JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

お盆にヒサカキを伐る

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 お盆の山作業。みんな高齢者、熱中症を警戒しながら、あまり無理をせずに、山頂までのぼり、軽い伐採作業で終える。いつもは植生の多様性を妨げているため、伐採の対象となっている、常緑広葉樹の「ヒサカキ(非榊、柃、姫榊)」を伐る。仲間の何人かは、持って帰り、墓や仏壇に備えるそうだ。「サカキ(榊)」が手に入らない場合、「ヒサカキ」を代わりとして、墓・仏壇へ「仏さん柴」として供え、また玉串として利用することが多いと聞く。我々も新年、炭窯の「窯開き」の時に玉串として奉じている。間伐の対象木であるが、お盆のこの期間は役に立っているようだ。

 英語で、「alternative(オルタナティブ)」というと、「代わりとなるもの、代替物、代替案」、「選択肢」などの意味で使われるが、最近では、トランプ政権が、黒を白と強弁する手段として、「オルタナティブ・ファクト/alternative fact(もうひとつの事実)」と言葉を使ったことでも話題となった。

 音楽のジャンルを表す言葉としても、「alternative」、「alternative music」が使われることがある。「従来の音楽の型やジャンルにはまらない」、あるいは「既存のポップ・ミュージックの概念を打ち壊す」という意味で「alternative」が使われているようだ。そんな、「alternative music」としてカテゴライズされている二人が今宵の歌姫。

 なにが従来の型にはまらないかって? 講釈無用。聴いていてだければ、直ぐにわかります。最初に聴いたときは、結構、衝撃的でした。「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」のアルバム、「Wanting」(1999)と「スザンヌ・ヴェガ/Suzanne Vega」のアルバム、「Solitude Standing(孤独 ひとり)」(1987)から。

Wanting

Gabriela AndersWarner Bros.

 ボッサ・ユニット、「ベレーザ/Beleza」のリード・ボーカルだったアルゼンチン出身の歌姫の歌う「イパネマの娘」。

「Gabriela Anders – The Girl From Ipanema」

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 ア・カペラが衝撃的だった、「トムズ・ダイナー/Tom’s Diner」。NYの雨の朝。カフェで一人朝食をとる女性の目に映った情景を通じて、大都会に生きる人々の孤独を歌い上げている。

【 Tom’s Diner 】   by Suzanne Vega

「♪ I am sitting  In the morning  At the diner  On the corner
   I am waiting  At the counter  For the man To pour the coffee
   And he fills it  Only halfway  And before   I even argue

   He is looking  Out the window  At somebody  Coming in

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

Solitude Standing

Suzanne Vega / A&M

「Suzanne Vega – Tom’s Diner (original version) 」

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生存競争の夏

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 いつもは吹き上がってくる麓のダム湖からの心地よい風が全くない。直射日光がない分まだましであるが、それでもジメジメと蒸し暑いことこの上もない。山頂まで上がり、各自1、2本伐ってから、3日前の台風による影響がないか、自然観察路の安全点検に向かう。

 セミがいつもと鳴き方とは違う。断末魔のように聞こえる。よく見ると、なんと蜂に攻撃されている。ハチの種類まではわかりませんが、黒いハチが自分より何倍も大きなセミを地面に押さえつけている。森の中で繰り広げられている厳しい生存競争、弱肉強食の世界。そして、1m20cmほどの蛇の抜け殻を見つける。「人間もこうだったら ・・・」と考えると、こちらはなんとなくユーモラス。たしか「手塚治虫」の漫画にあったような? ・・・。

 今宵の曲は、「モア/More」。原爆実験で方向感覚を失って海に戻れなくなった海亀のシーンが印象的だった、映画「世界残酷物語(原題:Mondo Cane, 米題:A Dog’s World)」(1962)のテーマ音楽。高校生の時に観たと思いますが、イタリアの映画監督、「グァルティエロ・ヤコペッティ/Gualtiero Jacopetti」による、世界の野蛮で残酷な奇習・風俗を描いたドキュメンタリー映画でしたね。ただし「ドキュメンタリー」と銘打ってはいるものの、実際には演出ややらせも含めた、捏造された題材が多数仕込まれているという。

