オヤジの心をくすぐる本格女性JAZZボーカル「テッサ・ソーター」の歌う「You Only Live Twice」を聴いて、その美貌と情感のこもった歌唱力で歌われるこの歌がすっかり好きになってしまった。ご存知、1967年公開のジェームズ・ボンド・シリーズ「007は二度死ぬ」の主題歌である。日本各地で撮影され、ボンド・カーとしてトヨタ2000GTや、若林映子、丹波哲郎、浜美枝などが出演した作品。
「♪ You only live twice or so it seems,
One life for yourself and one for your dreams.
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Make one dream come true, you only live twice. ♪」
(作詞;Leslie Bricusse 作曲;John Barry)
今までJAZZとして聴いたことは無かったが、出だしの2行の歌詞に「あっ、いいなあ」と思ってしまった。成熟した女をうかがわせる美貌、彼女が歌うスタンダード、そしてポップの名曲。若さを生かしながら、華やかに歌うヴィーナスレコードのデビュー・アルバム「キー・ラーゴの夜」。ベイルート、NY、モスクワ、ロンドンなど世界各地のJAZZクラブで活動をする中で、フラメンコや中近東音楽がもつ情熱やソウルに影響を受け、バラードを最も得意とするようであるが、自然体で優しく素直でありながら、濃蜜な情感のこもった歌唱が、粋で心地よい。たぶん、今後大きく成長し、ヴィーナスの女性ボーカルの看板になるかもしれませんね。ちなみに、この歌は映画では「ナンシー・シナトラ」が歌っていましたね
キー・ラーゴの夜
テッサ・ソーター / ヴィーナスレコード
(この曲を歌っていたのは「テッサ・ソーター」。「ニコレッタ・セーケ」と勘違いしていました。ここに訂正いたします。)
この歌から発想した、爵士的解釈による「Live Twice」のトリビア的訳語集・・・・。
【変身!!】
古くは、バットマン、スパイダーマン、狼男、ウルトラマン、仮面ライダーなどへの「超人変身」願望。最近では、復活した必殺仕事人シリーズ、「藤田まこと」扮する「中村主水」 。はたまた、「特命係長・只野仁」あたりが、サラリーマンの変身願望か。さあ諸君!この世で果たせぬ恨みをどう晴らしましょうか ・・・。やはり選挙ですかね。
【二足のわらじ】
かっては、サラリーマンの「タブー、禁忌」のひとつであったが、今のご時勢、不景気、ワーキングシェアとやらで会社が兼業やアルバイト奨励をしている。そういえば、あまたのクリエーター、たとえば、小椋 佳、俵万智、楡周平 などはサラリーマンの傍ら感性を研ぎ、創作活動をしてたんですね。
私の周りにも、ごく普通のサラリーマンですが、プライベートの別の世界では、知る人ぞ知る趣味人、玄人はだしの名人、達人たちが、何人もいました。家具作り、リモコン・ヨットの世界選手権出場、連珠の世界チャンピオン、絵、陶芸、写真の達人、ゴルフのシングルプレイヤー。イタリアまで歌いに行った声楽ファン。変わったところでは竹とんぼづくり、フライ作りの名人。彼らは「定年退職、待ってました」とばかり、ニコニコして再スタートをさっと切っていきましたね。定年後の人生を有意義に生きてゆく秘訣やヒントを教えられているような気がしますね。彼らを「快人二面相」と名づけてもいいかもしれませんね。神童さんもその一人でしょう。
【ONとOFF】
前項とも関連しますが、サラリーマンは現役の時代に、「ONとOFF」をどう使い分けるか? これがあとあとのためにも結構大事なようです。ソニーの元会長「出井 伸之」氏のエッセイ「ONとOFF」を読むと、氏はその使い分けの達人であったことがよくわかります。「ONとOFF」の意味については、「あとがきにかえて」で出井氏自身がこう語っている。
「『裏番組』や趣味を持つ人は、ビジネス以外の話も面白く、幅広い視点をもっていますから、会社でも人が寄ってきますし発想力も豊かです。『OFF』での蓄積が、いつの間にか会社の仕事(『ON』の世界)にも環流して、『よい循環』が生み出されてゆく。」 と。
「ONとOFF」をスマートに使いこなし、颯爽とグローバル・ビジネスを推進していった当時の著者の姿は、ビジネスマンとして一種の憧れでもあった。
ONとOFF (新潮文庫)
出井 伸之 / 新潮社
【二重人格】
政治家、役者、タレントなど芸能人など厳しい競争社会のなかで、のし上がっていくためには、この種の人格を身に着けなくては決して一流にはなれないという。勿論「素(す)」と「役」を見事に使い分けるためにも。
【化けの皮がはがれる】
今まで上手に使い分けしてきた二つ以上の人格で、世間体の良いほうの一つが破綻すること。普通の人は皮2枚が精一杯であるが、何枚もの皮を被ることができる「魑魅魍魎」、「てだれ」の類が永田町、霞ヶ関界隈には住まうという。
【正体をなくす】
「正体を現す」と同義語である。外国人に、この日本語の意味を教える場合、もっともわかり易いテキストは、某・前財務金融相の記者会見VTRを見せることであろう。現役時代、あまた酒は飲んできたが、このような醜態だけはごめん蒙りたいものだった。ボンジョーレの国イタリアにとどまらず、欧州の昼食には酒がつきもの。とはいえ、昼食に酒をのんでも、午後は、きちっと仕事をこなすのがヨーロッパ・ビジネス社会では当たり前の流儀。多くの取り巻きをつれてチャーター機で出張し、五つ星ホテルのスイート・ルームに泊まっているんでしょう。単身、社益を背負って出張し、欧米流のタフネゴと渉りあうビジネスマンの気概を、少しは見習ったらどうですかねえ。
さて、こんな面白い映画がありましたね。「ニコラス・ケイジ」、「ジョン・トラボルタ」主演、「レッド・クリフ」の「ジョン・ウー」監督による「フェイス/オフ 」。
FBI捜査官のショーン・アーチャーは、逮捕した凶悪テロリスト、キャスター・トロイの顔を移植。組織壊滅をねらって、おとり捜査にのりだすが、今度はトロイが彼の顔を移植して逃走。お互いの顔を入れ替えた2人は、再び対決する。 さあ、どうなる・・・。やや荒唐無稽であるが、ジョン・ウー映画おなじみの白いハトが舞い、ダンスのような華麗な二丁拳銃の銃撃戦、ド派手なアクションの連続の本当に面白い第一級のエンターテイメント。
フェイス/オフ [DVD]
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