JAZZYな生活

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天高く

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 台風一過。抜けるような青空。秋の空は水蒸気が少ないため、青が深く、いわゆる「天高く」と感じるという。長雨や台風続きだったので、その青さがひときわ目に染みる。

 今宵の歌、「ブルー・スカイ/Blue Skies」で決まりでしょう。「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」が、1926年に書いたポピュラー音楽の歌曲。この歌は、1926年に、ミュージカル「Betsy」のために作曲されたが、舞台よりこの歌の方が人気だったという。その後、「アル・ジョルスン/Al Jolson」が、映画「ジャズ・シンガー/The Jazz Singer」の中で歌ったことによって、トーキー映画に取り上げられた最初の歌のひとつとなったという。

 さらに、1946年に、この曲から題名をとり「ビング・クロスビー/Bing Crosby」や「フレッド・アステア/Fred Astaire」が主演した映画「Blue Skies」が公開され、大ヒット。この曲は、1978年には、ジャンルの違いを超え、「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」が、カントリー・ミュージックのチャートで首位となるなど、スタンダード・ナンバーとなっていった。

【 Blue Skies 】   by Irving Berlin

「♪ Blue skies Smiling at me     私に微笑む青い空
  Nothing but blue skies Do I see  その青い空だけを見つめてしまう

  Bluebirds Singing a song      歌を歌っている青い鳥
  Nothing but bluebirds All day long  その青い鳥だけを一日中聞いている

  Never saw the sun shining so bright  太陽があれほど輝くなんてなかった
  Never saw things going so right    物事がこれほど上手くいくことなんてなかった 
  Noticing the days hurrying by     毎日がこれほど早く過ぎていくなんて感じたことも
  When you’re in love, my how they fly きっと恋をしたからね 飛ぶように感じるなんて

  Blue days         毎日がブルーな日々ね
  All of them gone      すべてが去ってしまったから
  Nothing but blue skies    でもこの美しい青空だけは
  From now on         これからも続いてくれるのね

  ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・   ♪」

 さあ、有名なスタンダードだけあって、誰を選ぶのか困ってしまいます。私が聴きたいと思ったアーティストから、適当に選んでみました。まず、ブラジルを代表する歌手、「カエターノ・ヴェローゾ/Caetano Veloso」から。彼が、アメリカのPOPSに対する想いをアルバムにした、「A Foreign Sound ~異国の香り/アメリカン・ソングス」(2004)から。

 異国の香り~アメリカン・ソングス

 カエターノ・ヴェローゾ / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Caetano Veloso – Blue Skies」

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 「ニューヨーク・タイムズ」で、「メインストリーム・ジャズ・シーンにおいて、魅力溢れる若きディーバ」と評されたという、ピアノ弾き語り、「チャンピアン・フルトン/Champian Fulton」。アルバムは、「アフター・ダーク/After Dark」(2016)。「デヴィッド・ウィリアムス/David Williams(bass)」、「マーク・ジョンソン/Mark Johnson(ds)」、「ステファン・フルトン/Stephen Fulton(flugelhorn)」とともに軽快にスウィングするライブ映像で。

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After Dark
Champian Fulton
CD Baby


       
       

「Blue Skies – Champian Fulton」

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 押しも押されぬ大姉御ともなった、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。あるべきダイアナに回帰したといえる最新アルバム、「Turn Up the Quiet」(2017)から。

 TURN UP THE QUIET

 DIANA KRALL / VERVE

「Diana Krall – Blue Skies」

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 最後は、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。1996年の1月3日、絶唱となってしまった、ワシントンDCにある老舗ジャズクラブ、「ブルース・アレイ/Blues Alley」でのライブを収録した「Nightbird」(2015)から。

 Nightbird

 Eva Cassidy / Imports

「Eva Cassidy – Blue Skies」

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雨の日にはジャズを聴く (4) ~ 別れはいつも雨に ~

