JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

やはり気になる炭の出来栄え

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 第2回目の炭焼きの窯出しの日だが、朝からあいにくの小雨。炭を焼き始めてから8年が過ぎたが、やはりいつも気になるのは、炭の出来栄え。結構前の日からそわそわしてしまう。写真は炭窯を開けた直後の窯の中の写真。手前の窯木は崩れているが、奥の窯木は形を保っており、しっかり炭になっているようだ。窯木の上部に積んだ「バイタ」と呼ばれる細枝の束や藁も見事に炭になっているのが見て取れる。

 今回入れた窯木は650本ほど。窯から取り出し、並べてみる。壮観である。見かけ上ではあるが、90%に近い驚異的とも言える良炭率が得られた。第一回に続いて見事な「菊炭」が多く焼け、我々年二回の「にわか炭焼き師」も大満足である。炭焼き体験教室参加者も、自分たちが参加し焼いた炭焼きで、「菊炭」の美しさに感動し、米袋いっぱいの「菊炭」をもらって、こちらもハッピー、大満足のよう。感謝の言葉もたくさんもらったが、こちらは、炭焼き大好きの仲間たち。いえいえどういたしまして ・・・。 

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 ということで、今宵の曲は、「Happy Together」。「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」のアルバム、「Simply Love」(2013)からです。

 この「Happy Together」、オリジナルは、 アメリカのロックバンド、「ザ・タートルズ/The Turtles」が1967年に発表してヒットした曲だという。私はリアル・タイムで聞いていたはずだが、バンドの名前に覚えはあるが、この曲に残念ながら。記憶がない。

 「ヘイリー・ロレン」。1984年10月、アラスカ生まれ。幼少期に、「エタ・ジョーンズ/Etta Jones」や「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」などジャズやソウルの大御所を愛聴し、10代で「ダイアナ・クラ―ル/Diana Krall」に夢中になったという。その後、「サラ・マクラクラン/Sarah McLachlan」等ポップスにも大きな影響を受けたとも ・・・。21歳で全曲オリジナルのデビュー・アルバム「Full Circle」(2006年)を発表、2008年、2作目の「THEY OUGHTA WRITE A SONG(邦題:青い影)」が大ヒットした。

 本アルバムは、、「Happiness、Sun、Being In Love」がテーマだそうで、オリジナル3曲、ポップ・ソングのカバーが4曲、スタンダード7曲という構成。その構成通り、ジャズとニュー・ポップスを絶妙に融合した独特のスタイルが瑞々しい。相変わらずの高音部が裏返る独特の歌唱も魅力的。

 歌詞を読むと、今なら一歩間違えば、ストーカーになってしまうような思い入れの強い、片思いの歌で、あまり「Happy Together」って感じはしない曲ですが ・・・・。

【 Happy Together 】   by Alan Gordon, Garry Bonner

「♪ Imagine me and you, I do   想像してごらん、僕と君を 僕はいつもそうしているよ
  I think about you day and night,   昼も夜も君のことを考えている 
            it’s only right    それはあたりまえのことさ
  To think about the girl you love    好きな女の子、君のことを思い
         and hold her tight     君をしっかり抱きしめることを考えると 
  So happy together            二人ともハッピーだと想像してしまう

  If I should call you up, invest a dime   もし1セントいれて、電話して
  And you say you belong to me      君が君は僕のものと言ってくれたら
           and ease my mind   ぼくの心は安らぐ
  Imagine how the world could be, so very fine そんなすばらしい世界を想像してごらん
  So happy together            二人ともハッピーになれるよ

  I can’t see me lovin’ nobody but you   君のほかはだれも目に入らない
  For all my life               これから先の人生でもずっと
  When you’re with me, baby the skies’ll be blue 君が僕といてくれたら、空はずっと青空
  For all my life               これから先の人生でもずっと

  Me and you and you and me        ぼくときみ、きみとぼく
  No matter how they toss the dice, it has to be  サイコロを投げても変わりゃしないさ
  The only one for me is you, and you for me 僕にとってただひとりの君、君にとっての僕
  So happy together             二人ともハッピーになれるよ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

Simply Love

Halie Loren / Justin Time Records

「Halie Loren – Happy together」

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路傍の花、樹々の鳥(194) ~ 一足先に庭一杯の春 ~

