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心やさしい科学の子は ・・・

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「♪ ・・・ 心やさしい ラララ 科学の子 十万馬力だ 鉄腕アトム ♪」。

「手塚治虫」の人気漫画「鉄腕アトム」のTVアニメの主題歌である。人の善悪を見分けられる電子頭脳や、60か国語を話せる人工声帯を持ち、何よりも重水素燃料による核融合エネルギーを供給する、つまり原発によって動く10万馬力の原子力モーターを動力源として内臓し、足のジェットエンジンで最大マッハ5で空を駆け巡る。世界中の子ども達の憧れや夢を見事につかんだアニメの傑作である。

「アトム」は原子、原子力の意味であることはいうまでもないが、妹は「ウラン」、弟は「コバルト」と名付けられたように、一家には放射性元素に関する名前が付けられている。まさに「鉄腕アトム」は、原子力の平和利用の象徴でもあった。たしか平和利用、原子力発電のシンボル・キャラクターとして一役買っていたと記憶している。愛くるしい顔をしたその体内に超小型原発を抱き、正義のために戦う。そんなキャラが平和利用推進というキャンペーンにはもってこいだったのであろう。「その原子力発電所が ・・・ 」である。残念なことに、「アトム」もなにか薄汚れてしまった様な気がする。もし、「手塚治虫」が存命ならば、「アトム」に今何を語らせたのであろうか。

「手塚治虫」の出身地である宝塚市には、「手塚治虫記念館」がある。かって、子どもをつれて何回かいったことがあるが、「手塚治虫」は、原子力利用についてアトムを通じて、何をどう描きたかったのか?そんな背景や彼の考えについての答えやヒントがここにはあるかもしれない。そんな観点で今一度記念館を訪れて見たいと思っている。

今までは原発容認派だった私は今、「脱原発」サイドに大きく傾いている。日本の現実を考えれば、「原発の新設はしない、既存原発については、見直した新しい基準で運転の継続か否かをふるいにかけていく。そして耐用年数が来たものから、順次停止、廃止していく。そしてそれまでに、この国の在り様を含めて、国民的合意を形成しながら、エネルギー政策の転換を図っていく」といった政策が現実的ではないだろうか。そんな大方針を早く決め、発信し、それに向けて国民の叡智や総力を結集していくべき時期ではなかろうか。

画期的な省エネを可能とする技術の開発や、湯水のように電力を使う我々の暮らし方の見直しを図る一方で、現在1%程度の利用でしかない自然エネルギーによる発電量の大幅な増加や、バイオ、深海利用などの石油代替エネルギーの技術開発を、もっとオープンに加速度的に進めていくためには、政治と密接な関係を持ちながら、発電、送電、配電を地域独占してきた電力会社のあり方やインフラ・システムの再検討、再構築に踏み込まざるを得ないだろう。小規模発電、オンサイト発電など、少なくとも原発に依存しない発電の多様化の実現のためには、発電、送電に関する規制緩和や自由化が間違いなく必要であろうし、東西の60Hzの壁を乗越えられるような電力の融通利用のためには、現在の10電力会社独占体制も議論の対象になってよい。原発問題と不可分な関係を持つこの国のあり方について、まだまだ国民的議論を深めていく必要がある。

最近、TV主題歌やアニメ・ソングをJAZZアレンジしたアルバムをよく見かけるが、日本のJAZZシーンにおける才人、「クリヤ・マコト」がTV主題歌をJAZZにアレンジ・プロデュース・演奏したアルバムがある。「TVジャズ・アンソロジー~Makoto Kuriya」。たんなるアニメ・ソング集の域を超えるJAZZアルバム。



TVジャズ・アンソロジー~Makoto Kuriya Produces~  テレビ主題歌 / オーマガトキ

その「クリヤ・マコト」自身のピアノ・ソロでオープニングに収録されている「鉄腕アトム/Astro Boyのテーマ – Makoto Kuriya」。アトムの表情が印象的なYOUTUBE。

