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路傍の花、樹々の鳥(199) ~ ひとりぼっちで咲く ~

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 ウォーキングの道筋。ずっと以前から存在に気がついていたのだが、遠目に見るので梅だと思っていた。今回近づいてよく見ると、品種はわからないが、花の形、樹皮の感じ、桜である。「ヒガンザクラ(彼岸桜)」でしょうか。いままで、ご近所でいちばん早く咲くと思っていた「ヒガンザクラ(彼岸桜)」も、今年はまだまだ蕾。(参照拙ブログ 「路傍の花、樹々の鳥(109) ~ 一足早く ・・・ ~」 )

 ひとりぼっちで咲いているこの桜が、「ご近所一番桜」となった。

 今宵の曲は、「アローン・トゥゲザー/Alone Together」。よくご存知の曲ですね。「二人ぼっち」という名訳があったが、 「あなたと夜と音楽と」などで有名なコンビ、「ハワード・ディーツ/Howard Dietz」作詞、「アーサー・シュワルツ/Arthur Suhwartz」作曲による1932年の作品。

【 Alone Together 】   by Howard Dietz / Arther Schwarz

「♪ Alone together, beyond the crowd    人ごみの中にいても二人は孤独
  Above the world, we’re not too proud  この世界で一人で生きていく自信がない僕たちも
  To cling together, we’re strong      二人寄り添っていれば、
  As long as we’re together         きっと強くなれる

  Alone together, the blinding rain     二人寄り添えば、土砂降りの雨の中でも
  The starless night, were not in vain   星のない夜でも、虚しく感じることなんかないさ
  For we’re together and what is there   ふたり一緒なら
  To fear together              恐れることなんか何もないさ

  Our love is as deep as the sea       ふたりの愛は海のように深い
  Our love is as great as a love can be    ふたりの愛はこれ以上ないほどに強い
  And we can weather the great unknown  どんな嵐が待っていようとも乗り越えられる
  If we’re alone together           ふたり一緒なら         ♪」

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 いろんなカバーがあるが、この「Alone Together」には、ちょっと思い入れがある。もう50年も昔の話。当時、貧乏学生にとって、150円のサービスランチが大変美味しいので、家からの仕送りや、バイトの収入があると、よく行っていたグリル「B軒」が仙台にあった。

 そこの支配人のMTさんがJAZZ好きで、店の定休日の前日の閉店後の店には、若い人が集まるようになり、普段なら店では流さないような曲をすこしボリュームを上げて流し、一杯の水割りを手にしながら、音楽を楽しみ、和気藹々、わいわいがやがやと時を過ごしたのである。MTさんはといえば、話には加わるのですが、説教じみたことは一切なく、ただニコニコしながら我々若造たちを脇からじっと見守っていた。少し深刻ぶってJAZZを聴いていた私をジャズ喫茶から解放してくれたのは、まさにこの店であり、MTさんが、その後の私の音楽の嗜好に大きな影響を与えた人だった。

 MTさんが好きだったアルバムの一枚が、「ポール・デスモンド/Paul Desmond」と「ジム・ホール/Jim Hall」がフィーチャーされたアルバム、「テイク・テン/Take Ten」(1963)。軽やかであるが、哀愁漂う名演がいっぱい。40年間聴いてもなお飽きず、いまだに愛聴の一枚となっている名盤。そのMTさんが、若くして旅立ってしまったという悲報が届いたのは卒業して10年ほど経ったころであったろうか・・・・。(参照拙ブログ 「我が青春のジャズ・グラフィティ(5)  ~ 大人の眼差し ~ 」より再録)

Take Ten

Paul Desmond / RCA

「Paul Desmond & Jim Hall Quartet – Alone Together」

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 さて、ボーカルもあげておきましょう。ジャズ歌手ではないが、POPS歌手として、1970年代前半のシンガーソングライター・ブームの一翼を担った一人、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。1945年生まれというから、私よりひとつ上。若い頃は、「恋多き女」として数々の浮名を流し、よくも悪くもイケイケ、ハチャメチャであったが、もう円熟の域に達している大ベテラン。そんな境地をよく表しているアルバムが、60歳でリリースした、「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」(2005)。人生の荒波を乗り越えて来た彼女。ボッサ・テイストのリズムに乗せて、端正で落ち着いた歌唱が円熟した大人を感じさせる。

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ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade
カーリー・サイモン/ Carly Simon
ソニーミュージックエンタテインメント


    
     


「Carly Simon ー Alone Together」

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