JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

エドヒガン・ロスを感じる暇もなく ・・・

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ハナカイドウ
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 遊びの山のハイライト、「エドヒガン(江戸彼岸)」が終わった。しかし、「エドヒガン・ロス」を感じる暇もなく、つぎつぎと花が咲く。
 まずは「ハナカイドウ(花海棠)」。バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木。別名は「カイドウ(海棠)」、「スイシカイドウ(垂絲海棠)」、「ナンキンカイドウ(南京海棠)」といろいろな名を持つが、よく桜と間違えられ、この時期に淡紅色の花を咲かせる。

ザイフリボク
ザイフリボク2

 「ザイフリボク(采振り木)」。ちょっと珍しい名前を持つ、バラ科の植物で、別名「シデザクラ(四手桜)」。葉の展開と同時に白い花を咲かせるが、花弁は細長く、采配の様であるとの意味から、「采振り木」の名前が付いたという。「シデ(四手)」、「紙垂」ともいい、注連縄(しめなわ)や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らす、白い和紙を切って折ったもの。「シデコブシ(四手辛夷)」も同じ意味で使われている。

ヤマザクラ2

 今が盛りの「ヤマザクラ(山桜)」。「エドヒガン(江戸彼岸)」とはまた違った風情を楽しめる。

ガマズミ

 秋に真っ赤な実をつける、「ガマズミ(莢蒾)」も咲いている。疲労回復の薬として、東北地方の狩人たちの間では古くから大切に扱われてきたそうだが、我々の仲間は、ジャムにするという。

コバノミツバツツジ
ヤマツツジ

 「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」、「ヤマツツジ(山躑躅)」も見頃を迎えた。

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 こんないい天気の日です。今宵は、可憐で心癒される歌声と、洗練されたルックスで魅力溢れる、カナダ出身の実力派女性シンガー、「エミリー・クレア・バーロウ/Emilie-Claire Barlow」。歌は、「サンシャイン・スーパーマン/Sunshine Superman」。アルバムは、「The Beat Goes On」(2010)から。オリジナルは、スコットランド出身のミュージシャン、「ドノヴァン/Donovan」。

 「エミリー・クレア・バーロウ」。1976年、カナダのトロント生まれ。7歳の頃からテレビやラジオで歌い始め、カナダ版TVアニメ「セーラームーン」の吹き替えで声優としても人気の彼女は多才で、ピアノ、ヴァイオリン、クラリネット等も習得、アレンジャー、プロデューサーもこなす。1998年に、アルバム「Sings」でソロ・デビュー。現在までに、スタジオ・アルバム10枚とライブ・アルバム1枚をリリースしている。影響を受けたミュージシャンとして、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「トニー・ベネット/Tony Bennett」、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」をあげている。

【 Sunshine Superman 】   by Donovan

「♪ Sunshine came softly           窓ガラスを通して
       through my a-window today    優しく暖かい陽射しが差し込んでくる  
  Could’ve tripped out easy          トリップすることは簡単かも知れないが
       a-but I’ve a-changed my ways  そう簡単に生き方は変えられない
  It’ll take time, I know it but in a while    時間がかかるのよ、少しの間ね
  You’re gonna be mine,           あなたが私のものになりたがっていることって
       I know it, we’ll do it in style    きっと一時の流行りみたいなものよ
  ‘Cause I made my mind up         だって、あなたが私を思っていると
       you’re going to be mine       自分の気持ちをごまかしていたから
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Beat Goes on

Emilie-Claire Barlow / Ais

「Emilie-Claire Barlow – Sunshine Superman」

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 同じアルバムから、もう一曲。「ソニー・ボノ/Sonny Bono」の「The Beat Goes On」と、「クイシージョーンズ/Quincy Jones」の「Soul Bossa Nova」を巧みにミックス、アレンジ。

「Emilie Claire Barlow - The beat goes on/soul bossa nova」

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10年先も山作業ができる体力があることを信じて、桜の下でクヌギを植える

