JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

新しき電脳鉄馬来る

Tags: , ,

dm_exterior_garelly_img_1610_ts_1610140142085070

 新しい車がやってきた。前の車BMW320iも、車の状態をセンシングするところはかなり電脳化されていたが、今度のデミオは、安全アシスト、情報表示、ドライバーとのコミュニケーションという面で、さらにIT化されている。日本車の面目躍如といったところ。しかし、この年寄りにこの機能を全部使いこなせるのかという疑問も湧く。紙のマニュアルは600ページを優に超え、HP上の電子マニュアルもやはり相当なボリューム。一応大学は内燃機関学、自動車工学のある工学部、機械系学科を卒業しているのだが、車の仕掛けの部分についての記述は全くない。多分そんな知識は役に立たないのでしょう。されど、電脳鉄馬、IT鉄馬。今日からはこの車が、私の新しき鉄馬、新しきスニーカーとなるのだ。マニュアルをしっかり読まねばなるまい。ある意味、メカと鉄の塊で、仕掛けが理解できた昔の車が懐かしい ・・・。

613GsOqjjdL
p0233l07

 お気にりのジャケットの一つが、クラシック・カーをあしらったこれ。「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」の「Traction Avant」。「先駆者」という意味と、ジャケットのイラストに使われているフランスの車メーカー、「シトロエン/Citroën」社の前輪駆動車、「Traction Avant(トラクシオン・アヴァン)」とのダブル・ミーニングでしょう。ちなみに、「Traction avant 」は、「シトロエン」が1934年から1957年まで製造していた前輪駆動の乗用車およびその派生シリーズを指す通称である。

 1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」を敬愛し、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせる抒情派ピアニストである。

 彼のリリカルなプレイが日本で最初に注目されたアルバムが、「Traction Avant」(録音1994年)。ヨーロッパのトップ・ベーシスト、「パレ・ダニエルソン/Palle Danielsson」、LA在住のドラマー、「ピーター・アースキン/Peter Erskine」と共演した珠玉のトリオ・アルバム。

Traction Avant

Alessandro Galati / Via Veneto

「Alessandro Galati – Wassily」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Alessandro Galati ー j. s. what」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

華麗なる迷い蝶

Tags: ,

キアゲハ2
040523kiageha1

 台風による荒天を避けてか「キアゲハ(黄揚羽)」が玄関から迷い込んできた。もう1日以上我が家内にとどまっている。体力が弱ってきたのか動こうとしない。「これ以上は・・」とそっと木に止まらせ、雨のかからない場所へ出してやった。「アゲハチョウ(揚羽蝶、鳳蝶)」と「キアゲハ」はよく似ているが、翅の付け根の模様を見て判別できる。綺麗な縞模様になっているものが、「アゲハチョウ」で、はっきりしない方が「キアゲハ」である。また幼虫は一目瞭然、黒い帯にオレンジ色の斑点があるのが特徴。この幼虫、今年は見かけなかったが、庭で見かけ、「サナギ(蛹)」から「蝶」へと変身したこともある。我が家には、いろんな鳥や虫が迷い込んでくるが、それだけ自然が近くにあるということか。(参照拙ブログ「お客さんはカラフルでした」

1479v6-SarahMcKenzie2016CopyrightPhilippeLEVY-STAB

 さて今宵、「サラ・マッケンジー/Sarah Mckenzie」。1987年、オーストラリア、パース生まれ。最近は、パリに活動拠点を移しているが、元々メルボルンを拠点に活躍するピアノ弾き語りの若手女性歌手である。25歳のデビュー作、「Don’t Tempt Me」(2010)、そして第2作、「Close Your Eyes」(2012)は、アメリカのグラミー賞と同じほどの影響力を持つといわれるオーストラリアのARIAミュージック・アウォーズを受賞したという。弾力的でよく弾む声、やや高めの声ながら、明るくクリアーで冷たさを感じさせない。スキャットやハミングなどのワザも中々で、飽きさせない。

