JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

埴生の宿の秋も楽し

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フジバカマ
コムラサキ
 色鮮やかな「フジバカマ(藤袴)」、「コムラサキ(小紫)」。埴生の宿の秋も楽し ・・・。

 今宵の曲は、「埴生の宿」。日本では「埴生の宿」として知られるこの歌、原題は「Home, Sweet Home(ホーム、スイート・ホーム)」というイングランド民謡。民謡というが、アメリカの「ジョン・ハワード・ペイン/John Howard Payne」が作詞、作曲は、イギリスの「ヘンリー・ローリー・ビショップ/Henry Rowley Bishop」。1823年に作詞・作曲され、同年初演のオペラ「ミラノの乙女クラリ/Clari, Maid of Milan」の中で歌われたという。

【 埴生の宿 (Home, Sweet Home) 】  
              作詞:J. H. Payne、作曲:H. R. Bishop、日本語詞:里見義

「♪ 埴生の宿も わが宿
    玉のよそい うらやまじ
      のどかなりや 春のそら
        花はあるじ 鳥は友
          おお わが宿よ たのしとも たのもしや  ♪」

 今は亡き母が好んで聴いていたのが、「鮫島有美子」。母にプレゼントしたこともあるアルバムから。もう当分は行けなくなるであろう父母の墓参りにこの月末に行ってこようと思っている。

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庭の千草~イギリス民謡集
鮫島有美子
日本コロムビア


       
       

  
「埴生の宿 ー 鮫島有美子」

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 さて、ピアノでは、和ジャズの美メロ・ピアニスト、「寺村容子」。「寺村容子」といえば、かの「寺嶋靖国」氏の「寺嶋レコード」、「ジャズは哀愁とガッツ」という、寺嶋イズムを表現するリーダー・ピアニストに成長した感がある。「Home Sweet Home」、そのセカンド・アルバム、「ザ・ソング/The Song」(2013)に、テイク1、テイク2が収録されている。

 「寺村容子」。神奈川県出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。大学までは、クラシック音楽を学んだが、ジャズや、ブルースのサウンドに興味を持ち、 ジャズ・ピアノは独学だという。デビュー、セカンド・アルバム、ジャンルを問わない、そしてよく知っている美メロ曲が満載。EJTのような趣も感じられ、いつまでも聴いていたいと思わせるように心地よく響く。パーソネルは、「寺村容子 (ピアノ) 」、「新岡 誠(ベース)」、「諸田 富男(ドラム)」。

 残念ながら、YOUTUBEにアップされていないので(アルバム・ページでさわりだけ聞けます)、代わりに同アルバムから「シャレード/Charade」を ・・・。 

THE SONG ザ・ソング

寺村容子トリオ / 寺島レコード

「Charade – Yoko Teramura (寺村容子トリオ) 」

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見事に熟した干し柿を頂く

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 知り合いから、自家製の干し柿を頂いた。自宅の庭で採れた柿を干したもの。これが滅法甘くて美味い。実は、毎年心待ちしている味である。何もない子供の頃、冬のお菓子、スウィーツといえば、干し柿だった。そんな古い記憶を思い出す。

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 思い出す干し柿の懐かしい甘さ。そこで今宵の歌、「スイート・メモリーズ/Sweet Memories」。「松田聖子」のカバー。歌姫は、「オリビア・オン/Olivia Ong/中国語名:王 俪婷」。1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手である。2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。

 日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、台湾に拠点を移して以後は、ボサノバやジャズのテイストを残しつつ、ポップ色を強め、中国語ポップスを多く歌うようになったという。ひそかに注目していただけに、ちょっと残念な気も。

そんな日本での活動時代に残されたアルバムの一つが、「A Girl Meets Bossanova 2」(2006)。日本デビュー・アルバムの「A Girl Meets Bossanova」(2005)に続く第2弾。「Jazzy、Not Jazz」ではあるが、極上のボッサBGMといっていいだろう。

