JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

桜に間に合う開通を目指して(2) ~ まだまだ難関が ~

TAGS: None

DSCN2249
DSCN2247a
DSCN2266
 緊張した表情で、チルホールを操作する。木にワイヤで相当なテンションを掛けるため、万が一、弾けでもしたら、事故につながりかねない。慎重にも慎重を重ねて作業する。一番大変だと思われる手前の倒木はどうにか処理したが、その奥にまだ4本ほど倒れているのが見える。手すりも壊れているようだ。今日でここは終えると思ったが、なんのなんの。開通までには、まだまだ難関が ・・・。

 今宵も「森/forest」をテーマにしたピアノ演奏。「上原ひろみ&チック・コリア/Hiromi Uehara & Chick Corea」のデュオ・アルバム、「デュエット/Duet (Chick Corea & Hiromi)」(2008)から、「Old Castle, By the River, In the Middle of a Forest/古城、川のほとり、深い森の中」。2007年9月、「ブルーノート東京」での白熱のライブ・アルバム。

51n7m2LYywL
  
デュエット(初回限定盤)(DVD付)
チック・コリア&上原ひろみ
UNIVERSAL CLASSICS


       
       

「Chick Corea & Hiromi Uehara - Old Castle, By the River, In the Middle of a Forest」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

     

炭、炭、炭

Tags: , ,

DSCN2238
DSCN2214
 第2回目の炭の出来は、ほとんどの窯木が、欠けたり崩れたりせずに出てきて、良炭率90%超という素晴らしい出来栄えであった。そのうちの何本かを切断してみると、なぜ「菊炭」と呼ばれるのかがよくわかる美しい断面が現れる。

 先日、「炭」という漢字の語源を教えていただいた。漢字だからもちろん中国由来であるが、その象形は、「山の崖から掘り出した石炭」という意味だという。またひとつ「炭」に関する知識が増えた。

 炭の材料である「クヌギ(椚、櫟、国木)」育成から始まって、窯木のつくり方、炭の焼き方、炭の利用の仕方 ・・・、すべてが先人の知恵の結晶である。我々のクラブは、いまその先人の知恵を楽しませてもらっているだけである。やはり、この知恵の結晶を将来に伝えていきたいし、いかねばならないと感じる。

 今宵の曲、「セイリング/Sailing」、「ニューヨーク・シティー・セレナーデ/Authur’s Theme (Best That You Can Do)」などのヒット曲で知られている、シンガー・ソングライター、「クリストファー・クロス/Christopher Cross」が歌う「Words of Wisdom(智慧の言葉、名言)」。アルバム、「Another Page」(1983)、「The Very Best of Christopher Cross」(2002)から。

【 Words of Wisdom 】  by Christopher Cross

「♪ I can hear your voice and I have no choice  君の声を聞きたくてたまらない
  ’Cause the pain is too deep inside        それほどこの痛みは深いから
  And the hurt of a love that is lost has no cure  失った愛の傷はもう癒せない
  But the love of another heart         でも、彼女の愛をふたたび
  Your friends try and say it will all get better   取り戻せると友達は気を使って言う
  They say that they know how you feel 彼らは君がどう思っているかを知っていると言うが
  But your heart isn’t sure           君の心に確信が持てない
       ’cause it knows what it heard     だって、無責任に言っていることだから
  All the things that it read in the letter    この手紙に書いてあることがすべて

  All the words of wisdom        どんな知恵の言葉も
  Never seem to ease the pain      この痛みを癒せはしない
  All the words of wisdom sound the same  どんな知恵の言葉も同じように虚しく響く

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」
    

51hys2zvKIL
   
Another Page
クリストファー・クロス/Christopher Cross
Warner Bros / Wea


     
     

「Christopher Cross – Words Of Wisdom」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

     

