JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

凌霄花の花が咲く

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ノウゼンカズラ

 ご近所の庭の「ノウゼンカズラ(凌霄花)」がことしも咲きだした。この真っ赤な炎天の花を見ると、決まって母の歌を思い出す。

  甲子園の熱戦終わり夕風にノウゼンカズラの残り花散る

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 吸い込まれそうな碧い瞳を持つのは、ポーランドの「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」。世界中に知られることになった2002年のアルバム、「ウポイエニェ/Upojenie」から、彼女自身の作曲になるタイトル曲を。「エクスタシー/ecstacy」という英語タイトルがついているが、ポーランド語で「めまい」、「酔い」という意味だという。こんな英訳詩がブックレットにのっていました。(日本語訳は拙訳)

「♪ 男の鼻孔を膨らませるような風が吹く
   男の顎を大理石にしてしまうような霜が降りる
    あなたは私にハーブも薔薇の一束も贈ってくれなかった
     そして月が輝く宵の甘いひとときさえも
       あなたは闇のような風、あなたは青白き霜 ・・・ ♪」

ウポイエニェ

パット・メセニー&アンナ・マリア・ヨペク / ワーナーミュージック・ジャパン

「Anna Maria Jopek – Upojenie」

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ハード・バップの熱い夜

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 恒例、今年の「ジャズとホタルの夕べ2017」。そして、そう、シニアが大好きな「ハード・バップの夕べ」。迎えるアーティストは、「ハードバップ研究会」。場所は平たく言えば、地域のゴミ処理センターに併設されている環境学習のための施設の会議室。

 「ハードバップ研究会」。1984年、西宮生まれのトランペッター、「横尾昌二郎」、キーボードの「志水愛」を双頭リーダーとし、私がジャズに夢中になりだした頃、1950~60年代のジャズを愛してやまない若手アーティストのスペシャル・バンド。それに、テナー・サックスの「里村稔」が加わり、2管ホーン体制、「光岡尚紀(b)」、「弦巻潔(ds)」のリズム・セクションというクインテット仕立てであった。

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 18時開演、お客は「ホタルの夕べ」ということもあって、シニアから幼児までの幅の広さ。特別講座と称し、「ホレス・シルヴァー/Horace Silver」の「Blowin’ The Blues Away」からスタート。黒人霊歌、ブルースからビ・バップ、クール・ジャズを経てハード・バップにいたる歴史も白板を使って簡単に講義。「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」、「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」、「アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ/Art Blakey and the Jazz Messengers」、「リー・モーガン/Lee Morgan 」、「ソニー・クラーク/Sonny Clark」など矢継ぎ早にハード・バップの雄が登場。コンサート・ホールではない、普通の会議室なんですが、いやあ盛り上がりましたね。あっという間の1時間半の熱い夜。

1. Blowin’ The Blues Away
2. Ornithology
3. Boplicity
4. Moon River
5. The Sidewinders
6. Blue Minor
7. Peace
8. Dat Dere
アンコール Take The A Train

 そう一番、ポピュラーな曲ですね。「リー・モーガン」の「サイドワインダー/The Sidewinder」を同名のアルバムから。そして、「ソニー・クラーク 」の「Blue Minor」、「ホレス・シルヴァー」の「Blowin’ The Blues Away」。

ザ・サイドワインダー+1

リー・モーガン / ユニバーサル ミュージック

「Lee Morgan – The Sidewinder」

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 NHKの朝の連ドラ、「べっぴんさん」でよく流れていた曲。横尾本人もトランペッター役で3秒ぐらい出演したと話していた。こんな曲を使ったのは、もちろん時代背景もあるが、作曲者、「ソニー・クラーク」がなくなったのが、1963年。死後50年以上たったので著作権が発生しないため使い放題という裏話も披露。

