JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

10年後に思いを馳せて ・・・

Tags: , , ,


 昨年、炭焼きの窯木用に伐採した「クヌギ(櫟、椚)」の高木から、新芽が芽吹いている。しかし、これは鹿の大好物なのである。芽吹いては食べられ、また芽吹いては食べられ、さすがの生命力の強いクヌギ再生林の「台場クヌギ」が全滅しかかったという苦い経験がある。

 小学生などに里山活用の見本、教材としての役目も果たしているクヌギ再生林を再生しようと、3年かかってクヌギ苗を300本植樹し、ツリー・シェルターで個別に保護している。これらの苗が、炭材といて手頃な太さに育つまでは10年以上かかる。その間、残り少なくなった「台場クヌギ」を伐らずに細すぎたり太すぎたりするのであるが、高木を伐って、炭材として間に合わせようとしている。そして、その伐った「クヌギ」の高木の切り株から新芽が芽吹いているのだ。それを鹿から保護して、「台場クヌギ」として育てようと活動を始めた。

 鹿が届きやすい位置に発芽した新芽を守るため、伐採したクヌギの周囲に金網を張る作業である。今回は、比較的足場の良い場所での作業の為、作業ははかどり、昨年伐採した30本近いクヌギ高木のうちの7本に金網を張ることができた。しかし、敵もさるもの。きっと我々の裏をかいて、新芽を狙ってくるのは間違いない。知恵比べはこれからも続くのである。

 この金網で保護した「クヌギ」が「台場クヌギ」として成長し、炭材として適当な太さに育つまでには、10年ほどかかるだろう。10年先も森林ボランティアや炭焼きを続けているかどうか分からないが、次世代に繋げるられたらいいなあ。
 

 さて、今宵のピアノ、いま私が最も注目しているnのが、イタリア出身のロマン派ピアニスト、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」。ロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)を聴いてからすっかり気に入り、続けて、ソロ・アルバム、「Comepromesso 2」(2016)をずっと聴き続けている。「エスターテ/Estate」、「リベルタンゴ/Libertango」、「アルフォンシーナと海/Alfonsina y el mar」など、もともと美メロな曲なのだが、彼の手にかかるとそれにも増して一層甘美な曲になってしまうのだ。

 しばらくは、彼から目を離せそうにもなさそうだ。

Compromesso 2 (Piano Solo)
Michele Di Toro
Abeat Records


     
     

 「Comepromesso 2」はまだYOUTUBEにはアップされていないので、日本では入手可能は配信のみのようですが、同じくソロ・アルバム「Come promesso」(2014)からの演奏、「La favola continua」。イタリア語で、「物語は続く」という意味のようです。

Come promesso (Piano solo)
Michele Di Toro
Wide Sound


    
    

「Michele Di Toro – La favola continua」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

もうひとつのボランティア活動始まる

Tags: , , ,

DSCN2490
DSCN2489
 春になるとともに、もうひとつのボランティア活動が始まった。地域の環境美化活動である。具体的には、団地内を走る歩道および街路樹の植樹桝の雑草抜きである。自治会傘下のボランティア・クラブとしての活動であるが、その歴史は結構長い。1995年の「阪神淡路大震災」で市南部も被害を受けた。私の住む団地は市北部にあり、大きな被害を受けることはなかったが、行政が地震直後、その復旧にかかりきりとなり、従来行政が行っていた他の地域の環境美化までとても手が回らなくなったため、自分たちの団地の環境を自分たちで守ろうと、有志によって活動が始まり、現在に続いている。真夏と冬の間を除く、週1日2時間、年間30日程度の活動であるが、活動をした後は見違えるようにきれいになる。しかし、こんな活動も高齢化の問題は避けるべくもなく、73歳の私が、最若年層というとんでもない超高齢ボランティア・グループとなっている。さて、いつまで守れるのか ・・・。

今宵の曲、「Lonesome Road」。古い古い1927年に作られたスタンダード曲。「The Lonesome Road」、「Lonesome Road Blues」というタイトルでも演奏されている。元々はアメリカ黒人の間で伝わっていた、いわゆる「黒人霊歌」のスタイルで作られているという。

