最近、妻からウォーキングのコースについて、リクエストが出るようになった。そのリクエストは、授業で使う小学校の菜園や家庭菜園を見て回るコース。野菜の生育具合や畑の状態を参考にしたいようである。カボチャ、スイカ、キューリ、シシトウ、ナス、トウモロコシ ・・・。これからが野菜は生育の本番。これからもっと頻繁にリクエストがあるんでしょう。カボチャの花の黄色と葉の緑が鮮やか。
野菜の葉の緑がますます濃くなる季節を迎えての曲は、「The Green Leaves of Summer(邦題:遥かなるアラモ)」。かの「ディミトリ・ティオムキン/Dimitri Tiomkin」の手掛けた映画音楽である。1960年公開、「ジョン・ウェイン/John Wayne」製作・監督・主演の超大作西部劇の「アラモ/The Alamo」の主題歌。当時メキシコ領であったテキサスの、アラモ砦に立てこもったアメリカ人と、それを包囲攻撃するメキシコ軍との壮絶な戦いを、史実に基づいて描いた作品。70mmの大スクリーン、上映時間190分、3時間を越える超大作。行きましたよ、映画館へ。たしか途中に休憩時間がありましたね。
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作詞は、「ポール・フランシス・ウェブスター/Paul Francis Webster」。まるで「平凡パンチ」の表紙絵から抜け出したようなアイビー・ルックの4人組、当時のフォーク・ブームの中心だった「ブラザーズ・フォー/The Brothers Four」が歌ったレコードが大ヒット。日本でもフォークソング・ブームに一層拍車がかかった。
いやいや、我が家の「野菜VS花バトル」を「アラモ」に例える気は毛頭ございませんが、まずは、「ウェス・モンゴメリー/Wes Montgomery」のCTi大ヒットアルバム、「ロードソング/Road Song」(1968)から。
Road Song Wes Montgomery / A&M
「Wes Montgomery - Green Leaves Of Summer」
やはり、ブラフォーも聞いてみたくなるのが人情。我々シニア世代の多く、ギターを始めるきっかけとなったのが、ベンチャーズかブラフォーだった。懐かしき日々が蘇る。
【 The Green Leaves Of Summer 】 by Paul Francis Webster / Dimitri Tiomkin
「♪ A time to be reaping 収穫の季節
A time to be sowing 種まきの季節
The green leaves of summer 夏の緑の葉が
Are calling me home わたしを故郷へと誘う
Was so good to be young then 若いあのころはよかった
In the season of plenty 豊かな季節に恵まれて
When the catfish were jumping ナマズが空よりも高く
As high as the sky 跳ねていたあの頃が
A time just for planting 植え付けの季節
And the time just for ploughing 耕しの季節
A time to be courting そして求愛の季節
a girl of your own 自分にふさわしい女性を求めて
Was so good to be young then 若いあのころはよかった
To be close to the earth 大地とともに暮らし
And to stand by your wife 妻の出産にも立ち会った
At the moment of birth あの頃が
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
若い頃、あまり意味も気にせずに聞いていましたが、こんな詩だったんですね。
グレイテスト・ヒッツ ブラザーズ・フォア / Sony Music Direct
「The Green Leaves of Summer – The Brothers Four」
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