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 11月、12月は炭材となる「クヌギ(椚、櫟)」の伐採と窯木づくり。年が明けて1月、2月は炭焼き本番。3月は、「エドヒガン(江戸彼岸)」桜の群生林の周辺整備と山作業を行ってきた。さて、春、4月はクヌギ苗の植樹を行う。

 原因は、鹿の食害である。これからの時期、伐採した「クヌギ」の株から新しい芽が出、枝が育ってくるはずが、その柔らい芽を鹿が大好物で、みんな食べてしまうのである。「クヌギ」は萌芽力が極めて旺盛であるが、新しい芽が出るたびに食べられてしまう。そうなると、さしもの「クヌギ」も萌芽力が失われ、朽ちていってしまう。数年前からそんな危機的状況が続いている。

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 このままでは、炭焼きができなくなってしまう。そんな思いから、昨年から住友ゴム㈱さんのCSR活動プロジェクトの一環として、クヌギの苗をいただき、植樹を始めた。もちろんただ植えただけでは、今までと同じように鹿に食べられてしまうので、一本一本にツリー・シェルターという保護カバーを被せている。これが、効果があったため、今年も100本のクヌギを植えた。

 これらの苗が、炭材に適当な太さに育つのに10年以上必要である。まだ山での活動や炭焼きが続けられているかどうか分からないが、体力が続く限り見届けたいと思う。そしてこの山のクヌギ林と炭焼き技術を、後輩や後世に引き継いでいかなくてはならない。

 植樹を行った再生林の斜面には、日当たりのよい道端や草原、森林、薮、里山の土手など、日本全土のさまざまな場所で、もっとも普通に見られるという「タチツボスミレ(立坪菫)」がいっぱいに咲いている。

タチツボスミレ

 これから、10年、15年と育って、輪伐のサイクルが再び戻ってほしいと願いを込めて、今宵の曲は、「サンライズ・サンセット/Sunrise Sunset」。この歌は、日本でも「森繁久彌」や「西田敏行」の舞台で知られるブロードウェイの大ヒット・ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き(原題;Fiddler on the Roof)」の中で、最も有名な美しい歌である。

【 Sunrise ,Sunset from the musical Fiddler on the Roof 】
                 作詞;Jerry Bock 作曲;Sheldon Harnick

「♪ Is this the little girl I carried?  この女の子は、昔私がよく抱っこしたあの女の子なの?
  Is this the little boy at play?   この男の子は、昔私がよく遊んであげたぼうやなの?
  I don’t remember growing older,  いつの間にこんなに育ったの
  When did they?            思い出せないわ

  When did she get to be a beauty?  いつこんなに美しい娘に成長したの
  When did he grow to be so tall?   いつこんなに大きな青年に成長したの
  Wasn’t it yesterday when they were small? 昔あんなに幼かったなんて嘘みたい

  Sunrise sunset, sunrise, sunset,  日が昇り、日が沈み、そしてまた日が昇り、日が沈む
  Swiftly flow the days,       そうやって一日があっという間に流れ去る
  Seedlings turn overnight to sunflowers, 一粒の種が一夜にしてひまわりに成長し
  Blossoming even as they gaze…     美しい花を開く

  Sunrise sunset, sunrise, sunset!  日が昇り、日が沈み、そしてまた日が昇り、日が沈む
  Swiftly fly the years,        そうやって一年もあっという間に過ぎてゆく
  One season following another,   次々と季節は変わってゆく
  Laden with happiness and tears…  幸せと涙をはこんで ・・・・・・・・ ♪」

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 「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」の歌う「サンライズ、サンセット/Sunrise Sunset」を初めて聴いたのは、仙台の学生時代よく通っていたB軒であった。それまで聴いていた、ポピュラー色の強い、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「アンディ・ウイリアムス/Andy Williams」、「ペリー・コモ/Perry Como」たちとは一味違って、初めて聴く本格的男性Jazzボーカルであった。「ビロードの歌声」と称される彼の声、とりわけ、この「サンライズ・サンセット」の歌には魅了された。

