JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

60歳過ぎたら聴きたい歌(98) ~ Get Here ~

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 「右 多田満願寺 左 新田」。ウォーキングの道筋にこんな道標が建っていた。その奥にはお地蔵さんを祀ってあるところからすると、この団地が開発される以前の旧道に建っていたものであろうか。この近辺で、こんな道標やお地蔵さんをよく見かける。実家のある信州・松本では道祖神だったが、こちらではお地蔵さん、それを祀る地蔵盆の風習が今も残っている。

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 「ホタルカズラ(蛍葛)」でしょうか。ムラサキ科の常緑の多年草。和名の由来は、緑の中に鮮やかな青色の花が咲く様子を、蛍に例えたことからとか。

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 ありふれた花であるが、新鮮に目に映る。ここは、昭和40年代に開発された大規模住宅団地、約5,000世帯、15,000人が暮らす街である。高度成長期の頃開発された、大都市近郊の住宅団地の例に漏れず、高齢化率40%近く達し、日本の問題点を凝縮した縮図のような街とも言える。とはいえ、この街に移り住んで24年経ち、終の棲家と決めている。  

 さて、「60歳過ぎたら聴きたい歌」。今宵は、「Get Here」。直訳すれば、「ここに辿りつく、ここに来る」という意味であるが、アメリカのシンガー・ソングライター、「ブレンダ・ラッセル/Brenda Russell」が、1988年に自らのアルバムで発表し、1990年、「オリータ・アダムス/Oleta Adams」がヒットさせた歌で、「どんな手段を使ってもいいから、ここまで会いに来て」という熱いバラードである。

【 Get Here 】  by Brenda Russell

「♪ You can reach me by railway   会いに来て、列車でもいい
  You can reach me by trailway   会いに来て、歩いてでもいい
  You can reach me on an airplane  会いに来て、飛行機でもいいわ
  You can reach me with your mind  ここのの中ででもいいから会いに来て

  You can reach me by caravan   会いに来て、隊商を組んででもいいから 
  Cross the desert like an Arab man  アラブ人みたいに砂漠を越えて
  I don’t care how you get here    方法なんかなんでもいいから
  Just get here if you can        必ずここまで会いに来て
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 今宵の歌姫も、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。アルバムは、「Songs of Our Time」。日本のレコード会社の企画アルバムのようで、古いスタンダードではなく、1970~80年代のヒットソング、シニアかそれより少し若い世代のポップス・ファンが気に入るような選曲となっている。

 「マスカレード/This Masquerade」、「ドント・ノウ・ホワイ/Don’t Know Why」、「クロース・トゥ・ユー/Close to You(遥かなる影)」、「ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー/Will You Still Love Me Tomorrow」、「タイム・アフター・タイム/Time after Time」、「青春の光と影/Both Sides Now」、「コーリング・ユー/Calling you」・・・。あの時代が懐かしく蘇ってくるかもしれません。そして、エンディング曲は、「いとしのエリー」。

ソングズ・オブ・アワ・タイム

シェリル・ベンティーン / キングレコード

「Cheryl Bentyne – Get Here」

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60歳過ぎたら聴きたい歌(97) ~ アンフォゲッタブル/Unforgettable ~

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シデコブシ2
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 桜の季節は、本当に短い。桜の記事をブログにアップしている間に、もうあらかたは散ってしまった。さて、桜の陰で「ここにあり! 忘れないで!」と自己主張をしている山の花たちです。

 桜と同時期に咲き、桜に隠れた感があるが、その豪華さ、華麗さで自身を主張しているかのような 「シデコブシ(幣辛夷、四手拳)」。桜の後の定番。森の中で出会う、その鮮やかな色にはいつも感動させられる「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」。「さくらんぼ」に似た赤い小さな実をつけ、果実酒にすると美味しいと先達は言うのが、「ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅)」。

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 私たちをアンフォゲッタブル。ビロードの声、「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」が歌うのは、「アンフォゲッタブル/Unforgettable(忘れられない)」。つぎつぎとアンフォゲッタブルな人たちの顔が浮かんでくる歳になりました。ということで、「60歳過ぎたら聴きたい歌」にこの曲をアップ。

