JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

いま我が家の庭で

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 「ツバキ(椿)」、「コムラサキ(小紫)」、「テリハノイバラ(照葉野茨)」などが終わって、いま我が家の狭き庭で咲きだしたのは、「シラー」。星形や釣り鐘状の小花が、房状や穂状に愛らしく咲く。私はあまり観賞用の洋花には惹かれることはないのだが、最初は名前も知らず、ご近所のグラウンドの脇に咲いているのを見つけ、その花の形状が日日変化する様を見て、いっぺんで惹かれるようになってしまった。




 そのほか、花の形が、紡いだ麻糸を巻いて玉にしたものに似ているところからついたとされる「オダマキ(苧環)」、控えめな印象の「ミヤコワスレ(都忘れ、野春菊)」、遊びの山でもいま咲いている「カマツカ(鎌柄)」などが ・・・。そして、蕾が大きく膨らんでいるので、もうすぐ「シャクヤク(芍薬)」が咲く。

 我が庭に咲いた星 ・・。ということで、今宵の曲は、スタンダード中のスタンダード、「スターダスト/Stardust」。私が洋楽に目覚めた頃に抱いた想い、「異国の香り」。アメリカ人ではないふたりのシンガーの歌唱で ・・・。

 ブラジルのスーパースターといっていいでしょう。作曲家/歌手/作家と多彩な才能を発揮する「カエターノ・ヴェローゾ/Caetano Veloso」。彼のはじめての、全曲英語のアルバム、私と同じように彼のアメリカの音楽に対する想いが詰まった「A Foreign Sound ~異国の香り/アメリカン・ソングス」(2004)から。

異国の香り~アメリカン・ソングス/A Foreign Sound
カエターノ・ベローゾ/Caetano Veloso
ユニバーサル ミュージック クラシック


     
     

「Stardust – Caetano Veloso」

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 シンガポール出身、私は「アジアの癒し姫」と呼んでいる、「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」。高音質のXRCD2録音盤を最初に聴いたときは大げさではなく鳥肌ものだった。「Here’s to Ben: A Vocal Tribute to Ben Webster(XRCD2版)」(1999)から。

HERE’S TO BEN : A Vocal Tribute to Ben Webster (XRCD2)
Jacintha/ジャシンサ
Fim [1st Impression]


     
     

「Jacintha – Stardust」

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 もうひとり、not Amercan Singer を。ドイツ出身の「カロ・ジョゼ/Caro Josee」。あまりキャリアは定かでないが、1958年生まれというからもう相当なベテラン。もう時代遅れになってしまった感がある「ロリータ・ヴォイス」で、「ブロッサム・ディアリー/Blossom Dearie」、それに輪をかけたようなスモーキー&キュートな声。すこしレトロな感じの歌唱が特徴のようだが、なかなかJAZZY。「No Stars In My Sky」。アルバム、「Turning Point」(2012)から。

Turning Point
Caro Josee
Skip Records


     
     

「No Stars in My Sky – Caro Josée」

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桜も終わり、連休も終わり ・・・

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 長かった連休も終わり、公園も再び静寂と落ち着きを取り戻した。最後の桜、「ウワミズザクラ(上溝桜)」、「カスミザクラ(霞桜)」も散り、日増しに鮮やかになってきた明るい緑が目に優しい。連休中はお休みしていた森林ボランティア・クラブも活動再開である。令和になって初めての活動は、いわゆる「ナラ枯れ」被害を受け、枯死した「コナラ(小楢)」の伐採である。平成27年に被害を受けて枯死した3本を伐採した。






 2週間ぶりに上がってみる山の風景は一変している。明るい緑と同居して、いま山に咲く花は、4月とはうって変わって、「モチツツジ(黐躑躅)」、「牛殺し」の異名もある「カマツカ(鎌柄)」、「ウツギ(空木)」、「ナンジャモンジャ」の別名もある「ヒトツバタゴ(一ツ葉タゴ、一ツ葉田子)」、野生の「フジ(藤)」。「モチツツジ」を除いて、どちらかといえば地味な花。「モチツツジ」は、葉や茎がネバネバし、触れると指が貼り付くことから、「餅」あるいは「鳥もち(黐)」に擬えて、「モチツツジ」と名付けられたという。2週間ぶりの山は少し息があがるが、やっぱり体も心も和む。


 さて、今宵のピアノ、前回も取り上げた、イタリアのロマン派ピアニスト、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」とロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)から2曲。

「ミケーレ・ディ・トロ」。1974年イタリア生まれ、今が男盛りの45歳。子供の頃からクラシック・ピアノを学び、イタリアやパリの音楽院で学んだあと、2004年、ソロ・アルバム、「Playing With Music」で本格デビューしたという。「ショパン」に共感し、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」を敬愛するという。その繊細なロマンティシズム、ヨーロッパ・ジャズ・ピアノ必聴のピアニスト。