 すこしハスキーがかった声に、ロリータ・テイストが加わり、リラックスしたなかにも、絶妙のテンションが感じられ、それが心地良さを醸し出し、この手の声が好きなオジサンにはたまらないだろう。アルバムラストの、この「スイート・メモリー/Sweet Memories」のカバーは、オリジナルの歌唱よりこちらのほうが ・・・と思わせるほどなかなかいい。

【 Sweet Memories 】  
       by 松本隆/Takashi Matsumoto(作詞)、大村雅朗/Masaaki Omura(作曲)

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  失った夢だけが
  美しく見えるのは何故かしら
  過ぎ去った優しさも今は
  甘い記憶 Sweet memories

  Don’t kiss me baby we can never be
  So don’t add more pain
  Please don’t hurt me again
  I have spent so many nights
  Thinking of you longing for your touch
  I have once loved you so much

  あの頃は若過ぎて
  悪戯に傷つけあった二人
  色褪せた哀しみも今は
  遠い記憶 Sweet memories    ♪」

  

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 OLIVIA / インディペンデントレーベル


「Olivia Ong – Sweet Memories」

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 フルアルバムもアップされています。

「Olivia Ong – A Girl Meets Bossanova 2 [Full Album] 」

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ハロウィーンの夜は ・・・

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 TVが報じている渋谷のスクランブル交差点での「ハロウィーン」のバカ騒ぎ。宗教的なイベントとは、すっかり無縁、異質なものになってしまったようだ。チコちゃんに怒られる???

 古代ケルトの信仰では、新年の始まりは、冬の季節の始まりである11月1日の「サウィン祭」であった。したがって、ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。この新年を祝う祭が「サウィン祭」で、「ハロウィーン」の起源であり、この祭りは、毎年10月31日の夜に始まった。やがてこの祭りはキリスト教へと引き継がれていって、現在の「ハロウィーン(万聖節の前夜祭)」となったそうだ。(Wikipediaより)

 50年前だったら、幅をきかせていたのは、「ハロウィーン」の仮装でなく、ヘルメットと覆面に身を包み、角棒。日本中を席巻していたそんなスタイルの集団は、「全学連」。街頭で繰り広げられた「70年安保闘争」。騒乱、新宿。中身や理由付けはまったく違うが、若者のなんとなくモヤモヤした閉塞感のはけ口という点では、共通しているようにも感ずる。

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 昔愛読していた作家が、「レイ・ブラッドベリ/Ray Bradbury」。彼の作品に、「ハロウィーンがやってきた(原題:The Halloween Tree)」がある。子どもたちが待ちに待ったハロウィーンの夜に伝説の怪人に導かれ、八人の少年は時をさかのぼる。生きることの喜びと恐れにめざめてゆく少年たちの夢と冒険を詩情ゆたかに描く、ブラッドベリが手がけた児童向けの長編ファンタジー。 ブラッドベリの世界は、50年前当時闇、恐れなど異次元の世界に憧れていた私の抱いていたやや鬱屈した心を捕らえて放さなかったのだ。ブラッドベリとは私にとってはある種のヒーリングでさえもあった。

 ハロウィーンがやってきた (ベスト版 文学のおくりもの)
 レイ ブラッドベリ / / 晶文社
 ISBN : 4794912455

      
      
 そして、「10月はたそがれの国」。SFの抒情詩人といわれるブラッドベリの名声を確立した処女短編集「闇のカーニバル」の全編に、新たに五つの新編を加えた作品集。後期のSFファンタジーを中心とした短編とは異なり、ここには怪異と幻想と夢魔の世界がなまなましく息づいている。

 10月、秋の黄昏時、急速に冷え込でいく空気、そこかしこにできる長く伸びた影と闇、そこから忍び出てくる瘴気、狂気、怪異、恐怖・・・。まさしく「逢魔が刻」といった感じの、この季節のこの時間を、ブラッドベリは、「10月が生み出す一瞬の異次元の国」と見立てたのだろう。

