JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

百日を祝うお食い初め

Tags: , , , ,

DSC_0026 (2)
 近所の和食ファミレスで二人目の孫の「お食い初め」の宴。「百日祝い」ともよばれる「お食い初め」、献立は作法通り、一汁三菜で、鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物、歯固めの石が用意されている。これには赤ちゃんが生きてゆくうえで必要な食材として、穀物、海のもの、山のもの、飲み物、塩を与えるという意味、お祝いごとを祝い、邪気を払うと同時に、吸う力が強くなるように願ったり、赤ちゃんに丈夫な歯が生まれることを願うためのものだという。

 もちろん、自分が「お食い初め」をしてもらったかどうかは、親からは聞いていないが、時期とすれば、敗戦の翌年の6月、とてもそんな余裕があったとは思われない。二組のじじ、ばば、父と母、姉に囲まれて祝ってもらえるなんて、君はなんて幸せ者なんだ。こう語りかけると小さな手が、ぐっと握り返してきた。

 君に贈る最初の歌は、「I Was Born To Love You」。たしか11月24日が命日だった、「クイーン/Queen」のボーカル、「フレディ・マーキュリー/Freddie Mercury」の曲。今、映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしているという。歌うのは、「タック&パティ/Tuck & Patti」。アメリカのジャズ・デュオ。ギター担当の「タック・アンドレス/Tuck Andress」と、ボーカル担当の「パティ・キャスカート/Patti Cathcart」の二人。デビューは、1988年。

b0102572_22191948
 1978年、スタジオ・ミュージシャンとして活動していた「タック・アンドレス/Tuck Andress」と、当時は無名のシンガーだった「パティ・キャスカート/Patti Cathcart」が、オーディションで出会って、意気投合したという。翌年にデュオが結成され、さらに二人は1981年に結婚した。デビュー前からライブの上手さが話題となり、その後「ウィンダム・ヒル・レコード/Windham Hill Records」と契約して、アルバム、「ティアーズ・オブ・ジョイ/Tears of Joy」(1988年)でデビュー。現在まで多くのアルバムをリリースしている。

 「I Was Born To Love You」が収録されてるアルバムは、「愛の贈り物~ギフト・オブ・ラヴ/Gift Of Love」(2003)。バレンタイン・ディに合わせて、日本のレコード会社からのオファーで作ったバラードを中心としたラブ・ソング・アルバムだという。

【 I Was Born To Love You 】  by Freddie Mercury

「♪ I was born to love you         俺は生まれた 君を愛するために
  With every single beat of my heart    俺の心のビート、一拍一拍のすべてをかけて
  Yes, I was born to take care of you, ha  そうさ 俺は君を守るために生まれてきたんだ
  Every single day…            一日一日すべての日をかけて
  Alright, hey hey             そうなんだぜ ヘイ、ヘイ

  I was born to love you         俺は生まれた 君を愛するために
  With every single beat of my heart   俺の心のビート、一拍一拍のすべてをかけて
  Yes, I was born to take care of you   そうさ 俺は君を守るために生まれてきたんだ
  Every single day of my life       俺の人生すべての日をかけて

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」
  

61fat++lsjL__SS500
   

愛の贈り物~ギフト・オブ・ラヴ/Gift Of Love
タック&パティ/Tuck & Patti
Universal Music LLC


        
      

 
「Tuck & Patti – I was born to love you」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、この愛のデュオ、もう一曲は、「One Hand, One Heart」。ミュージカル映画不朽の名作、「ウエスト・サイド物語/West Side Story」(1961)の挿入歌。「レナード・バーンスタイン/Leonard Bernstein」作曲、「スティーヴン・ソンドハイム/Stephen Sondheim」作詞。

images2GBHRA8H
 周囲に結婚を認めてもらえないトニーとマリア。マリアの働くブライダル・ショップの結婚衣装の展示室で、トニーとマリアは、マネキンを両親や介添え人に見立て、結婚式の真似事を始め、ウエディング・ヴェールを被った二人は、口づけを交わし永遠の愛を誓うというシーンで歌われた曲。

