JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(150) ~ ちょっとレトロな雰囲気の路地を抜けて ~

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 今日のウォーキング。いつもの道とは別に、山沿いの道を歩く。この近辺には、新しい住宅地の傍らに、古くからの農家や畑、路地、お寺などがあり、ちょっとレトロな雰囲気で牧歌的な風景が広がっている。すっかり春めいた日差しを浴びながら、ゆっくりとウォーキングを楽しむ。

 今宵の曲、春の定番曲、「You Must Believe In Spring(邦題:(やがては春が・・・)」。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏が有名ですが、今宵は、「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」のピアノで ・・・。

 1928年ニューヨーク生まれというから、今年89歳のご長寿ピアニスト。流れるような華麗な演奏は、私のお気に入りのアルバム、「ゴールデン・イヤリング/Golden Earring」(2002年録音)から。

Golden Earring by Gene Dinovi (2006-10-23)

Gene Dinovi / Pony Canyon Japan

「Gene DiNovi – You Must Believe In Spring」

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路傍の花、樹々の鳥(149) ~ 桜 一番咲き ~

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 私の家のご近所で一番早く咲く桜。そろそろかと思い、今日、確かめに行っててみたら、やはり咲いていました。一分咲き。道路からすこし奥まった目立たない畑の脇に咲いているのだが、農家の人は、「ヒガンザクラ(彼岸桜)と聞いている」と言っていた。なんの桜でも、咲けばやはり心は浮き立つ。

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 近くには、実家の庭にも咲いていた「サンシュユ(山茱萸)」も。そして、今がさかりの「ウメ(梅)」。帰り道、妻が「よもぎ餅(蓬餅)」を作りたいというので、よもぎを摘んで帰る。

 今宵の曲。「花はどこへ行った/Where Have All The Flowers Gone?」。イージーリスニング・ジャズの草分けのレーベルで、あの一世を風靡したCTIシリーズのヒットアルバム、「ウエス・モンゴメリー/Wes Montgomery」の「ロード・ソング/Road Song」(1968)から。ウエスはこのアルバムの吹き込みから1か月後、心臓発作で亡くなった。このアルバムはウエスの遺作となる。

ロード・ソング

ウェス・モンゴメリー / ユニバーサル ミュージック

「Wes Montgomery – Where Have All The Flowers Gone」

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路傍の花、樹々の鳥(148) ~ 綻びはじめた桜 ~

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 桜のつぼみがほころび始めた。開花しているつぼみもある。本格的な春も、もうすぐである。

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 もうすぐ桜に主役の座を譲る梅。こんなに紅が濃い梅の花は、ご近所でもこの木だけである。

 今宵のピアノ、ロシア出身で、現在はフィンランドを本拠地に欧州で活躍している、「澤野工房」の看板ピアニスト、「ウラジミール・シャフラノフ/Vladimir Shafranov」。アルバム、「Easy To Love」(2007)から、春の花ではありませんが、「Lotus Blossom」。

EASY TO LOVE

ウラジミール・シャフラノフ・トリオ / 澤野工房

「Vladimir Shafranov Trio - Lotus Blossom」

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路傍の花、樹々の鳥(147) ~ 切通しを抜けたら、そこは ~

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 いい天気。ウォーキングがてら、ぶらぶらと買い物にでる。都会の近くの住宅地にあるとは思えない風景が広がっている。そんな切通しを抜けたら、そこはもう春だった。「梅」、「連翹(レンギョウ)」、「水仙」 ・・・。野の仏にたむけられた花も。気持ちがいい。途中でたまらず、ダウンのコートを脱いでしまった。そんな私の前を一匹の「イタチ(鼬)」がつつぅーと横切っていった。

 今宵、名花3人の競演。歌は「A Blossom Fell」。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の歌唱が一番知られているでしょう。「花は散ってしまった」という意味なので、これから春という今の時期にはふさわしくないかもしれないが、美しいメロディのせつない思いの曲である。1954年につくられた曲で、「ハワード・バーンズ/Howard Barnes」、「ハロルド・コーネリアス/Harold Conelius」、「ドミニク・ジョン/Dominic John」による。