ヤコペッティの世界残酷物語 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

 しかし、このテーマ曲の「More」、美しい曲です。英語の詩をつけた物も含めて、大ヒットし、その後、「アンディ・ウィリアムズ/Andy Williams」や「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」といった超人気歌手もレパートリーに入れたことで、さらに楽曲の知名度は高まり、今や超スタンダードといっていい曲ですね。

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 今宵は、私の定番アルバムから、「ゲイリー・マクファーランド/Gary Mcfarland」です。1933年、ロス・アンジェルス生まれの作曲家、編曲家、ヴィブラフォン奏者でヴォーカリスト。1960年代に活躍したが、1971年、若くして亡くなってしまった。定番アルバムは、「ソフト・サンバ/Soft Samba」(1964)。学生時代によく通ったグリルのマスターから教えてもらって以来、このアルバムは、50年来の愛聴盤となっている。この軽やかさがいいですね。まさに人生のBGM。このアルバムには、「She loves you」、「And I Love Her」、「A Hard Days Night」、「抱きしめたい」と「ビートルズ/The Beatles」のカバーが4曲入っている。1964年といえば、ビートルズ絶頂期時代。その時代に、「こんなしゃれたアレンジのカバーとは!」と驚いたものである。クロスオーバー、フュージョン、フェイク・ボッサの先駆者的アルバム。

ソフト・サンバ

ゲイリー・マクファーランド / ユニバーサル ミュージック

フル・アルバムがアップされていました。トラックリストと演奏開始の時間を上げておきます。「モア/More」は6番目。
Tracklist
A1 00:00 Ringo, Won’t You Marry Me
A2 01:45 From Russia With Love
A3 04:23 She Loves You
A4 06:40 A Hard Day’s Night
A5 09:44 The Good Life
A6 11:52 More (Theme From The Film “Mondo Cane”)
B1 14:10 And I Love Her
B2 18:07 The Love Goddess
B3 20:06 I Want To Hold Your Hand
B4 23:20 Emily
B5 25:12 California, Here I Come
B6 27:06 La Vie En Rose

「Gary McFarland ‎– Soft Samba (Full Album)」

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目にはさやかに見えねども

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 伐採作業のため、今日も頂上を目指して、木漏れ日の山道を登っていく。麓から吹き上がってくる風が心地よく、一休みすると、もう動くのが億劫になってしまう。「ニイニイゼミ」、「アブラゼミ(油蟬、鳴蜩)」、「クマゼミ(熊蝉)」、「ミンミンゼミ」が一斉に鳴いている。里では、秋の季語にもなっている「ヒグラシ(蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉)」も鳴き始めたという。「ナツハゼ(夏櫨)」が赤い実をつけている。「ナツハゼ」の実は、「日本のブルーベリー」と呼ばれ、花や果実を観賞するだけではなく、果実を生食やジャムなどに加工して楽しむ人も多く、近年人気が高いという。夏に「ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木)」のような紅葉が見られることから名づけられた。

 頂上へ抜けると、見上げる青空には、「うろこ雲(鱗雲)」にも似た雲が ・・・。こんな歌が浮かぶ。

   秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる  
           (古今和歌集・巻4・秋歌上 藤原敏行朝臣 秋立つ日よめる)

 「立秋(りっしゅう)」は、二十四節気の第13節。たしか、8月7日ごろ。

 さて、涼しさと心地よさを誘うジャズ ・・・。そんな環境音楽みたいなジャズがあります。「カリビアン・ジャズ・プロジェクト/Caribbean Jazz Project」。

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 その昔、ニューヨークへ出張した時、日本でもっとも有名といっていい、老舗ジャズ・クラブ「ブルーノート/Blue note」を訪れた時に、出演していたバンドが、「カリビアン・ジャズ・プロジェクト」。その時が初めてであった。実力派ヴィブラフォン&マリンバ・プレイヤーの「デイヴ・サミュエルス/Dave Samuels」が率いるラテン・ジャズ・ユニットで、ヴィブラフォンと、スティール・パン(スチール・ドラム)の音色がトロピカルなムードを盛り上げ、初めて味わうトロピカルでさわやかな音の感触に酔いしれたことを覚えています。

