JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

梅雨に咲く花

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クマノミズキ
クマノミズキ2

 梅雨になると咲く花、「クマノミズキ(熊野水木)」。西日本に多く分布し、谷沿いなどの水分条件の良好な場所に自生するという。遊びの山の麓のダム湖一帯に多く自生し、梅雨時になると一斉に花開く。和名は、三重県熊野に産する「ミズキ(水木)」の意味。いつもは雨中に見ることが多いが、今年は ・・・。

ヒノキの実2
ヒノキの実

 山頂へ向かう尾根筋の自然観察路には、昨日の雨と風で落ちた「ヒノキ(檜)」の実がいっぱい散乱している。もう6月も下旬。「エドヒガン(江戸彼岸)」桜を愛でたのは、つい昨日ように思えるが、着実に季節は進んでいるのだ。

 TVの訃報のニュースを見ていて聴きたくなった曲。「For once in my life(人生でただ一度の)」。この曲は、「スティービー・ワンダー/Stevie Wonder」の代表曲になっているが、元々はスロー・バラード曲として書かれたもので、スティービーがアップテンポ曲に仕上げ、1968年に大ヒットした。

【 For once in my life 】

「♪ For once in my life       人生で初めて
  I have someone who needs me  私を必要とする人を見つけた
  Someone I’ve needed so long   ずっとそんな人を探し求めていた

  For once, unafraid,        人生で初めて 恐れることなく
  I can go where life leads me   人生の導くままにこの身を任せられる
  And somehow I know I’ll be strong そうすれば、なんとなく強くなれると思っている

  For once I can touch         人生で初めて
   what my heart used to dream of  ずっと夢見てきたことに触れられる
  Long before I knew          ずっと長い間思っていた
  Someone warm like you        いつか君のような心の温かい人が
  Would make my dreams come true   夢を叶えてくれるって
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 今宵は、好漢「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé 」の歌で ・・・。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Michael Buble – For Once in My Life」

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鹿も喰わないねじれ者

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ネジキ
ネジキ4

 空梅雨。カラッと晴れた空のもと、山作業に向かう。手を休めると、目に止まるのは、小さな釣鐘状の花を持つ「ネジキ(捩木)」。この山に多く自生するツツジ科の落葉小高木である。葉を透けてくる逆光の中で、ダム湖からの心地よい風に、可愛らしく揺れている。和名の由来は、「幹が捩れる」ことから付けられた。かつて燃料を薪に頼った頃には、斧の刃がまっすぐに入らず、割りにくい木として有名であったらしい。

 よく似た木に、近縁種の「アセビ(馬酔木)」があるが、「アセビ」は常緑なので、間伐の対象木。幹がまっすぐだから、すぐ判別できる。また「アセビ」は3月、この山で真っ先に同じような釣鐘状の花を付け、目立って春の到来を告げるが、「ネジキ」の開花は6月であるので、あまり目立たない。「アセビ」と同様有毒植物であり、「アセビ」の陰に隠れた感があるが、鹿も食わないひねくれ者、いや、ねじれ者。

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 さて今宵のホーム・シリーズは、「Back Home To Me」。歌姫は、「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」。ロシア・ウラル地方出身のジャズ・ボーカリスト。冷戦崩壊後の混乱の中、イスラエルに移住、そこで育ち、その後カナダへ。トロント大学生のときジャズ歌手デビュー、現在はカナダ、アメリカを中心に活躍。デビュー・アルバム、「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」が日本でリリースされたときは、今後大器を予感させる凄い女性ボーカルの誕生として一躍注目された。

 しかし、もともとあまり情報のない彼女、その後、アルバムも「Make someone Happy」(2007)、「 Take Love Easy」(2009)、「 In the Moonlight」(2011)と4作でストップ、2011年初来日したらしいが、 2012年の日本ライヴは中止と、彼女の消息はプッツリ途絶えている。 さて、どうしたんでしょう? 「Sophie!! Back Home To Me.」

