JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

秋桜の里

Tags:

DSCN2422

隣町、大阪府豊能(とよの)町の山里にある「コスモスの里」を訪れてみた。十数年前に花の好きな愛好家が始めたらしいが、その頃一度訪れたことがある。今では結構名が知られたようで、朝日新聞の夕刊にも載っていた。

総面積、約1ヘクタールの園内に咲く、ピンクや白のコスモスは、およそ数百万本だという。花の高さは大人の背丈ほどもあり、来園者は迷路のような遊歩道を歩きながら、コスモスを観賞するのであるが、ところどころに全景を見渡せるよう台が置いてあり、来園者はそれに乗って、カメラのシャッターを切っている。秋、どこにでも咲いているコスモスであるが、これだけの数集まると壮観の一言に尽きる。

秋桜、あきざくら。メキシコ原産のキク科コスモス属の花、「コスモス/Cosmos」の和名である。日本には明治時代に渡来したらしく、秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところから、「秋桜」と名づけられたという。「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませるようになったのは、1977年(昭和52年)、「さだまさし」作詞・作曲で、「山口百恵」が歌った「秋桜(コスモス)」がヒットしてからのことである。

「♪ 淡紅(うすべに)の秋桜(コスモス)が秋の日の
    何気ない 陽溜(ひだま)りに揺れている
      この頃 涙脆(もろ)くなった母が
        庭先でひとつ咳をする   ・・・・ ♪」

「山口百恵」のこの歌、「徳永英明」などJ‐POPS系の歌手がよくカバーをしているが、ジャズ歌手である「ケイコ・リー」のカバーはかなり異色であろう。しかも、英語・日本語の両方のバージョンが出ている。英語バージョンなら、アルバム「アナザー・サイド・オブ・ケイコ・リー/Anther Side Of Keiko Lee」、日本語バージョンなら「ヴォイセズ・アゲイン/Voices Again」。いずれもベスト盤ながら、CM曲や映画主題歌、他アーティストとのコラボ曲など、彼女のハスキーボイスを堪能出来る佳作。

アナザー・サイド・オブ・ケイコ・リー

ケイコ・リー / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

ヴォイセズ・アゲイン
ケイコ・リー / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B000B9F2T4
スコア選択:

「Keiko Lee - 秋桜」。 日本語バージョンで。

        You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

アートな稲穂

Tags:

DSCN2290

家から少し離れたスーパーまでの買い物ドライブの途中、寄り道をして稲穂アートを見に行った。例年、近くの農業高校の生徒さんが作っているという。今年も3色の稲穂を使った幅20mはあろうかという巨大な「ギフチョウ」である。黄金色の稲穂の中に、ただそれだけが浮かび上がっているだけであるが、欧米流のミステリー・サークルとは違って、稲穂を倒さずに、色違いの稲穂を植えて大事に育て、模様を浮かびあがらせる。そんなところに、時間をかけ、作物を大事にするという日本人の価値観が垣間見える。
  
さあ、最近の女性ボーカル衝動買いのCDは、「スーシ・フルゴール/Susi Hyldgaard」の「恋に落ちる11の呪文」。「シーネ・エイ/Sinne Eeg」、「メッテ・ジュール/Mette Juul」とここ続けてアルバムを手に入れた新人二人はデンマーク出身の歌手であったが、今回もどういう訳は偶然にも同じデンマークの新人歌手であった。バカンスのヨーロッパの夏、とりわけ気候のいい北欧はJAZZフェスティバル多いというが、そんなこともあって、デンマークはユーロ・ジャズの発信の中心地となっているのだろう。

