JAZZYな生活

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紅葉の中、今日もクヌギを伐る

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 紅葉真っ盛りの公園。その中で、今日も黙々と「クヌギ(椚、櫟)」の高木を伐り、炭焼きの窯木をつくる。順調に伐採は進んでいる。朝の冷え込みは厳しかったが、伐った後、森が開け、背中に陽があたると体が暖かくなる。作業後、紅葉を愛でるゆとりもでてきた。





 さて今宵、晩秋の宵のピアノは、「ジョン・テイラー/John Taylor」。惜しくも2015年11月に亡くなってしまったが、「ピアノの詩人」と称されるイギリスのジャズピアノ奏者、作曲家。
   
 1942年生まれ、イギリス・マンチェスター出身。音楽一家で育ち、幼少からピアノをマスターしたという。1964年ロンドンに出て、多くのアーティストと共演。1971年トリオを結成し、初リーダー作「Decipher(日本タイトル;覚醒)」を発表。モード手法を基盤としたスピード感溢れる高度なインタープレイを披露した。「ピアノの詩人」と称されるように、欧州ピアニストの例に漏れず、クラシックをベースにした気品あふれる演奏でファンを魅了。現在までにECMレコードに多くの録音を残していることもうなづける。彼の元妻は、英ジャズ歌手、ヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」である。
    
 今宵のアルバムは、まず、トリオ・アルバム、「Rosslyn」(2002年4月録音)。「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」と多くのトリオ作品がある、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson(b)」、「ジョーイ・バロン/Joey Baron(ds)」という、このメンバーで唯一のトリオ・アルバムですが、ECMレーベルらしい静謐で耽美、硬質な演奏を聴かせる。


    
Rosslyn
ジョン・テイラー・トリオ/John Taylor Trio
Rosslyn
ECM


    
    

 そこから、「Between Moons」。トリオ演奏がアップされていませんので、2013年11月ロンドンでのソロ演奏で。

「John Taylor – Between Moons」

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 カナダ・トロント生まれであるが、主にイギリスで活躍するジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者で、美しくもプログレッシヴな演奏が特長の「ケニー・ホイーラー/Kenny Wheeler」。そのサウンドは、「クリスタル・サウンド」とも呼ばたが、2014年9月に亡くなってしまった。彼とのデュオ・アルバム、「Where Do We Go From Here」(2005)から「Fordor」を。秋にぴったりの映像をYOUTUBEからアップ。


    
Where Do We Go From Here
Kenny Wheeler & John Taylor/ケニー・ホイーラー & ジョン・テイラー
CamJazz


    
    

「Kenny Wheeler & John Taylor – Fordor」

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 さて、「ジョン・テイラー」とベースのデュオといえば、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とのデュオ盤、「Nightfall」(2003)が頭に浮かびますが、フランスのベーシスト、「ステファン・ケレッキ/Stephane Kerecki」とのデュオ盤もなかなかのもの。アコースティック・ベースが醸し出す重厚な音空間の居心地の良さ、アルバムは、「Patience」(2011)から「Gary」。


   
Patience
Stéphane Kerecki & John Taylor/ステファン・ケレッキ & ジョン・テイラー
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「Stephane Kerecki and John Taylor – Gary」

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落ち葉 新芽 切り株 萌芽 ・・・

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昨日の強風で吹き寄せられた「クヌギ(椚、櫟)」の葉が深々とした厚い絨毯を作っている。炭材として使うため、切り倒した「クヌギ」の枝先には、来年の春を待つ新芽がもう顔を出している。8年前に伐採し、再び今年も伐採した台場クヌギの切り株に、来年の春には新芽がちゃんと萌芽してくれるようにと防腐剤を丁寧に塗る。この時期、毎年繰り返される作業。ずっと昔から、8~10年毎に輪伐を繰り返されてきたこの台場クヌギたち。いつごろから、いったい何回ぐらい伐採を繰り返してきたのだろうか。落ち葉 新芽 切り株 萌芽 ・・・。ゆったりとした雲の流れ、そして永遠に繰り返す時の流れ ・・・。

さて、「何度でも繰り返して」という意味の「Time After Time」という曲。そう聞けば、多くの方は、まず「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」の1984年のヒット曲で、「マイルス・デイヴィス/Niles Davis」等多数のアーティストにカヴァーされているスタンダード・ナンバーを思い浮かべるでしょう。まあ、名曲といっていいですね。

【 Time After Time 】 by Cyndi Lauper/Robert Hyman

「♪ Lyin’ in my bed I hear the clock tick ベッドに寝転がると聞こえる時計の音
   And think of you           そんな時あなたのことを考えてしまう
   Caught up in circles confusion     思いは堂々巡りになってしまうが
   Is nothing new            それはいつものことで珍しくもない

   Flashback warm nights        突然思い出すいくつかの夜
   Almost left behind          ほとんどはもう過去のことだけれど
   Suitcase of memories        スーツケースいっぱいに詰まる位の思い出
   Time after              何度となく繰り返した思い出

