JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥 (7) ~炎天の花~

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いやあぁ!凄い雨でしたね。降雨量、降雨時間とも、あまり経験したことのないくらいの激しさ。しぶきを上げて降る雨を「白雨(はくう)」というそうだが、先日の雨は、あたり一面が白っぽく見えるほどのまさしく「白雨」であった。豪雨の被害にあった方にはお見舞い申し上げます。うってかわって、昨日、今日は夏到来を思わせるような空と雲。明るさといい、色合いといい、明らかに気配が変わってきたのが分かる。たまりかねたようにウォーキングに出た。近くの雑木林では、やっと蝉も鳴き出したようだ。私の住む北摂地域、この地域で一番はじめに鳴くのは、「ジ~~~」と鳴く「ニイニイゼミ」である。まだちらほらであるが、多分来週あたりは梅雨明け、うるさいくらい一斉に鳴きだすのであろう。

 

 

ウォーキングの道筋では、百日紅(さるすべり)、夾竹桃(きょうちくとう)、槿(むくげ)、向日葵(ひまわり)など、「炎天の花」の季節が始まっている。

炎天の 地上花あり 百日紅 (高浜虚子)

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これからの暑い時期、音楽くらい涼しさを感じるものということになると、やはりボサノバか ・・・ 。ボサノバの創始者「アントニオ・カルロス・ジョビン」は実に多くのボサノバの名曲を書いているが、この時期のBGMとして、私の大のお気に入りは「Wave(波)」。1967年に録音した本アルバムは、誰が聞いてもどこで聞いても違和感がなく、とても気持よく聴けるインストゥルメンタル作品ということで人気がある。「クラウス・オガーマン」編曲・指揮のオーケストラとの共演による心地良いサウンド。さすが「クリード・テイラー」がプロデュースしたおしゃれなCTIシリーズ。



Wave  Antonio Carlos Jobim/Polygram Brazil

聴いてみますか? 1986年、Montreal Jazz Festival でのライブを。

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ヴォーカルのほうが・・・という方はこちらをどうぞ。「A.C.Jobim」と関係あるのかどうか分からないが、この「Daniel Jobim & Luiza Jobim」の「Wave」、なかなか心地よいのである。

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そういえば、「雨あがる」なんて時代劇の佳品がありましたね。



雨あがる [DVD]  アスミック

 

 

路傍の花、樹々の鳥 (6) ~泥池に咲く蓮~

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山遊びへ出かける道の途中の小さな溜池の脇に車をとめた。この溜池には、毎年のように見事な蓮(ハス)の花がたくさん咲くので、その見事さに車を止めて見入る人も多い。ところが、どういうわけか今年はまだ葉が水面まで成長しておらず、花の数が極端に少ないのだ。些細なことであるが、なんとなくその理由が気になってしまう。しかし、数少ないが泥池の中に咲いたその花はやはり清清しい。

蓮(ハス)の花、すなわち蓮華(レンゲ)は、 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という中国の成句にもあるように、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多いので、日本人にも馴染みの深い花である。泥水の中から生じ、清浄な美しい花を咲かせるその姿が仏の智慧や慈悲の象徴となり、浄土に咲く花とされ、仏像の傍らでよく見かけるのである。また地下茎はレンコン(蓮根)として食用になることでもよく知られている。 「レンコンのはさみ揚げ」、「カラシレンコン」などはよく知られたわたしも大好物の惣菜であり、こちらは現世の利益、口福。

ところで蓮に似た花、我が家の睡蓮(スイレン)は一向に咲く気配がないのは何故だろうか?こちらも気になるのだが ・・・ 。えっ、わが家は極楽浄土にあらずなんて ・・・ 。ところで、睡蓮の語源は、花が夜は閉じ、昼に咲き、蓮によく似た形をしている、つまり、「睡眠をとる蓮」、「眠る蓮」という意味からであるという。「水蓮」ではないのである。

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こちらは、わが団地内の公園、付近の里山など、この近辺のいたるところで見かける、今が盛りの「ネムノキ(合歓木、眠の木)」。花弁が発達せず、長く糸状に伸びたおしべが花を構成しているその様は、遠目にも繊細で美しい。よく観ると、雨のしずくがおしべについて光を反射したり、長いおしべが風にそよいでいる。「ネムノキ」の名前の由来は、こちらは、睡蓮とは違って、夕方になると葉が合わさって閉じてしまう様を、「眠る」ことに例えたものである。