【 Lonesome Road 】   by Gene Austin / Nathaniel Shilkret

「♪ Look down, look down 見下ろそう 見下ろそう
  That lonesome road   あの孤独な道を
  Before you travel on  これからたどり始める前に

  Look up, look up    見上げよう  あの空を
  And seek your maker   創造主を探し出すんだ
  Before Gabriel blows his horn ガブリエルがラッパをならし、最後の審判が下る前に

  I’m weary of toting, such a heavy load もう重荷を運ぶことに疲れてしまった
  Trudging down, that lonesome road  あの孤独な道をとぼとぼ歩くなんて

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 残念ながら他界してしまった、オーストラリア出身のピアノとボーカルの「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」。アルバム、「The Art of Lounge, Vol. 2」(2001)から。

51DKezDdgOL

スウィーテスト・サウンド~アート・オブ・ラウンジvol.1&2/The Art of Lounge, Vol.1&2
ジャネット・サイデル/Janet Seidel
MUZAK,Inc.


      
        

    

「Janet Seidel – Lonesome Road」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 アメリカ出身ながら、母親がフランス人のため、フランス系のファミリー・ネームを持つシンガー・ソングライター、「マデリン・ペルー/Madeleine Peyroux」。2ndアルバム、「Careless Love」(2004)から。

914xOUOE-uL__SL1500_

ケアレス・ラヴ/Careless Love
マデリン・ペルー/Madeleine Peyroux
ユニバーサル ミュージック


        
     
  
         

「Lonesome Road – Madeleine Peyroux」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

    

    

ご近所で一番早く咲く桜

Tags: ,

ヒガンザクラ
ヒガンザクラ2
 ご近所で一番早く咲く桜である。国道からちょっと入った、「こんなところに・・」と思う、住宅地の中に取り残されたような農地に咲いている。地主の方の話では。「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と聞いていると言っていた。やはり桜が咲くのを見ると嬉しいし、心浮き立つものを感じる。西高東低の気圧配置で、まだ寒い日であったが、いよいよ春本番の到来である。

???ザクラ
 こちらも同じ敷地内に咲く桜。色は白く、葉も出かかっているが、名前はちょっとわからない。 

parrott-nicki-55760b84918cc
  さて、今宵の曲、ウッド・ベースを抱えながら、ブロンドの長い髪をなびかせて、マイク・スタンドでジャズを歌う、オーストラリア出身の美人女性ジャズ・ベーシスト、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」のアルバム、春の曲や花の曲が満載の「さくらさくら/SAKURA SAKURA」(2012)から。

 2007年12月に「ヴィーナス・レコード」からリリースしたデビュー・アルバム、「ムーン・リバー/Moon River」でロングセラーを記録して以来、すっかりその存在がジャズ・ボーカル・ファンの間でも定着ようにみえる。「ジョン・ディ・マルティーノ/John Di Martino (p)」や「ドミニク・ファリナッチ/Dominick Farinacci (tp)」などの豪華メンバーが、櫻の花のように華麗な彼女の歌をサポート。

51d1VkGbabL
 
さくらさくら
ニッキ・パロット
ヴィーナスレコード


      
     

「Nicki Parrott – Sakura Sakura」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

    

神戸に遊ぶ ~ 旧居留地からメリケンパークへ ~

Tags: , , , ,

旧居留地4
旧居留地2
旧居留地3a
元町近く
 前日とはうってかわって青空が広がる。ゆっくりと朝食をとって、旧居留地からメリケンパークへとウォーキング。150年前の神戸開港時に、外国人が住む場所だったこの旧居留地には、大正初期から昭和初期の近代建築が、いまも多く残り、レトロな町並みを作っている。旧居留地15番館の庭には、桜によく似た花をもつ「アーモンド」が咲いている。そんなレトロな街並みと調和するように、この地区には有名ブランドのブティックも集まっている。そんなブティックのショー・ウィンドウのディスプレイを見るのも楽しい。