 この曲、「アービング・ゴードン/Irving Gordon」が作詞・作曲をし、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」が、1951年にリリースして大ヒットしたジャズのスタンダード・ナンバー。1991年になって、コールの愛娘、「ナタリー・コール/Natalie Cole」がオーヴァーダビングによって、父娘のデュエットを実現させ大ヒット、グラミー賞の3部門を受賞したことでも知られている。

【 Unforgettable 】

「♪ Unforgettable     忘れられない
  That’s what you are   あなたのことが
  Unforgettable      忘れられない
  Though near or far   近くにいても 離れていても
 
  Like a song of love that clings to me  まるで心の中で響く愛の歌みたい 
  How the thought of you does things to me あなたへの想いがどれほどのものか
  Never before has someone been more   今まで誰にも抱いたことなかったわ
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Unforgettable

Johnny Hartman / Grp Records

「Johnny Hartman – Unforgettable」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (96) ~ 君住む街角で/On The Streets where you Live ~

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サクラ(階段)
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 いつも周辺のほかの桜より1週間ほど早く咲く、階段脇の「ソメイヨシノ(染井吉野)」がちょうど見ごろになってきた。この時期、きっと日本中の多くの人々が、自分たちが住んでいる地域に咲く桜を見て、「きれい! ああ、ここに住んでよかった」と思っているに違いない。

 そんな想いを抱いて、今宵の「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、「君住む街角で/On The Streets where you Live」。ご存知、「マイ・フェア・レディ/My Fair Lady」のナンバー。そして、歌姫は、1966年生まれのオランダのジャズ・シンガー、「イルセ・ヒュイツインガー/Ilse Huizinga」。

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 6歳の時に家に来た古いピアノが、彼女を音楽に目覚めさせるきっかけだったという。「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「ボリー・ホリディ/Billy Holiday」、「アビー・リンカーン/Abbey Lincoln」らのレコードの影響でジャズに関心を持つようになった。そして、17歳の時、「北海ジャズ・フェスティバル/the North Sea Jazz Festival」で「ベティ・カーター/Betty Carter」のライヴを聴き、ジャズ・ボーカルのレッスンを受け、歌手デビューへといたるようになったという。

 さて、「君住む街角で」。ブロードウェイのナンバーを集めた魅力的なアルバム、「Beyond Broadway」(2005) から。ピアノ・トリオにサックスを加えたカルテット仕立て。ピアノは、彼女の夫で、アレンジャー、作曲家でもある「エリック・ヴァン・デル・リュイート/Erik van der Luijt」とのおしどりデュオ。

【 On The Streets where you Live 】 by Alan Jay Lerner / Frederick Loewe

「♪ I have often walked down the street before  いままで何度もこの通りを歩いてきたし
  But the pavement always           足元にある敷石も今までどおり
  Stayed beneath my feet before        前と変わったわけではない
  All at once am I                でも君が住んでいる街だと知った途端
  Several stories high              ビル数階分ほど
  Knowing I’m on the street where you live   舞い上がってしまう気分

  Are there lilac trees               ライラックの樹はあるかい
  In the heart of town?               街の真ん中に?
  Can you hear a lark in any other part of town?  街で雲雀のさえずりが聞こえるかい?
  Does enchantment pour              魅力が溢れ出しているかい?
  Out of every door?                どのドアからも
  No, it’s just on the street where you live     いやそうだとすれば、
                             それはきっと君住む街にいるからだ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

Beyond Broadway

Ilse Huizinga / Maxanter

 彼女のパフォーマンスは、あまりYOUTUBEにアップされていないが、夫君エリックとのデュオ・ライブから。
 
「Ilse Huizinga – On The Streets where you Live」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (95) ~ Memories Of You/ミモザサラダの想い出 ~

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ミモザ
ミモザサラダ

 ウォーキングの道筋に、「ミモザ」が咲き出した。「ミモザ」は、「オジギソウ(お辞儀草、含羞草)」などの「マメ科オジギソウ属(学名 Mimosa)」の植物の総称らしいが、現在の日本語では、ほぼアカシア類の花を呼ぶ名として使われていて、これは本来は誤用であるという。この写真も、一般的に「ミモザ」と呼ばれている「ギンヨウアカシア (銀葉アカシア)」。そして、日本で一般的に「アカシア」と呼ばれているのは、「ニセアカシア」、和名は「ハリエンジュ(針槐)」であるからややこしい。