クール・ストラッティン+2

ソニー・クラーク / ユニバーサル ミュージック

「Sonny Clark – Blue Minor」

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 ハード・バップを代表するプレイヤーのひとり、「Song For My Father」や「Nica’s Dream」にはわたしも心を熱くした「ホレス・シルヴァー」の「Blowin’ The Blues Away」。

ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ+1

ホレス・シルヴァー / ユニバーサル ミュージック

「HORACE SILVER - Blowin’ The Blues Away」

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くわばら、くわばら ・・・、でもこれも自然のワン・ピース

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チャドクガ幼虫

 延ばし延ばしにしていた庭先の「ツバキ(椿)」の剪定をした。この地に移り住んだ時、家運を願って植えたもので、毎年、真っ赤な花をつけ楽しませてくれている。しかし、この木の唯一の難点が、「チャドクガ(茶毒蛾)」の毛虫。これが厄介で、放っておくと食害で葉っぱはなくなってしまうばかりでなく、幼虫のもつ毒針毛が、触れると大変なかゆみやかぶれを生じる。最初の頃、それを知らなくて、大変な目にあったことがあるので、慎重に剪定をしなくてはならない。

 この毛虫は、風通しの良いところや明るいところを嫌うらしいので、毛虫になる前の早い段階で剪定を行うことで、風通しを良くしておき、卵を見つけたら葉ごと切除しておくのがいいとされる。毛虫になっても、若齢のうちは葉の裏の一箇所に固まっていることが多いのでまだ対処しやすい。昨年、選定をサボり、ことしもかなり葉っぱが茂るまで放っておいたので、もうせねばとしたのだが、案の定、葉の裏に群生しているのを見つけた。慎重に枝を切断して処理をしたつもりが、夜になって大したことはないが、何箇所かかゆみが発生している。くわばら、くわばら ・・・。いつもは、私は「虫愛でる爺」なのだが、やはり、「チャドクガ」の毛虫だけは、ならず者、厄介者で嫌われ者だ。でも自然のワン・ピース ・・・。

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 今宵の曲、「イーグルス/The Eagles」の1973年のヒット曲、「デスペラード/Desperado」。「Desperado」とは、スペイン語っぽいが、英語で「ならず者、無法者、命知らず、犯罪者」などを意味する言葉である。「イーグルズ」は、「ホテル・カリフォルニア」などのヒット曲で知られる、1971年にデビューしたアメリカのロック・バンド。アメリカ西海岸を拠点に活動しながら世界的人気を誇り、トータルセールスは1億2000万枚を超えるという。

 「イーグルス」結成は、1971年に「リンダ・ロンシュタット/Linda Ronstadt」のバックバンド編成のためにミュージシャンが集められたのがきっかけで、「グレン・フライ/Glenn Frey」、「ドン・ヘンリー/Don Henley」、「ランディ・マイズナー/Randy Meisner」、「バーニー・リードン/Bernie Leadon」の4名によってその年結成され、そのスタイルは、カントリー・ロックと呼ばれ、1970年代に最も成功したバンドとして名を馳せるまでになった。

 「デスペラード」。西部のどこかの牧場でひとりぼっちで暮らす中年男。かっての荒れた生活の名残も。そして愛することも、もう忘れてしまった。そんな男に語りかける歌。

【 Desperado 】     Written by Glenn Frey, Don Henley

「♪ Desperado,                  おい、あんた
    why don’t you come to your senses?     いつまでぼんやりしてるんだよ
   You been out ridin’ fences for so long now  ずっとフェンスの向こうばかり見て
   Oh, you’re a hard one            あんたは頑固者
   I know that you got your reasons      おいらはその理由も最もだと思うが
   Can hurt you somehow           その頑固さが時には君を傷つけるからね 

   Don’ you draw the queen of diamonds, boy  ダイヤのクイーンを引いたらダメ
   She’ll beat you if she’s able          彼女の隙あらば、君を打ちのめす
   You know the queen of heats         あんたも知っているはず
           is always your best bet    ハートのクイーンが一番だって

