JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

妻は妻で ・・・

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私の山遊びやら、木工、東日本大震災の話などが多くなって、妻の「いもたこなんきん報告」をすっかりサボっていました。

さて、この間、妻は妻で編みぐるみやフィンガー・パペット(指人形)、ぬいぐるみ人形などを猛烈な勢いで作っては、友達やら親戚やらに、最近ではまだ6ヶ月で何も分からない孫にもあげているようです。そのうえ、「忙しい、忙しい」と言い訳のようにいいながら、某「D」社発行の分冊誌「パッチワーク」も購入。できばえはともかく、その創作意欲は一向に衰える気配がありません。大震災復興にも、きっと彼女のような普通のおばさん達が大きなパワーを発揮するんでしょうね。TVで被災地のレポートを見るたびにその思いを強くする。それに比べ、永田町あたりの男達は ・・・ 。

さあ、「My Favarite Things(私のお気に入り)」でも聴いて、元気出しましょうか。被災者の皆さんは、きっと震災で何もかも失って「My Favarite Things」どころではないかもしれないが、形やモノは残っていなくとも、きっと心の中に誰でもそれをもっているに違いないだろう。 

ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック/Sound Of Music」の挿入歌で、「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」作曲、「オスカー・ハマーシュタイン二世/Oscar Hammersteinⅱ」作詞の1959年の作品。きっとどなたも一度くらいは聴いたことがあると思われるくらい有名なジャズのスタンダード曲。演奏では、ソプラノサックスでは、これが代表作、歴史的名盤といわれている「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」のアルバム「My Favorite Things」(1961)。学生時代よくジャズ喫茶で耳にしたアルバムでもある。
 

マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)  ジョン・コルトレーン / Warner Music Japan

上記アルバムには、余計とも思えるが、他に2テイクの「My Favarite Things」が収録されている。メンバーはいずれも、コルトレーンのほか、「マッコイ・タイナー/McCoy Tyner (Piano)」、「スティーヴ・デイヴィス/Steve Davis (Bass)」、「エルヴィン・ジョーンズ/Elvin Jones (Drums)」である。

「My Favorite Things – John Coltrane 」  (貼り付けがちょっと重いようですので、クリックして観てください)

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さあ、ちょっと重いコルトレーンの演奏を聴いた後のボーカルは誰にしましょうか? 私が日本女性ジャズシンガーでは最高峰だとと思っている「伊藤君子」なんぞいかがでしょうか? 彼女を意識して注目しだしたのは、「押井守」監督のアニメ映画「イノセンス」の主題歌をタイトル曲にしたアルバム「Follow Me」から。ロドリーゴ作曲の「アランフェス協奏曲第2楽章」に歌詞を付けたものである。その後、彼女の殆どのアルバムを聴くようになったし、コンサートへも行った。1946年7月11日生まれの同じ年という親近感もあったように思う。そして小豆島出身である彼女が、なんと津軽弁でジャズ、「My Favarite Things」を歌っているアルバムがあるのです。「ジャズだが?ジャズだじゃ!~津軽弁ジャズ~」。そして私は彼女のサイン入りのそのCDをもっているのです。



ジャズだが?ジャズだじゃ!~津軽弁ジャズ~  伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

「♪ バラに たもずがる 雨コの雫     (バラにたまった雨の雫)
   ちゃっぺのひげコど キガキガの星コ (子猫のヒゲとピカピカの星)
   ぬぐだまるてげしと 茶色の袋っコ  (温まる手袋と 茶色の紙袋)
   みんな私(わ)の大好ぎだもの     (皆私の大好きなもの)

   めんごい馬(ま)コど 林檎の菓子コ (可愛い仔馬と 林檎のお菓子)
   ソリの鈴コど カツレツとスパゲチ   (橇の鈴と カツレツとスパゲティ)
   まんどろな月コさ 飛ぶ渡り鳥     (まんまるな月に飛んでいく渡り鳥)
   これも私(わ)の大好ぎだもの    (これも私のお気に入り)
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・             ♪」
                     (和訳;伊藤君子 津軽弁訳;甲地正幸)

