JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

枯死したクヌギの高木を伐採する

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【 お知らせ 】
  長いあいだご愛読いただきましたが、オーナーさんの都合により来年1月末をもって「プレミアムエイジ」が終了することになりました。つきましては、「JAZZYな生活」は、同じ内容をアップしている「大屋地爵士のJAZZYな生活」(https://oyajijazz.exblog.jp/)で引き続きご覧いただけますので、お手数ですが、そちらへの移行をよろしくお願いいたします。
   
    


 今期一番の冷え込みという朝、伐採作業に向かう。丘の駐車場から再生林へと続く階段脇にある一本の「クヌギ(櫟、椚)」の高木。高さ20m程でしょうか、再生林のシンボルとして残しておいたのだが、数年前、いわゆる「ナラ枯れ」に罹り、今年、ついに枯死してしまった。安全のために伐採を決め、周囲の安全を確保した上で伐採に取り掛かる。枯死した高木は、薪にするか、チップにして腐葉土と混ぜるしか利用の道がない。堂々とした威容を誇っていた高木だが、枯れたら使い道がないとはちょっと気の毒。我々もそんな風にならないように自戒 ・・・・。


 さて、今宵の曲は、冬の歌2曲。最初は、NYジャズ・ヴォーカルの頂点として活躍する、「グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato」の「Winter Wind」。若手ジャズ・ミュージシャンの登竜門として知られる、通称「モンク・コンペ」と呼ばれる「セロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズ/Thelonious Monk Institute of Jazz」(今年から「ハービー・ハンコック・インスティテュート・オブ・ジャズ/The Herbie Hancock Institute of Jazz」に名称変更)で2004年のウィナー。「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」ら大御所たちからも絶賛を受けたという。ソングライターとしての才能も見せるこの歌は、アルバムは、3作目となる、「The Lost and Found」(2011)から。
   
【 Winter Wind 】  by Gretchen Parlato
    
「♪ He was a winter wind    彼は冬の風だった
  She was a summer flower   彼女は夏の花だった
  She’ll blossom and re-begin  彼女は再び花を咲かせようとしても
  He’ll blow her away      彼はそれを吹き散らし
  And fall into april showers   4月の雨の中にちらしてしまうだろう
    
  This street that we walk upon 二人で歩くこの通り
  Leading us to tomorrow    明日へと繋がっているわ
  Holds past dreams all come undone 過去の夢をすべてなかったことにして
  With love in our hearts    こころから愛しても  
  We step into all our sorrow  悲しみに足を踏み入れてしまう
    
  ・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   


 
 Lost & Found
 グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato
 Obliqsound


    
    

「Gretchen Parlato – Winter Wind」

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 次は、フィラデルフィアで活動する女性シンガー、「ローリン・タリーズ/Laurin Talese」のデビュー作、「ゴージャス・ケイオス/Gorgeos Chaos」(2016)から、「ロバート・グラスパー/Robert Glasper」とのコラボで、自身作詞の「Winter」。JazzとR&Bの中間のようなアルバムで、「濃厚でテンションの高いソウル、R&Bはちょっと ・・・」という方にもオススメ。


  
 ゴージャス・ケイオス/Gorgeous Chaos
ローリン・タリーズ/Laurin Talese
Pヴァイン・レコード


     
    

「Laurin Talese – Winter (feat. Robert Glasper)」

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公園の紅葉もそろそろ見納めです

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 我々森林ボランティアが活動拠点とする「兵庫県立一庫公園」の麓に広がるダム湖、「知明湖」。正面の山が、公園の中心、「知明山」。水面に映る青空と紅葉が美しい。






 公園の紅葉もそろそろ終盤へ。「サクラ」や、日当たりの良い場所の「イロハモミジ」、「カエデ」などはもうすでに散ってしまったが、色付きが遅れていた「エドヒガン(江戸彼岸)」の谷や、「出会いの谷」の「イロハモミジ(いろは紅葉)」が今がちょうど見頃。目を奪われる鮮やかな赤。静寂。平日は、訪れる人も少ないこの公園は、知られざる紅葉の名所です。
  
 今宵の曲、御贔屓、日本人の琴線にふれる美しい哀愁のメロディを奏でるノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Still There」。 アルバム、「Being There」(2007)から。


 
Being There
Tord Gustavsen Trio/トルド・グスタフセン・トリオ
ECM


     
     