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「忌野清志郎」は歌った ・・・

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忌野清志郎(いまわの・きよしろう)氏が逝ってからほぼ2年経った。私は、その生き様には共感していたが、彼の音楽にあまり惹かれることはなかった。しかし、たった1枚だけ彼が率いた「RCサクセッション」の復刻CDを持っている。「明日なき世界」、「風に吹かれて」 、「ラヴ・ミー・テンダー」 、「黒くぬれ!」 「サン・トワ・マ・ミー」 、「イマジン」・・・など、往年の名曲に、忌野が全編あらたな日本語の意訳詩をつけ、反戦・反核・反原発一色のメッセージ・ソングとしたカバーアルバム「COVERS」である。当時「RCサクセション」が所属していた「東芝EMIレコード」は、原子力発電システムを事業にしている親会社に気兼ねをして、このアルバムを発売停止にしたため、別のレーベルから発売になったという当時話題になったアルバムでもある。オリジナルの発売は1988年8月15日、23年も前のことである。

今回の原発事故のあと聴いてみたが、今も、いや今だからこそ、強い、まったく色褪せないメッセージ力を持つアルバムである。圧倒的な説得力を持って迫ってくる。彼がもし生きていたら、この有様を見てなんというのであろうか。



カバーズ  RCサクセション / ユニバーサルJ

「Love me tender – RCサクセション」  アルバム「カバーズ」より。

「♪ ・・・ 放射能はいらねえ 牛乳を飲みてえ 何 やってんだー 税金(かね)かえせ 目を覚ましな ・・・ ♪」 
 

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大混乱

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(写真;イギリスの新聞” THE INDEPENDENT ON SUNDAY”の紙面)

大災害の週末が明けて新しい週が始まった。東京で月に一度定例的に行っている同窓会がこの地震で中止となった。その返事のメールを見ていると、東電の計画停電が引き金となった東京の大混乱ぶりがうかがえる。「電車が動かないので出勤できない」、「開いているスーパー、コンビニには長蛇の列」、「何処のお店に行っても食品の棚は空っぽ」、「デパートも生協も休み、ダイエー、銀行は午前の2時間だけの営業」、「ろうそく、電池、お米、パン類も全て売り切れ、ガソリンも売り切れで休業」、「無責任な流言蜚語が飛び交っている」 ・・・・・。東京で地震が起こったわけでもないのに、まるで40年前、1973年に起こった「第一次オイルショック」に起因するパニックに輪をかけたような状況に思える。むしろ、被災地の皆さんの方が、あの大被害の「ないものづくし」の中で、いまは沈着冷静に行動しているように見え、頭がさがる思いである。

あの計画停電の発表が原因である。計画といっても、TVで東電の会見を見たが、場所がダブったり、直前までやるのかやらないのかはっきりしないし、あれでは、どこがいつから停電になるのか、停電になったのかどうかさえも、住民サイドではよくわからないのではないだろうか。周知の方法もお粗末としかいわざるを得ない。本来ならば、政府がガバナンスを発揮し、停電対策を打ち、国民に冷静な行動を求めるべきなのだが、「計画停電ありき」だけが先行し、それに伴う影響には、なにも手を打たないまま政府が了承した。一方、「停電になるとどう影響がでるのか」についてだけは、TVでえらく丁寧に解説してくれるので、それが不安に拍車をかけ、買いだめに走ったのだろう。

石原都知事は、「日本人の我欲に対し天罰が下った」などといっているらしいが、「石原都知事、あんたには言われたくない」という反発も感じる。しかし、あのパニック・大混乱をみると、あながち否定できないのではないかと思ってしまう。それと一旦、インフラ危機が発生するとこれだけの大混乱が生ずるのは、「東京一極集中」のつけである。石原都知事はまだ東京一極集中を加速したいかのように見えるが、これを機に、危機管理、リスク分散の観点から、もう一極集中をやめ、地方分散を基軸とした「日本再設計」を考えたほうがいいと思う。

あのオイルショックのときのように、日本人全体が、計画休業、計画休暇、計画的自己啓発などを考え、一度ゆっくりと休んでみて、企業や個人が何ができるか、家族や将来の日本の在り様など、一人一人がじっくり考えてみたらどうだろうか。

それにしても、福島第一原発の東電本店の記者会見をずっとみていて思ったのだが、緊張感や危機意識に欠けているといわざるを得ない。なかには薄ら笑いで会見に臨むものもいた始末。東電内部も大混乱しているかもしれないが、事は国民の生命にかかわる問題なのである。どうも、事をできるだけ小さく見せようとする隠蔽体質がまだ残っていることが、垣間見えたようだ。ことここにいたっては何をかいわんやである。時間と内容、時間的な速さなど本店の情報収集能力、現場掌握能力、説明能力、いずれも見ていて背筋が寒くなるようなものであった。現場から乖離しているあのプライド高い本店のエリート・キャリア集団の危機に際しての能力と意識の低さが露呈したのでないか ・・・ 。