【 One Hand, One Heart 】  by Leonard Bernstein , Stephen Sondheim

「♪ Make of our hands one hand  ふたりの手を ひとつの手に
  Make of our hearts one heart  ふたりの心を ひとつの心に
  Make of our vows one last vow: ふたりで誓うのは これが最後の誓い
  Only death will part us now   死のみが ふたりを分かつ

  Make of our lives one life    ふたりの人生を ひとつの人生に
  Day after day, one life     来る日も来る日も 同じ人生を一緒に歩む

  Now it begins, now we start   今から始まる ふたりの人生が
  One hand, one heart;      ひとつの手と ひとつの心で
  Even death won’t part us now  いまや 死さえもふたりを分けることはできない

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

519VW0TDY0L
    

ドリーム /Dream
タック&パティ/Tuck & Patti
BMG JAPAN


        
        

「TUCK&PATTI – ONE HAND, ONE HEART」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
      

     

晩秋の公園で木の実を拾う

Tags: , , ,

DSCN1609
DSCN1608
 先日の木工教室で大好評、ほとんどなくなってしまった「フウ(楓)」、多分「スギ(杉)」仲間の「コウヨウザン(広葉杉、檆)」でしょうか、いずれもユニークな形の実。次回のイベントのために補充しようと、公園に採集に出かける。冷え込んできたため、ほとんど人影の見えない公園。長く伸びた影と落ち葉の絨毯が、季節を感じさせる。

768x432_ThierryLangTrio1600x900
 さて、晩秋の今宵のピアノは、スイスのベテラン・ピアニスト、「ティエリー・ラング/Thierry lang」。スイスの人気ピアニストで、そのピアノの音の美しさは格別である。 「ティエリー・ラング」が、ブレークするきっかけとなった1993年のスイス録音のアルバム、「Private Garden」だという。しかし、アルバムは復刻・再発があまりされず、アルバムによっては、とんでもない価格がついていて、入手は無理なアルバムも多い。
  
 そして、ベテランなのにキャリアについてほとんど情報はなく、1956年生まれのスイス出身の作曲家、ジャズ・ピアニストで、フランスの芸術文化勲章を受章したということぐらいしか分からない。 しかし、何年か前に、日本・スイス国交樹立150 周年記念のメイン・アーティストとして初来日し、コンサートを行ったという。

 話は変わるが、11月24日は、死因はHIV感染症とも言われ、1991年、45歳の若さで亡くなった「クイーン/Queen」のボーカル、「フレディ・マーキュリー/Freddie Mercury」の命日だという。 代表曲、「ボヘミアン・ラプソディ/Bohemian Rhapsody」を「ティエリー・ラング」のソロ演奏で。アルバムは、これも高値で手が出ないが、フレディの作品をタイトルにした「Guide Me Home」(2000)から。その代表曲をタイトルとし、「フレディ・マーキュリー」を描いた映画、「ボヘミアン・ラプソディ」が今、幅広い層で大ヒットしているという。

 このティエリー・ラングのアルバム、「Guide Me Home」は、2000年に「ブルーノート/Blue Note」から発売されたラングのソロ・ピアノ作品(2枚組)。このアルバムは、Disc2が、「フレディ・マーキュリー」特集のボーナスCDらしく、「テイク・マイ・ブレス・アウェイ/You Take My Breath Away」、「Bohemian Rhapsody」、「ラヴ・オブ・マイ・ライフ/Love Of My Life」、「生命の証/There Must Be More To Life Than This」などフレディーの曲が4曲収められている。

 Guide Me Home

 Thierry Lang / EMI Import

「Bohemian Rhapsody – Thierry Lang piano solo」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

     

路傍の花、樹々の鳥(333) ~ 塀に沿って咲く ~

Tags: , ,

DSCN1564
DSCN1565
DSC_0016
DSC_0014
 塀に沿って季節の花が咲いている。「ノギク(野菊)」、「サザンカ(山茶花)」、「バラ(薔薇)」。蔦系の紅葉も美しい。「花の壁」なら、「Flowerwall」、「壁の花」なら「Wallflower」。「Wallflower(壁の花)」というのは、パーティーなどで社交の輪に加わらずに壁際でひとりじっとしている女性、もともとは、舞踏会で、踊りに誘われず壁際に立っている女性をいった言葉と記憶している。

