー歌曲賞のほか、グラミー賞各部門を総なめにした。高校生の頃観た映画で、印象に残っている映画の一つ。

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酒とバラの日々 [DVD]
ジャック・レモン 、リー・レミック (出演)、ブレイク・エドワーズ (監督)
ワーナー・ホーム・ビデオ

  
  
    
    

【 Days of Wine and Roses 】   by Henry Mancini Johnny Mercer

「♪ The days of wine and roses  酒とバラの日々は
  Laugh and run away      笑いながら去っていく
  Like a child at play       まるで遊びに夢中の子供のように
  Through a meadow land    草地を走り抜け
  Toward the closing door    閉じようとしているドアに向かう子供のように
  A door marked “nevermore”   「二度と繰り返さない」と刻まれたドア
  That wasn’t there before    今までそんなことが書いてなかったドアへ向かって

  The lonely night discloses    孤独な夜が告白するのは
  Just a passing breeze      ちょうど吹き抜ける風が
  Filled with memories       運んでくる思い出
  Of the golden smile        輝いた微笑みに満ちた思い出
  That introduced me to      その微笑みが私を
  The days of wine and roses and you 酒とバラと、そしてあなたの日々へと誘った

  ・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 カバーがありすぎて選択に迷います。まず、ボーカルからということで、「アジアの癒し姫」と私が呼んでいる「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」。アルバムは、「Autumn Leaves: The Songs of Johnny Mercer」(2000)から。

Autumn Leaves

Jacintha / Fim [1st Impression]

「Days of Wine & Roses – Jacintha」

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 続いて、フリューゲル・ホーンの名手、「アートファーマー/Art Farmer」の「インターアクション/Interaction」(1963)から。

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Interaction
アート・ファーマー/Art Farmer
Rhino

    
    

「The Days Of Wine And Roses – Art Farmer」

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 北欧・スウェーデンのピアニスト、「ベント・エゲルブラダ/Berndt Egerbladh」。そのトリオが1988年に録音し、ファンの間では、長く「幻の名盤」と称されてきた一枚がある。そのジャケットのデザインから、「子供」と呼ばれてきた「A Boy Full Of Thoughts」から。

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ベント・エゲルブラダ・トリオ / 澤野工房

「The Days Of Wine And Roses ー Berndt Egerbladh Trio」

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 もうひとつ、「薔薇」と聞くと私にとって忘れられない曲がある。「ペリー・コモ/Perry Como」の「バラの刺青/The Rose Tattoo」。初めて聞いたのは、中学生だったか高校生の頃だったか。その甘美なメロディと妖しい響きを持つ歌のタイトルにいたく心惹かれ、歌詞を暗記し、辞書を引いて訳したことを覚えている。こちらも観てはいないが、「テネシー・ウィリアムズ/Tennessee Williams」が、彼の戯曲、「欲望という名の電車」を彼自身で脚色し、1955年映画化した「ダニエル・マン/Daniel Mann」監督の「バラの刺青/原題:The Rose Tattoo」のテーマ音楽である。

【 The Rose Tattoo/バラの刺青 】
           作曲;Harry Warren 作詞;Jack Brooks

「♪ He wore the rose tattoo,            薔薇の刺青を肌に纏う男がいた
   To prove his love was true . . .         彼の愛の証のためにと
   But hearts can lie, so why deny,         しかし心は移ろい、愛は嘘に変わる    
   That roses fade and love can die . . .      薔薇は色褪せ、愛も死んだ

   She’ll wait her whole life through,       生涯をかけ彼を待つ女がいた
   Like fools an’ dreamer’s do . . .         現実を見失った夢追い人のように
   She’ll go on carrying for one who’s wearing,  彼女はずっと心に描き続ける
   The rose . . . the rose tattoo . . .        薔薇の刺青を纏う男を ・・・  ♪」

ベスト・オブ・ペリー・コモ

ペリー・コモ / BMG JAPAN

「Perry Como ー The Rose Tattoo バラの刺青」

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