JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

今昔デザインの妙、久しぶりに郷土館へ

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  長いあいだご愛読いただきましたが、オーナーさんの都合により来年1月末をもって「プレミアムエイジ」が終了することになりました。つきましては、「JAZZYな生活」は、同じ内容をアップしている個人ブログ、「大屋地爵士のJAZZYな生活」(https://oyajijazz.exblog.jp/)で引き続きご覧いただけますので、お手数ですが、そちらへの移行をよろしくお願いいたします。

    





 最近、家の前の道路のマンホールの蓋の取り替え工事があった。聞いてみると坂の多いこの住宅地、順次、耐スリップ型のものに取り替えていっているという。マンホールに地域の特長を活かした「デザイン・マンホール」というカテゴリーがあり、多くのファンがいる。今年の10月、お隣の池田市で「マンホール・サミットin池田」が開かれ、全国各地から約4,500人の「マンホーラー」が集まったという。もともと「デザイン・マンホール」には多少の興味があり、市の郷土館でデザインマンホール写真展を開催しているというので、買い物のついでにちょっと寄ってみた。
     
 「川西市郷土館」は、数寄屋風の造りの屋敷、銅の製錬を業としていた「旧平安(ひらやす)家住宅」、市内の小戸地区にあった洋館を移築復元した「旧平賀家住宅」、「青木大乗」両画伯の作品を展示する近代的な建物の美術館「ミューゼ・レスポアール」などで構成されている。「旧平安家住宅」と「旧平賀家住宅」は、国登録有形文化財(建造物)に登録されており、「旧平賀家住宅」は「ひょうご近代住宅100選に選ばれているほか、「べっぴんさん」、「マッサン」などのNHK朝ドラや、「中谷美紀」主演の映画「繕い裁つ人」にしばしば登場している。川西市の実物や、お城、アニメ・キャラクターのマンホールのデザインの妙を楽しくみた。







 100年前の大正7年(1918)に建設され、イギリスの田園住宅の形式を極めて良く遵守した住宅といわれる「旧平賀家住宅」の内部には、チューリップなどをモチーフにしたデザインが多く使われてている。こちらは100年前のデザインの妙。表に出ると前の庭には、「冬薔薇(ふゆそうび)」一輪 ・・・。


 1995年、「アヴェ・マリア/Ave Maria」という1枚のアルバムが話題になった。アーティストは、「スラヴァ/Slava」。日本国内だけでも30万枚を超えるという、クラシックでは異例の大ヒットを記録したという。クリスマスの今宵、そのアルバム、「Ave Maria」から。
    
 16世紀のカッチーニから20世紀のストラヴィンスキーまで、10人の作曲家による9曲(日本盤は12曲)の「アヴェ・マリア」を「スラヴァ」がヴォーカルとシンセサイザーによって聴かせてくれるが、その中でただ1曲、バッハ、モーツアルトでもシューベルトでもなく、「カッチーニ(ジュリオ・カッチーニ)/Giulio Caccini(1545年頃 – 1618年)」の「アヴェ・マリア」に心を奪われてしまう。「スラヴァ」本人は、自身の声域を「男声アルト」と称しているらしいが、その美声は「タイムズ」紙に「声のダイヤモンド」と讃えられたという。
    
 「スラヴァ」。1964年生まれ、本名、「ヴャチェスラフ・カガン=パレイ/ロシア語: Вячеслав Каган-Палей」という、旧ソ連・ベラルーシ出身のカウンター・テナーである。本名とは別に、日本では、専らスラヴ語で「栄光」を意味する「スラヴァ」の愛称を用いている。現在はイスラエル国籍を取得し、同国を拠点に活動しているという。


   
ave maria
スラヴァ/SLAVA
ビクターエンタテインメント


    
    

「SLAVA -Ave Maria(Caccini)」

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路傍の花、樹々の鳥(360) ~ 千年の社の椿 ~

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 今日のウォーキングは、妻の所用のついでに、清和源氏発祥の地、「多田神社」まで。このご近所の有名神社神社へは、初詣、千灯会、お宮参り、七五三などのほか、桜、紅葉狩りなど四季折々によく訪れる。
  
