JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

地域の夏まつりは大賑わい

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 我が団地の地域の夏まつり、自治会主催の「サマーカーニバル」がこの土日の二日間、地域の小学校のグランドで開催された。妻は団地の盆踊りクラブに入っているため、揃いのTシャツで参加すると勇んで出かけていった。

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 ことし、自治会は50周年を迎えた。このカーニバル、いつから始まったのかは知らないが、この団地に移ってきた25年前には、もう開催されていた。街の面積222ヘクタール 、世帯数 6,200世帯、人口 14,000人 という大団地であるが、空家も増え、高年齢化率42%という昭和に開発された大規模団地に共通する問題を抱えている。

 盆踊りのほか、夜店、子どもみこし、ダンス、吹奏楽、ギター演奏、琉球太鼓エイサーなど、若い世代や子供向けのプログラムも準備されているので大賑わいではあるが、やはり参加者はシニア層が多い。私もそのひとりであるが、高度成長時代、必死に働いて、この団地に終の棲家を求めた人たちである。とっくに子育ても終わり、孫の手を引いて参加している方も多いようだ。「皆、活き活きとして楽しんでいた」とは妻の報告。

 さて、今宵の曲は、「オールド・フォークス/Old Folks」。古い古いスタンダードです。「Old Folks」とは、「お年寄り」という意味だそうだが、「デデッテ・リー・ヒル/Dedette Lee Hill」、「ウィラード・ロビソン/Willard Robison」によって、この曲が作られた頃は、「南北戦争を経験した、昔気質の老人」のことを指しているという。古き世代のお年寄りへのリスペクトと愛情がこもった歌。

【 Old Folks 】   by Dedette Lee Hill / Willard Robison

「♪ Everyone knows him as old folks    誰もが彼を昔気質の男と呼ぶ
  Like the seasons he comes and he’ll go    季節が移ろうように彼も生きてきた
  Just as free as a bird and as good as his word 鳥のように自由で、言葉どおり善良に
  That’s why everybody loves him so     だから誰もが彼を愛するのだ

  Always leaving his spoon in his coffee  いつもスプーンはコーヒーカップに残したまま
  Tucks his napkin up under his chin    ナプキンは、あごの下に付けたまま
  And his own corn cob pipe is so mellow, hits right コーンパイプは色褪せ、もう限界
  But you needn’t be ashamed of him   でもそれを恥ずかしく思わなくていい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Some day there will be no more old folks  やがて昔気質の古い世代はいなくなる
  What a lonely old world this will be     そうなったらどんなにか寂しくなるだろう
  Children’s voices at play will be still fonding  子供たちの遊ぶ声は聞こえても
  The day they take old folks away      そこに一緒に昔気質のお年寄りはいない ♪」

 まずは、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」。円熟の極みといえる名唱を聴かせてくれるアルバム、「Carmen McRae At The Great American Music Hall」(1976)から。

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カーメン・マクレエ・アット・ザ・グレート・アメリカン・ミュージック・ホール/Carmen McRae At The Great American Music Hall
カーメン・マクレエ/Carmen McRae
ユニバーサルミュージック


     
     

    
「Carmen McRae ー Old Folks」

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Question and Answer
パット・メセニー WITH デイヴ・ホーランド&ロイ・ヘインズ/Pat Metheny with Dave Holland & Roy Haynes
Geffen Records


      
     


「Pat Metheny & Dave Holland – Old Folks」

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路傍の花、樹々の鳥(222) ~ サバイバルの花 ~

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 道筋に、夏の花、「キョウチクトウ(夾竹桃)」が咲いている。広島市の市花。73年前、原爆が投下された当時、草木が生えるまでに数十年かかるといわれたが、そんな焦土に「夾竹桃」はいち早く蘇って、市民に復興への勇気と元気を与えたという。

