JAZZYな生活

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浅葱色の煙を確認して「くどさし」を終える

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 炭窯の煙道から出る美しい「浅葱色(あさぎいろ)」の煙。この煙が出てくると、窯内の「クヌギ(櫟、椚)」の炭化も終了に近づいているというサインである。このサインを確認すると、焚口の空気調節口、煙道と一切の口を砂で覆い、空気を完全に遮断、これ以上炭化が進んで灰にならないようにする。そして、あとは十分に窯の冷えるのを待って、炭を取り出す。

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 「浅葱色」とは、ごく薄い藍色のことで、「葱藍(たであい)」で染めた薄い藍色のことに由来するという。わかりやすく言うと、「青緑色」の古称で、平安時代にはその名が見られる古くからの伝統色である。「葱」と「黄」の字を混同されて、しばしば淡い黄色の「浅黄色(あさぎいろ、あさきいろ)」と混同されるが、別の色である。公園でも秋に時々見かける羽が浅葱色をした蝶、「アサギマダラ(浅葱斑)」の名は、この色に由来する。

 窯内で炭化が進むと、まず最初は水蒸気、そして「ヘミセルロース」、「セルロース」が分解してと炭化が進み、最後に「リグニン」が分解して、浅葱色の煙が出てきて、やがて無色となって、炭化が終わるとされている。この色を確認すると、炭焼きも最終段階で正直、ホッとする。「浅葱色」。炭を焼く我々にとって、そんな安堵というか、心の静けさの色でもある。

 今宵の曲、「There’s a Lull in My Life」。「人生に訪れた束の間の一休み」とでも訳しましょうか。「ステイシー・ケント/Stacey Kent」です。「lull」を辞書で引くと、
  
【名-1】一時的な静止、一時的休み、一時的な静けさ、小康状態、小やみ、凪
【名-2】気持ちを和らげる[静める]もの[音・歌]、落ち着いた状態
  
とあり、「lullaby(子守歌、眠たくなるような歌、気持ちを和らげる歌)」の語源のようです。

 私が「浅葱色」に感じる「安堵」という思いとは違う内容の歌詞ですが、アルバムは、デビュー・アルバム「Close Your Eyes」(1997)から。

【 There’s a Lull in My Life 】   by Harry Revel / Mack Gordon

「♪ Oh, there’s a lull in my life    私の人生に訪れた束の間の一休み
  It’s just a void, an empty space  虚しくて虚ろな場所になった
  When you are not in my embrace  あなたを抱きしめられなくなってからは

  Oh, there’s a lull in my life     私の人生に訪れた束の間の一休み
  The moment that you go away    あなたがいなくなってからは
  There is no night, there is no day  夜はもちろん、昼すらもない

  The clock stops ticking       時は刻むのを止め
  The world stops turning       世界も回転するのをやめてしまったみたい
  Everything stops           すべてが止まってしまったが
  But that flame in my heart      私の心の中の炎だけは
  That keeps burning, burning     激しく燃えている

  Oh, there’s a lull in my life     私の人生に訪れた束の間の一休み
  No matter how I may pretend    どんなにとりつくろっても
  I know that you alone can end    あなただけが
  The ache in my heart        私の心の痛みを取り去り
  The call of my arms         私の腕の中に帰ってくることができる
  The lull in my life          人生に訪れた束の間の一休み  ♪」

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Close Your Eyes CD, Import
ステイシー・ケント/Stacey Kent
Candid Records


    
    

「There’s a lull in my life – Stacey Kent 」

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くどさしを終えて

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 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、煙突から出る煙の色が、美しい浅葱(あさぎ)色になっている。炭化が終わりの段階に差し掛かっている証拠である。

 一回目の炭焼きの最終工程、「くどさし」をやっと終えた。あとは窯が充分冷えるのを待って、「窯出し」、炭を取り出すだけである。まだ炭の出来栄えが確認できていないので、その影響は判断できないが、今回は想定外のことが多く起こった。「じっくりと焼く」という炭焼き方針に従って始めたが、いつも指標にしている煙道の温度が上がらず、今までは2~3日後に「くどさし」を実施できたが、今回は、5日目にずれ込んでしまった。こんなことは初めてである。いずれにせよ、炭を取り出せば、吉凶も、その原因も推定がつく。