【 Back Home To Me 】 
            by Gavin Armstrong Courtie, Elizabeth Ann Radford

「♪ Lazy swallow flying homeward  燕が一羽、家を目指して物憂げに飛んでいる
  Watch the river wind back slowly to the sea  海へ注ぐ川をゆっくりと遡って
  Oh, my soul is waiting patiently    私の魂は我慢強く待っている
  Will you ever find your way back home to me いつになったら私のところへ帰ってくるの

  Somewhere I lost upon the journey    旅しても見つけることができない
  A love that was mislaid somewhere in time  どこかに置き忘れてきてしまった愛
  Oh, my love, my heart is aching for you   愛しいあなた 私の心は痛んでいるの
  Will you ever find your way back home to me いつになったら私のところへ帰ってくるの

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Sophie Milman

Sophie MilmanLinus Entertainment

「Sophie Milman – Back Home To Me」

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孤高の花 孤高の山

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ホウノキ
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 「ホウノキ(朴の木)」の花。モクレン科の落葉高木。遊びの山では、一番葉の大きい木。そのため子供たちにも人気のある木である。その大きな葉で太陽の光を取り込み、ぐんぐんと成長するため、樹高が30m近いものもある。その梢の先にポツンと花が咲くため、地上からはなかなか見ることができない。5月ころに咲くのだが、なかなか確認できずに、かなり遅いこの時期にやっと確認できたのだ。(中、下の写真は昨年撮影したもの) 群れずに咲く孤高の花。この花が好きである。

御嶽山

 弾丸帰省の帰路、恵那サービスエリアから見る「御嶽山」。いまだに水蒸気噴煙を上げているのがよくわかる。この山は、周囲から隔絶している独峰、孤高の山である。帰省のたびに寄る恵那サービスエリア。この山が見えないかといつも期待している好きな山の一つ。

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 さて、今宵のホーム・シリーズは、「孤高のディーヴァ」という雰囲気が色濃く漂う「リズ・ライト/Lizz Wright」である。ゴスペルをベースにした力強くスピリチュアルな歌声で、オリジナリティあふれる音楽世界を創りだす歌姫である。「カサンドラ・ウイルソン/Cassandra Wilson」の後継者なんてささやきもあるくらい。

 1980年、米南部、ジョージア州生まれ。父は教会の牧師で、音楽監督を務め、母はオルガン奏者だったという。その影響で、幼少よりゴスペルに親しんできたため、彼女の音楽の原風景はゴスペルにあるという。ハイ・スクール時代は聖歌隊に参加、やがてブルース、ジャズに開眼する。その後、進学したジョージア州立大学では本格的なバンド活動をスタート。 シンガーとしての頭角を現した彼女は、卒業後の2002年、「ジョー・サンプル/Joe Sample」のアルバム、「ザ・ピーカン・トゥリー/The Pecan Tree」に参加、「No One But Myself To Blame」と「Fool’s Gold」の2曲でヴォーカルをとり、「ジョー・サンプル・バンド」のメンバーとして初来日、「ブルーノート東京」のステージに立ったという。

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 翌2003年、「ヴァーヴ/Verve」レーベルと契約、アルバム、デビュー作「ソルト/Salt」、第2作「ドリーミング・ワイド・アウェイク/Dreaming Wide Awake」(2005)とゴスペル、ソウルの薫りに満ちたアルバムで一躍注目された。寡作である。その後、「オーチャード~禁断の果実/The Orchard」(2008年)、「フェローシップ/Fellowship」(2010年)、「フリーダム&サレンダー/Freedom & Surrender」(2015)とデビュー14年にしてわずか5作を数えるのみである。この独特のスピリチュアルな世界観、ただものではない。もっともっと評価されていい歌手。