 収録されているアルバムは、「ザ・ヴォイス・ザット・イズ/Voice That Is」(「Unforgettable」にも)。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のヒット曲「ワルツ・フォー・デビー/Waltz for Debby」などとともに収録されている絶頂期のハートマンの傑作アルバムで、いつ聴いても飽きることがない。そのアルバムの最後の曲で、ギターとマリンバの伴奏とともに感情を抑えながら歌われ、ゆっくりと感動的な余韻を残して終わる。

Voice That Is

Johnny Hartman / Grp Records

Unforgettable

Johnny Hartman / Grp Records

「Johnny Hartman – Sunrise, Sunset」

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山の桜、天空のステージで一気に競演へ

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 ここ2日間ほどの暖かさで、いつもなら1週間ほど時間差のある山の桜の開花が、一気に始まった。まず、私は「天空のソナタ」と呼んでいる「エドヒガン(江戸彼岸)」から。管理事務所の裏手、日当たりのいい斜面に群生している市天然記念物が濃いピンク色に染まりだした。あと数日すれば見頃、満開の花が天空を彩る。3月に入ってから、ずっと周辺整備をしてきたもうひとつの天然記念物、谷間の群生地の「エドヒガン」もやっと咲き出した。しかし、樹径65cm超の「さくらひとくら」も、樹高31mを超えるこの地域で最も高い「エドヒガン」もまだまだこれからである。しかし、整備の甲斐あって、散策路からの見通しがすっかりよくなった。2011年に私が植樹した「エドヒガン」もすっかり成長して開花。いや嬉しい。

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ヤマザクラ

 そして、いつもは開花に時間差のある「オオシマザクラ(大島桜)」、「ヤマザクラ(山桜)」も競演のステージへと。いや来週が楽しみである。

 さて、「エドヒガン」の定番です。「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/The European Jazz Trio」のクラシック音楽で構成されたアルバム、「天空のソナタ/Sonata」から、「スカルラッティ/D. Scarlatti」の「天空のソナタ/Sonata D minor K 9」。

天空のソナタ

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / エム アンド アイ カンパニー

「European Jazz Trio - D. Scarlatti : Sonata D minor K 9」

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暖かい日差しが待ち遠しい

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 午後からは雨の予報の中、本日の山遊びは、公園で活動するほかのクラブのイベントのお手伝い。久しぶりのペットボトル・ロケットづくりとその打ち上げ。なかなか100m近く飛ぶロケットの打ち上げをできるような場所がないので、人気のイベントである。午前中は雲間から時折日差しが洩れてくるが、雲も次第に厚くなり、やはりまだ寒い。しかし子供たちは元気いっぱい。親御さんたちの手助けも借りて作ったロケット。その打ち上げの迫力と飛距離に大きな歓声が上がる。

オオシマザクラ

 園内を散策してみると、「エドヒガン(江戸彼岸)」、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」についでこの公園で咲く「オオシマザクラ(大島桜)のつぼみも大きくふらんできた。桜餅に使われる葉は、桜の葉では最も大きいと言われるこの桜の葉である。暖かい日差しと桜が待ち遠しい。

 今宵の曲は、ずばり「グッド・デイ・サンシャイン/Good Day Sunshine」。言わずと知れた「ビートルズ/The Beatles」の曲で、1966年に発表されたアルバム「リボルバー/Revolver」に収録された曲。わたしはJAZZアレンジされた「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」のビートルズ・オマージュ・アルバム、「Let It Be… Jazz」のバージョンが好きであるが、YOUTUBEにアップされていないので、ご本尊のオリジナル、「グッド・デイ・サンシャイン」を聴いてみましょうか。

【 Good day sunshine 】

「♪ Good day sunshine,    いい天気だね
   Good day sunshine    いい天気だね
   Good day sunshine    ほんと、いい天気

   I need to laugh      笑い出したくなるよね
     and when the sun is out    お天道さんが出てくると
   I’ve got something I can laugh about   何かいい感じで笑いたくなるのさ
   I feel good in a special way      特別に心弾むって感じでね
   I’m in love and it’s a sunny day    だって恋をしているし、今日はいい天気
   ・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Let It Be Jazz-Connie Evingson Sings the Beatles

