JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

主なき庭にも秋は深まる

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やはり寒いんですね、信州は ・・・。実家の冬支度に訪れた松本の朝は10°Cを下回っているので、朝晩はストーブを欠かせない。主なき庭にもちゃんと季節は訪れるもので、もみじはもう真っ赤に色付いている。しかし、艶やかな紅葉よりも、この庭には、病葉が似つかわしい。2時間ほどかけて、植木の枝を落としたり、雑草を刈り込んだ。10年ほど前に亡くなった親父が丹精込めた庭であったが、母親も亡くなった今は、雑草が伸びるに任せた状態で、年に数回の手入れではとても雑草に勝てるべくもない。なかなか手入れだけに訪れるのも難しく、決心をしなくてはならない時期にきている。

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ぶらっと実家の界隈を散歩してみたら、近所にひろがる林檎園の林檎は、大きく実り、もうすぐ出荷の時期を迎えるので、真っ赤に色づいていた。林檎の出荷の季節を迎えれば、もうすぐ木枯らしが吹き始める。この地域のあちらこちらにある道祖神も、なんとなく寒そうに見える。こんな道祖神のある光景が大好きなのだが、また来年の春までしばらく来れそうにない。

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さて、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」である。しばらく新譜のリリースがなかったが、この9月にリリースされたのが、おなじみの鉄壁トリオを従えてのアルバム、「The Sting Variations」。「スティング/Sting」の世界を映し出す。相変わらずのアレンジの冴え、クリアな歌声に酔う。パーソネルは、ティアニーのほか、「クリスチャン・ジェイコブ/Christian Jacob(piano)」、「ケヴィン・アクスト/Kevin Axt(bass)」、「レイ・ブリンカー/Ray Brinker(drums/percussion)」。

STING VARIATIONS

TIERNEY SUTTON BAND / BFMJA

最新アルバムから、「スティング」の代表作のカバーを2曲。


「Tierney Sutton Band - Fragile/The Gentle Rain」

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「Tierney Sutton Band - Fields of Gold」

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それから、もう一つ最新の彼女の歌声がありました。「クリント・イーストウッド/Clint Eastwood」監督の最新作、「トム・ハンクス/Tom Hanks」主演の映画、「ハドソン川の奇跡/原題;SULLY」の主題歌を歌っています。タイトル、「Sully」は、モデルとなった主人公、「チェズレイ・サレンバーガー/Chesley Burnett “Sully” Sullenberger III」機長の愛称。

  
  
  
  
  
  

「Flying Home (Sully’s Theme)/Soundtrack - The Tierney Sutton Band」

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予告編も ・・・。

映画『ハドソン川の奇跡』予告編

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愛でる人もいなくなった庭だが、いつものように秋の花は咲く

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もう愛でる人もなくなった実家の庭にも、そしてご近所の庭にもいつものように秋の花は咲く。一足先に紅葉も始まり、ふるさと松本は秋が深まっていくというより、冬に向かって一気に加速してゆく感じ。

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前回に続いて取り上げる「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」のアルバムは、17年近く共に活動を続けているフランス出身の人気ピアニスト、「クリスチャン・ジェイコブ/Christian Jacob」ら手練れのメンバーとのライブ・アルバム、「I’m With the Band」。「朝日のようにさわやかに」から始まる透明感あふれるヴォーカル・ソロ。「ス・ワンダフル/’S Wonderful」、「チーク・トウ・チーク/Cheek To Cheek」などスタンダードを中心とした構成であるが、いつもの彼女のアルバムのように、斬新なアイディアを盛り込みながらも、本来のメロディを大切にしたアレンジが秀逸。2005年3月、ニューヨークの老舗ジャズクラブ「バードランド/Birdland」でのライブ。

I’m With the Band

Tierney Sutton / Telarc

おなじみのスタンダードを3曲続けて。

「Cheek To Cheek – Tierney Sutton」

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「Tierney Sutton Band - Let’s Face the Music and Dance」

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「The Tierney Sutton Band - East Of The Sun  Live Studio Session」