とまあ、こんな具合である。しかし彼女の歌うこの津軽弁が美しくて、素晴らしい。ジャズに津軽弁がこんなによく似合うとは思いもしなかった。そして「大石学」のピアノも、軽やかで、たしかでしかも叙情性を高めて見事である。今聞くべき東北讃歌!こんな美しい言葉をもつ地域の文化や伝統が、今回の大震災で失われることがないようにと願う。

「津軽弁には、ふるさとへの想いを掻き立ててくれるものがある。
  ジャズには、遠く輝くものへの憧れを掻き立ててくれるものがある。
    そこに私の音楽の旅がある。 (伊藤君子)」

私(わ)の好きなもの - 伊藤君子

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鎮めの節句に ~旧暦の雛まつりに~

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妻のお供で隣町の古民家で毎年旧暦のこの時期に行われている「お雛祭り」を見に。この地方の旧家に残されていた豪華絢爛な雛人形と地元の手芸を趣味とする人たちが作った現代風雛人形とをコラボレーションさせたイベントである。妻の趣味仲間がイベントのお手伝いをしているという。

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古民家の玄関をはいると、あるわあるわ、土間といい、蔵といい、座敷といい、家一面所狭しと雛人形が飾られている。壇飾り、吊るし雛 ・・・・ 、多分何千体という数に違いない。いまでは「ひな祭り=桃の節句」というと女の子の祭であるが、起源は平安時代までさかのぼる「五つの節句」のひとつ「上巳(じょうし)の節句」であり、この節句という行事はいずれも、平安貴族の間では季節の節目の身の汚れを祓う大切な行事だったという。会場には雛人形に混じって、震災のいち早い復興を願う短冊も多く置かれていた。

雛たちよ、ぜひとも大地の邪気を祓い、かの地を平安に鎮めてほしいとねがう。

贈る「鎮魂歌」は、「When The World Turns Blue」(世界がブルーに染まるとき)。この曲は、フュージョン全盛期の人気グループ「クルセーダーズ/The Crusaders」のリーダー、「ジョー・サンプル/Joe Sample」の曲。もともと「ジョー・サンプル」が作曲したピアノ曲「Melodies of Love」に、映画「タイタニック」のテーマソングも手掛けた作詞家、「ウィル・ジェニングス/Will Jennings」が歌詞を付け、その歌詞の初めの部分をタイトルにして「When the World Turns Blue」ができたという。その歌詞とメロディのよさから、現在でも、多くのシンガーにカバーされている。人の心の中で、永遠に生きつづけていく「歌のチカラ」を歌った歌。

「ジョー・サンプル」自身のものでは、「ダニー・ハザウェイ/Donny Hathaway」の娘「レイラ・ハザウェイ/Lalah Hathaway」とのコラボによる極上のジャズサウンドが堪能できるアルバム「ソング・リブズ・オン」に収録されている。アルバム冒頭、ピアノでブルージーに演奏される美しいタイトル曲「Song Lives On (歌は生きつづける)」が、このアルバムのコンセプトを示し、「When The World ・・・」はその中心に位置づけられる歌である。レイラはこの歌をいつくしむように、時には力強く、時には切なくて、あたたかかく歌っている。サンプルのピアノも美しいサポートを。



ソング・リブズ・オン  ジョー・サンプル / ビデオアーツ・ミュージック

「When The World Turns Blue」。 英語の歌詞はこちら。

「世界がブルーに染まるとき」

「♪ 世界がブルーに染まるときに
   あなたのいなくなったどこかの場所で
   わたしが力の限りすべてを注いでしなくてはならないことは
   あなたについての歌を書くことです
   あなたなしでは愛は続いていかないということを
   そしてあなたが触れてくれるたびに
   新鮮な思いを私は感じることができたことを

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           
   世界がブルーに染まるときに   
   世界がブルーに染まるときに   
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ♪」

「Joe Sample & Lalah Hathaway – When The World Turns Blue」

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今年の春は ・・・

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ウォーキングに出かけようと外に出てみたら、横殴りの雪。今朝は晴れていたのに、急変したのだ。しばらく待っていたら、小止みになり、再び晴れてきたので、日課のウォーキングに出かけた。しかし外はまだ冬のような寒さ。防寒パンツとダウン・ベストがまだ放せない。午後もまた雪が降ってきたが、この地に住みだしてから18年ほどになるが、4月を目前にしてこんなことは初めてである。新聞の櫻情報をみても、和歌山の一部を除いて、いずれも「つぼみ」一色で、ご近所でいつも一番早く咲く「とぼけ櫻」もまだまだつぼみの状態。