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 今宵の雨の歌。1996年に、皮膚癌でわずか33歳の若さで夭折した歌姫、雨中に咲く孤高の花のような「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。

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 「エヴァ・キャシディ」。1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあ、これからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月に亡くなってしまった。

 さて、「エヴァ・キャシディ」が歌う雨の歌。最初は、「Early Morning Rain」。1960年代に活躍したカナダ出身のカントリー系のシンガー・ソングライター、「ゴードン・ライトフット/Gordon Lightfoot」の作品。「ピータ、ポール&マリー/Peter, Paul & Mary」、「ボブ・ディラン/Bob Dylan」、「ハリー・ベラフォンテ/Harry Belafonte」、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」など多くの歌手によってカバーされている。アルバムは、「イマジン/Imagine」(2002)から。

【 Early Morning Rain 】 by Gordon Lightfoot

「♪ In the early morning rain        早朝の雨の中
       with a dollar in my hand    わずばかりの金を握り締めて立っている
  And an aching in my heart         痛む心と
       and my pockets full of sand   砂を噛むような思いを胸に
  I’m a long way from home          家から遠く離れ
       and I miss my loved ones so   君を失った寂しさを噛み締めながら
  In the early morning rain         早朝の雨の中に佇んでいる
        with no place to go      ゆくところなんかどこにもありゃしない

  Out on runway number nine        9番スポットから滑走路に向かって 
       big seven-o-seven set to go    707が離陸の準備を始めた
  But I’m stuck here on the ground      でも俺は吹きすさぶ寒風の中
        where the cold winds blow    ここに立ちすくんでいる
  You can’t jump on a jet plane        君は貨物列車にでも乗るかのように
         like you can a freight train  飛行機に乗るなんてありえないと思いながら
  So I’d best be on my way           でもこれでいいんだ そう思いながら
          in the early morning rain  早朝の雨の中立ちすくんでいる
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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Imagine Import
Eva Cassidy
Blix Street


     
     

「Eva Cassidy – Early Morning Rain」

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 2曲目は、「Blue Eyes Crying in the Rain」。「雨の中で泣いている青い瞳の君」。別れに雨はつきもののようです。「フレッド・ローズ/Fred Rose」の手になるカントリーの名曲のひとつにも挙げられる曲。「ハンク・ウィリアムス/Hank Williams」などもカバーしていたが、「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」が1975年にアルムム、「Red Headed Stranger」で取り上げるやいなや大ヒットしたという。

【 Blue Eyes Crying in the Rain 】   by Fred Rose

「♪ In the twilight glow I see them    黄昏のなか 君の目を見ると
  Blue eyes cryin’ in the rain       雨の中で青い瞳が泣いている
  When we kissed goodbye and parted   キスをして別れを告げたからだ
  I knew we’d never meet again      もう二人は二度と会わないだろう

  Love is like a dyin’ ember        愛は燃え尽きようとしている
  Only memories remain          思い出だけが残るんだ
  Through the ages I’ll remember     何年も経ってから思い出すだろう
  Blue eyes cryin’ in the rain        君の青い瞳が雨に濡れていたことを

  Some day when we meet up yonder   いつかどこかで再び出会ったら
  We’ll stroll hand in hand again      手に手を取って歩こう
  In a land that knows no partin’      もう二度と別れることのない場所で
  Blue eyes cryin’ in the rain        雨に濡れていた君の青い瞳
  Blue eyes crying in the rain        雨に濡れていた君の青い瞳  ♪」

 アルバム、「Somewhere」(2008)から。

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Somewhere
Eva Cassidy
Blix Street


     
     

「Eva Cassidy – Blue Eyes Crying in the Rain」

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庭先で凛と咲く

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 我が家の庭先に今年も咲いた「ツバキ(椿)」の花。この家に引っ越して来た25年前に願いを込めて植えた木である。いつもは4月に咲くのだが、今年は少し早く咲いた。かって手入れをおろそかにして、「チャドクガ(茶毒蛾)」が大量に発生をし、大変な目にあったこともあるが、その凛とした赤が、毎年目を楽しませてくれる。やはり「木」偏に「春」である。