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夏仕舞、冬支度

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最近、秋が短いと感じる。夏が終われば、ひとっ飛びに冬へ、そんな感じである。久しぶりの弾丸帰省。実家の夏仕舞、冬支度。庭の雑草を刈ったり、無人の家の冬に備えての点検や遺品の最後の整理。そして仏壇を我が家に運ばねばならない。今年最後の帰省となるだろう。

松本を発つ日、実家から見る常念岳は雲の上からわずかに冠雪の頭だけを見せていた。中央道の途中、富士山は見えなかったが、恵那峡SAでは、あの噴火から約2年が過ぎた御獄山がくっきりと姿をみせ、噴煙を上げていた。帰路、気がつくと愛車の走行距離は1万4千kmを超えていた。

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TVの契約を解除してしまった実家、もちろんインターネットもないし、スマホも使っていない。たっぷりの夜の時間は本を読み、母親が使っていたCDラジカセで、JAZZボーカルを聴こうと決めていた。ずっと聴いていたのは、私の大のご贔屓の一人、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。「Jazzy、Not Jazz」路線全盛の女性ジャズ中にあって、正統派ジャズ・ボーカルとして気を吐いているシンガーの一人。

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1963年生まれ。アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。名門ウェズリアン大学で文学を専攻、卒業後バークリー音楽大学に入学。バークリー音楽卒業後は、L.A.を拠点として活動する女性ジャズシンガー。1998年のデビュー以降、12枚のアルバムをリリースしているが、透明感あふれる歌声とずば抜けた歌唱力で3度のグラミー賞ノミネートを誇る。

まず取り上げたアルバムは、4枚目のアルバム、「Something Cool」(2002)。フランス出身の人気ピアニスト、「クリスチャン・ジェイコブ/Christian Jacob」ら17年近く共に活動を続けているメンバーがサポート。そのアレンジの妙、スウィング感、絶妙のスキャット。これぞJAZZボーカル。
 

Something Cool

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1万4千kmを疾駆した愛車に ・・・。

「Tierney Sutton – “Route 66″ – live at Anthology in San Diego」

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亡き母を偲んで ・・・。


「Tierney Sutton – Alone Together」

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タイトル曲、「Something Cool」。いや、いい。

「Tierney Sutton – Something Cool」

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ふるさとを散策すれば

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本日のウォーキングはふるさとで ・・・。

故郷・松本の実家の近くに、「千鹿頭(ちかとう)山」という変わった名前の山があり、その山の尾根に麓の地区の産土神である「千鹿頭神社」がある。「諏訪大社」の近くにも同名の神社があり、この神社も「諏訪大社」と深い関わりがあったようで、同じように、「諏訪大社」より1年遅れではあるが、「諏訪大社」と同じく、神木を建てる御柱大祭が行なわれている。来年がその年にあたっている。

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「千鹿頭」という名前の由来は、「御頭祭」に供される鹿を用意する狩猟の神を祀る神社であったと言われている。そして、興味深いのは、古の社殿は、先の宮にあったが、中世の戦乱によって社殿も焼失し、その後、現在地に移されたと伝えられていて、元和四年(1618年)、当時の松本藩領であった神田村以南の地が諏訪高島藩領に移され、その境界を千鹿頭山の尾根とされた為、現在の位置に松本藩領林村と高島藩領神田村の社殿が二つ建てられたという。確かに社殿は二つ存在している。そして、社殿の周囲には4本の御柱が建っているが、それぞれの村が2本づつ担当しているという。400年以上前の歴史の事実がこんな形で伝えられていることに驚くとともに、散策でそれを発見するという嬉しさもまた感じるのである。

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さて、今宵のピアノ、「Natsukashii(懐かしい)」という日本語のタイトルを持つ、ノルウェイはオスロを中心に活動するトリオ、「ヘルゲ・リエン・トリオ/Helge Lien Trio」のアルバムから。