 10年ほど前に伐採し、そこから萌芽し、10年かけて成長し、去年の11月に伐採を始めた「台場クヌギ(櫟、椚)」は見事な菊炭になることによって一生を終える。そして、お茶席などで重用され、炭として再び活かされる。この場面が、クヌギにとって最高の晴れ舞台かも。伐採した台場クヌギからはまた新しい萌芽が始まり、10年単位で何回も百年にわたって輪伐を繰り返していく。

 そんなクヌギの一生。クヌギが英語を話すことができるとしたら、「Someone To Light Up My Life」なんていうかもしれません。「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobin」の曲。彼の曲でスタンダード・ナンバーになったものもたくさんありますが、これもそう言っていいでしょう。邦訳すると、「私の人生を輝かせてくれる誰かさん」っていう意味でしょうが、ポルトガル語では「Se Todos Fossem Iguais A Você 」。「もしも皆があなたと同じだったら」という意味だそうです。

【 Someone To Light Up My Life 】
   ポルトガル語作詞 Vinicius De Moraes/英詩 Gene Lees/作曲 Antonio Carlos Jobin

「♪ Go on your way,         あなたはあなたの道を行ってね
  with a cloudless blue sky above  雲一つない青空のもと
  May all your days         あなたの日々がすべて
     be a wonderful song of love  すばらしい愛の歌になりますように
  Open your arms          腕を広げ
  and sing of the all the hidden hopes  あなたがずっと宝物のように大事にしていた
       you’ve ever treasured  希望を歌い
  and live out your life          あなたの人生が
  in peace                 平和に包まれるように

  Where shall I look?           私にできるんだろうか?
  for the love to replace you        あなたに代わる誰かを愛するなんて
  Someone to light up my life       私の人生を輝かせてくれる誰かさんを
  Someone with strange little ways,    ちょっと違ったやり方で
  eyes like a blue autumn haze       秋に立ち込める靄(もや)のような青い瞳で
  Someone with your loving style & a smile      あなたの愛し方 そして
   that I know will keep haunting me endlessly 私を魅了してやまないあなたの微笑み
  Sometimes in stars             時には星の中に、
     or the swift flight of sea birds     時には海鳥の飛翔の中に
  I catch a memory of you          あなたの思い出を見つけることができる

  That’s why I walk all alone      それが私がまだたった一人で歩くことができる理由
  Searching for something I’ve known   何かを探し求めて
  Searching something           何かをそして
    or someone to light up my life    私の人生を輝かせてくれる誰かを探し求めながら

  Searching for something          何かをそして
    or someone to light up my life   私の人生を輝かせてくれる誰かを探し求めて ♪」

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 「人生の達人」。そんな言葉さえ、思い浮かぶのが、女性のピアノ弾き語りのジャズ・シンガー元祖ともいえる、「シャーリー・ホーン/Shirley Horn」。彼女の晩年のアルバム、「Loving You」(1997)からです。彼女の晩年は、乳がんと糖尿病と関節炎と闘い、脚も切断し、満身創痍の日々を送っていたが、2005年に脳卒中で倒れ、亡くなった。71歳だった。この歌も、少し前に取り上げた「Here’s To LIfe」に勝るとも劣らない心にしみる歌唱である。

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Loving You
Import CD
シャーリー・ホーン/Shirley Horn
Polygram Records


    
   

「Shirley Horn – Someone To Light Up My Life 」

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 元はジョビンのボサノバです。ギター演奏でも ・・・。こちらも人生の達人、1999年74歳で亡くなった「チャーリー・バード/Charlie Byrd」のアルバム、ジョビン特集の「ブラジリアン・バード/Brazilian Byrd」(1965)から。

ブラジリアン・バード

チャーリー・バード / ソニーミュージックエンタテインメント

「Someone to Light Up My Life ー Charlie Byrd 」

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炭窯の奥に神秘的な赤が見える

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窯の奥にほの暗く輝く赤。「くどさし」直前に行う「練らし」の工程。空気取り入れ口から垣間見えた窯木が炭化していく過程の赤。なんとも神秘的な自然の色にいつも感動。