 最新作は、サラが現在住んでいるパリをテーマにしたオリジナル曲を、アルバム・タイトルとした「Paris In The Rain」(2017)。アレンジも自身ですべてを手掛けた本作は、オーストラリアからアメリカ、そしてヨーロッパまでの彼女の旅を詰め込んだアルバムだという。イタリアへの旅は、「When in Rome」、ポルトガルへの旅は、ジョビンの「Triste」、ロンドンは「Tea for Two」で表現されている。

Paris in the Rain

Sarah Mckenzie / Imports

「Sarah McKenzie – Paris In The Rain」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Sarah Mckenzie – When In Rome」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Sarah Mckenzie – Little Girl Blue」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
  

  

やっぱり、夏はひまわりが似合う

Tags: , ,

ヒマワリ

 暑さで少し萎れているが、「ヒマワリ(向日葵)」が群生している。夏の季語でもあり、やはりこの花を見ないと、夏の実感がわかない。「ヒマワリ」は、キク科の一年草。「日回り」と表記されることもあり、また、「ニチリンソウ(日輪草)」、「ヒグルマ(日車)」、「ヒグルマソウ(日車草)」、「ヒマワリソウ(日回り草)」、「ヒュウガアオイ(向日葵)」、「サンフラワー(英:Sunflower)」、「ソレイユ(仏:Soleil)」とも呼ばれるという。(Wikipeiaより)

b0102572_14165517

 今宵の曲は、「ひまわり」をテーマに2曲。まずは、当時の観客の感涙を誘った、「ヴィットリオ・デ・シーカ/Vittorio De Sica」監督、「マルチェロ・マストロヤンニ/Marcello Mastroianni」と「ソフィア・ローレン/Sophia Loren」が主演した、1970年公開のイタリア・フランス・ソ連の合作映画、「ひまわり(原題: I Girasoli )」のテーマ曲から。いや泣きましたね、この映画。音楽は、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」。

 演奏は「坂田 明」。1945年、広島県呉市出身のジャズサックス奏者、タレント、俳優。ミジンコ研究家としても知られている。前衛的な激しいサックス演奏で知られているが、そんなことはミジンも感じさせない切々たる哀愁のアルト。

ひまわり

坂田明 / インディペンデントレーベル


「坂田明 - ひまわり」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

johnny-hartman-unforgettable-2-cd

 そして、「サンライズ、サンセット/Sunrise,Sunset」。この歌は、日本でも「森繁久彌」や「西田敏行」の舞台で知られるブロードウェイの大ヒット・ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の中で使われた、最も有名な美しい歌である。もちろん映画化もされています。

 歌い手は、「ビロードの歌声」と称される「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」。初めて聴いたのは、学生時代よく通っていた仙台のB軒であった。とりわけ、この「サンライズ・サンセット」の歌には魅了された。収録されているアルバムは、「ザ・ヴォイス・ザット・イズ」。絶頂期のハートマンの傑作アルバムで、いつ聴いても飽きることがない。そのアルバムの最後の曲で、ギターとマリンバの伴奏とともに感情を抑えながら歌われ、ゆっくりと感動的な余韻を残して終わる。

【 Sunrise ,Sunset 】 「Fiddler On The Roof(屋根の上のバイオリン弾き)」より
                 作詞 Jerry Bock 作曲 Sheldon Harnick

「♪ Is this the little girl I carried?  この女の子は、昔私がよく抱っこしたあの子なの?
  Is this the little boy at play?   この坊やは、昔私がよく遊んであげたあの子なの?
  I don’t remember growing older,  すっかり大きくなって思い出せないわ
  When did they?           いつこんなに立派になったの

  When did she get to be a beauty?  こんなに美しい娘になった今
  When did he grow to be so tall?    こんなにたくましい青年になった今    
  Wasn’t it yesterday when they were small? 幼かった日々があったなんて思えないわ