「Tord Gustavsen Trio - Still There (live)」

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 次の曲は、「静寂=still」をタイトルに持つ曲、「In The Still Of The Night」。「夜の静寂(しじま)の中で」という素敵な邦題がついている。実は、この歌、同名異曲、二つの曲があるが、一つは、「コール・ポーター/Cole Porter」が1937年に作った曲で、スタンダードともなっている曲。
    
【 In The Still Of The Night 】 by Cole Porter
    
「♪ In the still of the night    夜の静寂(しじま)の中で
  As I gaze from my window   私は窓から
  At the moon in its flight    空に浮かぶ月をじっと眺める
  My thoughts all stray to you  私の心はあなたを思って千々に乱れる
   
  In the still of the night      夜の静寂の中で
  While the world is in slumber   世界が眠りにつき
  All the times without number   時は動きを止めている間に
  Darling when I say to you    ダーリン、君に尋ねたいんだ 
   
  Do you love me, as I love you   僕が愛するほど、僕を愛しているかい
  Are you my life to be, my dream come true 私の人生になってくれますか、それが僕の夢
  Or will this dream of mine fade out of sight その夢は消えてなくなってしまいますか
  Like the moon growing dim,          まるで輝く月が
        on the rim of the hill       丘の向こうに消えていくように
  In the chill, still, of the night       ひんやりとした夜の静寂の中で ♪」
    
 歌い手は、ジャズ歌手ではないが、大ベテラン、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。若い頃は「恋多き女」として数多くの浮名を流したが、すっかり落ち着いて、POPS歌手としてもう円熟の域に達している彼女がリリースしたスタンダード集、「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」(2005)から。


   
Moonlight Serenade
カーリー・サイモン/Carly Simon
Sony


     
     

「Carly Simon – In The Still Of The Night」

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 そして、もう一つは、1956年の「ファイヴ・サテンズ/The Five Satins」のヒット曲、Doo-Wopの名曲、「In the Still of the Nite」。リード・ヴォーカルの「フレッド・パリス/Fred Parris」によって書かれた曲ですが、「コール・ポーター」の曲と間違われないようにとタイトルを「Nite」にしたという。こちらの歌唱は、人気急上昇の実力派で、スタイリッシュな、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」。アルバムは、「Potions (From the 50s)」(2014)から。ボッサ・テイストの軽快さ、彼女の声が心地よく入ってくる。

【 In The Still Of The Night(Nite) 】  by Fred Parris
    
「♪ In the still of the night   夜の静寂(しじま)の中で
  I held you          僕は君を抱いた
  Held you tight        強く強く
  ’Cause I love         愛しているからさ
  Love you so         こんなにも深く
  Promise I’ll never       約束するよ
  Let you go          決して君を離さないと
  In the still of the night    夜の静寂の中で
   
  I remember          覚えているさ
  That night in May       あの五月の夜
  The stars were bright above  空には星が輝いていたね
  I’ll hope and I’ll pray      僕は願ったんだ 祈ったんだ
  To keep             君のかけがえのない愛が
  Your precious love       続きますようにと
  Well before the light      夜が明ける前に
  Hold me again         もう一度抱きしめて
  With all of your might      力の限り
  In the still of the night      夜の静寂の中で  ♪」
     


   
Potions (From the 50s)
Lyn Stanley/ リン・スタンレー
CD Baby


     
     

「In the Still of the Night – Lyn Stanley」

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紅葉の中、今日もクヌギを伐る

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 紅葉真っ盛りの公園。その中で、今日も黙々と「クヌギ(椚、櫟)」の高木を伐り、炭焼きの窯木をつくる。順調に伐採は進んでいる。朝の冷え込みは厳しかったが、伐った後、森が開け、背中に陽があたると体が暖かくなる。作業後、紅葉を愛でるゆとりもでてきた。





 さて今宵、晩秋の宵のピアノは、「ジョン・テイラー/John Taylor」。惜しくも2015年11月に亡くなってしまったが、「ピアノの詩人」と称されるイギリスのジャズピアノ奏者、作曲家。
   
 1942年生まれ、イギリス・マンチェスター出身。音楽一家で育ち、幼少からピアノをマスターしたという。1964年ロンドンに出て、多くのアーティストと共演。1971年トリオを結成し、初リーダー作「Decipher(日本タイトル;覚醒)」を発表。モード手法を基盤としたスピード感溢れる高度なインタープレイを披露した。「ピアノの詩人」と称されるように、欧州ピアニストの例に漏れず、クラシックをベースにした気品あふれる演奏でファンを魅了。現在までにECMレコードに多くの録音を残していることもうなづける。彼の元妻は、英ジャズ歌手、ヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」である。
    
