JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

連休は鯉のぼりを作り、木工細工で遊び、柏餅を喰い、そして美女シンガーを聴く

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NASAによると、昨夜(5/5)は「スーパームーン」だったそうである。「スーパームーン」とは、楕円形の軌道を描く月が地球に接近したときの満月で、通常の満月より大きくて明るい満月だそうだ。昨日の満月は、今年観る他の満月より14%大きく、30%明るいという。たしかに、いつもより明るいと感じる大きな満月であった。

そして、大型連休最後の日は山遊びの公園での「子供の日イベント」の日。ブログ・タイトルの通り、約20組の家族や子供たちと鯉のぼりを作り、木工細工で遊び、つくった柏餅を喰った一日であった。子供たちのそれぞれに個性あふれる鯉のぼりが爽やかな5月の風に翻る。それを見ているだけで楽しい。そして、夜は菖蒲湯につかる。

爽やかな5月の風にのせる音楽は軽やかな女性ボーカルとしましょうか。「スエーディッシュ・ビューティ」。いままでにもコンテンポラリーで旬なスエーデンの女性ジャズ・アーティストを何人か紹介してきました。ハリウッドで女優としても活躍している、「リーサ/Lisa」。美人姉妹のトロンボーン・デュオ、「スライディング・ハマーズ/Sliding Hammers」。成熟した女性の魅力「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」、スエーデンの妖精「リサ・エクダール/Lisa Ekdahl」などですが、「スエーデン美女シンガー図鑑」とでもいうようなCDアルバムがあります。そうオジサン待望?、スウェーデンの美しきディーヴァ、6人の極上の歌を集めたコンピ・アルバムがそれ、「スウェーディッシュ・ビューティー VOL.1」。

スウェーディッシュ・ビューティー VOL.1

オムニバス / スパイス・オブ・ライフ

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クライ・ミー・ア・リバー

スス・フォン・アーン / スパイス・オブ・ライフ


 
 
このアルバムで私が新たに知ったのが、「スス・フォン・アーン/Suss von Ahn」。スウェーデン北部で伝道師の娘として育ち、慈善募金を集めるため多くの旅を重ねる。子供のころにアフリカの国に5年滞在し、そのころから音楽への興味が湧き出してきたという。お母さんがギターのコードを初めて教えてくれたので、長い時間ベランダに座ってギターを弾き、歌を歌っていたという「スス」。なんとなく情景が想像できるエピソード。ハスキーな声と歌のうまさ、そしてその美貌、これ以上なにも必要とすることなし。

ペーパー・ムーン

スス・フォン・アーン / EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)

小気味にかつ軽快にスイングするナンバーは、「雨に歩けば」。

「Suss Von Ahn - Walk Between The Raindrops」
 
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お馴染み「ジョン・レノン」の「イマジン」をしっとりと聴かせる。

「Suss Von Ahn – Imagine」

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連休もいつものように山遊びをする

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この連休もいつものように山遊び、山作業。この歳になると、生活のリズムを崩さないことが、なにか大事なように思えてくる。いつものように、9時20分ごろ駐車場に着いたが、今日は天気が思わしくないというのに、家族連れの車で、もう3分の1ほど駐車場が埋まっている。

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登り始めは、昨日の雨ですこし蒸し暑い感じがしたが、森に入るとひんやりとした心地よい空気が全身を包む。先週はまだ蕾だった「モチツツジ(黐躑躅)」が今日は満開。淡い紅紫色の花びらに浮かぶ濃紅色の斑点がきれいですね。花の周辺のネバネバした粘液に虫が捕えられている。食虫植物でもないし、虫は花粉の媒介としてむしろありがたい存在のはずなのに不思議である。
 
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そして「ガマズミ(莢蒾)」も満開を迎えた。白い小さい花が咲き乱れ、あたり一面独特の芳香で一杯となる。秋になると、果実は赤く熟し、きれいな深紅の色になる果実酒にする人も多いが、山の仲間はジャムにし、お湯に溶いて「ガマズミ茶」とする。これが滅法うまいのである。「ガマズミ」の名前の由来は、よくわからないらしく、「神つ実」であるという説や、昔から天然の着色料だったことや、「ズミ」は染めに使用するとの意味であることから、染色に関した意味ではないかとの見方もあるようだ。