Connie Evingson / CD Baby

リボルバー

ザ・ビートルズ / EMIミュージック・ジャパン

「The Beatles - Good Day Sunshine」

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梅は咲いたか、桜はまだかいな ~

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 昨日とは一転、寒さが逆戻り。今日の山作業は先週に引き続き、「アラカシ(粗樫)」、「ヒサカキ(非榊)」、「ソヨゴ(冬青)」などの常緑広葉樹を伐採し、「エドヒガン(江戸彼岸)」の群生林の周辺整備。写真のように、すっかり見通しが良くなった。

 そして、里に1月ほど遅れて、山にも梅が ・・・。

 「♪ 梅は咲いたか、桜はまだかいな~ ♪」なんてね。

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 さて、今宵のピアノ。1981年イスラエル、テルアビブ生まれ、現在はフランス在住のピアニスト、「ヤロン・ヘルマン/Yaron Herman」のデビュー・アルバム、「Piano Solo Variations」 (2006)。邦題は「ヤロン・ヘルマン・デビュー」。このCDを引っ張り出すのはずいぶんと久しぶり。梅の花に誘われて、Blossomを聴きたくなった・・・とでもしておきましょう。

 「ヤロン・ヘルマン」。ピアノを始めたのはかなり遅く、16歳だったという。それまではスポーツ少年だった彼は怪我をしたことが、ピアノを学ぶきっかけだった。ところが、あっという間に頭角を現し、2年後には賞を取るほどに。ボストンのバークリー音楽院で学んだあと、パリを活動拠点と定め、演奏活動をはじめたという。2006年、25歳で本作のピアノ・ソロでデビュー。

 「Variations(変奏)」というタイトルですが、例えば、冒頭の曲は、ガーシュインの名作「Summertime」ですが、その後いずれもヘルマンのオリジナルですが、「var.1」として「Blossom」、「var.2」として「Facing Him」、「var.3」として「Jerusalem Of Gold」が続くという趣向になっている。すなわち、「Blossom」、「Facing Him」は、「Summertime」をモチーフに使った変奏曲としてのオリジナル曲と見ることができ、またそのモチーフが随所に出てくるので、3曲が一体となった組曲といえるでしょう。その意味で、JAZZ的なアプローチと言えなくもない。時折、かすかに「キース・ジャレット/Keith Jarrett」ばりの唸り声が入るが、キースほど耳障りではない。

ヤロン・ヘルマン・デビュー

ヤロン・ヘルマン / ビデオアーツ・ミュージック

 主題「Summertime」と「var.1/Blossom」と「var.2/Facing Him」を続けて ・・・。

「Summertime – Blossom (var.1) – Yaron Herman」

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「Yaron Herman – Variations – Facing Him (Var. 2) 」

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 同じアルバムから、「スティング/Sting」のヒット曲、「フラジャイル/Fragile」。パーカッションを加えての、ファンキーな演奏。

「Yaron Herman – 【Piano Solo Variations】 – Fragile」

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山も春を迎える準備に

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 (上段は開花を待つ今年のエドヒガン、下段は昨年のエドヒガンの写真)

 私が所属している森林ボランティア団体の活動フィールド、「兵庫県立一庫公園」には、兵庫県版レッドリストBランクに指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」桜が、60数本自生している。そのうちの2個体群28本が、川西市の天然記念物に指定されている。最も樹高の高い桜は、樹高31m、最も太いものは、直径が65cmを超え、「さくらひとくら」との愛称がついている。そんな「エドヒガン」桜が、例年通りの開花時期ならば、この月末には、「ソメイヨシノ(染井吉野)」より1週間ほど早く、開花を迎える。

 そんなことで、今日の山作業は、春を迎える準備。朝方は小雨だった雨も上がり、薄日が差し込む中で、「エドヒガン」群生地の周辺整備。「アラカシ(粗樫)」、「ヒサカキ(非榊)」、「アセビ(馬酔木)」などの常緑広葉樹を伐採して、エドヒガンを見えやすく際立たてることを目的とする作業である。開花時期までの何回かの作業をすれば、迎える準備はすっかりと整うはずである。