「チャーリー・チャップリン/Charles Chaplin」が監督・製作・脚本・作曲を担当した映画「モダン・タイムス/Modern Times」の名曲「スマイル/Smile」でもいかがですか?ほっと肩の力を抜きましょう。

【 SMILE (微笑んで) 】  作詞作曲;チャーリー・チャップリン

「♪ Smile, though your heart is aching,     微笑んで 心が痛くても
   Smile, even though it’s breaking;      微笑んで たとえくじけそうでも
   When there are clouds in the sky, you’ll get by  行く手に 雲がかかっても
   If you smile through your fear and sorrow,   微笑んで どんなにつらくても
   Smile, and maybe tomorrow          微笑んで たぶん明日には
   You’ll see the sun come shining through for you.  君を輝かせる明るい日差しが 
       ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・      ♪ 」  

ギターとボーカルの異色JAZZデュオ、「フライド・プライド/Fried Pride」の8枚目のの最新アルバム「for your smile」から。



フォー・ユア・スマイル  フライド・プライド / ビクターエンタテインメント

「フライド・プライド/スマイル」 ボーカル;shiho ギター;横田明紀男

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あの日を思い出した

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3月11日。65歳の誕生日。いよいよ高齢者の仲間入りで、取り立てて、めでたくも祝いたくもない日。単なる通過点としたかったが、そうもいかず、妻の発案で大阪が一望の下に見渡せる箕面のカフェ・レストランへ食事に。とまあ、静かなバースディで、穏やかに一日が終わるはずであった。帰宅したのが午後3時ころ。めずらしく東京に住む長男から留守の間に電話が入っていた。時間を確認したら「着信15:06」、帰宅の直前の電話である。そして、何気なくTVをいれたら、最近観た「クリント・イーストウッド」監督の映画「ヒアアフター」を思い起こさせるような信じられないような光景が映っていた。あの電話は、長男からの安否を知らせる電話であったことに気がついた。

それからは、首都圏、北関東に住む家族、親戚、知人の安否を確かめようとすぐに電話を入れたが、もうすぐにつながるような状態ではなかった。威力を発揮したのはPCによるEメール。全部の安否の確認が終えたのは夜9時過ぎであった。ほっとすると同時に、16年前のあの日を思い出していた。

我が家の被害は軽微であったが、まず停電した。TVを見ることができないので、何が起こっているのか現場ではまったくわからない。周辺には山ほど情報があるのだが、それを一番必要とする肝心の現場では入手できなかったのである。同じようなことが今回も起こっているのであろう。「TVでは繰り返し、すぐに逃げてください、海岸には近づかないでください」といっているが、はたして現場に届いたのであろうか?

学生時代をすごした仙台、東北地方にはいささかの縁もまだ残っている。被害の全容がわからないが、被災された皆さんには、心からお見舞い申し上げます。

まずは命を救うことと、これ以上の被害の拡大を防ぐことが急務であろうが、大変なのはこれからです。16年前、さほど大きな被害を受けなかった私の地域でも、電気が復旧するのに丸1日、ガスにいたっては丸々1ヶ月以上かかったのである。暖房、食事、風呂、通勤通学、食料品・日用品などの確保や日常生活を維持するのに大変であった。会社の同僚や知人には大変な被害にあった方も多く、横から見ていても、その過酷さ、大変さは十分に感じられた。今回は、地震にくわえ、今回は津波という未曾有の被害も加わっている。想像を絶する大変さであろう。

国、地方、与党、野党、公、民間を問わず、「国民の生活と命を守る」という根幹の政治力、統治力、行政力の全てが問われている。まさに日本の国民力が問われているといっていい。この危機を乗越えられるならば、この国の政治危機、経済危機の克服などいかばかりのものであろうか。
 

「百寿」の祝いとお食い初め

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92歳で詩作を始め、書きためた作品を自費出版した初詩集「くじけないで」が、発行部数100万部を突破したという宇都宮市の「柴田トヨ」さん(99)の記事が新聞に載っていた。

また、夜のTVでは、70歳で現役のJAZZダンスの女性振付師が見事なダンスを披露しているのを見た。世の中には、我々に勇気や希望を与えてくれる人生の大先達がまだまだいるものなのです。