 デビュー・アルバム、「Salt」から、「Soon as I Get Home」(家に帰ったらすぐに)。

【 Soon as I Get Home 】  Written by Charles Emanuel Smalls

「♪ There is a feeling here inside    私の体の内側に感じる思い
  That I cannot hide          隠しきれないその思い
  And I know I’ve tried,         トライしてきたけど  
     but it’s me turning me around  結局後ろ向きのまま
  I’m not sure if I’m aware       目覚めているのかもよくわからない
  If I’m up or down           元気なのか、落ち込んでるのかもわからない
  Or here or there            ここにいるのか、あちらにいるのかすらも
  I need both feed on the ground    両足を地面につけてしっかりしないと

  Maybe I’m just going crazy ひょっとしたら気が狂い始めているのかも
  I let my self get uptight        ただ自分で勝手にイラついているだけかも
  I’m acting just like a baby       わたしまるで赤ん坊のよう      
  But I’m gonna be           でもきっと
  I’m gonna be alright          きっと私は大丈夫
  Soon as I get home          家に帰ったらすぐに
  Soon as I get home          家に帰ったらすぐに
  Soon as I get home          家に帰ったらすぐによくなるわ

  ・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

Salt

Lizz Wright / Verve

「Lizz Wright – Soon As I Get Home」

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 3作目、「オーチャード~禁断の果実」が彼女の本領が発揮された、出色のできばえのアルバムといえる。その、1曲目の「Coming Home」から、彼女の独特の深みのある歌の表情に、引き込まれてしまう。

The Orchard

Lizz Wright / Verve

「Lizz Wright – Coming Home」

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梅雨まで咲く花 明けたら散る花

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クリ

 遊びの山に自生する「ヤマグリ(山栗)」に花が咲いている。このことからも梅雨が間近だというが分かる。もっとも気象予報では、関西も梅雨入りしたというが ・・・。

 「栗花落(つゆおち)」。非常に珍しいが、日本人の名前だとNHKの番組で知った。「栗」の花は梅雨の時期までに散ることから、「つゆおち」と読むのだそうだ。日本人の名前は、自然や地形と暮らし、動植物などに所以がある名前が多いという。日本人は、それだけ名前に自然や暮らしに価値を認め、それを融通無碍に、そして誇らしく名前として取り込んでいたのだろう。

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 どうも空梅雨の気配であるが、「タチアオイ(立葵)」には、こんな俗説も。「タチアオイ」の花は、垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、花茎の頭頂部まで開花が進む梅雨明けと共に花期が終わるという。そんなことになぞらえて、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名で呼ばれている。

 この空梅雨気配。ウォーキングの道筋に、「タチアオイ」が咲き出したが、はたして梅雨は始まるのでしょうか。

 「雨の歌姫」といえば、「スー・レイニー/Sue Raney」。名前の「Raney」を「rainy(雨降りの、雨模様の)」になぞらえたアルバム、「Songs For A Raney Day(邦題; 雨の日のジャズ)」で一躍有名になりました。

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  「スー・レイニー/Sue Raney」。1940年 カンサス州生まれ。幼少の頃から母親に歌の手ほどきを受け、12歳の時にはすでに自分のラジオ・ショーを持ち、17歳(1957年)ではソロ・シンガーとして、キャピトル・レコードと専属契約を結び、アルバム、「When Your Lover Has Gone」で鮮烈なデビューを飾ったというから、かなり早熟。そして、1960年の2枚目のアルバム 「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」が大ヒット。女性ジャズボーカルの名盤に必ず選ばれるほど、「スー・レイニー」の代名詞的アルバムとなっている。彼女はいまも現役として活躍しているらしく、今年御年77歳、ご長寿シンガーとしてご同慶の至りである。

 さて、 「雨の日のジャズ」。人々を惹きつけて離さない甘く切ない歌声で、情感豊かに、「雨のブルース/I Get The Blues When It Rains」、「レイン/Rain」、「九月の雨/September In The Rain 」、「レイン・オン・ザ・ルーフ/Rain On The Roof 」など、雨をテーマにした歌を歌ったアルバム。

