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路傍の花、樹々の鳥(188) ~ 眼福はご近所の紅葉で ~

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 我が団地にある公園。真っ盛りの紅葉に親子連れが見入っていた。「眼福」という言葉があるが、まさにそれ。ご近所の紅葉に大満足。

 いまさらの定番ですが、今宵はやはり「枯葉/Autumn Leaves」。聴かないことにはすまないようです。「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」、「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」、ふたりの対照的な歌唱で ・・・。

 1996年に残念にも悪性黒色腫(皮膚癌の一種)でわずか33歳で亡くなったアメリカの歌手、「エヴァ・キャシディ」。その歌唱は、いまでもわたしを揺らす。ワシントンDCにある老舗ジャズ・ディナー&ナイト・クラブ「Blues Alley」でのライブ・アルバム、「Live at Blues Alley」、最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」から。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music

Nightbird

Eva Cassidy / Imports

「Eva Cassidy – Autumn Leaves」

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 アジアの癒し姫と名付けたのは、「ジャシンサ」。やはり情感あふれる哀切の歌唱。SACD/CDハイブリッド仕様の高音質で、彼女の歌唱が吐息が感じられるほどの臨場感で迫ってくる。

Autumn Leaves

Jacintha / Fim [1st Impression]

「Jacintha – Autumn Leaves」

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今もひそやかに唄い続ける ・・・ ~エヴァ・キャシディ~

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今日は、朝から年に二回ほどある地域の「クリーンアップ作戦」の日。この日は、地域が一斉に総出で、自分の家の周辺や公園の掃除を行うのである。我が家の担当は近所の公園。行ってみると、前の日は大雨のため、たっぷりと水を含んだ枯葉が絨毯のように積もっている。40人ほどのご近所の皆さんと一緒に40分ほどかけて落ち葉掻きを終えた。しかし、水を含んでいるため、落ち葉をかき集めるのも容易ではない。地面や草にへばりつくのである。結構厄介な作業であった。

そういえば、定年後の爺さんたちのことを、払っても払ってもまとわりついてくるので、「濡れ落ち葉」などと世の奥さま方から揶揄されたこともありましたね。また「われも・・族」とも ・・・。定年後、6年半経過したが、私は「濡れ落ち葉」や「われも・・族」にはなっていないだろうという自信はしっかりとありますが ・・・。

2時間ほど経って、ウォーキングの帰り道、先ほどの公園をのぞいてみたら、もうすっかり元の木阿弥。あれほどきれいに掃除をした地面には、もう色づいた落ち葉が積もっていた。この季節、これも仕方ないでしょう。

Eva+Cassidy
 
生前にリリースされたアルバムは、たった一枚。死後のリリースも含めても、本人が残したアルバムがたった3枚、しかし、その素晴らしい歌唱力がゆえに、死後に人気があがり、いまだにそれが続いているという女性シンガーがいる。1996年に残念にも悪性黒色腫(皮膚癌の一種)でわずか33歳で亡くなったアメリカの歌手、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」である。

1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、「チャック・ブラウン/Chuck Brown」のヴォーカリストに推薦される一方、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあこれからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月2日に亡くなってしまった。

eva_cassidy
 
「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」で検索をすれば、10数枚のアルバムがラインナップされてくる。しかし、リリースを予定していたと言われるのは、生前の1枚を除いて、「Live At Blues Alley(96)」、「Eva By Heart(97)」の2作だけだとか ・・・。残りのアルバムは、音楽パートナーや遺族などによって、残された音源から編集し、死後にニュー・アルバムとして、リリースされたものである。そして、何と最新のリリースは、死後15年の節目、2011年に出された「Simply Eva」である。

いまもなお、人の心の中でひそやかに生き続けている彼女のピュアな声への想いが、死してもなお新しいアルバムをリリースを望み、そのアルバムが、さらなるファンを獲得し、その心を癒しているのである。もちろん私が彼女を知ったのも没後10年ほど経った頃。死してもなおファンが増え続ける ・・・。一人の歌手の持つ「歌のチカラ」。こういう歌手を知ると、使い捨て、消耗品、ビジネスの手段となってしまった感のある団体様全盛の今の日本の音楽シーンがまったくつまらなく見えてくる ・・・。

Simply Eva

Eva Cassidy / Blix Street

そんな中から、秋の夜に聴くにふさわしい一枚を選ぶのなら、「Live at Blues Alley」でしょうか。行ったことはありませんが、1965年に創業したワシントンDCにある老舗ジャズ・ディナー&ナイト・クラブ「Blues Alley」でのライブ。1996年1月2日、 この日に「Blues Alley」でのライブを行ったが、その年の11月に彼女は突然の如く旅立ってしまったのである。なんというピュアで躍動感にあふれた声であろうか ・・・。もうリアルタイムで聴くことはかなわないが、彼女のこの声に魅せられてしまった私は、いまだに彼女の新譜(?)がリリースされると買い求めてしまうのである。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music

「枯葉」。私はボーカルでは「エヴァ」と「ジャシンサ」の歌うこの「枯葉」が甲乙つけがたいほど好きなのです。

「Eva Cassidy – Autumn Leaves (Live at Blues Alley)」

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全部ではありませんが、「Blues Alley」でのこの「枯葉」を含む、10曲、45分のステージの模様もYOUTUBEにアップされていますので、さらにご覧になりたい方はどうぞ。フォーク、カントリー、ジャズ、ブルース、ソウル、POPS ・・・・、カテゴライズできないピュア・ヴォイスの魅力。
 
「Eva Cassidy – Live at Blues Alley」
1.What a wonderful world 2.Cheek to cheek 3.People Get Ready 4.You’ve Change
5.Time after Time 6.Honeysuckle Rose 7.Autumn Leaves 8.Stormy Monday 9.Tall Trees in Georgia 10.Somewhere over the Rainbow

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