 御神木の「ムクロジ(無患子)」の大木の脇には、「ツバキ(椿)」が大輪の花を咲かせていた。春日大社参道など、特に神社・寺院に植えられることが多いこの「ムクロジ」、振るとカラカラと音を立てる薄い飴色の実が付き、中の黒い種は、数珠や正月遊びの羽根突きの羽の黒い玉に使われるという。



 山ではすでに終わってしまった紅葉が見頃。大きく枝を張った「イロハモミジ(いろは紅葉)」が白壁に映え、道の傍らには、「ノギク(野菊)」が真っ盛り。天禄元年(970)の創建といわれるこの社、この時期、訪れる人もほとんどなく、ただ感じられるのは「千年の社」の静寂。
   
 さて今宵の曲、「千年の社」の静寂に通じる「Into Eternal Silence(永遠の静寂の中へ)」。ノルウェーのジャズ・ピアニスト、「ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft」のソロ・アルバム、「It’s Snowing on My Piano」(1998/2003再発)から。

    
 「ブッゲ・ヴェッセルトフト」。1964年生まれ。高校卒業する16歳までは、パンクバンドをやっていたが、父の影響を受けてジャズに進んだという。ブラスバンドやダンス楽団にて活動したのち、1983年に19歳でプロになった。関心事だったジャズが音楽の勉強を学校でするつもりだったが、仕事で忙しかったため、正規の音楽教育は諦めたという。1980年代末まではいくつかのポップ、ロック、ジャズのバンドに参加したが、ピアノの腕前によって次代の天才との呼び声も高かった。ECMレコードと契約。「フューチャー・ジャズ」、または「ニュー・ジャズ」と呼ばれたスタイルで演奏する。


  
It’s Snowing on My Piano
ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft
Act Music + Vision


     
    

 お寺の鐘の音を思わせる響きで、曲が始まり、曲が終わる。

「Into Eternal Silence – Bugge Wesseltoft」

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 曲の始めは、しんしんと降り積もる雪の情景を思わせるようにしばらく無音。極限まで音を削ぎ落とした演奏。この音と音の間、「静寂は侘び・寂び」という茶道の精神へのつながりを感じさせるようなアルバム・タイトル曲、「It’s snowing on my piano(我がピアノに雪は降り積もる)」。

「Bugge Wesseltoft - It’s snowing on my piano」

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路傍の花、樹々の鳥(359)~ 季節外れに咲く花 ~

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 市の中央にある公園を歩く。葉を赤く染めて、季節外れに咲くのは「モチツツジ(黐躑躅)」。通常は、4~6月に開花するが、12月に咲くこともあるという。「狂い咲き」というんですかね。そういえば、森林ボランティアをしている山でも、季節外れに咲く「モチツツジ(黐躑躅)」がある。「狂い咲き」でも、この12月に公園を彩る貴重な花。


   
 さて、今宵の歌姫は、「エリン・ボーディー/Erin Bode」。この人も本当に久しぶりに聴く。デビュー・アルバムの「Don’t Take Your Time」(2004)以来。最新アルバムは、アメリカン・ミュージック・カヴァー集、「Here & Now」(2016)。澄み切った歌声で自然体で歌う様は、聴いていると不思議と心が落ち着く癒し系。少女のような可憐さと裏腹に、時折成熟した女性の一面も見せる。


   
 アメリカはミネソタ州生まれのシンガー・ソングライター、年齢不詳。高校時代にミーズリ州、セントルイスに移り住み、ウェブスター大学で本格的にジャズを学んだという。大学卒業後、自主制作したアルバム「Requests」(2000)が評判となり、2004年にアルバム、「Don’t Take Your Time」でデビュー。そして2006年には、「Over and Over」を ・・・。2008年にレーベルを変え、「リトル・ガーデン/The Little Garden」、「A Cold December Night」(2009)がリリースされ、日本での評価も確立したという。この人もどちらかといえば寡作であるが、クリアでクリスタル、カントリー・ウェスタンやフォークの影響も感じられるそのアコースティックな歌声は、20年近いキャリアを経て、より深みを増している。そのアルバムから2曲。


   
ヒア・アンド・ナウ/Here & Now
エリン・ボーディー/Erin Bode
コアポート


    
    

「Erin Bode – These Days」

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「Reaching For The Moon – Erin Bode」