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窯の中の温度を、窯木が自分で熱分解をして炭化をしてゆく温度まで、薪を燃やして高めるのが二日目の「窯焚き」。三日目、四日目は数かな空気取り入れ口を残して窯を遮蔽し、窯内の温度や状態を推測しながら、空気調節をして炭化の進捗をコントロールしていく。十分炭化したと判断した時点で、すべての口を閉じて、窯を冷やしていく。これが「くどさし」である。あとは窯を開けるまで、どんな炭ができているかはわからない。期待と不安の毎日が続く。

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さて今宵も「ハートに火をつけて/Light My Fire」。歌うディーバは、スウェーデン、ストックホルム生まれの美女シンガー、「リーサ/Lisa Lovbrand」。ハリウッド映画で女優としても活躍するというコケティッシュ&セクシーなディーヴァ。ジャズ歌手としてのデビュー作は「エンブレイサブル/Embraceable」(2007年)。そのアルバムからである。

スタンダードの名曲「Embraceable You」をタイトルにしたこのアルバムでは、彼女自身の作詞になる1曲をのぞいて、すべてジャズとPOPSの名曲のカバー。しかも、共演者に「クリス・ボッティ/Chris Botti」、「デヴィッド・フォスター/David Foster」、グラスゴー出身のバンド「ブルー・ナイル/The Blue Nile」の「ポール・ブキャナン/Paul Buchanan」とそうそうたるゲストを迎えてのアルバムである。(参照拙ブログ「スエーデン美女シンガー図鑑(その6) ~リーサ/Lisa~」

エンブレイサブル

リーサ / スパイス・オブ・ライフ

「Lisa Lovbrand – Light My Fire」

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透明感のあるリーサの声と、デヴィッドのすこししゃがれた声とが絶妙に絡み合う「デヴィッド・フォスター」との粋なデュエット「When I fall in love」も。

「Lisa Lovbrand & David Foster – When I fall in love」

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雪景色を見ながらくどさしを終える ~炭焼、3~5日目~

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炭焼き、3、4、5日目は平日のため、一般参加者はなく、我々クラブメンバーだけで炭焼きをすすめる。3、4日目は窯口で薪を燃やすことはなく、十分に温度をあげた窯内で、窯木の自己熱分解、すなわち炭化を促進させる。いわばじっくりと蒸し焼きをする時期。わずかな空気穴を設け、窯口や煙道の温度を測り、煙の量や色、木酢液の量などを見ながら、炭化の進み具合を推定する。炭化が不十分だと生焼けの多い出来の悪い炭になり、炭化がすすみすぎても、灰になる部分や崩れた部分が多い炭になってしまい、我々が目指す「菊炭」とは程遠い出来栄えとなってしまう。ある時点で、空気を完全に遮断し、これ以上炭化を加速させないため、「くどさし(くど=竃、鎖し=閉鎖する)」を実施する。「くどさし」後は、ほとんど無酸素の中で熱分解がゆっくりと進み、やがて分解、炭化が完了し、窯は徐々に冷えてゆく。

その「くどさし」を予定していた日が5日目の今日。(写真上は3日目、下は5日目) じっくりといい炭を焼こうと思い、例年より1日遅く、「くどさし」を設定していたので、あいにく今シーズン初の積雪とぶつかってしまった。予報では、遊びの山付近は積雪エリアのちょうど南端にあたっている。朝起きてから公園へ電話を入れると、スタッドレスを履いた4駆でも上がるのがやっとという状況なので、やむなく集合を12時に延期する。最悪は徒歩で上がっても「くどさし」をしなくてはならないと決心する。幸いにも雪は止み、日が照ってきた。やれやれである。昼から温度測定を繰り返し、「くどさし」にこぎつけた。あとは10日後に窯を開けるばかり。久しぶりに見た煙突からの薄い青、美しい「浅葱色(あさぎいろ)」の煙。きっといい炭に ・・・。