 ということで今宵の曲は、「ウォ-ルフラワー/Wallflower(壁の花)」。「ボブ・ディラン/Bob Dylan」によって、1971年に作られ、録音された曲だという。「ダイアナ・クラール/Diana Krall」のアルバム、「Wallflower」(2015)のアルバム・タイトル曲。

 実は「壁の花(wallflower)」という花が実際にあるんですね。黄色やオレンジの香りのよい花で、「ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)」という和名をもつアブラナ科の多年草だという。

【 Wallflower 】   by Bob Dylan

「♪ Wallflower, wallflower,               寂しそうにしているそこの君、
       won’t you dance with me?            僕と踊りませんか
  I’m sad and lonely too              僕も一人だから
  Wallflower, wallflower,               寂しそうにしているそこの君、
       won’t you dance with me?             僕と踊りませんか
  I’m fallin’ in love with you             あなたに恋してしまったから

  Just like you I’m wonderin’            何をしてるんだろうと
         what I’m doin’ here                不思議に思ってるね
  Just like you I’m wonderin’            何が始まるんだろうと
         what’s goin’ on                  不思議に思ってるね

  Wallflower, wallflower,               寂しそうにしているそこの君、
       won’t you dance with me?              僕と踊りませんか
  The night will soon be gone            だって夜は短いから

   ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 アルバム・バージョンと弾き語りバージョンがアップされているようですが、弾き語りバージョンで ・・・。

 WALLFLOWER

 DIANA KRALL / VERVE

「Diana Krall – Wallflower (Session Off TV) 」

        You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
    

    

木の実いっぱいの工作、その後は手作りピザを頬張る

Tags: , , ,

DSCN1580
DSCN1597
DSCN1601
DSCN1600
 今シーズン、朝一番の冷え込みだとか。今日は20人ほどの家族連れと一緒に、木の実をいっぱい使った木工細工と手作りピザを楽しむイベント。ドングリ、松ボックリ、楓(ふう)や杉の実。かなり寒くなってきましたが、子供たちは元気いっぱい木の実などでいろんなものを作り、お昼には、生地を自分で伸ばし、野菜をトッピングしたピザを、美味しい、美味しいと頬張っている。

 焚き火が恋しく懐かしい季節になった。おそらく、一般の住宅地なんかでは、焚き火は御法度。しかしこの山では、この時期の野外イベントには、必ずと言っていほど、焚き火がつきものである。人が集まってくる。「火吹き竹」を珍しがる子も。あるお母さんはキャンプで使うと言って、「火吹き竹」を作っては喜ぶ。

 もうすぐ12月。ネイチャー・センターの薪ストーブにも火が入る。

b0102572_9544343
 「焚き火」。英語で「bonfire」。イタリア出身のご贔屓のピアニスト、「ロベルト・オルサー/Roberto Olzer」のアルバムに、「The Moon And The Bonfires」がある。「兵庫県立芸術文化センター」で行われた「Hyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバル2016」のコンサートを聴きに行ったこともある今まさに絶頂期、旬を迎えているといっても過言ではないジャズ・ピアニストである。

「ロベルト・オルサー/Roberto Olzer」。1971年、イタリアは「ドモドッソラ」生まれ。幼少の頃から、クラシックのピアノとオルガンを習い、名門「ベルディ音楽院」ではオルガンを専攻。その後、ミラノのカソリック大学では哲学を学ぶ傍ら、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」らからジャズ・ピアノを学んだという。その後、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev (doublebass)」、「マウロ・ベッジオ/Mauro Beggio (drums)」とピアノトリオを結成、2012年に、「ジャズ・ディスク大賞金賞」を受賞した「Steppin’Out」で日本デビュー、そして2015年「澤野工房」からの初リリース、「The Moon And The Bonfires」(2015)、その後も「Dreamsville」(2016)、「Torre del Lago」(2017)、「Celeste」(2018)とコンスタントにリリースされている。