 初期の主要メンバーは3人。 「Dave Samuels」のほか、ソプラノ・サックス&アルト・サックス&クラリネットが、「パキート・リベラ/Paquito D’Rivera」そして、スティール・パンは、「アンディ・ナレル/Andy Narell」。

 「スティール・パン/Steel pan」は、カリブ海最南端の島国・トリニダード・トバゴ共和国で発明された、ドラム缶から作られた音階のある打楽器で、独特の倍音の響きを持った音色が特徴。アメリカやヨーロッパでは、「スティール・ドラム/Steel Drum」と呼ばれることが多いが、トリニダード・トバゴでは、「スティール・パン」もしくは単に「パン」と呼ぶのが一般的であるという。大勢の人でバンドが組め、演奏できるので、最近、日本でも女性を中心に演奏を楽しむ人が増えているとか。

 「ブルーノート」で買い求めたアルバム、「アイランド・ストーリー/Island Stories」(1999)から「Bluellespie」。

Caribbean Jazz Project: Island Stories

Various ArtistsHeads Up


 
「The Caribbean Jazz Project – Bluellespie」

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いずれは「森ガール」になって

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マツオウジ
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 今日も猛暑の中を山作業。森に入ると冷やりと束の間、涼を覚える。甘酸っぱい香りが漂っている。ナラ(楢)系の樹木からでる樹液の匂い。夜になればきっと、たくさんの「カブトムシ(甲虫、兜虫)」や「クワガタムシ(鍬形虫)」が集まっていることだろう。

 今日の作業は、枯死した「ヤマザクラ(山桜)」の伐採。観察路の脇にあるため、台風の季節の前に伐採しなくてはならない。また、フェンスのすぐ脇にあるので、フェンスを壊さないような方向に倒さねばならない。じっとしているだけでも暑いが、チェーンソーとロープを交代で担いで山頂まで登る。作業の準備をしていると、3,4歳の女の子がお父さんと通りかかった。けっこうな急登を頑張って登ってきたのだ。我々の作業にいたく興味があるようで、引き倒す作業を手伝ってもらった。いずれは「森ガール」になってくれれば ・・・。

 本日見かけた「キノコ(茸)」。松の切り株に発生していることからすると、「マツオウジ(松旺子)」であろうと、先達は言う。傘は白色から淡褐色で、初めは半球形、やがてほぼ平らに開くという。

 さて、今宵の曲は、「Little Girl Blue」。「ブルーな可愛い娘」とでも訳しましょうか。1935年ミュージカル「ジャンボ/Jumbo」のために作られた曲。作詞、「ロレンツ・ハート/Lorenz Hart」、作曲、「リチャード・ロジャーズ/ Richard Rodgers」。スタンダードの「マイ・ロマンス/My Romance」もこのミュージカルの曲。何十というカバーがあるため、超スタンダードといってもいい曲。

【 Little Girl Blue 】

「♪  Sit there and count your fingers   座ってただ指を数えてごらん
   What can you do            何ができるかと
   Old girl you’re through       もう歳をとりすぎてしまったかも知れない
   Sit there, count your little fingers  座ってただ指を数えてごらん
   Unhappy little girl blue        不幸でブルーな可愛い娘

   Sit there , count the raindrops    座ってただ雨だれを数えてごらん
   Falling on you            君に降り注ぐ雨だれを
   It’s time you knew          もうそろそろ気づいてもいい頃だ
   All you can ever count on       君が数えることが出来るのは
   Are the raindrops           雨だれぐらいだと
   That fall on little girl blue       不幸でブルーな可愛い娘に降り注ぐ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 最初に思い出す歌唱は、「ジャニス・ジョプリン/Janis Joplin」。初のソロ・アルバム、「I Got Dem Ol’ Kozmic Blues Again Mama!(邦題:コズミック・ブルースを歌う )」 (1969)。そのくらいの絶唱であった。そして、2016年9月に公開された、27歳の若さで死去した女性シンガー、「ジャニス・ジョプリン」の生涯と知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー映画、「ジャニス:リトル・ガール・ブルー/Janis:Little Girl Blue」でも歌われている。

I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again, Mama by Janis Joplin

Janis Joplin / Sony

ジャニス:リトル・ガール・ブルー [DVD]