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名花3人。「シモーネ/Simone Kopmajer」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「スー・レイニー/Sue Raney」の歌唱。

【 A Blossom Fell 】
         written by Howard Barnes, Harold Cornelius, and Dominic John

「♪ A blossom fell from off a tree  枝から花びらが散った
  It settled softly on the lips you turn to me 僕の方を振り向いた君の唇にそっと付いた
  The gypsies say and I know why ジプシーの言伝えにあるようにその訳を僕は知っている
  A falling blossom only touches lips that lie 散った花びらは嘘をついた唇に付くってね

  A blossom fell and very soon   花びらが散ってすぐに
  I saw you kissing someone new  君が別の人とキスをしているのを見てしまったんだ
  Beneath the moon         月の光の下で

  I thought you’d love me    君は僕を愛していると思っていた
  You said you love me      たしかそう言ったよね
  We planned together      二人一緒に夢も描いていたね
  To dream forever        永遠に続く夢を

  The dream has ended      でも夢は終わってしまった
  For true love died        まことの愛は死んでしまったから
  The day a blossom fell      花びらが散り
  And touched two lips that lied  嘘をついた唇に付いたあの日に ♪」

 まずは、欧州はオーストリア出身、2000年以降ニューヨークを中心に活動している新進女性ジャズ歌手「シモーネ/Simone」(本名はSimone Kopmajer)の日本デビュー第2作「ロマンス」から。大人の色気を感じさせ、雰囲気のあるスタンダードを歌う女性ボーカル。

ムーンライト・セレナーデ/ロマンス

シモーネ / ヴィーナスレコード


「Simone Kopmajer - A Blossom Fell」

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 カナダ出身。1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人といわれ、1999年から5度のグラミー賞を獲得している。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」へのオマージュ・アルバム、「All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio」から。

All for You

Diana Krall / Universal Jazz


「Diana Krall – A Blossom Fell」

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 ちょっとレトロになりますが、1960年代に活躍した白人美人シンガーのひとり。大ヒットした2枚目のアルバム 「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」(1960)は、女性ジャズボーカルの名盤に必ず選ばれるほど、「スー・レイニー」の代名詞的アルバムとなっている。今年御年77歳、彼女はいまも現役として活躍しているとか。

雨の日のジャズ

スー・レイニー / ユニバーサル ミュージック

「Sue Raney – A Blossom Fell」

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路傍の花、樹々の鳥(146) ~ ふくらむ蕾 ~

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 はち切れんばかりに膨らんでいるのは、「コブシ(辛夷)」、「ウメ(梅)」の蕾。春の訪れを実感できる毎日 ・・・。

 さて、今宵のピアノ。ご贔屓のイタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のずばり、「The Flower」。EGEAレーベルのアルバム、「Un’alba Dipinta Sui Muri(壁に描かれた朝日)」のトリオ演奏が好みだが、残念だが、YOUTUBEにアップされていないので、アップされていた同じEGEAの「Les Amants(恋人たち)」よりストリングスをバックの演奏を ・・・。

Un'alba Dipinta Sui Muri [輸入盤]

Enrico Pieranunzi / EGEA

Les Amants

Pieranunzi Enrico & String Q / Egea

「Enrico Pieranunzi – The Flower」

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 「フェイ・クラーセン/Fay Claassen」。「チェット・ベイカー/Chet Baker」生誕75周年のオマージュ盤で一度とりあげたことがある、1969年生まれのオランダのジャズ・シンガー。YOUTUBEで見つけたのは、彼女の歌唱で「A Flower Is A Lovesome Thing」。もうベテランといってもいい20年以上のキャリアに積み重ねられた歌唱、「アムステルダムのため息」などとも呼ばれているという彼女のハスキーな声にが光る。

Sing!