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1975年、ノルウェイ生まれの41歳。最初に音楽的影響を受けたのが、「ピンク・フロイド/Pink Floyd」だという。16歳でクラシックを志したが、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いて、JAZZの世界に。最初、ピアノ+チューバ+サックスという変則トリオを立ち上げるも、それと時期を同じくして、標準的編成のピアノ・トリオ、「ヘルゲ・リエン・トリオ」も立ち上げたという。デビュー・アルバムは、「What Are You Doing The Rest Of Your Life」(2001)。7作目となる2011年リリースのアルバム、「Natsukashii」 は、ノルウェーのグラミー賞にあたる「Spellemannprisen」にノミネートされたという。

パーソネルは、「Helge Lien(piano)」、「フローデ・バルグ/Frode Berg(bass)」、「クヌート・オーレフィアール/Knut Aalefjaer(drums)」。

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ヘルゲ・リエン / DISK UNION

日本の自然を紹介する映像のバックに流れていたとしても、全く違和感はないタイトル曲、「Natsukashii」から。

「Helge Lien Trio – Natsukashii」

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「Helge Lien Trio – Hymne (Til Jarl Åsvik) 」

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母の好きだった花が

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カルミア

昨年他界した母親が好きだった花の一つ。「カルミア」である。久しぶりの弾丸帰省。主なき庭に今年も咲いていた。花言葉の一つは「優美な女性」だとか ・・・。

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東日本大震災以来、いろいろなコンサートやイベントなどでうたわれる歌に、「ふるさと」という小学唱歌がある。あの誰でも知っている歌である。

「♪ 兎追いし かの山
   小鮒釣りし かの川
   夢は今も めぐりて、
   忘れがたき 故郷

      如何に在ます 父母
      恙(つつが)なしや 友がき
      雨に風に つけても
      思い出ずる 故郷

           志を はたして
           いつの日にか 帰らん
           山は青き 故郷
           水は清き 故郷      ♪」   作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一

この作詞者の「高野 辰之(たかの たつゆき)」が長野県人であるということは意外と知られていない。、1876年(明治9年)、長野県下水内郡豊田村(現中野市永江)の農家出身の国文学者、作詞家。号は斑山(はんざん)。幼年時代を豊かな自然の中で育ちながら学問の道を志し、苦学の中から、わが国の近代国文学に大きな功績を残した。その一方、小学唱歌の作詞者として著名で、その代表作に、彼の幼少を過ごした信州の自然を織り込んで作詩した「故郷(ふるさと)」、「朧(おぼろ)月夜」「紅葉(もみじ)」「春がきた」「春の小川」 などがある。晩年は、野沢温泉村の別荘で過ごし、1947年(昭和22年)1月、野沢温泉で没した。71歳。

長野県は山に囲まれ、産業の乏しい国。子供に豊かな教育を施し、立身出世を夢見て都会に送り出す。そんな気風が強いことからかっては「教育県」と呼ばれていた。「ふるさと」の歌詞を読むと、自分が重なって、そんな心根がよくわかるのである。

訪れたことはないが、郷里の豊田村には、「故郷」の記念碑・高野辰之記念館が、野沢温泉村には、「朧月夜」の歌碑が建てられていて「おぼろ月夜の館」という名前の記念館があるという。

(追記;この歌は長らく作詞作曲者不明だったが、昭和48年3月13日、日本音楽著作権協会の理事会で「紅葉」「春の小川」「朧月夜」「故郷」について、高野辰之の著作権を承認されたが、このことに別の見解も存在する。例えば、「言世と一昌の夢幻問答_尋常小学唱歌と早春賦の秘密」 など)

YOUTUBEで見つけた故郷安曇野の風景とともに流れる、ジャズ・アレンジの動画が郷愁を誘ったのでをアップしておきましょう。2012年9月、長野県安曇野にて録音されたCD 「Field / Sayuri Isatsu 伊佐津さゆり」より。

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伊佐津さゆり / Bright Sun's Record