 また、近くの兵庫県尼崎市でも、公害や、昭和20年代中頃の「ジェーン台風」などの度重なる台風で、尼崎南部が海水に浸かってしまった時も、「夾竹桃」は残り、花を咲かせ市民を元気付けたので、天災や戦災からの復興のシンボルとして市の花に選定された。

 乾燥や大気汚染に強いため、街路樹などに利用されたが、強い毒性の成分を含むので、近頃は公園などの植栽には禁止されているようだ。

 たしか、こんな歌がありました。「夾竹桃のうた 」(作詞/藤本 洋、作曲/大西 進)。

 「♪ 夏に咲く花 夾竹桃 戦争終えた その日から  母と子供の おもいをこめて
    広島の 野にもえている 空に太陽が 輝くかぎり 告げよう世界に 原爆反対を ♪」

 そして、「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル/Creedence Clearwater Revival;CCR」の「雨を見たかい/Have You Ever Seen The Rain」。1971年ころのヒット曲であるが、当時はベトナム戦争末期。雨をナパーム弾に見立てた反戦歌として、アメリカで放送禁止になったという。

【 Have You Ever Seen The Rain 】  by John Fogerty

「♪ Someone told me long ago,      昔、誰かが言っていたね
   there’s a calm before the storm.  嵐の前には静けさがくると
   I know, and it’s been comin’ for some time.  そうさ、いつもそうなのさ
   When it’s over, so they say,      そして静けさが過ぎるとそいつはやってくるのさ
   it’ll rain a sunny day.             晴れているのに雨が降るんだ
   I know, shinin’ down like water.    そうさ、水滴のように輝きながら落ちてくるんだ

   I want to know, have you ever seen the rain? 君はあの雨を見たことがあるかい? 
   I want to know, have you ever seen the rain  君はあの雨を見たことがあるかい?
   comin’ down on a sunny day?       知りたいんだ、君は晴れた日に降ってくる
                           あの雨を見たことがあるかどうかを

    ・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・   ♪」
                            

C.C.R. クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル / ビクターエンタテインメント

「Creedence Clearwater Revival ー Have You Ever Seen The Rain?」

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万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」にちょっと感動

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 過日、このブログで、2年がかりで、やっと万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」が咲いたという記事を書いた。咲いた花は、濃いオレンジ色に赤い斑点が入る、一般的な「ヒオウギ」の「シンリュウ(真竜)」ではなく、黄色い花で、花びらに斑点は入らない。「オウリュウ(黄竜)」と思われる種類であった。(参照拙ブログ 「2年がかり、やっと咲いた万葉の花」

 しかし、となりの株から「シンリュウ(真竜)」が咲いたのである。やはり、「ヒオウギ(檜扇)」の王道、「シンリュウ(真竜)」は絵になり、落ち着く。玄関先で仲良く並んで咲く、「シンリュウ」と「オウリュウ」。前回、正直ちょっと残念な思いもしていたから、少し感動。

 さあ、今宵の曲は、懐かしい万葉の花に。「That Old Feeling」。「懐かしく感じたあの気持ち」とでも訳しましょうか。1938年制作のファッション業界を描いたミュージカル映画、「1938年のヴォーグ/Vogues of 1938」の挿入歌というから、古い古いスタンダード曲です。「ルー・ブラウン/Lew Brown」作詞、「サミー・フェイン/Sammy Fain」作曲という。

【 That Old Feeling 】  by Lew Brown / Sammy Fain

「♪ I saw you last night          昨晩、君を見たとき感じた 
        and got that old feeling        あの懐かしい気持ち
  When you came in sight         君が視界に入ってきた瞬間
        I got that old feeling         懐かしい気持ちを感じたんだ
  The moment that you danced       君が踊っているあの時
          by I felt a thrill          ぼくはドキドキして
  And when you caught my eye       君と目があった時は
          my heart stood still        心臓が止まりそうだった