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 「ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅〔カラウメ〕)」の花が満開の家。ウォーキングの道筋に「ロウバイ」を植えている家はいくつかあるが、まだ蕾の家が多く、こんなに咲いている家はここだけ。一足早く庭いっぱいの春を迎えたこの家の住人は、きっと”ハッピー”であろう。

 さて、今宵の歌は春を先取りした ”Happy” な歌、「This Happy Madness」。「この狂おしいばかりの幸せ」。そんな意味でしょうか。元々は、1958年、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」が作曲し、「ヴィニシウス・ヂ・モラレス/Vinicius de Moraes」が作詞したボサノバの曲で、「エリゼッチ・カルドーソ/Elizete Cardoso」によって歌われた。ポルトガル語では、「Estrada Branca(白い路)」という曲。それを1968年、「ジーン・リース/Gene Lees」が英語詩にして、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」によって歌われたという。

【 This Happy Madness 】
           by Vinicius de Moraes, Gene Lees, Antonio Carlos Jobim

「♪ What should I call this happy madness  私の中に湧き上がるこの狂おしいまでの
            that I feel inside of me  幸せをなんと呼んだらいいのであろう
  Some kind of wild October gladness     荒々しい10月の歓喜のように
            that I never thought I’d see  いままで私が出会ったことがないもの
  What has become of all my sadness     私の全ての悲しみや終わることがないと
            all my endless lonely sighs  思っていたため息はどうなったの
  Where are my sorrows now         私の嘆きは一体どこに行ってしまったの

  What happened to the frown         今までのしかめっ面に何が起こったの
        and is that self contented clown   自己満足している道化師みたい
  Standing grinning in the mirror really me  鏡の前でにやけている私が本当の私ね
  I’d like to run through Central Park   セントラルパークを走り抜け
   carve your initials in the bark of every tree  どの木にもあなたのイニシャルを刻みたい
    I pass for every one to see      だれがみてもわかるようにね

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 「ステイシー・ケント/Stacey Kent」、「アントニオ・カルロス・ジョビン」、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」、3人の歌で聴いてみましょうか。

Changing Light

Stacey Kent / Warner Bros UK

「This happy Madness ー Stacey Kent」

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Terra Brasilis
アントニオ・カルロス・ジョビン
Import CD
Warner Bros / Wea


    
   

「Tom Jobim – This Happy Madness」

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フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル

ダイアナ・パントン(vo) / MUZAK,INC.

「Diana Panton-This Happy Madness」

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微かに春の兆しが ・・・

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 作業が早めに終わったので、人気のない山の公園をウォーキング。寒々しくみえる公園のビオトープ。まだ氷が張ったまんまであるが、その氷の厚さも薄くなって、底が透けて見える。もうすぐ氷も溶けて野鳥の水飲み場に再びなる日も近い。

 今宵の曲。ポーランドの新世代のジャズ・ヴォーカリスト、「アガ・ザリアン/Aga Zaryan」のアルバム、「Looking Walking Being」(2010)から、「February Evening In New York」。

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 「アガ・ザリアン」は、1976年、ポーランドの首都ワルシャワ生まれ。父親はクラシック・ピアニスト。彼女は幼い頃から両親とともにヨーロッパ中を広く旅し、またクラシック音楽とともに、アガの両親は、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」、「ウェザー・リポート/Weather Report」、「ジミ・ヘンドリックス/Jimi Hendrix」、「ボブ・マーリー/Bob Marley」、「ビートルズ/The Beatles」などのポップス・アーティストの音楽もよく聴いたという。このことがアガに小さい頃から幅広い音楽に親しむきっかけを作ったという。

 厳寒のニューヨークの街の夕暮れ。私は二月には行ったことはないが、行き交うニューヨーカーたちの情景が目に浮かぶような歌。

【 February Evening In New York 】 by Denis Levertov,Michal Tokaj

「♪ As the stores close, a winter light   店はもう閉まっているが
  opens air to iris blue,          冬の光は空気をアイリス・ブルーに変えていく
  glint of frost through the smoke     煙の向こうに見える霜の煌き
  grains of mica, salt of the sidewalk.   雲母の輝く粒子、歩道に撒かれた塩の結晶 