まるで大震災を目の前にして、春が足踏みしているのかのようである。妻は、かの地にも早く春が訪れるようにと願い、趣味で作ったお内裏様を旧暦の「お雛祭」までは飾っておこうと言った。

ヨーロッパJAZZカップルの中で、有名な一組といえば、前回紹介したオランダの歌姫「リタ・ライス/Rita Reys」と「ピム・ヤコブス/Pim Jacobs」。「リタ・ライス」は1950~60年代に活躍したヨーロッパにおける女性JAZZボーカルのパイオニアの一人。「ピム・ヤコブス」は、夫に死別したリタの再婚相手であるが、もっぱらリタの歌伴のピアニストとして活躍していたようだ。

彼ら二人のそれぞれのアルバムに収録されている「Spring Will Be A Little Late This Year」というあまりよく知られていないスタンダードがある。「サマーセット・モーム/Somerset Maugham」原作の映画「Chritmas Holiday」(1944年)のために書かれた曲らしい。作詞作曲は、「フランク・ラーサー/Frank Loesser」。これらアルバムはヨーロッパJAZZの大名盤、ヤコブスの「Come Fly With Me」は私の愛聴盤でもある。  

「♪ 今年は春の訪れがすこし遅くなるかも知れない。孤独なわたしの住む土地にはちょっと遅れるかもしれない。 ・・・ ♪」 

こんな歌いだしで始まる美しいメロディを持つロマンチックなこの歌、大震災の被災者の心情を思うと、今は身につまされるような悲しい嘆きの曲に聴こえる。



クール・ヴォイス・リタ・ライス  リタ・ライス / ユニバーサル ミュージック クラシック



カム・フライ・ウィズ・ミー  ピム・ヤコブス・トリオ / ユニバーサル ミュージック クラシック

 

参考) 「アニタ・オディ/Anita O’Day」が歌う「Spring Will Be A Little Late This Year」のTOUTUBEはこちら

 

雛づくし

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家中のあちこちが「雛祭り」状態になっている。妻の趣味のせいである。3月が近づくこの季節になると、いろいろのお雛様、特に手作りのお雛様を飾るのである。特に昨年はいろいろの雛を作っていたようなので、今年は飾った雛の数が、一段と増えている。我が家は男の子ばかりであったので、「雛飾り」はできなかった。子ども達がみんな巣立ったあと、やっと念願がかなったようである。

まあ、妻が趣味を生かして、楽しんでやっていること。しばらくの間は私も素直に楽しんでおこうと思う。 

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JAZZ界でのカップル・アーティスト、「お内裏さまデュオ」も今まで何組か紹介してきた。(「熟年離婚あるいは夫婦の絆(1)」、「(2)」) 今日はバレンタイン・ディ。海外では、チョコレートなどではなく、夫婦の間でもカードを交換するのが慣わしと聞く。それならば、カード代わりに、こんなアルバムでも贈ってみてはどうでしょうか。「タック&パティ/愛の贈り物」。

 

 
愛の贈り物~ギフト・オブ・ラヴ
タック&パティ / ポニーキャニオン
ISBN : B00007JMKU
 

「タック&パティ/Tuck & Patti」。黒人女性シンガー、パティと白人男性ギタリスト、タックのの夫婦デュオ。1979年に結成というから、30年を超えるキャリアである。84年にモンタレー・ジャズ祭に出演して絶賛を浴び、注目を集め、88年に「ウィンダム・ヒル」レーベルから「Tears of Joy」でデビュー。ビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ部門で半年に渡ってトップ10にランクされる大ヒットとなり、人気を獲得。以後も現在に至るまで、一線で活躍を続けている。オリジナルから、POPS、ロック、JAZZと幅広いジャンルでそのアットホームで新鮮な歌唱はいまでも人気を集めている。  
 
何枚ものアルバムやベスト盤がリリースされているが、ここではデビュー・アルバムと初期のベスト・アルバムを紹介しておきましょう。



Tears of Joy  Tuck & Patti / Windham Hill Records
 
 