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NIGHT LIGHTS,CITY LIGHTS

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 この時期の街の夜景は綺麗である。LEDやプロジェクション・マッピングの普及によって、ライトアップ、イルミネーションの表現の多様性が広くなった感からでしょう。神戸では、阪神・淡路大震災の起こった平成7年の12月、犠牲者への鎮魂の意を込めて始まり、今年で25回を迎える「神戸ルミナリエ」も始まったとニュースは伝える。(ルミナリエの写真はNETから拝借)
   
 昨日訪れた西宮の大型ショッピング・モールのロビーや芸術文化センターの前庭も美しいイルミネーション。そして私の家のご近所にも ・・・。
    
 「夜景」というと頭に浮かぶいくつかのアルバムがあるが、「ジェリー・マリガン/Gerry Mulligan」の「ナイト・ライツ/night lights」(1963)もその一つ。ここで繰りひろげるJAZZナンバーはスマートで上品な夜のイメージである。ボサノヴァ、「カーニヴァルの朝/Morning Of The Carnival From ‘Black Orpheus’」、ショパンのクラシック、「プレリュード:ホ短調/Prelude In E Minor」、それに「In The Wee Small Hours Of The Morning」などのスタンダード。ちょっとスムース・ジャズ的だけど、それとはひと味違う極上のジャズである。アルバム冒頭の抒情性あふれるタイトル曲は、サックスが本業とばかり思っていたマリガンのピアノだと知り驚く。
 
 パーソネルは、「Gerry Mulligan – piano, baritone sax」、「アート・ファーマー/Art Farmer – trumpet and fluegelhorn」、「ボブ・ブルックマイヤー/Bob Brookmeyer – trombone」、「ジム・ホール/Jim Hall – guitar」、「ビル・クロウ/Bill Crow – bass」、「ディヴ・ベイリー/Dave Bailey – drums」。


   
ナイト・ライツ/night lights
ジェリー・マリガン/Gerry Mulligan
ユニバーサル ミュージック クラシック


    
    

「Night Lights – Gerry Mulligan」

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 フルアルバムも ・・・。

「Gerry Mulligan – Night Lights (1963) 」

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路傍の花、樹々の鳥(358) ~ ご近所の紅葉 ~

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 関西には京都をはじめ、紅葉の名所が数多くありますが、いま真っ盛りの「ご近所の紅葉」、これも結構楽しめます。「ブドウ(葡萄)」の実に似た青紫色の実とのコントラストも鮮やかな「ツタ(蔦)」。燃えるような赤の「シダレモミジ(枝垂れもみじ)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」。そして「オニドコロ(鬼野老)」でしょうか ・・・。家の近くの小山の紅葉も鮮やかですが、なんとも電線が邪魔。


 さて、今宵はピアノとベースのデュオ。イタリアの巨匠「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」とデンマークのエース・ベーシスト、「トーマス・フォネスベック/Thomas Fonnesbæk」、アルバムは、「Blue Waltz」(2018)。2017年、コペンハーゲンでのライブ・アルバム。
  
 「エンリコ・ピエラヌンツィ」は、もう紹介不要のイタリアの巨匠。「トーマス・フォネスベック」は、1977年、デンマーク生まれ、油が乗った現在、42歳のベーシスト。「ラーシュ・ヤンソン・トリオ/Lars Jansson Trio」のベーシストとして名を馳せ、繊細かつエキサイティングなプレイで日本のジャズファンにも人気が高いという。
   
 彼は、「ケニードリュー/Kenny Drew」の生涯の演奏のパートナーであった、「ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン(NHOペデルセン)/Niels-Henning Ørsted Pedersen」の生徒として薫陶を受け、「ラーシュ・ヤンソン」がデンマークの「オールヒュス音楽大学」で教授を努めていた時期にラーシュから指導を受けたという。若い頃から頭角を現した逸材で、1997年には、「バーリンスケ・タイデンデ音楽コンテスト」でソロベース奏者として金賞を受賞、「ヨーロピアン・ジャズ・コンテスト」では、準優勝を果たした経歴を持ち、「エンリコ・ピエラヌンツィ」がその才能に目をつけたのであろう。
    
 近作のソロアルバム、「Wine & Waltzes」(2018)にも収録されていたアルバム・タイトル曲、ピエラヌンツィ作曲の「Blue Waltz」、「blue
がつく曲にハズレなし」などと言われていますが、どうでしょうか。そして、フォネスベック作曲の「First Impression Last」など4曲を ・・・。