 今宵のアルバムは、まず、トリオ・アルバム、「Rosslyn」(2002年4月録音)。「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」と多くのトリオ作品がある、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson(b)」、「ジョーイ・バロン/Joey Baron(ds)」という、このメンバーで唯一のトリオ・アルバムですが、ECMレーベルらしい静謐で耽美、硬質な演奏を聴かせる。


    
Rosslyn
ジョン・テイラー・トリオ/John Taylor Trio
Rosslyn
ECM


    
    

 そこから、「Between Moons」。トリオ演奏がアップされていませんので、2013年11月ロンドンでのソロ演奏で。

「John Taylor – Between Moons」

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 カナダ・トロント生まれであるが、主にイギリスで活躍するジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者で、美しくもプログレッシヴな演奏が特長の「ケニー・ホイーラー/Kenny Wheeler」。そのサウンドは、「クリスタル・サウンド」とも呼ばたが、2014年9月に亡くなってしまった。彼とのデュオ・アルバム、「Where Do We Go From Here」(2005)から「Fordor」を。秋にぴったりの映像をYOUTUBEからアップ。


    
Where Do We Go From Here
Kenny Wheeler & John Taylor/ケニー・ホイーラー & ジョン・テイラー
CamJazz


    
    

「Kenny Wheeler & John Taylor – Fordor」

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 さて、「ジョン・テイラー」とベースのデュオといえば、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とのデュオ盤、「Nightfall」(2003)が頭に浮かびますが、フランスのベーシスト、「ステファン・ケレッキ/Stephane Kerecki」とのデュオ盤もなかなかのもの。アコースティック・ベースが醸し出す重厚な音空間の居心地の良さ、アルバムは、「Patience」(2011)から「Gary」。


   
Patience
Stéphane Kerecki & John Taylor/ステファン・ケレッキ & ジョン・テイラー
1-2-3-4 GO


    
    

「Stephane Kerecki and John Taylor – Gary」

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高さ30mのクヌギを伐る

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 いよいよ、「クヌギ(櫟、椚)」の伐採作業が本格化してきた。昨日に続いて連日の作業である。今日は、かっての里山、クヌギ林が放置林となってから、伸びるにまかせ、30mにも及ぶ高さとなった高木の伐採。放置林となってから、間伐が行われなくなり、陽が当たらなくなったため、陽を求めて、上へ上へと伸び、なんと30mの高さにまで成長してしてしまった「クヌギ」。高さの割合に幹は30cmほどと太くなく、ひょろ長く、枝もほとんど出てないため、菊炭の原木としては、あまりいい材とは言えないが、鹿の食害により、適当な「台場クヌギ」が枯渇している現状では、こんな高木も使わざるを得ない。そして、この放置林となったクヌギ林を再び台場クヌギ林として復活させようという作業でもある。
    
 高木化は、なにもこの公園や「クヌギ」に限った事でなく、全国いたるところのかっての里山で見られ、防災上の観点からも問題視されている。戦後、林業の国策として「杉」の植林をすすめたが、この杉林は、輸入材との価格競争に負け、手入れのされない放置林となっている。また、生活に必要なのかなりの部分を賄っていた里山の木も、燃料革命、プラスチック化などの材料革命により、不要となり、やはり放置林となっている。結果、手入れのされない森は、冬になっても葉が落ちない常緑広葉樹の森となって暗くなり、樹木は陽を求めてどんどん高木化してゆく。そのため、地面にかかる木の重量は増加し、地すべりが起こりやすく、幹が太くならないので、風で倒れやすくなる。このことが、最近の異常気象、ゲリラ豪雨による土砂災害、流木被害を深刻化しているという。間伐をする以外に対策はないのだが、過疎、高齢化、人手不足 ・・・、日本の抱える問題点の多くが、ここに凝縮されている。








 そのことはさておき、残そうと決めている余りにも見事な「イロハモミジ」の大木、そして、谷に彩を添えるであろろう「ヤマザクラ(山桜)」、「ウワミズザクラ(上溝桜)」。それらをできるだけ傷つけないように、また観察路の手すりを損傷しないようにと、倒す方向を慎重かつ入念に決めてから、チェーンソーを入れる。結果見事、狙った通りの方向に倒れ、「イロハモミジ」の損傷も最小限に留まった。
  
