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秋のかたち、秋のうた(3) ~ セレナーデとノクターン ~

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北摂地域は栗が特産品である。古来から北摂地域の名産品を「三白三黒」と呼んだ。「三白」とは、「米・寒天・高野(凍み)豆腐」、そして「三黒」とは、「栗・黒牛・(池田)炭」のことである。「能勢栗」は「銀寄せ」(お金を集めるの意味)とよばれ、大玉で今でも「丹波栗」と並んで人気が高い。団地の庭先にこの「能勢栗」を植えてある家も多い。

遊びの山でも、自生する「シバグリ(柴栗)(ヤマグリ/山栗とも)」も実をいっぱい付け、里の栗も山の栗も今年も豊作のようである。

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さて、秋の歌。ロマンチックに「セレナーデとノクターン」と参りましょう。まずは、「セレナーデ」。「オータム・セレナーデ/Autumn Serenade」は、作曲「ピーター・デ・ロウズ/Peter de Rose 」、作詞「サミー・ギャロップ/Sammy Gallop」になる曲で、比較的ジャズメンが多く採り上げられているスタンダード。「メル・トーメ/Mel Torme」や「ジューン・クリスティ/June Christy」の歌唱が知られているが、やはり最も知られているのは、歌心溢れるテナー・サックスの「ジョーン・コルトレーン/John Coltrane」と情緒豊かな「ビロードの声」と呼ばれたバリトン・ヴォイスを持つボーカルの「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」の共演した傑作アルバム、「John Coltrane & Johnny Hartman」でしょう。

【 Autumn Serenade 】
               作詞: サミー・ギャロップ Sammy Gallop
               作曲:ピーター・デ・ロウズ Peter DeRose (1945)

「♪ Through the trees comes autumn with her serenade.
              木々の間を通り抜け、秋が彼女のセレナーデに乗ってやってきた。
   Melodies the sweetest music ever played.
              そのメロディが甘さは初めて聴くほど
   Autumn kisses we knew are beautiful souvenirs.
              僕達が知っている秋のくちづけは、季節の美しい記念品。
    As I pause to recall the leaves seem to fall like tears.
              歩みを止めて思い出すのは、涙のようにとめどもなく散ってゆく枯葉

   Silver stars were clining to an autumn sky.  
                    秋の夜空には星々が銀色に輝いていた
   Love was ours until October wandered by.   
                    でも、二人の愛は十月がやってくるまでだった
   Let the years come and go,               
                     新しい年がやってきて、やがて去っても
   I’ll still feel the glow that time can not fade   
                     時はいまでも僕からは消し去ることができないでいる
   When I hear that lovely autumn serenade   
              あの可愛らしい秋のセレナーデを初めて聴いた時の熱い想いを ♪」

John Coltrane & Johnny Hartman

John Coltrane / Impulse

「John Coltrane and Johnny Hartman – Autumn Serenade」

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そして、「オータム・ノクターン/Autumn Nocturne」。このスタンダードもスウィング時代にヒットした失恋の歌。作詞は、「キム・ギャノン/Gannon」、作曲は「ジョゼフ・マイロー/Josef Myrow」。

【 Autumn Nocturne 】

「 ♪ When autumn sings her lullaby   秋が子守歌を歌い
    And green leaves turn to gold   緑の葉が黄金色に変わるとき
    Then I remember last September  去年の九月を思い出す
    You and I said goodbye       互いに別れたあの九月を
    Whispering that we would be returning また九月が来たら
    When autumn comes again       逢おうと囁いたあの九月を

    Now autumn roams the hills once more いま、秋がまた山々にやってきたのに
    But you forgot your vow    君はあの約束を忘れてしまったの
    Now here am I with, alone with only memories  僕は今ここにたったひとりぼっち
    Only lonely memories, autumn memories of you  あの秋の思い出を抱いて

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

最近ではニッキ・パロットNicki Parrott も録音しているが、今宵は、私がご贔屓とする大姉御、「カッサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」の独特の世界を聴いてみましょう。全曲スタンダードのアルバム、「ブルー・スカイ/Blue Skies」(1988)から。

Blue Skies

Cassandra Wilson / Polygram Records


「Autumn Nocturne – Cassandra Wilson」

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この美しいバラード、演奏で聴くのも味があります。「ルー・ドナルドソン/Lou Donaldson」の演奏が知られていますが、今宵泣かせのテナー、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」の演奏で ・・・。アルバムは、「ノクターン・アンド・セレナーデ/Nocturnes And Serenades」。

Nocturnes & Serenades

Scott Hamilton / Concord Records

「Autumn Nocturne – Scott Hamilton」

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郷土館で和紙人形展を観る

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「平賀邸」見学の後は、同じ川西郷土館内にある「旧平安家住宅(国登録有形文化財)」を訪れる。ここでは、亡き母親が生涯の趣味としていた「創作和紙人形展」が開催されていて、それを見るのがもうひとつの目的。作者は伊藤壽子(いとうひさこ)」さん。百人一首や雅楽などをテーマに、高さ8センチの人形がずらりと500体ほど展示されていた。人形作りを始めるきっかけは、「筋ジストロフィー」で二人の息子さんをなくしたことだったという。1体の人形高さは約8センチは、「筋ジストロフィー」の子どもがやっと持つことができる大きさの人形だという。辛い体験や強烈なインパクトが人を一筋の道に向かわせるのだと改めて思った。

綿棒の片側を3つに分け、綿の部分で顔、後頭部、肩の部分を作る。髪の毛、烏帽子の紐などの細いものまで全て和紙から鋏で切り出しているという。その繊細さ、細工の細かさに圧倒される圧巻の作品は、108体もの検非違使 (けびいし)。

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さて今宵の秋の曲は、「オータム・ノクターン/Autumn Nocturne」。この曲もスタンダードでしょうか。まずは、泣きのテナー、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」。2005年ロンドンで録音した「Concord Records」盤で、これぞテナーのバラードという演奏を聴かせる。

Nocturnes & Serenades

Scott Hamilton / Concord Records

パーソネルは、「Scott Hamilton – tenor saxophone」、「John Pearce – piano」、「Dave Green – bass」、「Steve Brown – drums」といった面々。

「Autumn Nocturne – Scott Hamilton」

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私がご贔屓とする大姉御、「カッサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」もやはり独特の世界を聴かせます。全曲スタンダードのアルバム、「ブルー・スカイ/Blue Skies」(1988)から。

「♪  When autumn sings her lullaby
    And green leaves turn to gold
    Then I remember last September
    You and I said goodbye
    Whispering that we would be returning
    When autumn comes again
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ♪」  
                      (written by Kim Gannon / Josef Myrow)

ブルー・スカイ

カサンドラ・ウィルソン / ユニバーサル ミュージック クラシック

パーソネルはカサンドラのほか、Mulgrew Miller(piano)」、「Terri Lyne Carrington(drums)」、「Lonnie Plaxico(bass)」。

「Autumn Nocturne – Cassandra Wilson」

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