JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

最後のサクラに

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 「ウワミズザクラ(上溝桜)」。ブラシのような形をし、ちょっと桜には見えないのだが、れっきとした桜。今年は集中的に凝縮して咲いたので、あっという間に終わってしまった桜の季節だが、いつもならこの山で、「エドヒガン(江戸彼岸)」に始まり、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」と続く桜の季節が一段落し、ひと呼吸おいてGWの前に咲き出す。季節最後の桜である。このあとは、新緑と「ツツジ(躑躅)」の季節を経て、「エゴノキ(別名;チシャノキ/萵苣の木、ロクロギ/轆轤木)」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」の季節へと移っていく。

Carmen+McRae

 今宵の曲、「The Last Time for Love」。大御所の一人、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」です。

 1920年、米国ニューヨーク生まれ。女性ジャズ・シンガー、ピアニスト。「ベニー・カーター/Benny Carter」、「カウント・ベイシー/William “Count” Basie」のバンド専属歌手を経て。50年代前半にソロ歌手として独立、多くのレーベルから作品を発表。主として「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」から大きな影響を受けながらも、歌詞の世界を深く理解した独自の語り口を確立した。「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」と並ぶ三大ジャズ歌手の一人。1994年、74歳で死去。(Wikipediaなど)

 アルバムは、「As Time Goes By: Live at the Dug」(1973)。これは73年来日したとき、新宿「ダグ/the Dug」で行った傑作ライヴ・アルバム。全曲が弾き語りで、寛いだジャズ・クラブの雰囲気の中でジャズ・ヴォーカルの真髄を聴かせる。

【 The Last Time for Love 】   by Carmen Mcrae

「♪ It’s the last time for love          きっとこれが最後の恋ね
  I swear by all stars in heaven above      天国のすべての星に誓うわ
  You took my heart              あなたは私の心を奪ったけれど
        and now it’s breaking in two    今それをずたずたにしようとしている
  I’ve been such a fool for you         愚かしいほどあなたに夢中だったのに

  It’s the last time for bliss           きっとこれが最後の幸せね
  I gave my soul for nothing less than a kiss   キスはもとより全霊を捧げてきたけど
  The things we planned are           私たちの間のことはすべて
          all so meaningless now      いま無意味になったのね
  But I get along somehow           でも私はなんとかやっていくわ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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アズ・タイム・ゴーズ・バイ/As Time Goes By: Live at the Dug
カーメン・マクレエ/Carmen McRae
ビクターエンタテインメント


    
    

「The Last Time for Love – Carmen McRae」

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ポスト桜、山の主役、脇役は ・・・

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ハナカイドウ
ザイフリボク
クロモジ (3)
 いつも桜の後は、ひと呼吸おいて山の主役ががらっと変わるのだが、今年は並行して競演状態。といっても、ポスト桜の主役は、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」。そして従うように、バラ科でリンゴと同属の「ハナカイドウ(花海棠)」、やはりバラ科で別名、「シデザクラ(紙垂桜、四手桜)」とも呼ばれる「ザイフリボク(采振り木)」と続く。

 そして地味な脇役が、「クロモジ(黒文字)」。花のあと茂ってくる若葉を煎じて「黒文字茶」を喫するのが、我が家の楽しみとなっている。

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 今宵もフランス女優、歌の共演の続き。「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」から。

 唇をへの字に曲げ、にこりともしない悪女役。当てもなくパリをさまよう「死刑台のエレベーター/原題;仏:Ascenseur pour l’échafaud」のシーンに流れた「マイルス・ディビス/Miles Davis」のJAZZとともに、強烈な印象を残した彼女。そして、フランスを代表する映画監督、「フランソワ・トリュフォー/François Roland Truffaut」監督の奔放な愛し方しか知らない女をめぐる二人の男を描く「突然炎のごとく/原題;Jules et Jim 」(1961) 。