蓮、ロータス(Lotus)といえば、「サンタナ/Santana」のアルバムに「ロータスの伝説」というアルバムがありましたね。1973年、サンタナ初の日本公演のときの大阪公演の二日分のライブがアルバムとなったもの。このライブ・アルバムが3枚組LP(CDは2枚組)として発表された時には、一大センセーションを巻き起こしたものです。まずはそのジャケット。人気イラストレーターの「横尾忠則」のデザインで、世界最大の22面体LPジャケットとして大変話題になったもの。そして、一時の「ビートルズ」もそうであったが、「サンタナ」もすでに宗教の世界にかなり入り込んでおり、ステージ演出や演目にも、その宗教色が色濃く反映されていたからである。



ロータスの伝説  サンタナ / ソニーレコード

「サンタナ」の曲の中から一曲だけをといわれれば、私は、この曲になってしまうでしょう。「哀愁のヨーロッパ/Europa」。観てみます?「魂を悪魔に売った」とまで評されたそのギターを。この曲はYOUTUBEにいくつもアップされているが、1988年、スイスの「モントルー(Montreux)ジャズ・フェス」でのライヴをご紹介しましょう。JAZZサックスの「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」と共演していますが、さしものショーターもサンタナに圧倒されたのか、セッションに入り込むきっかけがつかめないでいるのが面白い。

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路傍の花、樹々の鳥 (5) ~シーボルトのあじさい咲く~

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去年の今頃、六甲山森林植物園で求めた「幻のあじさい」、「シーボルトのあじさい」と呼ばれていた「シチダンカ(七段花)」が可憐な花を咲かせ出した。

「シチダンカ」は、兵庫県の六甲山系に自生する「ヤマアジサイ」の一種で、江戸時代末期に長崎にやってきたオランダ人「シーボルト」が発見し、その著書「日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)」で紹介して、その名が知られるようになったが、実物や標本を見たという日本人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていた。昭和34年(1959)に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で偶然、発見し採取し大変話題になったという。シーボルトの発見以来、実に130年あまり「幻の花」であったというあじさいである。

ちゃんと育つかどうか心配していたが、どうやら根付いたようだ。ちょっと嬉しい。こんなささやかな出来事が我が家の喜び ・・・ 。

去年、2009年は1609年に徳川幕府がオランダに対して御朱印状を発行し、オランダとの貿易が開始されてから400年目であった。そのオランダはJAZZ大国で、北海に面する「デン・ハーグ」という町で毎年7月に開かれる「North Sea Jazz Festival」(http://www.northseajazz.com/)は、世界最大級のジャズ・フェスティバル。3日間で内外からなんと1,200名のアーティストが出演し、観客動員数7万人を誇るというからすごい。そんな訳でオランダ出身のJAZZミュージシャンは結構多いのだ。古くは「リタ・ライス」、「アン・バートン」、そして人気の高い「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」、さらに「ローラ・フィジー」、「ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ」、「キャンディ・ダルファー(as)」、「ルイス・ヴァン・ダイク(p)」、「ジェシ・ヴァン・ルーラー(g)」 ・・・ などなど。今日はとても可憐とは言いがたいが、「ローラ・フィジー」をおすすめしておきましょう。

「ローラ・フィジー/Laura Fygi」、1955年8月27日アムステルダム生まれ。セクシーなイメージを売り物にしたグループで7年間活動を続けた後、91年、ソロJAZZ歌手としてデビュー(『瞳のささやき』)。以後、コンスタントにアルバムを発表しているが、セクシーなイメージが災いしてか、日本での人気はイマイチのようである。私は好きですがねえ ・・・。少し、かすれたハスキーボイスが魅力的で、これからJAZZを聞きたい方に、何かおすすめの女性JAZZボーカルをと尋ねられたときにあげるアーティストの一人です。10枚ほどのアルバムがリリースされているが、次から次へと、「ミッシェル・ルグラン」の曲をローラが歌う「Watch What Happens」と、ロンドンの有名なJAZZクラブ「ロニー・スコッツ」でのライブ盤をあげておきましょう。



Watch What Happens  ; Laura Fygi / Verve Forecast

 