メリケンパーク2
メリケンパーク1a
 この天気、この開放感。メリケンパークに来ると、いつも大きく深呼吸をしないではいられなくなる。このあとは、パスタ屋さんでランチを済ませ、ゆっくりとドライブ。1日半の非日常の世界への旅を終え、日常の待つ家へと帰る。

 今宵の曲、「I Cover the Waterfront」。この「ウォーター・フロント/Waterfront」、「池のほとり」ではなく、「海辺」のようで、「水辺にたたずみ」、あるいは「波止場にたたずみ」という邦題が付けられている。「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」の持ち歌でもあった、古い古い、1933年のポピュラー&ジャズ・スタンダード。この歌が書かれたきっかけは、1932年の同名のベストセラー小説、それをもとにした映画だったという。作詞は「エドワード・ヘイマン/Edward Heyman」、作曲は「ジョニー・グリーン/Johnny Green」。

【 I Cover the Waterfront 】  by Edward Heyman, Johnny Green

「♪  (verse)
  Away from the city that hurts and knocks  傷つき打ちのめされる都会を離れ
  I’m standing alone by the desolate docks  静寂と凍てつくような寒さに包まれた夜
  In the still and the chill of the night     私は人気のない波止場に佇んでいる
  I see the horizon the great unknown     果てしない水平線を見ていると
  My heart has an ache             心が痛む
  It’s as heavy as stone            まるで石のように重い痛み
  Will the dawn coming on, make it light    夜明けは来るのだろうか、私の心にも

    (chorus)
  I cover the waterfront  海辺を歩きながら
  I’m watching the sea   じっと海を見ていた
  Will the one I love     あの人は私のもとへ
  Be coming back to me?  帰ってくるのだろうか

  I cover the waterfront   海辺を歩きながら
  In search of my love    あの人を探す
  An I’m covered       空を見上げれば
  By a starlit sky above   星がまたたく夜空が広がっている

  Here am I         わたしはここよ
  Patiently waiting      ずっと待っているのよ
  Hoping and longing     はかない希望を持ちながら
  Oh, how I yearn      どんなに私が恋焦がれているか
  Where are you?       あなたはどこにいるの
  Have you thought back time? 帰ってくる気はあるの
  Will you remember?      わたしをもう忘れてしまったの
  Will you return?        帰ってきて

  ・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 古いスタンダードなので多くのカバーがあります、まずは、「アン・バートン/Ann Burton」。「バートン節」。1977年6月、「アン・バートン」3度目の来日の際に録音されたアルバム、「雨の日と月曜日は/Burton For Certain 」(2003)から。バックは、日本のジャズを支えた「稲葉國光(b)」と「大隅寿男(ds)」そしてピアノは、「ケン・マッカーシー/Ken McCarthy」。


4150fpR7+VL

       
雨の日と月曜日は/Burton For Certain
アン・バートン/Ann Burton
MUZAK,INC.


       
       

 「I Cover The Waterfront ー Ann Burton」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 二人目は、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の「Gypsy in My Soul」(2004)から。ジプシー・ジャズ風のアレンジが新鮮。

51WTGM6H03L

Gypsy in My Soul
Connie Evingson
Minnehaha Music


     
     
    
         

「I Cover The Waterfront ー Connie Evingson」
  
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 ささやき声、ウィスパー・ボイスの歌唱でも。「レナ・セイカリー/Lena Seikaly」。アルバム、「Looking Back」(2013)から。

81iI8K2Qu7L__SL1425_
      

 Looking Back
 Lena Seikaly
 CD Baby

      
      

「I Cover the Waterfront ー Lena Seikaly」
  
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

     