 このアルバム、「The Moon And The Bonfires」、なんとなくタイトルに気にかかるものがあったが、最初はその理由に全く気がつかなかった。最近聴き返しながらジャケットを見たら、オルサー自身の言葉で、こんなことが記されていた。『La luna e i falo、’The Moon And The Bonfires’は、イタリアの作家、「チェーザレ・パヴェーゼ(Cesare Pavese)」の小説のタイトルです。その小説の主人公は ・・・』。ここで気がついた。このアルバムは、「チェーザレ・パヴェーゼ」の著名な小説、「月と篝火」の、その英語訳のタイトルをとり、パヴェーゼに捧げたアルバムであると。そして、オルサー自身の作曲になる収録曲、「La luna e i falo」は、絶筆「The Moon And The Bonfires(月と篝火)」(1950)の原題であると。

 そして、『この小説は時折私自身の人生、一人の人間としても音楽家としても、それを写した鏡のように思える時がある。・・・』とオルサーは続けて書いている。

 私はこの本の存在は知っていたが、残念なことに、一度も読んだことがないし、パヴェーゼが、1950年に42歳の若さでで自ら命を絶ったことも知らなかった。この繊細で優雅、美メロに満ちたアルバムを聴くと、「月と篝火」を一度読んでみたいと興味が湧く。

51EVQP2gxLL__SX350_BO1,204,203,200_
     
月と篝火 (岩波文庫)
パヴェーゼ (著)、 河島 英昭 (翻訳)
岩波書店


      
       
       
        
       

     
 そして、アルバム、「The Moon And The Bonfires」は、YOUTUBEへのアップがありません。「澤野工房」のHPでさわりが聴けます。

 THE MOON AND THE BONFIRES

 ロベルト・オルサー・トリオ / 澤野工房


 
 代わりに、日本デビュー・アルバム、「Steppin’Out」(2012)から、トリオによるライブ映像をアップしておきます。曲はオルサー自身の曲で、「Die Irren」。「惑い、迷い」という意味でしょうか。

 Steppin’ Out

 Roberto Olzer Trio / Abeat Records

「Roberto Olzer Trio – Die Irren」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

    

窯木作りの日々が続く

Tags: , ,

DSCN1578a
 太陽も顔を出さず、一段と寒さが増したこの日。燃えるように真っ赤な紅葉の下で、今日も、「クヌギ(櫟、椚)」の伐採、炭焼きに向けての窯木作りの作業をこなす。そろそろ紅葉の見頃も終わりかな ・・・。

love-letters
 今宵の曲、「Sitting In A Tree」。個性的この上もない歌手の一人、ドイツを代表するジャズ・シンガー「リャンビコ/Lyambiko」の 自身の名をつけたメジャー・デビュー・アルバム、「Lyambiko」(2005)から。

 「リャンビコ」は、1978年、タンザニア人の父親とドイツ人の母親の間に生まれたドイツ出身の女性JAZZ歌手である。1930年代にすでにジャズ・コンボのメンバーだった祖父、教会の聖歌隊のメンバーであった父親という音楽的にアクティブな家族の中で育ったという。2枚のCDをリリースした後、メジャー・デビューは2005年、「LYAMBIKO」。スキャットをまじえたオーソドックスなジャズ・ヴォーカルとボサ・ノヴァが話題となった。抜群の存在感、歌唱力、そして個性を持った彼女のヴォーカルは、まさに「ニーナ・シモン/Nina Simon」を継ぐシンガーとして、注目されている。

 「Sitting On A Tree」でもなく「Sitting In A Trees」でもない。大きな洞(うろ)の中にでも入っているのでしょうか、「木の上」と訳しましたが、「Sitting In A Tree」は、ピアノを弾く「マルク・ローエンタール/Marque Lowenthal」の作詞・作曲とある。 