Laura Fygi at Ronnie Scott’s  ;  Laura Fygi / Verve

 聴いてみます? 「Ronnie Scott’s」での「シェルブールの雨傘/I’ll Wait For You」。
 
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路傍の花、樹々の鳥 (4) ~愛鳥週間~

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5月10日から16日までの1週間は「愛鳥週間」、すなわち「バード・ウィーク」である。日本には500~600種類の野鳥の種類がすんでいるといわれ、私の所属しているクラブが活動の拠点にしているフィールドでも、50~60種類の野鳥が観察できるそうである。この時期、クラブや活動のフィールドでは、「バード・コール(写真参照)」づくり、「バード・ウォッチング」などと、色々な野鳥に関するイベントが行われる。今日は「バード・ヒアリング」。木々の葉が生い茂りはじめるこの時期は、野鳥の姿は見つけることが難しい。「声はすれども姿は見えず」というやつ。鳥のさえずりから、鳥の名前を覚えようというイベントに参加。1時間ほど公園内を廻る間に10種類ほどの野鳥のさえずりを聞き分けることができました。そんななかで、これからの時期、公園内でよく見かけ、聴くことの出来る代表的な「夏鳥」を2種類覚えることができました。「キビタキ」、「センダイムシクイ」。「キビタキ」は、ヒグラシに似たような声に似ず、その愛らしいきれいな姿で知られ、「センダイムシクイ」は、その「聞きなし(さえずりを人の言葉に例えること)」が「焼酎一杯、ぐ~いぐ~い」であることで知られている。

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(写真は「オンライン野鳥図鑑」より)

 

         キビタキ                 センダイムシクイ

そしてインターネットは便利なもので、これら野鳥の姿、習性などを調べようと思えば、次のサイト「オンラインや野鳥図鑑」 や「野鳥の窓」が簡単に利用できる。そして野鳥の鳴き声、さえずりは「野鳥の鳴き声」 などで確認できるからうれしい。「焼酎一杯、ぐ~いぐ~い」と聴こえますかな。また「YOUTUBE」にもたくさんの野鳥の動画、さえずりがアップされています。

見てみますかYOUTUBE。 「キビタキ」。 「センダイムシクイ」。

鳥にちなんだJAZZのアルバムはいくつもあるが、聴きたいアルバムは前回に続いて、夭折の女性シンガー「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy 」のアルバムで「Songbird」。本アルバムは、ホームタウンのワシントンDC以外では無名に近かった「エヴァ・キャシディ」がリリースした3枚のアルバムから選りすぐられたベスト盤。その忘れがたき美しいボーカル、その魂の歌声は、1996年に皮膚癌で亡くなるまでの33年の短い生涯の間、人の心に響きつづけた。
  

Songbird  Eva Cassidy / Blix Street

聴いてみますか、魂の歌声、 「エヴァ・キャシディ」の「Songbird」を。

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路傍の花、樹々の鳥 (3) ~秘密の花~

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先日の山遊びの際、山道の傍らに咲いていた可憐な花、その花の名前を教えてもらった。「キンラン」というそうだ。くぬぎ林の木漏れ日に照らされて、輝きながら風に揺れる様は「金蘭」の名に相応しい。

キンラン(金蘭、Cephalanthera falcata)は、ラン科キンラン属の多年草で、地生ランの一種。和名は「黄色の花」からつけられた。中国、朝鮮半島、北海道を除く日本各地に幅広く分布する。山や丘陵の林の中に生える地上性のランで、高さ30-70cmの茎の先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の明るく鮮やかな黄色の花をつける。花は全開せず、半開き状態のままである。花弁は5枚で3裂する唇弁には赤褐色の隆起がある。元々、日本ではありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載された。そんな貴重な花が、わが山遊びのフィールドにあったのだ。そして、右の写真は、キンランの近くで白い蕾をつけていた同属の「ギンラン(銀蘭、学名:Cephalanthera erecta)」である。

金蘭・銀蘭どちらも同じような場所で、この時期に開花するが、近年は雑木林の放置や宅地開発、それに野生ランブームによる乱獲などによって、どちらも急激に減少しているので、並んで咲いているのを見る機会も減りつつあるという。

山遊びで見つけた私の小さな秘密の花「きんらん・ぎんらん」。なにか双子のご長寿婆さんかパンダの兄弟みたいですね ・・・。

聴いてみますか? 「きんらん」にふさわしい曲を。 これは懐かしい「ピーナッツ・ハッコー/Peanuts Hucko」の哀愁のクラリネット?「小さな(可愛い)花/Petite Fleur」。奇しくも同じ名を持つ双子のデュオ「ザ・ピーナッツ」がカバーしてヒットしましたね。下のYOUTUBEでも聴くことが出来ます。