 10月はたそがれの国 (創元SF文庫)
 レイ・ブラッドベリ / / 東京創元社

     
     
    
 今宵の曲は、「ナイト・デーモン/Night Demon」。曲もそうだが、ハロウィーンの宵にふさわしいともいえる妖艶な「カレン・ソウザ/Karen Souza」。アルバムは2ndアルバム、「Hotel Souza」(2012)から。

【 Night Demon 】  by Karen Souza , Joel Mc Neely , Maximo Pera Renauld

「♪ Being a night demon      なってあげようか 夜の魔物に
  No one ever trusts to look in your eyes  信じられないような魔物に
  I’m like a flash light       私はフラッシュのような一瞬の輝きと同じ
  And so I pretend I’m alive     だから生きているように装っても
  But demons get tired         きっと魔物たちは飽きてしまう
  And I’m miles away from the dust  私はそんな堕落した生き方とはほど遠くありたい
  It’s a lonely job to bear         でもそれに耐えるのは孤独な作業
  Riding on your dreams in the dark    闇の中のあなたの夢にかかっているわ

  Hollow dreams sink deeper and deeper   うつろな夢は深く深く沈んでゆく
  Warm milk and eight soul keepers,    暖かいミルクも8人のソウルキーパーも
  Always wonder                いつだって不思議な存在
  Will I deliver                なってあげようか
  Being a night demon             夜の魔物に
  Being a night demon di di ah         夜の魔物に ああ
  Being a night demon             夜の魔物に なってあげようか
  Being a night demon di di ah         夜の魔物に ああ   ♪」

Hotel Souza

Karen Souza / Music Brok

「Karen Souza – Night Demon」

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 フルアルバムはこちらです。

「Karen Souza – Hotel Souza (2012) FULL ALBUM」

     

     

ぬばたまの夜に聴くノクターン

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 今年の夏から秋にかけて楽しませてくれた、「ヒオウギ(檜扇)」の種、「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」を採取する。黒く艶のあるところから、「ぬばたまの黒髪 ・・」のように「黒髪」にかかり、さらに「ぬばたまの夜の更け行けば」のように、「夜」などにかかる枕詞である。

 「ぬばたま」を採取した夜に聴くのは、「Nightfall(夜の帳)」。私が最高のベーシストと思っている、故「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の代表曲。この「Nightfall」、彼がいろいろなアーティストとコラボしたバージョンがいくつもあるが、今宵は、キューバ、ハバナ出身のジャズ・ピアニスト、「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」らとコラボしたアルバム、「ノクターン/Nocturne」(2001)から。

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 うっとりするようなベース・ワークのうえに展開される美しいメロディ、瑞々しいロマンティシズム。ルバルカバの紡ぎだす音、メセニーがここぞとかき鳴らすアコースティック・ギター。心揺さぶるヴァイオリンの官能的な音色。そしてそこに、柔らかなテナー・サックスが絡むと、もうそこは夜の帳に覆われた別世界に ・・・。ひょっとしたら、枕を濡らしてしまうかもしれない秋の夜にふさわしい夜想曲集と紹介したことがある。

 パーソネルは、「Charlie Haden(b) 」、「Gonzalo Rubalcaba(pf)」、「イグナシオ・ベロア/Ignacio Berroa(ds)」、「ジョー・ロヴァーノ/Joe Lovano(sax)」、「デヴィッド・サンチェス/David Sanchez(sax)」、「パット・メセニー/ Pat Metheny(g)」、「フェデリコ・ブリトス・ルイス/Federico Britos Ruiz(violin) 」。

Nocturne

Charlie Haden / Umvd Labels

「Nightfall – Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba」

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 そして、チャーリーの没後1年後の2015年、「ゴンサロ・ルバルカバ」は、トリビュート・アルバム、「チャーリー/Charlie」(2015)の中に、この曲を入れてリリースしている。しかし残念なことに、YOUTUBEにはアップされていないようだ。

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Charlie
Gonzalo Rubalcaba
CD Baby


      
      

       