「ふるさと - 伊佐津さゆり」

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大きな手毬も小さな手毬も

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オオデマリ
コデマリ
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我が家の庭に咲く「オオデマリ(大手毬)」、「コデマリ(小手毬)」。毎年ほぼ同じ時期に咲き、楽しませてくれる。そして、亡き母が趣味で作った「松本手毬」。松本の民芸を代表する「松本手毬」は、江戸中期ごろ松本藩の士族の子女を中心に身近な玩具として手作りされたのが始まりで、その後藩士の家庭に限らず、一般の家庭にも普及し、正月には母や祖母から子供・孫へと玩具として与えられてきたようである。「母の日」も近づいた今日、ちょっと偲んでみた。実家の氏神様、来年の5月5日は諏訪大社に1年遅れての御柱祭り、今年は舟形の山車を曳くお船祭りが行われる。

「ジョン・レノン/John Lennon」の曲に「マザー/Mother」という曲がある。1970年に、「ビートルズ/The Beatles」解散後、初のソロ・アルバム発表された曲。幼い頃、父は失踪、母は同棲してたためにおばさんに育てられたという体験を持つジョンの深い心の傷が、最後の「お母さん、いかないで!、お父さん、戻ってきて!」という悲痛な叫びに現れているという。

【 Mother 】

「♪ Mother, you had me               お母さん 僕はあなたのものだったけど
        but I never had you          あなたは僕のものじゃなかった
   I wanted you,                    僕はあなたを求めたけれど
        you didn’t want me           あなたはぼくを求めなかった
   So I, I just got to tell you           だから、だから今こそ言うよ
   Goodbye, goodbye                お母さん さようなら

   Father, you left me               お父さん あなたは僕を捨てたけれど
         but I never left you         僕はあなたを捨てなかった
   I needed you,                   僕はあなたを必要としたけれど
         you didn’t need me         あなたは僕を必要としなかった
   So I, I just got to tell you          だから、だから今こそ言うよ
   Goodbye, goodbye                お父さん さようなら

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Mama, don’t go                  お母さん、いかないで!、
   Daddy, come home               お父さん、戻ってきて!  
      繰り返し                                      ♪ 」

PLASTIC ONO BAND

JOHN LENNON / Capitol

イマジン

ジョン・レノン / EMIミュージック・ジャパン

母の日には、かなり重い曲ですが ・・・。

「John Lennon – Mother」

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あれほど勇壮ではないが ・・・、もうひとつの御柱祭り

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数えで7年に一度(満6年間隔)で行われる「諏訪大社」の「御柱(おんばしら)祭り」。今年、平成28年はその年に当たり、その勇壮な「木落し」の様子がニュースで報じられていた。(左の写真はNETより拝借)

実は私の実家のある松本、お隣の安曇野地方にあるいくつかの神社でも「御柱祭り」がある。同じく満7年に一度であるが、それは、総大社である「諏訪大社」の「御柱祭」の翌年に行われるのである。実家の氏神様は、「須々岐水(すすきがわ)神社」、そこでも「御柱祭」は行われる。前回行われたのは、「諏訪大社」が平成22年(2010年)、「須々岐水神社」が、翌年の平成23年(2011年)、東日本大震災の年であった。

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「諏訪大社」は、上社の本宮、前宮および、下社の秋宮、春宮の計4宮に4本づつ、計16本の「御柱」が建つが、わが「須々岐水神社」の「御柱」は2本である。「諏訪大社」ほど勇壮、壮大ではないが、「里曳き」と柱の建立が行われる5月5日の本番に先立って、「諏訪大社」に倣って、「御柱」を山から切り出す「山出し」、山から神社の近くまで曳行する「中出し」が行われる。樹齢100年以上、根回り1.8m、長さは15mほどある2本の杉の大木を山から切り出し、地域を引き回すのである。

東日本大震災直後、母親のケアで帰省したとき、この「中出し」の神事に初めて出くわしたことがある。「初めて」というのも、私が大学入学で松本を離れたのち、両親が現在の地に実家を建てたため、祭りに参加することがなかったためである。里山への感謝、木や自然への畏敬がごく自然に感じられた。

