JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

いまなお心のケアを必要とするという

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 2011年4月11日、岩手県陸前高田市の自宅跡で、海に向かって「ZARD(ザード)」の「負けないで」を吹いたあと、祖母が買ってくれたトランペットを抱きしめる佐々木瑠璃さん(当時17歳)。この震災と津波で、母と祖父母を亡くしたという。4月12日付の朝日新聞(東京本社発行)=森井英二郎撮影

 2011年5月22日にアップした私のブログ記事である。今読み返しても、この一枚の写真の持つ力に圧倒され、その時、その場所で吹いた曲、「負けないで」に込められた想いを想像して涙する。TVのニュース、特集番組によると、今も避難している人は、5万人を超え、あれから、8年たってもなお、心のケア、セラピー、カウンセリングが必要な人も多くいると聞く。また、鎮魂や癒しのためのコンサートなども多く行われているようだ。一方、「復興五輪」というキャッチフレーズで誘致され、着々と進んでいる「東京オリンピック」にどうしても拭えない違和感。

 かって1980年代、ヒーリング・ミュージック、環境音楽というカテゴリーの音楽が流行ったことがある。そのころ一世を風靡した「ウインダム・ヒル/Windham Hill」がそれを代表するレーベル。「24時間戦えますか?」なんていうコピーに代表されるように、日本はバブル絶頂期。それとは対象的に、アメリカは、「双子の赤字」とよばれる財政赤字・貿易赤字によって悪循環が加速し、アメリカ経済はどん底だった。日本製品・日本車が目の敵にされたのも、この頃。両国に、ヒーリング・ミュージックが人気を集める下地があったということだろう。

 ヒーリング・ミュージック。一般的に言えば、柔らかく、妨げにならないというか、聴いていて引っかかったり、心に刺さってくるがものがないとも言える。しかし、刺さってくるがものがあったとしても、それを聴いた人にヒーリング、癒しをもたらすのであって、カテゴライズされているからではない。人それぞれの心に迫って来る音楽こそが真のヒーリング・ミュージックだと思う。そして壊滅的なダメージをもたらす自然災害が多い今、ますます「音楽のチカラ」の重要さが増す。
   
 ヒーリング・ミュージックの代表格、「ウィンダム・ヒル」で「ジョージ・ウィンストン/George Winston」と並んで人気ピアニストの一人だった「リズ・ストーリー/Liz Story」は、今、被災者の心にどんな風に響くのだろうか。

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 「リズ・ストーリー」。1957年、カリフォルニア生まれのピアノ奏者、編曲者。幼い頃からクラシックピアノを習うが、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏を聴き、感動を受けたという。その後、レストランでアルバイトとしてピアノを弾きながら音楽学校に通い、ニューヨークの「ハンター・カレッジ」で音楽学理を学ぶ。カセット・テープに吹き込んだ演奏が、「ウィンダム・ヒル」のプロデューサーの耳にとまり、1982年、「ウインダム・ヒル」からデビューする。デビュー・アルバムは、「ソリッド・カラーズ/Solid Colors 」(1983)。1992年には、ビル・エヴァンス デューク・エリントン アントニオカルロスジョビンらのスタンダード曲のアルバム、「My Foolish Heart」もリリースしたという。

 代表作、「ソリッド・カラーズ」、「予期せぬ効果/Unaccountable Effect」(1985)、「仔馬が逃げた/Escape of the Circus Ponies」(1991)などから、ソロ演奏をピックアップしたのが、「森の調べ/In The Forest」(1993)。今宵はそこから ・・・。

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森の調べ/In The Forest
リズ・ストーリー/Liz Story
ポニーキャニオン


        
        

「Liz Story – Greensleeves」

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「Liz Story – Hymn」

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言葉では表現できない感情が、歌手の歌声にはちゃんとある

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 今年のノーベル文学賞を受賞した日系英国人作家、「カズオ・イシグロ」氏が、7日、ストックホルムのスウェーデン・アカデミーで授賞の記念講演を45分にわたり、行った。その中で、代表作「日の名残り」(1989年)について、シンガー・ソングライターの「トム・ウェイツ/Tom Waits」の曲「ルビーズ・アームズ/Ruby’s Arms」を聞いたことが、完成のきっかけになったなど、創作のエピソードを披露したという。