ベスト・コレクション  タック&パティBMG JAPAN

そんな中から、「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」のヒット曲のカバー「タイム・アフター・タイム/Time After Time」。その新鮮な感覚の歌唱に魅かれる。

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愛犬逝く ・・・

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17年間我が家で一緒に暮らしてきた愛犬が今夕逝った。昨年末から急速に衰え、年を越してからは、歩行や食事、排泄もままならぬほどであった。「多分、この週末は ・・」と覚悟していたが、そのとおりになってしまった。17年間病気もしたことはなく、最後はさして苦しむことも、暴れたりもがくこともなく、まさに大往生であり、その意味で「飼い主孝行」な犬であった。最初は、この地へ引っ越してきた頃、「絶対面倒見るから ・・」という、お決まりの当てにならぬ三男の約束で飼いはじめたのであるが、阪神大震災はじめいろいろなことをともに経験した。定年後は私が散歩係。17年間といえば、私がふるさとで親と過ごした年月にほぼ匹敵する年月である。よくぞ長生きをしたものである。子どもが皆巣立った後は、夫婦の「いもたこなんきん」でもあったのだ。しばらくは、犬のいない生活に慣れるまで、夫婦とも、ぽっかりと心に穴が開いたような日々を過ごすのであろう ・・・ 。愛犬の名前は「ちゃちゃ」。亡骸を始末して、ぼうっとTVを見ていたら、入れ替わりのように大河ドラマに「茶々」が登場していた。

好奇心は強かったが、人一倍臆病だった「ちゃちゃ」に送る歌は、ひとつご陽気にプレスリーの歌う「ハウンド・ドッグ/Hound Dog」とまいりましょうか。「♪ お前は泣いてばかりいるただのハウンド・ドッグ ・・・・ ウサギを捕まえられない猟犬なんて俺の友だちじゃないぜ ・・・ ♪」

これで「いきものがかり」のお役御免。  合掌 ・・・ 。

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お菓子屋さんで見かけたハロウィン

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ヨーロッパなどへ行くと、よく街角で眼にするのが、コンフェクショナリー、パティスリー、パティシエール(pâtissière)、あるいはショコラトリーなど、いろいろの呼び方があるが、そう「お菓子屋さん」である。どの街角にも必ずといっていいほどあるところをみると、欧米人の日常の生活の中にはケーキ、お菓子が相当習慣として溶け込んでいるのであろう。日本でも最近あちこちにオシャレな洋菓子屋さんができて、TVなどでもよく特集しているが、神戸では「スイーツめぐり」をするタクシー・ツアーもあるという。

多分、女性は総じてそうであろうが、例外にもれず、妻も大のスイーツ好きである。わたしは基本的に和菓子であり、餡子(あんこ)好きなのであるが、かつ困ったことに酒飲みでもある。しかし、妻のお供でカフェに立ち寄ったときは、時々洋菓子をいただくこともある。神戸のカフェで食べたバナナのミルフィーユのおいしさはまだ記憶に残っているところである。

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さて、妻の誕生日やら、知人への贈り物やらで、三田(さんだ)にある、休日には行列ができるくらい結構有名な洋菓子屋「SK」を訪れた。ここは栗を使ったロールケーキ、「Kロール」が大変有名であるが、生菓子、とても二人ではその日の内には食べきれないので、赤と白の色の組み合わせが素敵な包装BOXの焼き菓子を知人への分も含めていくつか求めた。

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お店の片隅には、魔女やお化けに仮装した子供達が「Trick or treat. (お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ねるハロウィン(Halloween、万聖節)の飾りがおかれている。もうそんな時期なのだ。つい数週間前、あの暑かった日がまるで嘘見たいである。店の周りには小さな庭があって、そこには虫の音楽家などいくつかの彫刻がおいてある。ちょっとしたアイデアであるが、こんな風にさりげなくアートがおいてあるというのもオーナーの気遣いやセンスなのであろう。

明日は妻の還暦誕生日、息子夫婦が気を利かしてイタ飯屋に誘ってくれている。お土産はここの焼き菓子。妻は、すっかりうきうきして何を着ていこうかと迷っているようである ・・・ 。