 妻は、このいわゆる「ミモザ」を見るといつも、子供の頃母親がよく「ミモザサラダ」を作ってくれたと想い出を語る。「ミモザサラダ/mimosa salad」は、サラダの一種。 レタス、キュウリ、クレソン、炒めたベーコンなどで作ったサラダに、細かく刻むか、裏ごしして粒状にしたゆで卵をふりかけたもの。 黄色い粒状の卵黄がミモザの花のように見えることから名づけられたという。(サラダの写真はNETより拝借)

 今宵の曲は、「メモリーズ・オブ・ユー/Memories Of You」。邦題は「あなたの想い出」。1930年に、ブロードウェイ・ミュージカルの舞台で歌われた。作詞、「アンディ・ラザフ/Andy Razaf」、作曲「ユービー・ブレイク/Eubie Blake」。スイングの王様、「ベニー・グッドマン/Benny Goodman」のクラリネット演奏が、あまりにも知られているためか、意外とボーカル・バージョンが少ない。私が聞き覚えのあるのは、「ベニー・グッドマン楽団」の専属歌手でもあった「ローズマリー・クルーニー/Rosemary Clooney」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」など古き良き時代を代表するシンガーくらいか。

【 Memories of you 】

「♪ Waking skies at sunrise  夜明けの空をみると気が付く
   Every sunset too      夕焼けの空を見てもそう
   Seems to be bringing me  そんな時いつも思い出すのは
   Memories of you       あなたの想い出

   Here and there, everywhere  ここもあそこも、どこもかしこにも
   Scenes that we once knew   私たちの思い出のシーンがある
   And they all just recall    そんな場所でいつも蘇ってくるのは
   Memories of you        あなたの想い出

   ・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・ ♪」

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 今宵は、もう円熟期を迎えたベテランですね、「キャロル・スローン/Carol Sloane」。1937年、ロードアイランド州プロビデンスの出身というから、御年80歳。いまや現役最年長の女性シンガーの一人でしょう。

 14歳のときに「エド・ドリュー楽団/Ed Drew」と地元で共演したのを機に、プロとして芸能活動に入る。1970年代にしばらく活動が低迷したが、1980年代に活動を再開させ、円熟したジャズ・シンガーに成長した。最近は主に日本で演奏活動を行い、安定したファン層を獲得し、さらに米国北東部や、ニューヨークでも活動を続けているという。

WHISPER SWEET

CAROL SLOANE / HIGH NOTE

「Carol Sloane – Memories Of You」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (94) ~ For Once In My Life ~

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ナニワノイバラ

この時期、遠くから見てもよく目立つ大きな白い花がある。「ナニワイバラ(浪花茨)」あるいは「ナニワノイバラ(浪花野茨)」である。中国・台湾原産の常緑性の蔓バラ。花の大きさは、8~10cmくらいあるでしょうか、大輪の花を咲かせる。幹も枝も蕾もも花茎も枝も、とにかくすべて鋭く細かいトゲに覆われている。まるで近づくなと警告しているようだ。江戸時代(宝永年間1704~1711年)に中国から伝わり、大阪の植木屋が普及させたところから、「浪花」の名がついているらしい。

さて、4月25日は、107人の死者をだしたJR福知山線脱線事故から11年目の日。私の三男が乗っていたが、運良く最後車両のため、かすり傷ですんだ。大変なことになっていても不思議ではなかった。何が生死を分けたのか。首都圏へ就職したが帰ってきて、今は神戸の会社で働いている。私にも三男にもこんな経験は、生まれて初めて、人生で一度のことであった。しかし、誰一人としてこの事故の刑事責任を負うことがないなんてどう考えてもおかしい。

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熊本大地震。大変な災害であることが、だんだんと明らかになってきた。速やかな復興を願わざるを得ない。与党は、衆参ダブル選挙は断念したという。当たり前でしょう。いろいろの防災対策、備え、心構え ・・・、識者はいろいろと語るが、実際のところ生死を分けたものは、人知の及ばないところかもしれない。そんな気がする。阪神淡路大震災。あんな揺れも生まれて初めての経験であった。