susi2

さて、「スーシ・フルゴール」。ジャケットもよかったが、何たってタイトルがいい。「北欧のひんやりとした乾いた空気から生まれたクール・ボイス、よく冷えたドライ・マティーニのような歌声」というようなコピーだったが、私は、彼女の七色の声といってもいいような多彩な声質に驚いた。曲によって変わる正統派、ロリータ風、ささやきボッサ風 ・・・。まるでコンピレーション・アルバムみたいな印象である。少女、性悪女、聖女、強い女、いろいろな女が顔を出す11の呪文。同系統のシンガーはちょっと見当たらないエキセントリックで魅力的なアーティスト。アルバム・タイトルの原題は「Magic Words…to Steal Your Heart Away」。これも素敵なタイトルだと思う。スタンダードを中心に「ミッシェル・ルグラン/Michel Legrand」、「ヴァン・モリソン/Van Morrison」などの名曲を交えた話題作。残念ながら、このアルバムは、YOUTUBEにはまだアップされていない。

恋に落ちる11の呪文 【HQCD】

スーシ・フルゴール / MUZAK

話は変わるが、何回か夏にも訪れたことがある北欧では、蝶々にまったく気が付かなかった。蝶の模様をあしらった食器やインテリア雑貨をいくつも見かけたので、いないということは考えられない。きっと、ほかの景色か二足歩行の金髪の蝶に気を取られていたに違いない。

秋、各地でジャズ・フェスが催されるが、神戸でも、「神戸ジャズ・ストリート」、「神戸元町ミュージック・ウィーク」がもうすぐ始まる。

 
 
 

路傍の花、樹々の鳥 (17) ~ 秋の七草 ~

Tags:

P1030487

写真は、奈良は高円山の麓、高畑・百毫寺の山門前の萩の階段。私の好きな寺の一つだが、前回訪れたときはもう散ってしまっていた。今年もまたこの萩の季節には行けなかった別名、萩の寺。

「お好きな服は?」と問われれば、今ならば、「デニムのシャツに、チノパン、そしてベスト」と答えるかもしれない。それが山遊びのいでたちで、もっとも着る頻度が多い服装だから。それに加え、長靴、キャップにヘルメット、ナップサックというのが定番の山遊びの服装。 

そして、「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ?」と問われれば、それは「秋の七草」と答える。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方。「秋の七草」は、「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、当時は朝顔といわれていたという「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」のことで、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ次の2首の歌がその由来とされている。

「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花」 (万葉集・巻八 1537)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 
                                            (万葉集・巻八 1538)

DSCN2345

粥にする「春の七草」と違って、あくまで観賞用植物として親しまれているが、「萩」とは「草カンムリに秋」と書き、「秋に咲く草」という意味で、お彼岸のころに萩は見ごろを迎えるため、私の大好物「おはぎ」は、この「萩」に由来する。いくつになっても、食い意地の煩悩は消えないようで ・・・。

我が家の狭い庭には、ちょうど今はもう咲き終わったり、これからだったりであるが、このうちの3種、「藤袴」、「桔梗」、「撫子」があり、そしてウォーキングの道筋には七草すべてがあり、目を楽しませてくれる。

さて、秋の宵を彩る美メロJAZZ。ときどきお邪魔するブログ仲間から「リッチー・バイラーク/Richie Beirach」のソロ・アルバム「ヒューブリス/HUBRIS」を教えていただきました。音質、美メロジャズで定評のあるドイツの名門レーベル「ECM」からリリースのLP盤。「リッチー・バイラーク」、トリオでのスタンダード集の「恋とは何でしょう/What Is This Thing Called Love?」、クラシックの名旋律を素材にした「哀歌/No Borders」を聴いて、よくスイングし、よく歌うピアノだという印象を持っていたが、このアルバム「HUBRIS」は知りませんでした。全曲オリジナル、こんな美メロとは ・・・・。冒頭の曲は、切なさが見えた「Sunday Song」。

ヒューブリス

リッチー・バイラーク / ユニバーサル インターナショナル

「Sunday Song – Richie Beirach」

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

川遊び終わる

Tags:

