「グリーン」と聞けば、思い出す曲は、「Green Sleeves」、「The Green Leaves Of Summer(遥かなるアラモ)」 、「思い出のグリーン・グラス/The Green Green Grass of Home」、「On Green Dolphin Street」、「Blue In Green」などであるが、一番思い出深い曲は、「グリーン・オニオンズ/Green Onions」。学生時代のバンドのレパートリーだった曲である。
1962年「ブッカー・T&ザ・MG’s/Booker T. & the M.G.’s」(プロレスラーではありません。念のため)によって大ヒットしたインストゥルメンタルの曲である。オルガンの「ブッカー・T・ジョーンズ/Booker T.Jones」を中心に、ギターの「スティーヴ・クロッパー/Stephen Cropper」、ベースの「ルイス・スタインバーグ/Lewis steinberg」(1963年、「ドナルド・ダック・ダン/Donald Duck Dunn」に代った)、そしてドラムの「アル・ジャクソン/Al Jackson」により、テネシー州・メンフィスにて結成されたソウル・ミュージックのグループ。伝説的といってもいい、あの「メンフィス・ソウル・グルーヴ」、あるいは「メンフィス・ファンク」とよばれた「ノリ」にあこがれて、「Green Onions」をレパートリーとしたのである。同時代、同じレーベルである「スタックス/STAX」に所属していたアーティストには、「オーティス・レディング/Otis Redding」、「サム&デイヴ/Sam & Dave」などがいる。
そんな「煙まみれ」、「炭まみれ」のなかで思い出すのは、ラヂオで聴いたあの歌、「煙が目にしみる」。色々なシンガーが歌っているが、やはり真っ先に思い出すのは、「プラターズ/The Platters」であろうか。この「煙」は「恋の炎」の煙であるが、聴いたのは、まだ英語を習いたての頃で、「Smoke Gets In Your Eyes」を訳した「煙が目にしみる」という邦題、なんてうまい訳なんだろうと感心した。それからは、歌の題名、歌詞、映画のタイトルなどが、英語への興味をかきたててくれたのである。プレスリー、キング・コール、ニール・セダカ、ポール・アンカ、コニー・フランシス ・・・・・。しかし、「煙が目にしみただけさ」なんてセリフは、ついぞ口にすることもなく、私の青春時代は過ぎ去っていったのである。
「♪ They asked me how I knew 友達にお前の恋は
My true love was true どのくらい本物なんだと聞かれた時
I of course replied something here inside 僕は心の中を確かめ
Cannot be denied 否定せずにもちろんと答えたよ
They said someday you’ll find 友達は、お前もいつかきっと気付くさ
All who love are blind 恋は盲目だということにという
When your heart’s on fire you must realize そしてハートに火がついているときは
Smoke gets in your eyes その煙が目にしみるものだと
So I chaffed them and I gaily laughed そんな友達を僕は笑い飛ばした
To think they would doubt our love 何言ってんだ、この恋を疑うなんて
And yet today my love has gone away しかし今あの恋は終わり
I am without my love 僕は一人ぼっち
Now laughing friends deride 友達は僕をあざ笑うが
Tears I cannot hide 僕は涙を隠せない
So I smile and say when a lovely flame dies だから笑ってこう言おう
Smoke gets in your eyes 消えた恋の炎の煙が目にしみるのさ・・・と ♪」
もっとJAZZYな演奏でとお望みの方には、私が、最も都会の哀愁を感じさせるピアニストと思っている「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏はいかがでしょうか。スタンダードを中心とした選曲のアルバム「星へのきざはし」は、このトリオのアルバムの中でも出色の出来栄え。
さあ、これから日一日と苗の成長が楽しみである。そんな思いにふさわしいかどうか、元祖ほっこりおばさん「ドリス・デイ/Doris Day」の歌う「デイ・バイ・デイ/Day by Day」なんぞがいいなあ ・・・。
「♪ Day by day, I’m falling in love with you
And day by day my love seems to grow
There isn’t any end to my devotion
It’s deeper dear, by far than any ocean
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
さて、「煙」といえば、数多くのロックの中でも、「最も有名で印象的なイントロを持つ」といわれる曲が、「ディープ・パープル/Deep Purple」の「スモーク・オン・ザ・ウォーター/Smoke On The Water」。1972年に発表したアルバム、「マシン・ヘッド/Machine Head」に収録されている。スイスはモントルーで、第2期メンバーによって録音された1972年発表の3作目で、絶頂期の「イアン・ギラン/Ian Gillan」と「リッチー・ブラックモア/Ritchie Blackmore」のコラボが楽しめる歴史的名盤といわれている。
さて、年末どさくさに紛れてのCD衝動買いは、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」。「ブロッサム・ディアリーの面影、そしてベヴァリー・ケニーの佇まい ・・・」というキャッチに一も二もなく魅かれ、店頭で試聴し、思わず久しぶりの衝動買いであった。しかも2枚も ・・・。「昨日のわたし/・・・yesterday perhaps」、「フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル/to Brazil with love」。街はクリスマス、私の心もすこし浮かれていたのかも知れない。
アオコの「緑」と湖面の「青」。「blue in green ・・・」。先日、「ポール・モチアン/Paul Motian」が亡くなり、これですべてのメンバーがいなくなってしまった「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans Trio」。エヴァンスの死後50年以上経ってもいまだに色褪せず、いまだに美しいピアノの音色が心を奪う。すべてのピアノ・トリオの原点であった。アルバム、「ジャズの肖像/Portrait in Jazz」 (1959) から、「blue in green」。
今年は未曽有の大災害、大事故が起こった年。そんな年「2011年」を表す言葉が、これから新聞紙面を飾るだろうが、私の頭に浮かんだ言葉は、「This Never Happenned Before」。「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」作詞作曲の歌であり、アルバム・タイトルは、「カオス&クリエーション/Chaos And Creation In The Back Yard」。まさに、そのタイトル通りのカオスを現実にもたらした。「サンドラ・ブロック/Sandra Bullock」、「キアヌ・リーヴス/Keanu Reeves」主演の映画「イルマーレ/The Lake House」(2006年)の重要なシーンでも使われた曲なので、ご存知の方も多いでしょうか。
「♪ I’m very sure 迷いなく言い切れるよ
this never happened to me before こんなことは始めてだったと
I met you and now I’m sure 君に出会って、はっきりと分かったよ
this never happened before 今までこんなことは一度も無かったんだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
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