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「ピーナッツ・ハッコー」(1918年4月7日 – 2003年6月19日)はアメリカのジャズ・ミュージシャン。クラリネット奏者、アルト・サックス奏者、テナー・サックス奏者で、日本の「ベニー・グッドマン」といわれたスウィング・クラリネットの名手、鈴木章治(95年他界)と彼の最大のヒット曲にして和製JAZZの名曲「鈴懸の径」を何回か共演したことでもよくしられている。この曲は彼のアルバムにも収録されています。 二人の共演の「鈴懸の径」はYOUTUBEでも聴くことが出来ますよ。
 
 

ウィズ・ア・リトル・ビット・オブ・スウィング

ピーナッツ・ハッコー・ウィズ・ヘレン・ウォード / BMG JAPAN

路傍の花、樹々の鳥 (2)

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日々の散歩道やウォーキングの途中で見かけた花で、名前の分からないものが多くあります。人家の花壇でなく、山沿いの小道や土手、斜面など見かけるが、その名前が分からない。もちろん外来種が野生化しているものもあるかも知れません。読者から教えていただけるかもしれないという期待もこめて、時々とりあげてみることに ・・・ 。写真の花は、毎日の犬の散歩道のグランドの脇に2日ほど前から一斉に咲きだしたもの。この場所でしか見かけないし、見た感じは外来種ではないかと思っています。サボテンみたいな芯の周りを小さなブルーの花が取り巻き、アンバランスではあるが、花弁はなかなか可憐でリリカル。(追記;読者からコメントで花の名は「シラー」と判明)

「小曽根真」。1961年神戸市生まれのJAZZピアニスト。父、小曽根実の影響でジャズに興味を持ち、独学で音楽を始める。12歳の時にオスカー・ピーターソンのソロ・ピアノを聴き、ジャズ・ピアノを始める。1983年バークリー音楽大学のジャズ作・編曲科を首席で卒業後、同年6月にニューヨークのカーネギー・ホールにてソロ・ピアノ・リサイタルを開く。このとき、ちょうど見物にきていた「クインシー・ジョーンズ」に見出されて米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。

「小曽根真」の今までの作品から、美メロでリリカルなバラード・ナンバーばかりを集めたベスト・アルバム「バラード」。「大西順子」といい「上原ひろみ」といい、若い日本のJAZZの才能が世界へ羽ばたいていくのはうれしい限り。
 
 

バラード

小曽根真 / ユニバーサル ミュージック クラシック

 

 

聴いてみますか? 小曽根のリリカルな演奏を。「Nature Boy」。 (アルバム「バラード/Ballads」より)

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路傍の花、樹々の鳥

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いつもの山沿いの散歩道。昨日はまったく眼にもとまらなかった花が咲いている。何の花だろうか?悔しいことに名前が分からない。樹々に鳥が囀っている。鳴き声、姿と名前が一致しないのだ。木といい、鳥といい、そして花の名前もすっかり忘れてしまっている。せめて自分の生活圏で出会う木々や草花、野鳥の名前ぐらい知っておきたいものだと思う。そんなことは現役時代には考えもしなかった。だが、これからも地域の自然とともに生きていくのだから ・・・ 。 (追記;花の名は「シャガ」と判明)

こんな本を買い求めました。

身近な樹木ウォッチング―まず基本170種を覚えよう

淡交社

 

庭で楽しむ野鳥の本―原寸大

大橋 弘一 / 山と溪谷社

モダン・ジャズの原点ともいうべき「ビ・バップ」の創始者、歌うように自由自在にSAXを操り、ジャズを語る上で欠くことの出来ない天才「チャーリー・パーカー」。彼の曲には、「Bird Gets the Worm」、「Bluebird」、「Chasin’ the Bird」、「Bird’s Nest」など愛称「バード」にちなんだ曲も多い。極めつけは「オーニソロジー/Ornithology(鳥類学)」と言う曲でしょうか。
 

ストーリー・オン・ダイアル Vol.1

チャーリー・パーカー / EMIミュージック・ジャパン

 
これは楽しい洒落っ気いっぱいの鳥のジャケット。

Charlie Parker with Strings: The Master Takes

Charlie Parker with Strings / Polygram

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天空のソナタ  ~里山のエドヒガン~

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今年の花見のなかでは、多分昨日が天気といい、暖かさといい、たった一日だけあった絶好の櫻日和だろうか。ご近所の公園では、待ちかねたかのように子供づれの大勢のお母さん方がお弁当を広げていました。櫻も見ごろは今週限り、こんないい日に家にいる手はないとばかり、買い物もかねて、近所の里山一円をドライブ。造成中の住宅団地には新築の家もちらほら、そして引越しの車もいくつか見かけた。その後ろの里山には、まるでパッチワークのように山桜が浮き出ている。櫻の季節と共に迎える新生活、映画のワンシーンの様であった。
 