【 Sitting In A Tree 】 by Marque Lowenthal

「♪ You and me,you and me           あなたと私 あなたと私
  We could be so true and free ,true and free  偽りなく自由でいられるのに 
  If we wanted                 もしふたりで望むならね
  Talk to me,walk with me           私に話しかけてよ 一緒に歩こうよ
  And Tell me what you want to be,   何が欲しいのか、偽りなく自由にいたいのかどうか
            true and free     教えてよ
  In this crazy place           こんなクレイジーな場所で生きていくから
  Tell me why,you and I             教えてちょうだい あなたと私
  Why we can’t find time to be,true and free なぜ偽りなく自由でいる時間が持てないのか
  Far away,yesterday,we were both in love again 遠い昔に私たちは恋に落ちたのね
  Now and then,with each other          今も昔も お互いにね

  Cause I want you to be with me,        あなたと一緒にいたかったから
  I dreamed that you were sitting in a tree  木の上に座っているあなたを想像したわ
  Then I learned to kiss my dreams away  でもそんな夢にはいつかサヨナラしていたわ
  I never thought I’d live to see the day    そんな日が来るなんて思いもしなかったの
  When you would be right next to me,      まさか木の上で、あなたが私の右隣に
             sitting in a tree         座ってくれる日がくるなんて

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」
   

LYAMBIKO

 リャンビコ/マーク・ローウェンサル/ロビン・ドラガニック/トルステン・ツィンゲンベルガー/ジョルジオ・クロブ ヘルマー・マルチンスキー/ソニーミュージックエンタテインメント

「LYAMBIKO – Sitting in a Tree」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

すっかり変わった梅田に戸惑いながら

Tags: , , ,

DSCN1570
DSCN1573
 ヨット部のOB会。迷路のような梅田の地下道はちょっと自信がないので、地上ならばわかりやすい目的の場所まで、地上をゆくことにしたが、見回すとこの梅田界隈、風景がすっかり変わってしまった。JR大阪駅は大リニューアル、その北側の貨物基地は高層ビルが立ち並ぶグランフロント大阪に再開発、阪急デパート、阪神デパートも大きなリニューアル。そして両デパートを結ぶ歩道橋も完成。すっかり遠ざかっていたが、全速力で大きく変わっていく大都会に戸惑いや違和感を感じ、今の穏やかでゆったりとした生活に安堵する。

petra_sings
 今宵、心落ちつけて聴くのは、昨夜に続いてシカゴを拠点にする「ぺトラ・ヴァン・ナウス/Petra van Nuis」。今宵のデュオのお相手は、ギタリスト、「アンディ・ブラウン/Andy Brown」。アルバムは、「トライ・トゥ・リメンバー/Try To Remember/原題:Lessons Lyrical」(2018)。

 ちょっと知的でオーガニック。「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」を思わせるような端正な佇まい。そして、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」や「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の癒しの雰囲気も。前回紹介したピアニスト、「デニス・ラクション/Dennis Luxion」と同様、優しい音色で寄り添う「アンディ・ブラウン」とも、粋でぴったし息もあった絶妙のデュオを繰り広げる。 冒頭の「Speak Low」に始まり、ラストの「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」の名曲、「You Must Believe In Spring」までアルバム収録は17曲。夜が更けるのも忘れる。

heidelberg
 そして、YOUTUBEにアップされていたデュオの動画。前回紹介した「デニス・ラクション/Dennis Luxion」とのデュオ・アルバム「ナイト・ピープル/Because we’re night people」にも収録されていた私の好きな曲であるが、プロモーション動画では割愛されていた「The Shadows Of Paris」、「Small Day Tomorrow」を含め、2017年10月シカゴでのライブ12曲がアップされている。

 その「The Shadows Of Paris」、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」の手になる美しいバラード。1964年製作のアメリカ映画で、「ピンク・パンサー・シリーズ」、「暗闇でドッキリ/原題:A Shot In The Dark」の主題歌である。主演は、「ピーター・セラーズ/Peter Sellers」、そして、我が青春の鼻血ブー的女優、「エルケ・ソマー/Elke Sommer」。(参照拙ブログ 「我が青春のシネマ・グラフィティ(16) ~エルケ・ソマー~ 」

【 The Shadows Of Paris 】 
           Music written by Henry Mancini, Lyrics written by Robert Wells

「♪ Why must we meet in the shadows of Paris  なぜ夜のパリで逢ってしまったの?
  Where hardly a star seems to shine?      星も輝いていない夜のパリで
  Why can’t we meet in the sunlight of Paris   なぜ陽が輝くパリで逢わなかったの?
  Where Paris can see you and I?       お互いがよく見える明るい日差しのパリで