 

そしてこれは、行く途中に見かけた宝塚の稲田に描かれた巨大アート、ギフチョウである。生育の早さが違う4種類の稲によって、胴体や羽を表現し、その大きさは横30メートル、縦20メートルであるという。うれしいことに、高みから見渡せるようにちょっとした展望台を作ってくれている。こうして、ちょっぴりアートな秋の一日が過ぎてゆく。

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お菓子、といってもチョコレートであるが、ストーリー上、重要な役割を担った映画がいくつかある。いずれも、当代女性に人気抜群の色男「ジョニー・デップ/Johnny Depp」が主演している映画。1964年に「ロアルド・ダール」原作の本が出版され、1971年に最初に映画化されたのが、「メル・スチュアート/Mel Stuart」 監督、「ジーン・ワイルダー/Gene Wilder」主演の「夢のチョコレート工場」。そして鬼才「ティム・バートン/Tim Burton」監督、「ジョニー・デップ」主演によるリメイク作品が「チャーリーとチョコレート工場/Charlie And The Chocolate Factory」。5人の子供が謎めいたチョコレート工場に見学に訪れると、そこには ・・・。子供向けなどと侮るなかれ、それはすごく楽しくて、ちょっぴり不思議で、目も眩むばかりの甘美なる世界が拡がっている。



チャーリーとチョコレート工場 [DVD]  ワーナー・ホーム・ビデオ

イギリス出身の作家・脚本家、「ロアルド・ダール/Roald Dahl」原作のファンタジーはこれ、「チョコレート工場の秘密」。



チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)  ロアルド・ダール / 評論社

「ジョニー・デップ/Johnny Depp」主演のもうひとつの映画「ショコラ/Chocolat」もお菓子が重要な意味を持つ忘れられない映画のひとつ。「ラッセ・ハルストレム/Lasse Hallström」監督による心温まる物語。フランスの小さな町にやって来た母娘が開店したチョコレート・ショップは、人々を虜にし、氷のように閉ざされた村人の心を開いていくが ・・・。



ショコラ【廉価2500円版】 [DVD]  アスミック

この映画では、ヨーロッパ・ジャズの祖でもある伝説のJAZZギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト/Django Reinhardt」の創始した音楽、「ジプシー・スイング」がふんだんに聴ける。本当に弾いているかどうかはわからないが、デップがギターを引くシーンも見られる。ラインハルトの代表曲といえば映画の中でも演奏される「マイナー・スイング/MINOR SWING」。「ショコラ」のサウンド・トラックで「Minor Swing」と映画のスチールを ・・・。

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そして、 「ショコラ」の中で「ジョニー・デップ」がギターの弾き語りをしていた曲が、「ジプシー・イン・マイ・ソウル/The Gypsy in My Soul 」。ラインハルトの曲ではないが、古いスタンダードらしい。いままでに「 トニー・ベネット」、「アンディ・ウイリアムス」、「ドリス・デイ」、「ライザ・ミネリ」などそうそうたるアーティストがカバーしている曲。ここでは、ご贔屓「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の同名のアルバムから。ジプシー・スイングを基調とした、うきうきするようなスイング感あふれるサウンドにのせて、有名なスタンダード曲が、彼女の艶やか声で響き渡る。3曲目のタイトル曲が、「ジプシー・イン・マイ・ソウル」。ヴァースに続くイントロは「マイナー・スウィング」のメロディーで、いつの間にか「ジプシー・イン・マイ・ソウル」になり、エンディングは再び「マイナー・スウィング」に戻るというアレンジが面白い。

ジプシー・イン・マイ・ソウル
コニー・エヴィンソン Connie Evingson / ガッツプロダクション
  

 

 

百万本の薔薇を ・・・

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2月はバレンタイン・ディ、3月は私の誕生日、5月は母の日、6月は父の日と、今年になってから息子夫婦からのプレゼントが続いている。お嫁さんの実家へも多分同様にしているだろうと思うと相当物入りではないだろうか。もらうたびに「気をつかわなくていいよ」と言っているのだが、止む気配はない。まっ、うれしいことには違いないのであるが ・・・ 。さて、7月はお嫁さんの誕生日。今日はそのプレゼント選びに出かけてきました。こんなとき、女性は本当にいきいきするというか、テンションがあがるものですね。