雨の日のジャズ

スー・レイニー / EMIミュージック・ジャパン

 そこから3曲を ・・・。

「I Get The Blues When It Rains - Sue Raney」

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「Rain - Sue Raney」

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「Rain On The Roof - Sue Raney」

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 1966年にリリースしたアルバム、「Alive And In Love」にもこんな歌が収録されています。「Before The Rain」。

アライヴ・アンド・イン・ラヴ(紙ジャケット仕様)

スー・レイニー / EMIミュージック・ジャパン

「Before The Rain – Sue Raney」

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小さな花びらを敷きつめて

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 ちょっとムシムシとする空気の中を、いつものように山頂へむかう。先週に引き続き、作業は、ナラ枯れの原因となる「カシノナガキクイムシ」の対策である。木漏れ日が美しい木立の中に入ると、ちょっとひんやりして、すっと気持ちが落ち着く。

 尾根筋にあるウッド・デッキ一面に、絨毯のように散らばる小さな花びら。「ソヨゴ(冬青)」の花である。その名前のとおり寒さに強い常緑樹であり、我々にとっては、「ヒサカキ(非榊)」、「アセビ(馬酔木)」、「アラカシ(粗樫)」などと並んで間伐の対象木である。

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 「ソヨゴ」は、縁が波打つ美しい緑色の葉っぱをしており、この時期、5月~6月に5mmほどの小さな白い花を咲かせ、それが散るとあたり一面が絨毯を敷き詰めたようになる。「ソヨゴ」の名前は、風に揺れて周囲の葉っぱ同士がこすれると、「ソヨソヨ」と音を立てることから付けられたと言われ、そろばんの珠にも使われる木である。そして、秋には赤い果実をつけ、その実を野鳥が好む。冬の餌のない時期、この木に野鳥が群れ、啄んでいるのを見かけることがある。この公園では、あちらこちらに生えている馴染みの深い木である。

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 さて、今宵は、キュートな歌声と可憐なルックス、カナダ出身の「エミリー・クレア・バーロウ/Emilie-Claire Barlow」が歌う雨の歌。

 1976年、カナダのトロント生まれ。7歳の頃からテレビやラジオで歌い始め、カナダ版TVアニメ「セーラームーン」の吹き替えで声優としても人気の彼女は多才で、ピアノ、ヴァイオリン、クラリネット等も習得、アレンジャー、プロデューサーもこなすという。1998年に、アルバム「Sings 」でソロ・デビュー。その後、「ホリー・コール/Holly Cole」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」などカナダの歌姫たちに続く実力派女性シンガーとして注目されてきた。

 影響を受けたミュージシャンとして、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「トニー・ベネット/Tony Bennett」、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」をあげている。私が彼女を知ったのは、4作目、「Like a Lover」(2005)からであった。スタンダードからボッサノヴァ、シャンソンまで、明るく親しみやすいその歌唱に惹かれて、「The Very Thought of You」(2007)、「Haven’t We Met?」(2009)、「The Beat Goes On」(2010)と立て続けに聴き、いまも車の中でよく流している。

 「エミリー・クレア・バーロウ」が歌う雨の歌。最初はお馴染み、「Raindrops Keep Falling On My Head(雨にぬれても)」。「B.J.トーマス/B.J. Thomas」が1969年にリリースした大ヒット曲。1969年に公開された、「ジョージ・ロイ・ヒル/George Roy Hill」監督の西部劇映画、「明日に向って撃て!(原題: Butch Cassidy and the Sundance Kid)」の挿入歌である。作詞は「ハル・デヴィッド/Hal David」、作曲は「バート・バカラック/Burt Bacharach」の名コンビ。アルバムは、「The Beat Goes On」から。