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Desperado,                  あんた、
     why don’t you come to your senses?     いつまでぼんやりしてるんだよ
   Come down from your fences,         いい加減フェンスを降りて
      open the gate                ドアを開けなよ
   It may be rainin’,               今は土砂降りかもしれないけど
       but there’s a rainbow above you      きっと君の上に虹が出る
   You better let somebody love you,      もうそろそろ誰かを愛したら
        before it’s too late          手遅れになってしまう前に   ♪」

Desperado

Eagles / Elektra / Wea

「The Eagles – Desperado」

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 さて、もうひとりはカバーですが、デスペラードな(?)女性シンガー。私がかってこのブログで、「コペンハーゲンのちょっと過激なグラビア風人魚姫」と評した「マレン・モーテンセン/Malene Winter Mortensen」。1982年生まれのデンマークの歌手。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その5 ) ~コペンハーゲンのグラビア風歌姫~ 」

 音楽家の両親を持ち、小さな頃から音楽環境に恵まれて育ち、19歳でユーロ・ヴィジョン・ソング・コンテストに優勝して注目を集め、2003年メジャー・デビュー。そのデビュー作「Paradise」が、北欧ジャズ・チャートで発売からなんと6週連続第1位を記録し、北欧で最も熱い注目を集めるニュー・アーティストとなったという。ジャケ買いのセカンド・アルバム、「デイト・ウィズ・ア・ドリーム/Date with a dream」(2005)で知ったディーヴァ。3rdアルバム、「マレン/Malene」(2006)から「デスペラード」。

 

MALENE

/ コロムビアミュージックエンタテインメント

「Desperado Malene Mortensen」

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今年も優雅に咲きました

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シャクヤク
アイリッシュダンス2
オオデマリ

 今年も我が家に咲いた優雅な花、3種。なぜか「ボタン(牡丹)」が散ってから咲く我が家の「シャクヤク(芍薬)」。いただきものだが、手間もほとんどかけていないのに毎年咲いて楽しませてくれるのは、「デンドロビューム アイリッシュ・ダンス」。そして、いつもご近所より遅く、いまごろ咲くのは、「オオデマリ(大手毬)」。

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 今宵の曲。優雅なタイトルを持つ、「A Summer Romance(ひと夏のロマンス)」。歌姫は、今宵も優雅な「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンになった人も多い。たった6枚のアルバムを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手。そんな6枚のうちの一枚、「Sings for Playboys」 (1957)から。乙女の気持ちが良く表れた歌詩です。

【 A Summer Romance 】  by Raymond Talor , Lester Judson

「♪ A summer romance ひと夏のロマンス
  Hasn’t a ghost of a chance,I knew  かすかなチャンスすらないことはわかっていたわ
  But a summer romance       でも、夏のロマンス
  Should have a chance to grow    そのチャンスが膨らんで欲しかったわ

  September’s nearly over       9月が過ぎたばかりなのに
  The winter will be here        冬がもうすぐそこに来ている
  There won’t be time         生きるのも笑うのも 
  To live and laugh           今のうちよね
  And love again this year       だから今年のうちにもう一度恋をしてみたい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

シングス・フォー・プレイボーイズ

ビヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック

「Beverly Kenney – A Summer Romance」

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バトルの花も咲く

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ミニトマト
ミツバ

 「ミニトマト」、「ミツバ(三つ葉 )」の花。猫の額ほどもない我が家の庭での野菜VS花バトル。野菜派の勝利宣言のようにも思えます。

ニオイバンマツリ

 比較的日当たりのいい南の庭は、ほとんど野菜によって占められてしまったが、わずかに残った 場所に「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」が咲き始めた。