Fay Claassen / Challenge


「Fay Claassen – A Flower Is A Lovesome Thing」

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路傍の花、樹々の鳥(145) ~ 梅、水仙、春一番、そして花粉症 ~

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 春一番。しかし、春が来たと感じさせるのは、やはり梅、そして水仙である。しかし、妻などは、「また花粉症の春が来る」とため息混じり。関西ではもうすぐ「春告魚」である、「いかなご漁」も解禁される。

 そんな花粉症のあなたへの春の歌。「Spring Can Really Hang You Up The Most」。「Hang ~ up」というのは、「いやな気持ちにさせる」とか、「気を滅入らせる」という意味なので、直訳すれば、「春は私を最も憂鬱にさせる」。スタンダードには、「Spring Is Here(春が来たと云うけれど)」、それにちょっと切ない「Spring Will Be a Little Late This Year(今年の春の訪れはちょっとだけ遅いかも)」、春の訪れに浮かれたような落ち着かない乙女心を歌った、「It might as well be Spring(春の如く)」などストレートに春の喜びを歌った歌は少ないかもしれない。まっ、それにしても、長いタイトルの歌ですね。

【 Spring Can Really Hang You Up The Most 】
                     Lyric:Fran Landesman  Music:Tommy Wolf

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   Spring this year has got me feeling     今年の春は私をまるでレースに出られない
   like a horse that never left the post.     競走馬みたいな気分にさせる
   I lie in my room staring up at the ceiling.  部屋に寝転がって天井を見上げるばかり
   Spring can really hang you up the most.   本当に憂鬱な春

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Spring is here, there’s no mistaking.      間違うことなく今年も春が来た
   Robins building nests from coast to coast.  こまどり達はあちこちで巣を作る
   My heart tries to sing so             私も心の傷を悟られまいと
           they won’t hear it breaking.     歌を歌ってみようと努力してみる
   Spring can really hang you up the most.    なんて最悪で憂鬱な春

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

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 さて歌姫。北欧、デンマーク出身の若手イチオシのシンガー「シーネ・エイ/Sinne Eeg」。1977年デンマーク生まれ。1997年20歳の時に、国立音楽アカデミーで音楽を学ぶ。2003年に自身の名を冠したアルバムでデビュー。以後、2007年にリリースした、全曲オリジナル楽曲に挑戦したセカンド・アルバム「Waiting for dawn」、2010年の「Don’t Be So Blue」が、その年の「デンマーク音楽賞/最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム」を獲得したという。日本のジャズ界に大きな反響を巻き起こしたのは、第4作、「ブルーな予感」であった。バラードに彼女の力はいかんなく発揮されるが、バラード良し、軽快なスイングも良し、オリジナル良し。ときに哀愁が漂うクール・ビューティ。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その6) ~神戸で見つけた美しきバラード唄い~」) 

 アコーディオン奏者、「マルク・ベルソウミュー/Marc Berthoumieux」をフーチャーした、「Spring Can Really Hang You Up The Most」は、 アルバム、「Remembering You」(2011)から。

Remembering You

Sinne Eeg / Red Dot Music

「Sinne Eeg – Spring Can Really Hang You Up The Most (Featuring Marc Berthoumieux)」

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 続く歌姫。かって’80年代ロリータ・ヴォイスで人気を博したPOPS系の「リッキー・リー・ジョーンズ/Rickie Lee Jones」。アルバム、「Pop Pop」(1991)から。「花粉症の春の歌」ですから、こんな歌い方もアリと思います。

Pop Pop

Rickie Lee Jones / Geffen Records

「Rickie Lee Jones – Spring can really hang you up the most」

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 インスツルメンツからも一曲。大御所サックス・プレイヤー、「ヒューストン・パーソン/Houston Person」と、やはりベースの大御所、「ロン・カーター/Ron Carter」とのデュオで。アルバムは、コンピですが「Jazz for a Rainy Afternoon」から。

Jazz for a Rainy Afternoon

Various Artists / 32. Jazz Records

「Spring Can Really Hang You Up The Most - Houston Person」

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路傍の花、樹々の鳥(144) ~ 春の兆しは梅の花 ~

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 この冬最強寒波の襲来という。まだ太陽が顔をのぞかせているうちにと、日課のウォーキングを始める。日当たりの良いご近所の家の庭には、梅の花がだいぶ咲き出した。山では、「アセビ(馬酔木)の花」、 里では「梅の花」が春の兆しである。さて明日は二回目の窯出し(炭出し)。なんとか雪が降らずにもってくれればいいが ・・・。