【 Raindrops Keep Falling On My Head 】 by Hal David,Burt Bacharach

「♪ Raindrops keep fallin’ on my head   僕の頭に落ちてくる雨が降り止まない
  And just like the guy           足が長すぎてベッドに収まらない
     who’s feet are too big for his bed  男のように
  Nothing seems to fit           なにもかもぴったりこない
  Those raindrops are fallin’ on my head  雨が頭の上に落ちてくる
  They keep fallin’             その雨が降り止まないんだ

  So I just did me some talking to the sun  だから、太陽に話しかけて見たんだ
  And I said I didn’t like the way       俺は好かんよ 
          he got things done     おまえのやり方は良くないぜ
  Sleeping on the job            仕事をサボるなんて
  Those raindrops are fallin’ on my head   雨が頭の上に落ちてくる
  They keep fallin’              その雨が降り止まないんだ
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

Beat Goes on

Emilie-Claire Barlow / Ais


 

「Emilie-Claire Barlow – Raindrops Keep Falling On My Head」

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 もう一曲は、もうこれもお馴染みの雨の曲ですね、「 Gentle Rain(やさしい雨)」。

Happy Feet

Emilie-claire Barlow エミリー・クレア・バーロウ / Victor Ent/vmt

「Emilie-Claire Barlow – Gentle Rain」

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梅雨が近づくと ・・・

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モリアオガエル卵塊
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 山作業を終える頃には、小雨も上がり、「そろそろでは」とビオトープへ寄ってみる。今年もビオトープにせり出した「ヤマボウシ」の枝に、いくつもの白い卵塊を見つけた。梅雨が近づく雨模様の日は、決まってそう、「モリアオガエル(森青蛙)」の産卵が始まったのである。若葉の明るい緑の中で、きらきらと輝いている。ことしも相変わらずそんな時期が来たんだ。

 「モリアオガエル」はおもに森林に生息するが、5月から6月にかけてが産卵期で、生息地付近の湖沼に集まり、深夜、池の上に張り出した木の枝に、体の大きな一匹の雌を数匹の雄が抱きかかえ、共同で直径10~15cmほどの真白い泡に包まれた卵塊を産みつける。その中に300~800個ほどの卵が産みつけられるが、約1週間ほど経つと卵が孵化する。孵化した「オタマジャクシ」は、泡の塊の中で雨を待ち、雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下する。「オタマジャクシ」は1ヶ月ほどかけて成長するが、「イモリ」や「ゲンゴロウ」などの補食を免れたごく少数の幼蛙だけが、森林へ帰ってゆく。産卵は深夜に行われるというので、私はまだ見たことないが、産卵の写真はNETより拝借したもの。「ダーウィンが来た!」ではないが、進化の結果とはいえ本当に不思議なカエルですある。ちなみにこの「モリアオガエル」、兵庫県では「絶滅危惧II類(VU)」に指定されている。 (Wikipedia参照)

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 今宵は、大のご贔屓だったオランダ出身の「アン・バートン/Ann Burton」が歌う雨の歌。就職してからしばらく音楽やJAZZから離れていた時期があったが、それを引き戻してくれたのが、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」、そしてボーカルでは、「アン・バートン」の2枚のLP、「ブルー・バートン/Blue Burton」(1967)、「バラード・アンド・バートン/Ballads & Burton」(1969)であった。

 「ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ/The Louis Van Dyke Trio」をバックにしっとりと歌う大人の雰囲気に聴き惚れ、女性ジャズ・ボーカルを聴き始めたのである。その歌唱を貫いているのは、静寂とある種の倦怠感。また、それがなんとも言えないのである。

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 「アン・バートン/Ann Burton」は、1933年、オランダのアムステルダムの生まれ。プロ歌手になってから、ある日、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」のレコードを聴いて感動し、ホリディのように自分自身の歌の世界を持ち、それを歌っていこうと決心したという。厳しい難しい道を歩みだし、経済的には恵まれなかったが、自身の納得できる歌だけを歌っていた。1989年惜しくも死去。 享年56歳であった。死して28年、いまだに人気のある女性ボーカル。