炭物語最終章は

TAGS: None

DSCN2205
DSCN2207
 年明けから始まった炭焼きがやっと終わった。炭焼き塾の参加者に茶を嗜む方がいて、「窯出し(炭出し)」のあと、感謝の印にと、我々が焼いた菊炭と七輪で、茶釜に入れた湯を沸かし、抹茶を振舞っていただいた。炭窯の脇が野点の場に変わる。窯から取り出したばかりの「バイタ」の炭で炭点前も設え、小さな軸も炭小屋の扉に掛け、華やかさや優雅さは全くないが、心がこもる野点の一服だった。まさに、炭焼きの最終章、10年かけて「クヌギ(櫟、椚、国木)」を育て、2ヶ月かけて、伐採して「窯木」にし、2週間焼いて「菊炭」にする。そして、その炭で湯を沸かし、お茶を頂く。そんな手間暇かけた贅沢な、炭物語、ここに完結である。そして、また新しい炭物語を始めようとしている。

DSCN2199
 そうそう、肝心の炭の出来は、ほとんどの窯木が、欠けたり崩れたりせずに出てきて、良炭率90%超という、素晴らしい出来栄えであった。やっとノウハウを掴めた気もする。そんなこともあって、いや、いただいたお抹茶の美味しかったこと。

b0102572_16495597
 今宵の曲、「Remembering the Start of a Never Ending Story」。ちょっと異色の女性、「ヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」。英国を代表する孤高のヴォーカリストで、ジャズ・ファンからも多くの支持を得ているヴォーカリストで、ピアノの詩人と呼ばれたイギリス人のピアニスト、「ジョン・テイラー/John Taylor」の元妻でもある。

 1941年、ロンドン生まれ。ジャズ・シンガーであり、詩人。40年を超えるキャリアを持ち、その独自の「wordless improvisations」、「声」自体を活かす唱法がよく知られている。16歳の時にロンドンのクラブ、「ロニー・スコッツ/Ronnie Scott’s club」で「ローランド・カーク/Roland Kirk」の演奏に魅了されジャズに興味を持ったという。1960年代からジャズ・ヴォーカリストとして活動をはじめる。自分自身の名義による初アルバム「Edge of Time」を1971年に録音。1970年代後半には当時、夫でもあったピアニストの「ジョン・テイラー/John Taylor」と、トランペット奏者の「ケニー・ウィ―ラ―/Kenny Wheeler」とともに、「アジマス/Azimuth」というグループを結成し、ECMレコードに名作を残している。またソロとしてもECMに「Somewhere Called Home」(1986)等の伝説的名盤を残した。2001年には、「BBCジャズ・アワード・ベスト・ヴォーカリスト賞」を受賞。2013年には最新作、「Dance Without Answer」をECMよりリリースし、話題を集めた。

 「Remembering the Start of a Never Ending Story」。アルバム、「Distances」(2008)から。バス・クラリネットとソプラノ・サックス奏者の「クラウス・ゲーシング/Klaus Gesing」とピアニストの「グラウコ・ヴェニエル/Glauco Venier」とのトリオによるアルバムであるが、この歌唱を、なんと表現したらいいのだろうか。ECM的ボーカルとでも、或いは管楽器のようなボーカルとでも ・・・。アルバムのクレジットの多くには、「VOCAL」ではなく、「VOICE」と書かれているという。

 作詞、「ノーマ・ウィンストン」、作曲は、これまた静寂をあやつる異端のドイツ人ピアニスト 、「ヒューベルト・ナス /Hubert Nuss」。それぞれふたりの演奏を。

 Distances (Ocrd)

 Norma Winstone / Ecm Records

「Remembering The Start Of A Never Ending Story – Norma Winstone」
 
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

SJ0305-34
     
Shimmering Colours of the Stained Glass
ヒューベルト・ナス/HUBERT NUSS
Greenhouse


        
        

「Remembering The Start Of A Never Ending Story – Hubert Nuss」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

      

     

この山で一番早く咲くのは ・・・

Tags: , ,

アセビ
 びっくりするようなポカポカ陽気。この山で一番早く咲くのは、「アセビ(馬酔木)」である。日当たりのいい場所では、もう満開に近い。有毒成分が含まれているので、この木の葉や花は鹿も食べない。奈良公園は「馬酔木」の名所であるが、鹿が食べなかったからだという説を聞いたことがある。