 彼女も歌います。トリュフォー監督の映画、「突然炎のごとく」中で歌ったシーンをご記憶の方も多いのでは ・・・。あの映画の中で、ジャンヌが歌うシャンソンは、「つむじ風/Le Tourbillon」。撮影中に遊びでつくったものを、トリュフォーがその場で即興で映画に取り入れたものだという。 その「つむじ風」をアルバム・タイトルにして、シャンソン、ボサ・ノバ、ジャズ、ポップスを、けっして上手いとはいえないが、軽やかに歌うアルバムがあります。

つむじ風

ジャンヌ・モロー / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

「Jeanne Moreau - Le Tourbillon De La Vie (in Jules et Jim) 」

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 さて、「マリリン・モンロー/Marilyn Monroe」と並ぶ、「永遠のセクシードール」といえば、「ブリジット・バルドー/Brigitte Bardot」でしょうか。モンローの「MM」に対して、「BB(=べべ)」と呼ばれ、小悪魔イメージを売りにし、自由奔放に恋愛を楽しんだ恋多き女だったという。

 しかし、宝石やオートクチュールなどの華美な装飾品や贅沢品が大嫌いで、晩年は、動物愛護に注力し、特に毛皮には容赦なかった。そんなところに、ただの「恋多き女」ではなく、一本筋が通っていたようだ。彼女も歌います。20枚を超えるアルバムをリリースしているようだ。

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Brigitte Bardot/ブリジッド・バルドー
Philips


       
       

「Brigitte Bardot – Tu veux ou tu veux pas」

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 高校へ入学してすぐ名画鑑賞会で見たのが、ルネ・クレマン監督、「太陽がいっぱい/原題;Plein soleil 」(1960年)。サスペンス一杯のストーリーといい、「ニーノ・ロータ/Nino Rota」の哀切極まりない音楽といい、「アラン・ドロン/Alain Delon」の際立った二枚目ぶりといい、高校生の私がたちまち映画のとりこになってしまうには絶好の映画であった。しかし、私はその映画のヒロイン、吸い込まれるような眼をもち、実在感が希薄な夢路が描く絵のような女性の「マリー・ラフォレ/Marie Laforêt」に釘付けになってしまった。

 あの物憂げで儚気な表情と眼に惹かれ、彼女見たさに映画館に行ったので、ストーリーなどはよく覚えていないその映画は、「赤と青のブルース/原題;Saint-Tropez Blues(サントロペ・ブルース)」。

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赤と青のブルース [DVD]
出演: マリー・ラフォレ, ジャック・イジュラン
監督: マルセル・ムーシー
アイ・ヴィ・シー


       
      
     

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Les Vendanges De L’amour CD, Import
Marie Laforêt
Imports


     
    

「Marie Laforêt – Saint Tropez blues(赤と青のブルース)」

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今年は時間差なしの一気咲き

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コバノミツバツツジ
 春たけなわ。この日、伐採作業はやめて公園の花見に。3月に周辺の整備を行った天然記念物に指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」は、ほぼ満開。それを愛でながら、山頂へと向かう。この冬の厳しい寒さで春が遅れそうになった分、最近急速にあたたくなったことを受け、桜の前後に咲く花もまとめて、一気咲き。開花の時間差がないこんな年も珍しい。まずは、鮮やかな色で目を惹くのは、咲き始めた「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」。いつもは桜のあとに主役になる花。

ダンコウバイ
 黄色い花の横に花の蕾のように若葉が目立っているのは、「ダンコウバイ(檀香梅)」。いつもは桜を待たずに散ってしまう花。

キブシ
 この山にもそう多くは自生していない「キブシ(木五倍子)」の花。キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木。「フジ(藤)」のように、葉が伸びる前に淡黄色の総状花序につけることから、別名「キフジ(木藤)」ともいう。和名は、果実を染料の原料である「フシ(五倍子)」の代用として使ったことによるという。