キングレコード

「Janis Joplin – Little Girl Blue」

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 「ダイアナ・クラール/Diana Krall」もこの曲ではいい味を出している。アルバム、「From This Moment On」(2006)から。

From This Moment on

Diana Krall / Verve

「Diana Krall – Little Girl Blue」

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 この手の歌を歌わせたら抜群ですね。「チェット・ベイカー/Chet Baker」。アルバムとはちょっと違うバージョンのようですが ・・・。

Embraceable You

Chet Baker / Blue Note Records

「Chet Baker – Little Girl Blue」

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ああ、夏休み

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 夏休みが始まって最初の休み。山の公園には「丘の流れ」という水遊びができる格好の場所があるので、開園と同時に朝から多くの子供たちが水遊びをしている。林の中には、カブトやクワガタ狙いの捕虫網を持った多くの子も。我々はといえば、別のグループが主催する公園の人気イベントの一つ、ペットボトル・ロケットの製作と試射のイベントのお手伝い。一時降った雨も上がり、子供たちだけでなく親の歓声も響く。これからが、この公園が一番賑わう季節、夏休み。

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 今から50年も前、私が大学の頃の話。学生バンドをやっていたため、夏休みはフルに帰省せず、ビア・ガーデンでバイトをして、小遣いを稼いでいた。ビア・ガーデン側もプロのバンドを雇うより安くあがるというメリットもあったのだろうと思う。

 ビア・ガーデンといえば、当時、一番人気のバンドは、やはりハワイアン・バンド。そんな多くのハワイアン・バンドが十八番にしていた曲が、「大橋節夫とハニーアイランダース」の「熱風」、「倖せはここに」であった。「大橋節夫」氏は自分の音楽をハワイアンと定義されるのが嫌いだったらしく、「ハワイアン楽器を使ったポピュラー音楽であり、Jazzをやっているんだ」と語っていたことを何かの雑誌で読んだ覚えがある。確かに「熱風」、和製ジャズといえる。今聞いても軽快でスウイングする、Jazzyな曲である。

 シニア世代で、当時、ジャズ喫茶やビア・ガーデン、ダンス・パーティなどでハワイアン耳にしていた人は、多分、曲の題名は知らなくても、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。前に一度取り上げた時も、「ああ、この曲、この曲、題名がわからず探していました」というコメントを頂いたことがある。それほど、この曲に憧れて、当時のハワイアン・バンドが十八番にしていた曲、「熱風」を ・・・。「ハワイアン」。もうこんな言葉も、音楽カテゴリーも死語に近いのだろうか。

大橋節夫とハニー・アイランダース ゴールデン☆ベスト

大橋節夫とハニー・アイランダース / 日本コロムビア

 1964年、サンケイホール・リサイタルの演奏だそうです。

「熱風/Hot Wind - 大橋節夫&ハニーアイランダース」

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この風の心地よさがたまらない

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 梅雨明けの猛暑。全く逃げようともしない鹿の親子を横目で見ながら、伐採作業のため、山頂近くまで上がる。

 この日は、チェーンソーを使って、「アラカシ(粗樫)」など常緑広葉樹の高木を伐採。10数本伐採しただけで、見違えるように森が明るくなり、麓からの上昇気流が、さあっと抜けるようになる。うれしいのは、この風である。木漏れ日の心地よさと癒しの風。暑さも疲れもいっぺんに吹き飛ぶ。

 熱中症を避けるため、早めに山をくだり、エアコンの効いた部屋で、メンバーが家庭菜園で採れたという「ミニトマト」と「黒豆」、同じ公園で活動するアウトドア料理のグループが差し入れくれた「鹿肉の燻製」を頂く。ほっとするコーヒー・タイムである。

 さて、「心地よき風」といえば、頭に浮かぶのが、この曲、「ブリージン/Breezin’」。「Breezin’」とは、爽やかで、心地よい風が吹いているという意味。いや、大ヒットしましたね。ジャズ・ソウル・ギタリストである「ジョージ・ベンソン/George Benson」のアルバム。1976年5月にリリースされるやいなや、「ビルボード/Billboard」誌などのヒット・チャートのトップを独占。また、1977年の第19回グラミー賞においても、複数の賞を受けた。スムース・ジャズのスタンダードと言っていいでしょう。

Breezin’