私の思い出に残るプレゼントは、LPアルバム「マル・ウォルドロン/レフト・アローン」である。当時、JAZZになどまったく興味のなかった妻がプレゼントしてくれた一枚である。どう考えても、若い女性が交際中の男性に送るようなアルバム・タイトルでも曲想でもないと思うのだが ・・・。何故それを選んだのかを、後年聞いてみたが、妻にはそれを贈った記憶すらなく、今もってわからないプレゼントの謎である。ひょっとすると、わたしがおねだりしたのかもしれませんね。とすれば、30数年経ってしまったが、お返しにせめて目の保養だけでもと、「100万本の薔薇」のプレゼントを気取って、先日近くにあるバラ園へ ・・・ 。

ジャズ・ヴォーカル史上最高の女性歌手といわれた「ビリー・ホリディ/Bilie Holiday」。彼女のピアノ伴奏者をつとめた「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」が、ホリディの死後に捧げた追悼アルバム「レフト・アローン/Left Alone」。 タイトル曲のテーマをアルトサックスの「ジャッキー・マクリーン/Jackie Mclean」が切々と吹き、その痛切な情感の表現は、マクリーンの名演奏としても高く評価されている。



レフト・アローン / マル・ウォルドロン・フィーチャリング・ジャッキー・マクリーン / EMIミュージック・ジャパン

聴いてみますか? 「Left Alone – Mal Waldron」。  

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創作するおばさんたち

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今日は、妻のお供で神戸の「ユザワヤ」へと。妻の趣味の手芸材料の仕入れのお付き合いである。ウィーク・デイだというのに、店内は年配中心の女性でいっぱい、レジも長蛇の列である。たしかTVの経済番組で「ユザワヤ」の繁盛振りの秘訣が紹介されていたが、そのとおりであった。8F建てのビルの6Fフロアーにところ狭しと手作りホビー材料がならべられている。ユザワヤは、1955年戦後まもなくの創業で55周年、店頭には最大約20,000種の生地をはじめ、5,000色以上の毛糸など、世界中のあらゆる手作り手芸用品とホビー材料を揃えているという。洋裁・和裁、各種手芸、編物、ビーズ、フラワー、刺しゅう、和手芸、トールペイント、絵手紙などなど、女性の手作り趣味に関わるすべてのものがあると言っていいだろう。リアル・ショップであるが、手芸版Amazonといったところか。最近では、Tシャツ、バッグ、ジーンズ、携帯電話などに好みのキラキラ素材を貼り付けて、デコレーションするのが、若い女性や母親の間で流行りになっているとも聞く。店内に溢れるパワフルな「創作するおばさんたち」をみながら、大量に定年退職を迎えたはずの団塊の世代、「創作するおじさんたち」は一体どこにいるのだろうか?と思わざるを得なかった。危うし!ものづくりニッポン。そない大げさな ・・・・・ 。

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首尾よく材料を仕入れた後は、三宮、元町、栄町をぶらつき、恒例のみやげの好物「おかき」をもとめるため、「播磨屋」へ。以前も店内の一角が、コーヒーやお茶、おかきの試食ができるフリー・サービス・コナーになっていたが、今回行って見ると、店内を本格的に改装して「フリー・カフェ」になっている。PAブログで話題になっている東京と同様のコンセプトの店がリニューアル・オープンしていた。こちらもパワフルおばさんたちで一杯。コーヒーもなかなかの味で、神戸街歩きのお茶休みのオアシスとして、これはうれしい発見。いずれも古風な社名を持ち、時代の最先端とはいいがたい商品を商っている2社、東京・蒲田に本社を持つ「ユザワヤ」と兵庫県に本社がある「播磨屋」。新しい戦略を打ち出しながら成長している元気な企業2社を図らずも訪れた一日でもあった。

そして、最近化粧直しが終り、夕暮れが迫る中、美しくライトアップされた「ポート・タワー」に明かりが灯るのを観ながら家路に帰るべく駐車場へと急いだ。  

奥さん大のお気に入り「徳永英明」の「ヴォーカリスト」シリーズも、もう4作目「ヴォーカリスト4」のリリースになる。殆ど毎日、奥さんはこのCDばかり流していますね。相変わらずの歌の上手さがひかる女性ボーカルのカバー。女心を男性が歌うことで、かえって切なく聴かせる。「森進一」などの曲に代表されるように、歌謡曲の世界では、結構これがはまるんですね。「柳の下の ・・・」CDもいくつか出ていますね。