  Once again I seemed to          もう一度昔にもどったような
         feel that old yearning      あの懐かしい気持ちを感じた気がして  
  And I knew the spark of          まだ僕にも恋する火花が
         love was still burning       残っているんだと感じた
  There’ll be no new romance for me,   でも新しい恋なんて僕にはきっとダメだろうな
           it’s foolish to start        恋をまた始めるなんて愚かなこと
  For that old feeling, is still in my heart   君への想いがまだ残っているんだから
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 まず、「チェット・ベイカー/Chet Baker」で聴いてみましょうか。私がこの歌を知ったのは、「Chet Baker Sings」(1956年)というアルバム。そう、あの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」で有名になったアルバム。冒頭に収められているのだが、チェットのトランペット・ソロの後に、チェット節とも言える、あの甘いくすぐるようなが声が流れてきます。

Chet Baker Sings

Chet BakerPacific Jazz

「That Old Feeling ー Chet Baker 」

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 没後9年、もう懐かしいと思うピアニストになってしまった、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」のアルバム、「ベッドで煙草はよくないわ /Don’t Smoke In Bed」(2000)からも。パーソネルは、「Eddie Higgins(p)」、「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli (g)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (b)」というドラムレス・トリオ。

ベッドで煙草はよくないわ (初回プレス限定)

エディ・ヒギンズ・トリオ / ヴィーナス・レコード


「That Old Feeling – Eddie Higgins Trio」

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 女性ボーカルでも。「ニューヨーク・タイムズ」で、「メインストリーム・ジャズ・シーンにおいて、魅力溢れる若きディーバ」と評されたという、「チャンピアン・フルトン/Champian Fulton」。ピアノを弾き語りで艶やかにスモーキーに歌う「アフター・ダーク/After Dark」(2016)から。

「チャンピアン・フルトン」。1985年、オクラホマ州生まれ、32歳という若さ。父親がジャズ・トランペット奏者だったため、幼い頃からジャズに親しみ、「チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス」を子守唄代わりに育ったそうだ。
 
 純アメリカ的ともいえるトラディッショナルなジャズボーカルで、知性的なユーモアと明るい歌声と、抜群のスイング感が魅力の才色兼備のディーバの弾き語りジャズ・アルバム。

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After Dark
Champian Fulton
CD Baby


     
     

 ジャズ・フェスでのライブ映像で。

「That Old Feeling – Champian Fulton – Chicago Humanities Festival 2015」

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ああ、日陰が欲しい

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 本日も酷暑の中の作業。先日、苗の一部が大雨で土砂とともに流された台場クヌギ再生林に土留めを設ける作業。35度を超えるこの暑さの中では、1時間が限度である。その時間でできる作業量に止め、早めに作業を終える。それにしても、日陰が欲しい。

 さて今宵は、往年の名曲、「ネイチャー・ボーイ/Nature Boy」。「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の1948年のヒット曲。今の森林ボランティア・グループを立ち上げる時に、考えたグループ名の候補の一つが、この歌に由来する「ネイチャー・ボーイズ/Nature Boys」だった。

【 Nature Boy 】  作詞・作曲;エデン・アーベ/Eden Ahbez

「♪ There was a boy…               昔あるところに少年がいたんだ
   A very strange enchanted boy.        とても変わった魅力のある少年だった
   They say he wandered very far, very far   彼はとてもとても遠い場所から
   Over land and sea,              長い旅をし、やって来たのだと人は噂した
   A little shy and sad of eye           内気で、悲しい目をしていたが 
   But very wise was he.            その少年は大変賢かった

   And then one day,               そして、ある日
   One magic day, he passed my way.      ある不思議な日、少年は僕の前に現れた
   And while we spoke of many things,      僕達はたくさんのことを話した
   Fools and kings,                 愚者や王様たちについての話を
   This he said to me,               そして、彼は僕にこう言った
   ”The greatest thing you’ll ever learn      『君が学ぶべき大事な事は
   Is just to love and be loved in return”     人を愛せば、自分も愛される』 と ♪」