 さて、春を感じさせる歌、月並みですが、「It might as well be Spring(春の如く)」。1945年、映画「State Fair」のために、「オスカー・ハマースタイン2世/Oscar HammersteinⅡ」が作詞、「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」が作曲した有名なスタンダード・ナンバー。歌詞を見ると、「春の歌」というよりは、不定愁訴というか、春の訪れに浮かれたような落ち着かない乙女心を歌った、「春のような季節の歌」とでもいった方がいいかもしれません。歌詞だけ見ると、ひょっとしたら、「花粉症の歌」か ・・・。

【 It might as well be Spring 】

「♪ I’m as restless as a willow in a windstorm   強風に揺れる柳のように落ち着かないし
   I’m as jumpy as a puppet on a string     操り人形のように飛び跳ねたりして
   I’d say that I had spring fever         春風邪にでも罹ってしまったのかしら
   But I know it isn’t spring        今は春ではないってことは分かっているけれど

   I am starry eyed and vaguely discontented, 物思いに耽ったりしてイマイチの気分
   Like a nightingale without a song to sing   まるで歌を忘れたナイチンゲールのよう
   Oh why should I have spring fever  どうして春風邪なんかに罹ってしまったのかしら
   When it isn’t even spring…             まだ、春ではないっていうのに

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 数あるカバーの中で、今日の私のチョイスは、パートナーとのおしどりコンビで名高い二つのカップル。まず「マリエル・コーマン/Marielle Koeman 」。トリオでサポートするのは、パートナーのピアニスト、「ヨス・ヴァン・ビースト/Jos Van Beest」。アルバム、「Between You And Me」(2004)から。

BETWEEN YOU & ME

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房

「Marielle Koeman & Jos van Beest trio – It Might As Well Be Spring」

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 続いては、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。アルバム、「In love again」(2002)に収録されています。ボーイッシュでコケティッシュなステイシーに惹かれ、ジャケ買いした彼女の最初のアルバムだったでしょうか。ボッサ・テイストで、春の日差しのように優しく 、ゆったりと ・・・・。もちろん、パートナーの「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」のサックスも優しくサポート。

In Love Again

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「Stacey Kent – It Might As Well Be Spring」

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路傍の花、樹々の鳥(143) ~ 帰ってきた水鳥たち ~

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 昨日までの春めいた陽気から一転冷え込んだ朝。ウォーキングの道筋にある溜池に、夥しい数の水鳥たちが群れて羽を休めている。こんなに多くの水鳥をみるのは久しぶりである。かってはこの溜池には「白鳥」なども飛来して、バードウォッチングを楽しむ人も多く見かけたが、最近はさっぱり鳥たちを見かけなくなってしまったので、気になっていた。こんな光景は嬉しいことである。遠目であるが「カモ(鴨)」、「オシドリ(鴛)」、「キンクロハジロ(金黒羽白)」などのようだ。(参照拙ブログ「路傍の花、樹々の鳥 (21) ~冬鳥来たる~ 」「続・ご近所の冬景色」「路傍の花、樹々の鳥(58 ) ~ えっ、そうなの! ~ 」「水鳥はどこへ ・・・ 」 など)

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 さて、「水鳥」と言えるかどうかはわからないが、今宵の曲は、「北欧の貴公子」と呼ばれるスウェーデンのジャズ・ピアニスト、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」作曲の「The Seagull(かもめ)」。

 「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」。1966年スウェーデンの生まれ。かって私が仕事で何回も訪れた、マルモに今は住んでいて、コペンハーゲンを活動の拠点におき、音楽活動をしていると聞く。彼の魅力は、ナイーブであるが、明るい透明感のあるタッチと抜群のメロディ・センス。北欧らしい洗練された気品溢れる美メロ。このブログでも何回か紹介した。(参照拙ブログ「我が青春のシネマ・グラフィティ(10) ~イングリッド・チューリン/野いちご~ 」「もしもピアノが弾けたなら(12)  ~人魚姫のとまどい~」「路傍の花、樹々の鳥(49)~ 秋明菊の鮮やかな白 ~ 」 などなど)