DSCN2176
DSCN2179
 この日は、9日の「窯出し」だけを残してほぼ終えた今年の炭焼き。窯木を伐採した後の散乱した枝などの片付けを行う。この「林床整備」も、陽の光を大地まで当て、葉を早く土に返すための大事な作業。そして、来年の炭焼きに使う薪と今年割った薪の積み替えを行う。2年以上かけ、十分に薪を乾燥させることも炭焼きには大切なこと。作業が終わる頃には、けっこうな汗。

 今宵の曲。「Suddenly It’s Spring」。1944年、「ジミー・ヴァン・ヒューゼン/Jimmy Van Heusen」の手になる古い古いスタンダード。作詞は、「ジョニー・バーク/Johnny Burke」。「急に春へ ・・・」、そんな意味ですね。「ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio」です。アルバムは、「欧州紀行/Recollections」(1989)から。「ゴールデン・イヤリング/Golden Earrings」、「シェルブールの雨傘/Les Parapluies De Cherbourg」、「やさしい雨/The Gentle Rain」、「スウェーデンの城/Chateau En Suede」など、リリシズムに満ち、洗練された演奏で、極上のBGMアルバムの一つ。

41Gnyb03YUL
     
欧州紀行/Recollections
ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio
アルファレコード


         
         

「Suddenly It’s Spring – Kenny Drew Trio」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 アルバムがフルアップされていました。

「Kenny Drew – Recollections (1989)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
     

    

木の表情、いろいろ

Tags: , , , , ,

DSCN2072
DSCN2121
 「クヌギ(椚、櫟、国木)」や「コナラ(小楢)」の高木を切ったら、出てきた模様。虫食い痕もそれはそれでひとつの景色だ。整然と井桁に積み上げられた薪。薪の木口には、割った年度の数字を記入し、我々の炭焼きでは、少なくとも2年以上乾燥させた火力の強い薪しか「窯焚き」に使わないことにしている。この薪が燃やされるのは、早くても2021年ということ。

ゲラの痕
シラカシ
 枯れ木にいくつも空けられた大きな孔。この山にも多く生息する「アオゲラ(緑啄木鳥)」、「アカゲラ (赤啄木鳥)」、「コゲラ(小啄木鳥)」など「キツツキ(啄木鳥)」の仲間の仕業。「キツツキ」は、もともと「ケラツツキ」と呼ばれていたといい、「ケラ=虫」、「ツツキ=啄く(つつく)」ということに由来するという。それにしても見事な穴。

 「シラカシ(白樫、白橿)」の幹に出来ている瘤。木の成長とか樹勢には特に影響はないが、「シラカシ」の特有の病気で「シラカシ樹幹こぶ病」とのこと。原因は不明のようだ。こんな木の表情を見ているだけでも楽しい。

 今宵の曲、「I’ve Grown Accustomed To Her (His) Face」。邦題は、「彼女(彼)の顔に慣れてきた」。ブロードウェイのヒット・ミュージカルで、「オードリー・ヘプバーン/Audrey Hepburn」、「レックス・ハリソン/Rex Harrison」主演、「ジョージ・キューカー/George Cukor」監督で映画化もされた 「マイ・フェア・レディ/My Fair Lady」(1964)の挿入歌、スタンダードになっている曲。たしか、ヒギンズ教授が喧嘩別れしたイライザを思い、「忘れられない、彼女の顔が ・・・」 と歌うシーンだったと思う。

 スタンダードのため、カバーも多く、女性目線で「her face」を「his face」に置き換え歌う女性シンガーも多い。作詞、「アラン・ジェイ・ラーナー/Alan Jay Lerner」、作曲、「フレデリック・ロウ/Frederick Loewe」。

【 I’ve Grown Accustomed To Her (His) Face 】 
               by Alan Jay Lerner, Frederick Loewe

