JAZZYな生活

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お地蔵さん、紫陽花、そして雨のピアノ

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地蔵
アジサイ5

 今にも降り出しそうな気配の中を足早にウォーキング。茂るにまかせた雑草のむこう側にいつものお地蔵さんの前を通り過ぎる。早咲きの「アジサイ(紫陽花)」もちらほら。

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 さて、今宵はちょっと趣を変えて、お気に入りの「雨のピアノ」。国内屈指の美メロ・ピアニストと私が思っている「大石 学」。

 1963年、横浜生まれのジャズピアノ・キーボードプレイヤー、編曲家。「ヤマハ ネム音楽院」卒業後、プロとしての活動をはじめる。ジャズ畑のみならず、歌謡曲、POPSなども含めたいろいろなジャンルの歌手のレコーディング、コンサートツアー等に参加しつつキャリアを積んだという。私が知っているだけでも、「阿川泰子」、「レディ・キム/Lady Kim」、「ケイコ・リー」、「伊藤君子」、「石野見幸」、「土岐麻子」、「越智順子」などとのレコーディングやステージに、アレンジャー、歌伴ピアニストとして参加している。

 最近は、「澤野工房」からも、トリオやソロでアルバムをリリースしている。そんなことからしても、ヨーロッパ、とりわけ北欧のジャズ・ピアニストと同じ雰囲気、美学や資質を感じさせ、それと同時に日本的な和の空間、旋律も感じさせる日本のジャズ・ピアニストが「大石学」である。

 そんな日本的な美メロを感じさせる「大石学」の「雨のピアノ」を2曲。最初の曲は、アルバムからのアップがありませんでしたので、サックス奏者「土岐英史」との演奏で「After The Rain」。アルバムは、「Water Mirror(明鏡止水)」。

WATER MIRROR

マナブ・オオイシ / 澤野工房

「Hidefumi Toki & Manabu Ohishi – After The Rain」

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 YOUTUBEで見つけた「Continous Rain」。アルバムは、雨のアルバム、「ティアーズ・レインド・ダウン~雨/Tears rained down」。

ティアーズ・レインド・ダウン~雨

大石学トリオ / トライエム

「Manabu Ohoishi(大石学) – Continous Rain」

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60歳過ぎたら聴きたい歌(98) ~ Get Here ~

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 「右 多田満願寺 左 新田」。ウォーキングの道筋にこんな道標が建っていた。その奥にはお地蔵さんを祀ってあるところからすると、この団地が開発される以前の旧道に建っていたものであろうか。この近辺で、こんな道標やお地蔵さんをよく見かける。実家のある信州・松本では道祖神だったが、こちらではお地蔵さん、それを祀る地蔵盆の風習が今も残っている。

ホタルカズラ2

 「ホタルカズラ(蛍葛)」でしょうか。ムラサキ科の常緑の多年草。和名の由来は、緑の中に鮮やかな青色の花が咲く様子を、蛍に例えたことからとか。

ヤマブキ
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 ありふれた花であるが、新鮮に目に映る。ここは、昭和40年代に開発された大規模住宅団地、約5,000世帯、15,000人が暮らす街である。高度成長期の頃開発された、大都市近郊の住宅団地の例に漏れず、高齢化率40%近く達し、日本の問題点を凝縮した縮図のような街とも言える。とはいえ、この街に移り住んで24年経ち、終の棲家と決めている。  

 さて、「60歳過ぎたら聴きたい歌」。今宵は、「Get Here」。直訳すれば、「ここに辿りつく、ここに来る」という意味であるが、アメリカのシンガー・ソングライター、「ブレンダ・ラッセル/Brenda Russell」が、1988年に自らのアルバムで発表し、1990年、「オリータ・アダムス/Oleta Adams」がヒットさせた歌で、「どんな手段を使ってもいいから、ここまで会いに来て」という熱いバラードである。

【 Get Here 】  by Brenda Russell

「♪ You can reach me by railway   会いに来て、列車でもいい
  You can reach me by trailway   会いに来て、歩いてでもいい
  You can reach me on an airplane  会いに来て、飛行機でもいいわ
  You can reach me with your mind  ここのの中ででもいいから会いに来て

  You can reach me by caravan   会いに来て、隊商を組んででもいいから 
  Cross the desert like an Arab man  アラブ人みたいに砂漠を越えて
  I don’t care how you get here    方法なんかなんでもいいから
  Just get here if you can        必ずここまで会いに来て
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 今宵の歌姫も、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。アルバムは、「Songs of Our Time」。日本のレコード会社の企画アルバムのようで、古いスタンダードではなく、1970~80年代のヒットソング、シニアかそれより少し若い世代のポップス・ファンが気に入るような選曲となっている。

