JAZZYな生活

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秋の陽がつくる鮮やかなコントラスト

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シュウメイギク
 秋が深まり、陽が南に傾いてきたため、景色の見え方や色の感じ方が変わってきたのを実感している。「シュウメイギク(秋明菊)」の織り成す「光と影」。夏には感じなかった光と影がつくる秋の光景。

ざくろ

 鮮やかな「ザクロ(柘榴)」。空気の加減か、太陽の光線の加減か、同じ赤でも、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」などの「夏の赤」より一層深みのある赤に見える気がする。

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 「EGO-WRAPPIN’(エゴ・ラッピン)」という奇妙な名前のユニットがある。「森雅樹」、「中納(なかの)良恵」の二人によって構成される大阪出身のJAZZ色の濃いバンドである。その名を全国区で知られるようになったのが、2000年にリリースしたアルバム「色彩のブルース」である。この曲、「ディック・ミネ」や「フランク永井」など、どこか懐かしい昭和のジャズ風歌謡曲にも通ずる雰囲気を持った「今様ジャズ歌謡」。

【 色彩のブルース 】  作詞;中納良恵 作曲;中納良恵/森雅樹

「♪ 昨日の夢 オレンジ色の翳り
   今日の夢 沈黙の気配示す
   アルコールの川をゆっくり渡る
   長ぐつのリズム 心で酔いましょう

   鉛の指から流れるメロディー
   激しく染める光の渦
   あかりの色が奏でるブルース
   やさしく泣いてる吐息に 甘えさせて…

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

色彩のブルース

EGO-WRAPPIN’ / インポート・ミュージック・サービス


   

「EGO-WRAPPIN’ ー 色彩のブルース」

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 同じようなデュオ編成のユニットがこの歌をカバーしている。「Winterplay/ウインタープレイ」。かって韓国JAZZチャート第一位にランキングされたこともある人気ジャージー・ポップ・ユニットで、「ソングス・オブ・カラード・ラヴ/Songs Of Colored Love」(2009)は、日本デビュー・アルバムである。透明感に溢れる美声を持つ歌姫、「ヘウォン/Hye-won」と、「色彩のブルース」の英詩も担当し、プロデュースとソング・ライティングも手掛けるトランぺッター、「ジュハン・リー/Juhan Lee」によるデュオ・ユニット。米国西海岸発を思わせるようなクールなサウンド。

ソングス・オブ・カラード・ラヴ

WINTERPLAY / ユニバーサル ミュージック クラシック



「WINTERPLAY ー SONGS OF COLORED LOVE~色彩のブルース~」

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 そして番外編は「中森明菜」。私は歌謡曲のファンではないのですが、彼女のいくつかのアルバムには「う~ん」とうなってしまう。私生活では時折スキャンダラスな話題がつたえられたが、本当に歌はうまい。カバー・シリーズの「歌姫Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」のなかでは、Ⅱの「ZERO album~歌姫II」が一番Jazzy。スキンヘッドのジャッケトでも大きな話題になったが、中身もなかなかなもの。「色彩のブルース」のスイング感もすごい。

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ZERO album~歌姫II/
中森明菜 千住明 永六輔 康珍化 庄野真代 荒木とよひさ 竹内まりや / ユニバーサル・シグマ


   
   
   
   

「色彩のブルース ー 中森明菜」

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路傍の花、樹々の鳥(93) ~ 秋明菊の哀愁 ~

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9月~10月の秋まっさかりな時期に開花するのが、「シュウメイギク(秋明菊)」。名前通りの季節の花である。中国から古い昔に日本に入ってきた帰化植物で、名前に「キク(菊)」が付いているが、「キク(菊)」の仲間ではなく、「アネモネ」の仲間だという。この花は、季節のせいか、すこしメランコリーな気分を掻き立てる。

「シュウメイギク」が咲くウォーキングの道筋にはためく「新蕎麦」の幟。胃袋に秋が来たと感じさせる街の風景である。これはまた食べに行かなくてはなるまい。私には「新蕎麦」であるが、野鳥には彼らが大好きな「ピラカンサ」が、枝を埋めるほどにいっぱいの実をつけだしている。「ピラカンサ」とは、「トキワサンザシ」属の種類の総称で、日本では「トキワサンザシ(常盤山樝子)」、「タチバナモドキ(橘擬)」などが多く栽培されており、これらを「ピラカンサ」と呼んでいるという。 (Wikipedia)

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さて、メランコリーなムードになりがちな秋の宵に、こんな曲、「オルモスト・ブルー/Almost Blue」なんぞいかがでしょうか。前々回取り上げた「チェット・ベイカー/Chet Baker」の歌唱。