   
BLUE WALTZ
Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk/エンリコ・ピエラヌンツィ & トーマス・フォネスベック
Stunt Records


     
     

「Blue Waltz · Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」 

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「Everything I love – Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」 

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「First Impression Last – Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」

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「Miradas – Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」   

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路傍の花、樹々の鳥(357) ~ 晩秋に咲く ~

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 紅葉ばかりが目立つ晩秋の路傍。よく見ると、結構たくさんの花が咲いている。定番の「サザンカ(山茶花)」、孤高の大輪「皇帝ダリヤ」、いろいろの「キク(菊)」、思わず微笑みたくなる「チロリアン・ランプ」、毒性があるらしいがユニークな形の「エンジェルス・トランペット」など ・・・。

 さて、今宵の女性ボーカル。ウッド・ベースを抱えながら、ブロンドの長い髪をなびかせて、スタンド・マイクでジャズを歌う、オーストラリア出身の美人女性ジャズ・ベーシスト、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」。
   
 1970年生まれ。4歳の頃からピアノを学しんだニッキは、その後フルートを経て、15歳の時にはもうベースを手にし、シドニーの音楽院でジャズを学んだ後、CDデビュー。1994年に渡米し、N.Y.の有名なジャズ・クラブ、「イリディウム/the Iridium Jazz Club」で、「レス・ポール・トリオ/Les Paul Trio」のベーシストを務めるなど、ウッド・ベースを弾きながら艶やかにシルキー・ヴォイスで歌うスタイルで、注目されたという。デビュー後、日本でもジャケ買いしたくなるほどのそのキュートな愛らしさが人気を集め、多くのファンを獲得している。
   
 ニッキのニュー・アルバムは、「コーヒー・ルンバ/Moliendo Cafe」、「キス・オブ・ファイアー/Kiss of Fire(原曲:エル・チョクロ/El choclo」、「ある恋の物語/Historia De Un Amor」など、タンゴ、マンボ、ルンバなどラテン・ジャズ・サウンドが満載の「Papa loves Mambo/パパはマンボがお好き」(2019)。
   
 かって中学生の頃、洋楽に目覚めたきっかけの一つがラテン音楽であった。ラジオから流れてくる「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「トリオ・ロス・パンチョス/Trío los Panchos」、「ペレス・プラード楽団/Pérez Prado And His Orchestra」、「ザピア・クガート楽団/Xavier Cugat Orchestra」 ・・・などに夢中になったものでした。このアルバム、そんな昔の想いが蘇るような懐かしい曲、14曲。いや、これは楽しい。


  
パパはマンボがお好き/Papa Loves Mambo
ニッキ・パロット/Nicki Parrott
ヴィーナスレコード


    
    

 それでは、懐かしいおなじみのラテン・スタンダードを4曲続けて。

「Papa Loves Mambo(パパはマンボがお好き) – Nicki Parrott」

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「Moliendo Cafe(コーヒールンバ) – Nicki Parrott」

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「Historia De Un Amor(ある恋の物語) – Nicki Parrott」

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「Perfidia(パーフィディア) – Nicki Parrott」

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路傍の花、樹々の鳥(356) ~ 唐楓の鮮やかな色に目を奪われる ~

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 よく行く地域の図書館。その駐車場の「トウカエデ(唐楓)」が、陽に当たって鮮やかな色を見せる。隣の公園の「メタセコイア」、「イチョウ(銀杏)」と競う黄色。その黄色に目を奪われる。
   
 「唐楓」。中国を原産とする「カエデ」の仲間で、別名「サンカクカエデ(三角楓)」のとおり、浅く三つに裂けた葉を持つ。江戸時代に中国から徳川幕府に寄贈されたのが始まりで、紅葉が美しい上に、大気汚染などの公害に強いので、街路樹などに植栽されることが多く、現在は北海道から九州まで幅広く分布するという。


 さて、今宵のボーカルは、スウェーデンの女性ボーカル、「ジャネット・リンドストレム/Jeanette Lindstrom」。彼女は、ストックホルムから車で数時間北にある街、エステルスンドで生まれ育った。「ルンド大学」で学んだ後、「ストックホルム王立音楽アカデミー」で学位を得たのは1995年、23歳の時で。この年、隣国デンマークのコペンハーゲンで、アルバムを録音し、歌手デビュー。そのデビュー・アルバム、「Another Country」は、「Jazz In Sweden」賞を受賞したという。
    