 『 ・・・ 88年3月、33歳の私は、初めて日本が舞台ではない「日の名残り」を書き終えたところでした。晩年になってから、自分が誤った価値観を守ってきたと気付く英国の執事の物語です。何度も読み返し、ある程度満足しましたが何かが足りない。その時、ソファに横になってトム・ウェイツが歌う「ルビーズ・アームズ」を聞いたのです。曲の半ばに、胸が張り裂けそうだと歌うのを聞いて、まだやるべき仕事が残っていると気付きました。小説の最後で、感情を抑えてきた執事の心のよろいにひびを入れねばならないと考えました。 (毎日新聞2017年12月8日配信より)

 『 ・・・ 私はこれまで、いくつもの場面で、歌手の歌声から重要な教訓を学んできました。』影響を受けた歌手に、ボブ・ディラン、ニーナ・シモン、レイ・チャールズ、ブルース・スプリングティーなどを挙げたという。『言葉では表現できない感情ですが、歌手の歌声にはちゃんとあって、私は目指すべき何かをもらったと感じます。』 (12月12日 朝日新聞朝刊より)

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日の名残り (ハヤカワepi文庫)
カズオ イシグロ/Kazuo Ishiguro (著)、土屋 政雄 (翻訳)
早川書房


   
   
   
   
    

【 Ruby’s arms ルビーの腕 】

「♪ I will leave behind all of my clothes  僕の服は全部置いてゆこう
  I wore when I was with you      君と一緒にいたころ着ていた服は全部
  All I need’s my railroad boots      必要なのはこのブーツと 
  And my leather jacket          革のジャケットだけ

  As I say goodbye to Ruby’s arms    ルビーの腕にさよならするんだ
  Although my heart is breaking     僕の心は張り裂けそうなのに
  I will steal away out through your    君が眠っているうちに出ていこう
  Blinds for soon you will be waking    君はすぐに目を覚ましてしまうから

  The morning light has washed your face  朝の光が君の顔を照らしているが
  And everything is turning blue now     いまは何もかもがブルー
  Hold on to your pillow case        君の枕カバーを抱くことくらいしか
  There’s nothing I can do now       今の僕にできることはない

  As I say goodbye to Ruby’s arms     ルビーの腕にさよならすれば
  You’ll find another soldier         きっと君は誰か別の戦士を見つけるだろう
  And I swear to God by Christmas time   クリスマスまでにはきっと
  There’ll be someone else to hold you    ほかに君を抱きしめてくれる人はいる

  The only thing I’m taking is         僕がもらっていくものはただ一つ
  The scarf off of your clothesline       君の物干しロープにかかっているスカーフさ
  I’ll hurry past your chest of drawers     君のたんすや
  And your broken window chimes       壊れている窓のチャイムはパス

  As I say goodbye              さよなら     
  I’ll say goodbye               さよならするからね
  Say goodbye to Ruby’s arms        本当にさよなら ルビーの腕

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 厳しい生き方を貫いてきた男の心が悲しみにくれる歌、「ルビーズ・アームズ」は、5作目のアルバム、「ハートアタック・アンド・ヴァイン/Heartattack and Vine」(1980年)および「アサイラム・レーベル」で’73年~’80年に発表した6枚のアルバムからの選曲によるベスト盤、「アサイラム・イヤーズ/The Asylum Years 」に収録されている。

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ハートアタック・アンド・ヴァイン(紙ジャケット仕様) Limited Edition, Original recording remastered
トム・ウェイツ
ワーナーミュージック・ジャパン


   

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アサイラム・イヤーズ/The Asylum Years
トム・ウェイツ
ダブリューイーエー・ジャパン


 
   
「Tom Waits – Ruby’s Arms」

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谷川俊太郎の詞が流れる。夫がいなくなって「泣くことさえ忘れていた」。

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 朝日新聞に「てんでんこ」というシリーズ記事が連載されている。あれから6年半経った「東日本大震災」。いろいろな立場の人々の、その時の行動、その後の生き様などを綴る人間の記録、ドキュメンタリ-である。現在のテーマは「音楽の力」、9月は、「ジャズ」、特にフリージャズ・ミュージシャン、「坂田明」震災との関わりがテーマになっている。