この曲は、今は「ダイアナ・クラール/Diana Krall」の旦那である「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」によって作られ、1982年のコステロのアルバム、「Imperial Bedroom」に収録されている。彼の弁によると、この歌は「チェットベイカー」の歌唱による「The Thrill Is Gone」にインスパイアされて作った曲であるという。

それを聞いて、チェットは事実上最後のスタジオ録音となったアルバム、「Let’s Get Lost」(1988)で取り上げ、アンサー・ソングというか、コステロのリスペクトに応えた。そして、同年、滞在先のアムステルダムのホテルの窓から転落死してしまった。 チェットの生涯については拙ブログ「60歳過ぎたら聴きたい歌(55) 終わりなき闇 ~チェット・ベイカー/My Funny Valentine ~」を参照して下さい。

【 Almost blue 】     作詞作曲;Elvis Costello

「♪  Almost blue                      ほとんどブルー
   Almost doing things we used to do      いつも同じことの繰り返し
   There’s a girl here and she’s almost you  横に女の子がいるけど、君とほとんど同じ
   Almost all the things that you promised with your eyes
                             君の眼が俺に約束したことのほとんど全部が
   I see in hers too                    彼女の眼の中にも見える
   Now your eyes are red from crying      いま君の眼は赤く泣きはらしているだろうが

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    Almost you                        ほとんど君
   Almost me                         ほとんど俺
   Almost blue                        ほとんどブルー   ♪」

Let’S Get Lost

Chet Baker / RCA Victor Europe

チェットの切々たる哀愁の歌唱と演奏。

「Chet Baker – Almost blue」

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路傍の花、樹々の鳥(49) ~ 秋明菊の鮮やかな白 ~

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「シュウメイギク(秋明菊)」。ウォーキングの道筋の何軒かの庭先に植えられている。しかし、名前に「キク(菊)」が付くが、実際は「菊」の仲間ではなく、「キンポウゲ科アネモネ」の仲間だそうだ。別名、「キブネギク(貴船菊)」。日本全国の山野にも自生しているが、わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方で野生化したものが、日本全国に広まったのではないかといわれている。歩いていてもひときわ目立つ。清楚な感じの中にも、艶やかな色香が漂う様が、「秋牡丹(ぼたん)」、「秋芍薬(しゃくやく)」などと呼ばれる所以であろうか。いや、むしろこちらの呼び名の方が似つかわしいと思う。
 
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さて、今宵「ヤン・ラングレン・トリオ/Jan Lundgren Trio」。スウェーデンのピアニスト、「ヤン・ラングレン」が率いるトリオである。ヨーロッパ・ジャズに共通する美意識と北欧独特の透明感が心地よい。

その端正な容姿から、「ピアノの貴公子」とも呼ばれている「ヤン・ラングレン」は、1966年、スウェーデン生まれ。スウェーデン南部の都市マルモにある「マルモ音楽学院」で学び、1981年卒業と同時に同学院で教鞭を取る。1983年、17歳の頃から多くのグループで音楽活動を開始。数々の著名な共演者から最高のピアニストと賞賛され、1994年、スウェーデンのジャズ評論家が選ぶ「The Jazz Musician of The Year」に選出される。1996年1月には初来日。2001年~2004年、「ロンリーワン/Lonely One」(2001)、「シャレード/Charade」(2002)、「パーフィディア/Perfidia」、「シェルブールの雨傘/Les Parapluies de Cherbourg」(2004)の4枚のCDを「マシュマロ・レコード」からリリースしている。いずれも、その情緒漂う美メロとタッチが浮かび上がらせる北欧の光と影。

かって仕事ではあったが、何度となく訪れたスウェーデンのマルモの街。ラングレンの写真の背景にある見覚えのある広場が懐かしい。

ロンリー・ワン
ヤン・ラングレン・トリオ / / エム アンド アイ カンパニー
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その美メロが冴えわたる、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の往年のヒット曲「ロンリー・ワン」。

「The Lonely One - JAN LUNDGREN」
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シャレード
ヤン・ラングレン・トリオ / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B000063C43
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パーフィディア
ヤン・ラングレン・トリオ / / エム アンド アイ カンパニー
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シェルブールの雨傘

ヤン・ラングレン・トリオ / インディペンデントレーベル


「Jazz In Cinemas」と題されたシリーズの一枚、上記のアルバムから、「パリの空の下で」。

「Under Paris Skies - Jan Lundgren」
 
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