  As the buildings close, released autonomous ビルももう閉まっているが、その入口からは
  feet pattern the streets      いくつもの足跡が勝手についたように通りに広がっている
  in hurry and stroll; balloon heads  急いでいるような足跡、散歩しているような足跡
  drift and dive above them; the bodies  足跡の上には風船の顔が揺れていて
  aren’t really there.             そのボディはそこに実在しない

  As the lights brighten, as the sky darkens,  光が一層輝きを増し、夜の闇が深まる頃
  a woman with crooked heels says to another woman  一緒の歩いている女性ふたり
  while they step along at a fair pace,    ねじれたヒールの女性がもう一人に話しかける
  ”You know, I’m telling you, what I love best   ねえ、聞いて 私が一番愛しているのは
  is life. I love life! Even if I ever get       人生よ 人生なの
  to be old and wheezy-or limp! You know?   歳をとって呼吸や足が不自由になってもね
  Limping along?-I’d still … ” Out of hearing.  不自由? その先の会話は聞きとれなかった
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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Looking Walking Being
Aga Zaryan
EMIミュージックジャパン


   
   

「Aga Zaryan – February Evening In New York」

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さすがに丸かぶりは ・・・

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 2月3日は節分。こども探検隊のサポートから帰ると、自家製の太巻き寿司が待っていた。関西地方に住んでから知ったのだが、節分は「豆まき」もさることながら、この夜に、「恵方(えほう)」を向いて「巻ずし」(関西弁で「のり巻き」のこと)を、無言で「丸かぶり」(関西弁で「丸かじり」のこと)をする。そうすると、その年は幸運がめぐってくると言い伝えられているからだ。この節分に食べる巻き寿司を「恵方巻き」というが、この「恵方巻き」、関西だけの風習だったのが、大手コンビニの「セブン・イレブン」が目を付け、全国で展開したことから、近年全国的に広がったという。

 歳です。さすがにもう丸かぶりはできなくなったが、今年も恵方、「南南東」を向き、心の中で家族の安全と健康を願い、黙して「太巻き」を喰う。

 ということで、今宵の曲は、なつかしい「Seasons of the Heart」。1982年にリリースされたシンガー・ソングライター、「ジョン・デンバー/John Denver」の曲。同名のタイトルのアルバムに収録されている。

【 Seasons of the Heart 】 by John Denver

「♪ Of course we have our differences  僕たちの間に違いはあるさ
  You shouldn’t be surprised      そんなに驚くべき話じゃない
  It’s as natural as changes       変化なんてごく自然なこと
  In the seasons and the skies      季節の中で、そして空の中で
  Sometimes we grow together      時には一緒に成長し
  Sometimes we drift apart        時には別々に押し流されることもある
  A wiser man than I might know    僕より賢い男は知っているかも知れないよ
  The seasons of the heart        シーズン・オブ・ハートを

  And I’m walking here beside you   君と一緒に夕暮れのひんやりとした空気の中を
  In the early evening chill         連れ立って歩いている
  A thing we’ve always loved to do   ずっとしたいと思ってきたひとつのこと
  I know we always will         それをこれからもしたいと思っている
  We have so much in common     僕たちに共通する多くのことがある
  So many things we share       僕たちが分け合ってきた多くのこともある
  That I can’t believe my heart     きみはもうそこにはいないとほのめかされても
  When it implies that you’re not there  僕には信じられない 

  Love is why I came here in the first place  愛はなぜ僕が最初にここに来たかという理由
  Love is now the reason I must go      そして今、愛は僕が行かねばならない理由
  Love is all I ever hoped to find here     愛はここをみつけたいと願った理由の全て
  Love is still the only dream I know     そして愛はまだ僕のたった一つの夢

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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Seasons of the Heart  Import/CD
ジョン・デンバー/John Denver
RCA


   
   

「Seasons of the Heart ー JOHN DENVER」

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こども里山探検隊がやってきた

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 真剣になにかを缶に詰めている子供たち。里山ウォーキングをしながら、森で集めたいろいろな葉っぱ、どんぐり、松ぼっくり、栗のイガなど、飾り炭の材料を缶に入れているのです。この日は、里山のいろいろな事を体験してもらうというイベント、「北摂こども里山探検隊」の日。そのお手伝いを我々の仲間でするのですが、寒い中、総勢59名の家族がやってきました。  