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 『谷川俊太郎の詞が流れる。夫がいなくなって「泣くことさえ忘れていた」』。今日(9月13日)、連載 347回目、「音楽の力」17回目は、こんな見出しで始まっていた。

 岩手県大槌町の「クイーン」は県内で最も古いジャズ喫茶。ここのオーナー夫妻の話。夫の「菅谷義隆」さんが、津波にのまれて6年半、店にあった2万枚近いレコードやCDもすべて流された。2011年6月27日夜、岩手県一関市にある老舗のジャズ喫茶、「ベイシー」であった「坂田明トリオ」ライブに招かれた妻の「あや」は、坂田の演奏する「死んだ男の残したものは」を聴き、震災後初めて声をあげて泣いたという。そしてアンコールは、「あや」の大好きな曲、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」の「ひまわり」だった。

 大震災から3ヶ月後の岩手ツアーを坂田は、「この時ほど、音楽を演奏することを苦難だと思ったことはない」と振り返る。 (朝日新聞より抜粋)

 この2曲は、収益金はチェルノブイリとイラクの子供達の医療支援につかわれるチャリティCD、「ひまわり」(2006)に収録されている。

ひまわり

坂田明 / がんばらない

「♪ 死んだ男の残したものは
   ひとりの妻とひとりの子ども
   他には何も残さなかった
   墓石ひとつ残さなかった
   ・・・・・・・・・・・・

   死んだかれらの残したものは
   生きてるわたし生きてるあなた
   他には誰も残っていない
   他には誰も残っていない
   ・・・・・・・・・・・・   ♪」

 「谷川俊太郎」作詞、「武満徹」作曲の反戦歌、「死んだ男の残したものは」。「山中信人」の津軽三味線が異彩をを放つ「専立寺 お盆特別興行」ライブから。

「坂田明・山中信人 ー 死んだ男の残したものは」

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「坂田明 ー ひまわり」

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 てんでんこ:津波てんでんこ。津波の被害に何度もあってきた三陸地方の言い伝え。「 てんでんこ」は「てんでばらばらに」の方言で、津波の時は家族さえ構わずに、1人でも高台に走って逃げろという意味。 家族や集落の全滅を防ぐために語り継がれてきた。
  

  

スウィングしなけりゃあとがない! ~ 今、最も観たい映画「ソング・オブ・ラホール」 ~

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今、話題を集めているジャズ楽団とそれをドキュメントした映画があるという9月18日の朝日新聞記事。

パキスタン伝統音楽のベテラン音楽家たちで結成されたバンド、「サッチャル・ジャズ・アンサンブル/The Sachal Jazz Ensemble」と、彼らがニューヨーク・ジャズに挑戦する姿を追った音楽ドキュメンタリー映画、「ソング・オブ・ラホール/Song of Lahore」である。

楽団が生まれたのは、かつて芸術の都だったパキスタン・イスラム共和国の街、ラホール。軍事政権下でも歌や映画への活動が相当に制限されていたが、さらに「音楽はイスラムに反する」と、タリバンにより音楽を禁じられた。2000年以降の約10年間で国内のCDショップ約90店が襲撃され、歌手ら14人が殺されたという。今年6月にも「神への冒涜」を理由に国民的歌手がイスラム過激派に射殺された。

芸術が脅かされる現実に屈せず、ベテラン音楽家たちが、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、立ち上がった。拠点はラホールの車修理工場の脇のスタジオ。最初の頃は国内で民族音楽を発表したが手応えはなく、2008年ころから畑違いのジャズに取り組みだし、海外のジャズ・ファンに映像発信を始めたという。やがてそれが話題に広がっていった。

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彼らが伝統楽器を用いてカバーし、YouTubeに投稿されたサッチャル版「テイク・ファイヴ/Take Five」のプロモーション映像は、その独創的な解釈と圧倒的な演奏力が受け、瞬く間に世界中に知れ渡った。その噂を聞きつけた、トランペット奏者の「ウィントン・マルサリス/Wynton Marsalis」の招待で、彼が率いる本場NYのビッグバンド、「ウィントン・マルサリス & ジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ/Wynton Marsalis and The Jazz At Lincoln Center Orchestra」と共演することになる。

