JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(343) ~ バラの季節だが ~

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 ご近所には「バラ/薔薇」に丹精を込めている家も結構多く、この時期、ウォーキングの目を楽しませてくれる。「手入れが大変だ」と聞いているので、我が家はいただいた鉢植えの「テリハノイバラ(照葉野茨)」、「ナニワノイバラ(浪花野茨)」くらいを、手入れもせずに置いているだけで、その他のバラには手を出さずじまいであるが ・・・。連休が終わったらご近所のバラ園に行ってみよう。

 さあ、今宵の曲、「薔薇」に関連した曲をいくつか ・・・。選択に迷うくらいたくさんありますが、最初は、名曲ですね、「ベット・ミドラー/Bette Midler」の「The Rose」から。この曲は、1979年、「ジャニス・ジョプリン/Janis Joplin」をモデルにした映画「ローズ/原題:The Rose」の主題歌。「ベット・ミドラー」は、主人公を体当たりというべき迫真の演技で演じて、アカデミー賞にノミネートされ、また、この主題歌は、グラミー賞を受賞している。作詞・作曲は、「アマンダ・ブルーム/Amanda McBroom」。英語歌詞と日本語訳付いている動画がアップされていましたので、そちらを。アルバムは、「Experience the Divine Bette Midler: Greatest Hits」(1993)から。

グレイテスト・ヒッツ/Experience the Divine Bette Midler: Greatest Hits
ベット・ミドラー/Bette Midler
ワーナーミュージック・ジャパン


     
    

    
「The Rose – Bette Midler(歌詞字幕)」

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 さて次はちょっと懐かしい女優さんの歌です。フランスの女優さんは歌を歌う人が多いのですが、彼女もその一人、「ブリジット・バルドー/Brigitte Bardot」。シニアの皆さんには説明不要ですね。「Rose d’eau」。直訳すると、「rose of water」ですが、「薔薇香水」という意味のようです。「ルイ・マル/Louis Malle」監督、「マルチェロ・マストロヤンニ/Marcello Mastroianni」と共演した仏伊共同制作映画、「私生活/原題: Vie Privee」(1962)の中で歌われたようです。アルバムは、「La Madrague」(1998)。「La Madrague(マドラグ)」は、サン・トロペにあったバルドーの別荘の名前だそうです。

La Madrague
ブリジット・バルドー
Philips


    
     

  
「Rose d’eau - Brigitte Bardot」

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 シャンソンの名曲、「バラ色の人生/La Vie En Rose」。スウェーデンの涼風一花、「イザベラ・ラングレン/Isabella Lundgren」。アルバムは、デビュー・アルバム、「It had to be you (若しあなただったら)」(2013)。


   
It had to be you (若しあなただったら)
イザベラ・ラングレン/Isabella Lundgren
Spice of Life/Savvy


   
  

    
「La vie en rose – Isabella Lundgren」

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 フランス出身のジャズ・ピアニスト、「フィリップ・レオジェ/Philippe Leoge」。ピアノ・ソロ・アルバム、「My french standards songbook」(2014)から。

My French Standards Songbook
Philippe Leoge/フィリップ・レオジェ
Klarthe Records Jazz


   
    

    
「Philippe Léogé – La Vie En Rose」

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 さて、最後もソロ・ピアノで締めましょうか。「キース・ジャレット/Keith Jarrett」の「My Wild Irish Rose」。アルバムは、難病から奇跡の復活を遂げた、ECMレーベルからの復帰第1弾「The Melody at Night, with You」(1999)。

メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー/The Melody at Night, with You
キース・ジャレット/Keith Jarrett
ユニバーサル ミュージック


    
     

    
「My Wild Irish Rose – Keith Jarrett」

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中山寺は花の寺

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 今年も「中山寺」へ「フジ/藤」を見に行く。3月は梅で有名な「中山寺」、梅林を登ったところにある広場に長い藤棚がある。もう登っている途中から蜜の濃厚な香りが漂ってくる。広場には満開の「フジ」、蜂もたくさん群がっている。紫色と白色があるが、白色の花の方が香りが強いようだ。






 境内には、そのほか「ボタン(牡丹)」、「シャクヤク(芍薬)」、「シャガ(射干、著莪)」、「オオデマリ(大手毬)」、「コデマリ(小手毬)」などが満開。4月の「中山寺」は花いっぱいの寺でもあった。