定年後、この歳になっても人生初めてということも多く経験している。ウォーキング、桜めぐり、花や木の名前を覚えること、森林ボランティア、炭焼き、MRI/CT、エドヒガン、ブログ ・・・ 。この歳になっても、根は初物好き、初めてのことはMRIでも興味津々。

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久しぶりの、「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ/For Once In My Life」。「生まれて初めて」、「人生でたった一度の」などという意味のスタンダード・ナンバー。この曲は、「ロナルド・ミラー/Ron Miller」作詞、「オーランド・マーデン/Orlando Murden」作曲で、1965年に作られた曲である。1966年に「トニー・ベネット/Tony Bennett」が歌ってヒットし、1968年には「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」が歌ったものが、やはり大ヒットした。「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「サミー・デイヴィス・ジュニア/Sammy Davis Jr.」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」、「ナンシー・ウイルソン/Nancy Wilson」といった名だたる実力派ジャズ・シンガーに歌われ、すっかり代表的なスタンダード・ナンバーになっている。

【 For Once In My Life 】  作詞:Ronald Miller 作曲:Orlando Murden 

「♪ For once in my life             生まれて初めて巡り会えた
   I have someone who needs me   僕を必要とする人に
   Someone I’ve needed so long    ずっと探し求めていたんだ

   For once, unafraid,             もう今までのように怖くはない
   I can go where life leads me      どんな人生が待っていようと
   And somehow I know I’ll be strong  なぜか強くなれる気がする

   For once I can touch             生まれて初めて触れることができた
   what my heart used to dream of   いつも心のなかで夢見ていたものに
   Long before I knew             ずっと前からね
   Someone warm like you          君のように温かい人なら
   Would make my dreams come true  きっと僕の夢を叶えてくれる

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   For once, I can say,              生まれて初めてはっきり言える
   this is mine,                    この愛は僕のもの
   you can’t take it                 君でさえも奪うことなんかできない
   As long as I know I have love,       僕が愛してるかぎりは
   I can make it                   僕はこの愛をきっと実らせて見せるよ
   For once in my life,               生まれて初めて巡り会えたんだ
   I have someone who needs me      僕を必要としてくれる人に    ♪」

最初は、コンテンポラリーで最も活きのいい男性歌手、「マイケル・ブーブレ/Michael Buble」。若い時のシナトラを彷彿とさせるものがある。イケメン、歌のうまさ、しかもオシャレ。三拍子揃った「マイケル・ブーブレ」のデビューアルバム、「Michael Bublé」(2003)。プロデュースは、あの「デイヴィット・フォスター/David Foster」。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Michael Buble – For Once in My Life」

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この曲、音域の広い曲なので、どちらかというと張りのある絶唱型のシンガー向きで、ソフトでハスキーなシンガーには向いていないので、ほとんど歌っていないという。そんなことはないでしょう、それは偏見でしょうと、思い出したのがスウェーデン美女シンガーの「スス・フォン・アーン/Suss von Ahn」が歌うボッサ・テイストの「For Once in My Life」。「Feel Sweden」というボッサのコンピ・アルバムに入っていたのだが、これがいたく気にいっていた。

フィール・スウェーデン-ボサ・ノヴァ・コンピレーション-

(オムニバス) / インディペンデントレーベル



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YOUTUBEを探しても見つからないので、同じボッサ・テイストで舞うように軽やかに歌う女性シンガーをアップしておきます。これがなんとインドネシアで最も人気のJAZZディーヴァだという、「シャハラニ/Syaharani」。これが、まさに人生はじめて聴くインドネシアの ジャズ・シンガー。
  
本名、「Saira Syaharani Ibrahim」。1971年生まれ、東ジャワのMalang出身。「Rani」という愛称で呼ばれている彼女は、3枚のジャズ・ソロ・アルバムをリリースしているようだ。

Love

Syaharani /

「Syaharani – For Once In My Life」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (93) ~ 九月の歌 ~

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子供たちが学校へ向かう声が聞こえる。9月。新学期が始まった。「ムラサキシキブ(紫式部)」或いは「コムラサキ(小紫)?」の実もわずかに色づき始め、黒の中にあるハート形の白が可愛らしい「フウセンカズラ(風船葛)」の種も採れた。久しぶりの「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、月並みですが、「セプテンバー・ソング/September Song」。

