JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

まち山に咲く

Tags: , , ,





 私が住んでいる団地の西側、このブログでもよく取り上げる「エドヒガン(江戸彼岸)」の群生地の猪名川を挟んだ対岸の「まち山」に、「ヤマザクラ(山桜)」が終わるこの時期に咲く「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」の群生地がある。この一帯は、私の住んでいる団地と同じ頃に開発された大規模住宅団地であるが、猪名川の支流、「虫生川(むしゅうがわ)」の侵食により、深く谷が切れ込んでいるため、開発から取り残され、「虫生の森」と名付けられ、一歩足を踏み入れると、どこの山中へ来たのかと見間違うような渓谷となっている。こんな場所を「里山」ならぬ「まち山」と呼んでいる。この群生地は、市の天然記念物にも指定され、地元のボランティの皆さんが、保全整備活動を行っている。

 1週間ほど前に訪れてみた時は、寒さが続いたためか、全然咲いていなかったので、ここ数日のポカポカ陽気、もう咲いているだろうと再度訪れてみた。普通の「ツツジ(躑躅)」よりはかなり小さな花弁であるが、ややほの暗い森の急斜面一面に咲く「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」。その凛とした白さが際立っている。

 前回訪れた日の朝日新聞のローカル版にこんな記事が載っていた。



 目を転ずれば、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」、頭上を見上げれば、「カスミザクラ(霞桜 )」、「ウワミズザクラ(上溝桜)」。見事な競演に堪能する。





 「シロバナウンゼンツツジ」。その可憐な白い花に見入っていると、「あと1週間で新しい年号に変わるんだ」という不思議な感慨が湧いてくる。しかし、我々シニアを形作って来たのは、紛れもなく「昭和」。「平成が過ぎ去る」ということより、「昭和が遠くなる」という思いのほうが強い。そんなことから、「昭和」へのノスタルジーを色濃くまとっている歌手、「浜田真理子」の曲を。「昭和ブルース」。アルバム、「mariko live romance」(2005)から。たしか「天知茂」のヒット曲。

【 昭和ブルース 】     作詞:山上路夫 作曲:佐藤勝

「♪ うまれた時が 悪いのか
    それとも俺が 悪いのか
     何もしないで 生きてゆくなら
       それはたやすい ことだけど
         ・・・・・・・・・・・・  ♪」


       
mariko live ~romance~
浜田真理子
インディーズ・メーカー


     
     

「浜田真理子 - 昭和ブルース」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 もうひとり昭和へのノスタルジーを感じさせる女性歌手は「研ナオコ」。アルバム、「恋愛論」(1993)に収録されている「山崎ハコ」の「白い花」が好きだった。

【 白い花 】   作詞・作曲 山崎ハコ

「♪ 私の目の前の白い花
   人目にもつかず咲いているけれど
    幸せそうに ほほえんで
     香りを漂わせる
      できることなら この指で
       お前を摘んでしまいたい
        あの人の心に 誇らしく
         咲いてるお前を
          ・・・・・・・・・・・  ♪」


      
恋愛論
研ナオコ
ポニーキャニオン


    
    

 「研ナオコ」のバージョンがアップされていないので、オリジナルの「山崎ハコ」で ・・・。

「白い花 – 山崎ハコ」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

   

路傍の花、樹々の鳥(207) ~ まち山に咲く ~

Tags: , ,

DSC_1025
DSC_1014
DSC_1022
b0102572_230585a
 ほの暗い急斜面の林一面に広がるように、真っ白な「ツツジ(躑躅)」が、群落となって咲いている。「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」である。

 少し前に取り上げた、私の団地内にある「エドヒガン(江戸彼岸)」で知られている「猪名川(いながわ)」の「溪のサクラ」を挟んで、対岸にすっぽりと開発から取り残されているエリアがある。「猪名川」に注ぐ「虫生川(むしゅうがわ)」の渓谷。周りは昭和40年代に開発された大規模住宅団地であるが、その川沿いだけはどこに迷い込んだのかと思うほどの渓谷で、自然が手付かずになっているだけでなく、周りが住宅地のため、鹿や猪の食害にもあっていない。そんな住宅地と隣合っている山は、「さとやま(里山)」に対して、「まちやま(街山)」と呼ばれている。

 その「まちやま(街山)」に自生し、群落となって咲いているのが、「シロバナウンゼンツツジ」。伊豆半島、紀伊半島南部、六甲山はこの「ツツジ」の三大自生地であるが、「六甲山」はすべて白い花の「シロバナウンゼンツツジ」であるという。「ウンゼン」と名がついているが、「雲仙岳」には全く自生しておらず、この「ツツジ」の名の由来ははっきりしないらしい。

DSC_0999

 この渓谷の手入れをし守っているのが、団地住民を中心としたボランティア・グループ、「虫生川周辺の自然を守る会」。マムシ谷と呼ばれ、不法投棄やツル、ササの繁茂、枯れ倒木などで暗く誰も寄り付かなかった場所を、作業道を作り、植生調査をし、間伐をして、多様性が維持できるように変えた。この期間限定で、川西五木ともなっている「シロバナウンゼンツツジ」を公開している。この前見た、「カタクリ」の群落と同じように、初めて見る、そして息を呑むような光景であった。街中にもこんな自然が残されている。ボランティア・グループに脱帽。

 さて、「town」にちなんだ今宵の曲は、古い古い、そして懐かしい曲。「It’s a Lonesome Old Town」。元々は、1930年に「ハリー・トビアス/ Harry Tobias」と「チャールス・キスコ/Charles Kisco」が、共同で作詞・作曲し、大ヒットしたたスタンダード・ナンバーだという。その後、「レス・ポール&メリー・フォード/Les Paul & Mary Ford」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」などのカバーでも知られ、息の長いポップスとして、いまだに人々の記憶に残っているようだ。