くじけないで  柴田 トヨ / 飛鳥新社

古来より、日本においては、次のような長寿を祝う「祝い歳」がある。「祝い歳」は「数え」で年を数えるのが普通であるが、現在では満年齢で祝う場合も多いという。(Wikipediaより)

61歳(満60歳) ;還暦(かんれき)、華甲(かこう)/70歳;古希(こき)/77歳;喜寿(きじゅ)/80歳;傘寿(さんじゅ)/88歳;米寿(べいじゅ)/90歳;卒寿(そつじゅ)/99歳;白寿(はくじゅ)/100歳;百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)/108歳;茶寿(ちゃじゅ)、不枠(ふわく)/111歳;皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)/120歳;大還暦(だいかんれき)、昔寿(せきじゅ)

厚生労働省は、平成18年簡易生命表において、「日本の男性の平均寿命は79.00歳」、「日本の女性の平均寿命は85.81歳」と発表している。正直な話、「長寿」が本当にいいことかどうなのか時々考え込んでしまう今の日本である。

先ほどの「柴田トヨ」さん、今年6月に満で百歳、「百寿」を迎える。ちなみに、妻の母はこの3月で、満九十九歳、「数え」で百歳であるから、「百寿」の祝いをする。そして、私の母は、今年満九十歳、「卒寿」を迎える。妻は去年「還暦」を迎え、私は3月からいよいよ「高齢者」の仲間入り。そして、昨日は、はやいもので初孫の「お食い初め」。このように人の人生は緩やかに、めぐりめぐっていくのである。

「宮崎駿」監督のアニメ「ハウルの動く城」のテーマ曲に歌詞をつけた「人生のメリーゴーランド」という泣かせる歌がある。「♪ ・・・・・ 回れ 星のように/歌え 花火のように/向かい風にも止められない/メリーゴーランド … /めくるめく浮世に/まだ愛は探せそうで/のばした指の先/まだ明日がありそうで ♪」(覚 和歌子;作詞/久石 譲;作曲)

シャンソン歌手の「クミコ」が実に深くていい味を出して歌っているし、私の好きなイタリア出身のJAZZピアニスト、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」も、トランペットの「フラヴィオ・ボルトロ/Flavio Boltro」を迎えてのアルバム「PRIMA O POI」で、この曲を演奏している。(かってミラバッシのアルバムを一手にリリースしていた澤野工房からも同名のアルバム「PRIMA O POI~ジョバンニ・ミラバッシ・トリオwithフラヴィオ・ボルトロ」がリリースされている)

クミコ・ベスト わが麗しき恋物語 クミコ / エイベックス イオ
ISBN : B000E42PU0
 
 
  

プリマ・オ・ポワ  ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ with フラビオ・ボルトロ / ビデオアーツ・ミュージック

そしてYOUTUBEは、久石譲、演奏指揮による「人生のメリーゴーランド」、映画「ハウルの動く城」から。 

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老いて残るものは ・・・

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思い込み、猜疑心、頑迷、偏見、中傷 ・・・。だんだんひどくなってきているような気がする。ひとりでの生活を選択しているためであろうか、こころに余裕がなく、一杯一杯になってきているのである。決して自分の間違いや思い違いを認めないし、他人のアドバイスには、一切耳を貸さず、自分のやり方にかたくななまでに固執する。時々帰省してこんな母親をケアしていると、「老いて最後に残るものは何だろうか?」と考え込んでしまう。短歌や人形作りが好きだった母の上澄みの感性はいつしか消え、長い人生の間にゆっくりと沈殿した、子どもの私でさえもわからない、なにか「心の澱(おり)」のようなものが最後にでてきたのであろうか ・・・ 。

正月に「翁(おきな)と嫗(おうな)」、一対の人形を飾ってみた。翁は煙管を吸い、嫗は針仕事。中国庶民の生活のひとこまをを切り取った人形で知られている「天津(てんしん)泥人形」である。こんな雰囲気の老夫婦になれればいいなと思うが、いまだ煩悩多くして、それは無理か ・・・ 。

「What Are You Doing The Rest Of Your Life?」。「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」 作曲、「アランとマリリン・バーグマン夫妻/Alan and Marilyn Bergman」が作詞したスタンダードの名曲。1969年の映画「The Happy Ending」の主題歌として使われ、その年のアカデミー音楽賞にノミネートされた曲でもある。