神戸に遊ぶ ~ 山から海へ ~

Tags: , ,

トワイライト・クルーズ10あ
 明石海峡大橋をシルエットにして沈む夕陽。この日最高の光景。いろいろなことに一区切りが付いたこともあって、車で1時間もかからない、手近な神戸へ一泊旅行。というのも、妻が、我々も神戸に遊びに行った時にはよく行っていた人気の洋菓子屋さんで、数年前からホテルも始めた、ドイツ語で「王冠」を意味する、ホテル「ケーニヒスクローネ/Königskrone」への宿泊と「神戸布引ハーブ園」へ行きたいというリクエストがあったからである。行楽シーズンにはまだちょっと早いが、いろいろな都合もあって、この日になった。

ハーブ園1
ハーブ園5
ハーブ園ナノハナ
 朝からあいにくの小雨であったが、なにせ車で1時間ほどの神戸。そう慌てる必要もなく、ゆっくりと出発。最初は、「神戸布引ハーブ園」を目指す。新幹線、新神戸駅のすぐ山側。高速を乗り継いで45分程で到着。ロープウェイで山頂駅まで上がり、ゆっくりと散策を楽しむ。あいにくの降ったり止んだりの小雨。まだ本格的なシーズン前であったが、「ナノハナ(菜の花)」、「梅」、「クリスマス・ローズ」、「ミモザ」などは満開。外人のお客さんが多いことにも驚く。

ホテル・ケーニヒスクローネ
 市街地へ下り、お目当てのホテル、「ケーニヒスクローネ」へチェック・イン。洋菓子屋さんだけあって、ウェルカム・ドリンクと極上のスイーツでおもてなしを。レトロなブティックが集まっている栄町界隈で買い物を楽しみ、私からのプレゼント企画、「トワイライト・クルーズ」のクルーズ船「コンチェルト」乗船場所である「ハーバーランド」へと向かう。

トワイライト・クルーズ4
トワイライト・クルーズ11
トワイライト・クルーズ17
 妻は、「船はちょっと ・・・」と心配げであったが、17時15分出航、ワインとフレンチが運ばれてくると、すっかり大喜び。神戸港を出て、瀬戸内海を明石海峡近くへと向かう頃には、空は晴れて、絶景の夕焼けが待っていた。船内では、ジャズ・ピアノの生演奏。思い出に残る最高のディナー・クルーズとなったようだ。所要時間約2時間。「ハーバーランド」へと戻る頃には、神戸の街は、様々な明かりに彩られ、月も輝いていた。

 ホテルに戻ると、神戸で働いている三男が訪ねてきたので、ビヤホールで飲み直し、締めくくりとなる。

bio
 さて今宵のアルバムは、オーストラリア、メルボルン出身のジャズ・ピアニスト&ボーカリスト、「サラ・マッケンジー/Sarah McKenzie」のデビュー・アルバム、「We Could Be Lovers」(2015)から。

 オーストラリアのパースにある音楽院にてジャズの学士課程を修了。その後バークリー音楽大学へ進学。2015年5月に同大学を卒業後、アルバム、「We Could Be Lovers」をリリースし、ベル・アワードにてベスト・オーストラリアン・ヴォーカル・アルバム賞を受賞。同年Impulse!レーベルと契約し、ワールドワイド・リリースもされた。現在はパリに移住し活動の幅を拡げている。ヴォーカル、ピアノ・プレイだけでなく、作曲、アレンジも手がける才色兼備な女性アーティスト。

51CpIFQeQlL
    
We Could Be Lovers
Sarah Mckenzie
Impulse


     
      

「I Was Doing Alright – Sarah Mckenzie」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「I Won’t Dance – Sarah Mckenzie」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

      

桜に間に合う開通を目指して ~ いまだに残る台風21号の爪痕 ~

TAGS: None

DSCN2227あ
 「兵庫県立一庫公園」、標高349mの「知明山」の山腹に広がる「自然観察の森」が我々、森林ボランティア・クラブの活動フィールドである。この「自然観察の森」が昨年9月4日に上陸した台風21号でいくつもの大木が根こそぎ倒れ、多くの被害を受け、山頂までの登山コースに倒木が覆いかぶさり、通行禁止にせざるを得なかった。これも自然の営みであるので、普通はそのままにしておくのだが、観察路の安全に関わる倒木は放置できない。「知明山」に登るコースは3つあり、その2つ、「尾根コース」と「500段階段コース」は昨年中に復旧させたが、残る「沢の休憩所~岩場の休憩所コース」は、炭焼きの準備に取り掛かったこともあり、手付かずになっていた。2月になり、炭焼きも終わり、やっと復旧に取り掛かることができた。