ガウディの街の味がした

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 「パパブブレ/PAPABUBBLE」の飴。妻の友人のスペイン土産。日本でも買えるのだが、発祥の地、バルセロナの本店で買い求めたという。つやつやした光沢、色とりどりのデザイン。まるで宝石箱のよう。バルセロナ出身の画家、「ジョアン・ミロ/Joan Miró i Ferrà」の色使いのようにも感じる。蓋を開けると、上品な甘さが、ほんのりと香る。日本の伝統の千歳飴にも似ている。

 バルセロナ。2回ほど訪れている。一度は仕事で、一度は妻と観光に。口に含むと、昔懐かしい千歳飴のような味とともに、ガウディの街の味がした ・・・。

 バルセロナ。カタルーニャ地方の中心都市。スペインからの独立機運が強く、特に2017年のカタルーニャ独立住民投票により、賛成多数のため、州政府のプッチダモン首相はスペインからの独立宣言書に署名した。しかし、これにより中央政権と州政府の激しい対立と、その結果としての自治権の一時廃止、州首相の事実上の亡命など混乱が続いたことは記憶に新しい。最近は、一時の独立熱は冷め、街は平静を取り戻しているそうだ。

 今宵の曲、やはりカタルーニャ出身のチェロ奏者、「パブロ・カザルス/Pablo Casals」の演奏でよく知られているカタルーニャ地方の民謡、「鳥の歌/El Cant dels Ocells」。

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 「パブロ・カザルス」。1876年、スペイン・カタルーニャ地方に生まれる。4歳でピアノを始め、9歳になるとオルガンを始め、11歳でチェロを弾き始めたという。チェロの名手としてその名を確立した後、1939年、スペイン内戦のため、フランスへ亡命、隠棲。1945年、演奏活動を再開するも、フランコ政権に抗議して演奏活動を停止した。祖国の姿に胸を痛め、1938年以来アメリカ国内における公の席での演奏を中止していたが、カザルス84歳の1961年11月13日、ケネディ大統領に招かれホワイトハウスで披露した曲が、「鳥の歌」。この曲には、故郷への思慕と、平和の願いが結びついており、カザルスの愛奏曲である。さらに、1971年10月24日(国連の日)、ニューヨーク国連本部にて演奏会、国連平和賞が授与されている。この時も、「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は、ピース、ピース(英語の平和)と鳴くのです」と語り、「鳥の歌」をチェロ演奏したという。

 1961年11月13日、ホワイト・ハウスでのコンサートの「鳥の歌」を。ピアノは、ポーランド出身のピアノ奏者、「ミェチスワフ・ホルショフスキ/Mieczysław Horszowski」。
   

鳥の歌~ホワイトハウス・コンサート

パブロ・カザルス / SMJ

「Pau Casals – El cant dels ocells (at the White House) 」

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天高く

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 台風一過。抜けるような青空。秋の空は水蒸気が少ないため、青が深く、いわゆる「天高く」と感じるという。長雨や台風続きだったので、その青さがひときわ目に染みる。

 今宵の歌、「ブルー・スカイ/Blue Skies」で決まりでしょう。「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」が、1926年に書いたポピュラー音楽の歌曲。この歌は、1926年に、ミュージカル「Betsy」のために作曲されたが、舞台よりこの歌の方が人気だったという。その後、「アル・ジョルスン/Al Jolson」が、映画「ジャズ・シンガー/The Jazz Singer」の中で歌ったことによって、トーキー映画に取り上げられた最初の歌のひとつとなったという。

 さらに、1946年に、この曲から題名をとり「ビング・クロスビー/Bing Crosby」や「フレッド・アステア/Fred Astaire」が主演した映画「Blue Skies」が公開され、大ヒット。この曲は、1978年には、ジャンルの違いを超え、「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」が、カントリー・ミュージックのチャートで首位となるなど、スタンダード・ナンバーとなっていった。