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この山の主役の木はというと、かっては炭焼きの里山であったことから、それは「クヌギ」、「コナラ」である。しかし、「クヌギ」、「コナラ」の花は、萎びた藤の花みたいで、とても花とは思えないほど地味かつ貧相で、写真写りの悪いことといったらこの上ない。しかし、クヌギの林では、ほぼ8年毎に順番に伐採しては、また台場クヌギとして再生を繰り返すという人と自然の共生が行われてきた。かってはどこの家でも必需品であった炭や薪を必要とする生活はもうほとんどなくなってしまったが、里山文化と炭焼き技術を伝承しようというささやかなボランティア活動を続けているのである。

連休、たまったCDを聴いているが、ピアノの合間にいくつかのボーカルを聴く。なかで魅かれたのは、「ホセ・ジェイムズ/Jose James」。男性ボーカル不毛の時代に期待の新星が登場したと言っていいでしょう。「イタリアン海坊主」こと、「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」、「ひげ男爵」こと、「グレゴリー・ポーター/Gregory Porter」に続く期待の男性ボーカル。ミネアポリス出身で、パナマ人のミュージシャンを父に持ち、母親の元でロックやフォークなどを聴きながら育ち、14歳の時にラジオで「デューク・エリントン」を聴いてジャズに開眼したという。2007年のデビュー・アルバムは、「The Dreamer」。「黒くスモーキー、そしてスピリチュアル」。まさしくそんな歌手である。そしてバックのプレイヤーの演奏も見逃せないくらい素晴らしい。

The Dreamer [日本語解説・歌詞対訳・ボーナストラック付き国内盤] (TRCP21)

Jose James / Traffic


彼自身の作詞・作曲による「The Dreamer」。「マーティン・ルーサー・キング/Martin Luther King, Jr.」牧師のことだという。官能的とすら思えるこのしっとりとした情感こもった歌い方はどうだろうか。

「♪ I saw the dreamer raise his hand
   into a world of possibilities

   I saw the dreamer raise his hand
   into a sky of light + love

   I saw the dreamer raise his hand
   into a day of tomorrow
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「José James – The Dreamer」
                                                                             
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ご存知「アート・ブレーキー/Art Blakey」で一世を風靡したファンキー・ジャズの名曲をしなやかに力強く歌う。

「Moanin’ – José James」
 
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目に青葉

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「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」とはよくぞ言ったものである。櫻の季節が終わって、山一面に若葉の色に覆われる。駐車場に植えられている櫻にちょっと似た中国原産の落葉小高木、「ハナカイドウ(花海棠)」の淡紅色とバックの山の明るい緑の組み合わせが鮮やかである。そして、夕食は「鰹のたたき」でビールというのが定番の季節になった。

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そして、山遊びに向かう尾根筋には、「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」に続いて、「モチツツジ(黐躑躅)」の蕾が大きく膨らみだしている。淡い紅紫色の花びらに美しい濃紅色の斑点をもつ花が開くまで、もうすぐのようだ。触ってみると、もう蕾がねばねばしている。その粘りが鳥もちなどに似ているところから、この名前の由来となっているようだ。食虫花ではないのだが、時々、昆虫がとらえられているのを見ることがある。

昨日は4月25日。JR西日本の福知山線脱線事故から7年目。実は、次男があの列車に乗っていたのである。たまたまその日は最後尾の車両に乗っていたため、幸いにもかすり傷程度だったし、あの惨状を目の当たりにしているにもかかわらず、「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」にもならずに済んだ。現在は首都圏で働いているが、そんな彼からGWには帰省するとの電話。そんな元気な電話ができることにも感謝しながら、ゆっくりと山頂へと登る。