 今宵の曲、フランス人のサックス奏者で、映画「死刑台のエレベータ」(1958)のサウンド・トラックを「マイルス・ディヴィス/Miles Davis」と担当したこともある「バルネ・ウィラン/Barney Wilen」の演奏で「Quiet Temples」。「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」が参加したカルテットのアルバム、「ふらんす物語/French Story」(1990)から。このアルバムは、「記憶の中のフランス映画/French Movie Story」(2004)などタイトルを変えていくつか再発されている。

ふらんす物語/French Story
バルネ・ウィラン&マル・ウォルドロン・クァルテット/Barney Wilen with Mal Waldron Quartet
アルファレコード


     
     


      
記憶の中のフランス映画/French Movie Story
バルネ・ウィラン&マル・ウォルドロン・クァルテット/Barney Wilen with Mal Waldron Quartet
M&I


    
     

「Barney Wilen with Mal Waldron – Quiet Temples」

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 同じアルバムから、テーマ曲、「死刑台のエレベーター/Ascenseur Pour L’echafaud」。高校生の時に名画鑑賞会で観て、映画的にも、音楽的にも強烈なインパクトを受けた。

「Barney Wilen with Mal Waldron - Ascenseur Pour L’echafaud」

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まち山に咲く

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 私が住んでいる団地の西側、このブログでもよく取り上げる「エドヒガン(江戸彼岸)」の群生地の猪名川を挟んだ対岸の「まち山」に、「ヤマザクラ(山桜)」が終わるこの時期に咲く「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」の群生地がある。この一帯は、私の住んでいる団地と同じ頃に開発された大規模住宅団地であるが、猪名川の支流、「虫生川(むしゅうがわ)」の侵食により、深く谷が切れ込んでいるため、開発から取り残され、「虫生の森」と名付けられ、一歩足を踏み入れると、どこの山中へ来たのかと見間違うような渓谷となっている。こんな場所を「里山」ならぬ「まち山」と呼んでいる。この群生地は、市の天然記念物にも指定され、地元のボランティの皆さんが、保全整備活動を行っている。

 1週間ほど前に訪れてみた時は、寒さが続いたためか、全然咲いていなかったので、ここ数日のポカポカ陽気、もう咲いているだろうと再度訪れてみた。普通の「ツツジ(躑躅)」よりはかなり小さな花弁であるが、ややほの暗い森の急斜面一面に咲く「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」。その凛とした白さが際立っている。

 前回訪れた日の朝日新聞のローカル版にこんな記事が載っていた。



 目を転ずれば、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」、頭上を見上げれば、「カスミザクラ(霞桜 )」、「ウワミズザクラ(上溝桜)」。見事な競演に堪能する。





 「シロバナウンゼンツツジ」。その可憐な白い花に見入っていると、「あと1週間で新しい年号に変わるんだ」という不思議な感慨が湧いてくる。しかし、我々シニアを形作って来たのは、紛れもなく「昭和」。「平成が過ぎ去る」ということより、「昭和が遠くなる」という思いのほうが強い。そんなことから、「昭和」へのノスタルジーを色濃くまとっている歌手、「浜田真理子」の曲を。「昭和ブルース」。アルバム、「mariko live romance」(2005)から。たしか「天知茂」のヒット曲。

【 昭和ブルース 】     作詞:山上路夫 作曲:佐藤勝

「♪ うまれた時が 悪いのか
    それとも俺が 悪いのか
     何もしないで 生きてゆくなら
       それはたやすい ことだけど
         ・・・・・・・・・・・・  ♪」


       
mariko live ~romance~
浜田真理子
インディーズ・メーカー


     
     

「浜田真理子 - 昭和ブルース」

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 もうひとり昭和へのノスタルジーを感じさせる女性歌手は「研ナオコ」。アルバム、「恋愛論」(1993)に収録されている「山崎ハコ」の「白い花」が好きだった。

【 白い花 】   作詞・作曲 山崎ハコ

「♪ 私の目の前の白い花
   人目にもつかず咲いているけれど
    幸せそうに ほほえんで
     香りを漂わせる
      できることなら この指で
       お前を摘んでしまいたい
        あの人の心に 誇らしく
         咲いてるお前を
          ・・・・・・・・・・・  ♪」


      
恋愛論
研ナオコ
ポニーキャニオン


    
    