 メニューは、里山ウォーキングのほか、飾り炭づくり、竈(かまど)体験、薪割り体験、鋸体験など。その指導やら、昼食のご飯炊きと豚汁作りやらで、我々は大忙しでしたが、子供たちはもちろん大人にも楽しんでもらい、みんな笑顔で帰ってもらった。
  
 さて、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のアルバムに、「探検」という意味の「Explorations」(1961)というアルバムがあります。YOUTUBEにフルアルバムがアップされていたので、今宵はそのアルバムを ・・・。パーソネルは、「Bill Evans (p)」、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro (b)」、「ポール・モチアン/Paul Motian (dr)」。
 
トラック・リストは、
   
1.Israel (6:08) 
2.Haunted Heart (3:25) 
3.Beautiful Love (take 2 / 5:03) 
4.Beautiful Love (take 1 / 6:03)* 
5.Elsa (5:08) 
6.Nardis (5:48)
7.How Deep Is The Ocean? (3:30)
8.I Wish I Knew (4:39)
9.Sweat And Lovely (5:50)
10.The Boy Next Door (5:06)*

となっていますが、トラック4と10は、オリジナルアルバムには収録されていません。

Explorations

Bill Evans / Ojc

「Bill Evans – Explorations (1961 Album) 」

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一足早く春の味を ~ Something with spring taste ~

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 厳寒の日々が続いている。一足早く春の味を食べたくなったので、母の四回忌が近づいてきたことに託けて、「鯛茶漬け」を食べに行く、ほんのり桜色の鯛の切り身に、鰹節・昆布ベースの熱い「白だし」をかけるのが関西風である。

 そして、鯛茶漬け、節分の恵方巻きといわし、いかなごのくぎ煮、ひなあられ、関西では春の味覚である鰆(さわら)・・・と、春の味が続く。そうそう、チョコレートも間近です。

 今宵の曲、「A Taste Of Honey(蜜の味)」。「リック・マーロウ /Ric Marlow」作詞、「ボビー・スコット/Bobby Scott」作曲で、1960年に上演された同名のブロードウェイ・ミュージカルのために作られたという。多くのミュージシャンがカバーし、「ビートルズ/The Beatles」もこの曲を取り上げていが、なんといっても、1965年、「ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス/Herb Alpert & The Tijuana Brass」のカバーが大ヒットとなり、同年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得した。今宵は、スピリチュアル・ヴォイスで、独自のR&B/ブルースの世界を創り上げているご贔屓「リズ・ライト/Liz Wright」の歌唱。

【 A Taste Of Honey 】

「♪ Cold winds may blow   冷たい風が
  Over icy seas        厳寒の海を渡って吹いてきたら
  I’ll take with me      君を温暖の地に
  The warmth         連れて行こう

  A taste of honey      蜜の味
  A taste much sweeter   その味は
  Than wine         ワインより甘い

  ・・・・・・・・・・・・・・    

  I will return        きっと
  I will return        きっと
  I’ll come back       帰ってくるよ
  For the honey       あの蜜の味と
  And you          君のために  ♪」

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 「カサンドラ・ウイルソン/Cassandra Wilson」の後継者なんてささやきもある「リズ・ライト/Liz Wright」。1980年、米南部、ジョージア州生まれ。父は教会の牧師で、音楽監督を務め、母はオルガン奏者だったという。その影響で、幼少よりゴスペルに親しんできたため、彼女の音楽の原風景はゴスペルにあるという。ハイ・スクール時代は聖歌隊に参加、やがてブルース、ジャズに開眼する。その後進学したジョージア州立大学では本格的なバンド活動をスタート。 シンガーとしての頭角を現した彼女は、「ジョー・サンプル・バンド/Joe Sample Band」のメンバーとして初来日、「ブルーノート東京」のステージに立った。

 アルバム、「ソルト/Salt」(2003)でデビュー。しかし寡作である。デビュー15年にしてわずか6作を数えるのみである。しかし、ゴスペルで培った深みと憂いのあるこの独特のスピリチュアルな世界観、ただものではない。もっともっと評価されていい歌手。