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 その彼が、イタリア、サルデーニャ島出身のトランペッター、「パオロ・フレス/Paolo Fresu」、フランス、カンヌ生まれのアコーディオン奏者、「リシャール・ガリアーノ/Richard Galliano」とコラボしたアルバムが、「Mare Nostrum」(2007)。直訳すれば、「我らが海」であるが、ヨーロッパ人にすれば、欧州文化を育んだ「地中海」のことである。前のふたりは地中海沿岸の出身、「ヤン・ラングレン」もスウェーデン南部、クリシャンスタード出身ということであるから、バルト海沿岸であり、3人に共通するのはやはり「海」である。異なる出身、文化を背景とした彼ら欧米人のバックにある「地中海」。光、翳、喜び、哀愁、憂い ・・・、そんな欧州ジャズに共通するコンセプトを感じるアルバム。

 パーソネルは、「Paolo Fresu(tp,flh)」、「Richard Galliano(accordion, bandoneon)」、「Jan Lundgren(p)」。

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FRESU/GALLIANO/LUNDGREN / ACT

「Paolo Fresu, Richard Galliano, Jan Lundgren – The Seagull」

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 「ヤン・ラングレン」、自らのピアノ・ソロでもアップされていました。

「Jan Lundgren – The Seagull」

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路傍の花、樹々の鳥(142) ~ ここにも冬薔薇が ~

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いつものウォーキングの途中で見かけた「冬薔薇」。周りの茂みの枝の葉が、落ちてしまっているので、なんとなく寒々しい。しかし、この色、ひときわ目立って、冬の朝を彩っている。

「rose」にちなんだ曲を何曲か ・・・。

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まず、有名なスタンダードから、「ハニーサックル・ローズ/Honeysuckle Rose」を聴き比べますか。直訳すれば「蜜を吸わせるバラ」。花の名前でもあり、「バラ」科ではないが「スイカズラ(吸葛、忍冬)」という甘い香りのする花だそうだ。(スイカズラの写真はNETより拝借) 砂糖の無かった昔、花をくわえて蜜を吸ったことに由来するという。1929年、作詞「アンディ・ラザフ/Andy Razaf」、作曲「ファッツ・ワーラー/Thomas’Fats’Waller」によって作られた曲。

【 Honeysuckle rose 】

「♪ Every honey bee fills with jealousy  蜜蜂たちは嫉妬でいっぱい
   When they see you out with me   君と二人で外へ出かけると
   I don’t blame them         でも蜜蜂たちを責めはしないよ
   Goodness knows           誰も知らない僕だけの
   Honeysuckle rose           ハニーサックル・ローズ

   When you’re passin’ by        君が通りを歩くと
    Flowers droop and sigh       花たちはうなだれてため息をつく
   And I know the reason why      なぜなのか僕は知ってるよ
   You’re much sweeter,         君がとても可愛いからさ
   Goodness knows           誰も知らない僕だけの
   Honeysuckle rose           ハニーサックル・ローズ 
   ・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

歌姫は、「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」。アルバム、「Taking A Chance On Love」から。

Taking a Chance on Love

Jane Monheit / Sony

「Jane Monheit – Honeysuckle Rose」

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そして、スイスはチューリッヒの生まれの「マヤ・クリスティーナ/Maja Christina」。アルバムは、「ロマンス/Romance」。

ロマンス

マヤ・クリスティーナオーマガトキ

「Maja Christina – Honeysuckle Rose」

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最近取り上げたばかり、スウェーデン生まれ、「ザ・リアル・グループ/The Real Group」の元リード・シンガーで、北欧一美しい声の持ち主と言われている「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」の歌唱も。アルバムは、白夜の母国スウェーデンを歌った同名タイトルの「Where The Midnight Sun Never Sets」から。

ホエア・ザ・ミッドナイト・サン・ネヴァー・セッツ

マルガリータ・ベンクトソン / Spice of Life

「Margareta Bengtson - Honeysuckle Rose」

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曲は変わって、いまなおファンの中で生き続けている「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」のアルバム、「Somewhere」から、「My Love Is Like A Red, Red Rose」。

Somewhere

Eva Cassidy / Blix Street


 