DSCN2076DSCN2081

恒例の地域の子供たちと遊ぶ「川遊び」。前日は川底に沈んでいる危険なものを取り除いたり、河川敷の草刈り、テントや道具の運び込みなどの準備を行う。そして今日、50人くらい集まっただろうか。専門家の先生の説明を聞いたあと、一斉に川に入る。「ナマズ」に似た「ギギ」、ヤゴ、ザザムシ、ドジョウ、メダカ、カワヨシノボリ、カワエビ、オタマジャクシなど意外と多くの水生生物が、子供たちの網に入っていた。

DSCN2083
                                                           
さて、私が当日仕掛けた「もんどり」。揚げてみると、「カワムツ」や故郷・信州では「ゴリ」と呼んで佃煮などで珍重される「カワヨシノボリ」などが入っていた。結構この川もきれいになったということが実感できる。1時間ほどの川遊びで採集した水生生物に、先生が一つ一つ解説を加え、子供たちの活発な質問にも答えていただく。夏休みの宿題の目途がついたのか笑顔の子供たち。 

東北の子どもたちも、今年は川で遊べたのだろうか?。熱中症などもなく、今年も無事に終わったことにスタッフ一同、安堵と感謝。

邦楽で「川」のタイトルを持つ代表曲といえば、この歌でしょう。「美空ひばり/川の流れのように」。2003年デビューの歌手「椿」のカバーで ・・・。「椿 ー 川の流れのように」

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

さあ、そしてJAZZでといえば、子供たちの無邪気で純真な歓声や川面をわたる爽やかな風とはまったく真逆、だいぶ違和感があるかもしれませんが、失恋のトーチ・ソング「Cry Me A River」でしょうか。有名なスタンダードで、「涙が川のように溢れるほどあなたを思って泣く」という意味であるが、「おやじ声」とも評される「ダイアナ・クラール/Diana Krall」でいかがでしょうか。こんなん聴いていると、子供となんか遊んでいられません。爺さんでもそんな気になりますね ・・・。

ザ・ルック・オブ・ラヴ

Diana KrallUniversal Music =music=

いちじくの夏

Tags:

DSCN2062

この時期、私の住んでいる街の八百屋やスーパーの店頭を賑わすのは、地元の名産「いちじく(無花果)」である。 真っ赤に完熟した朝採れ「いちじく」が店頭に並んでいる。市内約120戸の農家が栽培しているそうである。いまの品種改良をした多くの美味しいフルーツにくらべると、味はもっさりとして、シャープな甘さはないが、懐かしい昔の味がする。というのも、子供のころ何回か食べたきりで、それ以来、この地に引っ越してくるまで食べた記憶がない。「いちじく」というと、発想が貧困で、イメージが悪いが、すぐ「浣腸」を連想してしまう。子供のころは、なにか腹が痛いというと浣腸だったような気がする。衛生観念や上下水道、冷蔵庫などの設備も乏しく、すぐ食い物にあたったのであろう。体の中からいち早く悪いものを排出してしまえということでは、あの時代では意外と理にかなっていたのかもしれない。

DSCN2064

「いちじく」は、漢字で「無花果」と書くので、長い間、花が咲かないと思っていた。実は、「いちじく」は実(花軸が肥大化した花嚢である)の中に小さな花をつけるため、外から花を見ることができない。果実=花嚢の中につまっているを赤いつぶつぶがひとつひとつが花なのである。それを知ったときはびっくりしたが、今年もまた美味しくいただいたのである。先日帰省した折、連れ帰ってきた親父の位牌にも「初めてかな、まあ食べてくれ」と供えた。

あと一月半もして秋になれば、能勢栗 丹波栗、自然薯、丹波松茸、黒豆の枝豆など北摂・丹波の地産地消の季節が近づいてくる。「my favarite things」いっぱいの秋が ・・・。