   ・・・・・・・・・・・・・

   If you’re lost you can look      もしあなたが見失ったとしても
   and you will find me         探せばきっと私を見つけられる
   Time after time           何回でもね
   If you fall I will catch you      もしあなたが倒れても私が受け止めるよ
   I’ll be waiting            私はずっと待っているから
   Time after time           何度でも 何度でも

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」の歌唱で。アルバム「Simply Eva」にも収録されているが、1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズクラブ、「Blues Alley」での最後の絶唱をすべて収録した追悼盤、「Nightbird」から。

Nightbird

Eva Cassidy / Imports


「Eva Cassidy – Time After Time」

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実は、この「Time After Time」、もうひとつ同名のスタンダード曲がある。「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」が歌って1957年にヒットした曲。この曲は「ラホス・コルタイ/Lajos Koltai」監督の映画「いつか眠りにつく前に/Evening」でも使われていた。

【 Time After Time 】  作詩:Sammy Cahn 作曲:Jule Styne

「♪ Time after time,           何度でも
   I tell myself that I’m       自分に言って聞かせるんだ
   So lucky to be loving you   君を愛することができて僕は幸せ者
                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・               ♪」 

映画で歌っていたのは、「マーガレット・ホワイティング/Margaret Whiting」。なじみはないが、1940~50年代にもっとも活躍した白人女性ポピュラー・シンガーの一人で、「マイ・フーリッシュ・ハート / MY FOOLISH HEART」などが代表的なヒット曲だという。ここでは、「カーリー・サイモン/Carly Simon」の「トーチ」に続く2番目のスタンダード曲集、「マイ ロマンス/My Romance」(1990)から。往年の「恋多き奔放な女」の印象から、結婚、出産、離婚を経て、落ち着いた大人の雰囲気を纏った歌手への成長を成し遂げた。

My Romance

Carly Simon / Sbme Special Mkts.

「Carly Simon - Time After Time」

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「歌ものを弾かせたらこの人でしょう」というのが、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」。「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」という別名義のトリオ名で歌心溢れるアルバムもいくつもリリースしているお気に入りのピアノ・トリオ。自身の名の「ビル・チャーラップ・トリオ」でのアルバム、「ス・ワンダフル/’S Wonderful」(1999)から、「Time After Time」。 

ス・ワンダフル

ビル・チャーラップ・トリオ / ヴィーナスレコード

「Time After Time - Bill Charlap」

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10年がかりでクヌギを育てる

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周辺の整備も間に合い、やっと咲き出した「エドヒガン(江戸彼岸)」。そんな桜を遠目に見ながら、「クヌギ(椚、櫟)」の苗とそのドングリを再生林に植える。我々が行っている炭焼きは、かっての先人たちが里山としてずっと昔から利用していたクヌギ林のクヌギを材料としている。伐採した後も、株から新しい芽が出て、8~10年くらいで炭材としてちょうど手頃な太さに育つ。これを里人は、「台場クヌギ」と呼んで、成長しては伐採するということをずっと昔から、繰り返し繰り返し行ってきた。しかし最近その新芽が育たなくなってきたのである。最大の原因は、鹿の食害である。それに株の老齢化、最近の豪雨による表土の流出などが重なっていると考える。このまま行けば、クヌギの入手が困難であるのは目に見えているので、ドングリとそれから育てた苗を植え付ける活動を始めた。

太閤秀吉の時代からお茶席で重用されてきた菊炭。その伝統の技術を守っていこうとしている我々の活動。材料であるクヌギを絶やすわけにはいかないのである。結果がでるのは10年後。今から毎年少しずつでも育てていくつもり。10年! さて私はどうなっているのでしょうか ・・・。

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さて、今宵のピアノ。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のソロ・ピアノで、「スパルタカス 愛のテーマ/Spartacus Love Theme」。アルバムは、「Bill Evans The Solo Sessions, Vol. 1」。エヴァンスのソロ・ピアノと言えば、グラミー賞を取った、「自己との対話/Conversations With Myself」 (1963)、「アローン/Alone」(1968)がよく知られている。

本アルバムは、エヴァンスの死後にその存在が明らかになった1963年のソロ・パフォーマンス第一集。1963年といえば、彼にとって最も完成されたといわれている、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro(b
)」と「ポール・モチアン/Paul Motian(Ds)」との鉄壁トリオが、1961年、「スコット・ラファロ」の交通事故死によって崩壊したしまったまもない頃。ジャズ・トリオとしての最高の対話相手を失ってしまった「ビル・エヴァンス」。同じ年に録音された、同じくソロ・アルバム「自己との対話」はリリースされ、「The Solo Sessions」はお蔵入りしてしまったという。どんなドラマがあったのか ・・・・。

Solo Sessions 1

Bill Evans / Milestone

「自己との対話」にも収録されている美しくも儚い曲、「スパルタカス 愛のテーマ/Spartacus Love Theme」を ・・・。


「”Spartacus” Love Theme – Nardis – Bill Evans Solo 」

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