  Have you come to me from another     私と逢う前は
  Whose lips you have tried?          誰とキスしていたの?
  Do you still belong to another?        まだあなたはその人を忘れられないの?
  Is that why we hide?             だからこうして人目を避けるのね

  Why am I cold in the sunlight of Paris   なぜ陽が一杯なのにこんなにパリは寒いの?
  Where laughter and song fill the skies?    笑い声や歌声が空いっぱいのパリなのに
  Why am I warm in the shadows of Paris   きっとサヨナラすれば、夜明けが私に訪れて
  When I know that dawn means goodbye?   この私も暖かくなるのね     ♪」
      

51XtlR8BiWL
    
トライ・トゥ・リメンバー/Lessons Lyrical
ペトラ・ヴァン・ナウス&アンディ・ブラウン/Petra van Nuis & Andy Brown
MUZAK/fab.


       
       

「Petra van Nuis and Andy Brown – Voice/Guitar Duo – Live at the Jazz Showcase」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

    

梅田の夕暮れに紛れて

Tags: , ,

DSCN1571
DSCN1566
 一年ぶりくらいか、久しぶりの梅田。ちょっと早い忘年会を兼ねての例年のヨット部OB会。最近は酒席にはほとんどでなくなったが、楽しみにしているのがこの集まり。以前定年まで勤めていた会社のヨット部の飲み会。ある人たらしの先輩を中心とした同世代のメンバーが、郡山や蒲郡からも集まる。さすがに現役を続けているのは、いまもクルーザー遊びを楽しんでいる一人だけであるが、いまから40年ほど前、西宮のヨットハーバーで、全日本実業団ヨット選手権を目指して、スナイプ級、470級の練習に勤しんだ仲間たち。しかし寄る年波、ヨットの昔話より、健康や現在の趣味の話題がもっぱらであったが、時間を忘れた3時間であった。また来年も ・・・。

pops
 今宵のアルバム。「ナイト・ピープル/原題:Because we’re night people」。「ぺトラ・ヴァン・ナウス/Petra van Nuis」とピアノの「デニス・ラクション/Dennis Luxion」との粋なデュオ・アルバムでる。副題に、「真夜中の甘い囁き」とある。我々も、ただの呑んだくれの爺さんたちだったが、この夜は「ナイト・ピープル」であったには違いない ・・・。

 それはさておき、なんというチャーミングな歌唱であろうか。コピーにあるように、まさに「アフター・アワーズに聴きたいジャズ・ヴォーカル」。私が彼女を知ったのは、たしか「寺島レコード」の「For Jazz Vocal Fans Only Vol.1」(2015)に収録された歌唱、「September In The Rain」であった。

 「ペトラ・ヴァン・ナウス」。シカゴを拠点に活躍する知性派美人シンガー、ダウンビート誌に、「輝くばかりにゴージャスでいて、極めてデリケートな歌声の持ち主 ・・・ 天性と言っていい、メロディとリズムに対する確かな力量 ・・」と評された女性シンガー。

petra-dennis-recording
 デビュー作から6枚ほどリリースされているようだが、最新作は、「チェット・ベイカー/Chet Baker」との共演でも知られるヴェテラン・ピアニスト、「デニス・ラクション」とのデュオ。

 ペトラの魅力的な歌声とそれに寄り添うリリカルなピアノは、かっての名盤「アン・バートン/Ann Burton」と「ルイス・ヴァン・ダイク/Louis Van Dijk」のアルバム、「ブルー・バートン/Blue Burton」(1967)、「バラード・アンド・バートン/Ballad And Burton 」(1969)を想起させるような息のあったアルバム。

「このCDが睡眠薬がわりの音楽だなんて思ってはいけない。たしかに、テンポは概ねゆったりとしているが、あなたの耳を寝つかせない静かな驚きが、このCDにはつまっているのだ。」マイケル・スタイマン/Michael Steinman (ライナーノーツより)