さて、「my favarite things」。今日のアーティストは、「ゴンチチ/GONTITI」。 「ゴンチチ」は、「ゴンザレス三上」と、「チチ松村」の、共に大阪府出身のアコースティック・ギター・デュオである。そして、「チチ松村」のほうは、私の友人の友人であったという縁もある。一度紹介してくれるという話もあったが ・・・。彼らの音楽は、ヒーリング・ミュージックというカテゴリーに入るらしく、レンタル店でも、そのジャンルの棚に置いてあるが、実際は、あるジャンルにはめ込むことが難しく、ジャンルを超えたミュージシャンであるというのが正しい。そして、彼らがボサノバ、Jazzなどを得意とすることは意外と知られていないのかもしれない。シャープで切れのいいアコギ。それでいて、温かく美しいメロディ。私は永年の彼らの「隠れファン」なのである。

さあ、彼らの「My Favourite Things」。まだデビュー前、三上が松村の家を訪れ、そこで二人でギターを弾いたところ非常に相性が良く、意気投合したのがデュオ結成のきっかけで、その時に弾いた曲が、「My Favourite Things」だったという。(wiki による)

ゴンチチ BEST

GONTITI / エピックレコードジャパン

「My Favorite Things - GONTITI」をライブから。

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 
 
 
 

おやじ、川に遊ぶ

Tags:

DSCN2058
 
例年、八月下旬に地域の子供たちと、団地の端を流れる猪名川の支流で遊ぶ、「川遊び」の日が近づいてきた。いつも80~100人くらいの子供たちが一斉に浅瀬に入るのである。いつものように安全対策やら、運営の段取りの準備を始める。今年の新企画は「もんどり」を仕掛けてみようということになった。というのも、この川遊びは、猪名川に住む生き物たちの観察もかねているが、これだけの人数が川に入れば、虫や川エビ、カメなどは捕れても、魚はまず獲れない。昔、一時は汚れていた川も、今はかなりきれいになって、アユ、カワヨシノボリ、オイカワ、カワムツなども戻ってきたようだ。獲れるかどうかわからないが「もんどり」を仕掛けてみて、どんな魚がこの川に住んでいるかを、実際に子供たちに見てもらおうという企画。もちろんそのあとは川に戻すのであるが ・・。

DSCN2054

写真のように、網製のもの、プラスチック製のもの、竹を編んだものの三種類の「もんどり」を手に入れてきた。懐かしい道具である。「もんどり」の語源はよくわからないが、水中に沈めて使う漁具で、関西地方ではこう呼ぶらしく、一方から入った魚が出られないような構造になっている。私の子供のころも、田舎ではこれでよく魚を獲ったが、たしか信州では「ウケ」と呼んでいたように記憶している。関西に移り住んでからも、以前は淀川べりのマンションに住んでいたため、息子たちとよく「もんどり」を仕掛けて「タナゴ」などを獲ったものである。

そして、今日は急に思い立って、仕掛けの予行演習。実は私がしたくてたまらなかった遊びである。夕暮れ時、オヤジ二人は、いそいそと仕掛けにに行ったのである。エサは入れずに、ただそのまま沈めたが、さてその成果は? デジカメを忘れてしまったので、成果はお見せできいないが、翌朝引揚げてみるとたくさんの川エビとメダカのような小さな魚がかかっていた。これなれば、本番もうまくいきそうである。

さて、こんな罠、仕掛けはどうですか? 一度ははまってみたい気がするのは「The Tender Trap」。わがミューズ、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」の同名タイトルのアルバムがある。一番最初に聞いた彼女のアルバムでもあるし、「特定曲衝動買い症候群」を発症したアルバムでもある。あるいくつかの特定の曲、しかも、女性ボーカルを見聞きするとたまらず衝動買いをしてしまうという厄介な病気であるが、発症したのは、収録されていた「カムズ・ラブ/Comes Love」。まさに私にとっては、「The Tender Trap」であったのだ。 
    