「諏訪大社」の創建の年代は不明だが、日本最古の神社の1つといわれるほど古くから存在し、「御柱」の起源は、平安時代以前とされる。「須々岐水神社」も、867年(貞観9年)の「日本三代実録」に記録が残るというから、この神社の御柱の歴史も相当なものであろう。

「木落し」のニュースを見ながら、そんなふるさとの祭りのことを懐かしんでいた。

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「御柱」。なにか心や人生の象徴として大きな木を歌った歌がある。「Tall Trees In Georgia」。歌うディーヴァは、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。

アメリカ合衆国、ワシントン特別区に生まれ、ワシントンD.C.近郊のメリーランド州で育つ。年少の頃から音楽・芸術への興味を示し、エヴァが9歳のときにはギターを弾き始めたという。1992年にジャズ、フォーク、ゴスペル、カントリー等の音楽を独自の解釈で表現したアルバム、「The Other Side」でデビュー。その魂の歌声は、1996年に皮膚癌で亡くなるまでの33年の短い生涯の間、人の心に響きつづけた。

ワシントンD.C.にある老舗のジャズクラブで亡くなる10ヶ月前、1996年1月3日に行われた、「ブルース・アレイ/the Blues Alley」でのライブ。そのライブ・アルバム、「Live at Blues Alley」から。

『両親がこのレコードを持っていて、小さな頃から何回も何回も聴いて育った歌。そして、ずっと歌いたいと思っていた歌です。』 そんな語りから歌い始める「Tall Trees In Georgia」。

【 Tall Trees In Georgia 】    作詞・作曲:Sainte Marie Buffy

「♪ Tall trees in Georgia,   ジョージアの高い林
   They grow so high    大きく育ったその木の影は
   They shade me so     わたしをすっぽりと覆うくらい
   And sadly walking     苦労して低木の茂みを抜けて   
   Through the thicket I go  やっとたどり着いたものだ  

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   When I was younger      私が若かった頃
   The boys all came around   たくさんの少年たちがわたしを取り囲んだ
   But now I’m older          しかし、大人になった今
   And they’ve all settled down  彼らは皆結婚して身を固めてしまった
   Control your mind my girl     もういい加減にしなさいよ   
   And give your heart to one     一人の男に絞りなさい
   For if you love all men         多くの男にうつつを抜かしても
   You’ll be surely left with none    結局、誰とも続かないよ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

Live at Blues Alley

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Eva Cassidy / Imports


「Eva Cassidy – Tall Trees in Georgia」

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早春賦 ~ 三月の雪を見て ~

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3月、弥生。朝、雨戸を開けると、陽光の中に雪がキラキラと舞っている。私が住んでいる地域では、年に2、3回程度であるが、雪が降るときは決まって空はどんよりとした雪雲に覆われる。陽光の中に舞う雪を見るのはここでは記憶にない。故郷、松本以来かもしれない。松本は空気が乾燥し、気温が低いため、春まだ遠い日差しの中に、キラキラと舞うダイヤモンド・ダストや小雪を見るのは、そんなに珍しい光景ではなかった。TVのニュースでは、故郷では今年は雪が多そうである。そして、今住む関西、いかなご(玉筋魚、鮊子)解禁、雛祭り、お水取り ・・・。もうすぐである。

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「♪ 春は名のみの 風の寒さや
   谷のうぐいす 歌は思えど
   時にあらずと 声もたてず
   時にあらずと 声もたてず」 

 (早春賦/吉丸一昌作詞、中田章作曲)
 

小学校の頃から随分と歌った歌である。校歌はもう忘れているが、「信濃の国」とこの歌はまだはっきりと覚えている。作詞者、「吉丸一昌」は、大正の初期に長野県安曇野を訪れ、穂高町(現、安曇野市)あたりの雪解け風景に感銘を受けて、「早春賦」の詩を書き上げたとされている。故郷、松本の隣町、安曇野市の穂高川右岸には「早春賦」の歌碑が建っている。(写真はNETより拝借)