 「研ナオコ」のバージョンがアップされていないので、オリジナルの「山崎ハコ」で ・・・。

「白い花 – 山崎ハコ」

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On The Street Where I Live

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 初夏を思わせるような明るく暖かい日差しを浴びてウォーキングを楽しむ道は、まるでボタニカル・ガーデン。「リキュウバイ(利休梅)」、「スパラキシス(和名:スイセンアヤメ)」、「ベニハナトキワマンサク(紅花常磐万作)」、「ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)」、「ツツジ(躑躅)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」、「ウンナンオウバイ(雲南黄梅)」、「カキツバタ(杜若)」、「シロヤマブキ(白山吹)」、「シャガ(射干、著莪、胡蝶花)」、「ハナミズキ(花水木)」、「ハナモモ(花桃)」、「ライラック(リラ)」 ・・・。

 今宵の曲、「On The Street Where You Live(君住む街角)」。1956年に初公演され、また、「オードリー・ヘップバーン/Audrey Hepburn」主演で、1964年に映画化もされたブロードウェイ・ミュージカル、「マイ・フェア・レディ/My Fair Lady」のために制作された歌のひとつ。作詞、「アラン・ジェイ・ラーナー/Alan Jay Lerner」と作曲、「フレデリック・ロウ/Frederick Loewe」。

【 On The Street Where You Live(君住む街角) 】 by Alan Jay Lerner/Frederick Loewe

「♪ I have often walked down the street before  いままで何度もこの通りを歩いてきたし
  But the pavement always            足元にある敷石も今までどおりで
  Stayed beneath my feet before         前と変わったわけではない
  All at once am I                でも君が住んでいる街だと知った途端
  Several stories high              ビル数階分ほど
  Knowing I’m on the street where you live   舞い上がった気分になってしまった

  Are there lilac trees               ライラックの樹はあるかい
  In the heart of town?               街のど真ん中に?
  Can you hear a lark in any other part of town?  街で雲雀のさえずりが聞こえるかい?
  Does enchantment pour               魅力が溢れ出しているかい
  Out of every door?                 どのドアからも?
  No, it’s just on the street where you live    そうじゃないとすれば、こんな気分になるのは
                             それはきっと君がこの街にいるからだ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 歌姫は、まず、1966年生まれのオランダのジャズ・シンガー、「イルセ・ヒュイツインガー/Ilse Huizinga」。ブロードウェイのナンバーを集めた魅力的なアルバム、「Beyond Broadway」(2005) から。彼女の夫で、アレンジャー、作曲家でもある「エリック・ヴァン・デル・リュイート/Erik van der Luijt」のピアノとのおしどりデュオ。

Beyond Broadway/ビヨンド・ブロードウェイ
Ilse Huizinga/イルセ・ヒュイツインガー
Maxanter


    
   
     

   
「Ilse Huizinga – On The Streets where you Live」
  
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 次は、オーソドックスなスタンダードを自分の世界に変え、一幕の芝居を見るような、そんなアルバム作りをするという印象を持つ女性ボーカル、「ホリー・コール/Holly Cole」。映画「バクダットカフェ」の主題歌となった、「コーリング・ユー/Calling You」のカバーが収録されたアルバム「Blame it On My Youth」(1991)で注目されてから、もう25年以上経つのである。

Blame It on My Youth
Holly Cole Trio/ホリー・コール・トリオ
Blue Note Records


     
     

   
「Holly Cole Trio – On the street where you live」

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 私が住んでいる川西市にも住んだことがあるという、日本人女性ジャズ・ボーカル、「ヌーン/noon」のアルバム、「Walk With The In New Orleans」(2007)から。

WALK WITH THEE IN NEW ORLEANS
noon/ヌーン
ビクターエンタテインメント


    
    
   

   
「ヌーン/noon - 君住む街」

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タムシバが気がかりで

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 7、8年前に見た全山を覆う「コブシ(辛夷)」の仲間、「タムシバ(田虫葉)」の絶景が忘れられず、この時期にになると、「タムシバ」ウォッチをこまめに行っている。というのも年によって開花の時期が異なり、桜の前に咲く場合も、後に咲く場合も有りなかなか定まらないからである。そして、咲いている期間が短い。