 あとは、総がかりで我々の炭窯に入れる長さ80cmに「玉切り」をし、伐った切り株断面には、防腐剤を入念に塗る。これで、1本の高木の伐採が完了する。


 写真のようにすっかり森は明るくなったが、同じような高さの「クヌギ」の高木が、まだ伐採を待っている。なんせ、1,000本ほどの窯木を準備しなくてはならないのだ。伐採はまだまだ続く。活動を続けられているかどうかはわからないが、10年後にここが見事な「台場クヌギ」の林として再生しているようにと願いながら ・・・。


 
 さて、今宵のピアノ、「夢盗人、夢泥棒」なんてなんともロマンチックなタイトルが付けられている「シャイ・マエストロ/Shai Maestro」のアルバム、「ザ・ドリーム・シーフ/The Dream Thief」(2018)から。
   
 「シャイ・マエストロ」。初めて聴くピアニスト。1987年生まれ、32歳のイスラエル・ジャズ・シーンを牽引する人気ジャズ・ピアニストだという。現在、ニューヨークを拠点に活動。5歳からクラシック・ピアノを始め、8歳の時に「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」のアルバムを聴いてジャズに開眼。「テルマ・イェリン国立芸術高等学校」でジャズとクラシックを学び、「バークリー音楽大学」のスカラーシップを得て、ジャズ・ピアノや民族音楽論などを学んだという。
     
 2006年、19歳で同じイスラエル出身のベース奏者、「アヴィシャイ・コーエン/Avishai Cohen」のバンドに抜擢され、2010年に自身のユニットを結成。2012年に初のリーダー・アルバム、「シャイ・マエストロ・トリオ/Shai Maestro Trio」を発表。2018年にECM 移籍第1弾の本作、「The Dream Thief」をリリース。以来、現在に渡り数枚の作品を発表、各所で精力的な演奏活動を展開しているようだ。

 美しさ、静けさ、エキゾチズム、繊細かつ力強いタッチの裏に感じる秘められた情熱。北欧の叙情的なピアニストとは、またちょっと色合いが違う新しい世界を提示しているのかも。アルバムから、プロモーション・ビデオ、タイトル曲、「The Dream Thief」、これが一番気に入ったのだが、「The Forgotten Village」を。パーソネルは、「Shai Maestro(Piano)」、「ジョルジ・ローダー/Jorge Roeder(Double Bass)」、「オフリ・ネヘミヤ/Ofri Nehemya(Drums)」。


  
The Dream Thief
Shai Maestro Trio
ECM


    
    

「Shai Maestro – The Dream Thief (Teaser)」

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「The Dream Thief – Shai Maestro」

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「The Forgotten Village – Shai Maestro」

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違いを学ぶ

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 今日は100名を超える地元の小学生の里山体験学習のサポート。今年最後の学習サポートである。つい先だっての残暑の公園とは劇的に変わり、いま公園は紅葉真っ盛り。ウォーク・ラリーでは、紅葉にちなんだ問題も ・・・。いろいろな葉の形、いろいろの色。さて、違いがわかったかな。




 「イロハモミジ」、大きなハート型の葉で、初夏に咲く花とは全く違う印象の紅葉は、「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」。同じ「ブナ科コナラ属」に属し、ちょっと見分けが付かないくらい同じ形の「ドングリ」や葉を持つ、「クヌギ(椚、櫟)」と「アベマキ(棈)」。紅葉になると、違いが分かる。奥が「クヌギ」、手前が「アベマキ」。
    
 さて、今夜の曲、「What A Difference A Day Made」。よく知られているスタンダードで、「たった1日でこんなに変わるなんて」という意味ですが、邦題は「縁は異なもの」。ことわざの、「縁は異なもの味なもの」からとったんでしょう、「男と女の縁は不思議で面白いもの」、そんな意味でしょうか。
   
 元々はラテンの曲らしく、1934年にメキシコで誕生した曲で、原題は、「Cuando Vuelva a Tu Lado(When I Return to Your Side/あなたのそばに戻る時)」 という意味だという。「スタンレー・アダムス/Stanley Adams」が英語歌詞をつけ、1959年に「ダイナ・ワシントン/Dinah Washington」が、ヒットさせた。また、この「ダイナ・ワシントン」の歌唱は、最近では、「ザック・ブラフ/Zach Braff」監督、「ジーサンズ はじめての強盗/原題:Going in Style」はじめ、いろいろな映画のサウンドトラックで使われている。
   