【 Blue Skies 】   by Irving Berlin

「♪ Blue skies Smiling at me     私に微笑む青い空
  Nothing but blue skies Do I see  その青い空だけを見つめてしまう

  Bluebirds Singing a song      歌を歌っている青い鳥
  Nothing but bluebirds All day long  その青い鳥だけを一日中聞いている

  Never saw the sun shining so bright  太陽があれほど輝くなんてなかった
  Never saw things going so right    物事がこれほど上手くいくことなんてなかった 
  Noticing the days hurrying by     毎日がこれほど早く過ぎていくなんて感じたことも
  When you’re in love, my how they fly きっと恋をしたからね 飛ぶように感じるなんて

  Blue days         毎日がブルーな日々ね
  All of them gone      すべてが去ってしまったから
  Nothing but blue skies    でもこの美しい青空だけは
  From now on         これからも続いてくれるのね

  ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・   ♪」

 さあ、有名なスタンダードだけあって、誰を選ぶのか困ってしまいます。私が聴きたいと思ったアーティストから、適当に選んでみました。まず、ブラジルを代表する歌手、「カエターノ・ヴェローゾ/Caetano Veloso」から。彼が、アメリカのPOPSに対する想いをアルバムにした、「A Foreign Sound ~異国の香り/アメリカン・ソングス」(2004)から。

 異国の香り~アメリカン・ソングス

 カエターノ・ヴェローゾ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Caetano Veloso – Blue Skies」

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 「ニューヨーク・タイムズ」で、「メインストリーム・ジャズ・シーンにおいて、魅力溢れる若きディーバ」と評されたという、ピアノ弾き語り、「チャンピアン・フルトン/Champian Fulton」。アルバムは、「アフター・ダーク/After Dark」(2016)。「デヴィッド・ウィリアムス/David Williams(bass)」、「マーク・ジョンソン/Mark Johnson(ds)」、「ステファン・フルトン/Stephen Fulton(flugelhorn)」とともに軽快にスウィングするライブ映像で。

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After Dark
Champian Fulton
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「Blue Skies – Champian Fulton」

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 押しも押されぬ大姉御ともなった、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。あるべきダイアナに回帰したといえる最新アルバム、「Turn Up the Quiet」(2017)から。

 TURN UP THE QUIET

 DIANA KRALL / VERVE

「Diana Krall – Blue Skies」

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 最後は、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。1996年の1月3日、絶唱となってしまった、ワシントンDCにある老舗ジャズクラブ、「ブルース・アレイ/Blues Alley」でのライブを収録した「Nightbird」(2015)から。

 Nightbird

 Eva Cassidy / Imports

「Eva Cassidy – Blue Skies」

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夢も希望もいっぱいに

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 台風で延期になった孫娘の運動会。秋晴れの空の下、元気いっぱいにかけっこ、ダンス、玉入れをしていました。夢も希望も可能性もいっぱい持った子供たち。目を細めて孫たちを見つめる私たち夫婦。

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 今日の曲は、「When I Dream」。「私が夢見るのは」とでも訳しましょうか。歌い手は、「キャロル・キッド/Carol Kidd」。私は、コンピ・アルバム、「Best Audiophile Voices」(2003)で知ったため、ほとんど馴染みはありませんが、スコットランド人のジャズ・シンガーのようです。1945年生まれというから、私とほぼ同じ年。3人の子育てを行いながらホテル運営しており、その副業として歌手活動をしていたという。

 1990年、45歳の時にプロ・ボーカリストとして、遅咲きの活動を始めており、「When I Dream」は1992年にリリースされた同名のアルバムから。デビュー後、ロンドンにあるジャズ・クラブ「ロニー・スコッツ・クラブ/Ronnie Scott’s」や、エディンバラでの国際ジャズフェスティバルなどへの出演が続き、「ブリティッシュ・ジャズアワード」において数々の賞を受賞、1998年にはその功績から大英帝国勲章「MBE」を授与されているという。