 今年は、桜と同時期に咲いたようで、「ヤマザクラ(山桜)」と並んで咲いている様が見てとれる。しかし、今年も残念ながら、かって見たあの絶景の再現とは行かないようである。また来年も「タムシバ」ウォッチをこまめに行わねばならない。もうこうなったら執念、冥土の土産に ・・・。


 写真を撮って、車へ戻る道路の傍らには、「キイチゴ(木苺)」が群生している。「シロヤマブキ(白山吹)」にも似ているが、「シロヤマブキ」は花弁が4弁、これは5弁であるからして「キイチゴ」のようだ。こんなところに群生地があるなんて ・・・。


 さて、今宵も昨夜に続いて、1995年生まれ、スペイン・バルセロナ出身のキュートなジャズ・シンガー&トランペッター、「アンドレア・モティス/Andrea Motis」。昨夜はジャズ・フレーバーの強いアルバムからだったが、今宵のアルバムは、「もうひとつの青/do outro lado do azul」。ブラジル音楽やカタルーニャ音楽への深い愛情をこめたアルバム、「もうひとつの青」はブラジルでレコーディングが行われたという。


   
   
もうひとつの青/do outro lado do azul
アンドレア・モティス/Andrea Motis
ユニバーサル ミュージック


    
   

「Andrea Motis – Antonico」

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「Andrea Motis – Choro De Baile」

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「Andrea Motis Trio – Dança da Solidão – Live @ Blue Note Milano」

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「Andrea Motis – Brisa」

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路傍の花、樹々の鳥(342) ~ 丹精込めたガーデンに ~

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 私はあまり園芸種や観賞用の洋花には興味はないのだが、ウォーキングで見かける丹精込められた庭に咲いている春の花を見るのは、楽しい。名前はほとんど知らないが、素直に美しいと感じるととも、。丹精込めて育てている家人の人柄もしのばれる。

 今宵のピアノ。「Private Garden」。 そのピアノの音の美しさは格別であるスイスの人気ピアニスト、「ティエリー・ラング/Thierry Lang」。ベテランなのにキャリアについてほとんど情報はなく、1956年生まれのスイス出身の作曲家、ジャズ・ピアニストで、フランスの芸術文化勲章を受章したということぐらいしか分からない。 また、過去のアルバムも再発がされていないので、どれも入手が困難なものが多い。 同名のアルバム、「Private Garden」(2003)から。 

Private Garden
Thierry Lang Trio
Elephant


      
     
    

   
「Thierry Lang – Private Garden」
  
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さくらウォーキングのあとは十割蕎麦を ・・・

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 6日の朝日新聞。京都府立大、島根大などの研究チームが、今、各地で満開を迎えている「ソメイヨシノ(染井吉野)」の原木のDNAを調べたところ、今まで言われたとおり、「エドヒガン(江戸彼岸)」と「オオシマザクラ(大島桜)」を祖先に持つ可能性がわかったという。「ソメイヨシノ」は、すべての木が、同じDNAを持つクローンであることはよく知られている。「サクラ」の祖先が552万年に、「エドヒガン」と「オオシマザクラ」に分かれ、その後、百数十年前に再び交雑して、「ソメイヨイノ」が誕生したという。「エドヒガン」ファンの私、「エドヒガン」は、500万年前から存在し、花を咲かせていたなんて、「エドヒガン」の寿命が1000年と言われているのもうなづけるし、なんか壮大なロマンを感じてしまう。







 その「ソメイヨシノ」。団地のいたるところで、「街のサクラ」として、満開を迎えている。コートもいらないくらい暖かくなったいい天気。多くの人が、明るい日差しを浴びて、街中に咲くサクラを楽しもうとウォーキング。われわれも、さくらウォーキングを楽しんだ後は、団地にある蕎麦屋でせいろ蕎麦を。歯ごたえのしっかりした十割蕎麦で、結構美味い蕎麦を食べさせてくれる。

 ということで、今宵の曲は、「On The Sunny Side Of The Street」。「明るい表通りで」という邦題がついています。「ジミー・マクヒュー/Jimmy McHugh」作曲、「ドロシー・フィールズ/Dorothy Fields」作詞の、1930年の曲で、ブロードウェイのミュージカル「リュー・レスリーのインターナショナル・レビュー/Lew Leslie’s International Revue」で最初に紹介されたという。 その後、この曲は、ジャズのスタンダード・ナンバーとなり、多くのアーティストのカバーがある。