【 What A Difference A Day Made(Makes) 】  by Maria Grever/Stanley Adams
 
「♪ What a difference a day made(Makes) たった1日でこんなにも変わるなんて
  Twenty-four little hours         24時間過ぎただけなのに
  Brought the sun and the flowers     明るい日差しと花を持ってきてくれたよう
  Where there used to be rain       ずっと雨が降り続いていた場所に

  My yesterday was blue, dear       昨日まで私はブルーだった
  Today I’m part of you, dear       そんな私とはもうお別れよ
  My lonely nights are through, dear   孤独な夜はもう終わり
  Since you said you were mine      だって「君は僕のもの」と言ってくれたから
    
  What a difference a day made(Makes)  たった1日でこんなにも変わるなんて
  There’s a rainbow before me       私の前には虹が広がっている
  Skies above can’t be stormy       もう嵐なんか起こらない
  Since that moment of bliss,       だってワクワクするようなあのキスで
       that thrilling kiss      これ以上ないような喜びを感じたから
    
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
      
「What A Difference A Day Made」。1970年オーストラリア生まれ、金髪をなびかせてベースを弾きながら歌う、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」から。アルバムは、「ムーン・リバー/Moon River」(2007)。


    
ムーン・リバー (紙ジャケット仕様) /Moon River
ニッキ・パロット/Nicki Parrott
ヴィーナスレコード


     
     

「Nicki Parrott ㅡ What A Difference A Day Made」
   
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 「Cuando Vuelva A Tu Lado(What A Difference A Day Makes)」。原曲をスペイン語、ラテン・テイストで歌うのは、「ローラ・フィジー/Laura Fygi」。アルバムは、「ラテン・タッチ/The Latin Touch」(2000)。


    
The Latin Touch
ローラ・フィジィ/Laura Fygi
MERCU


     
     

「Laura Fygi – Cuando vuelva a tu lado」

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 「ダイナ・ワシントン」も聴いてみましょうか。


    
縁は異なもの/What Difference A Day Makes
ダイナ・ワシントン/Dinah Washington
ユニバーサル ミュージック


     
     

「Dinah Washington - What Difference A Day Makes」

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雲は流れる、山は染まる

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 山を彩る綾錦。活動拠点の公園の紅葉は真っ盛り。紅葉ももちろん綺麗だが、この日の流れゆく秋空の雲も綺麗。「イロハモミジ」、「イチョウ(銀杏、公孫樹)」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」と「うろこ雲」、「いわし雲」。
  
 今宵、秋の深まりを感じさせる曲をいくつか ・・・。
    
 まず、何回もこのブログで取り上げている私御贔屓の、ノルウェー、オスロ出身のジャズ・ピアノ・トリオ、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Colours of Mercy」から聴きましょうか。アルバム、「The Ground」(2005)から。「mercy」とは、「慈悲、寛容、優しさ、神の恵み」の意味。トリオでの演奏がアップされていないので、アンサンブルでの演奏をライブで。ノルウェイ語の発音はよくわかりませんが、パーソネルは、「Tord Gustavsen – piano」、「トーレ・ブルンボルグ/Tore Brunborg – saxophones」、「マッツ・アイレットセン(アイラーツェン)/Mats Eilertsen – double bass」、「ヤーレ・ヴェスペシュタ(ジャール・ヴェスペスタッド)/Jarle Vespestad – percussions」。


   
The Ground
Tord Gustavsen Trio/トルド・グスタフセン・トリオ
Ecm Records


    
    

「Tord Gustavsen Ensemble – Colours of Mercy(Live at La Roque d’Anthéron)」

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 続いては、デンマーク・コペンハーゲンで活躍する、「ハイネ・ハンセン/Heine Hansen」のトリオ。聴けばそれとわかる憂いを含んだ美メロの北欧ピアノである。曲は、「The Color Red」、アルバムは、「Signature」(2016)から。

Signature
Heine Hansen Trio/ハイネ・ハンセン・トリオ
Storyville/octave


    
    