「♪ I’ve grown accustomed to her face    あの娘の顔に慣れてきた
  She almost makes the day begin      彼女とともに一日が始まるといってもいい
  I’ve grown accustomed to the tune      彼女が昼も夜も吹くあの口笛にも
        she whistles night and noon   慣れてきた
  Her smiles, her frowns, her ups and downs 彼女の笑顔しかめ面、機嫌のいい時悪い時
  Are second nature to me now         ごく自然に僕の一部になっている
  Like breathing out and breathing in      まるで呼吸をするように
  I was serenely independent          僕は彼女に会うまでは、自由で平穏だったし
        and content before we met     それに満足していた
  Surely I could always be that way again and yet  きっとその状態にまた戻れるさ
  I’ve grown accustomed to her looks,       でも彼女の姿が忘れられない
           accustomed to her voice      声が忘れられない
  Accustomed to her face              彼女の顔が忘れられない

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 女性シンガー3人。表情、いろいろ。まず「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。 2009年のアルバム、「Quiet Nights」から。

 クワイエット・ナイツ

 ダイアナ・クラール / UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

「Diana Krall – I’ve Grown Accustomed To His Face」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。パートナーの「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」との共同名義のアルバム、「The Lyric」(2006)から。

41J6WvxmzEL
     
Lyric
Jim Tomlinson ,‎ Stacey Kent
O Plus France


         
          

「Jim Tomlinson & Stacey Kent – I’ve Grown Accustomed To His Face」
  
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。「Something Cool」(2002)から。

 Something Cool

 Tierney Sutton/Telarc

「I’ve Grown Accustomed to His Face – Tierney Sutton」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

      

    

邪魔してゴメン

Tags: , , ,

ミヤマカミキリの幼虫
キマワリ?の幼虫2
DSCN2101
 薪を割っていると、木の中から冬眠中の幼虫が出てくることがよくある。一番多いのが、一番上の写真の「ミヤマカミキリ(深山髪切)」の幼虫。

 聞くところによると、食するとクリーミーで大変美味だという。信州生まれの私は、子供の頃、貴重なタンパク源として、佃煮にした「イナゴ(蝗、稲子)」、「カイコ(蚕)」の蛹(さなぎ)、「ザサムシ」、「ハチノコ(蜂の子)」などはよく食したものであるが、「ミヤマカミキリ」の幼虫は、まだ食したことがない。「いまから? ・・・」、ちょっと勇気がいりますね。2番目の写真は、「キマワリ(木廻)」の仲間の幼虫でしょうか? よくわかりません。

オオゴキブリ
 朽木の樹皮の下からよく出てくるのが、美しい黒色の光沢のある殻を持つ大きな「ゴキブリ」。一部の地域では、絶滅危惧種ともなっている「オオゴキブリ」である。家の中にいる「ゴキブリ」と違って、山にある朽木の中で生活をし、朽木の木質部を食べているので、不潔な昆虫では全くなく、その姿は、むしろキレイとさえ言える。

 虫の皆さん、冬眠の邪魔をしてゴメン ・・・。

b0102572_16135255
 今宵の曲は、お題は「Sleep Warm」。ポーランドの音楽家、ジャズ・ピアニスト、映画音楽の作曲家、音楽プロデューサーと多彩な活動を続けている「レシェック・モジジェル/Leszek Mozdzer」。 目ヂカラが尋常じゃありませんね。

 1971年、ポーランドのグダニスク生まれ。両親のすすめで5歳の時にピアノを始め、1996年グダニスク音楽アカデミーを卒業。これまで「クシシュトフ・コメダ」賞(1992年)、ポーランド外務大臣賞(2007年)などを受賞。 これまでに多くの音楽作品に参加しており、コラボレーションしたアーティストは、「パット・メセニー/Pat Metheny」、「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」など多数に及ぶ。

 その「レシェック・モジジェル」が演奏するのが、同じポーランド出身のジャズ・ピアニストで作曲家の「クリシュトフ・コメダ/Krzysztof Komeda」(1931年 – 1969年)の作品。東欧諸国やポーランドにおけるジャズの革新に最大の貢献をしたイノベーターであり、リーダーであり、斬新なセンスに満ちたピアニストが「コメダ」。そして、「コメダ」は、「ロマン・ポランスキー/Roman Polanski」監督の「水の中のナイフ/原題:Nóż w wodzie/Knife in the Water」(1962)や「ローズマリーの赤ちゃん/原題:Rosemary’s Baby」(1968)、また「アンジェイ・ワイダ/Andrzej Wajda」監督の「夜の終わりに/Niewinni czarodzieje」(1960)などの映画音楽を手掛けている。