  Sunrise sunset, sunrise, sunset,  日が昇り、日が沈み、また日が昇り、日が沈み
  Swiftly flow the days,        一日が足早に流れていく
  Seedlings turn overnight to sunflowers, ひまわりの種が一夜にして成長し
  Blossoming even as they gaze…     花を咲かすのを見守ってきた

  Sunrise sunset, sunrise, sunset!   日が昇り、日が沈み、また日が昇り、日が沈み
  Swiftly fly the years,         一年があっという間にたってしまう
  One season following another,    季節が前の季節を追いかける
  Laden with happiness and tears…   幸せと涙をはこびながら   ♪」

Voice That Is

Johnny Hartman / Grp Records

「Johnny Hartman ー Sunrise, Sunset」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

夢でもあなたを想う花

Tags: , ,

DSC_0743
DSC_0759

 来週にも車が納入されるので、今の車に乗るのもあとわずか。新しい車はディーゼル車。ガソリンもできるだけ使い切ってしまわねばと、「そろそろ見頃では、台風の前に」と思って隣町、宝塚市の天然記念物にも指定されている「丸山湿原」まで車を走らせる。お目当ては「サギソウ(鷺草)」。別名が「サギラン」。ラン科の湿地性の多年草で、環境省により、レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。

 車を走らすこと40分。私以外に全くほかの車はない駐車場に車を止めて林道を歩くこと20分。お目当ての「丸山湿原」に到着。5つほどの湿原があるが目指すのは一番奥の第4湿原。ボランティアの皆さんが設えてくれた木道のその先に、30株ほどの「サギソウ」が咲いている。純白の白鷺の乱舞を思わせるところから、その名がつけられたという。私以外には誰もいない貸切状態の湿原で眼前に繰り広げられる乱舞。しばし見とれていた。

 「鷺草」。小雨が似合いそうな気がする。そして、「鷺草」の花言葉は、「夢でもあなたを想う」だとか。はるか遠い昔にそんな想いもあったような ・・・。

preview-norma-winstone

 今宵の女性シンガーはちょっと異色。「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」。1941年、ロンドン生まれのヴォーカリスト、ジャズ・シンガーであり、詩人でもある「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」。40年を超えるキャリアを持ち、その独自の実験的な声の使い方、「wordless improvisations(言葉なき歌によるインプロヴィゼーション)」と呼ばれる「声」自体を活かす唱法がよく知られ、ジャズ・ファンからも多くの支持を得ているという。「ピアノの詩人」とも呼ばれ、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」ともデュオ・アルバムのある、イギリス人のピアニスト、故「ジョン・テイラー/John Taylor」の元妻でもある。

 いくつか代表作があるのだが、5アルバムのエッセンスを詰め込んだのが、アルバム、「ロンドン・イン・ザ・レイン/London in The Rain」。この歌唱を、なんと表現したらいいのだろうか。ECM的ボーカルとでも、或いは管楽器のようなボーカルとでも ・・・。アルバムのクレジットの多くには、「VOCAL」ではなく、「VOICE」と書かれている。

ロンドン・イン・ザ・レイン

ノーマ・ウィンストン / コアポート

 オリジナル・アルバム、「Manhattan in the Rain」からの2曲を手始めに ・・・。

Manhattan in the Rain

Norma Winstone / Enodoc


「Norma Winstone ー The Heather on the Hill」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video


「Manhattan in the rain ー Norma Winstone」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

Fred Hersch / Norma Winstone: Songs & Lullabies

Fred Hersch / Sunny Side

「A Wish ー Norma Winstone」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

Like Song Like Weather

Norma Winstone / Enodoc

「everybody ‘s song but not my own ー Norma Winstone with John Taylor」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