 「A Taste Of Honey」は、とりわけ私に好きな2ndアルバム、「ドリーミング・ワイド・アウェイク/Dreaming Wide Awake」(2005)に収録されている。本作ではオリジナル曲を始め様々なジャンルの音楽が取り上げられており、「リズ・ライト」のスピリチュアルな個性にくわえ、その奥にある暖かさも前面にでてきている。

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Dreaming Wide Awake
リズ・ライト/Lizz Wright
Verve Forecast


  
  

「Lizz Wright – A Taste of Honey」

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浅葱色の煙を確認して「くどさし」を終える

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 炭窯の煙道から出る美しい「浅葱色(あさぎいろ)」の煙。この煙が出てくると、窯内の「クヌギ(櫟、椚)」の炭化も終了に近づいているというサインである。このサインを確認すると、焚口の空気調節口、煙道と一切の口を砂で覆い、空気を完全に遮断、これ以上炭化が進んで灰にならないようにする。そして、あとは十分に窯の冷えるのを待って、炭を取り出す。

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 「浅葱色」とは、ごく薄い藍色のことで、「葱藍(たであい)」で染めた薄い藍色のことに由来するという。わかりやすく言うと、「青緑色」の古称で、平安時代にはその名が見られる古くからの伝統色である。「葱」と「黄」の字を混同されて、しばしば淡い黄色の「浅黄色(あさぎいろ、あさきいろ)」と混同されるが、別の色である。公園でも秋に時々見かける羽が浅葱色をした蝶、「アサギマダラ(浅葱斑)」の名は、この色に由来する。

 窯内で炭化が進むと、まず最初は水蒸気、そして「ヘミセルロース」、「セルロース」が分解してと炭化が進み、最後に「リグニン」が分解して、浅葱色の煙が出てきて、やがて無色となって、炭化が終わるとされている。この色を確認すると、炭焼きも最終段階で正直、ホッとする。「浅葱色」。炭を焼く我々にとって、そんな安堵というか、心の静けさの色でもある。

 今宵の曲、「There’s a Lull in My Life」。「人生に訪れた束の間の一休み」とでも訳しましょうか。「ステイシー・ケント/Stacey Kent」です。「lull」を辞書で引くと、
  
【名-1】一時的な静止、一時的休み、一時的な静けさ、小康状態、小やみ、凪
【名-2】気持ちを和らげる[静める]もの[音・歌]、落ち着いた状態
  
とあり、「lullaby(子守歌、眠たくなるような歌、気持ちを和らげる歌)」の語源のようです。

 私が「浅葱色」に感じる「安堵」という思いとは違う内容の歌詞ですが、アルバムは、デビュー・アルバム「Close Your Eyes」(1997)から。

【 There’s a Lull in My Life 】   by Harry Revel / Mack Gordon

「♪ Oh, there’s a lull in my life    私の人生に訪れた束の間の一休み
  It’s just a void, an empty space  虚しくて虚ろな場所になった
  When you are not in my embrace  あなたを抱きしめられなくなってからは

  Oh, there’s a lull in my life     私の人生に訪れた束の間の一休み
  The moment that you go away    あなたがいなくなってからは
  There is no night, there is no day  夜はもちろん、昼すらもない

  The clock stops ticking       時は刻むのを止め
  The world stops turning       世界も回転するのをやめてしまったみたい
  Everything stops           すべてが止まってしまったが
  But that flame in my heart      私の心の中の炎だけは
  That keeps burning, burning     激しく燃えている

  Oh, there’s a lull in my life     私の人生に訪れた束の間の一休み
  No matter how I may pretend    どんなにとりつくろっても
  I know that you alone can end    あなただけが
  The ache in my heart        私の心の痛みを取り去り
  The call of my arms         私の腕の中に帰ってくることができる
  The lull in my life          人生に訪れた束の間の一休み  ♪」

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Close Your Eyes CD, Import
ステイシー・ケント/Stacey Kent
Candid Records


    
    