 「マスカレード/This Masquerade」、「ドント・ノウ・ホワイ/Don’t Know Why」、「クロース・トゥ・ユー/Close to You(遥かなる影)」、「ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー/Will You Still Love Me Tomorrow」、「タイム・アフター・タイム/Time after Time」、「青春の光と影/Both Sides Now」、「コーリング・ユー/Calling you」・・・。あの時代が懐かしく蘇ってくるかもしれません。そして、エンディング曲は、「いとしのエリー」。

ソングズ・オブ・アワ・タイム

シェリル・ベンティーン / キングレコード

「Cheryl Bentyne – Get Here」

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ご近所の野の仏たち 

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私の住んでいる地域では、住宅地、幹線道路を問わず、道の脇に、大抵はお地蔵さんであるが、野の仏をよく見かける。写真は先日の「宝塚自然休養林」ウォーキングで見かけたお地蔵さん。

若い頃は信仰や宗教に対して全く関心がなかったせいもあるが、松本の実家付近に多く点在している道祖神を見てもそれほど興味は湧かなかった。関西地方に住みだしてからは、この地域は信仰心が厚いと実感している。その一つの例がお地蔵さん。松本ではなかったが、関西では「地蔵盆」という行事が盛んであることもこちらへ来て知った。私の団地にも開発される前からあったお地蔵さんが今でもきちんと祀られ、花などが添えられている。

「地蔵盆」は、宵縁日の毎年8月23日ころに行われる「地蔵菩薩」の祭。路傍や街角(辻)に祀られているお地蔵さんが対象で、夏休み最後の子どものイベントとして、行われているのが多いようだ。そうやって子供の頃から、御先祖様やお地蔵さんにお参りすることが習慣として自然と身についていくという。

林道で出会った野の仏、燃えるような紅葉のなかで、静かに微笑んでいるように思えた。   

今日は父親の12年目の命日、「十三回忌」であるが、特別に法事などは行わず、前回帰省した時に車で運んできた仏壇に、先日、父親の生まれ故郷の安曇野より届いた信州林檎を供えて手を合わせた。月が変わって12月、出かけた近くのショッピング・モールはもうクリスマス一色に ・・・。

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そんなクリスマスのざわめきが迫ってきた今宵のピアノは、「ティグラン・ハマシアン/Tigran Hamasyan」。独特の世界観をもつアルメニアの天才ピアニストと呼ばれ、彼の6枚目となるアルバムで、ECMデビュー作品、「Luys I Luso」(2015)。自国アルメニアの宗教音楽を探求した作品で、教会の合唱団「Yerevan State Chamber Choir」を迎え、新しい世界観に挑戦したものだという。タイトルは、「光からの光」という意味で、収録楽曲は5世紀から20世紀にわたるアルメニアの賛美歌、聖歌などに新たにハマシアンがアレンジしたり、インプロヴァイズを加えたとあった。

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「ティグラン・ハマシヤン/Tigran Hamasyan」。1987年、アルメニア生まれのピアニスト。まだ30歳にもなっていない。3才の時には「レッド・ツェッペリン/Led Zeppelin」、「ディープ・パープル/Deep Purple」、「ビートルズ/The Beatles」、「クイーン/Queen」、「ルイ・アームストロング/Louis Armstrong」らをすでに弾き語りしていたという。11歳頃からフェスやコンクールに出演。2003年には、米国ロサンゼルスへ移住し、2006年に「セロニアス・モンク国際ジャズ・ピアノ・コンテスト」にて19歳で優勝を飾る。以降、世界中からオファーを受ける存在となり、メディアからも絶賛される。ジャズとクラシック双方とも学ぶが、そのほかアルメニアのフォークやロック、エレクトロや詩など多種多様な音楽的素養を持ち、ジャズの範疇を超えた独特の音世界で世界各国のファンを熱狂させているという。

合唱団なくしてはここまでの深みは得られなかったとは思うが、ハマシヤンのピアノは見事に合唱と調和し、精神性や深みを導き出している。ジャズと呼ぶのか、クラシックと呼んだらいいのか、中世ヨーロッパの世界に迷い込んだような、不思議で新しい音楽体験。

Luys I Luso

Tigran Hamasyan / Ecm Records

プロモーション・ビデオから。

「Tigran Hamasyan “Luys i Luso” teaser」

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アルバムからいくつかを。この不思議な浮遊感はなんでしょう。

「TIGRAN HAMASYAN – LUYS I LUSO」

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「Tigran Hamasyan – Maghterg (Patriarchal Ode), Komitas | Luys i Luso 」

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