 裂けたり、根こそぎ倒れたりで、観察路を幾重にも覆う大木。チェーンソーやロープ、チルホールなどを使い、安全にかつ手すりなどを壊さないように、慎重に取り除いていく。どうにか、階段も姿を現し、次回、倒木の本体を処理すれば、この箇所は開通できる目処が立った。ここは、市の天然記念物になっている「エドヒガン(江戸彼岸)」桜の群生を間近に見られるコース。大変な作業ではあるが、大きな達成感が得られるので、作業もそれほど苦にはならない。この先、どれだけ障害があるかわからないが、山頂までの復旧、開通を桜が咲く頃までにはと頑張る。

FredHersch
 さて、今宵は、「森/forest」をテーマにしたピアノ演奏。、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のリリシズムを継ぎ、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」などからもリスペクトされ、現代最高峰のピアノの詩人とも囁かれる「フレッド・ハーシュ/Fred Hersch」。曲は、「Through The Forest」、アルバム、「Open Book」(2017)から。

 1955年、オハイオ州シンシナティ生まれ。4歳の時にピアノを始め、両親から熱心な教育を受け、9歳ころからは作曲も始めたという。音楽的にはかなり早熟で、9歳から13歳まで理論、作曲、アナライズのレッスンを受ける。音楽学校に入学した15歳の時には、四声や対位法、様々なスタイルで作曲できるようになっていたという。1980年代にデビューし、ジャズの伝統とクラシックの語法を消化したピアノスタイル、ジャズ・スタンダードの再解釈などで人気を集め、若手のピアニストに大きな影響を与えたという。

b0102572_21505968あ
 2008年、HIVウィルスが脳に転移し、発作と2ヶ月間の昏睡状態に陥るが、死の淵を乗り越え、2010年のアルバム「Whirl」で完全復活を果たしたという。そのことによる彼の死生観が、その陰影あるタッチに深みを与え、感性を一層研ぎ澄ましたのではなかろうか。そんな心境が、アルバムに添えられている彼の言葉から読み取れる。

 『私は、もう40年以上、ジャズを演奏してきました。そして今、ピアノの前に座ったときの最良の心理状態は、「さあ、何が起こるのか、見てみよう!」という気分だと思うようになりました。・・・ 経験を積んできた今の私にとって、フレーズからフレーズへ身を任せ、ひたすら演奏するという自由が、非常に心地良く思えるようになったのです。』(フレッド・ハーシュ、寺井珠重訳)

b0102572_13224290
    

Open Book/オープン・ブック [日本語帯・解説付]
Fred Hersch
Palmetto Records / King International


     
       

「Through the Forest – Fred Hersch」
 
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

   

やはり菊炭は美しい

Tags: , ,

DSCN2094あ
 今年、第1回目の炭焼きの炭。歩留まりはあまり良くなかったが、美しい菊炭が今年も焼けた。

 今宵の歌、「You Are So Beautiful」。訳の必要などないくらいシンプルだけど、情感のこもった歌。

【 You Are So Beautiful 】  by Billy Preston / Bruce Fisher / Bruce Carleton Fisher

「♪ You are so beautiful
   To me
   You are so beautiful
   To me
   Can’t you see

   You’re everything I hope for
   You’re everything I need
   You are so beautiful to me
   You are so beautiful to me

   You are so beautiful
   To me
   Can’t you see
   You’re everything I hope for
   You’re every, everything I need
   You are so beautiful to me     ♪」