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 さて、今宵の歌。1946年、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のヒット曲、「The Things We Did Last Summer」。「去年あの夏の出来事」とでも訳しましょうか。歌姫は、そのチャーミングな歌声にヤラレてしまう男性も多いという美人女性歌手「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。アルバム、「Snuggled On Your Shoulder」(2006)。直訳すれば、「あなたの肩にもたれて」ですが、「二人でお茶を」という日本語タイトルがついています。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。シンガーを志したのは、1950年頃だという。「アニタ・オデイ/Anita O’Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」や「ジューン・クリスティ/June Christy」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」らより少し遅れて登場した歌手と言ったら、時代の位置付けがわかっていただけるだろうか。しかし、私が彼女を知ったのは、そのずっと後、日本で彼女の復刻盤が出始めたころである。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンとなったのだが、まさか、たった6枚のLPを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手とは ・・・。彼女の死後も、音源が発見され、何枚かのアルバムがリリースされている。「Snuggled on Your Shoulder」もそんな一枚。

【 The Things We Did Last Summer 】 
      作詞: サミー・カーン/Sammy Cahn 作曲: ジューリー・スタイン/Jule Styne

「♪ The boat rides we would take,   二人で乗ったボート
    the moonlight on the lake    月が輝く湖だったね
  The way we danced         踊りながら歩いた道
    and hummed our fav’rite song  お気に入りの歌を口ずさんだね
  The things we did last summer    去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ

  The midway and the fun,       楽しかった遊園地での出来事
    the kewpie dolls we won      君はキューピー人形をとったね
  The bell I rang to prove        ベルの音量が
    that I was strong          僕の腕力の強さを証明したし
  The things we did last summer     去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「トニー・タンブレロ/Tony Tamburello」のピアノとのデュオで。彼女の初々しさが際立っている一枚。

二人でお茶を+1(紙ジャケット仕様)

ビヴァリー・ケニー / BounDEE by SSNW



「Beverly Kenney – The Things We Did Last Summer」

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 「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」の率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏でも。パーソネルは、「Bill Charlap (Piano)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (Bass)」、「ビル・スチュアート/Bill Stewart (Drums)」。

チャーラップ

  

過ぎし夏の思い出

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード



   
  

「New York Trio – the things we did last summer」

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春から初夏へと花も変わっていく

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 ウォーキングの道筋、主役の花が変わりました。今まで豪華絢爛に咲き誇っていた「ツツジ(躑躅)」、「シャクナゲ()」などが影を潜め、主役は、「クレマチス」、「バラ(薔薇)」、「エゴノキ」などのようです。そして半月もすれば、「アジサイ(紫陽花)」へと季節は移っていく。

 もの憂げで気だるい感じのボッサの名曲、「サマー・サンバ/Summer Samba (So Nice)」を ・・・。

 1966年、ブラジルの「マルコス・ヴァーリ/Marcos Valle」が作曲した「Samba de Verao(夏のサンバ)」が原曲。それをブラジルのオルガン奏者、「ワルター・ワンダレイ/Walter Wanderley」がレコード化したところ、世界中で大ヒットした。英詩は「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」。

【 Summer Samba (So Nice) 】

「♪ Someone to hold me tight   誰かがしっかり抱きしめてくれる
   That would be very nice    それはなんて素敵なこと
   Someone to love me right   誰かがちゃんと愛してくれる
   That would be very nice     それもなんて素敵なこと
   Someone to understand    誰かがちっぽけな私の夢を
   Each little dream in me     ちゃんと理解してくれる
   Someone to take my hand   誰かが私の手をとって
   And be a team with me     一緒に歩もうとしてくれる それも素敵

   So nice life would be so nice   とても素敵だわ そんな人生って
   If one day I find           もしある日、誰かが私の手をとって
   Someone who would take my hand  「生涯一緒にサンバを踊ろうよ」
   And samba through life with me   なんて言ってくれる人に出会えたら

 ボッサ・サックスならイチオシのこの人、「ハリー・アレン/Harry Allen」。軽快で洒脱な演奏はいつ聴いても心地よい。アルバム、「サマー・サンバ/If Ever You Were Mine」から。