 今宵の曲は、「Leaf」。アルバムは、「In the Middle of This Riddle ~この謎解きの途中で」(2005)。1曲を除いてすべて彼女の作詞、そしてすべて曲の作曲・アレンジは彼女の手になるものであるという。そんなオリジナル曲で構成されている「JAZZ」と言えるかどうかわからないアルバムではあるが、少しハスキーで、か細くて繊細で、しかも透明感あふれる声にすっかり魅せられてしまう。
  
【 Leaf 】 by Jeanette Lindstrom
    
「♪ Lightly,close to me        軽やかに近づいてきて
  I agree We might have met before  前に会ったことあるよねなんて言う
  One look apparently         ちょっと見ただけで
  Got to Thee             君が運命の人なんて言う
  Sad to be on my way         私の人生の途中だけなんて悲しいわ
  It’s too bad you can’t stay     もう行ってしまうなんて最悪よ
  Just to talk,take a walk       話しましょうよ、歩きましょうよ
  Down Robson              Robsonまで 
    
   ・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・   ♪」
    
    


   
In the Middle of This Riddle
Jeanette Lindstrom/ジャネット・リンドストレム
Amigo


    
    

「Leaf – Jeanette Lindström」

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 そして、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」は、「True Colors」。アルバム、「American Tune」(2003)から。オリジナルは、「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」で、彼女のアルバム「トゥルー・カラーズ/True Colors」(1986)のアルバム・タイトル曲。「Color」には、「色、色彩」という意味の他に、「人柄、個性、人の内面、味」という意味があり、ここではその意味で使われているようだ。
  
【 True Colors 】  作詞 / 作曲: Billy Steinberg , Tom Kelly
    
「♪ You with the sad eyes    なんて悲しい目をしてるの
  Don’t be discouraged     落ち込むことないわ
  Oh I realize          私はちゃんとわかっているから
  It’s hard to take courage   勇気を持つことの難しさを
  In a world full of people   たくさんの人々に囲まれても
  You can lose sight of it all その人の全てを見ることはできない 
  And the darkness inside you  あなたの心の中のダークネスもね
  Can make you feel so small   自分を未熟だと感じさせるその心もね
     
  But I see your true colors   でも私は見えるの あなたの「本当の色」が
  Shining through          輝いている「本当の色」が
  I see your true colors      私は見えるの あなたの「本当の姿」が
  And that’s why I love you      それがあなたを愛している理由
  So don’t be afraid to let them show だから自分をさらけ出すことを恐れないで
  Your true colors          あなたの「本当の色」
  True colors are beautiful,    あなたの「本当の色」は美しいのよ
  Like a rainbow           まるで虹のように
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」


   
American Tune
Eva Cassidy/エヴァ・キャシディ
Blix Street


    
    

「Eva Cassidy – True Colors」

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 「エヴァ・キャシディ」とくれば、もうとどめはこの曲でしょう。「枯葉/Autumn Leaves」。皮膚がんで急死するほぼ1年前の1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズ・クラブ、「The Blues Alley」で行われたライブが最期の絶唱となってしまった。その模様は、「LIVE AT BLUES ALLEY」(2006)、完全版は「Nightbird」(2015)に収録されている。


    
LIVE AT BLUES ALLEY
Eva Cassidy
BLIX


    
    


    
Nightbird
Eva Cassidy
BLIX


    
    

「Eva Cassidy – Autumn Leaves」

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新しくできた公園を抜けて

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 この日のウォーキングは、阪急・能勢電鉄・川西能勢口駅の北側にある市の再開発区域に2017年完成した「キセラ川西せせらぎ公園」を抜けて。公園の完成後、公園を取り巻くように、役所関係の施設や、本格的なホールの「川西キセラホール」、今年になってからは、大型のホームセンターやショッピング・モールが相次いで完成し、ショッピングモール~公園~駅前の市立図書館というコースが、私の新たなウォーキングのコースとなっている。
  