 まず、ジャズの定番曲、「Here’s That Rainy Day」。「失恋した日には決まって雨が降る」そんな意味でしょうか。1953年、作詞「ジョニー・バーク/Johnny Burke」、作曲「ジミー・ヴァン・ヒューゼン/Jimmy Van Heusen」のスタンダード。

【 Here’s That Rainy Day 】

「♪ Maybe I should have saved   ちょっとくらいは残しておくべきだったかもしれない
   Those left over dreams     叶えられなかった夢を
   Funny, but here’s that rainy day 不思議ね、こんな日に限って雨が降る

  Here’s that rainy day they told me about 「雨の日だってある」と人は言う
  And I laughed at the thought      でも「そんなことってある?」と笑い飛ばしてきた
  That it might turn out this way     それが結局こんな結果を招いてしまったの

  Where is that worn-out wish   陳腐だと思って捨ててしまった 
  That I threw aside         あの想いはどこへ行ったの
  After it brought my lover near?  彼を間近に感じたのに捨ててしまったあの想いは

  Funny how love becomes a cold rainy day 不思議ね どんな恋も最後は冷たい雨になる
  Funny that rainy day is here         不思議ね 今度もまた雨ね ・・・ ♪」 
  
           

バラード・アンド・バートン

アン・バートン / SMJ

「Ann Burton – Here’s That Rainy Day」

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 2曲目は、「雨の日と月曜日は/Rainy Days And Mondays」。「カーペンターズ/Carpenters」が1971年に発表し、ヒットした曲。この曲は、2枚のアルバムに収録されている。1枚は、1977年6月、「アン・バートン」3度目の来日の際に録音されて、「トリオ・レコード」からリリースされたアルバム、「雨の日と月曜日は/Burton For Certain 」である。彼女をバックアップするのは、ピアノが「ケン・マッカーシー/Ken McCarthy」、ベースが「稲葉国光」、ドラムスは「大隈寿男」。

 もう一枚は、死後発掘された未発表だったパフォーマンスをまとめたアルバム、「ラフィング・アット・ライフ~ウィズ・ルイス・ヴァン・ダイク/Ann Burton Laughing At Life」。「ブルー・バートン」や「バラード&バートン」でお馴染みの「アン・バートン」ゆかりのピアニスト、「ルイス・ヴァン・ダイク」との共演セッションをまとめたアルバム。

雨の日と月曜日は

アン・バートン / MUZAK,INC.

ラフィング・アット・ライフ~ウィズ・ルイス・ヴァン・ダイク

アン・バートン / MUZAK

雨の日に聴く「アン・バートン」。2曲目は、「雨の日と月曜日は/Rainy Days And Mondays」。

【 Rainy Days And Mondays (雨の日と月曜日は)】
                  作詞・作曲 P.Williams/R.Nichols

「♪ Talking to myself and feeling old  独り言を呟いて、ちょっと老けたかなと感じる
   Sometimes I’d like to quit       もう終わりにしたいと思うけど
   Nothing ever seems to fit        自分らしいことも見つからなくて

   Hangin’ around,                ウロウロしたり、
        nothing to do but frown     しかめっ面しかすることがなくて
   Rainy days and Mondays          雨の日と月曜日は
        always get me down        いつも気が滅入るの

   What I’ve got they used to call the blues こんな感じをきっと憂鬱(ブルース)というのね
   Nothing is really wrong           何かが間違っているわけじゃないんだけど
   Feeling like I don’t belong         なんとなく違和感があるの
  
   Walking around                 孤独なピエロみたいに
         some kind of lonely clown   ただ歩き回って
   Rainy days and Mondays          雨の日と月曜日は
         always get me down       いつも気が滅入るの

   ・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「Ann Burton - Rainy Days And Mondays」

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 「ルイス・ヴァン・ダイク」とのセッションは以下をクリックしてください。

「Ann Burton with Louis Van Dijk – Rainy Days And Mondays」

  