「九月の歌」です。これも私にとっては、サウダージの「洋楽」。「プラターズ/The Platters」、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」などで昔よく聴き、歌詞もよくわからないまま英語で口ずさんだ歌です。そのほかにも、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「チェット・ベイカー/Chet Baker」、「ビング・クロスビー/Bing Crosby」、「ウィリーネルソン/Willie Nelson」など、なぜかこの歌の歌い手は男性歌手が多い。

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取り上げた歌手は、「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」との共作アルバムで、名盤と名高い「John Coltrane and Johnny Hartman」(1963)で有名な男性シンガー、「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」。今までも何回も取り上げてきた私ご贔屓の男性歌手です。(参照拙ブログ「男唄に男が惚れて(3)  ~ジョニー・ハートマン ビロードの声に包まれて~」など)

このビロードのような独特の甘い声の持ち主、「ジョニー・ハートマン」は、1923年シカゴ生まれ。軍隊にいる時に歌い始め、プロ・デビューは1940年の中頃であったという。コルトレーンとの共作まではあまり注目されず、目立たない歌手であった。その後、一時音楽活動を中断し、復帰したのは1980年。2作をリリースしたが、その一つ「Once in Every Life」がグラミー賞にノミネートされたのは、1983年。60歳でなくなるわずか2年前であった。

彼の「ベツレヘム・レコード/Bethlehem Records」からのデビュー・アルバムにして、傑作と評される「ソングス・フロム・ザ・ハート/Song From The Heart」から「9月の歌」を ・・・。1955年録音。

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ジョニー・ハートマン / SOLID/BETHLEHEM

「セプテンバー・ソング/September Song」は、「クルト・ワイル/Kurt Weill」作曲、「マックスウェル・アンダーソン/Maxwell Anderson」作詞のブロードウェイ・ミュージカル、「ニッカボッカ・ホリディ/Knickerbocker Holiday」の挿入歌。オリジナルは、「ウォルター・ヒューストン/Walter Huston」。1950年の映画、「旅愁/September Affair」(1952)でヒューストンのレコードが使われ、リバイバル・ヒットしたという。(参照Wikipedia)

「九月の歌」というタイトルではあるが、歌詞の内容は、人生を12ヶ月に喩えた歌。明るい夏が終る9月になると、人生も秋にさしかかり、残された日々が大切になる ・・・。残り少ない時間をあなたと共に過したい。そんな歌。

【 September Song 】

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  Oh, it’s a long, long while from May to December   5月から12月までの時間は長い
  But the days grow short when you reach September  だけど、9月になると日は短くなる
  When the autumn weather turns the leaves to flame  葉が燃えるように色づくころには
  One hasn’t got time for the waiting game        待ち時間など残されていない

  Oh, the days dwindle down to a precious few     9月、そして11月になり
  September, November                  毎日が貴重な日々になっていく

  And these few precious days I’ll spend with you  この残された貴重な日々を
  These precious days I’ll spend with you       残されたわずかな日々を君と過ごそう ♪」

「September song - Johnny Hartman」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (92) ~ コートにすみれを ~

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「スミレ(菫)」は、4月に咲く花の代表の一つといっていい。いろんな種類の「スミレ」が遊びの山にも、ウォーキングの道筋にも ・・・。「パンジー」や「ビオラ」も「スミレ」の仲間で外来の園芸種とか。この時期になるとあちこちで見かけるためか、やや印象の薄いきらいはあるが ・・・。しかし、日本人にとって人気のある花の一つであることは間違いない。こういう何の変哲もない地味な花が気になりだしたのは、歳をとった証拠であろうか ・・・。

隣町にあり、去年100周年を迎えた「宝塚歌劇団」を象徴する歌である「すみれの花咲く頃」の元歌は、古いシャンソンであるという。今回、「60歳過ぎたら聴きたい歌」で取り上げるのは、もうひとつの「すみれ」の歌、 「コートにすみれを」という邦題で知られている「Violets For Your Furs」(1941)である。「トミー・ドーシー楽団/the Tommy Dorsey Orchestra」の専属アレンジャーだった「マット・デニス/Matt Dennis」が1941年に作曲した、ちょっと気障なラヴ・ソング。冬の歌ではあるが、すみれの花に春のような恋の気分を託した歌は4月でもふさわしい。

