JAZZYな生活

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桜も終わり、連休も終わり ・・・

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 長かった連休も終わり、公園も再び静寂と落ち着きを取り戻した。最後の桜、「ウワミズザクラ(上溝桜)」、「カスミザクラ(霞桜)」も散り、日増しに鮮やかになってきた明るい緑が目に優しい。連休中はお休みしていた森林ボランティア・クラブも活動再開である。令和になって初めての活動は、いわゆる「ナラ枯れ」被害を受け、枯死した「コナラ(小楢)」の伐採である。平成27年に被害を受けて枯死した3本を伐採した。






 2週間ぶりに上がってみる山の風景は一変している。明るい緑と同居して、いま山に咲く花は、4月とはうって変わって、「モチツツジ(黐躑躅)」、「牛殺し」の異名もある「カマツカ(鎌柄)」、「ウツギ(空木)」、「ナンジャモンジャ」の別名もある「ヒトツバタゴ(一ツ葉タゴ、一ツ葉田子)」、野生の「フジ(藤)」。「モチツツジ」を除いて、どちらかといえば地味な花。「モチツツジ」は、葉や茎がネバネバし、触れると指が貼り付くことから、「餅」あるいは「鳥もち(黐)」に擬えて、「モチツツジ」と名付けられたという。2週間ぶりの山は少し息があがるが、やっぱり体も心も和む。


 さて、今宵のピアノ、前回も取り上げた、イタリアのロマン派ピアニスト、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」とロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)から2曲。

「ミケーレ・ディ・トロ」。1974年イタリア生まれ、今が男盛りの45歳。子供の頃からクラシック・ピアノを学び、イタリアやパリの音楽院で学んだあと、2004年、ソロ・アルバム、「Playing With Music」で本格デビューしたという。「ショパン」に共感し、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」を敬愛するという。その繊細なロマンティシズム、ヨーロッパ・ジャズ・ピアノ必聴のピアニスト。

Duonomics
Michele Di Toro & Yuri Goloubev/ミケーレ・ディ・トロ&ユーリ・ゴロウベフ
Caligola


      
      

「Gentle Rain – Michele Di Toro · Yuri Goloubev」

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「You Don’t Know What Love Is – Michele Di Toro · Yuri Goloubev」

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実りの夏へのスタート

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ウツギの実

なにかちゃんとした理由があるのでしょう、角がいっぱい出しているちょっとユーモラスな実。最近花が散ったばかりの「ウツギ(空木)」の仲間でしょうか。和名は、枝が中空になっていることからつけられたものである。また、別名は「ウノハナ(卯の花)」である。「♪ 卯の花の におう垣根に ほととぎす 早も来啼きて ・・・ ♪」。あの歌の「卯の花」である。これは、「卯月(陰暦4月)に花が咲く」ということからつけられた名であるという。

ゴーヤ

初夏は、実りの夏、秋へのスタートでもある。「ミョウガ(茗荷)」、「ゴーヤ(ニガウリとも)」、「ブルーベリー」、「ミニトマト」など、妻が我が家の庭に植え、せっせと世話をしていた食材?も、やっと芽が出たり、すくすくと育ったりもしている。そうそう今年の秋は、去年原木の「クヌギ(櫟、椚)」に、シイタケ菌を植えたので、「シイタケ(椎茸)」の収穫ができるはずである。実りを期待して ・・・。

さて、今宵の曲は、「BlueBerry Hill」。この曲は、1940年に発表されたポピュラー・ソングであるが、1950年代にヒットした、「ファッツ・ドミノ/Fats Domino」に代表されるロックンロール・バージョンが最も知られている。その他、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」、「リトル・リチャード/Little Richard」、「リッキー・ネルソン/Ricky Nelson」なども同じ頃カバーをしている。

マンス

今宵は、「ジュニア・マンス/Junior Mance」のピアノで。昔から好きなアメリカン・ジャズのピアニストであった。「ジュニア」という名前から、もっと若いと勝手に思っていたが、1928年10月生まれ、なんと88歳。訃報を聞かないからまだご存命でしょう、現役最長老ピアニストの一人である。たしか、「綾戸智恵」がニューヨークで暮らしていたとき、彼と親交があり、一緒に音楽活動もしたこともあったらしく、2010年に再会した彼とのライブ・アルバムをリリースしている。

さて、アルバムは、「グルーヴィン・ブルース/Groovin’ Blues」(2001)。「エリック・アレキサンダー/Eric Alexander」の泣かせのサックスに、マンスのピアノが絡む。ハーレムのブルース、黒人音楽の感触を色濃く残しながら、今のNYに生きるソウルフルなタッチのブルースはもちろん、叙情的なバラードまで、とても当時70歳を超えた爺さんの弾くピアノとは思われない。