タチツボスミレ
 これは可憐。この山に多く自生する「タチツボスミレ(立坪菫)」。桜と同時期に日当たりの良いガレ場の斜面に群生して咲く。

ウグイスカグラ
 そして、淡いピンク色で先端が開いたラッパ状の小さな花を咲かせているのは、「ウグイスカグラ(鶯神楽)」。競うように 「ダンコウバイ」と同時期に咲く。

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 さて今宵、「ルネ・マリー/René Marie」。曲は、「Sound of Red」。同タイトルのアルバム、「Sound of Red」(2016)から。

 ブルージーで、味わい深い大人の女性ジャズ・ボーカルというのが、率直な印象である。1955年、生まれというから、もう十分すぎるくらいの熟女である。長いあいだジャズを志しながらも、なかなか表舞台に登場できなかったという、遅咲きのシンガーでもあり、苦労人でもあるようだ。そんなキャリアが味わい深さににじみでている。

 アルバム「Sound of Red」。収録曲11曲の作曲、アレンジの全てが彼女のオリジナルである。ブルージーで落ち着いた味わい深い歌唱の中にも、熱いソウルがほとばしっている。このアルバムは、グラミー賞のベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムにノミネートされた。

 一応訳しては見たものの難解で、正直いって意味がよくわかりません。

【 Sound of Red 】   by René Marie  

「♪ A lonely night we try to win,    二人が勝負をかけた孤独な夜
  we almost do but then again    勝ちも同然の結果だったが、もう一度勝負をせねば
  With our ears to the ground     今、二人とも大地に耳を押し当て
  we’re following the sound of red  真紅のサウンドの方向をたどっている

  Another night or is the same,    別な夜だったか、それとも同じ夜だったか
  we win the fight or so we claim   勝負に勝ったのか、負けたのか
  But the truth is that we found    我々ふたりがたどり着いた真実は
  The unmistakable sound of red   紛れもない真紅のサウンド 

  We saw it, we sip,sometimes we just drift それを二人で見た、だから二人で漂っている
  Grabbing bits of colors here and there  あちこちに散らばっている色のかけらを掴取ると
  Color shifting, sadness lifting vanishing into thing air  色が変化し、悲しみは霧散する
  But what is this sound we keep hearing しかしずっと聴こえているこの音はなんなんだ
  Yeah, yeah

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

Sound of Red

Rene Marie / Motema Music

「René Marie – Sound of Red (Official Video) 」

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巣立ちの季節

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 仔鹿が一心不乱に草を喰んでいる。去年生まれた仔鹿であろう。鹿の出産時期は5、6月。今年生まれる仔鹿のデビューも近い。鹿の食べる量は、1日に約3kgといわれる大食漢。採餌植物は1,000種を超えると言われている。もうしばらくすると、鹿との攻防も本格的に始まるのである。

 3月は卒業の季節。団地にある小学校、中学校、高校でも卒業式が行われ、多くの子が晴がましい笑顔で巣立ってゆく。

 今宵の曲は、「New Places, New Faces」。 「ジョー・サンプル/Joe Sample」のアルバム、「オアシス/Oasis」(1985)から。

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Oasis/オアシス
Joe Sample/ジョー・サンプル feat.レイラ・ハザウェイ
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「Joe Sample – NEW PLACES, NEW FACES」

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一庫公園 桜づくし

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 森林ボランティアの活動フィールドである兵庫県立「一庫公園」。市天然記念物に指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」群生林の整備を続けてきたが、お待ちかね「エドヒガン」をはじめとして、「ヤマザクラ(山桜)」、「オオシマザクラ(大島桜)」が、一斉に咲き出した。例年は開花の時期に時差があるのだが、厳冬が続いた後、一気に暖かくなったためか、百花繚乱、一斉に咲き誇りだした。やはり「桜」が咲かないことには ・・・。

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 今宵の曲、この百花繚乱に似合う曲、バッハの「G線上のアリア/Air on the G String」のジャズバージョンをいくつか。