「ハンプトン・ホーズ/Hampton Hawes」。このジャズ・メンの名前を知っているとしたら、かなり年期の入ったジャズ・ファンでしょう。もうとっくに他界しているが、1928年生まれのジャズ・ピアニスト。ビ・バップやハード・バップの時代に活躍し、1950年代初めには進駐軍の一員として来日、日本のモダン・ジャズ草創期に、「植木等」や「穐吉敏子」などといった多くの日本人ジャズメンと交流し、影響を与えたという。(Wikipedia参照)

明るい山の緑を見ながら、古いジャズ・メンの懐かしい演奏を思い出していた。「ハンプトン・ホーズ・トリオ」で映画「アラモ」の主題歌、「ディミトリ・ティオムキン/Dimitri Tiomkin」作曲、「遥かなるアラモ/The Green Leaves of Summer」。1964リリースの同名のタイトルのアルバム。
             

Green Leaves of Summer

Hampton Hawes / Ojc


                                          
若葉のような瑞々しいタッチで、聴く人を清々しい気分にさせる演奏。ハード・バップ全盛時代、重厚なジャズのなかで、なんとも新鮮に聴こえたことを覚えている。
                                                                                
「Hampton Hawes Trio – The Green Leaves of Summer」
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訪れる人々は ・・・

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【写真;遊びの山の尾根筋に咲き出したコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)】

いつも山遊びをしている公園。この公園を訪れる人たちはいろいろである。旦那さんの脳梗塞のリハビリのため、一年を通じて毎朝ウォーキングをしているお年寄りのご夫婦。いつも奥さんがしっかりと寄り添っている。
犬の散歩のためよく見かける何人かのご常連。バードウォッチングと鳥の写真を撮影するためか大きな口径のレンズのカメラを持ったこれもご常連。すっかり葉が落ち、自生している柿の実が熟れるころは、「いい写真が撮れた」といつも嬉しそう。
春、暖かく桜が満開になると近くの幼稚園児がお弁当を持ってやってくる。そして、老人施設から多くの車いすのお年寄りたちも ・・・。

今日は、公園にやってきた障害者の支援ボランティア・グループのサポート。障害者とそのご家族、支援者、あわせて50人くらいであろうか。普通はできないが、公園の許可をもらって、グランド・ゴルフ、お花見、バーベキュー、バードコール作りなどを楽しんでもらった。上天気の日曜日。櫻は満開で、駐車場待ちの車列ができるくらいのいっぱいの来園者たち。色々な人々がやってくるこの公園が好きである。

「ピープル・タイム/People Time」という名盤のアルバムがあり、名演奏がある。「スタン・ゲッツ/Stan Getz」と「ケニー・バロン/Kenny Barron」のデュオ。サックスとピアノのデュオではこのアルバムをしのぐものを私は知らない。録音は、1991年3月。1991年6月6日、ゲッツがガンで64年の生涯を終えた日であるから、このアルバムはそのわずか3ヶ月前にコペンハーゲンの「カフェ・モンマルトル」で録音された、まさにラストレコーディング。消えかかった命の炎を最後に激しく燃え上がらせた傑作。

ピープル・タイム

スタン・ゲッツ&ケニー・バロン / ユニバーサル ミュージック クラシック

「村上春樹」はその著書「意味がなければスウィングはない」(文春文庫)でゲッツのこのアルバムについてこんな風に語っている。

『音楽は美しく、深い。とくに最後のケニー・バロン(ピアノ)とのデュオの緊張感には、一種鬼気迫るものがある。音楽としては素晴らしい達成であると思う。彼はしっかりと地面に足をつけて、その音楽を作り出している。しかし、なんといえばいいのだろう、その音楽はあまりに多くのことを語ろうとしているように、僕には感じられる。その文体はあまりにフルであり、そのヴォイスはあまりに緊密である。あるいはいつか、そのようなゲッツの晩年の音楽を、自分の音楽として愛好するようになるかもしれない。でも今のところはまだだめだ。それは僕の耳にはあまりに生々しく響く。そこにはもう、かつてのあのイノセントな桃源郷の風景はない。そこではスタン・ゲッツという一人の人間の精神が、自らの創り出す音楽世界に限りなく肉薄している。』

意味がなければスイングはない (文春文庫)