「The Color Red – Heine Hansen Trio」

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 秋のヒーリング音楽の定番アルバムといえば、「ジョージ・ウィンストン/George Winston」の「Autumn」でしょうか。「Colors/Dance」を、発売20周年を記念して発表された「Autumn ~20th Anniversary Edition~」(2003)から。


     
オータム~20th Anniversary Edition/Autumn
ジョージ・ウィンストン/George Winston
BMG JAPAN


    
    

「Color/Dance – George Winston」

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今年最初のクヌギを伐る

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 いよいよ今日から年が明けてすぐに始まる炭焼きに備え、菊炭の材料、窯木となる「クヌギ(櫟、椚)」の高木の伐採を始める。新しく「台場クヌギ」の再生林にしようと決めた谷筋で伐採する最初の一本である。まず伐採の前に、伐った窯木を下までころがして運搬するのに邪魔にならないよう、「クヌギ」以外の木、雑木はすべて伐採する。そして、転がす時に、勢いが付きすぎないよう、また跳ねて人などに当たらないよう、伐った雑木やその枝で転がる窯木を止めるダムや、飛び跳ねを防ぐクッションを作らねばならない。林床整備、ダム作り、窯木作り、窯木おろし、この一連の作業すべてが人力による作業である。
   
 その準備作業をしてから、炭焼き窯木用の最初の一本の伐採に取り掛かる。ロープで引っ張って、倒したい方向に見事に倒す。もう職人はだし。そのあとは、尺(しゃく)を使って、総がかりで80cmの長さに切りそろえて行く。こうして、最初の一本から10数本の窯木が得られた。炭焼き1回あたりに必要な窯木は約500本。2回の炭焼きを予定しているので、約1,000本の窯木を、これから2ヶ月かけて用意する。「来年のことを言うと鬼が笑う」などというが、1年はあっという間に経ち、もう窯木の用意をする時期になった。
    
 今宵の音楽、「環境音楽」、「ヒーリング・ミュージック」というカテゴリーに入るんでしょうか、「リズ・ストーリー/Liz Story」のアルバム、「森の調べ/In The Forest」(1993)から。


 「リズ・ストーリー」。ヒーリング・ミュージックの代表格レーベル、「ウィンダム・ヒル/Windham Hill」で「ジョージ・ウィンストン/George Winston」と並んで人気ピアニストの一人。1957年、カリフォルニア生まれ。幼い頃からクラシックピアノを習うが、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏を聴き、感動を受けたという。その後、レストランでアルバイトとしてピアノを弾きながら音楽学校に通い、ニューヨークの「ハンター・カレッジ」で音楽学理を学ぶ。カセット・テープに吹き込んだ演奏が、「ウィンダム・ヒル」のプロデューサーの耳にとまり、1982年、「ウインダム・ヒル」からデビューする。デビュー・アルバムは、「ソリッド・カラーズ/Solid Colors 」(1983)。
   
 代表作、「ソリッド・カラーズ」(1982)、「予期せぬ効果/Unaccountable Effect」(1985)、「仔馬が逃げた/Escape of the Circus Ponies」(1991)などから、ソロ演奏をピックアップしたのが、「森の調べ/In The Forest」。


  
森の調べ/In The Forest
リズ・ストーリー/Liz Story
ポニーキャニオン


    
    

 埋込みが無効になっていますので、太字部をクリックしてください。

「Greensleeves – Liz Story」

「Liz Story – Hymn」

「Church of Trees - Liz Story Cover (Philip Nacy – Piano)」

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残念ながら美味しいところは ・・・

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 山の作業中に見つけた「アケビ(木通、通草)」の実。ちょっと時期が遅かったのか、美味しい中身は鹿か猪に食べられてしまったようだ。しかし、皮は揚げたり、炒めると珍味だという。



 この日の作業のメインは、昨年の台風21号で倒れた「クヌギ(椚、櫟)」の大木の処理。それと林床整備。この谷を「菊炭」の材料である「台場クヌギ」の新たな見本林にしようと思っているため、その成長を妨げる「クヌギ」以外の木は、皆伐し、伐採した窯木の搬出をしやすくし。来年以降、「台場クヌギ」の成長を促進するための、日当たりをよくするためである。色付き始めた「コムラサキ(小紫)」、これから色づく「イロハモミジ」、「ヒイラギ(柊)」、艶やかな黒い実をつけた「ヒサカキ(非榊)」なども容赦なく伐採していく。