「♪ あなたはこれからの人生をどう過ごすの? 
   あなたの人生を取り巻くいろいろのことについてもよ。
   たった一つお願いがあるんだけど、
   それはこれからずっと一緒に過ごして欲しいってこと。
   どの季節も、そしてその日々の中で起こるつまらないことでも一緒に過ごして欲しい。
   すべての生活が二人で一緒に始まり、そして終わるようにしてほしいの。・・・・・♪」

この歌を歌っているアーティストは沢山いるが、ここでは「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏を紹介しておきましょう。エヴァンスが弾く「フェンダー・ローズ/Fender Rhodes」のエレクトリック・ピアノと普通のアコースティックなピアノに、彼のカルテット、そしてルグランの編曲、指揮によるオーケストラが絡むエヴァンスとしては異色のアルバム「From Left To Right」に収録されている。このアルバム、エレピとの両用ということで、否定的な評価もあるが、せつなさ、美しさ、エヴァンスの内面が出ているようで、私は好きですが ・・ 。



From Left to Right  Bill Evans / Polygram Records

 「What Are You Doing The Rest Of Your Life ? – Bill Evans」 Bill Evans Quartet With Michel Legrand Orchestra. Bill Evans (pf, el-p) Sam Brown (g) Eddie Gomez (b) Marty Morell (ds).

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ボーカルでしたら、「ローラ・フィジー/Laura Fygi 」なんかどうでしょうか?こちらはローラが「ミシェル・ルグラン」指揮するオーケストラで、ルグランの歌を歌うというアルバム。おなじみのルグランの曲が満載のアルバムです。



Watch What Happens  Laura Fygi / Verve Forecast

 「What Are You Doing The Rest Of Your Life – Laura Fygi 」 
 
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疑え!猛暑の中で

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すこし過激なタイトルになってしまったが、今年になって、異常気象、ゲリラ豪雨、猛暑と気象異変と思われる気象が続いているが、マスコミがニュースに取り上げるとすぐに「地球温暖化」と「原因はCO2ガス」という結論になってしまう。NHK、全国紙、マスコミ大手もほぼその論調一色である。あえて言う。本当だろうか? 一度疑ってみては ・・・。

日本人の悪い癖といってもいいかもしれないが、マスコミが誘導し、形作る一方向のイメージや論調に、世論が雪崩をうって傾いていってしまう傾向がある。マスコミが「わあ~!」と騒いで、各社がおなじ論調になるようなニュースはどうも気をつけたほうがいいようだ。記者が裏をとらず、どこかからのリークまかせや、きちんと事実関係を自分で調べていない受け売りの可能性がある。小泉劇場、郵政選挙、民主政権交代、耐震偽装事件、ホリエモン騒動もそのようであったと思う。最近の小沢一郎氏をめぐる金の話などもそうかもしれない。かくして、マスコミによって作られた世論は、まるでそれ以外の意見や見解、反論を認めようとはしなくなる。もちろんこの効果こそがリークする側の狙いであることは間違いないのだが ・・。しかし、もっとマスコミとして罪が深いのは、国益に重大なる影響があるにもかかわらず、まったく報道しない重大なニュースがあることである。一連の「小泉~竹中改革」のまるで台本ではないかと思われる、米国が毎年日本に突きつけてくる「年次改革要望書」の内容、声高に主張された「日本の金融立国」、その裏にあるリーマンショックを引き起こしたアメリカ強欲資本主義など、これらの話は、一般的にはまったく報道されなかったし、勉強不足といってしまえばそれまでだが、私もまったく知らなかった。

連続14日続く猛暑日。この猛暑の中だからこそ、少しうっとうしいかもしれないが、あえて「エコロジー」、「地球温暖化」、「CO2」、いまの時流に逆らう意見、論を紹介しておきましょう。もちろん私は裏をとっていませんので、この論が真実であるかどうかは断言できません。ささやかながら「疑ってみよう、考えてみよう」と問題を喚起してみるだけです。

「武田邦彦」氏。数年前であるが、はじめて彼の主張に触れたときは衝撃的であった。マスコミに踊らされず、「地球温暖化説」、「リサイクル運動」などに真っ向から批判、論戦を挑む学者がいることに ・・・。ずいぶん彼のブログも読んだ。 (参照 「武田邦彦氏のHP、ブログ」 )