村上 春樹 / 文藝春秋

「People Time – Stan Getz And Kenny Barron」
 
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天空のフーガ  ~櫻づくしの日が始まる~

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さあ、櫻の季節。去年までは、名物櫻を追いかけて、関西一円を走り回ったが、今年はあまり遠出はせずに、ご近所の櫻を楽しむことにした。冒頭の写真は、いつもの山遊びのフィールドで、まず最初に咲きだした「エドヒガン(江戸彼岸)」。小ぶりの花で、まるで霞がかかったように空を覆う。猪名川水系に属すこの公園の山には多くの「エドヒガン」が自生している。少し早めに山仕事を切り上げて、櫻づくしの鑑賞会と決め込む。同じ種類でも咲いている櫻、まだ咲いていない櫻。「エドヒガン」を追いかけて、これから次々と咲く櫻。「エドヒガン」を皮切りに、櫻の「フーガ(fuga、遁走曲)」が始まるのだ。

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この山で、2番目に咲くのは、ご存知、「ソメイヨシノ(染井吉野)。「オオシマザクラ(大島櫻)」と「エドヒガン」が合わさってできた櫻で、江戸・染井村(現在の東京都豊島区)の植木屋が品種改良したが、これが人気を呼び、広まったという。全国にある桜の70%はソメイヨシノであるといわれている。まず山への登り口にある「ソメイヨシノ」。公園の「ソメイヨシノ」の中では、これが真っ先に咲くが、低木で小ぶりあるにもかかわらず、満開になったときの美しさは素晴らしい。ただ一本だけで凛と咲くこの櫻が好きである。

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さて、その次に咲くのは、写真左の「ヤマザクラ(山櫻)」、右の「オオシマザクラ(大島櫻)」。まだ咲き始めであるが、いずれも葉と花がほぼ同時に開く。この若々しい緑が何とも鮮やかである。「ソメイヨシノ」の片親といわれる「オオシマザクラ」は、「ヤマザクラ」よりやや大きめの白い花をつける。そして櫻餅を包む櫻の葉の材料は、この「オオシマザクラ」の葉を塩漬けにしたものである。
 
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北摂地方の「エドヒガン」は、水はけのよい谷間を好んで自生するといわれる。そして「エドヒガン」の巨木の隣には、「ウワミズザクラ(上溝桜)」、「イヌザクラ(犬桜)」が隣り合って自生している。二つの花はよく似ていて、同じようなブラシのように見える形を持ち、サクラ類であるが、一見櫻のように見えないのでこの名がある。他の櫻が散った4月中旬から下旬に咲き始める。したがって、今はまだ蕾の状態であるが、その形はすでにブラシ状をしている。この三種類の櫻が同居している谷筋、写真は奥から「エドヒガン」、「イヌザクラ」、「ウワミズザクラ」である。そしてその蕾。Wikipediaから拝借した「ウワミズザクラ」の花の写真もあげておきましょう。

華麗に始まった「天空のフーガ」。しばらくはわくわくして楽しめる櫻の季節。最後にもう一度、「天空のソナタ」と呼んでもいい「エドヒガン」を ・・・。

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さて、こんな櫻に似合う音楽はバロック・ジャズでしょうか。「オイゲン・キケロ/Eugen Cicero」というルーマニア出身のJAZZピアニストがいます。おしいことに1997年57歳の若さで亡くなってしまいましたが ・・・。この人のデビュー・アルバム、「ロココ・ジャズ/Rokoko Jazz」(1965)を聴いたときは衝撃的でした。それまでは、バロック・ジャズといえば、「プレイ・バッハ」に代表される「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」とばかり思っていたから。ルーマニアのクラウゼンブルク出身。幼い頃よりクラシックのピアニストであった母親からピアノを習い、10歳の時にはリサイタルを開いたというからかなりの天才ぶり。しかし、兄の影響でジャズに興味を持ち始めるようになり、ルーマニアからオーストリアに移って活躍を続けているうちに見いだされ、デビュ―したのが、クラシックの曲をジャズ化した「ロココ・ジャズ」であった。聴いたのは社会人になってからのFM放送だったと思うが、アルバム冒頭の「ソルフェジオ・ハ短調/Solfeggio C-Moll」の華麗なタッチ、そのリリシズムにまさしく衝撃が走った。いまだに聴いても色褪せない「我が青春のジャズ・グラフィティ」の一枚。