 濁りの無いピュアな音の連なりが、陰翳のある東欧の風土を想起させ、「コメダ」の残した音楽的遺産がぎっしりと詰まっているアルバム、「Komeda」(2011)から、映画「ローズマリーの赤ちゃん」でも使われた曲、「Sleep safe and warm」。その鮮烈さが際立つ。 

 Komeda

 Leszek Mozdzer / Act Music + Vision

「Leszek Możdżer – Sleep Safe and Warm (Krzysztof Komeda) 」
 
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 2曲目は、「Sleep Warm」。「ステイシーケント/Stacey Kent」。初期のアルバム、「 Close Your Eyes」(1997)から。

【 Sleep Warm 】  by Alan & Marilyn Bergman / Lews Spence

「♪ Sleep warm, sleep tight    暖かくしてお眠り しっかりとね
  When you turn off the light    明りを消して
  Sleep warm, sleep well, my love  暖かくしてお眠り ぐっすりとね 
  Put your head on the pillow    幸せの枕とよばれる枕に
  What a lucky pillow         頭を横たえてね
  Close to you            目を閉じて
  So close to you all night       ぐっすりと眠るのよ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・  ♪」

無題
     
Close Your Eyes
ステイシー・ケント/Stacey Kent
Candid Records


      
      

「Stacey Kent – Sleep Warm」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

     

一面の銀世界、その中で炭焼きを楽しむ

Tags: , ,

DSCN2002
DSCN2005
 「窯焚き」の日。朝起きると雪が積もっている。この日は8時間ほど巻を焚いて窯の温度を上げ、釜木が自分で熱分解を始め出す温度にまであげる作業の日。朝食もそこそこに、車を走らせて、公園まで。スタッドレス・タイヤに履き替えているので、雪道でも心配はないが、今季初めての積雪とあって、幸いなことに道路には、積もっていない。公園まで上がると、そこは一面の銀世界。風景を楽しむゆとりもなく、早速、火を熾し、「窯焚き」を始める。

DSCN2014
ソヨゴの炭
DSCN2036
 すこし時間をずらし、集まってきた一般の参加者には、雪の中ではあるが、公園里山ツアー、そこで採集した松ぼっくりや枝などで「飾り炭」を作ってもらう。原理は炭焼きと同じ。缶に材料を入れ、火の中に放り込んで蒸し焼きにする。写真は、「ソヨゴ(戦、冬青)」の枝を炭にしたもの。

 薪割り機での薪割りなども楽しんでもらった雪の一日。

 今宵のピアノ曲。クラシックから、フランスの作曲家、「ドビュッシー/Claude Debussy」が1909年から1910年にかけて作曲した「prelude for piano」の6曲の一つ、「Des pas sur la neige(雪の上の足跡)」。これをジャズ・アレンジした、「リッチー・バイラーク/Richie Beirach」の演奏がお気にいり。得意とするクラシックの名曲を素材ににしたスウィンギーでロマンティックな演奏を収録したアルバム、「No Borders (哀歌)」(2002)から。

51iQjopR+3L
     
哀歌
リッチー・バイラーク・トリオ
ヴィーナス・レコード


       
       

 残念ながら、アップされていないので、「ダニエル・バーレンボイム/Daniel Barenboim」の演奏で。


「Daniel Barenboim: Debussy – Des pas sur la neige」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、バイラークのさわりを聴きたい方はコチラ

     

     

雪の中、なんとか「窯入れ」を終える

Tags: , ,

DSCN1986
DSCN1989
DSCN1997
 午前中、第1回目の炭焼き体験塾の「窯出し」を終え、すぐに第2回目のグループの「窯入れ」を始める。第2回目のグループは家族での参加が多く、子供たちも、寒さの中を一生懸命にお手伝い。昼からは天気予報通り雪が降ってきたが、なんとか「窯入れ」を終え、つぎの日の「窯焚き」を待つ。

