関西には京都をはじめ、紅葉の名所が数多くありますが、いま真っ盛りの「ご近所の紅葉」、これも結構楽しめます。「ブドウ(葡萄)」の実に似た青紫色の実とのコントラストも鮮やかな「ツタ(蔦)」。燃えるような赤の「シダレモミジ(枝垂れもみじ)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」。そして「オニドコロ(鬼野老)」でしょうか ・・・。家の近くの小山の紅葉も鮮やかですが、なんとも電線が邪魔。
さて、今宵はピアノとベースのデュオ。イタリアの巨匠「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」とデンマークのエース・ベーシスト、「トーマス・フォネスベック/Thomas Fonnesbæk」、アルバムは、「Blue Waltz」(2018)。2017年、コペンハーゲンでのライブ・アルバム。
「エンリコ・ピエラヌンツィ」は、もう紹介不要のイタリアの巨匠。「トーマス・フォネスベック」は、1977年、デンマーク生まれ、油が乗った現在、42歳のベーシスト。「ラーシュ・ヤンソン・トリオ/Lars Jansson Trio」のベーシストとして名を馳せ、繊細かつエキサイティングなプレイで日本のジャズファンにも人気が高いという。
彼は、「ケニードリュー/Kenny Drew」の生涯の演奏のパートナーであった、「ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン(NHOペデルセン)/Niels-Henning Ørsted Pedersen」の生徒として薫陶を受け、「ラーシュ・ヤンソン」がデンマークの「オールヒュス音楽大学」で教授を努めていた時期にラーシュから指導を受けたという。若い頃から頭角を現した逸材で、1997年には、「バーリンスケ・タイデンデ音楽コンテスト」でソロベース奏者として金賞を受賞、「ヨーロピアン・ジャズ・コンテスト」では、準優勝を果たした経歴を持ち、「エンリコ・ピエラヌンツィ」がその才能に目をつけたのであろう。
近作のソロアルバム、「Wine & Waltzes」(2018)にも収録されていたアルバム・タイトル曲、ピエラヌンツィ作曲の「Blue Waltz」、「blue
がつく曲にハズレなし」などと言われていますが、どうでしょうか。そして、フォネスベック作曲の「First Impression Last」など4曲を ・・・。
BLUE WALTZ
Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk/エンリコ・ピエラヌンツィ & トーマス・フォネスベック
Stunt Records
「Blue Waltz · Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
「Everything I love – Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
「First Impression Last – Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
「Miradas – Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
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