VOCALIST4(初回限定盤B)(CD13曲+ボーナストラック1曲収録)     徳永英明 / UNIVERSAL SIGMA

聴いてみますか? どこかのライブでしょうか、「テレサ・テン」のカバー、「時の流れに身をまかせ」を。 
 
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いもたこなんきん、フェイク・ボッサ

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北京で一番人気の日本人歌手は誰でしょう?色々な見方があるでしょうが、わたしの感じでは「浜崎あゆみ」か「小野リサ」でしょう。理由は、北京のいくつかのCDショップの店頭に並んでいるCDの種類は、この二人が群を抜いて多かったからです。もっとも、ここ3年ぐらいは行っていませんので、古いデーターとなっているかも知れませんが・・・。写真は北京で買い求めた彼女のCDのいくつか。一枚20元~30元(約300~450円)だったでしょうか。

その「小野リサ」、じつは我が奥さんが大のファン。この一ヶ月は彼女の最新アルバム「ASIA」をよく聴いています。ブラジル音楽としてのボサノバの世界から飛び出し、ラテン、JAZZ、ソウル・R&B、カントリーなどすべての音楽をボサノバで旅することに挑戦しているかのような彼女。今度は、アジア9カ国の音楽の旅。アルバムタイトルも「ASIA」。中国、韓国、インドネシア、フィリッピンなどの歌が彼女独特の声と雰囲気で流れ、何か懐かしい古き良き時代に戻っているようなまったり感、安心感が全身を包む。敬意を込めて「フェイク・ボッサのディーバ」といってもいいでしょう ・・・。
 

ASIA   小野リサ / エイベックスイオ

 

聴いてみますか?タイの歌を。 「Saichon」。
 

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ごぶさたのいもたこなんきん 

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妻に誘われて、趣味を通じての妻の友達の「絵手紙」の展示会を見に行ってきました。女性10人ぐらいのサークルで楽しんでいるとのこと。「絵手紙」というのは、「絵葉書」とは少し違って、葉書などに、そのときの季節感や心情を簡単な詩画に描いて送るものらしい。図書館のホールに展示してあったその作品からは、主婦や女性らしいこまやかな感性が感じられました。そういえば、かっての上司の趣味が絵であり、定年後、旅した異国の場所スケッチした水彩をいくつかもらったことがある。そして、現役時代に時折利用していた割烹の女将から、自らの筆で、季節の食材を描いた「絵手紙」の案内をずっともらっていた。その絵があまりにも素晴らしいので、気に入って残してあったのを思い出した。写真の夥しい「絵手紙」がそれである。その女性は、割烹の女将をしながら、ソムリエの資格も取り、自ら欧州へワインの買い付けに走る。その上に、こんな絵も描くというその多才ぶりに大変感心した女性。大胆な構図、ダイナミックな色使いとユーモア溢れる食材の姿が実に楽しい。もはや余技を超えているような気もするのだが・・・。

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我々夫婦は、子供達に編み物や工作、遊びなどを教えているボランティアに参加しているのであるが、編み物への子供達の興味をおこさせるための見本として、妻が作った最近の作品の一つである。そのいくつかは、それを気に入ったお嫁さんに差し上げたりしているようであるが、この熊は、作った本人が大のお気に入り。「絵手紙」にしろ、「編み物」にしろ、何かの趣味に一生懸命、夢中になっている人を見るのは楽しい。
ひさしぶりの「いもたこなんきん」レポートでした。

 

 

最近家事の最中も、繰り返し流れているアルバムは「鈴木重子/Silent Stories」、「英珠/Songs」、「noon/Smil’n」など、まったり系の音楽。冬の気配が感じられるほど冷え込んできた最近の日々。午後のお茶の時間に、こんなBGMが流れていると話が弾むかもしれません。

サイレント・ストーリーズ

鈴木重子BMG JAPAN

 

Songs

英珠 /



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