George Benson / Warner Bros / Wea

「Breezin’ – George Benson studio version」

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人間様にも動じることなく

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 山作業中に出くわした親子連れの鹿。脅かしても全く動じることもなく、じっとこっちを見て動こうともしない。天敵ながら、ある種の風格というか、神々しさすら感じるから不思議である。鹿除けのために設置したツリー・シェルターにより、4月に植樹したクヌギ苗は守られているので一安心。ひとしきり草を喰んだあとは、ゆっくりと森に消えていった。

 「Born To Be Wild」。リフが印象的な懐かしい映画の主題歌が頭に浮かんだ。こんなリフが印象的な曲が、めっきり少なくなってしまたと感じるのは爺の感傷か。映画「イージー・ライダー/Easy Rider」(1969)の主題歌、「ワイルドでいこう!/Born To Be Wild」を「ステッペンウルフ/Steppenwolf」で。

 「ステッペンウルフ」は、東ドイツ出身の「ジョン・ケイ/John Kay」を中心に、1967年にカナダで結成されたロック・バンド。バンド名は、「ヘルマン・ヘッセ/Hermann Hesse」の小説「荒野のおおかみ」(Der Steppenwolf)から名付けられたという。

「♪ Get your motor runnin’      モーターを回せ
  Head out on the highway     ハイウェイを目指せ
  Lookin’ for adventure        冒険を求めろ
  And whatever comes our way    途中に何が起ころうと
  Yeah Darlin’ go make it happen   Yeah、ダーリン 起こるなら起こればいいさ
  Take the world in a love embrace  この世界を愛の抱擁で包み込もう
  Fire all of your guns at once     直ちに全ての拳銃をぶっぱなせ
  And explode into space       そして宇宙へと舞い上がって行け

  ・・・・・・・・・・・・

  Born to be wild   ワイルドでいこう
  Born to be wild   ワイルドに生きるために生まれてきた  ♪」

イージー・ライダー ― オリジナル・サウンドトラック

ステッペンウルフ / ユニバーサル インターナショナル

「Steppenwolf – Born To Be Wild」

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子供達とヤマモモを採る

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 今年もまた、公園の「ヤマモモ(山桃)」を採集する。例年だと6月の下旬が、熟れ頃、採り頃なのであるが、今年は1、2週間遅く、そして実もちょっと小振りである。しかし鮮やかな暗赤色、実に美味しそうに熟れている。

 口に含んでみる。酸味と甘さが程良く調和している。週末に「食育」として、ヤマモモ・ジュース、ヤマモモ・ジャム、ヤマモモ・ピザをつくるグループの子供たちと一緒に採集したが、我が家でも、きっと美味しいジャムができそう。

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 さて、今宵の「Dream」シリーズ。歌姫ふたり。最初の歌姫は、つい先だっても取り上げた「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。人気ジャズ・コーラス・グループの最高峰に立つ「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」で、ソプラノ・パートを担当し、近年はソロでの活躍も目覚ましい。歌は「It Shouldn’t Happen to A Dream」。「夢でなかったらいいのに」という意味でしょうか。作曲、「デューク・エリントン/Duke Ellington」、「ジョニー・ホッジス/Johnny Hodges」、作詞「ドン・ジョージ/Don George」による幻想的で甘くロマンチックなバラード。

 1954年、ワシントン州生まれ。13歳のとき、父親のデキシーランドジャズ・バンドで歌い始めたいう。カレッジで音楽と演劇を学んだあと、70年代はシアトルで音楽活動をしていた。そして、交通事故で大けがをしたメンバーに代わり、1979年に「シェリル・ベンティーン」が「マンハッタン・トランスファー」に正式加入して、現在のメンバー構成に至っている。ソロ・デビューは、1992年の「Something Cool」。以後コンスタントにアルバムをリリースしているが、2012年病気のため一時音楽活動を休止したが、1年後、全快し復帰している。

 ソロとして7作目、「アニタ・オディ/Anita O’Day」に捧げられたアルバム、「Let Me Off Uptown ~ a tribute to Anita O’Day」(2005)から。