 今宵の曲、「Out in the Cold」。「キャロル・キング/Carole King」です。直訳すると、「寒さの中に放り出されて」というような意味でしょうが、「冷たくされて、無視されて、忘れられて、のけ者にされて」という慣用句。名盤、「つづれ織り(タペストリー)/Tapestry」(1971)に収録。

【 Out in the Cold 】  by Carole King 

「♪ I only wanted to play         祈ることしかできなかった
  I thought what he didn’t know      これぽっちも私が彼を傷つけようなんて
       wouldn’t hurt him anyway    思ってもみなかったに気付いて欲しいと
  But he found out            でも、彼は見つけてしまった
    and someone else gave him her hand to hold 彼に手を差し伸べてくれる他の人に
  And suddenly I find myself out in the cold  そして、突然、冷たくされてしまった

  He trusted me all the time        彼はいつでも私を信じてくれた
  I thought I could see another man      ほかの男に目移りした時も
        and he would still be mine     彼はいつも私だけを見てくれた
  Well yesterday I had a good thing      そう、私は昨日まではゴールドより
          worth more than gold     価値のあるものを持っていたのだ
  Today he’s got a truer love         でも今、彼は真実の愛を見つけ
           and I’m out in the cold    私は寂しく一人ぼっち

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 TAPESTRY

 CAROLE KING / EPIC

「Carole King – Out In The Cold」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
     

      

待つ

Tags: , , ,

DSCN1964
 16日に「くどさし」を終えた炭窯は、今、完全に空気を遮断され、徐々に温度を冷ましながら、26日に行う「窯出し」の時を待っている。どんな炭が焼けたかは、天のみぞ知る。この日は、第2回目の炭焼きの準備。

サザンカ
サザンカ2
スタジイ
カキ
 いま公園を彩っているのは、「サザンカ(山茶花)」。春の花ではなく、春を待つ冬の花。そして、「スタジイ」、「シラカシ(白樫)」など常緑樹の葉の明るい緑。ちょっと寂しげであるが、「カキ(柿)」の実も ・・・。もう一息、春が来るまでの景色。

 さて今宵の曲、JAZZYな日本人アーティストをピックアップ。まず、「今井美樹」のアルバム「I Love A Piano」(2008)から、「春の日」。彼女が、「小曽根真」、「武部聡志」、「大野雄二」、「塩谷哲」など7人のジャズ・ピアニストとの共演したアルバムである。「今井美樹」の透明感のあるピュアな声が、ピアノとよくマッチして新たな彼女の魅力を引き出している。「春の日」は、「武部聡志」とコラボ。

【 春の日 】  作詞:今井美樹 作曲:MAYUMI

「♪ 風に揺れている 花びらが泣いているの
  まるでハラハラと 涙こぼれてるみたい

  春風に乗って ここから離れていった
  あなた見送った 私みたいだった

  別れは新しい 道の扉だと
  頷いてみるけど 涙こぼれ落ちてくるの

  過ぎてゆく春を 見つめてる空を見上げ
  離れてもそばに あなたがいるようで

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

71nhJmBpr-L__SS500_
        
I Love a Piano
今井美樹
EMI Music Japan Inc.


       
       

 例によって、オリジナルがアップされていませんが、ほぼ完璧にコピー?されているカバーがアップされているのを見つけましたので、そちらをアップしておきます。

「春の日 – 今井美樹」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

bebe-A
 続いては、「春へつづく道」。最近は全く消息を聞かないが、2003年、艶やかな着物姿でデビューし、独自の世界を打ち立て注目された異色のジャズ・シンガーがいた。「Bebe(ベベ)」。彼女の2ndアルバムは、「東京の休日」(2004)。彼女の日本語詞による1950年、60年代のシネマ音楽のカヴァー集である。モンローの「お熱いのがお好き/原題:Some Like It Hot」(1959)の「I Wanna Be Loved By You」が「ラズベリー・ランデヴー」に、「いそしぎ/原題:The Sandpiper」(1965)の主題歌、「The Shadow of Your Smile」が「春へつづく道」に、そして、「太陽がいっぱい/原題:Plein soleil」(1965)が「緋色(あかいろ)の家」に、「グレン・ミラー物語/原題:The Glenn Miller Story」(1954)の「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」が、「待つ宵」にといった具合。「元々の歌詞がベストにきまっているので、意訳してもいいものはできないから、自分の感じるまま、あらたに作詞した」という。原曲の歌詞の内容とはまったく違うが、彼女のレトロな世界が展開される。そして、平成も終わる。