 スコットランド民謡として歌い継がれている歌に、「My Love is Like a Red Red Rose(我が恋人は紅き薔薇)」という歌がある。今宵の歌に選んでみた。33歳の若さで夭折した歌姫、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の秀逸な歌唱。死後いくつかリリースされたアルバムの一つ、「Somewhere」(2008)から。

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 「エヴァ・キャシディ」。1963年生まれ。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあこれからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月2日に亡くなってしまった。

 「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」で検索をすれば、10数枚のアルバムがラインナップされてくる。しかし、リリースを予定していたと言われるのは、生前の1枚を除いて、「Live At Blues Alley(96)」、「Eva By Heart(97)」の2作だけだとか ・・・。残りのアルバムは、音楽パートナーや遺族などによって、残された音源から編集し、死後にニュー・アルバムとして、リリースされたものである。いまもなお、人の心の中でひそやかに生き続けている彼女のピュアな声への想いが、死してもなお新しいアルバムをリリースを望み、そのアルバムが、さらなるファンを獲得し、その心を癒しているのである。

 そんな彼女の、まさに凛とした歌唱が「My Love is Like a Red Red Rose(我が恋人は紅き薔薇)」。

【 My Love Is Like A Red Red Rose 】   Scottish Traditional

「♪ My love’s like a red, red rose  僕の恋人は赤い薔薇のよう
  That’s newly sprung in June;   いつも6月になると咲く赤い薔薇のよう

  My love is like a melody     僕の恋人は美しいメロディのよう
  So sweetly play’d in tune     この上なく甘美なメロディのよう

  As fair art thou, my bonnie lass   なんて美しく麗しい君
  So deep in love am I;         私は深く恋に落ちてゆく
  And I will love thee still, my dear   これからもずっと君を愛していく
  Though all the seas gone dry     海がすべて干上がろうとも

  Though all the seas gone dry, my dear  海がすべて干上がろうとも
  And the rocks melt with the sun;      太陽の熱で岩が溶けようとも
  I will love thee still my dear        これからもずっと君を愛していく
  Though the sands o’ life shall run     砂のごとく命がつきる日まで     

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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Somewhere
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「Eva Cassidy – My Love Is Like A Red, Red Rose」

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やはり今年は開花が早いようだ

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炭焼きに追われ、しばらく日課のウォーキングを休まざるを得なかったが、一段落つき久しぶりに歩いてみると、「やはり ・・・」というか、梅の花が咲き始めていた。今年は開花がすこし早いようだ。これも、暖冬の影響でしょうか。

早いもので2月6日は母の一周忌。家族の大半が関西に住んでいるし、この厳寒、雪の季節ということもあって、松本では行わず、回向は菩提寺にお願いし、我が家の近くで家族が集まって供養の膳を囲んだ。久しぶりに全員が顔を揃え、和気あいあいのうちに一周忌の供養を終えることができた。いい供養になったと思う。コートもいらないような暖かな一日で、一気に春が近づく気配。この春は長男の結婚という慶事が待っている。

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さて、今宵も「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。「Nightbird」からいくつか。前回取り上げたように、今年は、彼女の死の10ヵ月前となる1996年の1月3日に行った、ファンにとっては歴史的とも言えるワシントンDCにあるジャズ・クラブ、「ブルース・アレイ/Blues Alley」でのライブから20年、すなわち彼女の死後20年である。あの「ブルース・アレイ」でのライブを収録したアルバム、「Live At Blues Alley」には収められなかった12曲を追加し、全曲を完全収録してリリースされたアルバムが、「Nightbird」。ジャズ・スタンダードをメインに、ソウル、ロック/ポップス、フォーク、シャンソンといったあらゆるジャンルの名曲をパワフルでいまだに色褪せないピュアーな歌声で歌い上げる。伝説の「Songbird」、最後の記録、「Nightbird」。

