JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(86) ~ クマゼミの夏 ~

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梅雨が明けたら、この地域で一番先に鳴き出すのは、「ニイニイゼミ(ニイニイ蝉)」。それが、いつの間にか「クマゼミ(熊蝉)」のシャカシャカという鳴き声に代わっている。昔は、セミの鳴き声と言ったら、その代表は「ミンミンゼミ(ミンミン蝉)」であったが、いつごろからかめっきり減ってしまい、最近では聞こえると、「あっ、ミンミン蝉だ」と珍しがる始末である。

「クマゼミ」は南方系のセミであるため、棲息数は西日本地域に多いという。そのため、故郷・信州で子供の頃は、「クマゼミ」の声を聴いた記憶がない。関西に来て、初めて知ったセミ。黒っぽい体に透明の翅を持つ日本最大のセミであるが、昔は関西でもこんなに多くはなかったらしい。気候の温暖化のためか、段々と北上し、最近は関東地方などにも分布を広げていると聞く。

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さて、夏の音楽、ハワイアン、昭和のイージー・リスニング、「ビリー・ヴォーン/Billy Vaughn」と続けて、残るはエレキ・サウンド。思い切り陽気に暑さを吹っ飛ばす「ブライアン・セッツァー/Brian Setzer」はいかがでしょうか。彼も私の夏の定番。エレキ・サウンドというより、ロカビリー・サウンドといったほうが正しいでしょうか。決して彼の音楽が「クマゼミ」のようだというわけではありません。念のため ・・・。

金髪のリーゼント、上半身刺青の火の玉エレキおじさん、「ブライアン・セッツァー」。1959年、ニューヨーク生まれのミュージシャン、ギタリスト。なんと今年56歳です。1979年に「ストレイ・キャッツ/Stray Cats」を結成し、そのボーカル、ギター担当としてネオ・ロカビリー・ブームで一世を風靡した。1990年には、「ブライアン・セッツァー・オーケストラ/The Brian Setzer Orchestra」を結成。平行してソロ活動も行っている。

ビッグバンドの4枚目のアルバムが、「ヴァヴーム/Vavoom!」。「ペンシルヴェニア 6-5000 」、「イン・ザ・ムード」、「キャラヴァン」などを、フルバンドをバックに、エレキをノリノリで弾きまくる、歌いまくる。

Vavoom

Brian Setzer / Interscope Records

2001年、第43回グラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメンタル部門賞を獲得した代表作の一枚。「Pennsylvania 6-5000」、「イン・ザ・ムード/In the Mood」のスイング感は極めて印象的であり、「キャラバン/Caravan」のノリは、「ベンチャーズ/The Ventures」や「デューク・エリントン/”Duke” Ellington」とはまた違って楽しい。スイングとロカビリーを融合したような楽しさにすっかり虜になってしまうかもしれません。

「Brian Setzer Orchestra – Pennsylvania 6-5000」 日本公演ライヴから。

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「Brian Setzer Orchestra -Gettin’ In The Mood」

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「CARAVAN - The Brian Setzer Orchestra」

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3rdアルバムは、「ダーティー・ブギ/The Dirty Boogie」。聴けば全身アドレナリンが充満してくる。

The Dirty Boogie

Brian Setzer / Interscope Records

まさに客席と一体になった火の玉ライブ、たぶんこんなオジサン?ジイサン?は世界にセッツァー一人だけかも。

「Brian Setzer & Orchestra – Dirty boogie」

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ちょっと怖い名前のお客さん

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10日ほど前のことである。階下で妻が呼んでいる。「おおきなトンボが家に入ってきた、どうしよう。」「照明を消して、窓を開けておけば、自然に出ていくよ」と、私。日本最大のトンボとして知られる「オニヤンマ(鬼蜻蜓、馬大頭)」である。まあ、この時期になると、我が家にはいろいろな客がやってくる。虫や蝶、蛾の類は言うにおよばず、「ヤモリ(守宮)」、「ムカデ(百足)」、「鳩」までもが入り込んでくる。妻は嫌がっているが、私は、自然が近いがための恩恵であろうと感謝し、この来客を歓迎している。さて、このお客、しばらくして、「サヨナラ」とばかり羽を打ち鳴らして出て行った。

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最近のブログ記事、蝶、蝉、ときて、今回は蜻蛉(トンボ)である。私が50年前に通った高校の校章がこの「トンボ」であった。「トンボ」の校章は、ちょっと珍しいかも知れない。初代校長の「小林有也」が校章に定めたが、たしか「古事記」か「日本書紀」に由来していたと記憶している。「イザナギ」、「イザナミ」により八つの国が生み出され、日本が形づくられた。その一つが「豊秋津島(とよあきつしま)」で、今の本州地域にあたるという。「秋津」とは、「蜻蛉(とんぼ)」という意味であり、「豊秋津島(とよあきつしま)」とは、「豊かに穀物が実って、とんぼが飛び交う島」という意味だそうだ。

しかし、あの校章のトンボの種類はなんであっただろうか? 多分、秋に平地に群を成して出現する「アキアカネ(秋茜)」、いわゆる「アカトンボ」だろう。故郷で法事を終え、帰ってきたら、梅雨は明け、何という暑さであろうか。「ニイニイゼミ」がうるさい程に鳴き、最近そのテリトリーを大きく拡げている「クマゼミ(熊蝉)」が、羽化したばかりのヨタヨタした足取りで迷い込んできた。すっかり夏 ・・・。