目にはさやかに見えねども

Tags: , ,

DSCN8317
ナツハゼの実2
DSCN8315

 伐採作業のため、今日も頂上を目指して、木漏れ日の山道を登っていく。麓から吹き上がってくる風が心地よく、一休みすると、もう動くのが億劫になってしまう。「ニイニイゼミ」、「アブラゼミ(油蟬、鳴蜩)」、「クマゼミ(熊蝉)」、「ミンミンゼミ」が一斉に鳴いている。里では、秋の季語にもなっている「ヒグラシ(蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉)」も鳴き始めたという。「ナツハゼ(夏櫨)」が赤い実をつけている。「ナツハゼ」の実は、「日本のブルーベリー」と呼ばれ、花や果実を観賞するだけではなく、果実を生食やジャムなどに加工して楽しむ人も多く、近年人気が高いという。夏に「ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木)」のような紅葉が見られることから名づけられた。

 頂上へ抜けると、見上げる青空には、「うろこ雲(鱗雲)」にも似た雲が ・・・。こんな歌が浮かぶ。

   秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる  
           (古今和歌集・巻4・秋歌上 藤原敏行朝臣 秋立つ日よめる)

 「立秋(りっしゅう)」は、二十四節気の第13節。たしか、8月7日ごろ。

 さて、涼しさと心地よさを誘うジャズ ・・・。そんな環境音楽みたいなジャズがあります。「カリビアン・ジャズ・プロジェクト/Caribbean Jazz Project」。

715Gdw5z2jL__SX355_

 その昔、ニューヨークへ出張した時、日本でもっとも有名といっていい、老舗ジャズ・クラブ「ブルーノート/Blue note」を訪れた時に、出演していたバンドが、「カリビアン・ジャズ・プロジェクト」。その時が初めてであった。実力派ヴィブラフォン&マリンバ・プレイヤーの「デイヴ・サミュエルス/Dave Samuels」が率いるラテン・ジャズ・ユニットで、ヴィブラフォンと、スティール・パン(スチール・ドラム)の音色がトロピカルなムードを盛り上げ、初めて味わうトロピカルでさわやかな音の感触に酔いしれたことを覚えています。

 初期の主要メンバーは3人。 「Dave Samuels」のほか、ソプラノ・サックス&アルト・サックス&クラリネットが、「パキート・リベラ/Paquito D’Rivera」そして、スティール・パンは、「アンディ・ナレル/Andy Narell」。

 「スティール・パン/Steel pan」は、カリブ海最南端の島国・トリニダード・トバゴ共和国で発明された、ドラム缶から作られた音階のある打楽器で、独特の倍音の響きを持った音色が特徴。アメリカやヨーロッパでは、「スティール・ドラム/Steel Drum」と呼ばれることが多いが、トリニダード・トバゴでは、「スティール・パン」もしくは単に「パン」と呼ぶのが一般的であるという。大勢の人でバンドが組め、演奏できるので、最近、日本でも女性を中心に演奏を楽しむ人が増えているとか。

 「ブルーノート」で買い求めたアルバム、「アイランド・ストーリー/Island Stories」(1999)から「Bluellespie」。

Caribbean Jazz Project: Island Stories

Various ArtistsHeads Up


 
「The Caribbean Jazz Project – Bluellespie」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

夢が膨らむように、風船葛も膨らむ

Tags: , ,

フウセンカズラ
b0102572_1035744

 「フウセンカズラ(風船葛)」が風船を膨らませている。緑がかった白色の小さな花が、その後、紙風船のような形をした袋状の果実になる様が、ユーモラスで可愛らしく、毎年実を採取しては、6月に種を蒔いている。

 「ホオズキ(鬼灯、酸漿)」のように空洞になった果実からは、種が3つとれるが、これがまたユーモラスな形をしており、球形で大粒、なめらかな黒で、「鉄腕アトム」の顔を思わすような白いハート形の部分がある。美しいだけでなく、ユーモアが楽しめる花も珍しい。夢が膨らむように「フウセンカズラ」も膨らむ。

elmar-brass-012

 本日のピアノ・トリオは、「エルマー・ブラス・トリオ/Elmar Brass Trio」。今年の「hyogo クリスマス・ジャズ・フェスティバル2017 アトリエ澤野スペシャル」への出演が決まったというので、引っ張り出してきた。澤野からは何枚かのアルバムをリリースしているのだが、デビュー作、「Night Dreamer」は大いに関心を持ったものの、その後はなぜか聴いていない。