テンダー・トラップ

ステイシー・ケント / キングレコード

 
 
tender-trap 
 
この歌、「(Love Is) The Tender Trap」のオリジナルは、映画「The Tender Trap」 (1955)のために、ジミー・ヴァン・ヒューゼン/Jimmy Van Heusen」が作曲し、「サミー・カーン/Sammy Cahn」が作詞したものである。そして主演の「デビー・レイノルズ/Debbie Reynolds」と「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」が歌いヒットし、シナトラの持ち歌というべき曲にもなった歌である。

英語の歌詞は「コチラ」

まっ、「アバタもエクボ」。べた惚れの男性の歌うメロメロの歌ですが、それはそうと、「Honney Trap」は、どこぞの国が仕掛ける甘い罠ですので、老婆心ながらご注意を!

「The Tender Trap (1955) – Frank Sinatra」

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 
 
 
 

七夕の贈り物

Tags:

DSCN1950

 

私の住んでいる住宅団地は高齢化率が35%を超えている。そんなこともあって、この地区の「社会福祉協議会」の活動は結構、熱心活発で、高齢者のためのいろいろの支援活動やイベントを行っている。その一つが今日の「七夕コンサート」。今年から私も高齢者の仲間入りをしたことと、このコンサートの演奏者が「井草聖二」とあったから、申し込んで行って見た。彼は市の広報で、「松下奈緒」(ゲゲゲの女房)、「植村花菜」(トイレの神様)に続く、川西市出身のアーティストと紹介されていたからである。

「井草聖二」さん。1988年生まれ、22歳、ギタリスト。ごくご近所の出身である。15歳でギターをはじめ、2009年、「フィンガー・ピッキング・コンテスト全国大会」で最優秀賞受賞。2010年にはアメリカ・カンザス州で開かれた音楽の祭典「ウォルナット・バレー・フェスティバル」に日本代表として参加、トップ5に選ばれたという経歴の持ち主。

午後1時30分、高齢者100名限定の地域自治会館でのソロ・コンサートが始まった。観客は80%以上が女性である。私の経験では、大体この種のイベントの殆どがこんな状態である。この時間、先輩、同世代の男性諸氏は一体何をしているのだろうか? それにしても女性の皆さんの好奇心、行動力、パワーにはいつもながら感心する。

プログラムは前半は、オリジナル7曲。そのピュアでシンプル、しかも暖かいアコースティックな音づくりは、「ウィンダム・ヒル・レーベル/Windham Hill Records」で人気を博した「ウィリアム・アッカーマン/William Ackerman」をちょっと感じさせる。そして後半は、童謡、C&W、POPS、JAZZスタンダードなどおなじみの曲。なかでも、「ウォルナット」で演奏したという、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」が愛娘への想いを歌い上げた「Isn’t She Lovely」の愛らしさ、そしてスタンダード中のスタンダード、「スウィングしなけりゃ意味がない/ It don’t mean a thing 」は、そのテクニックといい、スウィング感といい、まさに圧巻であった。この好青年、まだMCのぎこちなさも残るが、そのテクニックには驚嘆。恐るべき22歳、世界に大きく羽ばたく予感も。今日の「七夕コンサート」、地域からの贈り物のようにも思えた。

「Seiji Igusa – it don’t mean a thing (Duke Ellington) 」 

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 
 
 
 

吊り橋を渡って

Tags:

DSCN1922

 

梅雨前線前線の南下で湿度が下がったとはいえ、やはり暑い。しからば暑さをしのごうと、まずはお気に入りのいつもの山のカフェへ。「こんな日は、木漏れ日と紫陽花が美しい庭でお茶を」と腰を落ち着ける。私の住んでいるところに比べ、1、2℃は低かろうか。目に優しい緑陰で、胃に優しいティーと洒落込む。四季折々いつ来ても、ここのカフェは和めるのがうれしい。

 