 さて、3月の歌と言えば、「三月の水/Águas De Marco/Waters Of March」くらいしか思い浮かばない。不確かな記憶ですが、戦前に「3月生まれは浮気者」というタイトルの洋楽(?)があったらしいが、放送禁止になったという。理由は当時の昭和天皇の皇后(長子様)が、3月生まれであったとか。ちなみに私も3月生まれですが ・・・。今宵も続けます「三月の水」。

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 ボサノバ創生期、「エリス・レジーナ/」と並んで、学生たちの間でミューズ、女神と呼ばれたのは、「ナラ・レオン/Nara Leão (1942年1月19日 – 1989年6月7日)」である。ナラは軍部に徹底的に目をつけられ、結局、1968年ナラは「カエターノ・ヴェローゾ」、「ジルベルト・ジル」等と同様パリに亡命し、ボサノバと決別した。しかし、自身の出自と向き合い、ボサノバとの和解を決意し、1971年、堰を切ったように全編ボサノバのアルバム「Dezanos Depois(美しきボサノバのミューズ)」を録音するが、47歳の若さで夭折してしまった。

 シンプルなギターの伴奏で、ボサノバの定番をうたう。陰影に富んだ、深みのある歌唱。その歌声はいま聴いても瑞々しさを失わず、心に染みる。「ナラ・レオン」の歌う「三月の水」。アルバム、「イパネマの娘/Garota De Ipanema」から。

Garota De Ipanema

Nara Leao / Universal Brazil

「NARA LEÃO – ÁGUAS DE MARÇO」

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 「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli」のアルバム・タイトルは、ずばり「ボサ・ノヴァ/Bossa Nova」(2007)から。イケメンで人気ジャズ・ヴォーカリスト&ギタリストの全編ボサ・ノバ・アルバム。本作では本業のギターは控えめ、あくまでも歌で勝負している。名人「ドン・セベスキー/Don Sebesky」のアレンジも素晴らしい。

ボサ・ノヴァ

ジョン・ピザレリ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「John Pizzarelli – Águas De Marco」

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失敗の本質は ・・・

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 2012年に新たに森林ボランティアのグループを立ち上げ、炭焼きを引き継いでから、5年目の炭焼きを終えた。それ以前の炭焼きはといえば、ノウハウを知っている長老格の采配に従って、作業をするだけで、炭焼きの奥深いところや、詳細なノウハウなどはほとんど教えてもらえなかった。

 新しいクラブを立ち上げてからは、「炭焼き技術の伝承」という目標を掲げるなら、そんなやり方を改めようと、「より美しい菊炭をめざす」、「科学的なアプローチで」、「全員参加でノウハウ共有」を方針としてやってきた結果、昨年は、今までの私の炭焼体験では最高レベルとも言える菊炭が焼けた。しかし、「今年も!」と意気込んで焼いた炭は、失敗とまでは言えないが、昨年の品質に比べたら大幅に品質ダウンを認めざるを得ない結果であった。

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 しかし、今回のこの結果の反省から得られるものも、相当大きかったと実は思っている。そのひとつは、かって先達に教えてもらった常識、定説を疑ってみたことである。ただひたすら薪を焚くだけと、いままであまり目を向けて来なかった「窯焚き」の有り様が、結果として炭の出来栄えに大きく影響するということがわかったこと。焼き急ぎをしないよう、むしろ温度上昇を抑え、時間をかけてじっくりと焼くことなど、目からウロコが落ちたように、新たな知見も得られた。来年に向けての新たな目標や確かめたい課題が設定でき、もう来年の炭焼きが待ち遠しくてならないのだ。

 素人がプロの炭焼き師に少しでも近づくためには、データを収集し、それを分析・活用することが、よりよき菊炭づくりにつながると思ってやってきたが、その方向は間違っていなかったと思う。そして、失敗は、成功するためへの必然であり、いつまで続けられるかわからないが、失敗は私の炭焼きへの挑戦や、森林ボランティアへ駆り立てる原動力となっている。とはいえ、年に2回しかできない炭焼き。できるだけ失敗はしたくないのが本音ではあるが ・・・。