 「エルマー・ブラス/Elmar Braß」。ドイツの男性ピアニスト。1979年生まれの若さ。ナイジェリアで育ったが、帰国後11歳の時よりピアノのレッスンを始め、その後音楽学校で、ジャズ&クラシック・ピアノを学び、「モントルー・ジャズ・フェスティバルにも参加したという。ほとん馴染みがないが、いままでに4枚ほどアルバムをリリースしていて、澤野工房が注目し、2010年に期待して日本で売り出した。

 「Night Dreamer」。リラックスした雰囲気と小粋にスウィングするピアノですが、やはり、クラシックにベースを置く、欧州らしい気品、雰囲気が顔を出す。
   

NIGHT DREAMER

エルマー・ブラス・トリオ / 澤野工房

 YOUTUBEにはほとんどアップされていないので、アップされている中からセレクト。収録アルバムは不明です。

「Elmar Braß – Mr. Kirkland」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Elmar Braß – Carter」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

炎天に咲く大輪の花

Tags: , ,

DSCN8312

 8月1日は、義母の命日。今年は6回忌になるのかな。明治45年(1912)生まれ、満百歳で大往生した。昼食を近くのファミレスで妻と天そばを食し、少し早いが盆の供養とする。地味で物静かな人であったが、最後の明治女らしく、芯はしっかりし、一本、筋が通っていた。途中で見かけた「フヨウ(芙蓉)」の花。

 それにしても、ファミレスでのお客さんの8~9割がシニアの女性たち。男どもは何をしているんでしょうね?

 今宵のアルバムは、ブログ友から教えてもらった新作アルバム。スウェーデンを代表する才人ベーシスト、「ラース・ダニエルソン/Lars Danielsson」の、「リベレット Ⅲ/Liberetto Ⅲ」。

LarsDanielsson_20110820A

 「ラーシュ・ダニエルソン」率いるグループ、「リベレット/Liberetto」によるACT第3弾である。新たなピアニスト、「グレゴリー・プリヴァ/Gregory Privat」が加入し、さらに、ノルウェイのトランペッター、「アルヴェ・ヘンリクセン/Arve Henriksen」、アコースティック・ギターの「ドミニク・ミラー/Dominic Miller」、中央アジアなどで多用される撥弦楽器で、「リュート」の原形といわれる「ウード(oud)」の弾き手「ハッサン・アリワート?/Hussam Aliwat」らがゲスト参加した注目作。

 一番の話題は、ピアノが、このブログでも取り上げたことがある、アルメニアの鬼才、「ティグラン・ハマシアン/Tigran Hamasyan」から「グレゴリー・プリヴァ/Gregory Privat」に代わったことでしょう。プリヴァはカリブ海に浮かぶマルティニーク島の生まれ。そのバック・グランドが、一挙にアルバムに、ラテンのグルーヴ感とテイストをあたえたように思う。

 アルバム中、全12曲全てが、「ラーシュ・ダニエルソン」のオリジナルであるが、12編はそれぞれに違った世界観やテイストを持っている。ウードをフィーチャーし、トルコの夏の情景を描いた曲、ジブリと呼ばれるサハラ砂漠に吹く砂嵐、情熱がほとばしるようなスペイン、哀愁をかきたてるボッサ、 ・・・・。そんなボーダーレスで多様な世界観が詰め込まれた見事な一枚である。

 ゲストを除くパーソネルは、「Lars Danielsson(b, cello)」、「Gregory Privat(p)」、「John Parricelli(g)」、「Magnus Ostrom(ds, perc)」。

LIBERETTO III

V/A / ACT

 まっ、とりあえず4曲聴いてください。
「Lars Danielsson – Taksim By Night Feat Hussam Aliwat」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Lars Danielsson – Orationi」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Lars Danielsson – Sonata In Spain」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