 といえば、まっさきにこの人でしょう。「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」。

「ジャック・ルーシェ」は、1934年にフランス西部のアンジェで生まれ、15歳で「パリ音楽院」に入学したが、中退。その後、ジャズに魅せられ、「ジャクリーヌ・フランソワ/Jacqueline Francois」や「シャルル・アズナヴール/Charles Aznavour」等の伴奏を務める。その後、バッハ作品をジャズの表現の中に生かそうと、1959 年に初の「プレイ・バッハ」発表、大成功を収める。たしか第1集から第6集まで出されたが、1974年に病に倒れ、以後10年間はトリオの演奏活動を休止した。しかし、バッハ生誕300周年を翌年に控えた1984年、デジタル録音版の「デジタル・プレイ・バッハ」で見事にジャズのバッハ弾きのトップ・アーティストとしてカムバックした。初期の「Play Bach」に比べ、より流麗で、JAZZYに洗練されたアルバムになっている。まさに「バッハ弾き」の真骨頂が味わえる。

デジタル・プレイ・バッハ

ジャック・ルーシェ / キングレコード


「JACQUES LOUSSIER – Air On A G String (J.S.Bach) 1984」

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 さて、もうひとつのピアノ・トリオは、「トリオX・オブ・スウェーデン/Trio X of Sweden」。「レナート・シモンソン/Lennart Simonsson (p)」、「パー・ヨハンソン/ Per V Johansson (b,elb)」、「ヨアキム・エクバーグ/Joakim Ekberg (ds)」の3人によって、2002年に結成されたスウェーデンのピアノ・トリオである。

 そんな彼らが、これまでの成果を一枚に結実したというアルバムが、「トロイメライ/Traumerai」(2012)。そう、シューマンのトロイメライ、バッハのアリア、ベートーベンの月光 ラベルのボレロなど、クラシックの楽曲を彼らなりのプログレッシヴな方法で、ジャズ化した作品。ところどころ、e.s.tのような雰囲気も感じますが、やはり同じスウェーデン出身だからでしょうか、北欧ジャズ・ピアノ特有の乾いた空気と叙情性、ロマンティシズムを感じさせる。

 「トロイメライ/Traumerei」という言葉は、ドイツ語で、「白昼夢」、「幻想」、「夢想」を意味する言葉。たった一週間ほどの百花繚乱の桜の夢。

Traumerai

Trio X Of Sweden /


「Trio X Of Sweden – Air ( J.S. Bach)  From Orchestral Suite No 3 BMW 1068」

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 最後は、「MJQ」こと、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet」。ホーンをどうアレンジするか ・・・。「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」の腕の見せどころ。パーソネルは、「ルー・ソロフ/Lew Soloff – trumpet」、「ジョージ・ヤング/George Young – truor sax」、「David Matthews – piano」、「チャーネット・モフェット/Charnett Maffett – bass」、「ヴィクター・ルイス/Victor Lewis – drums」。

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G線上のアリア/Air on the G String
マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet
テイチクエンタテインメント


     
     

「Manhattan Jazz Quintet - Air on the G string」

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インスタント・ラーメンに似ているという匂いの正体は?

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 ポカポカ陽気を浴びて、森の中を歩く。この時期特有の強力な匂いが漂ってくる。「ヒサカキ(非榊)」である。3mmぐらいの小さい花がびっしりと枝を覆い、それが強力な匂いを発するのである。この匂いは一般的な花の「芳香」とは大きく違い、とても「かぐわしい」と呼べるものではない。かって「インスタント・ラーメンの粉末スープの匂いに似ている」という匂いの正体を探ったら、それは「ヒサカキ」であったという番組を放映したのは、関西のテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」であったか。私には「インスタント・ラーメンのスープの匂い」とは感じられませんが ・・・。そしてこの「ヒサカキ」は、ほっておけば山を覆い尽くしてしまう、繁殖力旺盛な常緑の照葉樹。間伐の対象でもある。

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 この日は、11月以来久々の間伐材を使って子供たちに木工を楽しんでもらうイベントの日。30人ちかい家族が参加して大賑わい。この陽気、駐車場は11時ころには満車となり、公園のあちこちには色とりどりのテントやシート。桜にはまだ早いが、春の陽気やお弁当を楽しむたくさんの家族連れ。やはり春が来ました。