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さて、今宵もジャズ・ディーヴァによる「火」に因んだ歌を ・・・。ということで、まずは、前回に続き再び、「ハートに火をつけて/Light My Fire」。ピアノに歌にとその才気をいかんなく発揮する「イリアーヌ・イリアス/Eliane Elias」のアルバム、「Light My Fire」から ・・・。

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イリアーヌ・イリアス / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Eliane Elias – Light My Fire」

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私がご贔屓の個性派ディーヴァの一人、「メロディ・ガルドー/Melody Gardot」。「Jazzy,Not Jazz」の代表的シンガーのひとりでしょう。アルバム、「Worrisome Heart」から「Quiet Fire」。

Worrisome Heart

Melody Gardot / Verve

「Quiet Fire - Melody Gardot」

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妖しの炎は炭化が順調に進んでいる証拠

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さて、炭焼き三日目と四日目のレポートである。窯内の温度が窯木が自身で熱分解を起こす温度(300~400℃)に達したため、薪を燃やすのを止め、空気孔を残し、窯口をレンガで遮蔽するところまでが前日の作業であった。三日目は、温度計で排煙口の温度を測り、窯内の温度を推定しながら、空気孔の開け具合を調節する。これは、ゆっくりと炭化を進行させ、翌日の日中に「くどさし」と呼んでいる、窯内への空気を遮断し、それ以上の炭化、すなわち灰になってしまうことを防ぐための作業を実施したいがための調節である。

冒頭の写真のように、補助口から窯の内部を覗いてみると、倒れ掛かったトタン板の奥に、熱分解を起こして真っ赤になった窯木がかすかに見える。なんと妖しく、そして不思議で美しい赤なんだろうか。

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そして、四日目。いよいよそのときを迎える。炭焼きの工程の中で最大の山場である「くどさし」である。このタイミングが早すぎると生焼け状態となり、遅すぎると灰化が進んでしまう。炭の出来栄えを決める重要なポイントである。我々は、「くどさし」を行うか否かを、窯内の温度の想定、煙の色と出方、排煙口でのマッチの点火時間で判断をしている。この日も朝から温度測定を繰り返していたが、窯焚きに用いた薪の乾きが良くなく、その影響が後々まで及び、なかなか温度が上がらない。空気孔は全開にしたままである。これは、熱分解、炭化の進行が遅れていることを意味するので、すこしハラハラしたが、どうやら、「くどさし」の時期を迎えたようである。

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排煙口をしっかり閉じ、窯口の空気口も閉じて、砂で完全に覆ってしまう。これで空気は完全に遮断され、炭化の進行は止まり、徐々に窯の温度は下がってゆく。プロの炭焼き師は、炭焼きの効率を上げるために、100℃もある窯に入り炭を取り出すというが、我々はそんな危険なことはできないので、十分に窯が冷える10日ほど経ってから炭を取り出す。この「くどさし」を終えたあとはもうなす術は何もない。後はいい炭ができるようにと天に祈るばかりである。さて、どうなりますか ・・・。

さて、今宵は「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」。ちょっと変わりだね、ロシア・ウラル山脈出身のジャズ・ボーカリスト。現在はカナダに住み、デビュー時はトロント大学経営学部の学生でもあった。

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1983年、ロシアのウラル山脈に生まれ、ユダヤ人差別から、1990年代前半の冷戦崩壊後の混乱の中、7歳の時に家族と共にロシアからイスラエルに移住するという厳しい生活環境に育ったが、10代の頃からミュージカルのオーディションに合格するなど、音楽的才能を発揮していた。その後、15歳の時に家族と共にカナダに移住した。その後、大物プロデューサー、「ビル・キング/Bill King」に見いだされ、2004年に彼女自身の名前を付けたアルバム、「ソフィー・ミルマン」で、カナダでのデビューを果たした。2007年にリリースされたアルバム「Make Someone Happy」は、2008年のジュノー賞で最優秀ボーカルジャズアルバム賞を受賞した。ジャズ・スタンダードから、ポピュラー・ソング、ボサノヴァにシャンソン、ロシア民謡といった幅広い選曲と、その美貌と華麗な歌声で、日本でも高い人気を誇っている。