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居場所を失った芸術と観客を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」の超絶演奏が世界中を虜にするまでの紆余曲折を追うドキュメンタリーが、「ソング・オブ・ラホール」。監督は、本年2度目のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタン人女性、「シャルミーン・ウベード=チナーイ/Sharmeen Obaid-Chinoy」。2013年11月、ニューヨーク、「リンカーン・センター」で再起をかけた音楽家たちの、奇跡の一夜が幕を開ける。(朝日新聞、公式サイトより)

「ソング・オブ・ラホール」。今一番観たい映画となった。

「映画『ソング・オブ・ラホール』予告編」

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調べたら3枚ほどのアルバムがリリースされていたが、入手困難な様である。

サッチャル・ジャズ

サッチャル・ステューディオズ・オーケストラ / エル・スール・レコーズ・インポート

ライヴ・イン・コンサー ト(2CD)

サッチャル・ジャズ・アンサンブル / エル・スール・レコーズ・インポート

Song of Lahore

Sachal Ensemble / Wrasse

「The Sachal Jazz Ensemble – Limbo Jazz, Take 5, Blues Walk, Besame Mucho, Imagine and more 」

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被災ピアノ シンディの贈り物

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8月28日朝日新聞朝刊の記事。

『9月に診療を再開する石巻市立病院で、津波で壊れたピアノが音色を取り戻す。被災ピアノの修復に取り組む楽器店経営者の姿に打たれた米国の歌手シンディ・ローパーさん(63)らがお金を出し、寄贈した。再生の象徴として親しまれてゆく。

ピアノは病院の2階ホールに置かれている。新品と見間違うほどの輝きだが、側面や脚にいくつもの傷が残る。市中心街の楽器店「サルコヤ」の経営者、井上晃雄(てるお)さん(87)が3カ月余りかけて修復した。

サルコヤは津波で1・7メートル浸水し、売り物のピアノ約30台が使えなくなった。廃業も考えたが、店が津波に耐えてくれたと考え、思い直した。「これは闘いだ。負けていられない」

震災の年の8月に店を再開した。翌年3月、被災地支援に来ていたシンディさんが、井上さんが被災ピアノを修復していると聞き、店に立ち寄った。その場で、修復した1台を市へ寄贈したいと申し出た。
(中略)
9月16日には、被災地で演奏活動を続けるピアニストの小山実稚恵さんによる院内コンサートで、患者にお披露目される。

井上さんは「廃墟からはい上がったピアノから再びきれいな音が出てうれしい。末永く患者さんを癒してほしい」。(朝日新聞より)

新病棟の真新しいフロアにグランドピアノの音色が響き渡る。そのピアノの側面には、「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」の名を刻んだプレートが貼り付けてあるという。「音楽のチカラ」。

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「シンディ・ローパー」。1953年、ニューヨーク市ブルックリン出身。12歳の時に、ギターの弾き方を学び、作詞を始める。学校では周りになじめず、授業を受けるかわりに、絵を描いたり、歌を歌ったりして過ごす。17歳の時、自分のおかれている環境に嫌気がさし、高校を退学しついに愛犬スパークルと共に家をで、生活のためウェイトレス、絵のモデル、競馬調教師の助手、空手教室の呼びこみ等様々な職につきながら、アートスクールに通ったり、トロント北部にある森でテントを張り、スケッチをしながら過ごしたという。やがて音楽活動を開始し、1980年、アルバム「Blue Angel」でデビューするも、商業的成功を収められず、バンドはその後すぐに解散。彼女は自己破産を申請し、小売店で働き始め、生活のためにまた歌い始める。やがて、1983年に「シーズ・ソー・アンユージュアル/She’s So Unusual」でソロ・デビュー。シングルカットされた「タイム・アフター・タイム/Time After Time」が大ヒット、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」らにもカヴァーされるスタンダードとなった。(Wikipediaによる)

シーズ・ソー・アンユージュアル30周年記念盤(DVD付)