 まずは、「ベイ・シュー / Bei Xu」から。ニューヨーク・ジャズ・シーンで活躍する中国人女性ヴォーカリスト。学生時代に交換留学生としてアメリカに渡り、インディアナ大学で会計学を学びつつ、歌とピアノのレッスンに励み、やがてはJAZZヴォーカリストになる夢をかなえた。同名のタイトルのアルバム「You Are So Beautiful」(2009)から。

 ユー・アー・ソー・ビューティフル

 ベイ・シュー / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Bei Xu - You Are So Beautiful」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、「ジョー・コッカー/Joe Cocker」。「Greatest Hits」(1998)から。

51QDJlOfh-L
   
GREATEST HITS
Joe Cocker
PLG


     
      

「Joe Cocker – You Are so Beautiful (Live) 」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

      

ホントに点くのかな ?

Tags: , ,

DSCN1841
 興味津々の顔つき。窯入れの後の予備焚きの最初の火は、いつも、仲間が手作りの火打石(燧石)と火打金(燧金)で火をつけることを習わしとしている。「ホントに火がつくの?」と疑い深そうに見つめるが、炎が上がると一転、驚きの声に変わる。

 今日は炭焼き初日。体験教室には老若男女、10人ほどが参加。炭焼きの安全を祈って、お神酒と「ヒサカキ(非榊)」を窯前に備え、2礼2拍1礼、作法に則り頭を垂れてから、作業に取り掛かる。些細なことだが、かっての里人が行っていた、こんな伝統も守って炭を焼き続けている。

 今宵の美メロ・ピアノ。「風習、しきたり」という意味の「Folkways」。1974年生まれのスウェーデン出身で、現在はドイツ・ハンブルグを中心に活動しているという俊英ピアニスト、「マーティン・ティングヴァル/Martin Tingvall」のピアノ・ソロ・アルバム、「Distance」(2015)からです。彼は、「アイスランドを旅してインスプレーションを得た」というソロ・ピアノ・アルバム。これを聴くと、かって仕事だったが、何回も訪れたスウェーデンの大地、空気が脳裏に蘇る。

 Distance

 Martin Tingvall / Skip

「Folkways – Martin Tingvall」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 アルバム・タイトル曲、「ディスタンス/An Idea of Distance」。
   
「An Idea of Distance – Martin Tingvall」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

     

台風が近づいてくるので、急いで

TAGS: None

DSCN0972
DSCN0967
 台風20号が近づいてくるので、先々週に引き続いて、土留めの仕上げを急ぐ。長めに伐採した「ヒサカキ(非榊)」などの常緑広葉樹を横木としてわたす。気温はさほど高くないようだが、とにかく湿度が高いので、汗が吹き出す。久しぶりの急斜面での伐採作業。「いや、えらかった」というのが本音。でも、一昨年植樹した「クヌギ(椚、櫟)」の苗が順調に育っているのを見ると、はやりこの台場クヌギの林を守り、しっかりと再生せねばと決意を新たにする。

DSCN0974
 しかし、体力、筋力が落ちてきたのか、階段で鹿除けネットに足を取られ、もんどり打つ。ヘルメットを着けていたし、とっさの受身で、打ち身程度で済んだが、体力が落ちてきていることを自覚し、ゆっくりと、慎重に動かなければ ・・・。

 昔のCDを整理していたら、こんなが目にとまった。「When The Levee Breaks」。4枚組のベスト、アルバム、「レッド・ツェッペリン/Led Zeppelin」(1990)から。
(参照 levee:【名】土手、堤防 【他動】(川などに)土手[堤防]を築く)

417X86M7X9L
    
4-COMPACT DISC SET Box set
レッド・ツェッペリン/Led Zeppelin
Atlantic / Wea


      
      
     

「Led Zeppelin – When The Levee Breaks」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

    

病院のCafeで ・・・

TAGS: None

DSC_0972
 朝方電話があり、次男夫婦に帝王切開ではあったが、第2子、男児が無事産まれたとのこと。昼から、次男、孫娘ともども会いに出かける。厳重なチェックや手洗いの後、GCU(回復期治療室)に入らせてもらい、インキュベーターに入っている二人目の孫と対面。一人目の時もそうだったが、我が子の時とはまた違った感覚で対面。すやすやと、まさに無心で眠っている姿に感動。検査のためのセンサーなどが付けられているが、すぐに外れるそうだ。