【 It Shouldn’t Happen to A Dream 】

「♪ Millions of stars     何百万という星たちが空で
  Playing tag in the sky   鬼ごっこをしている
  Soft little dreams      柔らかく小さな夢たちが
  Holding hands in your eyes  君の瞳の中で手を取り合っている
  So much at stake and then I wake up  ここぞというとき目が覚めてしまった
  It shouldn’t happen to a dream  夢でなければいいのにね

  Light-fingered clouds     手癖の悪い雲たちが
  Tuck the moon into bed    お月さんをベッドに押し込み
  I feel your lips         僕はといえば君の唇を感じ
  Stand my heart on my head  心を理性に従わせようとしたら
  Then comes the ache      痛みが襲い
  Again I wake up         再び目が覚めてしまった
  It shouldn’t happen to a dream  夢でなければいいのにね
  ・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・  ♪」

Let Me Off Uptown

Cheryl Bentyne / Telarc

「Cheryl Bentyne - It Shouldn’t Happen to A Dream」

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 さて、次は「澤野工房」イチオシのボーカル、ハンガリー出身「ニコレッタ・セーケ/Nikoletta Szoke」。可憐な美形で、ヨーロッパJAZZ、それもピアノを主体とした良質なJAZZを提供し続けてくれている「澤野工房」にあって、初めての本格的な女性ジャズ・ヴォーカリストである。

 1983年生まれ。ジプシー音楽の名門に生まれ、2005年の「モントルー・ジャズ・フェステイバル」では、ジャズ・ヴォーカル・コンペティションにおいて第一位に輝いたシンガーだという。澤野からのデビュー・アルバムは、「A Song For You」。ジャケットをみると、キャッチコピーにあるとおり、まさに妖精と言える美貌。

 歌は、「Like Dreamers Do」。この曲は、「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」が1957年に作曲し、1962年の「デッカ・レコード」のオーディションの時に録音されたという。しかし、結果としてオーディションに落ちてしまったんで、その後は録音されることもなく、「デッカ・レコード」にて録音されたこの曲は、非合法盤で広く知られていたが、「ザ・ビートルズ・アンソロジー1/The Beatles Anthology 1」(1995)において、公式に陽の目を見ることとなったという。

【 Like Dreamers Do 】

「♪ I, I saw a girl in my dreams     夢の中で一人の少女を見た
   And so it seems that I will love her   きっと彼女に恋してしまいそうな予感
   Oh you, you are that girl in my dreams  Oh、その夢の少女がきっと君
   And so it seems that I will love you   だからきっと君に恋してしまう予感

   And I waited for your kiss       だからキスを待ってるんだ
   Waited for the bliss           その喜びをね
   Like dreamers do           まるで夢の中のふたりみたいに
  ・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・  ♪」

 澤野からの第2作であるが、母国ハンガリーで自主制作盤として制作されたという実質デビュー・アルバム、「Golden Earrings」から。

Golden Earrings

Nikoletta Szoke ニコレッタセーケ /

「Nikoletta Szoke – Like Dreamers Do」

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やっかいな羽化の季節

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 6月初旬、「カシノンガキクイムシ」(以下、カシナガ)のもたらす「ナラ枯れ」への対策を急いで終えたばかり。

 しかし、「コナラ」の根元に大量のフロス発見。対策漏れの被害木から、「カシナガ」が羽化し、飛び立ったのである。

 「カシナガ」は、大群で、健全な「ミズナラ(水楢)」、「コナラ(小楢)」、「カシ(樫、橿、櫧)」類を中心とした木に飛来し、集団で穿入する。そして穿入した木の中で、卵を産み、越冬する。その時に、「ナラ枯れ」の原因となる「ナラ菌」を伝搬し、その繁殖により、樹幹の水分通道機能が悪化し、ひどければ急激に枯死にいたる。

 羽化して成虫となった数千匹の「カシナガ」は、翌年7月になると、また飛び立ち、付近の健全な「ナラ」類に飛来し穿入する。それを繰り返すという厄介な虫である。我々の対策は、羽化し、新しい被害木を求めて飛び立つ前に捕獲するために、前年に見つけた被害木に専用の粘着テープを被害木に巻くという方法を採っている。しかし、この広い公園で全ての被害木に対策をするのは、時間的にも予算的にも無理であるが、この方法を続けることにより、確実に被害木を減らしてゆくことができると考えている。