 この公園、市民の意見を取り入れた公園を目指したといい、「日本一の里山」と称される市北部の黒川地区から「台場クヌギ」を移植し、黒川地区を象徴する「里庭エリア」や、ホタルのすみかになれるような「せせらぎ(水路)」を作り、生き物観察会や、子どもたちが自由に遊べる公園となっている。
   
 この日も広場には、子供を遊ばせる多くのお母さんたち、せせらぎで魚を獲る子供が憩い、せせらぎの岸には「アメジスト・セージ(メキシカン・セージ)」が色鮮やかに咲いていた。


 さて、今宵の歌、ノルウェー出身、北欧を代表するディーヴァ、根強い人気を誇るいぶし銀熟女ジャズ・シンガー、「インガー・マリエ(グンデシェン)/Inger Marie(Gundersen)」の歌唱で「I Know These Hills」。寡作な彼女の5枚目のアルバム、「Feels Like Home」(2017)から。
   
 アンニュイでちょっぴりダーク、ひんやりとした陰翳を感じる彼女のボーカルが秋の夜は聴きたくなる。大人のムードを湛え、いぶし銀のように鈍い光を放つ。一度聴いたら、その声が深く心に刻まれる、そんなシンガー。そんな彼女が好きで、このブログでも、何回か取り上げてきた。
   
 1959年生まれ、ノルウェイ出身。2004年、JAZZシーンに彗星のごとくデビューしたが、この時45歳というから相当な遅咲きで、苦労人でもある。寡作で、私が知る限り、たった4作しかアルバムはリリースされていないが、遅咲きの苦労人という彼女のキャリアが、どのアルバムにも何とも言えない色艶とアンニュイ、ダークさが漂っているが、その奥に温もりを垣間見ることができる。
   
 今宵取り上げた曲、「I Know These Hills」は、調べてみたら、自らバンドを持ち、ギターを弾くことでも知られているハリウッド・スター、「ケヴィン・コスナー/Kevin Costner」がオリジナルのようだ。 彼が制作・出演した3話のミニTVドラマシリーズ、「ハットフィールド&マッコイ 実在した一族の物語/原題:Hatfields & McCoys」(2012)のために作ったサウンド・トラック・アルバム、「Famous For Killing Each Other」(2017)に収録されているという。比喩や寓意に満ちていますが、下手な訳は不要でしょう。
   
【 I Know These Hills 】 by Park Chisolm / Kevin Costner / Teddy Morgan
   
「♪ I know these hills
  I know these hills
  I know the touch of the sacred ground
  They’ll lay my body down
   
  I know these hills
  Stone in the Earth
  Rain in the sky
  Blood on the blade
  Hear the angels cry
  Remember my name
  Look in my eyes
  Oh oh
    
  I know these hills
  I know these hills
  Ash into ash
  Dust into dust
  Father to son
  Seal and a rust
  Time comes a calling
  And we all rise up
    
  ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   


   
Feels Like Home
Inger Marie Gundersen/インガー・マリエ
Master Music


   
   

「I Know These Hills – Inger Marie Gundersen」

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 「ケヴィン・コスナー」率いるバンドも聴いてみたくなりませんか? YOUTUBEにアップされていました。「ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト/Kevin Costner & Modern West」のアルバム、「Hatfields & Mccoys: Famous for Killing Each Other」(2012)から。

Hatfields & Mccoys: Famous for Killing Each Other
ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト/Kevin Costner & Modern West
Madison Gate Records


   
   

    
「I Know These Hills (Hatfields & McCoys Theme) - Kevin Costner & Modern West (feat. Sara Beck) 」

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路傍の花、樹々の鳥(355) ~ 「アサギマダラ」は来ないが・・ ~

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今年も我が家の庭に、「フジバカマ(藤袴)」が咲いた。「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物。かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されているという。公園でもかってはよく見かけたが、鹿の食害により激減、最近は見当たらない。
   
 よく知られているもうひとつは、越冬をするために、八重山諸島や台湾、香港あたりまで海何千キロと海をわたる蝶、「アサギマダラ(浅葱斑)」が、この時期、この花の蜜を好んで吸うということ。私も一度だけ、公園に咲く「フジバカマ」の蜜を吸っているところを見たことがある。しかし、我が家の「フジバカマ」には、まだ一度も訪れたことがない。来てくれたら、感動ものなんだけど ・・・・。(「アサギマダラ」の写真はNETより拝借)