サマー・サンバ

ハリー・アレン / BMG JAPAN

「Harry Allen - Summer Samba (So Nice) 」

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 そして、歌のオススメ、イチオシは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。彼女の持ち味は、さわやかで、しかもハスキーながら暖かみを感じさせる歌声。夫は彼女の音楽監督でもあるサックス奏者の「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。

 その「ジム・トムリンソン」名義のアルバム、「ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~/Brazilian Sketches」(2001)の中で、彼女が4曲ほど歌っているうちの一つから。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード

「Stacey Kent – So Nice」

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カーネーションとピアノ

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  ことしも「母の日」。定番のカーネーションが届きました。孫娘は、上手にタブレットを操って、ピアノ演奏のプレゼントも ・・・。妻、大喜び。

 さて、今宵の曲。「母」に関する曲をピックアップ。まずは、お気楽でファンキーなノリの「ファンキー・ママ/Funky Mama」。「ルー・ドナルドソン/Lou Donaldson」です。アルバムは、ファンキー・ジャズ、真っ盛りの頃の「The Natural Soul」(1962)。パーソネルは、「Lou Donaldson (alto saxophone)」、「グラント・グリーン/Grant Green (guitar)」、「トミー・タレンタイン/Tommy Turrentine (trumpet)」、「ビッグ・ジョン・パットン/Big John Patton (organ)」、「ベン・ディクソン/Ben Dixon (drums)」というファンキーな面々。

Natural Soul

Lou Donaldson / Blue Note Records


  
「Lou Donaldson - Funky Mama」

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 すこし重たいですが、「ジョン・レノン/John Lennon」の曲に「マザー/Mother」という曲がある。父は失踪、母は同棲してたためにおばさんに育てられたジョン。「ヨーコ・オノ」と出会い、セラピー療法をうけてたころの歌だという。アルバムは、「PLASTIC ONO BAND」(1970)。「ジョン・レノン」の生涯を追ったヒストリー・フィルム、「イマジン~ジョン・レノン/Imagine (Original Soundtrack)」(1988年)のサントラ盤にも収録されている。レノンの悲痛な心の叫びのようだ。

PLASTIC ONO BAND

JOHN LENNON / Capitol

Imagine (Original Soundtrack)

Capitol

【 Mother 】  by John Lennon

「♪ Mother, you had me,      お母さん 僕はあなたのものだったけど
     but I never had you     あなたは僕のものではなかった 
  I wanted you,          僕はあなたを求めたけれど
     you didn’t want me     あなたは僕を求めなかった
  So I, I just got to tell you    今は言えるよ
  Goodbye, goodbye        さようなら さようなら お母さん

  Father, you left me,       お父さん あなたは僕をすてたけれど
     but I never left you      僕はあなたをすてられなかった
  I needed you,          僕はあなたを必要としたけど
     you didn’t need me      あなたは僕を必要としなかった
  So I, I just got to tell you    今は言えるよ
  Goodbye, goodbye        さようなら さようなら お父さん

  Children, don’t do what I have done  子供たちよ 僕と同じことを繰り返さないで
  I couldn’t walk and I tried to run    歩けもしないのに走ろうとしたんだ
  So I, I just got to tell you     今は言えるよ
  Goodbye, goodbye         さようなら さようなら 子供たち

  Mama, don’t go          ママ 行かないで
  Daddy, come home        パパ 帰ってきて        ♪」

「John Lennon – Mother」

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咲いてみないとわからないでは

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シラー

 だいぶ前に知り合いからいただいた鉢植え。頂いたときは名前を聞いたのだが、忘れてしまったものも、ラベルが消えてしまったものもある。結局咲いてみないとわからないのである。花が咲くと関心が湧くが、散ってしまえば興味なし。これではいけませんね。

 これは、その独特の花形からはっきりと覚えている、「シラー」。主にヨーロッパ、中央アジア、アフリカの温帯に分布する「ヒヤシンス(ユリ)科」の球根植物で、およそ80種もあるらしいが、これは「シラー・ベルビアナ」のようだ。