 被害木が発見された2013年の翌年、2014年から対策を続けているが、定点観測エリアでは、8本、20本、45本、25本と一昨年をピークに被害木が減少し始めている。効果が出てきたと期待したい。しかし、気を緩めることなく、まだまだ、虫との戦いが続く。

 こんな里山林の保全や炭焼きなど、森林ボランティアとしての地道な活動が評価されたのか、今年の6月10日、「みどりの愛護」のつどいで国土交通大臣表彰を頂いた。
 
 さて、「カシナガ」、その虫の見た夢は ・・・。我々の見る夢は ・・・。ということで、今宵の夢見る曲は、「夢のカリフォルニア/California Dreaming」。1960年代後半に活躍した、男女二人づつの4人グループ、「ママス&パパス/The Mamas & The Papas」の曲です。冬の歌ですが、一年中短パンとTシャツで過ごせるというカリフォルニアを懐かしむ歌。「カシナガ」もこんな夢を見て、じっと羽化を待っていのだろうか。

【 California dreamin’ 】

「♪ All the leaves are brown   すべての葉が茶色に変わり
    and the sky is gray.    そして空はどんよりとした灰色
  I’ve been for a walk       ぼくは散歩に出た
    on a winter’s day.     そんな冬の日に
  I’d be safe and warm     ぼくは安心して暖かく過ごせたろう
    If I was in L.A.       L.A.(ロス・アンジェルス)にいたならば
  California dreamin’        カリフォルニアを夢見る
   on such a winter’s day.    こんな冬の日には
  ・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 まずは、オクターヴ奏法で知られる「ウェス・モンゴメリー/Wes Montgomery」の演奏から。アルバムは、「California Dreaming」(1966)。このアルバムも大ヒットしましたね。「イージー・リスニング・ジャズ」なんて言葉が流行ったのもこの時代。

夢のカリフォルニア+1

ウェス・モンゴメリー / ユニバーサル ミュージック

「Wes Montgomery – California Dreaming」

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 さて、もうひとり。「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の歌唱。「デヴィッド・フォスター/David Foster」プロデュースということで、鳴り物入りでカムバックしたアルバム、「Wallflower」(2015)であったが、私にとっては首を傾げざるを得ないアルバムだった。

「Diana Krall – California Dreamin´」

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梅雨に咲く花

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クマノミズキ
クマノミズキ2

 梅雨になると咲く花、「クマノミズキ(熊野水木)」。西日本に多く分布し、谷沿いなどの水分条件の良好な場所に自生するという。遊びの山の麓のダム湖一帯に多く自生し、梅雨時になると一斉に花開く。和名は、三重県熊野に産する「ミズキ(水木)」の意味。いつもは雨中に見ることが多いが、今年は ・・・。

ヒノキの実2
ヒノキの実

 山頂へ向かう尾根筋の自然観察路には、昨日の雨と風で落ちた「ヒノキ(檜)」の実がいっぱい散乱している。もう6月も下旬。「エドヒガン(江戸彼岸)」桜を愛でたのは、つい昨日ように思えるが、着実に季節は進んでいるのだ。

 TVの訃報のニュースを見ていて聴きたくなった曲。「For once in my life(人生でただ一度の)」。この曲は、「スティービー・ワンダー/Stevie Wonder」の代表曲になっているが、元々はスロー・バラード曲として書かれたもので、スティービーがアップテンポ曲に仕上げ、1968年に大ヒットした。

【 For once in my life 】

「♪ For once in my life       人生で初めて
  I have someone who needs me  私を必要とする人を見つけた
  Someone I’ve needed so long   ずっとそんな人を探し求めていた

  For once, unafraid,        人生で初めて 恐れることなく
  I can go where life leads me   人生の導くままにこの身を任せられる
  And somehow I know I’ll be strong そうすれば、なんとなく強くなれると思っている

  For once I can touch         人生で初めて
   what my heart used to dream of  ずっと夢見てきたことに触れられる
  Long before I knew          ずっと長い間思っていた
  Someone warm like you        いつか君のような心の温かい人が
  Would make my dreams come true   夢を叶えてくれるって
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 今宵は、好漢「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé 」の歌で ・・・。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Michael Buble – For Once in My Life」

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