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 その「Nature Boy」を歌うのは、世界最高のア・カペラ・グループと言っていいでしょう、2014年に結成30周年を迎え、「奇跡のヴォーカル・グループ」とも呼ばれるスウェーデンのジャズ・アカペラ・グループ、「ザ・リアル・グループ/The Real Group」。この「Nature Boy」は、彼らのレパートリーの中でも、定番曲といっていいほど人気の高い曲。

 世界に数あるア・カペラ・グープのなかでも、そのハーモニーの美しさは傑出しており、日本にもたびたび来日している。「スウェーデン王立音楽アカデミー」で出会った5名のメンバーによって1984年に結成。1987年にアルバム、「Debut」でCDデビューし、1995年には米国現代アカペラ協会(CASA)から、ア・カペラ界の最大の栄誉の1つである「The World’s Best Vocal Group」賞を授与されているという。現在はソロ活動をしている「マルガリータ・ベンクトソン/Margareta Bengtson」が初代のソプラノであった。

 スウェーデンと日本の友好条約が締結されて150周年を迎える2018年。その特別な年に8年ぶりに発売された新アルバム、「エレメンツ/Elements 」にも収録されている。

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エレメンツ/Elements
ザ・リアル・グループ/The Real Group
Spice of Life


    
      

 すこしでも涼を感じていただけたら幸いです。

「The Real Group ー Nature Boy」

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嵐が過ぎた日曜日

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 台風12号。三重県に上陸し、紀伊半島を横断、瀬戸内海に沿って、東から西に進んでいった。私の記憶でも、こんな異例の進路をとった台風は初めて。朝、5時半頃目が覚めて、外を覗いてみたら、雨風ともに最高潮。TVをつけたら、台風は明石付近だという。鉢植えが倒れたりした他は、我が家の被害がほとんどないことを確認し、再び眠りに就いた。起きると、余波の風はまだ吹いていたが、青空ものぞいていた。

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 今日の曲は、「Stormy Weather」から。1933年、作曲「ハロルド・アーレン/Harold Arlen」と、作詞「テッド・ケーラ/Ted Koehler」とのコンビによる曲。「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」や「レナ・ホーン/Lena Horne」など数々のカバーと名唱があるが、私は、1961年、アルバム「アット・ラスト/At Last!」に収録されている、「エタ・ジェイムス/Etta James」のドラマティックで、ソウルフルな歌唱が好きである。

 「Don’t know why there’s no sun up in the sky (陽が射さなくなった理由などしりたくもないわ)」という歌詞で始まるこの歌は失恋の痛みを嵐になぞらえて、歌ったものである。

【 Stormy Weather 】  by Harold Arlen、Ted Koehler

「♪ Don’t know why there’s no sun up in the sky   どうして空に太陽が昇らないの
  Stormy weather since my man and I ain’t together あの人と別れてから荒れ模様よ
  Keeps raining all the time, the time         ずっと雨が降り続いている
  Life is bare, gloom and misery everywhere   人生ってどこででもうつろで憂鬱で惨め
  Stormy weather,                 荒れ模様の天気
        just can’t get my poor self together  これ以上わたしを惨めにさせないで
  It’s raining all the time, the time         でも、まだ雨が続くの、ずっとね

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

アット・ラスト

エタ・ジェイムス / ユニバーサル ミュージック

「Etta James – Stormy Weather」

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 そして、「ブルースの定番中の定番」とされているのが、「ストーミー マンデイ/Stormy Monday(嵐の月曜日)」。1910年生まれのブルースのギタリストで、ブルースにエレキギターを持ち込んだ最初の人物と言われ、モダン・ブルース・ギターの父とも称される「T-ボーン・ウォーカー/T-Bone Walker(本名;Aaron T. Walker)」の代表曲。

【 Stormy Monday 】  by Aaron T. Walker

「♪ They call it stormy Monday  月曜日は嵐だっていうが
  But Tuesday’s just as bad    火曜日だって同じさ、ひどいもんさ
  They call it stormy Monday   月曜日は嵐だっていうが
  But Tuesday’s just as bad    火曜日だって同じさ、ひどいもんさ
  Lord, and Wednesday’s worse  水曜日は最悪
  And Thursday’s all so bad     だから木曜日ももっと最悪