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 自信はないのですが、「カマツカ(鎌柄)」のように思えます。山の中で見るのとは違って、小さな鉢での様子は、別の木のようにも見える。

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 残念なことに、上の花の名前はわからない。せっかく頂いたの申し訳ないと調べて見たが、地味目で似たような花があり、「ミヤコワスレ(都忘れ )」ではないかと思うのだが、未だに特定できないでいる。誰かご存知の方がいらっしゃたら教えてください。

 今宵の曲は、古い古いブルース、「Nobody Knows You When You’re Down and Out 」。「落ち目になったら誰も見向きもしない」、「金の切れ目が縁の切れ目」。そんな意味合いでしょうか。1920年代、日本で言えば大正時代に「ベッシー・スミス/Bessie Smith」が唄ったというから、相当に古い。いまだに多くのミュージシャンに歌い継がれているレジェンド的ブルース。

【 Nobody Knows You When You’re Down and Out  】
                    by Jimmie Cox, Mike Batt

「♪ Once I lived the life of a millionaire,     おいらこれでも昔は大金持ち
  Spent all my money, I just did not care.   考えなしに湯水のように金を使ったもんさ
  Took all my friends out for a good time,    仲間を引き連れ贅沢三昧
  Bought bootleg liquor, champagne and wine.  密造酒やシャンパンを飲みまくった

  Then I began to fall so low,          やがて落ち始め
  Lost all my good friends,            友達も皆んな去り
    I did not have nowhere to go.        いまじゃ、行くところもない
   If I get my hands on a dollar again,       もう一度金を掴んだら
  I’m gonna hang on to it till that eagle grins.  鷲の爪のようにぜったい離しはしない

  ’Cause no, no, nobody knows you      だって、落ち目になったら
  When you’re down and out.          もう誰も見向きもしないから
  In your pocket, not one penny,        ポケットに1ペニーすらなかったら
  And as for friends, you don’t have any.    友達なんか一人もできゃしない

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 歌い手は、ブルースといえばこの人でしょう、「ニーナ・シモン/Nina Simone」。ベスト盤、「Feeling Good: The Very Best Of Nina Simone」(2006)から。

Feeling Good: The Very Best of Nina Simone (2003)

Nina Simone / Universal I.S.

「Nina Simone – Nobody Knows You When You’re Down and Out」

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私も負けじと花の種を蒔く

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 猫の額ほどもないスペースをめぐって、野菜派の妻Vs.花派の私の家庭内平和バトル。目下のところ、私は極めて形勢不利ではありますが、ささやかなるゲリラ的抵抗として、負けじと花の種を蒔いた。白黒で可愛いパンダのような「フウセンカズラ(風船葛)」の種と「ぬばたまの夜 ・・・」のように、黒いものをあらわす枕詞で、「ヒオウギ(檜扇)」の種である漆黒の「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」。

 「フウセンカズラ(風船葛)」は、毎年この時期種を蒔き、夏に咲く、緑がかった白色の小さな花よりも、むしろその後にできる紙風船のような形をした袋状の果実を観て楽しんでいる。

  ぬばたまの、黒髪変り、白けても、痛き恋には、逢ふ時ありけり   (万葉集)

 万葉集には、「ヌバタマ」 を読んだ歌が80首ほどあるそうで、この種も昨年聴いた「万葉集に歌われた植物」の講演で頂いたものである。「ヒオウギ(檜扇)」は、山地の草原に生えるアヤメ科の多年草で、花はオレンジ色で赤い斑点があり、8月頃咲くというが、午前中に咲き、夕方にはしぼむ一日花だそうだ。まだ見たことがないので、やはり開花は楽しみである。

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 ということで、今宵の曲、種、胡麻の種、「セサミ・ストリート/Sesame Street」。あのTV番組のテーマ曲。ア・カペラ・ジャズコーラス・グループとして1970年代に活躍した、「シンガーズ・アンリミテッド/The Singers Unlimited」。
  