シンディ・ローパー / SMJ

「Cyndi Lauper – Time After Time」

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ところで、彼女は大の親日家として知られるが、こんなエピソードもある。定職もなくブラブラしていた時に、ニューヨークの「ミホ」というジャパニーズレストランで働いていたことがあり、そこのオーナーの「鈴木サクエ」という日本人女性と出会い、「それじゃ駄目だから自分の店で働きなさい」と誘ってもらったという。鈴木は常にシンディに「いつか売れる日が来るから頑張りなさい」と激励をしていたという。この鈴木との出会いがシンディを日本贔屓にさせる切っ掛けとなった。ある番組では内緒で鈴木を探し出し、鈴木とシンディはスタジオで再会を果たした。シンディは感激のあまり歌う前に涙ぐんでしまったという。(Wikipediaによる) ・・ もうひとつの「音楽のチカラ」。

1986年、2枚目のオリジナル・アルバム「トゥルー・カラーズ/TRUE COLORS」を発表、大ヒットした。
 

トゥルー・カラーズ

シンディ・ローパー / エピックレコードジャパン

「Cyndi Lauper – True Colors」

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そして私の好きなアルバムは、「アット・ラスト/At Last」(2003年)。スタンダード集。ロック系で賑やかな彼女がジャズ・スタンダードをじっくりと歌う。

アット・ラスト

シンディ・ローパーソニーミュージックエンタテインメント


 
「エタ・ジェイムス/Etta James」の歌唱によって有名になったスタンダード。オバマ大統領就任祝賀パーティーでオバマ夫妻のダンス曲に選ばれたで、その時歌ったのが、映画「キャデラック・レコード/Cadillac Records」 (2008 )で「エタ・ジョーンズ」を演じた「ビヨンセ/Beyoncé」でしたね。

【 At Last 】   by Harry Warren / Mack Gordon

「♪ my love has come along  私の恋がやっとかなう
   my lonely days over    一人ぼっちの日々にさようなら
   and life is like a song    まるで人生は歌のよう

  Ooh At last          やっとかなうのね
  the skies above are blue   空は青く澄み渡り
  well my heart was wrapped up in clover  私のハートは幸せな思いに包まれる
  the night I looked at you   あなたを見つめる夜はとくに

  I found a dream      夢をみつけたの
  that I could speak to    口に出して言える夢を
  a dream that I could call my own  これが私の夢と言える夢を
  I found a thrill        興奮しているわ
  to press my cheek to     私の頬をあなたに押し付けるなんて
  a thrill that I have never known  初めて知る興奮よ
  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ♪」 

「Cyndi Lauper – At Last」

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3月11日

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3月11日である。70歳の誕生日。朝、たまたま観ていたTVの「モーニングショー」で放映していたエピソード。宮城県・石巻でレコード・バーを経営していた女性。店にあった全てのLPレコードが、津波で水につかってしまった。直後、レコード好きのボランティアの方が散乱したレコードを拾い集め、水で丁寧に洗い再生できるようにまでしてくれたという。店主の女性はその後転々と場所を変えたが、店を続けお客さんも次第に集まってきたという。あのボランティアの方々は5年たった今年の夏、店を訪れる予定だという。音楽が紡いだ不思議な縁。

今後5年、被災地の復興と並んで、いや優先してかも、東京オリンピックに巨額の税金が使われる。最近の国会議員の相次ぐ不祥事といい、「保育園落ちた 日本 ・・・というブログといい、絵空事に響く「一億総活躍社会」。どうなっている、政治 ・・・。

再生できるようになったレコードで、店主が最初にかけて聴いたのは、目の前にあった、「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」の「Somewhere Over the Rainbow」という。

Somewhere Over the Rainbow

Willie Nelson / Sbme Special Mkts.