ありとあらゆる企業がCIとすることに飛びつき、錦の御旗と化し、イメージTVコマーシャル化して流している「地球にやさしい」環境活動。この無邪気なCIが、人々を欺き、むしろ環境を悪化させているとしたら・・・。官製リサイクル運動が隠してきた非効率性と利益誘導の実態とは? 地球温暖化を防げない京都議定書。2007年10月、環境啓蒙活動が評価され、IPCCと共にノーベル平和賞を受賞した「アル・ゴア/Albert Arnold “Al” Gore, Jr」氏にとっての「不都合な真実」も次々に明らかになる。

 
 

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)  武田 邦彦 / 洋泉社

いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」、「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」、「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」、「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」 ・・・。かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか?」衝撃的な環境問題の疑問を提起する。
 

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)  武田 邦彦 / 幻冬舎

「温暖化はCO2のせいではなかった!」地球温暖化は人為的なCO2の排出が原因であるとして、ノーベル平和賞を受賞した「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)」の論拠となった基礎データが捏造、データ改竄が暴かれ、欧米では大問題になっている。なぜか日本ではほとんど報道されていないが、本書はCO2の冤罪を晴らし、温暖化の実態とその真の原因を追い、世界中を欺いた、真の犯人を科学的に推理する。
 


二酸化炭素温暖化説の崩壊 (集英社新書)  広瀬 隆 / 集英社

もし武田氏や広瀬氏の主張が真実で正しいのなら、日本が国際的に提言し、約束しようとしている「CO2の25%削減」なんて話は、まるで悪夢か、怪談話かのようである。

夕方、狭い庭に散水をしていたら、草むらからまだ羽化したばかりのバッタやキリギリスが一斉に飛び出してきた。季節はちゃんと進んでいる。

さて、猛暑を感じさせるタイトルを持つJAZZナンバーといえば、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」の名曲、「Slow Hot Wind」はどうでしょうか。タイトルは暑そうですが、意外と涼しげな曲ですよ。スタンダードの名曲で、手持ちのアルバムを調べてみたら、「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan/The Manchini Songbook」、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel/Charade」、「セルジオ・メンデス&ブラジル66/Sergio Mendes & Brasil 66 」、「テッサ・ソーター/Tessa Souter/Night Of Key Largo」などの多くのアルバムに収録されています。

[ SLOW HOT WIND ] Music by Henry Mancini Lyrics by Norman Gimbel

 「♪ His gaze  Swept over me  Like a slow hot wind
    Some days  It’s too warm to fight  A slow hot wind ・・・

    彼の視線は 私をさらっていってしまう slow hot wind のように
    いつの日にか それは抗えないほど熱くなってしまう A slow hot wind ・・・ ♪」

たまには男性ボーカルもいいでしょう。「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」の1964年録音のアルバム「The Voice That Is!」から。通好みの渋い男性ボーカルですが、Jazz好きの「クリント・イーストウッド/Clint Eastwood」監督のお気に入りで、彼が映画「マディソン郡の橋」で「ダイナ・ワシントン/Dinah Washington」とともに、効果的に使っていた歌手といえば、うなずく方もいるかもしれませんね。



Voice That Is  Johnny Hartman / Grp Records

聴いてみます? ヴェルベット・ヴォイスと呼ばれた「Johnny Hartman/A Slow Hot Wind」。

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もうひとりおすすめしましょうか。イタリアの海坊主?「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」。このブログでも紹介したことがあるが、活きのいいイタリアのハードバップ・クインテット「High Five Quintet」が脇を固めるアルバム「Handful Of Soul」から。この海坊主、若いがなかなかいい味のボーカル。ラテンが程よくブレンドされたこの低音の渋さはどうだ。男性JAZZボーカル絶滅寸前の中での貴重な収穫である。
 

ハンドフル・オブ・ソウル  マリオ・ビオンディ&ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット / キングレコード

聴いてみます? 「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」。
 

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と、昨日このブログ記事を書いて、今朝(31日)朝日新聞を見たら、国際面にこんな記事が載っていた。『ニューヨーク発 日本学術会議など各国の学術団体でつくるインターナショナル・アカデミー・カウンシル(IAC)は30日、地球温暖化に関する評価報告書に誤りが相次いで見つかるなど信頼性が揺らいでいる国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の運営について、「抜本的な改革が必要」との検証結果をまとめ、公表した。(以下略)』  やはり ・・・・。