 「シンガーズ・アンリミテッド」は、アメリカのシカゴで結成された4人組のジャズ・コーラス・グループ。多重録音の技術を用いた美しいア・カペラ・コーラスで人気を博した。当初、アメリカにおけるコマーシャル媒体製作のために結成されたグループで、人前でのライブ演奏を想定せず、それぞれのパートを重ね録りする、1人が複数パートを歌い4声を越えるハーモニーを作るなど、多重録音の技術によるハーモニーを構築している。1971年に「オスカー・ピーターソン・トリオ/The Oscar Peterson Trio」との共演によるアルバム、「In Tune (with Oscar Peterson)」でデビューを果たす。

In Tune (Reis)

Singers Unlimited / Verve

やさしく歌って~ベスト・オブ・シンガーズ・アンリミテッド

Singers Unlimited シンガーズ・アンリミテッド ユニバーサルクラシック

「Singers Unlimited & Oscar Peterson Trio – Sesame Street」

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厄介なのは、外来種ばかりではない

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ジャーマンアイリス
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 「ジャーマンアイリス」でしょうか。ヨーロッパを原産地とする外来種で、「虹の花(レインボーフラワー)」とも呼ばれるように、色とりどりの花を咲かせ、非常に多くの品種がある。見た目も、和種の「アヤメ(菖蒲、綾目)とはちょっと違う。その近くの林に咲いているのは白い「フジ(藤)」。一般的なうすい紫色の藤は、この近くの山や林のいたるところに生えている日本の固有種。この藤の蔓が結構厄介で、山ではいたるところで、木に絡みついていて、取り払うのに往生する。

 外来種といえば、これから山では、「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」、「ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)」、「ダンドボロギク(段戸襤褸菊)」、「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」などの駆除が本格化する。生物の多様性を阻害するため、いずれも実をつけるまでの間に駆除してしまわなくてはならない厄介な植物。

 しかしよく考えてみると、問題になっている外来種も、緑化などのため、人為的に植えられたものや、人や物の交流のなかで知らずに持ち込まれてしまったものも多いと聞く。ただ、種の保存を図ろうと生きているだけなのに、人間様の都合で重宝されたり、厄介者扱いされたり。

 外来種のことを、「alien species、foreign species」などというが、「I’m an alien,I’m a legal alien」と繰り返し叫ぶ「スティング/Sting」の歌がある。ニューヨークでカルチャーの違いに戸惑う男を歌った「Englishman in New York」。彼がソロ活動を始め、ジャズへ向かう第一歩となったアルバム、「Nothing Like the Sun」(1987)から、「エリック・クラプトン/Eric Clapton」、「ギル・エヴァンス/Gil Evans」、「ブランフォード・マルサリス/Branford Marsalis」など、ロック、ジャズ畑からのゲスト陣も豪華。

Nothing Like the Sun

Sting / A&M

【 Englishman in New York 】  作詞作曲;Sting

「♪ I don’t drink coffee I’ll take tea my dear ごめん、僕はコーヒーじゃなく紅茶なんだ
   I like my toast done on one side     それにトーストは片側だけを焼くのが好みでね
   And you can hear it in my accent when I talk  僕のアクセントを聴けば分かるだろう
   I’m an Englishman in New York       僕はニューヨークにいるイギリス人なんだ

   See me walking down Fifth Avenue   5番街を歩いている僕を見たら気が付くだろう
   A walking cane here at my side       ステッキを持っている僕に
   I take it everywhere I walk          歩くときはいつも持っているんだ
   I’m an Englishman in New York       僕はニューヨークにいるイギリス人なんだ

   I’m an alien, I’m a legal alien   ここではまるでエイリアン、何ら法には触れないが
   I’m an Englishman in New York  僕はニューヨークにいるイギリス人だから
   I’m an alien I’m a legal alien    ここではまるでエイリアン、何ら法には触れないが
   I’m an Englishman in New York  僕はニューヨークにいるイギリス人だから

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

「Sting – Englishman In New York」

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