【 春へつづく道(The Shadow of Your Smile) 】  by Bebe Jonny Mandel

「♪ 終わりのない この道
   あなただけを求めて
   春風はどこなの?
   道しるべの木立
   
   答えのない この道
   記憶の海 泳げば
   コートの襟を なおしてあげた
   冷たい肌に キスの雨

   心と心 紡いだ日々は
   夢ではないと言って欲しい   ♪」

419J0ZE8KXL
    
東京の休日
Bebe
ユニバーサル ミュージック クラシック


       
       

 アップがありませんので、興味のある方は以下のサイトでさわりを。

「東京の休日:試聴」
   

   

浅葱色の煙を確認して「くどさし」を終える

Tags: , , , ,

DSCN1935
 炭窯の排煙口からたなびく浅葱(あさぎ)色の煙。この煙が出てくると、窯の中の窯木がほぼ炭化したサイン。このあとは、「練らし」といって、残りの水蒸気や含有物を一気に燃焼させ、その後、窯を完全に封鎖する「くどさし」という作業に入る。10日間ほど経って、窯が完全に冷えるのを待って、炭を取り出す作業を残すだけ。午前中にこの作業を終える。あとは、炭の出来具合は天に任すのみ。

bb324558f3dc4e4dc64f21eee1367b54
 さて、今宵の歌、冬になるといつも聴きたくなる曲、「Winter Green And Summer Blue」。

 わが高校の先輩の「降旗 康男」監督、そして亡き「高倉健」主演の映画、「夜叉」(1985)のエンディング・タイトルに用いられ、また全編を通じて通奏低音のように流れていた主題歌である。歌い手は、残念なことに、昨年末、12月13日に81歳での死去が報じられた、「ナンシー・ウィルソン/Nancy Wilson」。作詞は、「奈良橋陽子」、作曲は、「ゴダイゴ」の「タケカワユキヒデ 」。そして、ハモニカは、ジャズ・ハモニカでソロ楽器としての一時代を築いた名手、「トゥーツ・シールマンス/Toots Thielemans」。

 【 Winter Green and Summer Blue 】  作詞:奈良橋陽子 作曲:タケカワユキヒデ

「♪ Winter green and summer blue  冬はグリーンに、夏はブルーに
   Lavender spring turn       春のラベンダー色は
   To autumn hues          やがて秋の色へと変ってしまう

   Things have a way         すべてのものは
   Of changing colours         いつかは色が変わるのだ
   Seems my time is up with you   あなたと過ごす私の時がいつかは終わるように

   You showed me            あなたは教えてくれた
   A lifetime of seasons          季節にも寿命があるということを
   Was it years or weeks or a day ?   それは数年、数週間、たった一日かもしれない
   It wasn’t just a dream we shared    でも二人がともに見た夢はきっと違う
   But seasons that change yet stay    移ろうはずの季節はいまだ変わらず  
   You let me know love is the same    あなたへの愛も移ろわないと

   ・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

94274
  「ナンシー・ウィルソン」。1937年生まれ、オハイオ州出身の女性ジャズ&ブルース歌手。70枚以上のアルバムをリリースし、3度のグラミー賞を受賞した大ベテラン。生前最後のアルバムは、グラミー賞「最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞」を受賞した、2006年のアルバム、「Turned to Blue」となった。

 「Winter Green and Summer Blue」は、アルバム、「Keep You Satisfied」(1989)に収録されている。 

 合掌 ・・・・・。
    
    

61wl42IkPiL__SL160_
      

 Keep You Satisfied / Forbidden Lover (from UK)

 Nancy Wilson / SOULMUSIC RECORDS

      
       

    
「Nancy Wilson ‎- Winter Green And Summer Blue」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

    



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.