 さて、今宵の曲を、「アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio」のアルバム、「On a Sunny Day」(2015)に収録されている、「Smell of the Air」と思ったら、残念なことにYOUTUBEにアップされていない。アルバム・タイトル曲の「On a Sunny Day」を聴いていただきましょう。

 パーソネルは、「Alessandro Galati – piano」、「ガブリエル・エヴァンゲリスタ/Gabriele Evangelista – bass」、「ステファーノ・タンボリーノ/Stefano Tamborrino – drums」。

On A Sunny Day

Alessan Galati Trio / Vi Ve

「Alessandro Galati Trio – On a Sunny Day」

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鹿も気になる?桜の開花

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 活動フィールドである「一庫公園」の桜の開花時期を調査するため、観察指定樹木へと向かう。親子連れの鹿、3頭が一昨年から市天然記念物に指定された「エドヒガン(江戸彼岸)」群を見上げている。鹿も桜の開花が気になるのだろうか? いやいや、早く美味しい若葉の方が気になっているに違いない。

 今年から、市より「地球温暖化観察員」という大層な肩書きを委託されたが、平たく言ってみれば、市内全域にある桜の開花時期を調査するためのボランティア要員である。担当のこの公園では、「エドヒガン」、「ヤマザクラ(山桜)」、それぞれ一本を調査対象木に指定し、先日、指定樹木のプレートを取り付けたばかり。観察したところ、膨らんできてはいるが、まだまだ蕾は固い。しかし、ここ数日の陽気で、開花は平年並みの3月下旬に早まったのではないだろうか。

 今宵の曲、ちょっと懐かしい、そして心を癒してくれる優しい曲。「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」。「寂しい夜」(このタイトル、なんとかならなかったか)なんていう邦題がついた「ジェイムズ・テイラー/James Taylor」の1972年の曲。今読むと、ちょっと女々しいと感じがしなくもない。「One Man Dog」に収録されている。

【 Don’t Let Me Be Lonely Tonight 】  by James Taylor

「♪ Do me wrong, do me right,        どっちでもいい 好きにすれば
  Tell me lies but hold me tight,        嘘をついてもいい でもしっかり抱きしめて
  Save your goodbyes for the morning light,  「さよなら」は朝まで取っておいて
  But don’t let me be lonely tonight.      今夜は僕をひとりにしないで

  Say goodbye and say hello,      「さよなら」を言おうか、それとも「ハロー」と
  Sure enough good to see you,      どっちにしても君に逢えてよかった
  but it’s time to go,            でももう行かなければ
  Don’t say yes but please don’t say no,  「そうね」なんて言わないで、「ダメよ」とも
  I don’t want to be lonely tonight.     今夜は寂しい気持ちになりたくない

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 まずは、オーストリア出身、2000年以降ニューヨークを中心に活動している「ヴィーナス・レコード」の看板歌手、「シモーネ/Simone(Simone Kopmajer)」から。アルバムは「恋のチャンス/Taking a Chance on Love」(2007)。大人の色気を感じさせ、雰囲気のあるスタンダードを歌う女性ボーカル。

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恋のチャンス/Taking a Chance on Love
シモーネ/Simone
ヴィーナス・レコード


     
     

「Simone Kopmajer – Don’t Let Me Be Lonely Tonight」

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 ピアノ・トリオは、イタリア・ジャズ界では大物、「ダニーロ·レア/Danilo Rea」率いる、「ドクター3/Doctor 3」によるアルバム、「ブルー/Blue」(2007)から。

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DOCTOR 3 / Via Veneto

「Doctor 3 – Don’t let me be lonely tonight」

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 ご本家「ジェームズ・テイラー」の歌唱も聴いてみましょうか。彼が参加している「マイケル・ブレッカー/Michael Brecker(ts)」のバラード・アルバム、「Nearness of You」(2000)から。「パット・メセニー/Pat Metheny(g)」、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock(p)」、「ジャック・ディジョネット/Jack Dejohnette(ds)」、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden(b)」も参加という豪華メンバー。