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「Eva Cassidy – You’ve Changed」

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「Eva Cassidy – Blue Skies」

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「Eva Cassidy – Time After Time」

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再生を願って

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2回目の炭焼きもほぼ一段落。後は窯を開けるのを待つだけ。10年後にも炭材に適した大きなに、「台場クヌギ」が育つようにと今年伐採したクヌギの切り口、一本一本に防腐剤を塗る。この後作業も大切な作業である。10年後に炭焼きを継承してくれている仲間に、ちゃんと炭材を残していかなければならない。鹿の食害がますますひどくなる中で、このことが大変重要な課題となってきている。大げさに言えば、「持続可能」、「再生」。これも我々が考えなくてはならない大きなテーマ。

さて今宵は、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。新作(?)が届いたからである。もう何回も取り上げている私ご贔屓の歌手。その素晴らしい歌唱力がゆえに、死後に人気があがり、いまだにそれが続いているという稀有の女性シンガー。

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1963年、ワシントンD.C.近郊に生まれる。小さいころからジャズとフォークに親しみギターを習っていたという。1986年に「メソッド・アクター / Method Actor」というグループ に参加しアルバムを1枚残す。その後、ワシントンDCでプロデューサーをしていた「クリス・ビオンド/Chris Biondo」と知り合い、「チャック・ブラウン/Chuck Brown」のヴォーカリストに推薦される一方、ビオンドと一緒に暮らしながら、多くの曲を録音した。「さあ、これからアルバムをだして ・・・」という矢先、皮膚癌のために1996年11月2日にでわずか33歳で亡くなってしまった。

エヴァの死去の4年後、カバー曲の「虹の彼方に/Over The Rainbow」が、イギリスのラジオで紹介されたことをきっかけに大きな反響を呼ぶ。程無くしてコンピレーション・アルバム「Songbird」がイギリスのアルバム・チャートのトップになった。それも、アルバムが発売されてから、およそ3年後のことだった。

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「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」で検索をすれば、10数枚のアルバムがラインナップされてくる。しかし、リリースを予定していたと言われるのは、生前の1枚、「The Other Side」を除いて、「Live At Blues Alley(96)」、「Eva By Heart(97)」の2作だけだとか ・・・。残りのアルバムは、音楽パートナーや遺族などによって、残された音源から編集し、死後にニュー・アルバムとして、リリースされたものである。死後15年の節目、2011年には「Simply Eva」、そして、20年目を前にした昨年11月にリリースされたのは、CD2枚組み+DVDの「Nightbird」。

これは彼女が亡くなった年、1996年の1月3日にワシントンDCにある老舗ジャズ・クラブ、「ブルース・アレイ/Blues Alley」で行ったライブの全曲を収録したアルバムで、彼女の死後、1年後にリリースされた名盤「Live at Blues Alley」の完全版といっていいだろう。18+15=33曲、ライブ映像は、12曲が収録されれているファン必携のお宝盤。

いまもなお、人の心の中でひそやかに生き続けている彼女のピュアな声への想いが、死してもなお新しいアルバムをリリースを望み、そのアルバムが、さらなるファンを獲得し、その心を癒しているのである。死してもなおファンが増え続ける ・・・。一人の歌手の持つ「歌のチカラ」。こういう歌手を知ると、音楽とは別のことばかりが話題となり、使い捨て、消耗品、ビジネスの手段となってしまった感のある団体様全盛の日本の音楽シーンがまったくつまらなく見えてくる。

Live at Blues Alley

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Nightbird

Eva Cassidy / Imports

彼女のピュアーな歌声を何曲か ・・・。世の知られるきっかけとなった「虹の彼方に」。

「Eva Cassidy – Over The Rainbow」

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今回のアルバムのタイトル曲、「Nightbird」。

「Eva Cassidy – Nightbird」

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ご存知、「明日に架ける橋」。

「Eva Cassidy - Bridge Over Troubled Water」

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