【 Violets For Your Furs/コートにすみれを 】
                作詞;トム・アデア/Tom Adair 作曲;マット・デニス/Matt Dennis

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  I bought you violets for your furs         僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
  and it was spring for a while, remember?  ちょっとだけ春を感じられたことがあったね
   I bought you violets for your furs        僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
  and there was April in that December.    12月なのに4月のような気分になったね

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   I bought you violets for your furs        僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
   and there was blue in the wintry sky,     冬空に明るい光が差し込んできたね
  You pinned my violets to your furs        僕があげたすみれの花をコートに飾ったら
   and gave a lift to the crowds passing by,  道ゆく人々が笑顔で微笑んだね

  You smiled at me so sweetly,            君は僕を見て、とっても優しく微笑んだ
   since then one thought occurs,          その時なにかが芽生えたんだね
  That we fell in love completely,           そして二人は恋に落ちたんだ
   the day I bought you violets for your furs.   すみれの花をコートに飾ったら時からね ♪」

この歌を有名にしたのは、やっぱり、大御所「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」の「Song for Young Lovers」(1953年)でしょうか。「チェット・ベイカー/Chet Baker」も負けじといい味を出しています。

Songs for Young Lovers & Swings Easy

Frank Sinatra / EMI Europe Generic



With 50 Italian Strings

Chet Baker / Ojc

しかし、やっぱり、女性ヴォーカルがこの歌には似合いそう。「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」が衰えた体と精神を振り絞って録音した晩年の傑作、「Lady in Satin」(1958)に収録されたこの歌は哀感を誘う。そして、我が長年のミューズ、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」も歌っています。この歌は、明るく可憐な歌声がいいですね。

Lady in Satin

Billie Holiday / Sony Jazz

Dreamsville

Stacey Kent / Candid Records

「Stacey Kent – Violets For Your Furs」

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そして女性ヴォーカルからもうひとり、大人を感じさせる歌い手、スウェーデンの「モニカ・ボーフォース/Monica Borrfors」。1954年生まれ、後に夫となる「イョスタ・ニルソン/Gösta Nilsson」のピアノに魅せられて歌手になり、1980年にデビューという。あまり情報がないのですが、彼女は、現在ストックホルムを中心として活躍を続け、10枚を超えるアルバムをリリースしているという。(参照拙ブログ「スウェーデン美女シンガー図鑑(13 ) ~忍び寄って来たバラード唄い~」

その彼女の初めての日本盤、「A Certain Sadness」は、コルネット、ギター、ベースというちょっと変わった編成のトリオ、「スイート・ジャズ・トリオ/」との共演盤で、スタンダード・ナンバーのバラードが主体。

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A Certain Sadness

モニカ・ボーフォース / インディペンデントレーベル



「Monica Borrfors – Violets for Your Furs」

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演奏盤であげるとすれば、1957年にリーダーとして初めて録音した「ジョン・コルトレーン/John Coltrane」の「Coltrane」でしょうが、私は、「お風呂」としておなじみの「マーティ・ペイチ/Marty Paich」の「I Get A Boot Out Of You」に収録されているナンバーが好きです。

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ジョン・コルトレーン / ユニバーサル ミュージック

アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー

マーティ・ペイチ / ワーナーミュージック・ジャパン

「Violets for Your Furs – Marty Paich Big Band」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (91) ~ パリの四月 ~

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「四月の想い出/I’ll Remember April」なんて有名なスタンダード曲があるが、私の「四月の想い出」の一つは、2007年の4月の妻とのフィレンツエ、パリ旅行であろうか。この月は旅行、出張が多く、わが街、川西の桜を皮切りに、フィレンツエの桜、パリの桜、信州松本の桜、北京の桜、最後に再びわが街の八重桜と桜を追って過ごした一ヶ月であった。写真上はわが遊びの山、一庫公園の今年の「エドヒガン(江戸彼岸)、右は、2007年、パリは「ノートルダム寺院」、セーヌ川対岸の桜である。(参照拙ブログ「我が家の歳時記・桜月編  ~日本の桜・パリの桜~」