「Eva Cassidy – My Love Is Like A Red, Red Rose」

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最後は懐かしのスウェーデン出身の女性歌手、「モニカ・ゼタールンド/Monica Zetterlund」。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」とコラボし、名盤の呼び声も高いアルバム、「Waltz For Debby +4」から、「Beautiful Rose (Jag Vet En Dejlig Rosa)」。パーソネルは、「Monica Zetterlund — vocals」、「Bill Evans — piano」、「ラリー・バンカー/Larry Bunker — drums」、「チャック・イスラエル/Chuck Israels — bass」。

ワルツ・フォー・デビー+6

モニカ・ゼタールンド・ウィズ・ビル・エヴァンス / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Monica Zetterlund & Bill Evans Trio – Jag Vet En Dejlig Rosa」

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路傍の花、樹々の鳥(141) ~ 雪 臘梅 青空 ~

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今朝の朝まで断続的に降り続いていた雪が止み、やっと青空が顔をのぞかせる。道路の雪も溶けたようなので、早速ウォーキングに。そこかしこに雪は残っているものの、やはり空の青さが目に眩しい。雪・臘梅(ロウバイ)・青空のコントラストと賑やかさ。早く、雪で中断した炭焼きを再開せねば ・・・。

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今年の収穫、二人目は、「ルネ・マリー/René Marie」。初めて聴いたが、久しぶりにブルージーで、味わい深い大人の女性ジャズ・ボーカルを聴いたというのが、率直な印象である。それもそのはず、1955年、生まれというから、彼女は私より10歳ほど年下。もう十分すぎるくらいの熟女である。長いあいだジャズを志しながらも、なかなか表舞台に登場できなかったという、遅咲きのシンガーでもあり、苦労人でもあるようだ。そんなキャリアが味わい深さににじみでているようだ。

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7人の子持ちである彼女の両親は、正規の音楽教育をさずけることができない代わりに、彼女にラジオやレコードでブルース、フォーク、グルーグラス、クラシックなどあらゆる音楽を聴かせて育てたという。10代の頃は地域のR&Bバンドのボーカルを務め、18歳の時にはバンド仲間と結婚し、二人の子供を育てながら、銀行で働いていたという。41歳の時、長男に背中を押され、再び歌うことを始めた。最初は、ホテルのバーで1週間に一晩だけチップを稼ぐところからスタートしたが、数ヶ月で充分稼げるまでの歌手に成長したという。最初は協力的だった彼女の夫も、歌手を辞めろと言い出し、家庭内暴力沙汰にまでエスカレートしたため、家を飛び出し歌手の道を選択、あの有名なワシントンDCのジャズクラブ、「ブルース・アレイ/Blues Alley」のステージに立ったのが、1999年、44歳の時であった。この年、最初のアルバム、「ルネッサンス/Renaissance」をリリース、その後、11アルバム、2シングルをリリースして、現在に至っている。

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「私はちゃんとした音楽教育を受けていない。だから、歌への私のアプローチの仕方にちょっとばかり不安に思うときもある。しかし、私が何を知らなくちゃならないかということはちゃんと知っているし、いつもチャレンジだと思っている。」(René Marie)

最新作のアルバムは、「Sound of Red」(2016)。収録曲11曲の作曲、アレンジの全てが彼女のオリジナルである。ブルージーで落ち着いた味わい深い歌唱の中にも、熱いソウルが激っている。このアルバムは、グラミー賞のベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムにノミネートされた。

パーソナルは、「ルネ・マリー/Rene Marie(Vo)」、「ジョン・チン/John Chin(pf)」、「エリアス・ベイリー/Elias Bailey(bass)」、「クエンティン・バクスター/Quentin Baxter(ds)」など。

Sound of Red

Rene Marie / Motema Music

私は「Go Home」が気にいっているが、それも含め、このアルバムのパフォーマンスは、YOUTUBEにあまりアップされていない。PVやライブ動画などからアップしてみました。

「Rene Marie – Sound of Red (Behind the Scenes) 」

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「René Marie – Sound of Red (Official Video) 」

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「Rene Marie – Colorado River Song」

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「Rene Marie – Many Years Ago」

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