 スタンダード、「貴方と夜と音楽と/You And The Night And The Music」はもちろん、あまり馴染みのない曲だが、タイトル曲でミュージカルからの曲だという「ナイト・ピープル/Night People」、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」作曲の「シャドウ・オブ・パリ/Shadows Of Paris」や、「ボブ・ドロウ/Bob Dorough」の「スモール・デイ・トゥモロウ/Small Day Tomorrow」のような、いぶし銀のような選曲に惹かれる。

 「ぺトラ・ヴァン・ナウス&デニス・ラクション/Petra van Nuis & Dennis Luxion」のアルバム「ナイト・ピープル/Because we’re night people」、全13曲のアルバムから、6曲をピックアップした動画がアップされています。

81wIZgKLsNL__SL1421_
    
ナイト・ピープル(真夜中の甘い囁き)/Because we’re night people
ぺトラ・ヴァン・ナウス&デニス・ラクション/Petra van Nuis & Dennis Luxion
MUZAK/fab.


     
     

「Petra van Nuis/Dennis Luxion – 6 song video from live recording of “Because We’re Night People” CD」
   
       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

    

路傍の花、樹々の鳥(332) ~ 孤高に咲くこの花が好き ~

Tags: ,

皇帝ダリヤ2
 日課のウォーキング。この季節、団地では、「サザンカ(山茶花)」、「ノギク(野菊)」、「バラ(薔薇)」などを見かけることが多いが、目立つのが「コウテイ・ダリヤ(皇帝ダリヤ)」。年々見かけることが多くなってきている。木ではないのに高さは3mを優に超え、周りの木より抜きん出て高く育つ存在感。大輪。名の由来のように優雅さの中にも清廉さがあり、孤高の気高さが感じられるためか人気がたかいようだ。

 私は外来の園芸種にあまり興味はないのだが、この「皇帝ダリヤ」には目を奪われてしまう。高さも低く、数株で群れて栽培されているのもあるが、私は、すっくと高く一本立ちで、孤高に咲くこの花が好きである。

image
 今宵のピアノ、「スティーブ・ドブロゴス/Steve Dobrogosz」。1956年アメリカ・ペンシルヴァニア州に生まれ、6歳からクラシック・ピアノを始めたが、バークリー音楽院卒業後の1978年、22歳の時、結婚を機に1978年に夫人の故郷スウェーデンに移り住み、ストックホルムの王立アカデミーに入学して、自身のジャズ・カルテットやピアノ・ソロの活動を積極的に展開。その後はずっとスウェーデンでポップス、ジャズ、クラシカルと幅広いジャンルにわたり活動している。

 また女性ヴォーカリストたちとのデュエット作品にも力を入れ、このブログでも紹介した、ノルウェーの生んだ伝説的名歌手、「ラドカ・トネフ/RadkaToneff」のピアノ伴奏を務めた「フェアリー・テイルズ/Fairy Tales (おとぎ話)」(1982年)はジャズ・ピアニストとしての彼の名を高めた。

 ジャズやポピュラー・ミュージックのソング・ライターとして注目を集めていたドブロゴスは1980年代に入ってからは、クラシックの声楽作品にも力を入れ始め、彼の最初の「ミサ曲(Mass 1998)」は高い評価を得て、現在では20ヶ国を超える国々で演奏されているという。

 そんな彼のソロ・アルバム、「エボニー・ムーン/Ebony Moon」(2006)から、「Glade / The Trees」。「glade」とは、「低湿地、林間の空き地、凍らずに残った場所」という意味だが、そんな場所にある木々が、孤高の美メロとともに浮かんでくるような演奏。

 エボニー・ムーン

 スティーブ・ドブロゴス / BLUE GLEAM

「Glade / The Trees – Steve Dobrogosz」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

   

    

路傍の花、樹々の鳥(331) ~ ウォーキング・コース、秋の実いろいろ ~

Tags: , , , , ,

DSCN1519
 買い物の足を紅葉が綺麗な公園まで延ばしてみる。この公園、葉の紅葉ばかりでなく、いろいろな実が楽しめ、またそれらが採れるので、木工細工の材料集めにも重宝している公園でもある。「フウ(楓)」、「スギ(杉)」、「ドングリ」、「松ボックリ」などは子供が工作で最も喜ぶ実である。