雨上がりで烟る霧の中を

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 雨上がりの霧の中を山頂へと上がっていく。仄暗さの中で真っ白な花が際立つ。「エゴノキ」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」。先週に引き続き、ナラ枯れを引き起こす「カシノナガキクイムシ」への対策作業を実施する。

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 前回に引き続き、デンマークの注目ピアニスト、「サン・ビービー(ソレン・ベベ)/Soren Bebe」。私にとって、久しぶりの北欧ジャズ・ピアニストのニュー・カマー。そのアルバムは、「サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン/Soren Bebe Trio Featuring Marc Johnson」(2013)。アルバムのタイトル通り、1979年から1980年の死に至るまで「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の音楽性を支え、また1987年からは、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」のトリオ活動したベーシスト、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」との共演アルバム。

 前回、取り上げた「Home」もそうであるが、ビービーのピアノには、ウッドベースの方が、響きあう印象である。アルバム・ジャケットのロゴとして象形化された文字は「EVA」。「Bill Evans」からデザインされたことは容易に想像できる。

 サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン

サン・ビービー・トリオ / スパイス・オブ・ライフ

 何度となく訪れた北欧の風景や印象が目に浮かぶような2曲を ・・・。

「Luft/Air - Soren Bebe Trio featuring Marc Johnson」

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「Flying High - Soren Bebe Trio Featuring Marc Johnson」

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実生苗を育てるためにエドヒガンの実を拾う

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 先日の日曜日はクラブ主催のイベントの日。朝から温度はぐんぐんと鰻のぼりで、もう真夏日の一歩手前まで。涼や憩いを求めてやってきた家族連れで、駐車場は午前中にはもう満車。いつもの様に、木工と手作りピザを楽しんでもらったが、私のもうひとつの目的は、「エドヒガン」の実の採集。実生苗を育て、大きくしてから山に返すプロジェクトの最初の一歩。

 ここ数日の高温続きで、果肉はもうすっかり干からびていたが、育ちそうな種をたくさん採集できた。きれいに洗って、発芽しやすいように果肉を削ぎ、播種して来年春の発芽を待つ。

エゴノキ (3)
ヤマボウシ

 「エゴノキ」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」など梅雨の季節の前に咲く花が一斉に咲きだした。もう初夏 ・・・。

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 本日の歌姫は、「ナタリー・コール/Natalie Cole」。言わずと知れた「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の愛娘。

 1950年 、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。子供の頃から歌手として活動し、1975年にデビュー。デビュー曲の「This Will Be」は、ビルボード全米総合チャート6位のヒットを記録し、グラミー賞の最優秀R&B女性ボーカル賞、最優秀新人賞に輝いた。

 印象に残っているアルバムといえば、1991年に偉大な父、「ナット・キング・コール」のカバー集「アンフォーゲッタブル /Unforgettable… with Love)」。ジャズ作品としては異例の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した。2015年、ロサンゼルスにて心臓疾患などのために死去、65歳。

 アルバム、「Unforgettable… with Love」から、「That Sunday That Summer」。 

【 That Sunday That Summer 】
          by George David Weiss and Joe Sherman

「♪ If I had to choose just one day   生涯にわたって続く一日の中で
   To last my whole life through    たった一日を選ぶとしたら
   It would surely be that Sunday   躊躇なくあの日曜日
   The day that I met you       君と会ったあの日曜日を選ぶ

   ・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

「Natalie Cole - That Sunday That Summer」

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今年も虫との戦いが始まる

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ナンジャモンジャ

 「ナンジャモンジャ」とも呼ばれている満開の「ヒトツバタゴ (一つ葉タゴ、一つ葉田子)」を見ながら、山頂へ向かう。今日の山作業は、全国的に広がりをみせ、近年、兵庫県でも問題となっている「ナラ枯れ」を引き起こす原因の、「カシノナガキクイムシ(以下、「カシナガ」という)」への対策。その戦いを始める時期が来たのである。鹿との戦いは依然継続中であるが、クヌギの苗にはツリーシェルターを、台場クヌギの新芽についたは、鹿除けネットを設置することで、被害を食い止め、なんとか小康状態を保っている。