 DSCN1932DSCN1935
 

 

                          

 

 

 

帰りには、一庫ダムの上流、一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)によって作られたその名の通りの龍化(りゅうが)渓谷に架かる「龍化吊り橋」によってみた。

1998年3月竣工、橋長 54.7mの木造の吊り橋である。川からは20m位あろうか、下を見ると足がすくむ。現地の案内板によれば、吊り橋に使用されている木材は外国産の「ボンゴシ」で、高い耐久性があるそうだが、それでも渡りだすと結構揺れるので涼味満点。恐る恐るわたりきって、対岸の散策路を歩く。見下ろす川岸にまるで「青の洞門」のような岩を穿った隧道が見えてきた。

DSCN1937

この辺は、一庫ダムによってできたダム湖、「知明湖」の上限あたりで、湖底に沈んでいた「旧・国道173号」の「龍化隧道(りゅうがずいどう)」が水が少なくなるこの時期になると姿を見せるようである。階段を下りていけば、この隧道も通り抜けて歩くことができるが、「マムシ、ヤマカガシ注意!!」の看板におびえた妻の懇請に負け、降りるのは諦めた。数人のハイカー、ジョガー以外は人に会わなかったが、6月半ばに鮎が解禁を迎え、浅瀬には釣り人の姿がみえる。聞こえるのは、岩を食む渓流の音、鳥のさえずり。家から近くの身近なところにこんな渓谷があるのも驚きであるが、渓谷をゆっくり歩くのも久しぶりで、十分に「涼」を楽しんだ午後であった。

この季節、音楽として「涼」を味わうには、「フェイク・ボッサ」が一番と決めている。「ムタンチス/Os Mutantes」のリードヴォーカルで、ブラジル・ロック界の女王といわれていた「リタ・リー/Rita Lee」がビートルズ・ナンバーをボッサ・アレンジしたアルバム「ボッサン・ビートルズ/Bossa ‘n Beatles」をこの時期になるとよく聴いている。



ボッサン・ビートルズ  リタ・リー  ワードレコーズ

そのアルバムから、暑気払いもかねて「A Hard Day’s Night」なんてどうでしょうか?
 
「Bossa ‘n Beatles Rita Lee “A Hard Day’s Night” 」

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 
 
 
 

はじめて見たヒメボタル

Tags:

DSCN1917

 

初めて「ヒメボタル(姫蛍)」の乱舞を見ました。真っ暗な森の中で明滅する無数の「ヒメボタル」。その美しさにはちょっと言葉を失いましたね。前回、この時は「ゲンジ」でしたが、「ジャズとホタルの夕べ」が行われた場所と同じ地域のクリーンセンターの裏山あたりは、ヒメボタルの自生地ということで、観察会が行われました。集合は夜の10時。保護のボランティアをしている何人かの知り合いがインストラクターで、まずは兵庫県のホタル、ヒメボタルについての簡単なセミナーから始める。

ヒメボタルは、日本固有種の陸生のホタル。水辺に棲むゲンジボタルに比べて小型であることや森林内などに生息することから、人目につきにくいホタル。わたしも住んでいる地域には自生地が多いと聞いていたが、いままで見たことはなかった。地域によって生態や活動のパターンが違う謎の多いホタルらしいが、このクリーンセンター周辺のヒメボタルの活動最盛期は6月下旬から7月上旬で、時間帯は深夜11時から1時ころということから、この時期、この時間の観察会の設定となったという。

深夜ということでもあり、数人単位でインストラクターの後をついてゆっくりと森に分け入ていく。ようやく目が暗闇に慣れてくると、外からは見えなかったが、森に中のあちこちでチカチカと早い間隔で繰り返す明滅が目に入ってくる。ヒメボタルである。ゲンジのゆっくりとした明滅とははっきりと違うのが分かる。「ヒメ」と名のつくように、一つ一つのホタルの光は小さく、露光時間を相当長くしないとこれは写真には撮れそうもない。とても私のコンデジでは無理と早々に諦め、光の乱舞を楽しむことに。11時半ごろになると乱舞は最高潮に達し、200、300頭以上はいるという無数のヒメボタルが明滅、乱舞を繰り返す。われを忘れて見入る。ただ見事!の一言 ・・・。