さて、久しぶり「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、「パリの四月/April In Paris」。作曲は、ミュージカルの作曲家として数々のスタンダード・ナンバーを残した「ヴァーノン・デューク/Vernon Duke」、作詞は、「虹の彼方に」の作詞でも知られる、「エドガー・イップ・ハーバーグ/Edgar Yipsel “Yip” Harburg」の二人。1932年のミュージカル「ウォーク・ア・リトル・ファスター」で歌われ、大ヒット。1952年に映画化された際には、「ドリス・デイ/Doris Day」が歌っている。

「♪ April in Paris, chestnuts in blossom  パリの四月、栗の花は咲き
   Holiday tables under the trees     この木の下のテーブルで過ごす休日
   April in Paris, this is a feeling      パリの四月、この気分
   No one can ever reprise          誰も他では味わえない

   I never knew the charm of spring   私は春の魅力を知らなかった
   Never met it face to face          それを味わうことなんてなかったから
   I never knew my heart could sing    心がこんなに呼んでいるとは思わなかった
   Never missed a warm embrace, till   暖かい抱擁が恋しいと
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

定年後に始めた「森林ボランティア活動」、「山遊び」、「ウォーキング」。上の歌詞をそれになぞらえてみると、意味がさらに深まり、実感として感じられる。

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そして、パリの四月、あの時モンマルトルの街角で聴いたストリート・ミュージシャンたちの演奏も心に残っている。まるで「ジャンゴ・ラインハルト」や「ザーズ/ZAZ」が、その辺からふっと出てきそうな雰囲気でだった。

そんなジプシー・ジャズ、ジプシー・スウィングの雰囲気を全面に押し出したアルバムがある。「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の「Gypsy in My Soul」。「ジャンゴ・ラインハルト/Django Reinhardt」の「ホット・クラブ・バンド/Hot Club Band」ばりのスイング感が心地よい。その中から、フランス語で歌われる「パリの四月」です。彼女のキャリアなどよくわかりませんが、1962年生まれ、生まれ故郷のミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動をしているようです。

Gypsy in My Soul

Connie Evingson / Minnehaha Music

「April in Paris – Connie Evingson」

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60歳過ぎたら聴きたい歌 (90) ~One Day I’ll Fly Away (いつの日にか ・・・)~

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突然の「ジョーサンプル/Joe Sample」の訃報を聞き、「えっ」と驚きながら、「レイラ・ハザウェイ/Lalah Hathaway」とのコラボ・アルバム「ソング・リブズ・オン/The Song Lives On」を聴いていて、彼を偲んだ。その中の一曲、一度取り上げたことがありますが、「One Day I’ll Fly Away」を改めて聴いてみて、いい曲だなと思った。(参照拙ブログ「路傍の花、樹々の鳥 (15) ~ハナミズキ通り~」

この曲は、「ジョー・サンプル」とのコラボ・アルバム「フィーリング・グッド/Feeling Good」もある、「ランディ・クロフォード/Randy Crawford」のアルバム、「Now We May Begin」(1980)で歌われた歌であり、作曲は「ジョー・サンプル」、作詞は「ウィル・ジェニングス/Will Jennings」である。
 
「♪ いつか 私は飛び立つわ あなたとの愛は 昨日に置き去りにして ・・・・ ♪」と前へ前へと進んでいく女性の心境を歌った希望が湧いてくる美しいバラード。「いつの日にか ・・・」とでも訳しましょうか。そして、「ニコール・キッドマン/Nicole Kidman」が、映画「ムーラン・ルージュ/Moulin Rouge」の中で歌っていたのも強く印象に残っている。改めて聴いてみて、この爺さんも勇気づけられた曲であり、「60歳過ぎたら聴きたい歌」としても取り上げたくなった。

ソング・リブズ・オン

ジョー・サンプル / ビデオアーツ・ミュージック

「♪ I make it alone   私 一人で生きていくわ
   When love is gone   愛は終わったいま
  Still you made your mark  でも、まだあなたの面影が私の心の中に
   Here in my heart         深く刻みつけられているわ