Duonomics
Michele Di Toro & Yuri Goloubev/ミケーレ・ディ・トロ&ユーリ・ゴロウベフ
Caligola


      
      

「Gentle Rain – Michele Di Toro · Yuri Goloubev」

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「You Don’t Know What Love Is – Michele Di Toro · Yuri Goloubev」

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庭先の初夏

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シャクヤク4
カマツカ
 周りの家より少し遅れて我が家の庭に咲いた純白の「シャクヤク(芍薬)」。そして、鉢の「カマツカ(鎌柄)」。ほんの小さいスペースであるが、それなりに四季が移ろう。

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アヤメ

 ご近所の塀。「ノウゼンカズラ(凌霄花)」より一足先に咲くのは、同じ真紅の花を持つ「ツキヌケニンドウ(突抜忍冬)」。茎が葉の真ん中を貫いているように見えるところから、この名があるという。歩道には「アヤメ(菖蒲、文目、綾目)」。これぞ初夏の花。

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 初夏の今宵、イタリアン・ジャズ・ピアノの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のソロ演奏で、「Summer mood」。アルバムは、イタリアのレーベル、EGEAからリリースされているピエラヌンツィのCDシリーズの一枚で、「Perugia Suite(ペルージャ組曲)」(2002)。アルバム・タイトルの「ペルージャ」は、このレーベルの本拠地でもあり、国際ジャズ・フェスティバルが開催されるイタリアの街で、そこへの想いが綴られたアルバムである。アルバム・タイトル曲を含む収録曲7曲が全て彼のオリジナル。このEGEAレーベルからリリースされているピエラヌンツィのCD群は、そのジャケットとともに私のお気に入りで、ピエラヌンツィのクラシック音楽的な一面が強く出ている一方、知的に優美、かつ奔放なプレイは、まさしくJAZZ。それが私がこのEGEAシリーズに強く魅かれた理由でもある。

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Perugia Suite
エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ/Enrico Pieranunzi Trio
EGEA


    
    

「Summer Mood ー Enrico Pieranunzi」

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咲いてみないとわからないでは

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シラー

 だいぶ前に知り合いからいただいた鉢植え。頂いたときは名前を聞いたのだが、忘れてしまったものも、ラベルが消えてしまったものもある。結局咲いてみないとわからないのである。花が咲くと関心が湧くが、散ってしまえば興味なし。これではいけませんね。

 これは、その独特の花形からはっきりと覚えている、「シラー」。主にヨーロッパ、中央アジア、アフリカの温帯に分布する「ヒヤシンス(ユリ)科」の球根植物で、およそ80種もあるらしいが、これは「シラー・ベルビアナ」のようだ。

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 自信はないのですが、「カマツカ(鎌柄)」のように思えます。山の中で見るのとは違って、小さな鉢での様子は、別の木のようにも見える。

不明3

 残念なことに、上の花の名前はわからない。せっかく頂いたの申し訳ないと調べて見たが、地味目で似たような花があり、「ミヤコワスレ(都忘れ )」ではないかと思うのだが、未だに特定できないでいる。誰かご存知の方がいらっしゃたら教えてください。

 今宵の曲は、古い古いブルース、「Nobody Knows You When You’re Down and Out 」。「落ち目になったら誰も見向きもしない」、「金の切れ目が縁の切れ目」。そんな意味合いでしょうか。1920年代、日本で言えば大正時代に「ベッシー・スミス/Bessie Smith」が唄ったというから、相当に古い。いまだに多くのミュージシャンに歌い継がれているレジェンド的ブルース。

【 Nobody Knows You When You’re Down and Out  】
                    by Jimmie Cox, Mike Batt

「♪ Once I lived the life of a millionaire,     おいらこれでも昔は大金持ち
  Spent all my money, I just did not care.   考えなしに湯水のように金を使ったもんさ
  Took all my friends out for a good time,    仲間を引き連れ贅沢三昧
  Bought bootleg liquor, champagne and wine.  密造酒やシャンパンを飲みまくった

  Then I began to fall so low,          やがて落ち始め
  Lost all my good friends,            友達も皆んな去り
    I did not have nowhere to go.        いまじゃ、行くところもない
   If I get my hands on a dollar again,       もう一度金を掴んだら
  I’m gonna hang on to it till that eagle grins.  鷲の爪のようにぜったい離しはしない

  ’Cause no, no, nobody knows you      だって、落ち目になったら
  When you’re down and out.          もう誰も見向きもしないから
  In your pocket, not one penny,        ポケットに1ペニーすらなかったら
  And as for friends, you don’t have any.    友達なんか一人もできゃしない

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 歌い手は、ブルースといえばこの人でしょう、「ニーナ・シモン/Nina Simone」。ベスト盤、「Feeling Good: The Very Best Of Nina Simone」(2006)から。

Feeling Good: The Very Best of Nina Simone (2003)

Nina Simone / Universal I.S.

「Nina Simone – Nobody Knows You When You’re Down and Out」

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