ロココ・ジャズ

オイゲン・キケロ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「SOLFEGGIO C-MOLL – EUGEN CICERO」

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画像が多く、少し重たかったかもしれません。お許しを ・・・・。                                
                                 
                           
   

 

記念写真、新たなるスタート

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馬酔木、壇香梅、山茱萸、三叉に続いて遊びの山で春を告げる花は、ちいさな淡紅色の漏斗(ろうと)状の花を下垂する鶯神楽(ウグイスカグラ)。そして、ヒサカキ(非榊、姫榊など)、黒文字(クロモジ)。向かいの山には、他の木々に先駆けて辛夷(コブシ)が白い花を梢いっぱいに咲かせているが、我があそび場のコブシはいまだ蕾である。こんな春の訪れの変化を感じられるだけでも楽しくなる。

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話は変わるが浮世では、人が三人以上集まると必ず揉め事が生ずるのが常と言われる。楽しいことが一番のはずのシニア・ボランティアの世界も例外ではなかった。どこの社会にもいる「リーダー・シップ」と「専横」とを勘違いしているリーダーの存在。そんなことに嫌気がさし、仲間九人で、フラットな関係でフレンドリーで、「楽しむこと」を一番の目的とする新しいボランティア・グループを立ち上げた。活動のフィールドはいままでとまったく同じ山であるが、そのスタートである最初の山遊び、山仕事の日を迎えた。先日の嵐で尾根道に散らばった小枝や風倒木を片づけながら山頂へと登る。みんな吹っ切れたようで、九人全員が素晴らしい笑顔で記念写真に収まった。新たなる出発。

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「リーダー・シップ」といえば、最近見た映画が、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(原題;The Iron Lady)」。昨年、アカデミー賞に輝いた「英国王のスピーチ」につづいて、イギリスのトップ・リーダーの生き様と苦悩を描いた映画。イギリス史上初の女性首相で、在職期間11年、その強烈な性格と政治方針から「鉄の女」と呼ばれた「マーガレット・サッチャー/Margaret Thatcher」の半生を、「メリル・ストリープ/Meryl Streep」主演で描いたドラマである。監督は「マンマ・ミーア!」でストリープと組んだ女流監督「フィリダ・ロイド/Phyllida Lloyd」。男性社会で堂々たるリーダー・シップを発揮したサッチャーの素顔を、本人そのままのような迫力で見事に演じきったストリープは、本作でアカデミー賞史上最多の17回目となるノミネート記録を打ち立て、遂に3度目のオスカー像を手に入れた。

映画のストーリーとしては、認知症に悩まされる年老いたサッチャーが、過去を回想するという形をとっているが、それはそれでいいとしても、彼女のあの「鉄の意志」は一体どこから来たのか、いかようにしてこの激しい気性の女性が首相の座に着き得たのか、そのあたりの秘密をもっと描いてほしかった気がする。それにしても、現在の危機的な日本の政治状況と比べて、政治家とその信念、それを貫き通す意志と覚悟が、これほどまでに彼我で違うのかという、いつもながらのことであるが、暗然たる思いに包まれた。相変わらずの被災地ほったらかしで、政局、理念なき原発再稼働の推進の記事が今日も新聞紙上に踊る。いつになったら、新生日本に向けてスタートするのだろうか?