「Willie Nelson-Somewhere over the Rainbow」

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ホワイトハウスに流れたカリブの熱風

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キューバの伝説的な音楽バンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」が15日、米ホワイトハウスに訪問、オバマ大統領らの前で、演奏を披露した。キューバの音楽家がホワイトハウスで生演奏したのは50年以上ぶりとのこと。オバマ大統領は「皆さんのCDを買いました」に話しかけたという。グラミー賞の受賞歴もある同バンドは、オバマ米大統領からスペイン語で「ようこそホワイトハウスへ!」と歓迎された後、全4曲を披露した。当日のパフォーマンス映像がありました。(クリックしてください)

米国とキューバは今年7月、キューバ危機以来54年ぶりに国交を回復し、関係改善を進めている。そんなことに思いを馳せた矢先の出来事である。オバマ大統領も彼らの音楽が好きだとは ・・・。

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」は、アメリカのJAZZギタリスト、「ライ・クーダー/Ry Cooder」とキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド。有名になったきっかけは、「ライ・クーダー」が、キューバ音楽の伝説的なアーティストたちをドキュメンタリーとしてまとめた映画。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。今はもうすっかり老いてしまったが、彼らが150年の歴史のある「ソン」という伝統音楽を、その後のキューバ革命の荒波をくぐってを守り続けてきたことを描いたドキュメンタリーである。この映画がきっかけで90年代末に世界的なブームを巻き起こしたが、その当時で平均年齢は70歳代、今ではオリジナル・メンバーの半数はすでに他界しているという。 (参照拙ブログ「カリブから風が吹く」

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そんなライブを行った「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバーの一人が、「オマーラ・ポルトゥオンド/Omara Portuondo」。「コンパイ・セグンド/Compay Segundo」と並んで、老いてはいるが、輝きを失っていない魅力的な表情と素晴らしい歌唱力を持っている。1930年生まれと言うから、今年85歳である。当日のパフォーマンスのビデオやそれを伝えるニュースの写真から、彼女がその魅力を未だ失っていないことがよくわかる。

「キューバの歌姫」と呼ばれる「オマーラ・ポルトゥオンド」が、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバーたちと作り上げたソロ・アルバムが「オマーラ/Omara」。その切々たる哀愁に心が動かされる。

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オマーラ・ポルトゥオンド / ワーナーミュージック・ジャパン

「ベインテ・アニョス/Veinte años (20年の歳月)」 。

「Omara Portuondo – Veinte años」

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「カンタ・ロ・センティメンタル/Canta lo sentimental (叙情歌)」

「Omara Portuondo – Canta lo sentimental」

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「おじいちゃん、頑張って!」 その声は届いたか

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ここしばらく特に意図したわけではないのだが、「25年目の弦楽四重奏」、「ジンジャーの朝」など続けて音楽関連の映画(DVD)を観ている。この日は、「ポール・アンドリュー・ウィリアムズ/Paul Andrew Williams」監督・脚本の「アンコール!!/Song For Marion」(2012)。キャッチは、「歌わにゃイカん理由ができた」。基本的には、「ジジババ映画」であるが、「泣ける映画」、はたまた「音楽映画」か、カテゴライズに迷う作品でもあった。しかしここは、あのラストシーンを観れば、「泣ける映画」としたいところです

主演の一人は、「ウィリアム・ワイラー/William Wyler」監督の「コレクター/The Collector」(1965)で孤独な倒錯者を演じ、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞、最近では「スター・ウォーズ エピソード1/Star Wars:Episode I」(1999)、「ワルキューレ/Valkyrie」(2008)、「アジャストメント/The Adjustment Bureau」(2011)などが記憶に新しい、英国の名優「テレンス・スタンプ/Terence Stamp」。 1939年生まれの74歳。

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一方はこれもイギリスが誇る名女優、「ヴァネッサ・レッドグレイヴ/Vanessa Redgrave」。1937年生まれの77歳。「ジュリア/Julia」(1977)のオスカー女優でもあり、最近では「つぐない/Atonement」(2007)、「いつか眠りにつく前に/Evening」(2007)、「ジュリエットからの手紙/Letters to Juliet」(2010)などますます円熟味を増した私の大好きな女優でもある。最近ではアカデミー賞有力候補の呼び声が高い、「リー・ダニエルズ/Lee Daniels」監督の「大統領の執事の涙/The Butler」(2013)にも出演している。

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たぶん、ストーリーは実在するじじばばコーラス・グループ、「ヤング@ハート」に着想を得たのであろう。(参照拙ブログ「こんなふうに老いたいなぁ・・・ ~最近感動のじじばば映画~」