「Lars Danielsson – Berchidda」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

さらば、青春のシネマ・グラフィティ ~ ジャンヌ・モロー逝く ~

Tags: , ,

image-original

 『映画「死刑台のエレベーター/Ascenseur pour l’échafaud」(1958)、「恋人たち/Les amants」(1958)、「雨のしのび逢い/Moderato cantabile」(1960)、「突然炎の如く/Jules et Jim」(1962)など数々の作品で知られるフランスの大女優、「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」が31日、89歳でパリの自宅で死去した。』とフランスのメディアが報じた。

 1928年パリにて、フランス人の父親とイギリス人の母親の間に生まれる。「フランス国立高等演劇学校 (コンセルヴァトワール)」で演技を学び、1948年にデビュー。その後、1950~60年代に、「ルイ・マル/Louis Malle」、「フランソワ・トリュフォー/François Truffaut」などヌーヴェル・ヴァーグ時代を代表し、映画史に名を刻む名監督たちの数々の傑作に出演した。ヌーヴェル・ヴァーグ時代の映画はほとんど見ているが、とりわけ、「死刑台のエレベーター/Ascenseur pour l’échafaud」は、私の映画歴、ジャズ歴に大きな影響を与えた作品でもある。

1501503114488

 その後、「リュック・ベッソン/Luc Besson」監督の「ニキータ/Nikita」(1990)などにも出演。その1シーンの舞台となったパリの「リヨン駅」の中にある「ル・トラン・ブリュー/La Train Bleu 」、「ブルー・トレイン」と言う名のレストランで食事をしたこともある。
 
 さらに2013年には、10年ぶりの主演作「クロワッサンで朝食を/Une Estonienne à Paris」が日本公開され、全く老いを感じさせない鋭い眼光と圧倒的な演技力を見せてくれた「ジャンヌ・モロー」。「フランス映画界の至宝」とさえ呼ばれていたという。(参照拙ブログ「青春のシネマ・グラフィティ(5) ~突然炎のごとく/ジャンヌ・モロー~」「ジャンヌ・モロー、その存在感は今も ・・・ ~クロワッサンで朝食を~ 」「第14回 ダ・ヴィンチ コード」 など)

さて、「ジャンヌ・モロー」、歌手でもあった。「突然炎の如く」の中で歌ったシーンをご記憶の方も多いのでは ・・・。あの映画の中で、ジャンヌが歌うシャンソンは、「つむじ風/Le Tourbillon」。トリュフォーがその場で即興で映画に取り入れたものだという。 その「つむじ風」をアルバム・タイトルにして、シャンソン、ボサ・ノバ、ジャズ、ポップスを「ジャンヌ・モロー」が軽やかに歌うアルバム、「つむじ風」がある。

つむじ風

ジャンヌ・モロー / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント


「Jeanne Moreau-Le Tourbillon De La Vie (in Jules et Jim) 」
 映画のシーンから。

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

さらば、青春のシネマ・グラフィティ、「ジャンヌ・モロー」。

合掌 ・・・・・。

路傍の花、樹々の鳥(176) ~ つばめの記憶 ~

Tags: , ,

DSC_0736
522_raw

 私の部屋から見える電線に、「ツバメ(燕)」がずっと留まって、羽を休めている。子供たちが巣立ち、子育てを終えた番(つがい)なのか。なにか我々夫婦にも似て、すこし感情移入。

 子供のころ、燕は、雀などと違って、稲や穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥であると教育され、燕をを殺したり、巣や雛に悪戯をしてはならないとしつけられてきた。そんな習慣が残っていて、いまでも近所の近くの商店街でも、アーケードなどに巣をつくる燕は大事にされてる。