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いつもコメントを寄せていただく「風呂井戸」さんがそのブログで、「この複雑にしてメロディアス、そして多彩な音の緊張感の連続の世界」と評したピアノトリオが、ベーシストの「ジャン・フィリップ・ヴィレ/Jean-Philippe Viret」が率いるピアノトリオ。(参照「ベーシスト~ジャン・フィリップ・ヴィレJean-Philippe Viret のピアノ・トリオ」) それならばと、ずっと昔に一度聞いたまま、しまい込んであったCDを引っ張り出して聴いてみた。

「ジャン・フィリップ・ヴィレ」。1959年、フランスのサン・クエンティンに生まれる。18歳になるまでは音楽を学んだことはなかったそうだ。やがてベースと出会い、ボルドー地方でトリオを組んで活動していたという。1979年パリに移り、1981年には、「the Double Basse orchestra」なるユニットを結成、6枚ほどのアルバムを残したという。様々なミュージシャンとの交流を経て、1998年には、ピアノの「エドワード・フェレ/Edouard Feret」、ドラムの「アントワン・バンヴィル/Antoine Banville」(後に「ファブリス・モロー/Fabrice Moreau」に代わる)とトリオを結成、今に至っている。

引っ張り出してきたのは、2002年のトリオ・セカンド・アルバム「Etant Donnes」。プログレッシブなアプローチとメロディアスな音世界が微妙なバランスで調和し、3人の見事なその調和が生み出す現代最高峰のジャズと評してもいい。久しぶりにジャズらしい世界に浸ることができた。

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品番:SKE333025
ETANT DONNES
ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ/澤野工房

 

 

上記アルバムから2曲ほど ・・・。

「Jean-Philippe Viret Trio – Dérives」

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「Jean-Philippe Viret Trio – Pilou」

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もうチョッキリ虫が

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「すこし風が秋めいてきたか?」と感じながら、山作業へと向かう。たしか先週はなかったのだが、チョッキリ虫が枝を落とし始めているのに、今週気が付いた。この山に秋が忍び寄ってきている前兆である。まだどんぐりの粒は小さいが、チョッキリ虫は見事に穴をあけ、枝を切り落としている。(拙ブログ「剣豪 チョッキリ虫」、「技の冴え ~続・剣豪チョッキリ虫~」など参照)

この時期から、もうチョッキリ虫が活動を始めるということは、今年はドングリが豊作という事か? 昨年、一昨年と、子供たちの木工細工教室に使うどんぐりの大不作に悩まされた私としては、大変うれしい前兆である。コオロギ,バッタ,キリギリス、マツムシ、スズムシ、クツワムシ、赤トンボ ・・・、チョッキリ虫は本格的な秋の虫たちの登場までの脇役、前座というところか ・・・。さあ、9月になれば、もうどんぐりなど木の実集めの段取りを考えねばなるまい。

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そして、夏の虫の主役の座をチョッキリ虫に譲りつつあるのが、セミ(蝉)。あれほど盛んだったニイニイゼミの声がクマゼミ(熊蝉)に変わってきた。今、遊びの山もウォーキングの道筋も、「シャカシャカシャカ…」と、うるさいくらい一色に聴こえているのは、このクマゼミ。クマゼミは南方系のセミであるため、棲息数は西日本地域に多いという。そのため、故郷・信州で子供の頃は、クマゼミの声を聴いた記憶がないので、関西に来て、クマゼミが主役と聞いてちょっと驚いたことがある。黒っぽい体に透明の翅を持つ日本最大のセミであるが、昔は関西でもこんなに多くはなかったらしい。気候の温暖化のせいか、段々と北上し、最近は関東地方などにも分布を広げていると聞く。しかし気のせいか、今年は、クマゼミに混じってなつかしいミンミンゼミの声も多く聞こえているようだ。蝉の世界にも、少しパワー・バランスが戻ってきたのかもしれない

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夏から秋へとゆっくりながらも季節が移ろっていく。塀に咲く朝顔ももうしばらくは楽しめそうだ。部屋のCDラックのアルバムも秋モードに入れ替えをしようか? さあ、週末。お盆も過ぎ、いつものあわただしさが戻った都会の夏の終わり。街路樹で鳴く蝉の喧騒も消え、夜の帳が降りてくる。その闇の中にそうろっと身を沈め、ビール・グラス片手にJAZZYで最高の気分に浸りたければ、もうこのアルバムでしょう。人気ピアニストの「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」が、ベースの大御所「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart」と同世代のドラマー「ビル・スチュワート/Bill Stewart」と組んだ「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の第2弾、「過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer」。チャーラップのピアノはスタンダード・ソング、いわゆる「歌」ものの解釈が抜群である。奏でる一音一音が、歌の情景を脳裏に描き出してくれる。洗練されたフレーズの流れの中に、都会性、哀愁、詩情が横溢する、まさにニューヨークJAZZ。


過ぎし夏の想い出/ニューヨーク・トリオ/ビル・チャーラップ ジェイ・レオンハート ビル・スチュアート / ヴィーナスレコード

「New York Trio - The Things We Did Last Summer / How Long Has Been Going On ?」

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同じアルバムからもう一曲、「ビル・チャーラップ」のピアノ・ソロで、「いそしぎ」のテーマ ・・・。

「The Shadow of Your Smile – Bill Charlap New York Trio」

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