 生まれたばかりの孫を見ていて、おおげさだが、最近読んだDNAや遺伝子解析技術が解き明かした、数百万年といわれるホモ・サピエンス以外も含めた人類の歴史についての本を思い出していた。命をつなげていくというのは、どれほど大変なことかを。そして、初期の人類が、森の樹上生活から、地上に降り草原に出て、直立二足歩行を始めた理由は、人類が、生存や繁殖を有利にさせたいため、オスがメスや自分の子のために食物を手で運ぶため一夫一婦的な社会を作っていた可能性が高く、そのため二足歩行が遺伝し、進化していったという仮説が頭に浮かんだ。自分を振り返り、子ども夫婦を見、そして新生児をみていると、その仮説に説得力があることに気が付く。でも、昔は帝王切開などなく、母親の命と子供の誕生とは引き換えであったのだ。

 かすかな音でJAZZが流れる病院内のおしゃれなカフェで一安堵 ・・・。「中島みゆき」の「誕生」の一節。前日には長男夫婦が帰省。天橋立方面を訪れると発って行った。慌ただしく過ぎていった今年のお盆休み。

 ボーカルのカバーは多いが、本人のものはアップされていない。歌詞にとどめておきましょうか。

 「♪ Remember 生まれた時 だれでも言われた筈
   耳をすまして思い出して 最初に聞いた Welcome
   Remember 生まれたこと
    Remember 出逢ったこと
    Remember 一緒に生きてたこと
    そして覚えていること ♪」  (中島みゆき/誕生)

 そして、今宵の曲は、「A Child Is Born」。たしか、8年前、最初の孫の誕生の時も取り上げた曲。トランペッターでバンド・リーダーだった「サド・ジョーンズ/Thad Jones」が作曲し、ピアニストの「アレック・ワイルダー/Alec Wilder」が詩をつけたなんとも美しい曲。スタンダードであるが、つくられたのは1969年、比較的新しい。

 まずは、「サド・ジョーンズ&メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ/Thad Jones & Mel Lewis Jazz Orchestra」の演奏で。アルバムは、「コンサメーション/Consummation」 (1970)から。

71vlRviioyL__SL1300_
    
Consummation
メル・ルイス&サド・ジョーンズ/Mel Lewis Mel Lewis & Thad Jones
Blue Note Records


     
     

「Thad Jones & Mel Lewis Jazz Orchestra – A Child Is Born」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 ピアノでは、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」。アルバムは、「Quintessence」(1992
)。パーソネルは、「Bill Evans(p)」、「ケニー・バレル/Kenny Burrell(g)」、「レイ・ブラウン/Ray Brown(b)」、「ハロルド・ランド/Harold Land(ts)」、「フィリー・ジョー・ジョーンズ/Phily Joe Jones(ds)」。

「BILL EVANS – A Child Is Born」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 ボーカルでは、大御所、「カーメン・マクレイ/」で聴いてみましょう。アルバム、「Can’t Hide Love」(1976)から。

【 A Child Is Born 】    作詞;Alec Wilder  作曲;Thad Jones

「♪ Now, out of the night いま夜から出でて
  New as the dawn  夜明けのように新しい
  Into the light    光の中へ

  This Child    この児よ
  Innocent Child    無垢なる児よ
  Soft as a fawn    小鹿のように柔らかき児よ
  This Child is born    この児は産まれぬ

  One small heart    小さき心臓
  One pair of eyes    つぶらな瞳
  One work of art    まるでアートのごとく

  Here he lies      我が腕の中に抱かれしこの児
  Trusting and warm   我を信じ、委ねしその暖かき身
  Blessed this morn    この朝に祝福あれ
  A Child is born     児は産まれぬ         ♪」

「Carmen McRae / A Child Is Born」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

    



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.