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紅葉の始まった公園で

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 紅葉が始まった。「クヌギ(椚、櫟)」や「イタヤカエデ(板屋楓)」は、もうとっくに色づいているが、主役の「イロハモミジ(いろは紅葉)」、公園で一番早く色づくのは、決まって駐車場脇のそれである。この日は、地域一帯のイベント、「黒川里山まつり」の一環で、クラブ主催の「ひとくら里山ツアー」。我々の活動フィールドである公園内の里山で、今も活用されている、炭窯、クヌギ林など、里山の営みを巡る園内ツアー。薪割り体験、のこぎり体験も。炭の販売はあっという間に完売となってしまった。

 今宵の曲、「ノルウェイの森/Norwegian Wood」。この曲がヒットした当時、「Norwegian Wood」って、「ノルウェイ産の木材」という意味。どうして「ノルウェイの森」という訳になるのか?などと論議を呼んだこともあった。歌詞を読むと、彼女の部屋の内装が「ノルウェイ産の木材」でされているという意味に取れる。

【 Norwegian Wood (This Bird Has Flown) 】  by John Lennon / Paul Mccartney

「♪ I once had a girl         昔、ナンパして付き合っていた女がいた
  Or should I say she once had me  いや、ナンパされたといったほうがいいのかな
  She showed me her room     彼女は僕に部屋を見せてくれた
  Isn’t it good Norwegian wood?    いいじゃない ノルウェイ産の白木の内装って

  She asked me to stay        彼女は泊まっていったらと言った
  And she told me to sit anywhere   どこでも好きなところに座ってとも
  So I looked around          そこで周りを見回すと
  And I noticed there wasn’t a chair   椅子なんかどこにもない

  I sat on a rug biding my time   仕方がないから絨毯の上に座ってチャンスを待っていた
  Drinking her wine            彼女が差し出したワインを飲み
  We talked until two and then she said  なんと夜中の2時までしゃべった
  ”It’s time for bed”            そこでやっと彼女は「ベッドの時間」と言った

  She told me she worked         しかし彼女は言った 朝から仕事なんだ
  In the morning and started to laugh   そう言って笑いだした
  I told her I didn’t          僕は次の日は何にもないと言ったがベッドに入れてもらえず
  And crawled off to sleep in the bath   結局、バスタブまで這っていって、寝る羽目になったんだ

  And when I awoke I was alone   次の朝、起きるともう彼女は出勤して、僕一人だった
  This bird had flown        せっかく手に入れた「鳥」が飛立ってしまったような癪な気分
  So I lit a fire             だから部屋に火をつけた
  Isn’t it good Norwegian wood?     よく燃えるんだ ノルウェイ産の木材って  ♪」

 さて、歌姫。前回に続いて、ジャズ、ロック、POPSの壁を易々と乗り越え、独自の世界をつくるアーティスト、「パトリシア・バーバー/Patricia Barber」。この心象世界を歌った歌でも、独自の世界を構築している。YOUTUBEで見つけました。

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Live: A Fortnight in France
パトリシア・バーバー/ Patricia Barber
Blue Note Records


      
   
        

「Patricia Barber Quartet ー Norwegian Wood」

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もみぢ ふた色

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遊びの山の「イロハモミジ(いろは紅葉)」である。ほとんど同じ場所に在るのに、ちょっとした日当たりの差か、個体差か、色がまるで違う。不思議なものである。山全体が赤や黄色に染まりだした中で、年が明けたら本番を迎える、今シーズンの炭焼きの一連の作業も、この日スタートした。

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ほぼ10年前に伐採した「クヌギ(櫟、椚、橡)」が、「台場クヌギ」として適当な太さに成長してきたので、いよいよ今年から10年サイクルで、伐採区域を回していこうという試みを始める。そのためにも、まず伐採予定区域にどのくらいの数の台場クヌギが育っていて、どのくらいの量の窯木が採れそうかを調べなくはならない。伐採予定区域の台場クヌギの数をナンバリングし、一本一本の太さ、樹高を記録してゆく。その結果、「台場クヌギ」でおおよそ一窯分、さらに新たに高木を伐採することでもう一窯、計二窯分のクヌギを確保できると思われる。一応の目途を得て調査を終え、いよいよ来週より伐採を始める。老体にはきつく、しんどい作業ではあるが、あの菊炭の美しさを見たいばかりに、今年もまた楽しき3K作業に挑戦する。

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さて、今宵のお久しぶり歌姫は、「カトリーヌ・レガー/Cathrine Legardh」。デンマークの女性歌手である。とりたたてて美人というわけではないし、特筆するような歌唱テクニックがあるわけではない。強いて言えば、まるで絵本に出てくるピノキオみたいな高い鼻が個性的。しかし、聴いていると、自然に心が和んでくるジャズ向きの渋めの落ち着いた声が気に入っている歌手。

「カトリーヌ・レガー」。1973年、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの血を引く両親のもとに生まれる。元々は音楽教師を目指し、童謡アルバムも2枚リリース。しかし、その音楽の勉強の途中でジャズに出会い、英国で「アニタ・ワーデル/Anita Wardell」、米国では「シーラ・ジョーダン/Sheila Jordan」に師事したという。 スタンダード・ジャズをメインに歌う彼女は、上海万博でデンマークを代表して歌い、母国やアイスランドなどで多くの音楽賞に輝いているという実力派でもある。
 
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その「カトリーヌ・レガー/Cathrine Legardh」の2008年のデビュー・アルバムが、「Gorgeous Creatures(華麗なる生き物たちの意?)」である。知名度もほぼない新人ながら、このスタンダード集、結構ヒットしたという。古くは「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、そして最近では、「ホリー・コール/Holly Cole」、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」などのボーカル・トリオと同じ、ドラムレスで、ギターとベース、ピアノをバックにした編成である。時折アコーディオンも混じるこの古き良き時代を感じさせる編成に共通しているのは、穏やかで、レトロで、スローで、ロマンチックな空気。

Gorgeous Creature

Cathrine Legardh / Storyville


 
その中から、レトロな雰囲気を感じさせるスタンダードを2曲 ・・・。

「Cathrine Legardh – Once upon a summertime」
 
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「Cathrine Legardh - I’m old fashioned」
 
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デビュー作でも参加したピアノの「ブライアン・ケロック/Brian Kellock」とのデュオ・アルバムが、「Love Still Wears A Smile」(2013)。たった2人ということを感じさせない多彩な音空間も、穏やかで暖かみだけでなく変化も演出する彼女の歌唱と、端正でロマンティック、しかしダイナミックに鍵盤を行き来するケロックのピアノならではの作り出せる空間であろうか。冒頭の「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の「First Song」からひきこまれてしまう。バラードだけではなく、全ての曲に穏やかではあるが個性的な表情が漂うスタンダード集。

Love Still Wears A Smile [輸入盤]

Cathrine Legardh-Brian Kellock / Storyville

「Cathrine Legardh - A Time For Love」
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「Cathrine Legardh & Brian Kellock – The Party’s Over」

 
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