  
 作業後、すっかり森は明るくなり、もう1日ほど整備作業を行えば、「クヌギ」の高木の伐採にとりかかれそうである。
    
 ということで、今宵の曲はまずピアノ・トリオから。もう大御所といってもいいでしょう、このブログでもお馴染み、私のご贔屓でイタリア出身の「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」。「On a Sunny Day」を同名のタイトルのアルバム、「On a Sunny Day」(2016)から。


     
On A Sunny Day
Alessan Galati Trio/アレッサンドロ・ガラティ・トリオ
Vi Ve


     
    

「Alessandro Galati Trio – On a Sunny Day」

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 久しぶりにテナーの響きを堪能できる「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」を迎えての、「エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio」とのカルテット仕立てで ・・・。アルバムは、「My Funny Valentine」(2006)から、スタンダード、「When Sunny Gets Blue」。


   
マイ・ファニー・バレンタイン/My Funny Valentine
エディ・ヒギンズトリオ、スコット・ハミルトン/Eddie Higgins Trio with Scott Hamilton
ヴィーナス・レコード


     
    

「When Sunny Gets Blue – Scott Hamilton,Eddie Higgins Quartet」

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チルホールを使って枯れ木を倒す

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 我々、森林ボランティア・クラブの活動の中で、枯れ木や毀損枝を処理し、森の観察路の安全を確保する作業は、何にも増して優先する作業である。
   
 この日は、観察路の上に大きくせり出し、何時倒れてもおかしくない「コナラ(小楢)」の枯れ木の処理。こんな時に威力を発揮するのが、チルホール。チルホールとは、方向を選ばずに使用でき携行が可能な手動ウインチのこと。これを使って伐採しようと思う木にテンションをかけることにより、倒したい方向に倒すことができる。
   
 まず、これが一苦労であるが、チルホールのワイヤを伐採する木に懸ける。チルホールで木を倒したい方向に「よっさよっさ」とワイヤで引っ張り、チェーンソーで切断。切り倒したら、玉切りをして、処理を完了する。安全にこの作業を行うには、全員の協力が不可欠。この日も事前にみんなで作業手順や役割を確認し、細心の注意を払って作業を行った結果、無事伐採を終えることができた。
   
 今宵の曲、「ビートルズ/The Beatles」の「カム・トゥゲザー/Come Together」。「一緒にやろうぜ」という意味だが、どうも、一緒にやるのは、よからぬドラッグのようだ。俗語、隠語、比喩ばかりで難解な歌詞で、訳すのはやっとやっと ・・・。
  
【 Come Together 】  by John Winston Lennon and Paul Mccartney
   
「♪ Here come old flat top   古い空母に乗って
  He come groovin’ up slowly あいつはゆったりした気分でゴキゲン
  He got joo joo eyeballs   目ん玉ひんむいて 
  He one holy roller      かっこいいロッカーみたいだ
  He got hair down to his knee 膝まで届くような髪の毛で
  Got to be a joker       とんでもない奴さ
  He just do what he please   ただ好きなことをしてるだけなんだ

  He wear no shoeshine    あいつは靴を履くのがキライ
  He got toe jam football   その足でサッカーするから  
  He got monkey finger     申の足みたいに足の指が汚い
  He shoot Coca-Cola     あいつはコカをやっている
  He say I know you, you know me あいつは言うんだ、お互いよく知ってると
  One thing I can tell you is  ただ一つ言えるのは
  You got to be free      おまえは自由さ
  Come together, right now   でも、一緒にやろうぜ、さあ
  Over me            こっちへ来いよ
   
 ・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・  ♪」
    


    
 「Come Together」。今宵はイタリアのロック爺い、「ルディ・ロッタ/Rudy Rotta」が率いるブルース・バンド、「ルディ・ロッタ・バンド/Rudy Rotta Band」の演奏。全曲ビートルズのブルース・カバーのアルバム、「The Beatles in Blues」(2006)から。
    
「ルディ・ロッタ」。1950年イタリア、ヴェローナ近郊の生まれ。なんともう69歳です。幼少の頃、家族がスイスへ移住、14歳でギターを始め、18歳からプロとしてのキャリアを積んできたという。1987年に自身のバンドを結成。1993年には「モントルー·ジャズ·フェスティバル」で賞賛を勝ち取った。最近は故郷ヴェローナを活動の拠点としているという。
  