 この「When I dream」、たしか韓国映画「シュリ」のエンディングで使われていたので、聞けばご存知の方も多いのでは。

【 When I Dream 】   by Sandy Mason

「♪ I could build the mansion     家を建てるなら
   that is higher than the trees     木より高い家がいいわ
  I could have all the gifts I want   私が望むすべてのものを贈られても
   and never ask please        決して「プリーズ」なんて言わない

  I could fly to Paris.          パリまで飛んでいけるとしても
  It’s at my beck and call,        それは自分の意思によるもの
  Why do I live my life alone      なぜ私がなんにもなしで
    with nothing at all          ひとりぼっちで生きているかって

  But when I dream,          でも私は夢を見るのは
  I dream of you,             いつもあなたのこと
  Maybe someday            いつの日にか
  you will come true           きっと夢がかなうでしょう

  ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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Best Audiophile Voices
Compilation(オムニバス)
Premium Records


         
          

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When I Dream Import
Carol Kidd
Linn


    
     

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シュリ [DVD]
キム・ユンジン, ハン・ソッキュ (出演), カン・ジェギュ (監督, 脚本)
カルチュア・パブリッシャーズ


       
       
       

    

「Carol Kidd – When I Dream」

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初めて見るオカワカメの花

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オカワカメの花
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 この夏、我が家の食卓によくあがったのが、「オカワカメ」。「ツルムラサキ科」のつる性植物の葉で、正式な和名は、「アカザカズラ(藜蔓)」。別名「ウンナンヒャクヤク(雲南百薬)」とも呼ばれ、葉に厚みがあり、細かく刻むとぬめりが出てくるが、非常に栄養成分に富んだ食材で知られている。茹でた状態が、見た目や食感ともに「ワカメ(若布、和布)」とよく似ていることから、「オカワカメ(陸若布、陸和布)」と呼ばれるようになったという。食べごろの旬の時期が終わったこの時期に花が咲く。初めて見る「オカワカメ」の花。次から次へと咲いて一面に散るため、後始末も大変だと聞くので、台風襲来前に全部伐ってしまった。

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 さて、1980年代のジャズの創造力、熱さを伝える演奏!! そんな惹句が付けられたアルバムを聴いた。「リッチー・バイラーク/Richie Beirach」、「インボーン/Inborn」。「先天的な、持って生まれた」という意味をタイトルにしている。私は、「リッチー・バイラーク」を、ECMレコードで聴いたアルバムから、ロマンチックな耽美派ピアニストと認識しており、本アルバムで、疾走感とパワーが漲る演奏に触れ、認識を新たにした次第。

 アルバムは、「リッチー・バイラーク」のセクステットによるライブとスタジオの二枚組み。未公開ライブ音源を中心としたライブ盤と、すでに久しく廃盤になってスタジオ録音盤を復刻、さらに「マイケル・ブレッカー」、そして先日亡くなった、ジャズ・ギタリスト、「ジョン・アバークロンビー/John Abercrombie」に捧げるアルバムとなっている。録音は、1989年4月17日と18日、ニューヨークのクリントン・スタジオ。メンバーは、「ランディ・ブレッカー/Randy Brecker(tp, flh) 」、「マイケル・ブレッカー/Michael Brecker(ts)」、「ジョン・スコフィールド/John Scofield(g)」、「ジョージ・ムラツ/George Mraz(b)」、「アダム・ナスバウム/Adam Nussbaum(ds)」。

CD 1 – Live
1. Paradox (R. Beirach)
2. Alone Together (A. Schwartz)
3. Inborn (R. Beirach)
4. Con Alma (D. Gillespie)
5. Sunday Song (R. Beirach)
6. In Your Own Sweet Way (D. Brubeck)
7. You Don’t Know What Love Is (G. de Paul) (R. Beirach)
8. Broken Wing

CD 2 – Studio
1. My Funny Valentine (Rogers/Hart)
2. Leaving (R. Beirach)
3. Inborn (R. Beirach)
4. Some Other Time (L. Bernstein)
5. Sunday Song (R. Beirach)
6. Young & Foolish (Horwitt/Hague)
7. Paradox (R. Beirach)
Recorded April 17 & 18, 1989