Dianne-Reeves-Hair-Up

 今宵の春の歌。「There’ll Be Another Spring」。「待っていればもう一度春がやってくる」という傷心を自ら慰める女心を歌った古いスタンダード。歌姫は、「ダイアン・リーヴス/Dianne Reeves」。ちょっと地味な歌手ですが、アルバムで4度のグラミー賞を獲得、ベスト・ジャズボーカル賞も受賞、卓越した歌唱力に恵まれたシンガーで、私のご贔屓のひとり。

 この歌は、近年、「ダイアン・リーヴス」が、音楽を担当し、自らもクラブ歌手役として登場した、「ジョージ・クルーニー/George Clooney」監督・主演の映画、「グッドナイト&グッドラック/原題:Good Night, And Good Luck」(2005)の挿入歌としても使われた歌。作詞・作曲は、あの「ペギー・リー/Peggy Lee」と、「ヒュービー・ホィーラー/Hubie Wheeler」で、1959年の作品。たしか「ダイアナクラール/Diana Krall」も、アルバム、「Love Scenes」の中で歌っていました。

 映画の舞台は、1950年代アメリカ。「ジョセフ・マッカーシー/Joseph Raymond “Joe” McCarthy」上院議員による「赤狩り」が、数千人に及ぶ国民から職を奪い、恐怖がアメリカ全土を覆っていた。報復を恐れるマスコミが批判を控える中、議員の真の姿を報じ、アメリカに自由を取り戻したのは、一人のニュース・キャスターで、「テレビ・ジャーナリズムの父」と今も讃えられている、「エド・マロー/Edward R. Murrow」。彼と共に闘った記者たちの実話基づく物語である。タイトルの「Good Night, And Good Luck」は、番組を締めくくるのにマローが毎回使っていた言葉だという。

 この映画が製作されたのは、9.11テロ後の2005年、アメリカがテロによって右傾化してゆくブッシュ政権時代。そしてまさかのトランプ政権誕生後、人種差別的傾向や、言論封鎖、政権とマスコミとの敵対が強まっているアメリカの今、この国に再び「エド・マロー」は現れるのであろうか。そして、このような映画をつくる映画人も ・・・。そして、我が国はとも ・・・。もう一度、この映画を観てみたいと率直に思う。

グッドナイト&グッドラック 通常版 [DVD]

東北新社

【映画「グッドナイト&グッドラック」(05 米/06 日本公開) 予告編】

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 さて、話を元に戻して、「ダイアン・リーヴス」。 1956年ミシガン州デトロイト生まれのジャズ歌手。ダイアンの家族は音楽一家で、父親は歌手、母親は、トランペット奏者だったという。子供時代、ダイアンはピアノのレッスンを受け、あらゆる機会に歌を歌った。11歳のとき、音楽が生徒を最善の道へ導くと教えている教師によってインスパイアされ、彼女の音楽への関心はより高まったという。

 やがて歌手を志した彼女に、叔父は、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」から「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」まで、ジャズ・シンガーを彼女に教えた。ダイアンは、特に「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」に感銘を受け、デンバー大学で音楽を学び始めた。その後、歌手としての道を歩み始め、現在に至っている。

【 There’ll Be Another Spring 】 by Peggy Lee /Hubie Wheeler

「♪ Don’t cry, there’ll be another spring  泣かないわ、きっとまた春は来るから
   I know our hearts will dance again  わかっているの、二人の心はもう一度弾み、歌う
   And sing again, so wait for me till then だからその日まで待ちましょう

   Be glad the bird is on the wing    喜びましょう、鳥が羽ばたき
   Another time to love         いつか再び愛しあい、共に笑える日が来ることを
   And laugh with me, just wait and see  その日がくるまで見守って待ちましょう

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 映画のサントラ盤から、「There’ll Be Another Spring」。

Good Night, and Good Luck.