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ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック/Nearness of You: The Ballad Book
マイケル・ブレッカー/Michael Brecker
ユニバーサル インターナショナル


      
      


「Michael Brecker – Don’t Let Me Be Lonely Tonight」

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山の春色、三色

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 山の春色、三色。「サンシュユ(山茱萸)」、「アセビ(馬酔木)」、「ウメ(梅)」。このあと、「コブシ(辛夷)」、「タムシバ(田虫葉)」、「エドヒガン(江戸彼岸)」と一気に春がすすむ。

 前回に続いて思い入れのある曲、「アローン・トゥギャザー/Alone Together」。 「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」のピアノ・トリオ・アルバムは、「Out Of Track」(2009)から。

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ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ / VIDEOARTS MUSIC( C)(M)

「Giovanni Mirabassi ー Alone together」

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 そしてボーカルは、いろいろな引き出しを持っている人だと感心している「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。

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 1963年生まれ。アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。名門ウェズリアン大学で文学を専攻、卒業後バークリー音楽大学に入学。バークリー音楽卒業後は、L.A.を拠点として活動する女性ジャズシンガー。1998年のデビュー以降、10枚のアルバム発表、2度のグラミー賞「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」にノミネートされた経験を持つという。ライブ活動をする傍ら、南カリフォルニア大学やロスアンゼルス・ミュージック・アカデミーで指導を行なっている。あの「グレッチェン・パラート/Gretchen Parlato」も「ティアニー・サットン」に師事した一人という。

 アルバムは、「Something Cool」(2002)から。その歌唱力の確かさは、ベースとのデュオ、この「Alone Together」を聴けばすぐに分かる。音程といい、ピッチの確かさといい、いとも簡単そうにまったく危なげなく歌いこなす。

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Tierney Sutton/Telarc

「Tierney Sutton – Alone Together」

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建物のない博物館

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 「北摂里山博物館」。都会近くに残された北摂の里山地域一帯の保全、活性化を、専門家や森林ボランティア、環境活動団体など限られた方々だけで行うのではなく、「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)」として整備し、環境学習、野外活動など、訪れる人々それぞれのニーズにあわせて活用されることを目的として、兵庫県の音頭により運営されているもので、地域にある約30の里山がネットワークされている。だからこの博物館は、「建物のない博物館」である。キャッチコピーは、「ひと、さと ずっと」。(参照 「北摂里山博物館ホームページ」

 そんな里山の保全を支えているのは、ボランティア・グループ。そんな事を知った運営協議会が、数年前から「北摂里山魅力づくり応援事業」に助成金を交付している。この日、助成金を受けているグループ、我々のグループもそうであるが、16グループの活動事例報告会があった。この制度は高齢者が多いボランティア・グループの活動に極めて強い味方である。この報告会、いわば、「里山夢中じいさんばあさん、集合!!」といったところか。各グループの地域差や活動内容の違いを超えて、高齢化や人集め等の共通する課題や他のグループも参考になる事業内容を聞いて、参考になるところが多々あった。

 さて、私が夢中になっているアメリカのTVドラマ、「Mad Men」で流れるなつかしい’60年代のPOPSを取り上げる。「君に夢中/Goin’ Out of My Head」。わたしがよく聴いたのは、なんといっても「セルジオ・メンデス&ブラジル’66/Sérgio Mendes & Brasil ’66」のカバー。「ディオンヌ・ワーウィック/Dionne Warwick」のカバーもヒットしたと記憶している。 

 この曲、オリジナルは、私にはまったく聞き覚えがありませんが、「リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ/Little Anthony & the Imperials」というグループによって1964年に録音されたという。