 決して「キワモノ」でなく、ブルースにアレンジされたビートルズ・ナンバーはどれも渋めで、イタリヤじじい?のビートルズへの情熱がそのサウンドには感じられる。ちょっと、「ジョー・コッカー/Joe Cocker」のような雰囲気もありますね。


    
The Beatles in Blues
Rudy Rotta
Pepper Cake


    
    

「Rudy Rotta – Come together」

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深まる秋、木工と手作りうどんを楽しむ

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 だんだんと秋が深まりゆく活動拠点の公園。この日は月に一度のイベントの日。メニューは、木工細工と手作りうどん。子供達は思い思いの作品をつくり、自分たちで打ったうどんを家族みんなで美味しく頂いた日。
   
 「秋珊瑚(あきさんご)」と呼ばれるルビーのような「サンシュユ(山茱萸)」の実や、まるで「ブドウ(葡萄)」のような「ユズリハ(楪、交譲木)」の実、ピンク色した「コブシ(辛夷)」の実など様々な色をした実が園内を彩る。これらは、地元の小学生の里山体験教室のウォークラリーの問題として、いつも出題されている常連。

   
 しかし、巣作りを終えたこんな「スズメバチ(雀蜂、胡蜂)」には要注意!! イベントをしているすぐ脇の「コナラ(小楢)」の木の樹液を吸いにたくさん集まっていた。くわばら、くわばら ・・・。
   
 手作りうどんを笑顔で食べる若い家族を見ていて、私の頭をよぎった歌は、「ジェローム・カーン/Jerome Kern」と「オスカー・ハマーシュタイン II/Oscar Hammerstein II」の手による古い古い歌、「The Folks Who Live On The Hill(丘の上の人々)」。1937年の映画、「たくましき男/原題:High, Wide And Handsome」の挿入歌だという。「いつの日か、丘の上に二人の家を建てて、幸せな生活を送りましょう」と、まあ、マイ・ホーム願望を歌った古き良き時代の歌。
   
【 The Folks Who Live On The Hill 】 Words by Oscar Hammerstein II / Music by Jerome Kern
   
「♪ Someday we’ll build a home on a hilltop high いつか丘の上に家を建てたい
  You and I                     あなたと私の家を
  Shiny and new a cottage that two can fill   狭いけど日当たりが良くて、新築の家
  And we’ll be pleased to be called        そして呼ばれたいの
  ”The folks who live on the hill”         「丘の上に住む人」と

  Someday we may be adding a wing or two     いつかちょっと増築したり
  A thing or two                  どこの家族でもするような
  We will make changes as any fam’ly will    模様替えをしてみたりするの
  But we will always be called           でもこう呼ばれたい
  ”The folks who live on the hill”         「丘の上に住む人」と
  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 「ペギー・リー/Peggy Lee」、「ビング・クロスビー/Bing Crosby」、「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」など多くのシンガーのカバーがあるが、深まりゆく秋の夜に取り上げる女性ボーカルは、ニューヨークで活躍中の「メリッサ・スタイリアヌー/Melissa Stylianou」。


 1976年、カナダはトロント生まれというから、今年43歳。もう円熟のベテランのようだが、私は初めて聴く歌手である。アルバムは、「Silent Movie」(2012)。
   
 1999年に「It Never Entered My Mind…」でデビューしたが、どうも寡作のようで、「bachelorette」(2001)、「sliding down」(2006)に続くこれが4枚目のアルバム。 過去3枚のCDはいずれも自主制作で、この「Silent Movie」も、Webで寄付を呼びかけ、今回のCD完成に至ったというなかなかのの苦労人。2014年には5枚目のアルバム、「No Regrets」がリリースされた。
   
 「Smile」、「Moon River」といったおなじみのナンバーから、「ジェームズ・テイラー/James Taylor」の「Something in the Way She Moves」、「ポール・サイモン/Paul Simon」の「Hearts and Bones」などのカバーが収録されている。伸びやかであるが、決して下品に感じない温かみのある囁きボイス、秋の夜のBGMにはもってこいの一枚か。

Silent Movie
Melissa Stylianou
Anzic Records


   
    

 まずは、「The Folks Who Live On The Hill」から。そしてアルバム・タイトル曲を始め、お気に入りを何曲か ・・・。

「Folks Who Live on the Hill – Melissa Stylianou」

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「Silent Movie – Melissa Stylianou」

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「Today I Sing the Blues · Melissa Stylianou」

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「Moon River · Melissa Stylianou」

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