寡黙でとっつきにくい性格が災いし、周囲から筋金入りの頑固おじさんとして扱われ、息子とも溝ができてしまっているアーサー(テレンス・スタンプ)。そんな彼が愛してやまない、性格の明るい妻マリオン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のガンが再発してしまう。そんな中、彼女が在籍するロックやポップスの名曲を歌う合唱団「年金ズ」が国際コンクールの選考大会に出場することに。治療などで練習に参加できないマリオンの代理で「年金ズ」のメンバーになるアーサーだが、個性豊かなメンバーや慣れない合唱に面食らってしまう。

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コンクールの当日、気後れしたアーサーの背中を押したのは「おじいちゃん! 頑張って!」の孫娘の声だった ・・・。気難しい初老の男が、さまざまな出来事を通して、人生の新たなスタートを切る姿を映し出す。そんな、人情味あふれる物語に加え、劇中で合唱団が歌う「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」や、「ビリー・ジョエル/Billy Joel」といった有名アーティストのヒット曲も大きな魅力。

 


アンコール!! [DVD]

TCエンタテインメント

『映画「アンコール!!」予告編』

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エンディング・ロールを見ていたら、劇中歌われる歌は、アテレコではなく、「テレンス・スタンプ」や「ヴァネッサ・レッドグレーヴ」自身が歌っているのに気がついた。いや上手い上に味のある見事な歌唱である。

「シンディ・ローパー」の大ヒット曲、「True Colours」を歌う「ヴァネッサ・レッドグレーヴ」のシーン。残念ながら、スペイン語?の字幕ですが ・・・。

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   But I see your true colors     でも私はあなたの本当の色を見ているのよ
   Shining through            透けて輝いて見える
   I see your true colors        その本当の色が
   And that’s why I love you     私があなたを愛している理由
   So don’t be afraid           恐れないで
   to let them show            それを見せることを
   Your true colors             あなたの本当の色を
   True colors are beautiful,      その色はとても美しいわ
   Like a rainbow              まるで虹のように
   ・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・♪」

「Vanessa Redgrave - True Colours(Song For Marion Movie Clip)」

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そして、「ビリー・ジョエル」のナンバー、「Lullaby (Good Night My Angel)」を歌う「テレンス・スタンプ」。こちらもスペイン語?ですが ・・・。

「♪ Good night my angel          お休み、僕のエンジェル
     time to close you eyes     目を閉じる時間だよ
   And save these questions       君の質問は残しておこう
     for another day          別の日に
   I think I know            わかっているよ
     what you’ve been asking me    何を君が訊きたかったのか
   I think you know            君も分かっているだろう
     what I’ve been trying to say   僕が何を言いたかったのか ♪」

「Terence Stamp - Lullaby (Good night my angel)/ Song For Marion Movie Clip」

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今井美樹を支えた「音楽のチカラ」

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NHK総合TV、10月26日夜11時から放映の「SONGS」は、「今井美樹、ユーミンの名曲を歌う」。去年、夫の「布袋寅泰」とともに、家族でロンドンに住まいを移した「今井美樹」。小学生のころに聴いて以来、大きな影響を受け、ずっと敬愛してきた「ユーミン」こと、「松任谷由実(荒井由実)」の名曲を集めたカバー・アルバム、「Dialogue -Miki Imai Sings YumingClassics-」を、ロンドンで制作し、この10月にリリースした。その、録音スタジオやロンドンでの暮らしの紹介などインタビューを交えての番組であった。

「今井美樹」。このブログでも何回か取り上げていますが、正直言って好きなJ-POPSシンガーの一人です。(参照拙ブログ「展望レストランのある病院で」「あちらの世界からようこそ・・・・」「JAZZ的トリビア(2) ~JAZZと美脚との素敵な関係~」 など)

1963年生まれ。もう今年50歳になるんですね。そんな年輪を重ねてきた彼女が、ロンドン市内の録音スタジオや自然豊かなリッチモンド・パーク、以前からよく買い物に来ていたというノッティング・ヒルを訪ね、「ユーミン」に対する自身のこだわりや思い出、いま感じていることなどとともに、彼女お気に入りの、「中央フリーウェイ」、「青春リグレット」、「卒業写真」、3曲をSONGSのスタジオで歌った。