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 最初に聞いたこの曲が収録されているのは、「セルジオ・メンデス&ブラジル’66」のデビュー・アルバム、「マシュ・ケ・ナーダ/Mas Que Nada」(1966)。いや、衝撃的でした。「ティファナ・ブラス/The Tijuana Brass」のリーダーで、また、「A&Mレコード」の創始者の一人である「ハーブ・アルパート/Herb Alpert」に見出され、ボサ・ノヴァ、ポップスの垣根を越えて世界に旅立った1966年の作品。

 「セルジオ・メンデス」はもともとジャズ・ピアニストであり、「ブラジル’66」結成以前は、「ワンダ・ジ・サー/Wanda Maria Ferreira de Sá」をリード・ボーカルにした「ブラジル’65」というグループを率いて、従来からの素朴なボサノバを演奏していた。こんな経歴の持ち主であるセルジオが1966年、「ブラジル’66」と言うグループを結成、大変身をし、デビュー・アルバムに収められた「マシュ・ケ・ナダ/Mas Que Nada」が世界的に大ヒットした。このアルバムに収められた10曲のうち、「ビートルズ」の「デイ・トリッパー/DAYTRIPPER」など4曲が ボサノバ・テイストのポップスであり、原曲よりビートを利かせ歯切れよく、二人の女性ボーカルがクールに歌うという「セルジオ・メンデス」独特の「フェイク・ボッサ・スタイル」がここから始まったのだと思っている。

【 Goin’ Out of My Head 】  by Teddy Randazzo , Bobby Weinstein

「♪ Well, I think I’m goin’ out of my head   私の頭の中はいっぱいなの
  Yes, I think I’m goin’ out of my head    そう、私の頭の中はいっぱいなの
  Over you, Over you             あなたのことで あなたのことでね
  I want you to want me,            あなたに愛されたい
  I need you so badly             本当にあなたが必要なの
  I can’t think of anything but you       あなたのほかになにも考えられない

  And I think I’m goin’ out of my head    私の頭の中はいっぱいなの
  Yes, I think I’m goin’ out of my head    そう、私の頭の中はいっぱいなの
  Over you, Over you             あなたのことで あなたのことでね

  I see you each morning           毎朝、あなたと出会っても
  But you just walk past me           ただ通りすぎるだけ
  You don’t even know that I exist       まるで私なんか気にしてないかのように

  Goin’ out of my head over you       私の頭の中はあなたのことでいっぱいなの
  Out of my head over you           あなたのことでいっぱいなの
  Out of my head day and night        夜も昼もあなたのことでいっぱいなの
  Night and day and night, Wrong or right   夜も昼も、間違っていようが正しかろうが

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

マシュ・ケ・ナーダ

セルジオ・メンデス&ブラジル’66 / ユニバーサル ミュージック クラシック

 

「Sérgio Mendes & Brasil ’66 – Going Out Of My Head」

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 「ディオンヌ・ワーウィック」のバージョンでも ・・・。「Very Dionne」(1971)。「バート・バカラック&ハル・デイヴィッド/Burt Bacharach & Hal David」作品に加え、「ビートルズ/The Beatles」の「イエスタデイ/Yesterday」、「カーペンターズ/Carpenters」で大ヒットした「愛のプレリュード/We’ve Only Just Begun」、「リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ」の「ゴーイング・アウト・オブ・マイ・ヘッド(君に夢中)」他を収録。

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ヴェリー・ディオンヌ(紙ジャケット)/Very Dionne
ディオンヌ・ワーウィック/Dionne Warwick
ワーナーミュージック・ジャパン


     
      

「Dionne Warwick – Going out of my head」

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駆け足で近づいてくる春のために

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 昨夜からの春一番。周遊路のそこここに散らばる折れ枝を片付けながら、「エドヒガン(江戸彼岸)」の群生林の谷へと向かう。例年ならこの谷にもう咲いている「ダンコウバイ(檀香梅)」はまったく見えない。やはり、春は遅れているようだ。しかし、あと1ヶ月もすれば、「エドヒガン」の開花の時期を迎える。この群生林には、樹高31mを超えるものもあり、川西市の天然記念物にも指定されていて、開花すれば、それは見事である。