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さあ、新しいスタートには、新しいアーティスト。店頭でキャッチ・コピーに魅かれて、なんとなく買ったのが「グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato」。新しいボランティア・グループの門出を占おうと思って買ったのだが、これが大当たり。もし失敗だったら落ち込むところであった。

「グレッチェン・パーラト」はジャズ・ミュージシャンの登竜門として知られる「セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション/Thelonious Monk Competition」のボーカル部門で2004年に優勝、2005年にデビューしたまさに期待のシンガー。私が望む女性JAZZボーカルの条件をことごとく備えている。ややハスキーがかったソプラノ、コントロール抜群の声の安定感、卓越したスキャット、天性かもしれないアフリカン・リズムと誰も真似できないミステリアスな歌唱力。そして美貌。「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」ら大御所が絶賛するのも無理からぬところである。アルバムでは、POPSなどのカバーもしているが、はやりの「Jazzy Not Jazz」路線ではなく、もっともっとJAZZメインストリーム寄りである。いや、これは面白い新人が現れたもんだ。

In a Dream

Gretchen Parlato / Rip Curl Recordings

上のアルバムに収録されている、不思議な感覚に満ちたアフリカン・リズムとスキャットを操って歌いだす「Butterfly」のライブ・パフォーマンス。

「Gretchen Parlato – Butterfly」

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「グレッチェン・パーラト」の2ndアルバムは、「ロスト・アンド・ファウンド/Lost & Found」。前作にもまして、コンテンポラリーな高い音楽性と甘い歌声を両立して、人気ますます上昇中とか。

Lost & Found

Gretchen Parlato / Obliqsound

一変、スローなバラード。この不思議な浮遊感はどうでしょう ・・・。

「Gretchen Parlato – Better Than」
 
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小さき花が春を告げる

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一日、子供たちとペットボトルのロケットづくりと、その発射をして遊んだ。今年初めてのロケット遊び。子供と親とが作った全てのロケットが、ものの見事に青空へと飛んだ。少し風があったため、パワーを控え目にして飛ばしたが、それでも今日一番の飛行は、100mを優に超えていたであろう。安全にロケットを飛ばせる場所は、この辺りでは知っている限り多分この公園だけ。子供たちも大満足であった。子供たちの笑顔を見、歓声を聴いて、喜んでいたのはむしろ大人たちかもしれない。さあ、春の訪れとともに、幼き子らのアウトドアの季節も始まった。

この山で、春の訪れを真っ先に告げるのは、馬酔木(あせび)、壇香梅(だんこうばい)、山茱萸(さんしゅゆ)、三又(みつまた)などである。いずれも可愛らしい小さな花であるが、いままで長い間モノクロだった景色の中でひときわ鮮やかに目に沁みる。今日は強めの風の中、この花が揺れていた。この花たちが咲きだすのを見ると、「ああ、春がきた」と実感する。

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山茱萸(さんしゅゆ)
                              
                        
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三又(みつまた)
                   
                   
                                                                              
                                                                              
                                                                                                                                                                       
                                                                                  
                                                                               
                                                                                          
                                                   
                                                        
                                                                             
      
今年は梅の便りもずいぶんと遅れていたが、近くの梅の名所もやっと満開の便り。さて、近日中に行ってこようかなと思う。
                                                                                     
あまり知られていない春の歌のスタンダードに、「♪ 今年は春の訪れがすこし遅くなるかも知れない。孤独なわたしの住むこの地にはちょっと遅れるかもしれない。 ・・・ ♪」 こんな歌いだしで始まる美しいメロディを持つロマンチックな歌がある。「Spring Will Be A Little Late This Year」。「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」、「リタ・ライス/Rita Reys」なども歌っているが、「カーリー・サイモン/Carly Simon」の優雅で美しいデュエットも感動的。アルバムは、「フィルム・ノワール/Film Noir」。1997年リリースのアルバムで、タイトル通り’40~’50年代の古き良き時代の銀幕を彩った犯罪映画の映画音楽をカヴァーしたもの。「Spring Will Be A Little Late This Year」も、「サマーセット・モーム/Somerset Maugham」原作の映画「Chritmas Holiday」(1944年)のために書かれた曲らしい。「カーリー」は、この歌を「ジミー・ウェブ/Jimmy Webb」のピアノ伴奏による美しいデュエットで聴かせる。このアルバムには、なんと「ジョン・トラボルタ/John Travolta」とのデュエットも収録されている。

Film Noir

Carly Simon / Sbme Special Mkts.