「There’s a lull in my life – Stacey Kent 」

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知的ゲームのように薪を積む

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 炭焼きの蒸らしの工程の間は、1時間ごとの温度計測以外の作業はないので基本的に暇である。そんな時間に来年以降の炭焼きに向けての準備作業を行う。その一つが「薪割り」と「薪積み」である。窯の温度を上げるため、どれだけ強い火力を得られるかが、炭焼きの出来を左右する大きな要因の一つである。そのため、我々は炭材としては適さない太い「クヌギ(椚、櫟)」を割り、最低でも2年間乾燥させたあと、薪として使うことにしている。1回の炭焼きに60本程度の薪を必要とするため、120本の薪を用意する必要がある。ふたりで交代で割り、2年後の準備は一応出来た。

 この玄翁(げんのう)と楔(くさび)をつかっての薪割りも結構大変な作業である。できるだけ力を効率的に木に伝え、目に従って割っていく。すぱっと割れた時は結構快感が得られる。そしてその薪を乾燥させるため「井桁(いげた)」に組んで、1.5mほどに積み上げていく。こちらは「知的ゲーム」。崩れないよう安定して積み上げていくには、組み合わせ方にちょっとしたコツが必要である。だから、一人で考えながら積み上げてゆく。こちらも、美しい井桁ができた時にも、やはり快感がある。

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 今宵の曲は、「What Game Shall We Play Today」。ジャズ史に残る名デュオ、巨匠ピアニスト、「チック・コリア/Chick Corea」と、大御所ヴィブラフォン奏者、「ゲイリー・バートン/Gary Burton」とが繰り広げ、伝説のライヴ盤とも言われている、ECMリリースの「クリスタル・サイレンス/Crystal Silence」(1972年録音)から。

 元々、「リターン・トゥ・フォーエヴァー/Return to Forever」で演奏されていたトロピカルでラテン・フレーバーあふれる曲を、ピアノとヴァイブラフォンだけのアコースティックで、しかもジャズ・インタープレイの醍醐味に溢れる演奏で聴かせる。

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Crystal Silence CD, Import
チック・コリア&ゲイリー・バートン/Chick Corea and Gary Burton
Ecm Records


   
   


「Chick Corea and Gary Burton – What Game Shall We Play Today」

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今夜は乾杯だ!

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バイタ、藁
 雪のため一日遅れたが、今日が第一回炭焼きの「窯出し(炭出し)」の日。何回やっても、出来栄えが気になり、ワクワク、ドキドキする。窯を開けて入る。まだ窯は余韻が残って暖かい。灰をかき分けながら、手に取ってみる。かなりいい出来栄え。ホッと安堵する。写真は窯から出した直後の炭の断面。本当に美しい菊の文様が浮き出ている。窯の上部に入れた、「バイタ」と呼ばれる小枝の束や藁もそのまま炭になっている。データの分析や検証はこれからであるが、テーマを掲げ、試行したことの効果が実証されたと思う。素直にうれしい。今夜は乾杯だ!

 今宵は、菊炭に乾杯して、「My Favorite Thigs」。「私の好きなもの」。言わずと知れジャズのスタンダード。カバーはそれこそ山ほどあるが、この歌を東北弁で歌った女性歌手がいる。「伊藤君子」。日本人女性ジャズ歌手では私が最もご贔屓にしている歌手である。

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 ジャズを東北弁で歌う。そんな発想はどこから生まれたのであろうか。彼女はこんなふうに語っている。『きっかけは、青森に毎年お仕事に行かせて頂いていたんですね。そこで伊奈かっぺいさんとお会いできることがありまして、いろんなお話をしているうちに「津軽弁でジャズをやってみたら、おもしろいんじゃないか」とおっしゃって下さって、やってみましょう、ということになりました。

 「伊藤君子」に「津軽弁でジャズを歌って欲しい!」という「伊奈かっぺい」氏のリクエストに、津軽弁に惹かれていた彼女は喜んで応え、5曲の「津軽弁のスタンダードナンバー」が出来た。それが、アルバム、「ジャズだが?ジャズだじゃ! ~津軽弁ジャズ~」。最初は一部限定のリリースだったが、2009年に一般にもリリースされた。パーソネルは「伊藤君子(vocal)」の他、アレンジとピアノを「大石学」、ベースを「坂井紅介」、ドラムは「海老沢一博」が勤めている。企画者でもある「伊奈かっぺい」が一極だけオリジナルで参加しているのもご愛嬌。