  The eagle flies on Friday     イーグルは金曜日に飛ぶ
  Saturday I go out to play     土曜日は遊びに出る
  The eagle flies on Friday     イーグルは金曜日に飛ぶ
  Saturday I go out to play     土曜日は遊びに出る
  Sunday I go to church, yeah    日曜日は教会へ行って
  Gonna kneel down and pray    ひざまづいて祈るのさ

  Lord have mercy          主よ、お慈悲を
  Lord have mercy on me       主よ、私にお慈悲を
  Lord have mercy          主よ、お慈悲を
  My life is in misery          惨めな人生の俺に
  You know I’m crazy ’bout my baby   俺があの娘に首ったけだって知ってるだろ
  Lord, please send my baby back on to me 主よ、どうかあの娘を返してくれ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」です。1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズクラブ、「Blues Alley」での最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」(2015)から。

 Nightbird

 Eva Cassidy / Imports

「Eva Cassidy – Stormy Monday

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未明は皆既月食だったというが

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 今日の朝、未明は皆既月食だったという。未明ということもあり、また台風の接近で曇り空。ちょっと過ごしやすくなったためか爆睡。この天文ショーは見ることができなかった。月齢13日ころでしょうか、何日か前、夕暮れに浮かぶ月が美しかったので、デジカメに残しておいたのを思いだした。

 さて、気の早い話であるが、今年の「HYOGO クリスマス・ジャズ・フェスティバル2018」のプログラムが決まったようだ。12/7「渡辺貞夫」、12/12「北村英治」、12/21「J.マスターズwith寺久保エレナ」、12/22「山下洋輔」、12/24「アロー・ジャズ・オーケストラ&東京キューバン・ボーイズ」。そして大本命、12月24日の「アトリエ澤野スペシャル」は、ここ毎年のように来日している「ウォルター・ラング・トリオ/Walter Lang Trio」である。実は、密かに「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」を期待もし、予想もしていたのだが、まあ、ライブ未体験の「ウォルター・ラング」ならば、良しとしようか。きっと新アルバムのプロモーションも兼ねるのでしょう。早速、カレンダーに書き込み。

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 「ウォルター・ラング・トリオ/Walter Lang Trio」。「澤野工房」から、デビュー・アルバム、「Starlight Reflection」(2013)に続いて、「Moonlight Echoes」(2015)、「Full Circle」(2016)と3枚のアルバムをリリースしている。

 リーダーの「ウォルター・ラング」は、1961年生まれのドイツ出身のピアニスト。トリオを組むベースの「トーマス・マークッソン/Thomas Markusson」はスウェーデン出身、ドラムの「セバスティアン・メルク/Sebastian Merk」は同じドイツ出身。幼少の頃は、祖父や父のアコーディオン、ピアノ演奏といった音楽的環境に恵まれた家庭に育ち、9歳でピアノの練習を始めたという。その後、ボストンの「バークリー音楽学校」で、ピアノや作曲を学び、ヨーロッパへ帰って活躍している。ヨーロッパでは数々の賞を受賞、その陰影に満ちたプレイで日本でも多くのファンを獲得しているという。

 澤野工房の3枚のアルバムの中からアップされていた演奏を。

STARLIGHT REFLECTIONS

ウォルター・ラング・トリオ / 澤野工房

昨年11月来日時、岡山・蔭凉寺でのライブから、「No Moon Night」。

「Walter Lang Trio - No Moon Night」

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MOONLIGHT ECHOES

ウォルター・ラング・トリオ / 澤野工房

アップがなかったので、PVから。

「Walter Lang Trio - Moonlight Echoes」

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「Walter Lang Trio ー Dança da Fita」

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FULL CIRCLE
ウォルター・ラング・トリオ/Walter Lang Trio
澤野工房