「Carly Simon & Jimmy Webb – Spring Will Be a Little Late This Year」
 
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春は来ぬ/Spring is here

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ようやく春が来た。いつもの遊びの山に。馬酔木(あせび)はほぼ満開。かすかに香るその特徴のある匂い。そして壇香梅(だんこうばい)も黄色い小さな花をつけだした。

  「池水に 影さへ見えて 咲きにほう
        あしびの花を 袖に扱入(こき)れな」
                       万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)

まさしく、「Spring is here.」。そんな「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」、「ローレンツ・ハート/Lorenz Hart」のゴールデン・コンビの手になる、古い時代の曲であるが、ほろ苦くほんわかしたムードの漂うスタンダード、「Spring Is Here」を歌うのは、「エラフィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。

Sings Rodgers & Hart Song Book

Ella Fitzgerald / Polygram Records

Torch

Carly Simon / Rhino Flashback

「春が来たのに、なぜ私の心は浮き浮きしないのかしら?」と微妙な女心を歌う。

【 Spring Is Here 】  作詞;Lorenz Hart  作曲;Richard Rodgers

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    Spring is here, Why doesn’t my heart go dancing
   Spring is here, why isn’t the waltz entrancing
   No desire, no ambition leads me
   Maybe it’s because nobody needs me

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   Spring is here
   Spring is here
   Spring is here
    I hear                   ♪」

そして、この曲をリリカルに奏でるのは、ご存知「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans trio」。名盤「ポートレイト・イン・ジャズ/Portrait in Jazz」。1959年にリリースされた「ビル・エヴァンス(p)」、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro(b)」、「ポール・モチアン/Paul Motian(ds)」からなるトリオのスタジオ・アルバム。「ワルツ・フォー・デビイ/Waltz For Debby」と双璧を成す彼の代表作である。

ポートレイト・イン・ジャズ+1

ビル・エヴァンス / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Bill Evans trio-Spring is here」

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3月11日、櫻を植える

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今日、3月11日、今年は、いつもより多くの祈りを込めて、いつもの山遊びの公園に、いつものように「エドヒガンザクラ」を植樹した。この山で採集し、実から育てた5年~8年ぐらいのものの桜を9本くらい。

しっかりと根付いて、そしてきれいな花を咲かせてほしい。
                  
                                     
                        
                                
                                 
                                  
                                   
                                       
                                    

ちょっと安易な企画と思わないでもないが、ウッド・ベースを抱えながら、ブロンドの長い髪をなびかせて、マイク・スタンドでジャズを歌う、オーストラリア出身の美人女性ジャズ・ベーシスト、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」の新アルバムは「さくらさくら」。春や櫻にちなんだ曲が満載。2007年12月に「ヴィーナス・レコード」からリリースしたデビュー・アルバム「ムーン・リバー/Moon River」もロングセラーを記録して以来、すっかりその存在がジャズ・ボーカル・ファンの間でも定着ようにみえる。「ジョン・ディ・マルティーノ (p)」や「ドミニク・ファリナッチ (tp)」などの豪華メンバーが、櫻の花のように華麗な彼女の歌をサポート。残念ながらYOUTUBEへのアップはまだ無し ・・・。

さくらさくら

ニッキ・パロット / ヴィーナスレコード

霧立ちぬ

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春が近づいてきたのである。いつもの山。雪にならなかった昨夜の雨が、気温が暖かいので、霧となって立ちこめている。ミツマタの蕾もだいぶ膨らんできた。

はるか昔の曲、記憶の底の沈んでいた「ザ・スプートニクス/The Spotnicks」の「霧のカレリア」なんて曲が不思議にも浮かび上がってきました。エレキサウンド・ブームの中、「宇宙サウンド」とよばれたスウェーデンのエレキ・ギター・インストルメンタル・グループ「ザ・スプートニクス」の北欧ムード一杯のこんな曲もヒットしましたね。このエコーのかけ方が何とも懐かしい。懐古趣味と笑うことなかれ!
                        

霧のカレリア

スプートニクス / ビクターエンタテインメント

「KARELIA ― The Spotnicks」
                     
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