DSCN2480
 公園から「ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)」の紅葉とユーモラスな白い実を楽しみながら、猪名川の渓に沿って歩く。「シャリンバイ(車輪梅)? 」の暗紫色、「ハナミズキ(花水木)」
「モチノキ(黐の木)」の実の赤、「クスノキ(樟、楠)」の実の黒と色とりどり。

 さて今宵の曲は、「オータム・ノクターン/Autumn Nocturne」。この美しいバラード、失恋の歌で、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」や「カッサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」の歌唱がありますが、演奏で聴くのも味がある。そこで演奏は、泣きのサックス、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」。アルバムは、「ノクターン・アンド・セレナーデ/Nocturnes And Serenades」(2006)から。

Nocturnes & Serenades

Scott Hamilton / Concord Records

「Autumn Nocturne – Scott Hamilton」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

     

路傍の花、樹々の鳥(330) ~ 紅葉の多田神社へ、ひときわ目立つのは大きな銀杏の樹 ~

Tags: , ,

DSC_0027
DSC_0028
DSC_0031
 清和源氏発祥の地、紅葉の「多田神社」へと「ノギク(野菊)」、「サザンカ(山茶花)」、
「コウテイダリヤ(皇帝ダリヤ)」などが楽しめる道を歩く。我が家から25分くらいでしょうか、ちょっと汗ばむくらいのちょうどいい距離。由緒ある神社で、地域の紅葉の名所とあって、静謐な境内には、七五三詣で、我々と同じように紅葉を楽しむ人がちらほら。まだ十分に紅葉していない樹もあるが、苔の緑との対比が鮮やか。

DSC_0033
 その中でも、大きな「イチョウ(銀杏)」の黄色がひときわ目立つ。「水戸黄門」お手植えとか ・・・。

 さて、今宵の歌は、「Tall Trees in Georgia(ジョージアの大きな木)」 。「バフィ・セント=マリー/Buffy Sainte-Marie」の1968年の作品で、「I’m Gonna Be A Country Girl Again」というアルバムに収録されているという。

 この「バフィ・セント=マリー」というシンガー・ソングライター、映画「愛と青春の旅だち(原題:An Officer and a Gentleman)」の主題歌、「ジョー・コッカー/’Joe’ Cocker」と「ジェニファー・ウォーンズ/Jennifer Warnes」のデュエットで大ヒットした「Up Where We Belong(愛と青春の旅だち)」を作ったことや、映画「いちご白書(原題:The Strawberry Statement 」の挿入歌、「サークルゲーム/The Circle Game」を歌ったことで知られている。

【 Tall Trees in Georgia 】   by Buffy Sainte-Marie

「♪ Tall trees in Georgia,   ジョージアの高い木の林
   They grow so high    大きく育ったその木の影は
   They shade me so     わたしをすっぽりと覆うくらい
   And sadly walking     苦労して低木の茂みを抜けて   
   Through the thicket I go  やっとたどり着いたものだ  

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   When I was younger      私が若かった頃
   The boys all came around   たくさんの少年たちがわたしを取り囲んだ
   But now I’m older          しかし、大人になった今
   And they’ve all settled down  彼らは皆結婚して身を固めてしまった
   Control your mind my girl     もういい加減に覚悟しなさいよ   
   And give your heart to one     一人の男に絞りなさい
   For if you love all men         多くの男にうつつを抜かしても
   You’ll be surely left with none    結局、誰とも続かないよ

    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の歌唱で。1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズクラブ、亡くなる10ヵ月前となる1996年の1月3日に行った、ワシントンDCにあるジャズ・クラブ「Blues Alley」でのライブ、ファンにとっては歴史的とも言える最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」(2015)から。

 エヴァは8歳の頃、この歌が収録されている「バフィ・セント=マリー」のアルバムに夢中だったようで、ライブの中でも「幼い頃よく聴いていた曲」と紹介している。

Nightbird

Eva Cassidy / Imports


「Eva Cassidy – Tall Trees in Georgia」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

   



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.