        
        

「Oborozukiyo (おぼろ月夜) – Walter Lang Trio」

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一ヶ月も活動が休止すると、体がむず痒くなるらしい

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 先週に引き続き、大雨による土砂崩れで破損した鹿除けネットの修復である。やっと丘の駐車場までの道路が関係者だけではあるが、通行可能になった。そのこともあって、クラブ員ほぼ全員が顔を揃えるのは、4週間ぶりである。破損箇所を修復し、倒れている苗を戻し、周辺の丈の伸びた雑草を刈る。我々のこの活動、もうクラブ員全員の生活の中に組み込まれている。あるクラブ員は、「一ヶ月近くも活動が休止すると、体がむず痒くなる」という。昨日までのカンカン照りから、少し収まったようだが、この暑さの中でも、活き活きと作業に没頭している。土砂崩れ防止の土留めの設置、土砂で埋まった炭焼き窯跡の掘り出しなど、まだまだ復旧作業は残っている。この週末は台風が上陸しそうだという。せっかくの作業が無駄にならなければいいが ・・・・。

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 さて今宵の曲、ブラジル音楽の巨匠、「セルジオ・メンデス/Sergio Mendes」が、「ブラック・アイド・ピーズ/The Black Eyed Peas」の「ウィル・アイ・アム/will.i.am(William Adams)」をプロデューサーに迎えたアルバム、「タイムレス/Timeless」(2006)から、「ザット・ヒート/That Heat」。といっても「ブラック・アイド・ピーズ」、「ウィル・アイ・アム」が何者かはさっぱりわかりませんが ・・・。「ブラジル音楽のメロディーとヒップ・ホップのリズムがハイブリッドに融合したサウンドが魅力」と帯に言う。

 手にとった時は、「マシュ・ケ・ナダ/Mais Que Nada」、「ビリンバウ/Berimbau」などが並んでいるので、さては、「セルメン」の新アレンジ・ボッサと早合点したが、全く違った。解説に曰く、「このアルバムは、あなたの両親が慣れ親しんだセルジオ・メンデスではない。・・・」とある。全編、ヒップ・ホップのノリ。聴いた瞬間、「これがセルメン!?!?」。思わずのけぞってしまったことを覚えている。アーティストは、時代にあわせてキャラやスタイルを進化させていかなければならないことはよくわかるのだが ・・・。まあ、聴いていただこうか。「エリカ・バドゥ/Erykah Badu」と「ウィル・アイ・アム・オブ・ブラック・アイド・ピーズ/will.i.am of The Black Eyed Peas」をフューチャーした「That Heat」。

 この曲、「ウィル・アイ・アム」のヒップ・ホップに、「セルジオ・メンデス&ブラジル’66/Sergio Mendes & Brasil ’66」の同タイトルのデビュー・アルバム、「Sergio Mendes & Brasil ’66」(1966)に収録されているスタンダード、「A Slow Hot Wind」をオーバー・ダビングしたもののようだ。

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タイムレス/Timeless
セルジオ・メンデス/Sergio Mendes
ビクターエンタテインメント


      
       


「Sergio Mendes – That Heat ft. Erykah Badu, will.i.am of The Black Eyed Peas」

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 爺さんとしては、やはり懐かしの「セルメン66」、「セルジオ・メンデスとブラジル’66」のスタイルやパフォーマンスに惹かれてしまう。1966年のデビュー・アルバムから。

【 A Slow Hot Wind 】  by Henry Mancini, Norman Gimbel

「♪  (Her gaze           僕を見つめる)
   (Swept over me now  彼女の眼差しは)
   a slow hot wind     まるでゆっくりと吹いてくる熱風のよう

   (Some days          きっといつの日か)
   (It’s too warm to fight  我慢できなくなるほど熱い)
   A slow hot wind      まるでゆっくりと吹いてくる熱風のよう