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INBORN
リッチー・バイラーク・セクステット
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「Richie Beirach - Alone Together」

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久しぶりにハイウェイを疾走するようなJAZZを思い出して聴く

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 「ハナカタバミ(花片喰)」。この時期、我が家の庭のあちこちで濃い桃色の花をつける。葉の先端が食べられたように欠けていることから、「カタバミ(片喰)」と名付けられたという。粋な和の名前。

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 前回は、叙情的で官能的なラテンの哀愁を感じさせる、「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」のパフォーマンス、とりわけ彼の演奏スタイルが変わる大きなきっかけとなったと言われる「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とのコラボ、「ノクターン/Nocturne」(2001)とチャーリーに捧げたアルバム「Charlie」を取り上げた。

 この「ノクターン」以前、超絶テクニックを駆使し、キューバのレギュラー・カルットを率いて複雑なキューバン・リズムを自在に繰り、猛スピードのフレーズを紡ぎ出していた時代のゴンザロを聴いてみたくなった。引っ張り出してきたのは、「Rapsodia」(1992)。当時アメリカと国交のなかったキューバ。本人のアメリカ上陸なしにグラミー賞にノミネートされて話題になったアルバム。たしかに猛スピードでハイウェイを突っ走っているような疾走感は心地よいが、底に流れているラテンの哀愁は充分感じ取れる。

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Rapsodia
Gonzalo Rubalcaba
Blue Note Records


     
     

   
「Gonzalo Rubalcaba – Rapsodia Cubana」

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「Gonzalo Rubalcaba – Contagio」

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「Gonzalo Rubalcaba – Circuito」

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秋の気配に包まれる山里をドライブ

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 雨模様の毎日が続く。その晴れ間、買い物がてらに能勢路をドライブ。刈り入れの始まった黄金色の田んぼを見ながらのドライブ。あぜ道には満開の色鮮やかな「ヒガンバナ(彼岸花)」、別名「マンジュシャゲ(曼珠沙華)」。弾けそうな大粒の能勢栗、色づく柿。山里はもう秋の気配に包まれている。

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 今宵のピアノ。私の大のご贔屓、長らくトリオから離れていたノルウェーの「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」が、トリオに帰ってきた。ニュー・アルバムは、ECMレーベルからのリリースで、「The Other Side」(2018)。今年の1月にオスロの「Rainbow Studios」での録音。

 「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」は、1970年、ノルウェー生まれのピアニスト。2003年のピアノ・トリオ作品「Changing Places」を皮切りに、「The Ground」(2004)、それに続く、「Being There」(2007)とトリオ3部作や、アンサンブルでのアルバムを、このブログでも紹介してきた。しかし、やはり彼の真骨頂はトリオ演奏。早く帰ってきてほしいと願っていたが、その願いがかなったアルバムである。長年の盟友、「ヤーレ・ヴェスペスタ/Jarle Vespestad (ds)」に加え、新しいベーシストは、「スィッガード・ホール/Sigurd Hole」。グスタフセン・カルテットでのベースも務めたことがある。

 はやり、最大の特長である美メロは、エレクトロニクスも効果的に用いて、健在。このアルバムも、優しいメロディアスな響きと静寂に包まれている。

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The Other Side
Tord Gustavsen Trio
ECM


      
     

 上記アルバムから、「Schlafes Bruder/Ingen Vinner Frem Til Den Evige Ro/The Other Side」、4曲のエッセンスをメドレーで。

「Tord Gustavsen – The Other Side (Medley)」

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 「The Tunnel” (T. Gustavsen)/Duality” (T. Gustavsen)/Ingen vinner frem til den evige ro” (Trad. / Arr.: T. Gustavsen)/Schlafes Bruder” (J.S. Bach / Arr.: T. Gustavsen)」の3曲のエッセンスをメドレーで。

Tord Gustavsen Trio – The Other Side(promo montage)」

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