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里山の谷を覆う山桜ももう満開。

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黒川・櫻の森に群生する「エドヒガン」は、今年もその霞みのような可憐な花が満開、山桜と合わせて見事なパッチワークで私を迎えてくれた。この櫻の森の整備をしてくれるボランティアの皆さんに感謝。

 

 

 

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そして、いつもはボランティアのフィールドである一庫公園、今日は櫻ウォーキングを楽しむために訪れてみました。公園の片隅に咲く小振りのソメイヨシノが、凛としてこれも見事なたたずまい。そして散策路には、櫻と同居して山躑躅(やまつつじ)の仲間、三つ葉ツツジがいっぱいの花をつけていた。
 

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すっくとそびえるエドヒガン。その拡がる枝先にまるで霞みのように煙る櫻の花を見ていると、天空からソナタが聴こえるような気がする。「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」のクラシック集「天空のソナタ」。ナチュラルで透明感あふれ、気品のある香り漂うEJTの世界は「エドヒガン」にこそふさわしいと思える。
 
 

天空のソナタ

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / エム アンド アイ カンパニー

聴いてみますか?「ラ・カンパネラ」。 
 

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五人囃子の笛太鼓・・・

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旧暦の「雛祭り」。素封家が江戸時代の豪農の屋敷を模して、昭和の初期に建てた屋敷をそのまま利用した隣町猪名川町の多目的文化施設「靜思館」では、この地方の旧家が所有していた「雛人形」を、毎年この時期に展示している。いってみて驚いた。一体何体の、何組のお雛様があるのだろうか。座敷、縁側、蔵、台所、茶室・・いたるところに旧家から寄贈された雛人形が飾ってある。昔の人はこのような慣わしを大事にして暮していたのだという事を改めて感じた。お内裏様のお顔は皆、面長のすこしレトロな顔立ちで、たんすや駕籠などの調度品の細工も見事である。私の子供は男ばかりだったので、雛人形を飾ることがなかったのですっかり見入ってしまった。

 
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 そして地元の愛好家の琴の演奏や手芸の展示も・・・。土産は地元の名物「丁稚ようかん」と「猪肉はるさめ」、「よもぎもち」。こんなささやかなイベントでも多くの人が集まり、多少の経済効果もあるのだ。この地域の旧家に、多分そのままだったら死蔵されたままだったと思われる多くの雛人形に陽の目をあてることによって人が集まったように、地域の活性化は、その土地に暮す人は格別とは思わないが、よそから見ると、極めて特徴のある歴史、慣わし、祭り、くらし、食文化といったその土地に根ざしたもの、大事にしてきたものをもう一度見つめなおし、他地域にはない独自性、その土地の「誇り」といってもいいかもしれないものをまず見出すことなのかもしれない。

ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、に続いてひな壇を飾る五人囃子は「クインテット」。「ジャズ・クインテット」といえば、80年~90年代にかけて夢中になったJAZZコンボが「マンハッタン・ジャズ・クインテット」であった。50年~60年にかけてJAZZ界の主流であったハードバップ、ファンキーを新しい感覚で80年代に再現し、圧倒的な支持を受けたJAZZクインテットが「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet (MJQ)」である。  

84年に「デビッド・マシューズ(p)」をリーダーとし、ルー・ソロフ(tp)、ジョージ・ヤング(ts)、チャーネット・モフィット(b)、スティーヴ・ガッド(ds)というメンバーで衝撃デビューした。わたしが聞いて衝撃を受けたアルバムは第2作「枯葉」。青春時代JAZZに夢中になったが、就職、結婚、家庭としばらくJAZZから離れていた時期に聴いたこのアルバムに青春時代が甦り、再びJAZZを聴くきっかけとなったのである。
 

 

枯葉

マンハッタン・ジャズ・クインテットキングレコード

団塊の世代にとって懐かしいJAZZナンバーが聴けるベストアルバムはこれ。「枯葉」、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン 」、「ザ・サイドワインダー」、 「モーニン」、 「キャラヴァン」 、「テイク・ファイヴ」 「ソング・フォー・マイ・ファーザー」・・・・。曲名を聴いただけでそわそわしてきませんか?
 