【 On The Sunny Side Of The Street 】 by Jimmy McHugh,Dorothy Fields

「♪ Grab your coat and get your hat  コートをつかんで 帽子を持って
  Leave your worry on the doorstep  悩み事なんか玄関のところに置いてさ
  Just direct your feet        さあ、足を向けてごらん 
  To the sunny side of the street   日差しの明るい表通りへ

  Can’t you hear a pitter-pat?     パタパタという音が聞こえるだろ
  And that happy tune is your step   あの楽しげな音は君の足音さ
  Life can be so sweet          人生は楽しくなるさ
  On the sunny side of the street    日差しの明るい表通りを歩けば

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 1930年といえば、前の年はウォール街株価大暴落による世界的な大恐慌が始まって年。貧困に喘ぎ、活気を失った多くの人々に希望や勇気を与え、大ヒットしたと言われる。

 4人の歌姫で ・・・・。まずは、「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」、「シンプリー・ラブ/Simply Love」(2013)から。

シンプリー・ラブ/Simply Love
ヘイリー・ロレン/Halie Loren 
Justin Time Records


     
    
     

    
「Halie Loren – On the sunny side of the street」

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 イタリア出身、「ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini」、デビュー盤「イージー・トゥ・ラヴ/Easy to Love」(2006)。


  
イージー・トゥ・ラヴ/Easy to Love
ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini
SPACE SHOWER MUSIC


     
   
      

     
「Roberta Gambarini – On The Sunny Side Of The Street」

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 カナダ出身、「エミリー・クレア・バーロウ/Emilie-Claire Barlow」の日本デビュー盤、「ライク・ア・ラヴァー/Like a Lover」(2005)から。

ライク・ア・ラヴァー/Like a Lover
エミリー・クレア・バーロウ/Emilie-Claire Barlow
ビクターエンタテインメント


     
    
      

   
「Emilie-Claire Barlow – On The Sunny Side Of The Street」

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 我らが「小野リサ」。「ドリーム/Dream」(1999)から。

   
DREAM
小野リサ
EMIミュージック・ジャパン


     
   

       

「On The Sunny Side Of The Street – Lisa Ono」

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山のサクラ、古刹のサクラ、渓のサクラ、街のサクラ

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 我々森林ボランティアの活動フィールドの公園に咲く「山のサクラ」である。春休みとあってか、駐車場は昼頃にはもう満車。多くの家族連れが「エドヒガン」を楽しんでいた。





 隣の団地の外れ、岩根山の麓にある小さな古刹、「高原寺」の「エドヒガン」の枝垂れ種である。開基は、文明7年(1475)というから540年ほど前。桜の推定樹齢は300年という。以前は訪れる人も少なかったが、最近はハイキングも兼ねて、訪れるシニアが増えている。この時期、寺の本堂が、「さくらカフェ」となっていて、桜を見ながら、抹茶、コーヒー、ケーキを楽しむ人も多い。


 この団地と私が住む団地の間を流れているのが「猪名川」。その川岸に咲く、これも市天然記念物に指定されている「エドヒガン」であるが、「渓のサクラ」が満開。 かっては不法投棄のゴミや照葉樹で覆われていた川の斜面を、住民の有志の方々が整備を行い、今ではすっかり桜を楽しむ場として知られている。



 団地の幹線道路沿いに咲く「街のサクラ」。日本の季節、日本人の生活になくてはならないのが「桜」。

 今宵のピアノ。最近、この時期によく取り上げている、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」のソロ・ピアノ、「さくらさくら」。2011年の東日本大震災の鎮魂に演奏されたものである。

「Giovanni Mirabassi – さくらさくら」

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路傍の花、樹々の鳥(341) ~ 一気にいろんな花が ・・・ ~

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 この暖かさに誘われて、一気に咲き出した。「ユキヤナギ(雪柳)」、「ツツジ(躑躅)」、「モクレン(木蓮)」、「ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅)」、「レンギョウ(連翹)」、「トサミズキ(土佐水木)」・・・。 そして、「ソメイヨシノ(染井吉野)」。

 今宵の曲、「咲いた花はやがては散ってしまう。そんな僕たちの束の間の恋も ・・・」 そんなほろ苦い想いが込められた歌で1955年に作られた、「A Blossom Fell」。