グルーヴィン・ブルース

ジュニア・マンス・トリオ&エリック・アレキサンダー / エム アンド アイ カンパニー

「Junior Mance Trio & Eric Alexander – Blueberry Hill」

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こちらは空中戦 ~ 続・野生といたちごっこ ~

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幹の髄が中空になっていることからその和名がついた、「ウツギ(空木)」。初夏の山で、雅びで粋な和風の響き。

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ちょっと前に、せっかくの森の手入れの効果を台無しにする最大の天敵は鹿や猪で、この地域の里山景観の象徴である台場クヌギの林を守り、炭焼きを続けていくには、共存していく以上、彼らとの知恵比べ、根比べ、いたちごっこであると書いた。もうひとつの天敵は、「カシノナガキクイムシ」。鹿、猪が地上戦なら、こちらは空中戦である。

「カシノナガキクイムシ」は、体長5㎜ほどの昆虫であるが、「ナラ菌」というカビの仲間の病原菌を媒介し、ナラ類、シイ、カシ類の樹木を枯らす「ナラ枯れ」をもたらすため、全国に被害が拡大していて、深刻な問題になっている。「カシノナガキクイムシ」は、病原菌を体内に入れて運び、夏から秋に樹木に無数の穴をあけ、卵を産み付け、翌年の6月ころにその幼虫が羽化し、また新しい樹木に卵を産み付け ・・・といったことを繰り返すのである。ナラ菌は孔道を伝わって蔓延するため、木に十分な水分が上がらなくなり、真夏から晩夏にかけ急速に葉が萎れ、茶色や赤茶色に枯れてしまう、「ナラ枯れ」を起こす。1本の木から数万頭が羽化するともいわれ、一度罹ると、その森には爆発的に被害が拡がるという。

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我が遊びの山では、ほとんどが「コナラ/小楢」であったが、一昨年初めて被害木が見つけた。対策といっても、山に無数にあるナラ類、シイ、カシ類のすべてに予防策を施すのは現実的でないし、近隣の私有林などは、その認識もないし対策もできない。そこで、他の樹木への蔓延を防ぐため、枯死した木は伐採し、生きている木は幼虫が羽化し、飛び出す前のこの時期に被害木を粘着シートで覆い、絡め取ろうという対策を施している。少し長い時間を必要とする対策ではあるが、毎年続ける事によって、わが遊びの山発による蔓延を確実に減少させることができる。今日は、昨年新たに発見された被害木、約20本にこのシートを巻くという対策を施した。(参照拙ブログ「熱中症も怖いですが ・・・」「続・秋が少し見えた ~ カシナガの活動も始まる ~」「虫、虫、虫 ・・・」など)

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さて、暑さを吹き飛ばすハイ・ノートなトランペットを一発いかがでしょうか。「ブルー・ミッチェル/Blue Mitchell」。「ブルー・ミッチェル」は、1930年生まれ、フロリダ州マイアミの出身のジャズ・トランペット奏者。伸びのあるクリアーな音色でハード・バップ期には人気を集めた。ハイスクールでトランペットを始める。「ブルー」というあだ名も当時に遡るという。ハイスクールを卒業すると、いくつかのリズム・アンド・ブルースのバンドで演奏した。やがて、「キャノンボール・アダレイ/”Cannonball” Adderley」に見出され、1958年にアダレーと共演。

その後は、「ホレス・シルヴァー/Horace Silver」のクィンテットに入団する。1964年には、ピアニストに新人「チック・コリア/Chick Corea」を、ドラマーに若手の「アル・フォスター/Al Foster」を迎え、自らのクィンテットを結成、ブルーノート・レコードにハード・バップ・スタイルの多数の録音を行なったが、1969年に解散した。1979年5月に癌のためにロサンジェルスにて歿、49歳の若さであった。

そんな、「ジュニア・クック/(ts)」、「チック・コリア(p)」、「ジーン・テイラー/(b)」、「アル・フォスター(ds)」を引き連れてのアルバムが、「Down with It! 」(1965)。学生の頃、よくジャズ喫茶でリクエストしたアルバムでもある。

Down With It

Blue Mitchell / Blue Note Records

お気に入りは冒頭の「ハイヒール・スニーカーズ/Hi-Heel Sneakers」。「ハイヒールでそっと忍び寄ってくる貴女」。

「The Blue Mitchell Quintet / Hi-Heel Sneakers」

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そして代表作のひとつ、哀愁に満ちた美しいバラード満載の「ブルーズ・ムーズ/Blue’s Moods」(1960)。

Blue’s Moods

Blue Mitchell / Ojc

「Blue Mitchell Quartet – I’ll Close My Eyes」

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「When I fall in love – Blue Mitchell」

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