 

 

 

小さな夢は ・・・  ~姪の結婚に想う~

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結婚するんだってね。おめでとう。いつも松本に帰省するたびに、うちの子供達と「キャッキャ」といって遊んでいたあの君がね。月日の経つのは早いもんだね。NYに出張したとき、一緒にすしを食べたのはいつだったっけ ・・・ 。また新しい夢がうまれるのかな。結婚式には出席できないけれど、心からおめでとう ・・・ 。

ニューヨークに住んでいる姪(めい)のKAORIが、この月末に結婚する。私の妹の娘である。2001年、大学を日本で卒業した後、しばらく自分の将来を決めかねていたが、ニューヨークの学校(Fashion Institute of Technology, New York)でテキスタイルやアートの勉強をするために9.11の翌年NYに渡米した。卒業後は、ニューヨークに住んで、ファッション・デザイナーとして働いている。現在は、オーガニックの素材を使った小さなブランド「KAORI YAMAZAKI」をニューヨークで立ち上げて頑張っている。子供の頃から、意志の強い、集中力のある子であったが、子供の頃からの夢だった「手仕事で身を立てたい」という夢を実現させた。

KAORI

彼女は、ファッション・デザイナーになろうって明確に思ったことは1度もないらしく、「3、4年ぐらい前から自分の着る服を作ったりとか、友達に手袋を編んだりとか、そういう小さいことから始めていって、それが段々と人の目に止まったりとか、作品に興味を持ってくれる人が増えていったりして、それで何となくこう洋服を作ったりとかデザインを始めたっていう感じ」と、81.3FM J-WAVE:TEPCO EARTH HUMMING という日本のラジオ番組のインタビューに答えている。

そんな彼女がインテリア・デザイナーの米国人と結婚するという知らせ。ニューヨーク近郊の林の中のコテッジを借り切って結婚式を挙げるそうである。

人種のるつぼであるNY。でも、みんなが自由に生きている街NY。自分を飾らずにオープンに、自由に生きてる。競争は過酷で厳しいが、才能ある人は認めてもらえ、夢が実現できる街。まだまだこれからであるが、KAORIの才能に道を開いてくれたアメリカ、NYの街にもありがとう。

子供の頃から手仕事が好きで、テキスタイル・デザイナーになることを夢見ていた女の子の小さな夢の物語が、ひとまずハッピーエンドを迎えた。

彼女のブランド「KAORI YAMAZAKI」のHPはコチラ。興味のある方はどうぞ。

残念ながら、私は結婚式には出席できないので、曲を贈りましょう。

月並みではあるが、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」の映画「ブルーハワイ」の挿入歌「Hawaiian Wedding Song」。 
末永くお幸せに ・・・ 。

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テラへ、はやぶさ帰還 ~ 再びのプロジェクトX ~

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大気圏に突入し、右下から左上に進む「はやぶさ」の光跡。(朝日新聞)
胎内からそっと我が子を地球(テラ)への軌道へ向けて押し出したあと、燃え尽きていく「はやぶさ」。

日本の小惑星探査機「はやぶさ」が13日深夜帰還した。多くのトラブルを乗り越え、約60億キロ、7年にわたる小惑星往復の旅を終えて ・・・・ 。TVの中継やNEWSを見ながら感動した。奇跡の復活を遂げた「はやぶさ」自身にも、運用したJAXAのスタッフにも、そして地球に帰還したあのカプセルを作ったのが、還暦を過ぎた社員ばかりのたった5人の町工場だったということにも ・・・・ 。芸術は人を感動させるが、科学技術もまた人を感動させる。再びの「プロジェクトX」。

そして、大気圏突入の直前に「はやぶさ」が地球を撮ったラスト・ショット。(JAXA)

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聴いてみますか? 「地上の星」。

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ああぁ~~~!

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鳩山首相(63)は本日、民主党両院議員総会で、米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる社民党の連立離脱など政権運営の混乱の責任を取り、退陣する意向を表明した。首相は同党の小沢幹事長にも辞任を求め、同氏が了承したことも明らかにした。

なんということだ。またか!これからも政治に対する暗澹たる想いを持ち続けなくてはならないのか。この国はいつになったら「大人の国家」に成長できるのだろうか? TVの中継を観ながら落ち込む気持ちに襲われた ・・・ 。
 

 

 



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