 

SINCE 1984

マンハッタン・ジャズ・クインテット / テイチク

最近MJQのジャケットには、団塊世代のオジサン狙いの脚ジャケが多いのだが、この脚ジャケは、久々の「美脚ジャケ」としておすすめ。「危険な関係のブルース」、「モーニン」、「ブルース・マーチ」などA.ブレーキーをトリビュートするの垂涎ナンバーが一杯・・・。
 


 

25-アート・ブレイキー・トリビュート-

マンハッタン・ジャズ・クインテット / スリーディーシステム

聴いてみますか? 「Manhattan Jazz Quintet」の「The Sidewinder」。
メンバーはオリジナルのLew Soloff(tp) George Young(ts) Dvid Mathews(p) Charnett Moffett(b) Steve Gadd(ds)。

そういえば、こんなことがあった。なじみのキタのJAZZクラブで「すみません、今日は貸切で・・・」と言われたことがあり、仕方がないので店を出たが、そのときすれ違いに入って来たのが「デヴィッド・マシューズ」であった。MJQ大阪公演の打ち上げか何かだったのだ。

 

グリーンハンド、Helping Hand

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「グリーンハンド」、こんな活動が地域でスタートし、その説明会がありました。正式な名称は「災害時要援護者支援制度」。私が住んでいる団地は戸建住宅を中心とした約5,000戸の大団地といっていい規模の団地ですが、開発後40年以上経過し、いまでは、高齢化率35%を超えた「成熟した街」といえば聞こえはいいが、実態は全国にあまた存在している「高齢化問題を抱えた街」になりつつあります。そして、ただ高齢化率がアップしているだけではなく、一人暮らし、二人暮しのお年寄りが急速に増えています。思い出すのは阪神淡路大震災、孤立したお年寄りがずいぶん犠牲になったとも聞いています。そんなことから、行政、自治会がはじめたのが、少しでも高齢者や障がい者の安心安全をサポートしようと、震度4以上の地震や台風などの災害発生時に、住民による「支援が必要な方に対する安否確認」ならびに「日ごろの見守り活動」を推進しようという今回の活動です。「支援が必要です」と手を上げた方が420名ほど、「支援活動をしてもいいよ」と申し出た方が300名ほどだったそうです。災害時には、自分のことだけで、手一杯でどれほどのことができるかわからないのですが、私たち夫婦も支援活動参加に手を上げてみました。今後、民生児童委員、認知症サポータなどと連携して推進していくようです。この高齢者問題は間違いなく「明日はわが身」。地域の中で助け合うことが解決の一つの方法と思える。、「グリーンハンド」活動が「助けの手、Helping Hand」となり、すこしでも解決への糸口になればいいと思う。

思い出す曲は、「キャロル・キング/Carole King」の「君の友達/You’ve got a friend」。この歌は1971年のアルバム「つづれおり/Tapestry」に収録されていますが、このアルバムは、なんとその年のグラミー賞を4部門制覇してしまった。全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週(約6年間ということですぞ!)連続でトップ100にとどまり、全世界で2000万枚を売り上げたというからすごい話。いやはや、桁外れのヒット・アルバムだったと言う事です。

【君の友達/You’ve got a friend】  作詞作曲;Carole King

「♪ When you’re down and troubled      君が落ち込んでて悩んでいるとき
   And you need a helping hand        そして助けが必要なとき
   And nothing, nothing is going right    何一つうまく行かないときも
   Close your eyes and think of me      目を閉じてボクのことを考えてごらん
   And soon I will be there             そうしたらすぐに君のところへ行くよ
   To brighten up even your darkest night  君の暗闇を明るくするために

   You just call out my name            ただボクの名前を呼べばいい
   And you know wherever I am         ボクがどこにいようとも君はわかるはず
   I’ll come running to see you again      ボクは走って君の元へ会いに行こう
   Winter, spring, summer or fall         冬、春、夏、秋 いつでも
   All you have to do is call             ただボクの名前を呼べばいいだけさ
   And I’ll be there, yeah, yeah, yeah.     きっと君のところにボクは行く
   You’ve got a friend                  そう君には友達がいるんだ  」

 

つづれおり

キャロル・キング / Sony Music Direct

 

「キャロル・キング」がライブで歌う「You’ve got a friend」 

 

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それこそ沢山のカバーがありますが、我がJAZZミューズ「伊藤君子」と「ステイシー・ケント」のアルバムをあげておきましょう。

イヴニング・ウィズ KIMIKO ITOH

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

 

The Boy Next Door

Stacey Kent / Candid

 

 

 



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