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 「カシナガ」は、主に7月に大群で、健全な「ミズナラ(水楢)」、「コナラ(小楢)」、「カシ(樫、橿、櫧)」類を中心とした木に飛来し、集団で穿入する。その時に、「ナラ菌」を伝搬し、「ナラ菌」の繁殖により、樹幹の水分通道機能が悪化し、急激に枯死にいたる。それを「ナラ枯れ」と呼び、その被害が全国的に広がりをみせている。そして穿入した木の中で、卵を産み、越冬する。

 羽化して成虫となった数千匹の「カシナガ」は、翌年7月になると、また飛び立ち、付近の健全な「ナラ」類に飛来し穿入する。それを繰り返すという厄介な虫である。我々の対策は、羽化し、新しい被害木を求めて飛び立つ前に、捕獲してしまうために、前年に見つけた被害木に専用の粘着テープで被害木を巻くという方法を採っている。

 「カシナガ」が急増した原因は、里山林が放置された結果、「カシナガ」が好むという太さに「カシ」類が成長したことだという。ここでも、自然と人とのバランスを崩したのは、「人」である。

 また、その幼虫が、桜や桃、梅などのバラ科の樹木を内部から食い尽くすため、全国の桜の名所で、枯れてしまうという被害が広がっている外来種の「クビアカツヤカミキリ」。被害を見つけたら報告して欲しいという要請も来てますが、こちらはまだ発見には至っていない。あたらしい敵が発生しなければいいが ・・・。

 木漏れ日が美しい陰影をつくる林の中で、黙々と作業を進める。

 今宵の曲、「チェット・アトキンス/Chet Atkins」と「ジェリー・リード/Jerry Reed」のギターで、「夏のセレナーデ/Serenade To Summer」。なかなかロマンチックで美しい曲。

ミー・アンド・チェット&ミー・アンド・ジェリー

チェット・アトキンス&ジェリー・リード / BMG JAPAN

「Chet Atkins and Jerry Reed - Serenade To Summer」

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満開のモチツツジの中を

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 「五月晴れ」と言うんでしょうね、こんな天気を。満開の「モチツツジ(黐躑躅)」が咲く中を頂上まで上がっていく。ダム湖から上がってくる少し冷ややかな風が心地よい。ああ、一番いい季節だ! 頂上付近で、常緑広葉樹の伐採作業を終え、再び、「モチツツジ」の道を下る。いつもながら、自然の作り出す「色」には敵わないと感じながら ・・・。

 「色」にまつわる曲。大ヒットした「シンディ・ローパー/Cynci Lauper」の「True Colors」。歌姫は、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。1963年米国生まれで、1996年に皮膚癌で33歳の若さでなくなってしまったが、死後リリースされたアルバムの一つ、「American Tune」(2003)より。

【 True Colors 】  by Cynci Lauper

「♪ You with the sad eyes    そんなに悲しい目をしたあなた
  Don’t be discouraged     落ち込まないでね
  Oh I realize          よくわかるよ
  It’s hard to take courage    勇気を持つことの難しさ
  In a world full of people    こんなに人がいっぱいの世界では
  You can lose sight of it all   サインを見失うことだってある
  And the darkness inside you  そして心の中の暗闇が
  Can make you feel so small   自分を小さな人間だと感じさせてしまう

  But I see your true colors     でも、私はあなたの持つ本当の色が見える
  Shining through I see your true colors   あなたの本当の色は輝いている
  And that’s why I love you        それが私があなたを愛している理由よ
  So don’t be afraid to let them       自分の色を見せることを
        show Your true colors     決して恐れないで
  True colors are beautiful,          あなたの色は美しい
  Like a rainbow               虹のように

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

American Tune

Eva Cassidy / Blix Street

「Eva Cassidy – True Colors」

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