【 私(わ)の好ぎなもの(My Favorite Thigs) 】

「♪ バラに たもずがる 雨コの雫     (バラにたまった雨の雫)
   ちゃっぺのひげコど キガキガの星コ (子猫のヒゲとピカピカの星)
   ぬぐだまるてげしと 茶色の袋っコ  (温まる手袋と 茶色の紙袋)
   みんな私(わ)の大好ぎだもの     (皆私の大好きなもの)

   めんごい馬(ま)コど 林檎の菓子コ (可愛い仔馬と 林檎のお菓子)
   ソリの鈴コど カツレツとスパゲチ   (橇の鈴と カツレツとスパゲティ)
   まんどろな月コさ 飛ぶ渡り鳥     (まんまるな月に飛んでいく渡り鳥)
   これも私(わ)の大好ぎだもの    (これも私のお気に入り)
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・             ♪」
                     (和訳;伊藤君子 津軽弁訳;甲地正幸)

ジャズだが?ジャズだじゃ!~津軽弁ジャズ~

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

「伊藤君子 ー 私(わ)の好ぎなもの(My Favorite Thigs)」

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一年ぶりの大雪に

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 一面の銀世界。夜半から降り出した雪は、10cmほど積もっているだろうか。普通ならもう溶けている坂道の幹線道路にも積もっており、車は最徐行、歩く人も転倒に気をつけて、恐る恐るへっぴり腰で歩いている。雪国の人から見れば、「何を ・・・」と思われるでしょうが、雪に慣れてない地方ではこんなもんです。一年ぶりの大雪、今日は、窯出し(炭出し)と二回目の窯入れを予定していた日。これでは、山の公園まで上がるのは無理だろうと判断し、早々に一日延期を決める。昨年もそうだった。今日中に溶けて欲しいものだが ・・・。

 さてそうなると、今日一日まるまる空いてしまう。出かけるのもリスクがあるし、まあ、雪かきでもし、確定申告の種類でもつくろうか ・・・。

 今日の曲はこれ、「Cold, Cold Heart」。「ハンク・ウィリアムス/Hank Williams」のカントリーの名曲。「the Great American Songbook」にもはいっているという。1950年にレコーディングされ、翌1951年にリリースされたのが初出だが、「トニー・ベネット/Tony Bennett」がレコーディングし、27週連続してチャートインを果たす快挙を遂げたという。その後も、多くの歌手がこの歌をレパートリーにし、世代やジャンルを超えて、多くのミュージシャンや音楽ファンに愛されてきた。

 「Why can’t I free your doubtful mind and melt your cold, cold heart」(なぜ僕は君の疑いを解くことができず、その冷たい心を溶かすことができないんだろうか?)。そんな切ないフレーズが繰り返される「Cold, Cold Heart」。

【 Cold, Cold Heart 】   by Hank Williams

「♪ I tried so hard my dear to show  君こそが僕の夢のすべてだと
  That you’re my every dream     必死に君に訴えてきた
  Yet they’re afraid each thing I do   でも君は僕のやること全てに
  Is just some evil scheme       よこしまな魂胆があると疑っている

  A memory from your lonesome past  君の寂しい過去の思い出が
  Keeps us so far apart          僕たち二人を引き離しているんだ
  Why can’t I free your doubtful mind   なぜ僕は君の疑いを解くことができず、
  And melt your cold cold heart    その冷たい心を溶かすことができないんだろか 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 第45回グラミー賞主要4部門を含む8部門を受賞した「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」のデビュー・アルバム、「Come Away with Me」(2002)から。

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ノラ・ジョーンズ/Come Away With Me Hybrid SACD, SACD
ノラ・ジョーンズ/Norah Jones
ユニバーサルミュージック


  
  

「Norah Jones – Cold, Cold Heart」

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 この歌を大ヒットさせた、大御所「トニー・ベネット」。歌手生活の集大成ともいえる、生誕80年を記念したデュエット・アルバムで、2006年のグラミー3部門を受賞したアルバム、「デュエット/Duets: An American Classic」(2006)から、「ティム・マグロウ/Tim McGraw」とのデュエットで。 

Duets: An American Classic

Tony Bennett / Sony

「Tony Bennett – Cold, Cold Heart (with Tim McGraw) 」

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 ところで今年もグラミー賞が近づいてきました ・・・。
  

  



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