  One day I’ll fly away        いつか 私は飛び立つわ 
   Leave your love to yesterday   あなたとの愛は 昨日に置き去りにして 
   What more can your love do for me  もうこれ以上 どうしようもないわ
   When will love be through with me   愛は私を通り過ぎてしまったから

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   One day I’ll fly away, fly away, fly away  いつか 私は飛び立つわ 
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  きっと、きっと ・・・
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  いつの日にか   ♪」

「Joe Sample & Lalah Hathaway – One Day I’ll Fly Away」
 
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60歳過ぎたら聴きたい歌 (89) ~The Boulevard of Broken Dreams~

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「錦織 圭」選手、全米オープンは残念な結果であった。血の出るような努力で自らの夢を叶えるチャンスに挑んだ2週間、にわかテニスファンの私たちにもドキドキするような2週間であった。これで潰えたわけではない、まだまだチャンスはある。

ところで、人生で夢を持たない人は多分いないでしょう。しかしその夢を目指しても、挫折し、叶わなかった人がほとんど。そんな夢が叶わなかった誰もが通る道がある。「The Boulevard of Broken Dreams」。今、自分の人生を振り返ってみると、この歌が心に染み入りある種の感慨を覚える。久しぶりの「60歳過ぎたら聴きたい歌」は、「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス/The Boulevard of Broken Dreams」。「破れし夢通り」とでも訳しましょうか ・・・。ハリウッドの「サンセット大通り/Sunset Boulevard」に擬せられることが多いという。

さて、70歳に近くなった爺いの私にも、まだ夢はありますよ。秘密ですがね ・・・。

「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」。アメリカのロックバンド、「グリーン・デイ/Green Day」のヒット曲に同名のものがありますが、それとは違います。1934年の映画「ムーラン・ルージュ/Moulin Rouge」のために書かれた作曲家、「ハリー・ウォーレン/Harry Warren」と、作詞家、「アル・ダービン/Al Dubin」の手になるもの。

「アメリカン・ドリーム」を夢見た人たちが、大都会の現実の厳しさに直面し、夢半ばで挫折する。その夢が華やかな世界であればあるほど落胆は大きいかもしれない。夢を持ち、夢破れ、「ジゴロ」と「ジゴレット」に落ちぶれてしまった人々の哀愁を都会的なメロディが鮮やかに映し出す。あまたの夢破れし人たちに ・・・。

【 The Boulevard of Broken Dreams 】  ハリー・ウォーレン作曲、アル・ダービン作詞

「♪ I walk along the street of sorrow,   哀しみの大通りを彷徨う
  The Boulevard of Broken Dreams;   「夢破れ通り」と名付けられた通りを
  Where gigolo and gigolette        そこはジゴロやジゴレットが
  Can take a kiss without regret,     悔やむことなくキスできる場所
  So they forget their broken dreams.  彼らの夢が破れ去ったことを忘れるために

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
 
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多くのジャズ・シンガーのカバーがあるが、ちょっと思い出しても「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「ジャシンサ/Jacintha」、「エイミー・ワインハウス/Amy Winehouse」、「グレース・マーヤ/Grace Mahya」、「ウンサン/Woong San」など、映画の中では「コンスタンス・ベネット/Constance Bennett」が歌ったためか、女性シンガーが多いようだ。しかし、私には男性歌手の方が、なんとなくリアリティがあって共感できるような気がする。そこで選んだのは、大御所、「トニー・ベネット/Tony Bennett」と「スティング/Sting」のデュオ。アルバムは、なんと豪華な顔ぶれとのデュエットでしょう、「デュエット/Duets: An American Classic」。

Duets: An American Classic

Tony Bennett / Sony

「Tony Bennett duet with Sting – The Boulevard of Broken Dreams」
 
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とはいうものの、やっぱり「ダイアナ・クラール」は外せませんな。「フロム・ディス・モーメント・オン/From This Moment On」(2006)の日本版にボーナストラックとして収録されていました。

フロム・ディス・モーメント・オン

ダイアナ・クラール / ユニバーサル ミュージック クラシック

若きダイアナの1996年、「モントリオール・ジャズ・フェスティバル」でのライブ。絶妙のギターは「ラッセル・マローン/Russell Malone」。

「Boulevard of Broken Dreams – Diana Krall at the 1996 Montreal Jazz Festival」
 
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