 私が知ったのは、洋楽に目覚めた高校生の頃。1961年に、邦題を「白い夜霧のブルース」として、「ビリー・ヴォーン楽団/Billy Vaughn & His Orchestra」、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「ブレンダ・リー/Brenda Lee」などのカバーで再び大ヒット。マイナーの曲で抒情性があれば、なんにでも「・・・ブルース」と邦題が付けられていた時代。日本において、「ブルース」という音楽を誤解させた元凶の一曲でもある。そうそう、この頃「松尾和子」もこの歌を歌っていた記憶がある。

【 It’s a Lonesome Old Town 】  by Harry Tobias & Charles Kisco

「♪ It’s a lonesome old town,        ここは寂しい古い街
    When you’re not around       あなたがもういないから
  I’m lonely, as I can be          やっぱり一人ぼっち         
  I never knew how much I’d miss you,  こんなに寂しくなるなんて思ってもみなかった
  But now I can plainly see.        でも今はっきりとわかったんだ
  It’s a lonesome old town,         ここは寂しい古い街
     when you’re not around,       あなたがもういないから
  How I wish you’d come back to me    あなたは帰ってきてくれるのだろうか

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 これらの曲にミスリードされたシニア世代の音楽感覚からすると、ブルースといえば、やはりむせび泣くようなサックスでしょう。ということで最初は「エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio」に、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」のサックスが絶妙に絡むコラボ・アルバム、「煙が目にしみる/Smoke Gets In Your Eyes」(2002)から。

煙が目にしみる

エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン / ヴィーナス・レコード

「Eddie Higgins Quartet – It’s A Lonesome Old Town」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、「スティング/Sting」の歌唱でも。この作品でアカデミー主演男優賞を受賞した「ニコラス・ケイジ/Nicolas Cage」主演の映画、「Leaving Las Vegas」(1996)のサウンド・トラックから。ジャズ感覚あふれる「スティング」の歌唱が記憶に残っている。

21XTWVSJV7L

     
リービング・ラスベガス [DVD]
ニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー、マイク・フィッギス (監督)
パイオニアLDC


    
    

414YKRHBZRL

    
Leaving Las Vegas Soundtrack
Sting、Don Henley、Mike Figgis
Ark 21


    
    

「Sting – It’s a Lonesome Old Town」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 泣き節サックスの曲をもう一つ。「It’s the Talk of the Town」。「ヒューストン・パーソン/Houston Person」の演奏で、ご贔屓のコンピ・アルバム、「Jazz For A Rainy Afternoon」(1998)から。

Jazz for a Rainy Afternoon

Various Artists / 32. Jazz Records


   

「It’s the Talk of the Town – Houston Person (Jazz For A Rainy Afternoon)」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
   

    

まちやまに咲く躑躅

Tags: , ,

シロバナウンゼンツツジ2
シロバナウンゼンツツジ1

 一面に広がるように真っ白な「ツツジ(躑躅)」が咲いている。「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」である。

 私が住んでいる団地のとなり団地に、すっぽりと開発から取り残されているエリアがある。開発から取り残されて、手付かずになっているだけでなく、周りが住宅地のため、鹿や猪の食害にもあっていない。そんな住宅地と隣合っている山は、「まちやま(街山)」と呼ばれている。

 その「まちやま(街山)」に咲いているのが、「シロバナウンゼンツツジ」。伊豆半島、紀伊半島南部、六甲山はこの「ツツジ」の三大自生地であるが、六甲山はすべて白い花の「シロバナウンゼンツツジ」であるという。「ウンゼン」と名がついているが、雲仙岳には全く自生しておらず、この「ツツジ」の名の由来ははっきりしないらしい。期間限定で公開されていたが、ちょっと都合が悪く、山の仲間に写真を撮って来てもらった。

 花は小さく、葉も小さいが、林の中で小さな白い花が空中に浮かぶように咲いている。美しくすごく印象的である。来年は、自分の目で ・・・。

187686-thumb-full-_seals

 今宵のピアノ。ご贔屓の「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」の近作、「Cold Sand」。

 「澤野工房」からのリリースというのが、まさにニュース。キャッチには、『彼方なる天より滴る美音の雫 イタリアが生んだピアノの魔術師 Alessandro Galati が創造する「音時空」』とある。

 過去、彼のアルバムをいくつも聴いてきたが、確かに、その美しいメロディ・ラインは、日本人の琴線をかきたてる。どれもが「泣けるピアノ・アルバム」といってもいいでしょう。

trio

 「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」。1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」を敬愛し、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせる抒情派ピアニストである。6歳でクラシック・ピアノを始め、後にジャズに強い興味を持ち、イタリアの著名なベーシスト兼ビッグバンドのアレンジャー、「ブルーノ・トマソ/Bruno Tommaso」に師事、ジャズ・オーケストラの編曲・作曲を修得したという。

「Cold Sand」。パーソネルは、最近は不動といっていい、「Alessandro Galati – piano」、「ガブリエル・エヴァンジェリスタ/Gabriele Evangelista – bass」、「ステファノ・タンボリーノ/Stefano Tamborrino – drums」。

COLD SAND

アレッサンドロ・ガラーティ・トリオ / 澤野工房

「alessandro galati trio - cold sand」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そのリリカルなプレイが日本で最初に注目されたアルバムは、ヨーロッパのトップ・ベーシスト、「パレ・ダニエルソン/Palle Danielsson」、LA在住のドラマー、「ピーター・アースキン/Peter Erskine」と共演した珠玉のトリオ・アルバム、「Traction Avant」(録音1994年)。

Traction Avant

Alessandro Galati / Via Veneto

「Alessandro Galati – Wassily」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
  

  



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.