   There in the shade        日陰で
   Like a cool drink waiting     冷たい飲み物を待っているように
   She sat with fire in her eyes   彼女は燃えるような目で
   Just waiting              ただ座って待っているだけ

   (Some days          きっといつの日か)
   (It’s too warm to fight  我慢できなくなるほど熱い)
   A slow hot wind      まるでゆっくりと吹いてくる熱風のよう ♪」

マシュ・ケ・ナーダ

セルジオ・メンデス&ブラジル’66 / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Sergio Mendes & Brasil 66 – Slow Hot Wind」

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真夏のグラデーション

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 夕暮れの空。目を見張るほど美しいグラデーションに染まっている。どういう大気の状態が光を屈折させ、こんな美しいグラデーションをひきおこすのか。この酷暑と関係あるのか。見とれることしばし。やがて、ゆっくりと夜の帳(とばり)が降りてきた。  

 今宵の曲、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Colours of Mercy」。「慈悲の色、恩寵の色」という意味でしょうか。トリオでの2ndアルバム、「The Ground」(2004)から。

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 「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」。もう何回もこのブログで取り上げているピアニスト。1970年生まれ、ノルウェー、オスロ出身のジャズ・ピアニスト。4歳よりピアノを弾き始める。19歳でオスロ大学に入学し、心理学や社会学、宗教史を学ぶ。その後ジャズにも興味を持っていた彼は、「トロンハイム音楽院/the Conservatory of Music Trondheim」のジャズ科に入学。学生時代より音楽活動を始め、学生仲間と国内のクラブやフィスティバルで演奏していたりしたが、さらに音楽理論を学ぶため、オスロ大学へすすんだという。

 2003年に、ベーシストの「ハラルド・ヨンセン/Harald Johnsen」とドラマー、「ジャール・ヴェスペスタッド/Jarle Vespestad」とトリオを結成し、アルバム、「Changing Places」でECMレコードより発表しデビュー。最近はトリオの活動を離れ、サックスを加えたカルテット、女性ヴォーカルを加えたアンサンブルなど活動の幅を広げるチャレンジもしている。

 セカンド・アルバム、「ザ・グラウンド」。このアルバムも全曲トルドのオリジナル。デビュー作同様、最少の音だけでメロディ・ラインをきらりと浮かび上がらせる、まるで純度の高い結晶のようなトルドのピアノである。

ザ・グラウンド

トルド・グスタフセン・トリオ / ユニバーサル ミュージック クラシック

 「Colours of Mercy」。私は、トリオのバージョンがお気に入りであるが、アップされていたのは、2011年、フランス南部プロヴァンス地方、「 La Roque d’Anthéron」のピアノ・フェスティバルでの、アンサンブルによるライブ演奏。パーソネルは、「トルド・グスタフセン(p)」、「ヤーレ・ヴェスペスタ(ds)」、「マッツ・アイレットセン/Mats Eilertsen (bass)」に加え、「トーレ・ブルンボルグ/Tore Brunborg(sax)」。

「Tord Gustavsen Ensemble – Colours of Mercy」

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暑お見舞い(3) ~ 涼を呼ぶロック ~

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 「ゴーヤ」がだいぶ大きくなりました。

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 さて、今宵の酷暑お見舞いは、「涼を呼ぶロック」と参りましょうか。暑さを吹き飛ばしてくれると期待して、9人編成のブラス・ロック・バンド、「チェイス/Chase」の「Livin’ in Heat(邦題:ジョージアの夏)。アルバムは、デビューアルバム「Chase」(1971)。

 「B.S.& T./Blood, Sweat & Tears」、「シカゴ/Chicago」に遅れること3年余りの1971年のデビュー。その4本のトランペットが生み出すサウンドは実にシャープでスリリング、最もJAZZ色が強いとも評価される。そして、一旦解散するも、リーダーの「ビル・チェイス」は、1974年に再度グループを結成したが、直後メンバーのほとんど全員を失うという悲劇の飛行機事故。こうしてアメリカだけでなく日本のブラスロックにも大きな影響を与えた「チェイス」は伝説のバンドとなった。代表曲は何と言っても「GET IT ON/黒い炎」でしょうか。