 開花に間に合うようにと、「「エドヒガン」の景観を妨げとなる「ヒサカキ(非榊)」、「アラカシ(粗樫)」などの常緑広葉樹や枯れ木を伐っていく。群生林の整備を始め出してから3年目。だいぶ整って来園者に「エドヒガン」が繰り広げる「天空のソナタ」を十分満喫していただけるようになった。今年の開花を想像して、のこぎりを握る手にも力が入る。

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 整備を終えて周遊路の点検をしながら帰る道筋には、開花が遅れていた「アセビ(馬酔木)」が咲き始めていた。今までの遅れの分を取り戻すかのように駆け足で春が近づいてきている。

  「自然遺産」のことを英語で、「natural asset」あるいは「natural heritage」という。そんなことから浮かんだ今日の曲は、「Human Nature」。「マイケル・ジャクソン/Michael Jackson」のカバー。オランダの歌姫「トレインチャ/Traincha(本名;トレインチャ・オーステルハウス/Trijntje Oosterhuis)」。 1973年生まれの45歳。脂の乗り切ったベテランといっていいでしょう。

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 音楽一家に育ち、10歳の頃から音楽を始め、ジャズ・サックス奏者の「キャンディ・ダルファー/Candy Dulfer」のバンドのボーカルも務めたが、やがて、ポップ・グループ、「トータル・タッチ/Total Touch」を結成、1996年にデビュー、ミリオン・セールスも記録し、着実にキャリアを重ね、4年間程活動したという。しかし彼女は、そのキャリアをあっさりと捨て、元来興味を持っていたソウル、ジャズの世界に進んでいった。

 そして、かってアムステルダムにてステージを共にし、2009年9月に突然亡くなった「マイケル・ジャクソン」の報に大きな衝撃を受け、ギターの達人、「レオナルド・アムエドリスト/Leonardo Amuedo」とともに、彼女の好きなマイケル・ナンバーを歌ったカバー・アルバムが「Never Can Say Goodbye」(2010)をリリース。ほぼ全編、ギターと歌だけで作られていて、自宅のスタジオで録音されたらしいが、そのアコースティックな音に、単なるロックのカバーだけではない彼女自身のマイケルへのリスペクトや世界観が込められている。

 「Human Nature」。「スティーブ・ポカロ/Steve Porcaro」、「ジョン・ベティス/John Bettis」の手になる曲。スーパースターになったため、セキュリティーに囲まれて、自由に外を出歩くことができない。旅先でもホテルから一歩も出られない。「普通の人とふれあい、普通の生活をしたい」。そんなマイケルをイメージして書かれたといわれている。

【 Human Nature 】  by Steve Porcaro / John Bettis

「♪ Looking out across the nighttime  夜の向こう側を眺めると
  The city winks a sleepless eye    街がその眠らない目でウィンクしてくる
  Hear his voice, shake my window   そのざわめきが僕の心の窓を揺らし
  Sweet seducing sighs         あまい誘惑のため息を吹き付ける

  Get me out into the nighttime    僕をあの夜の中に連れ出してくれ
  Four walls won’t hold me tonight   今夜は壁に囲まれていたくない
  If this town is just an apple      もしこの街が林檎だというなら
  Then let me take a bite        一口でいいから味合わせてくれ

  If they say,                もし、どうしてって聞かれたら
  Why, why, tell ‘em that it’s human nature  「彼だって普通の人間さ」と答えて
  Why, why, (does he do me that way)  なぜ神様は僕をこんな風にしてしまったのだろう
  If they say,                 もし、どうしてって聞かれたら
  Why, why, tell ‘em that it’s human nature  「彼だって普通の人間さ」と答えて
  Why, why does he do me that way   なぜ神様は僕をこんな風にしてしまったのだろう

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ

トレインチャ / EMIミュージックジャパン

「Trijntje Oosterhuis(Traincha) – Human Nature」

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