 「ホトトギス(杜鵑草)」もまた咲いた。鳥の「ホトトギス(不如帰)」の胸元の斑点と、模様が似ているために、花にも「ホトトギス(杜鵑草)」という名前がつけられたという。やはり、その斑点が印象的。


 今宵も、「ジョー・サンプル/Joe Sample」と「レイラ・ハザウェイ/Lalah Hathaway」とのコラボ・アルバム「ソング・リブズ・オン/The Song Lives On」(1999)から「One Day I’ll Fly Away」。
   
 この曲は、やはり「ジョー・サンプル」とのコラボ・アルバムもある、「ランディ・クロフォード/Randy Crawford」のアルバム、「Now We May Begin」(1980)で歌われた歌であり、作曲は「ジョー・サンプル」、作詞は「ウィル・ジェニングス/Will Jennings」である。「♪ いつか 私は飛び立つわ あなたとの愛は 昨日に置き去りにして ・・・・ ♪」と前へ前へと進んでいく女性の心境を歌った希望が湧いてくる美しいバラード。「いつの日にか ・・・」とでも訳しましょうか。そして、「ニコール・キッドマン/Nicole Kidman」が、映画「ムーラン・ルージュ/Moulin Rouge」の中で歌っていたのも強く印象に残っている。
   
【 One Day I’ll Fly Away 】   by Joe Sample , Will Jennings

「♪ I make it alone       私 一人で生きていくわ
  When love is gone       愛は終わったいま
  Still you made your mark   でも、まだあなたの面影が私の心の中に
  Here in my heart        深く刻みつけられているわ
   
  One day I’ll fly away        いつか 私は飛び立つわ 
  Leave your love to yesterday   あなたとの愛は 昨日に置き去りにして 
  What more can your love do for me  もうこれ以上 どうしようもないわ
  When will love be through with me   愛は私を通り過ぎてしまったから
  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  いつか 私は飛び立つわ 
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  きっと、きっと ・・・
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  いつの日にか      ♪」
   


   
Song Lives on
Joe Sample & Lalah Hathaway/ジョー・サンプル&レイラ・ハサウェイ
Pra Records


     
    

「Joe Sample & Lalah Hathaway – One Day I’ll Fly Away」

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 今は亡き「ジョー・サンプル」を偲んで、同じアルバムから、アルバム・タイトル曲ほかを ・・・・。

「Lalah Hathaway & Joe Sample – The Song Lives On」

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「Joe Sample & Lalah Hathaway – When The World Turns Blue」

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空に雷、地に炎

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 毎年、この時期に団地のコミュニティが行うのが、地区の自主防災訓練。昨今の列島での災害を考えると、避難経路や場所を確認しておこうと参加した。非常放送の合図で、近くの公園に集合、数珠つなぎで避難場所の小学校まで移動する。実際の燃え盛る炎での消化訓練、救護訓練などを体験した。空には轟く爆音。見上げると、こちらは11月に行われる市民と自衛隊との交流の祭りのための9機のヘリコプターの編隊飛行訓練。毎年行われる二つのイベント。ともにこの地域の風物詩となっている。


 今宵のピアノ、「ミシェル・ペトルチアーニ/Michel Petrucciani」の「Training」。フランス出身のジャズ・ピアニスト。先天性疾患による障害を克服し、フランス最高のジャズ・ピアニストと評価されるほどの成功を収めた。その彼が1997年来日した時の「ブルー・ノート/Blue Note」でのライブの模様を収録したアルバムが、「Michel Petrucciani Trio In Tokyo」(1999)。その冒頭の曲である。フルアルバムがアップされていた。パーソネルは、「Michel Petrucciani – piano」、「スティーヴ・ガット/Steve Gadd – drums」、「アンソニー・ジャクソン/Anthony Jackson – bass」。
    
1. Training (4:39)
2. September Second (5:19)
3. Home (9:19)
4. Little Peace in C for U (7:30)
5. Love Letter (9:07)
6. Cantabile (7:49)
7. Colors (10:49)
8. So What (7:32)
   


   
Trio in Tokyo
Michel Petrucciani,Steve Gadd,Anthony Jackson
Dreyfus


    
    

「Training - Michel Petrucciani Trio In Tokyo」

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