Sophie Milman

Sophie MilmanLinus Entertainment

「Sophie Milman – Agua De Beber」

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デビュー・アルバムに比べ、やや地味めの2ndアルバム、「メイク・サムワン・ハッピー/Make Someone Happy」から、タイトル曲を。

Make Someone Happy

Sophie Milman / Linus

「Sophie Milman – Make Someone Happy」
 
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Take Love Easy

Sophie Milman / Koch Records

「Sophie Milman – Beautiful Love」
 
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In the Moonlight

Sophie Milman / Ent. One Music


  

「Sophie Milman – Moonlight」

 
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今季最後の炭焼きをほぼ終える

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今季最後の炭焼きをほぼ終えた。今シーズンはこれで3回目であるが、これ以上の炭化をさせないと判断したころで、炭窯への空気の供給を遮断する「くどさし」という作業を実施する。それを今日終えた。後は窯の冷めるのを待って、炭を取り出す「炭出し」という作業を残すのみ。炭の出来栄えは、この時点で天まかせ、「神のみぞ知る」というところであるが、今までの経験からすると、「だんだん良くなる法華の太鼓」で、いつも1回目より2回目、2回目より3回目の方がいい炭ができる。今季は1、2回目ともいい炭ができているので、「今回は ・・・」と期待するところ大である。写真は「くどさし」を終えて密閉された状態の炭窯。

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さて、再開の「お久しぶり熟女シンガー」は、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。この人もいろいろな引き出しを持っている人だと感心する。そして、この写真、実にいい顔をしている。

1963年生まれ。アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。名門ウェズリアン大学で文学を専攻、卒業後バークリー音楽大学に入学。バークリー音楽卒業後は、L.A.を拠点として活動する女性ジャズシンガー。1998年のデビュー以降、10枚のアルバム発表、2度のグラミー賞「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」にノミネートされた経験を持つという。ライブ活動をする傍ら、南カリフォルニア大学やロスアンゼルス・ミュージック・アカデミーで指導を行なっている。あの「グレッチェン・パラート/Gretchen Parlato」も「ティアニー・サットン」に師事した一人という。

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私が彼女を知ったのは、4作目「Something Cool」(2002)であった。「Comes Love」が入っていたのがきっかけの購入であったが、その歌唱力の確かさは、本格派ジャズ・シンガーという極めて強い印象であった。ピアノ・トリオ、「クリスチャン・ヤコブ・トリオ/Christian Jacob Trio」をバックに歌う彼女。このピアノ・トリオとの絶妙なコンビネーションに、いたく感心したものである。

 


Something Cool

Tierney Sutton/Telarc

そんな歌唱力の確かさは、ベースとのデュオ、「Alone Together」を聴けばすぐに分かる。音程といい、ピッチの確かさといい、いとも簡単そうにまったく危なげなく歌いこなす。

「Tierney Sutton – Alone Together」

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そして、トリオとのからみが絶妙な、タイトル曲「Something Cool」も聴いて頂きましょうか ・・・。

「Tierney Sutton – Something Cool」

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このアルバムですっかり「ティアニー・サットン」が気に入った私は、デビュー・アルバム、「Introducing Tierney Sutton」(1998)まで遡って聴くようになった。やはり、正統派、本格派 ・・・。デビュー作とは言え安心して聴ける。


Introducing Tierney Sutton

Tierney Sutton / Challenge

そのアルバムから、スタンダードの代表曲の一つ、「In the Wee Small Hours of the Morning」を。

「In the Wee Small Hours of the Morning - Tierney Sutton」

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第3作目は、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」へのオマージュ、「ブルー・イン・グリーン/Blue in Green」。いや、脱帽でしょう。


Blue in Green

Tierney Sutton/Telarc

「tierney sutton – blue in green」

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こうなるとライブを見たくなりますよね。2007年11月、サン・ディエゴでのライブから「ルート66」。

「Tierney Sutton – “Route 66″ – live at Anthology in San Diego」

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とまあ、こんな感じで彼女を追っかけていましたが、私にとって、お久しぶり2013年リリースの最新作は、「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」のカヴァー・アルバム、「After Blue」。


After Blue

Tierney Sutton / Varese Sarabande

「Tierney Sutton - Woodstock」

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