新作アルバムは、収録曲すべてが「ユーミン」のカバー。 一人の作家の作品だけをカバーしたアルバムは、今回が初の試みだという。12歳の時に初めてユーミンの曲に出会い、上京し、シンガーとしてデビューも果たし、歌手としてのスターダムへと登りつめていくまでの日々をずっと支えてくれたのが、ユーミンの曲だったという。まさしく彼女にとっての「音楽のチカラ」であったユーミン・リスペクト・アルバム。

プロデュースは彼女と夫の「布袋寅泰」。アレンジには、イギリスを代表するオーケストラ・アレンジャーで、「ビョーク/Björk」、「ジャミロクワイ/Jamiroquai」等の作品と並んで、布袋作品でもアレンジを長年担当してきた「サイモン・ヘイル/Simon Hale」。そして、バックはアシッドジャズをリードしてきた「インコグニート/Incognito」であることも注目される。

Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-

今井美樹 / EMI Records Japan

「Dialogue –Miki Imai Sings Yuming Classics-」より、「卒業写真」のミュージック・ビデオを ・・・。サウンド・プロデューサーとして手腕振­るった「サイモン・ヘイル」とのデュオ。

「今井美樹 – 卒業写真」
 
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「♪ あの頃の生き方を あなたは忘れないで ・・・・ ♪」

そういえば、この夏卒業後44年ぶりに大学学科の同級会を開こうという便りがあった ・・・。
 

 

ある疑問

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前回、6月26日放映、NHK-BSプレミアム「旅のチカラ」、「あの歌が生まれた瞬間(とき)を探して」について書いた。その旅は30年前から「加藤登紀子」さんが歌っている歌で、「作者不詳」とされているポーランドのパルチザンの歌「今日は帰れない」のルーツを探る旅であった。印象としてはよくできたドキュメンタリーで、見た私も感動したのでブログに書いたのである。

番組の内容は、加藤さんがルーツを探して、ポーランドを旅している間に、色々な情報がもたらされ、最後に作者が特定できたという感動ストーリー仕立て。

ところがである。この番組を見てから、この曲が収録されている、私の大のご贔屓歌手、ポーランドの歌姫「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」のアルバム、「Polanna」を聴きながら、ライナーノーツを見たら、「Dziś Do Ciebie Przyjść Nie Mogę(今日は帰れない)」のところに、「スタニスワフ・マギエルスキ/Stanisław Magierski」の名前がのっているではないか。ポーランド語なので書いてあることはよくわからないが、まぎれもなく作曲者として「Stanisław Magierski」の名前がのっているのである。ポーランドでどれだけ認知されているかはわからないが、少なくとも「作者不詳」なのではないのである。

そして、ブログにのせようと、「スタニスワフ・マギエルスキ/Stanisław Magierski」の写真を「Google」で検索したら、写真や記事がいくつも出てきたことに気がついた。さらに、「今日は帰れない」の原題「Dziś Do Ciebie Przyjść Nie Mogę」でも検索してみた。なんと、記事が出てくるは出てくるは ・・・・。そこには、いくつもの記事に、明確に「Stanisław Magierski」が「今日は帰れない」を1943年に作詞作曲したと書いてあったのである。

すなわち、あの番組を企画する時点で、番組関係者には、作曲者や歌が誕生した経緯などすでに分かっていたのである。その時点では、「作者不詳」などではなかったのである。その上で、ああいう感動的スト―リーを強調するような演出になったと考えざるを得ない。これが果たして「ドキュメンタリー」なのであろうか?そんな疑問がわいてきた。

視聴者に今回の番組でルーツが初めて明らかになったような印象を持たせるような演出やストーリーにしなくても、作者が既にわかっていることを前提にしても、十分に感動的な番組は構成できたはずである。あの歌はそれだけの「チカラ」を持っているのである。

「演出上の必要で ・・・」と言ってしまえばそれまであるが、「NHKよ、おまえもか ・・・」という、暗然たる気持ちになってしまい、せっかくの感動も台無しに ・・・。

 
 



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