さて、その「早春賦」。ミジンコ研究家でもある「坂田明」の演奏。前衛的な彼のイメージからは想像出来ない、なかなかの抒情あふれる演奏です。

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坂田明 / インディペンデントレーベル

「早春賦 – 坂田明 (Early Spring Chant – Akira Sakata) 」

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愛でる人なき秋の庭

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半日かかってどうにか実家の草刈を終える。小春日和のため、草刈り機も使ったが、汗だくである。しかし雑草を刈ると、今まで見えにくかった紅葉の赤や、花の黄色が鮮やかに目立つようになった。といっても、愛でる人はもういない庭。少し哀しい。

実家近くをウォーキングしていてその鮮やかな青に目を奪われる。「ヤマブドウ(山葡萄)」に似ているが、我が遊びの山でも見かける「アオツヅラフジ(青葛藤)」でしょうか。

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それにもまして、鮮やかに目に飛びこんで来るのは、どこを歩いていても一望できる北アルプスの峰々。私に登山の趣味はないが、それでも、燕岳、八方尾根、上高地、乗鞍岳 ・・・、数少ないが訪れた山を思い出す。両親が亡くなり、妹も去年他界し、近しい親戚もほとんどいなくなってしまったこの故郷に、後どのくらい訪れるだろうか ・・・。

真っ赤な林檎が鈴生りの林檎畑、その脇に野菊にうもれて道祖神や観音菩薩が微笑んでいた。いつもながらの風景であるが、先祖代々この地に暮らしてきた人たちの心の証でもある。

さて、今宵の故郷ソング、「坂田明」の「家路」。ドボルザークの有名なシンフォニ­ー「新世界」から。メンバーは、坂田明(Alt Saxl)、黒田京子(Piano)、バカボン鈴木(Wood Base)。 どちらかというと 前衛ジャズ的なイメージのある「坂田明」ですが、何の何のこんな叙情的なサックスも吹くのです。

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坂田明 mii / インディペンデントレーベル

「坂田明 - 家路」

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やはり故郷の空気は澄んでいた

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夏以来の晩秋の帰省。例年のように、冬を迎えるにあたって、実家の冬じまいと庭に生い茂る雑草の草刈のための弾丸帰省である。前日は雨、多分草刈はできないだろうと思っていたが、翌日は晴れ。北アルプスの稜線がはっきりと見渡せる。今年は秋の深まりが早く、一気に冬へと移っていくと思ってたが、ここしばらくは小春日和。歩みも止まってようである。真ん中に聳える三角形をした特徴的な山、「常念岳」。その奥の穂高連峰は雪に覆われているが、常念岳は、冠雪はまだのようである。例年より遅い。とはいえ、遠くまで見通せるこの澄んだ空気は、やはり気持ちがいい。

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冬への歩みがすこし止まっているようだが、やはり朝夕の寒暖差は大きいようで、実家周辺は、夕日を浴びて、真っ赤に染まっている。こんな鮮烈な赤い風景は、今住んでいるところで見たことがない。これも空気が澄んでいるからであろう。

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さて、今宵のピアノ。4ヶ月ぶりの帰省に触発されて、「ヘルゲ・リエン・トリオ/Helge Lien Trio」。アルバムは、日本語のタイトル、「Natsukashii(なつかしい)」。

「ヘルゲ・リエン」。ノルウェーを代表するピアニスト。1975年、ノルウェイ生まれの弱冠40歳。最初に音楽的影響を受けたのが、「ピンク・フロイド/Pink Floyd」だという。16歳でクラシックを志したが、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いて、JAZZの世界に。スタンダードの中にも、野心的なインプロヴィゼーションを展開し、伝統と革新との微妙なバランスにチャレンジするといった試みも好ましく感じられる。

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Helge Lien / Ozella Music

日本の田舎を紹介する映像のバックに流れていたとしても、全く違和感はないタイトル曲、「Natsukashii」。

「Helge Lien Trio – Natsukashii」

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