 「ツバメ(燕)」古くは、「ツバクラメ」、あるいは「ツバクロ」と呼ばれたという。私の実家からは、北アルプスの標高2,763 mの山、「燕岳(つばくろだけ)」を遠望することができる。山名は、春の雪形が「ツバメ」に似ていることに由来するという。実は、中学2年、私が父親と最初に登った北アルプスの山が、その「燕岳」であった。(山の写真はNETより拝借)

b0102572_2355370

 「燕」の滑空する姿が飛行機にも似て好きであることから、今宵の曲は、オランダ出身のジャズ・ピアニスト、「ピム・ヤコブス/Pim Jacobs」。アルバムは、ピアノ・トリオの演奏で「カム・フライ・ウィズ・ミー/ Come Fly With Me」。1982年録音である。元来、車に乗ることも、飛行機に乗ることも好きで、ヨーロッパへの出張時、10数時間のフライトも、眼下を見ていれば、飽きなかった。そういえば、「飛燕」という戦闘機がありました。

 このアルバム、「ジャンボ機」がジャケットを飾り、軽快にスイングするピアノ・トリオの名盤とも呼ばれる一枚。引っ掛かったり、いやみなところが何一つなく、心地よいリズムに、安心して全身を委ねることができる。1934年生まれ、1996年に惜しくも他界したため、日本ではあまり知られることのなかったピアニストであったが、彼の奥さん、「リタ・ライス/Rita Reys」は、「アン・バートン/Ann Burton」と実力・人気を二分したオランダの歌姫であるはよく知られている。

 パーソネルは、「Pim Jacobs(Piano)」、「ルード・ヤコブス/Ruud Jacobs(Bass)」、「ピーター・イプマ/Peter Ypma(Drums)」。   

カム・フライ・ウィズ・ミー

ピム・ヤコブス・トリオ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Pim Jacobs – Come Fly With Me」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

この夏

Tags: , ,

サルスベリ (3)

 「稲田朋美」防衛相が辞任した。「PKO部隊日報隠蔽」、「森友学園偽証」、「都議選不適切応援演説」などの挙句、やっとという感じがする。「森友学園問題」、「加計学園問題」の国会審議を見ていても、「知らぬ存ぜぬ」、「捨ててしまった」、「記憶にありません」の一点張りの関係閣僚、財務官僚。その忠誠ぶりが認められたのか、7月の人事で財務官僚は見事に栄転した。レイプ容疑でジャーナリストに出た逮捕状を握りつぶした警察官僚も同じく栄転したという。それに加えて次々と出てくる低レベルのスキャンダルで世を賑わす2回生議員たち。2%の物価上昇目標の達成時期の先送りを繰り返し、「景気がいいのになぜ賃金に反映されないか、消費が進まないか不思議だ」という黒田日銀総裁。その理由は、庶民は誰でもわかっているのに。一方、この絶好機に民進党の「蓮舫」代表も求心力がないと辞任。受け皿ですらなりえなくなっている野党第1党のだらし無さ。

 与野党問わず、ずれているのである。国民目線や生活の実態から ・・・。今日にでもまたミサイルを発射するかもしれない北朝鮮。国益むき出しのエゴを突きつけてくる米国、中国、ロシア、EU諸国。この時期に、一体何をやってんだ!!。覆い隠せないほどの政治の劣化が露呈したこの夏。政府・政治への信頼が大きく崩れてたこの夏。いつもの夏より、不快指数はこの上もなく高いが、「サルスベリ(百日紅)」の赤にホッとする。。

 かって出張でよく訪れたスウェーデン。この国では、所得の50%近くが税金でもっていかれる。でも彼らはこう言っていた。「確かに税金は、高い。しかし、教育や医療、老後のために一切貯蓄をしなくてもいい。私たちは政府を信頼している。」と。

 腹立ちを抑え、頭を冷やすため、今宵の曲は、夏の定番、「過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer」。「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」です。パーソネルは、「ビルチャー・ラップ/Bill Charlap (Piano)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (Bass)」、「ビル・スチュワート/Bill Stewart (Drums)」。

過ぎし夏の想い出

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード

「New York Trio - The Things We Did Last Summer」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 

   



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.