Concord Records

「Dianne Reeves – There’ll Be Another Spring」

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気分はもう「サクラサク」

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 春一番、春二番 ・・・が吹き荒れた。今日の山遊びは、ナラ枯れや松枯れにより枯死した「コナラ(小楢)」や松が、散策路に倒れたり、枝折れしていないかをチェックする。やはり結構な強風だったため、一抱えもあるナラ枯れした「コナラ」の大木の周辺には、折れた大きな枝が散策路に散乱している。枝に引っかかって宙ぶらりんの危険な状態のものもある。とりあえず、片付けたが、気候がよくなる前に、早く伐採せねばならないが、。

 そして、3月の山遊びは、川西市より市の天然記念物に指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」桜の群生地の周辺整備をする予定。桜情報によれば大阪の「ソメイヨシノ(染井吉野)」の開花は3月29日頃だという。「エドヒガン」は「ソメイヨシノ」より1週間ほど早く咲くため、そろそろ準備をしておかなければならない。どこをどう伐採すれば、「エドヒガン」群が美しく見えるのか想像しながら、伐採計画を立てる。気分はもう「サクラサク」。

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 さて、「オイゲン・キケロ/Eugen Cicero」というルーマニア出身のJAZZピアニストがいます。おしいことに1997年57歳の若さで亡くなってしまいましたが ・・・。この人のデビュー・アルバム、「ロココ・ジャズ/Rokoko Jazz」(1965)を聴いたときは衝撃的でした。それまでは、バロック・ジャズといえば、「プレイ・バッハ」に代表される「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」とばかり思っていたから。「ジャック・ルーシェ」が「プレイ・バッハ#1/Play Bach No.1」で鮮烈なデビューをしたのが、1959年。それから遅れること6年、これまた鮮烈なデビューであった。

 ルーマニアのクラウゼンブルク出身。幼い頃よりクラシックのピアニストであった母親からピアノを習い、10歳の時にはリサイタルを開いたというからかなりの天才ぶり。しかし、兄の影響でジャズに興味を持ち始めるようになり、ルーマニアからオーストリアに移って活躍を続けているうちに見いだされ、デビュ―したのが、クラシックの曲をジャズ化した「ロココ・ジャズ」であった。

 今宵のアルバムは、「春の歌/Spring Song」。 日本盤のジャケットは「マリー・ローランサン/Marie Laurencin」の絵。

春の歌 (紙ジャケット仕様)

オイゲン・キケロ / BMG JAPAN

タイトル曲、「メンデルスゾーン/Felix Mendelssohn」の「春の歌」。

「Eugen Cicero Trio - Cicero’s Spring Song In A, Op. 62, No. 6」

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春の兆し、里は梅、山は馬酔木から

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鹿の親子

 ポカポカ陽気の中での山作業は久しぶりである。炭焼きも終わり、炭材の「クヌギ(椚、椚)」を伐ったあとの林床整備を行う前に、山頂まで登る。春の訪れを告げるのは、里は梅、山は馬酔木。先週は雪で隠れていた馬酔木がいたるところで花を咲かせている。上を見上げると、すっかり葉が落ちた枝先に「スズメバチ(雀蜂)」。いまは、放棄されてはいるが、あの下で伐採をしていたかと思うと、ちょっと怖い。

 再生林の斜面を深々と覆っていたクヌギの枝や葉を取り除く。こうすることによって、台場クヌギの周りを取り巻く動植物の多様性が保たれる。作業を始めようとすると、はやくも敵情偵察なのか、3頭の親子連れの鹿がクヌギ林の斜面を、怖がる様子もなく、ゆっくりと横切っていった。

 ところで、今年の「ソメイヨシノ(染井吉野)」の開花予想、大阪は平年並みの3月29日だという。とすれば、この山の「エドヒガン(江戸彼岸)」もその頃か。周辺整備の予定を立てねば ・・・。

 今宵も春の歌。「Spring Is Here/邦題;春が来たと云うけれど」。1938年、「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」、「ローレンツ・ハート/Lorenz Hart」のゴールデン・コンビの手になる、古い時代のミュージカルの曲であるが、「春が来た。でも楽しくない、憂鬱なだけ」という、ちょっとグルーミーなムードの漂うクラシック・スタンダード。