 「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の歌唱が一番知られているでしょう。「花は散ってしまった」という意味なので、これからの時期にはふさわしくないかもしれないが、美しいメロディのせつない思いの曲である。「ハワード・バーンズ/Howard Barnes」、「ハロルド・コーネリアス/Harold Conelius」、「ドミニク・ジョン/Dominic John」によるこの歌、今宵、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「シモーネ/Simone Kopmajer」、「スー・レイニー/Sue Raney」の名花3人の競演で。

【 A Blossom Fell 】  by Howard Barnes, Harold Conelius, Dominic John

「♪ A blossom fell from off a tree  枝から花びらが散った
  It settled softly on the lips you turn to me 僕の方を振り向いた君の唇にそっと付いた
  The gypsies say and I know why ジプシーの言伝えにあるようにその訳を僕は知っている
  A falling blossom only touches lips that lie 散った花びらは嘘をついた唇に付くってね

  A blossom fell and very soon   花びらが散ってすぐに
  I saw you kissing someone new  君が別の人とキスをしているのを見てしまったんだ
  Beneath the moon         月の光の下で

  I thought you’d love me    君は僕を愛していると思っていた
  You said you love me      たしかそう言ったよね
  We planned together      二人一緒に夢も描いていたね
  To dream forever        永遠に続く夢を

  The dream has ended      でも夢は終わってしまった
  For true love died        まことの愛は死んでしまったから
  The day a blossom fell      花びらが散り
  And touched two lips that lied  嘘をついた唇に付いたあの日に ♪」

 まずは、欧州はオーストリア出身、2000年以降ニューヨークを中心に活動している新進女性ジャズ歌手「シモーネ/Simone」(本名はSimone Kopmajer)の日本デビュー第2作「ロマンス/Romanse」(2005)から。大人の色気を感じさせ、雰囲気のあるスタンダードを歌う女性ボーカル。


  

ムーンライト・セレナーデ
ロマンス
シモーネ ヴィーナスレコード


     
    
   


「Simone Kopmajer - A Blossom Fell」

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 カナダ出身。1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人といわれ、1999年から5度のグラミー賞を獲得している。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」へのオマージュ・アルバム、「All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio」から。

All for You
ダイアナ・クラール
Universal Jazz


    
    
    


「Diana Krall – A Blossom Fell」

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 ちょっとレトロになりますが、「スー・レイニー/Sue Raney」。1960年代に活躍した白人美人シンガーのひとり。大ヒットした2枚目のアルバム 「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」(1960)は、女性ジャズボーカルの名盤に必ず選ばれるほどの「スー・レイニー」の代名詞的アルバムとなっている。今年御年78歳、彼女はいまも現役として活躍しているとか。


     
      

雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day
スー・レイニー
ユニバーサル ミュージック

    
      
    

「Sue Raney – A Blossom Fell」

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ご近所で一番早く咲く桜

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ヒガンザクラ
ヒガンザクラ2
 ご近所で一番早く咲く桜である。国道からちょっと入った、「こんなところに・・」と思う、住宅地の中に取り残されたような農地に咲いている。地主の方の話では。「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と聞いていると言っていた。やはり桜が咲くのを見ると嬉しいし、心浮き立つものを感じる。西高東低の気圧配置で、まだ寒い日であったが、いよいよ春本番の到来である。

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 こちらも同じ敷地内に咲く桜。色は白く、葉も出かかっているが、名前はちょっとわからない。 

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  さて、今宵の曲、ウッド・ベースを抱えながら、ブロンドの長い髪をなびかせて、マイク・スタンドでジャズを歌う、オーストラリア出身の美人女性ジャズ・ベーシスト、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」のアルバム、春の曲や花の曲が満載の「さくらさくら/SAKURA SAKURA」(2012)から。

 2007年12月に「ヴィーナス・レコード」からリリースしたデビュー・アルバム、「ムーン・リバー/Moon River」でロングセラーを記録して以来、すっかりその存在がジャズ・ボーカル・ファンの間でも定着ようにみえる。「ジョン・ディ・マルティーノ/John Di Martino (p)」や「ドミニク・ファリナッチ/Dominick Farinacci (tp)」などの豪華メンバーが、櫻の花のように華麗な彼女の歌をサポート。

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さくらさくら
ニッキ・パロット
ヴィーナスレコード


      
     

「Nicki Parrott – Sakura Sakura」

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