追跡

チェイス / エピックレコードジャパン

「Chase ー Livin’ in Heat」

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 思い切り陽気に暑さを吹っ飛ばす、金髪のリーゼント、上半身刺青の火の玉エレキおじさん、「ブライアン・セッツァー/Brian Setzer」。1959年、ニューヨーク生まれのミュージシャン、ギタリスト。なんと今年59歳です。1979年に「ストレイ・キャッツ/Stray Cats」を結成し、そのボーカル、ギター担当としてネオ・ロカビリー・ブームで一世を風靡した。1990年には、「ブライアン・セッツァー・オーケストラ/The Brian Setzer Orchestra」を結成。平行してソロ活動も行っている。エレキ・サウンドというより、ロカビリー・サウンドといったほうが正しいでしょうか。

 「ブライアン・セッツァー・オーケストラ/The Brian Setzer Orchestra」の3rdアルバムは、「ダーティー・ブギ/The Dirty Boogie」(1998)から「This Cat’s on a Hot Tin Roof(熱いトタン屋根の猫)」。派手なパフォーマンス、聴けば全身アドレナリンが充満してくる。来日時のライブで。

The Dirty Boogie

Brian Setzer / Interscope Records


「This Cat’s on a Hot Tin Roof ー The Brian Setzer Orchestra」

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 その昔、ラテン・ジャズとかラテン・ロックとも呼ばれた、いまならフュージョンのカテゴリー。その雄、旗頭であった「モンゴ・サンタマリア/Mongo Santamaría」の曲から「ジェームズ・ブラウン/James Brown」をカバーした、「Cold Sweat」。

Mongo Santamaria Greatest Hits

Mongo Santamaria / Sbme Special Mkts.


 

「Cold Sweat – Mongo Santamaria」

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酷暑お見舞い(2) ~ 涼を呼ぶフュージョン ~

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セミの抜け殻
 梅雨も明けたので、我が家の庭にも、蝉やら蝶々、カマキリといろんな虫がやって来る。

 「逆療法もあり」ということで、酷暑お見舞い第2弾は、涼を呼ぶフュージョン。
 日本フュージョン界の草分けとして一世を風靡した「ネイティブ・サン/Native Son」のセカンド・アルバム、「サヴァンナ・ホット・ライン/Savanna Hot-Line」(1979)から、タイトル曲を 。

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 「ネイティブ・サン」。キーボード奏者、「本田竹広」と, サックス奏者、「峰厚介」を中心に、1978年結成された。当時、日本を代表するフュージョン・バンドで、1STアルバム、「ネイティブ・サン」(1979)は、30万枚を越えるヒットとなったという。

 メンバーは、「本田竹曠(Keyboards)」、「峰厚介 (Tenor & Soprano Saxophone)」、「大出元信 (Guitar)」、「村上寛 (Drums)」、「 川端民生 (Bass)」。結成当時5人のメンバー中、本田、大出、川端の3人が鬼籍に入り、バンドそのものも永遠に幕を閉じてしまった。我々世代にとっては、まさに「青春のフュージョン」であった。

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サヴァンナ・ホット・ライン/Savanna Hot Line
ネイティブ・サン/ Native Son
ビクターエンタテインメント


     
     

「Native Son – Savanna Hot Line」

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 ファンキー・ジャズからも。これまた’80年代に、ハードバップを再来させ、一世を風靡した「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet」のアルバム、「Funky Strut」( 1991)から、「Hot Grits 」。「ホット・グリッツ/Hot Grits 」とは、乾燥させて挽き割ったトウモロコシで作った粥で、アフリカ系アメリカ人のソウル・フードだという。アルバム、「ファンキー・ストラット/Funky Strut 」(1991)より。「strut」とは、気取って歩くことだという。

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「Manhattan Jazz Quintet – Hot Grits」

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