【 Spring is here 】
            by Richard Rodgers, Lorenz Hart

「♪ Sprinh is here             春が来たって
   Why doesn’t my heart go dancing   でも、私の心が浮き浮きしないのはなぜ
   Spring is here             春が来たって
   Why isn’t the waltz entrancing     でも、ワルツを聴いても心が弾まないのはなぜ
   No desire no ambition leads me    欲しいものもやりたいことも何もない
   Maybe it’s becaus nobody needs me  多分誰も私のことを必要としていないから

   Spring is here             春が来たって
   Why doesn’t the breeze delight me  でも、そよ風に私の心が浮き立たないのはなぜ
   Stars appear              美しい星たちも
   Why doesn’t the night invite me    でも、夜が私を誘わないのはなぜ
   But maybe it’s because nobody loves me 多分誰も私のことを愛していないから

   Spring is here               春が来たって
   Spring is here               春が来たって
   Spring is here I hear           春が来たっていうけど ♪」

 「Spring Is Here」。「ミリー・ヴァーノン/Milli Vernon」です。 アルバム、「Introducing Milli Vernon」から。ミュージカル・ナンバーなのでヴァースから始まりますが ・・・。

イントロデューシング

ミリー・ヴァーノン / ミューザック

「Spring Is Here ー Milli Vernon」

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 そして、この曲をリリカルに奏でるのは、ご存知「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans trio」。名盤「ポートレイト・イン・ジャズ/Portrait in Jazz」。1959年にリリースされた「ビル・エヴァンス(p)」、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro(b)」、「ポール・モチアン/Paul Motian(ds)」からなるトリオのスタジオ・アルバム。

ポートレイト・イン・ジャズ+1

ビル・エヴァンス / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Bill Evans trio-Spring is here」

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窯のぬくもりが伝わってくる

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 温かい。まだ窯のぬくもりがかすかに触れる手に伝わってくる。窯出しホヤホヤの炭である。早速、断面を確かめるために切ってみる。美しい漆黒の菊の花の文様が浮かび上がる。今年の炭焼きは、来年への課題を残して、これで終わり。また来年、より美しい菊炭をめざすチャレンジが始まる。

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 ぬくもりの感触。今宵の曲は、そんな「タッチ/touch」をテーマに。まずは、スタンダードから、「The Touch of Your Lips」。「チェット・ベイカー/Chet Baker」の歌唱が有名ですが、今宵は麗しの美女、「カラブリア・フォーティ/Calabria Foti」。

 ニューヨーク生まれ。音楽一家に育ち、幼い頃から回りには音楽があふれていたという。12歳になる頃には、もう両親たちとホテルやナイトクラブのステージにたっていたともいう。「エラ・フィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「ペギー・リー/Peggy Lee」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」・・・などの大物シンガーの歌をよく歌っていたというが、すでにどうすれば彼らと同じように観客の心を掴めるのかということを意識して歌っていたというから、末恐ろしい12歳であったようだ。

 寡聞にして、彼女のアルバムは一枚しか知らないのだが、その育ちの良さ、品のいい色気を感じさせる容姿は、かっての「ジュリー・ロンドン/Julie London」を思わせる。アルバムは、「A Lovely Way To Spend An Evening(恋に過ごせし宵)」から。

【 The Touch of Your Lips 】  作詞・作曲:Noble Ray

「♪ The touch of your lips upon my brow  僕の額に触れている君の唇
   Your lips that are cool and sweet    それは冷たくて、そして甘い
   Such tenderness lies in their soft caress やさしくて柔らかなその感触に
   My heart forgets to beat         僕の心臓は止まってしまいそう
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

恋に過ごせし宵

カラブリア・フォーティー / キングレコード

「Calabria Foti – The Touch Of Your Lips」

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 ピアノ・トリオも一曲取り上げましょうか。ノルウェイ出身の「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」。曲は、「Graceful Touch」。アルバムは、ECM、2003年リリースの「Changing Places」。この演奏もほっとするぬくもりを感じさせてくれる。

Changing Places

Tord Gustavsen / Ecm Records

「Graceful Touch — Tord Gustavsen trio」

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