真夜中の帰りの道、ヘッドライトの先を横切った7、8頭の鹿の群れも印象的だった。

画像を見たい方はグーグルで検索すればいくつもあります。たとえばコチラ 。

この乱舞にふさわしい曲はちょっと思い浮かばない ・・・。

路傍の花、樹々の鳥 (16) ~ しのぶもぢずり ~

Tags:

DSCN1905

 

 

いやあ!暑いのなんのって。今日の山作業、爺さん連中は「熱中症にでもなったらかなわんわ」と伐採作業は行わず、山頂まで「ナラ枯れ」をチェックしながら登るだけで、後はよもやま話 ・・。幸いなことに、まだ「ナラ枯れ」の被害は発見できなかった。

公園の草叢には多くの「ネジバナ(捩花)」が咲き始めている。「ネジバナ」は、小型のラン科の多年草で、別名「モジズリ(綟摺)」とも呼ばれている。多数の桃色の小さな花を、細長い花茎の周りに螺旋状に密着させるようにつけて咲くことから、この名前がある。そして別名の「モジズリ」は、古き昔に、陸奥(むつ)の国の信夫郡(福島県*注)で作られ、朝廷に献上されていた、ねじれて絡まったような文様の染め物、「信夫綟摺(しのぶもじずり)」に由来するとのことである。

 

そう、かって高校の古文で習った「古今集」にある「河原左大臣(かわらのさだいじん)」こと「源融(みなもとのとほる)」の歌、

  陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに
         乱れそめにし われならなくに    河原左大臣(14番)『古今集』恋四・724

に詠まれた、あの「しのぶもぢずり」である。心に秘めた片思い、「忍ぶ恋」を詠んだ歌。恋してもかなうはずのない高貴な人や他人の妻への慕情に心を乱す男のことを歌った歌である。

古今集~みちのく~しのぶもぢずり~ネジバナ~わが山遊び ・・・と時空を超えて、私と過去や東北地方とをつなげた日本のどこにでもある何の変哲もない野草「ネジバナ」。そんなことにもロマンを感じてしまうセンチメンタルな爺です。

「忍ぶ恋」、「耐える恋」、「道ならぬ恋」、「悲しい恋」 ・・・。古今、歌謡曲、演歌、シャンソン、ファド、ポップス、スタンダード、サンバ ・・・、ジャンルを問わず名曲、名歌が星の数ほどあるテーマである。しかし、アルバムというとどうだろうか? 悲しい恋、失恋をテーマにしたアルバムで、すぐ思い浮かぶのが、「カーリー・サイモン/Carly Simon」の「トーチ/Torch」である。トーチ・ソングとは,失恋の悲しみを綴った歌のことで、そのトーチ・ソングを集めて、「カーリー・サイモン」が歌い綴った81年の作品。72年に結婚し、二人の子どもまでなした「ジェームズ・テイラー/James Taylor」との離婚が83年。1981年といえば、その直前で、もうこのころは実質的に結婚生活は破綻・破局していたのであろう。そんな中で歌い綴ったアルバム。切なくなるような女ごころ、未練や苦悩が、歌唱からもジャケットからも、よくつたわってくる。



Torch  Carly Simon Warner Bros.

アルバムの中で最も好きな曲、「Carly Simon – Hurt (傷ついて)」

「英語の歌詞はコチラ」
 
「♪ I’m hurt to think that you lied to me ・・・ ♪」

          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 

注)指摘により間違いが分かりましたので秋田県⇒福島県訂正いたします。 

 
 
 



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.